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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース18.1
E98591-01
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4.8 チーム開発ユーティリティの管理

チーム開発ユーティリティを使用して、チーム開発設定を構成し、リリース・サマリー情報を表示し、ファイル・アップロードに対するサポートを有効化し、機能ユーティリティにアクセスし、フォーカス領域を管理し、割当て先を更新し、アップロードされたファイルを表示し、データをパージし、ニュースを管理し、リンクを更新します。

「ユーティリティ」リージョンは、チーム開発のホームページの右側に表示されます。

関連項目:

『Oracle Application Express管理ガイド』のチーム開発の管理に関する項

4.8.1 チーム開発ユーティリティへのアクセス

チーム開発ユーティリティを使用して、チーム開発データを管理します。チーム開発ユーティリティには、チーム開発のホームページの「ユーティリティ」リージョンまたはユーティリティ・ページのいずれかからアクセスできます。

チーム開発ユーティリティにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. ページの右側にある「ユーティリティ」リージョンを見つけます。

    ヒント:

    「ユーティリティ」リージョンでリンクをクリックするか、ユーティリティ・ページにアクセスすることで、ほとんどのユーティリティにアクセスできます。

  3. ページの右側にある「ユーティリティ」リージョンで、「すべてのユーティリティ」をクリックします。
  4. ユーティリティ・ページには、次のリンクがあります。
    • チーム開発の設定: To Doとバグの表示方法を指定し、リリース、所有者および優先度のデフォルト値を構成し、現在のワークスペースに対して有効にする追跡属性を決定します。

    • リリース・サマリー: ワークスペースおよび開発者の統計を確認します。

    • ファイルの無効化/ファイルの有効化: ファイル・アップロードのサポートを有効または無効にできる管理ページにリンクします。表示されるテキストは、現在の構成に基づいて変更されます。

    • 機能ユーティリティ - 複数の機能のマイルストンを一度に管理します。このページを使用すると、マイルストンを機能に割り当て、機能の期日をマイルストン日付に設定し、期日を超過した機能のマイルストンを変更し、オープンな機能の期日をプッシュできます。

    • フォーカス領域の管理: 機能ページに表示されるフォーカス領域を管理します。

    • 割当て先の更新: 選択したコンポーネントを再割当てできます。未完了のコンポーネントのみを再割当てできます(つまり、ステータスが100%未満か、マイルストン日付が将来の日付のコンポーネント)。

    • ファイルの表示 - 機能、To Doおよびバグに添付されたアップロード済ファイルを管理します。

      このオプションは、管理者がファイル・アップロード機能を有効にしたかどうかによって、「ファイルの表示」「ファイルの有効化」を切り替えます。「ファイルの有効化」と表示された場合は、管理者によってファイル・アップロード機能がまだ有効化されていません。

    • データの消去 - 選択したコンポーネントのすべてのエントリを削除します。このオプションは、新しい開発サイクルを開始するとき、またはテスト用のワークスペースの使用後に役立ちます。

    • ニュースの管理: チーム開発のホームページおよびワークスペースのホームページに表示されるニュース・エントリを管理します。

    • リンクの管理: 他のワークスペース・ユーザーと共有するリンクを管理します。

    • To Doの自動作成: アプリケーションのすべてのページに自動的にTo Doを作成します。

    • 期限経過したバグのプッシュ: オープン・バグの推定修正日を延期します。プッシュが必要なバグのみをフィルタ処理および選択して、任意の日数分延期できます。

関連項目:

  • チーム開発の設定の構成

  • 『Oracle Application Express管理ガイド』のチーム開発でのファイル・アップロードに対するサポートの有効化に関する項

4.8.2 チーム開発の設定の構成

チーム開発の設定を構成して、機能およびTo Doのデフォルト動作を指定します。リリース、所有者および優先度のデフォルト値を選択して、現在のワークスペースに対して有効になる機能属性を決定します。

「チーム開発」設定を編集するには、次の手順を実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」で、「チーム開発の設定」をクリックします。

    設定ページが表示されます。

  3. 対象となる属性を編集します。

    属性の詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

    1. リリース: 新規タスクの作成時に使用されるデフォルト・リリースです。
    2. 所有者: 機能およびTo Doタスクの作成時のデフォルトの所有者です。
    3. 優先度: 機能作成時のデフォルトの優先度です。
    4. 承認ステータスの有効化: 機能の承認ステータスを有効または無効にします。
  4. 追跡属性で、どの属性が使用可能かを指定します。属性のグループごとに、「はい」を選択してグループを含めるか、「いいえ」を選択してグループを非表示にします。
    1. ユーザー・インタフェース
    2. テスト
    3. ドキュメント
    4. グローバリゼーション
    5. セキュリティ
    6. アクセシビリティ
  5. 「変更の適用」をクリックします。

ヒント:

設定をデフォルト値に戻すには、「デフォルトにリセット」をクリックします。

4.8.3 リリース・サマリーの表示

リリース・サマリー・ページで、リリース別またはマイルストン別のレポートのサマリーを表示します。

「リリース・サマリー」レポートにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」で、「リリース・サマリー」をクリックします。
    リリース・サマリー・ページが表示されます。
  3. ページ上部の検索バーを使用して、ビューにフィルタを適用します。
    • 「表示」から、「マイルストンの詳細」または「サマリー」を選択します。
    • ビューをフィルタ処理するには、開発者またはリリースを選択し、「設定」をクリックします。
  4. レポートを電子メールで送信するには、次の操作を実行します。
    1. 「電子メール」をクリックします。
    2. 電子メール・レポート・ページで、適切なフィールドに入力します。必須フィールドには、赤いアスタリスク(*)が付いています。

      属性の詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

    3. 「電子メール」をクリックします。
  5. レポートをデフォルト・ビューに戻すには、「リセット」をクリックします。

4.8.4 機能ユーティリティの管理

機能ユーティリティ・ページを使用して、マイルストンを機能に割り当て、機能の期日をマイルストン日付に設定し、オープンな機能の期日をプッシュできます。

機能ユーティリティにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」で、「機能ユーティリティ」をクリックします。
  3. 「機能ユーティリティ」で、ユーティリティを選択します。
    • 機能へのマイルストンの割当て(現在マイルストンが割り当てられていない機能のみ)

    • 機能の期日をマイルストン日付に設定(機能にのみ影響)

    • オープンな機能の期限のプッシュ

  4. 「次へ」をクリックします。
  5. 画面に表示されるステップに従います。

4.8.5 フォーカス領域の名前の変更

機能を作成または更新する際、フォーカス領域に割り当てることができます。「フォーカス領域の管理」を使用して、フォーカス領域の名前を変更します。

既存の機能であるフォーカス領域の名前を変更するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」で、「フォーカス領域の管理」をクリックします。

    「フォーカス領域の管理」ページが表示されます。

  3. フォーカス領域を探し、「編集」アイコンをクリックします。
  4. 「変更後の名前」に編集内容を入力し、「変更の適用」をクリックします。

4.8.6 添付ファイルのダウンロード

ワークスペースレベルで有効にすると、機能、To Doまたはバグにファイルを添付できます。チーム開発ファイル・ページを使用して、添付ファイルをダウンロードします。

ヒント:

この機能を使用するには、「管理」、「サービスの管理」、「ワークスペース・プリファレンスの設定」で、「ファイル・リポジトリの有効化」属性を「はい」に設定する必要があります。管理者は、「チーム・アクション」リストで「ファイルの有効化」をクリックすることで、チーム開発でこのページにアクセスすることもできます。

機能、To Doおよびバグに添付されたファイルをダウンロードするには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」で、「ファイルの表示」をクリックします。

    チーム開発ファイル・ページが表示されます。

  3. ファイルをダウンロードするには、名前をクリックします。

関連項目:

『Oracle Application Express管理ガイド』のチーム開発での添付ファイルに対するサポートの有効化に関する項。

4.8.7 データのパージ

チーム開発コンポーネントのタイプ(つまり、機能、マイルストン、To Do、バグまたはフィードバック)に関連付けられたデータを削除します。

コンポーネント・タイプに関連付けられたデータをパージするには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」で、「データのパージ」をクリックします。
  3. 「データのパージ」で、パージするデータのタイプを選択します。
    • 機能
    • マイルストン
    • To Do
    • バグ
    • フィードバック
  4. 「パージ」をクリックします。

4.8.8 ニュース・エントリの管理

「ニュース」リージョンは、現在のワークスペースの他のユーザーとやり取りする場合に使用します。ニュースは、Application Expressのホームページ、チーム開発のホームページおよびニュース・ページに表示されます。

新規エントリを追加、編集または削除するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」で、「ニュースの管理」をクリックします。
    ニュース・ページが表示されます。
  3. ニュース・アイテムを追加するには、次のステップを実行します。
    1. 「ニュースの追加」をクリックします。
    2. ニュース・ページで、「ニュース・エントリ」フィールドにテキストを入力します。
    3. 「ニュースの追加」をクリックします。
  4. ニュース・アイテムを編集するには、次の操作を実行します。
    1. ニュース・アイテムを選択します。
    2. ニュース・エントリを編集します。
    3. 「変更の適用」をクリックします。
  5. ニュース・アイテムを削除するには、次の操作を実行します。
    1. ニュース・アイテムを選択します。
    2. 「削除」をクリックします。

4.8.9 ワークスペースのメンバーを持つリンクの管理

リンクを追加、編集または削除するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。
  2. 「ユーティリティ」で、「リンクの管理」をクリックします。
    ニュース・ページが表示されます。
  3. リンクを追加するには:
    1. 「リンクの作成」をクリックします。
    2. リンク・ページで、該当するフィールドを編集します。必須フィールドには、赤いアスタリスク(*)が付いています。属性の詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
    3. 「リンクの作成」をクリックします。
    4. リンクにアクセスするには、リンク名をクリックします。
  4. リンクを編集する手順は、次のとおりです。
    1. リンク名の横にある「編集」アイコンをクリックします。
    2. リンク・ページで、該当するフィールドを編集します。必須フィールドです。
    3. 「変更の適用」をクリックします。
  5. リンクを削除するには:
    1. リンク名の横にある「編集」アイコンをクリックします。
    2. リンク・ページで、該当するフィールドを編集します。必須フィールドです。
    3. 「削除」をクリックします。