Oracle Application Expressランタイム環境について理解します。
あらゆるソフトウェア開発のライフ・サイクルと同様に、開発、テスト/QAおよび本番用の環境は別々にするよう、強くお薦めします。Oracle Application Expressでは、テストおよび本番インスタンス用にOracle Application Expressのランタイム・バージョンのみをインストールする機能がサポートされています。このランタイム環境により、インストールするフットプリントと権限を最小限に抑えることができます。また、ランタイム・インスタンスでは開発者が本番アプリケーションを不注意で更新することが避けられるため、アプリケーションのセキュリティが向上します。
Oracle Application Expressランタイム環境では、本番アプリケーションは実行できますが、管理用のWebインタフェースは提供されません。ランタイム環境に含まれるのは、アプリケーションの実行に必要なパッケージのみです。このため、ランタイム環境はより堅牢な環境となります。Oracle Application Expressランタイム環境は、SQL*PlusまたはSQL DeveloperおよびAPEX_INSTANCE_ADMIN
APIを使用して管理します。
参照:
『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の「Application Expressのランタイム環境の利点について」
既存のインスタンスに対して開発者インタフェースの削除または追加を行うスクリプトが提供されます。対応するインストールのタイプの詳細は、次のいずれかを参照してください。