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Oracle® Application Expressインストレーション・ガイド
リリース18.1
E98589-01
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1.5 Oracle Application Expressランタイム環境について

Oracle Application Expressランタイム環境について理解します。

あらゆるソフトウェア開発のライフ・サイクルと同様に、開発、テスト/QAおよび本番用の環境は別々にするよう、強くお薦めします。Oracle Application Expressでは、テストおよび本番インスタンス用にOracle Application Expressのランタイム・バージョンのみをインストールする機能がサポートされています。このランタイム環境により、インストールするフットプリントと権限を最小限に抑えることができます。また、ランタイム・インスタンスでは開発者が本番アプリケーションを不注意で更新することが避けられるため、アプリケーションのセキュリティが向上します。

Oracle Application Expressランタイム環境では、本番アプリケーションは実行できますが、管理用のWebインタフェースは提供されません。ランタイム環境に含まれるのは、アプリケーションの実行に必要なパッケージのみです。このため、ランタイム環境はより堅牢な環境となります。Oracle Application Expressランタイム環境は、SQL*PlusまたはSQL DeveloperおよびAPEX_INSTANCE_ADMIN APIを使用して管理します。

参照:

『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の「Application Expressのランタイム環境の利点について」

既存のインスタンスに対して開発者インタフェースの削除または追加を行うスクリプトが提供されます。対応するインストールのタイプの詳細は、次のいずれかを参照してください。