Oracle Application Expressの単一インスタンスを、1つ以上の言語変換されたバージョンとともにインストールできます。
Oracle Application Expressのインタフェースは、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、簡体字中国語および繁体字中国語に変換できます。Oracle Application Expressの単一インスタンスは、これらの言語変換されたバージョンを1つ以上実装してインストールできます。開発者は、画面またはホーム・ページのアプリケーション・ビルダーのログから言語を選択するのみで、インストールされたあらゆる言語におけるApplication Expressの開発環境を実行することを選択できます。
他の言語をインストールするには、後述の追加ファイルが含まれているapex_18.1.zip
ファイルを使用する必要があります。以前にapex_18.1_en.zip
をダウンロードした場合、Oracle Application Expressを再インストールする必要はありません。 apex_18.1zip
をダウンロードして、apex_18.1_en.zip
を解凍した同じディレクトリにファイルを解凍するのみです。
言語変換されたバージョンのOracle Application Expressは、その特定言語をサポートするキャラクタ・セットが実装されたデータベースにロードする必要があります。言語変換されたバージョンのOracle Application Expressを、その言語の文字コードをサポートしないデータベースにインストールすると、インストールが正常に実行されなかったり、言語変換されたOracle Application Expressインスタンスが実行時に破損しているように見える場合があります。データベース・キャラクタ・セットAL32UTF8
は、言語変換されたすべてのバージョンのOracle Application Expressをサポートします。
言語変換されたバージョンのOracle Application Expressを手動でインストールするには、SQL*Plusを使用します。インストール・ファイルはAL32UTF8
にエンコードされます。
注意:
言語変換されたバージョンのOracle Application Expressをインストールするには、ターゲット・データベースのキャラクタ・セットにかかわらず、SQL*Plusを起動する前に環境変数NLS_LANG
のキャラクタ・セット値をAL32UTF8
に設定する必要があります。
言語変換されたバージョンのOracle Application Expressのロードに有効なNLS_LANG
設定の例を次に示します。
American_America.AL32UTF8 Japanese_Japan.AL32UTF8