プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Application Expressインストレーション・ガイド
リリース18.1
E98589-01
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

B.8 同時ジョブ数の制御

同時実行ジョブ数の指定について理解します。

B.8.1 同時ジョブ数の管理について

最大同時実行ジョブ数の管理について理解します。

JOB_QUEUE_PROCESSESには、同時に実行するジョブの最大数を指定します。Oracle Application Expressでは、トランザクションのサポートおよびSQLスクリプトでジョブが必要です。JOB_QUEUE_PROCESSESが有効でなく、正常に動作していない場合、スクリプトを正常に実行することはできません。

B.8.2 JOB_QUEUE_PROCESSESの数の表示

JOB_QUEUE_PROCESSESの数は3つの方法で表示できます。

B.8.2.1 インストール・ログ・ファイルでのJOB_QUEUE_PROCESSESの表示

インストール・ログ・ファイルでのJOB_QUEUE_PROCESSESの見方を理解します。

B.8.2.2 Oracle Application ExpressでのJOB_QUEUE_PROCESSESの表示

Application Expressの「バージョン情報」ページでのJOB_QUEUE_PROCESSESの数の表示を理解します。

Application Expressのバージョン情報ページを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Expressにサインインします。
  2. ページの最上部にあるヘルプ・メニューを見つけます。
  3. 「ヘルプ」メニューから「バージョン情報」を選択します。

    Application Expressのバージョン情報ページが表示されます。ページの下部に、現在のJOB_QUEUE_PROCESSESの数が表示されます。

B.8.2.3 SQL*PlusによるJOB_QUEUE_PROCESSESの表示

次のSQLコマンドを実行して、SQL*PlusでJOB_QUEUE_PROCESSESの数を表示する方法を理解します。

SELECT VALUE FROM v$parameter WHERE NAME = 'job_queue_processes'

B.8.3 JOB_QUEUE_PROCESSESの数の変更

SQL*Plusで次のSQL文を実行して、JOB_QUEUE_PROCESSESの数を変更できます。

JOB_QUEUE_PROCESSESの数を更新するには、次のステップを実行します。

  1. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
  2. SQL*Plusで次のSQL文を実行します。
    ALTER SYSTEM SET JOB_QUEUE_PROCESSES = <number>
    

    たとえば、ALTER SYSTEM SET JOB_QUEUE_PROCESSES = 20を実行すると、JOB_QUEUE_PROCESSESは20に設定されます。