C DBATコネクタのファイルおよびディレクトリ
この付録では、DBATコネクタに対応するファイルおよびディレクトリを説明した表をリストします。次の項目が含まれます。
C.1 インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ
表C-1に、インストール・メディア上のファイルおよびディレクトリを示します。
表C-1 インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ
インストール・メディア・ディレクトリのファイル | 説明 |
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org.identityconnectors.databasetable-12.3.0.jar |
このJARファイルはICFコネクタ・バンドルです。 |
generator/dbat-generator-12.2.1.3.0.zip |
このzipファイルにはDBATジェネレータが含まれます。DBATジェネレータは、ターゲット・システム・スキーマを検出してコネクタ・パッケージを生成します。コネクタ・インストーラはこのパッケージ内のXMLファイルを使用して、コネクタ操作で使用されるコネクタ・コンポーネントを作成します。 コネクタ・パッケージのディレクトリ構造を表C-3に示します。 |
resourcesディレクトリにあるファイル |
これらの各リソース・バンドルには、コネクタで使用される言語固有の情報が含まれます。コネクタのデプロイ中に、このファイルはOracle Identity Governanceデータベースにコピーされます。 ノート: リソース・バンドルは、GUI要素ラベルおよびメッセージを含む、ローカライズ・バージョンのテキスト文字列を含むファイルです。 |
表C-2に、dbat-generator-12.2.1.3.0.zipファイル内のファイルとディレクトリを示します。
表C-2 dbat-generator-12.2.1.3.0.zipファイル内のファイルおよびディレクトリ
dbat-generator-12.2.1.3.0.zipファイル内のファイルおよびディレクトリ | 説明 |
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bin/classpath.cmd bin/classpath-append.cmd |
これらのファイルには、Microsoft Windowsのクラスパスに(libディレクトリに存在する) JARファイルを追加するコマンドが含まれます。 |
bin/DBATGenerator.cmd bin/DBATGenerator.sh |
このファイルにはDBATジェネレータを実行するコマンドが含まれます。.cmdファイルは、DBATジェネレータのMicrosoft Windowsバージョンです。同様に、.shファイルは、DBATジェネレータのUNIXバージョンです。 |
bin/logging.properties |
このファイルには、DBATジェネレータのデフォルトのロギング構成が含まれます。 |
lib/connector-framework-internal |
このJARファイルには、ICFを実装するクラス・ファイルが含まれます。 |
lib/connector-framework |
このJARファイルには、ICF Application Program Interface (API)を定義するクラス・ファイルが含まれます。このAPIは、Oracle Identity Governanceとこのコネクタ間の通信に使用されます。 |
lib/dbat-generator-oim-integration |
このJARファイルには、DBATジェネレータのクラス・ファイルが含まれます。 |
lib/groovy-all |
このJARファイルには、DBATジェネレータの実行に必要なGroovyライブラリが含まれます。 |
lib/org.identityconnectors.databasetable-12.3.0.jar |
このJARファイルはアイデンティティ・コネクタ・バンドルです。このファイルは、コネクタのインストール時にOracle Identity Governanceデータベースにコピーされます。 |
resources/DBATConfiguration.groovy |
このファイルには、ターゲット・システムを信頼できるソースまたはターゲット・リソースとして構成するために使用される、ターゲット・スキーマの基本情報を格納するプロパティが含まれます。また、これには、コネクタがターゲット・システムに接続するための方法に関する情報も格納されます。 |
xml/DBAT-auth-template.xml |
このファイルには、認可アプリケーションの作成に必要なコネクタ・オブジェクトの定義が含まれます。Oracle Identity Governanceとターゲット・システムとの接続に必要な一定の詳細が含まれます。これには、ターゲット・システムに固有の構成の詳細、属性マッピング、相関ルールおよびリコンシリエーション・ジョブも含まれています。 |
xml/DBAT-target-template.xml |
このファイルには、ターゲット・アプリケーションを作成するために必要なコネクタ・オブジェクトの定義が含まれます。Oracle Identity Governanceとターゲット・システムとの接続に必要な一定の詳細が含まれます。これには、ターゲット・システムに固有の構成の詳細、属性マッピング、相関ルールおよびリコンシリエーション・ジョブも含まれています。 |
C.2 生成されたコネクタ・パッケージのファイルおよびディレクトリ
表C-3に、生成されたコネクタ・パッケージのファイルおよびディレクトリを示します。
表C-3 生成されたコネクタ・パッケージのファイルおよびディレクトリ
コネクタ・パッケージのファイル | 説明 |
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bundle/org.identityconnectors.databasetable-12.3.0.jar |
このJARファイルにはコネクタ・バンドルが含まれます。 |
configuration/IT_RES_DEF-CI.xml |
このXMLファイルには、コネクタ・インストール・プロセス時にコネクタ・インストーラによって使用される構成情報が含まれます。 |
dataset |
groovyファイルのprovisionDatasetFile、modifyResourceDatasetFileまたはrequestDMDatasetsFileエントリに値を入力した場合、datasetディレクトリにDataset.xmlファイルが格納されます。それ以外の場合、このディレクトリは空です。 Dataset.xmlファイルには、ユーザーの作成と変更のプロビジョニング操作のためのデータセット関連の定義が含まれます。このファイルが使用されるのは、リクエストベースのプロビジョニングを有効にする場合です。 |
resources/dbat-generator.properties |
このプロパティ・ファイルには、ロケール固有のプロパティが含まれます。このファイルをテンプレートとして使用し、ロケール関連のプロパティを追加または更新できます。 |
xml/IT_RES_DEF-ConnectorConfig.xmlファイル |
このXMLファイルには、ITリソース、参照定義、スケジュール済タスク、プロセス・フォーム、リソース・オブジェクトなどのコネクタ・コンポーネントの定義が含まれます。 このファイルは、コネクタ構成ファイルとも呼ばれます。 |