3.2 拡張設定パラメータ
拡張構成パラメータは、ターゲット・アプリケーションと認可アプリケーションのどちらを作成するかによって異なります。
3.2.1 拡張設定パラメータ
これらは、リコンシリエーション操作およびプロビジョニング操作の際にコネクタで使用される構成関連のエントリです。
表3-2 拡張設定パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
relURIs | はい |
このエントリは、このコネクタでサポートされている各オブジェクト・クラスの相対URLおよびこれらのオブジェクト・クラスで実行可能なコネクタ操作を含みます。 サンプル値:
|
nameAttributes | いいえ |
このエントリは、このコネクタにより処理されるすべてのオブジェクトのnamehelpText="Target属性を含みます。たとえば、ユーザー・アカウントに使用される__ACCOUNT__各オブジェクト・クラスの__NAME__の名前属性はuser_nameです。 サンプル値:
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uidAttributes | いいえ |
このエントリは、このコネクタにより処理されるすべてのオブジェクトのuidhelpText="Target属性を含みます。たとえば、各オブジェクト・クラスの__UID__です。 サンプル値:
|
Bundle Name | はい |
このエントリは、コネクタ・バンドルの名前を保持します。 サンプル値: org.identityconnectors.genericrest 注意: このエントリは変更できません。 |
Bundle Version | はい |
このエントリは、コネクタ・バンドルのバージョンを保持します。 サンプル値: 12.3.0 注意: このエントリは変更できません。 |
Connector Name | いいえ |
このエントリは、コネクタの名前を含みます。 サンプル値: |
opTypes | いいえ |
このエントリは、コネクタでサポートされる各オブジェクト・クラスのHTTP操作タイプを指定します。値はカンマ区切りで、次の形式です: OBJ_CLASS.OP=HTTP_OP この形式において、OBJ_CLASSはコネクタ・オブジェクト・クラス、OPはコネクタ操作(CreateOp、UpdateOp、SearchOpなど)、およびHTTP_OPはHTTP操作(GET、PUTまたはPOST)です。 サンプル値:
|
pageSize | いいえ |
このエントリは、検索操作に対して1ページに表示されるリソース数を保持します。 サンプル値: |
jsonResourcesTag | いいえ |
このエントリは、リコンシリエーション中に単一ペイロード内の複数のエントリの解析のために使用されるjsonタグ値を含みます。 サンプル値:
|
httpHeaderContentType | いいえ |
このエントリは、ヘッダーの、ターゲット・システムが予期するコンテンツ・タイプを含みます。 サンプル値: |
httpHeaderAccept | いいえ |
このエントリは、ヘッダーの、ターゲット・システムに対して期待する受入タイプを含みます。 サンプル値: |
specialAttributeTargetFor | いいえ |
このエントリには、属性がターゲット・システム・エンドポイントに存在する形式がリストされます。値はカンマ区切りで、次の形式で示されます: OBJ_CLASS.ATTR_NAME= TARGET_FORMAT。 サンプル値: |
Special AttributeHandling | いいえ |
このエントリには、値をターゲットに1つずつ("SINGLE")送信する必要がある特殊属性がリストされます。値はカンマ区切りで、次の形式で示されます: OBJ_CLASS.ATTR_NAME.PROV_OP=SINGLE。 サンプル値:
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Custompayload | いいえ |
このエントリは、標準の形式ではないすべての操作のペイロードを示します。 サンプル値: |
passwordAttribute | いいえ |
このエントリは、__PASSWORD__属性にマッピングされるターゲット・システム属性の名前を含みます。 サンプル値: |
childFieldsWithSingleEnd |
いいえ |
このエントリは、単一のエンドポイント・レスポンスからの特殊属性データを指定します。 サンプル値: |
pageUrlAttribute | いいえ |
このエントリは、次のレコード・セットのページ区切りのために使用されるJSONレスポンス属性を指定します。 サンプル値: |