3.3.1 ターゲット・アプリケーションの属性マッピング
ターゲット・アプリケーションの「スキーマ」ページには、Oracle Identity Governanceの属性をターゲット・システムの列にマップするデフォルトのスキーマ(コネクタに付属)が表示されます。コネクタは、リコンシリエーションおよびプロビジョニングの操作中にこれらのマッピングを使用します。
Salesforceユーザー・アカウントのデフォルト属性
表3-3に、Oracle Identity Governanceのプロセス・フォーム・フィールドとSalesforceターゲット・アプリケーションの列間のユーザー固有の属性マッピングを示します。
必要に応じて、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』のターゲット・アプリケーションの作成に関する項の説明に従って、新しい属性を追加したり既存の属性を削除することでデフォルトの属性マッピングを編集できます。
表3-3 Salesforceユーザー・アカウントのデフォルトの属性マッピング
表示名 | ターゲット属性 | データ型 | 必須プロビジョニング・プロパティ | プロビジョニング・フィールド | リコンシリエーション・フィールド | キー・フィールド | 大/小文字を区別しない |
---|---|---|---|---|---|---|---|
プロファイル名 |
ProfileId |
String |
× |
○ |
○ |
× |
該当なし |
ユーザー名 |
__NAME__ |
String |
○ |
○ |
○ |
× |
該当なし |
姓 |
LastName |
String |
○ |
○ |
○ |
× |
該当なし |
電子メール |
|
String |
○ |
○ |
○ |
× |
該当なし |
名 |
FirstName |
String |
× |
○ |
○ |
× |
該当なし |
ID |
__UID__ |
String |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
パスワード |
__PASSWORD__ |
String |
× |
○ |
× |
× |
該当なし |
タイムゾーン | TimeZoneSidKey | String | ○ | ○ | ○ | × | 該当なし |
ロール名 | UserRoleId | String | × | ○ | ○ | × | 該当なし |
マネージャ | ManagerId | String | × | ○ | ○ | × | 該当なし |
別名 | Alias | String | ○ | ○ | ○ | × | 該当なし |
LocaleSidKey | LocaleSidKey | String | ○ | ○ | ○ | × | 該当なし |
EmailEncodingKey | EmailEncodingKey | String | ○ | ○ | ○ | × | 該当なし |
LanguageLocaleKey | LanguageLocaleKey | String | ○ | ○ | ○ | × | 該当なし |
電話 | Phone | String | × | ○ | ○ | × | 該当なし |
FAX | Fax | String | × | ○ | ○ | × | 該当なし |
モバイル | MobilePhone | String | × | ○ | ○ | × | 該当なし |
IsActive | IsActive | String | × | ○ | ○ | × | 該当なし |
ステータス | __ENABLE__ | String | × | × | ○ | × | 該当なし |
ITリソース名 | Long | × | × | ○ | × | 該当なし |
表3-3に、デフォルトのユーザー・アカウント属性マッピングを示します。
図3-1 Salesforceターゲット・ユーザー・アカウント用のデフォルトの属性マッピング
![Salesforceターゲット・ユーザー・アカウント用のデフォルトの属性マッピング Salesforceターゲット・ユーザー・アカウント用のデフォルトの属性マッピング](img/12c_default_attr_map_sf_targtuser_acc.gif)
グループのデフォルトの属性マッピング
「グループのデフォルトの属性マッピング」に、Oracle Identity Governanceのプロセス・フォーム・フィールドとSalesforceターゲット・アプリケーションの列間のグループ属性マッピングを示します。
必要に応じて、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』のターゲット・アプリケーションの作成に関する項の説明に従って、新しい属性を追加したり既存の属性を削除することでデフォルトの属性マッピングを編集できます。
表3-4 グループのデフォルトの属性マッピング
表示名 | ターゲット属性 | データ型 | 必須プロビジョニング・プロパティ | リコンシリエーション・フィールド | キー・フィールド | 大/小文字を区別しない |
---|---|---|---|---|---|---|
グループ名 |
__GROUP__~__GROUP__~GroupId |
String |
× |
○ |
○ |
該当なし |
「グループのデフォルトの属性マッピング」に、グループ属性マッピングを示します。
グループのデフォルトの属性マッピング
![グループのデフォルトの属性マッピング グループのデフォルトの属性マッピング](img/12c_groups_schema_rest.png)
地域権限のデフォルト属性
表3-5に、Oracle Identity Governanceのプロセス・フォーム・フィールドとSalesforceターゲット・アプリケーションの列間の地域属性マッピングを示します。必要に応じて、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』のターゲット・アプリケーションの作成に関する項の説明に従って、新しい属性を追加したり既存の属性を削除することでデフォルトの属性マッピングを編集できます
表3-5 地域権限のデフォルト属性
表示名 | ターゲット属性 | データ型 | 必須プロビジョニング・プロパティ | 必須プロビジョニング・プロパティ | リコンシリエーション・フィールド | キー・フィールド | 大/小文字を区別しない |
---|---|---|---|---|---|---|---|
地域 |
|
String |
× |
○ |
○ |
○ |
該当なし |
「地域権限のデフォルト属性」に、地域権限のデフォルト属性を示します。
地域権限のデフォルト属性
![地域権限のデフォルト属性 地域権限のデフォルト属性](img/12_c_territory-entitlement.png)
権限セット権限のデフォルト属性
表3-6に、Oracle Identity Governanceのプロセス・フォーム・フィールドとSalesforceターゲット・アプリケーションの列間の権限セット属性マッピングを示します。
必要に応じて、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』のターゲット・アプリケーションの作成に関する項の説明に従って、新しい属性を追加したり既存の属性を削除することでデフォルトの属性マッピングを編集できます。
表3-6 権限セット権限のデフォルト属性
権限セット権限のデフォルト属性 | ターゲット属性 | データ型 | 必須プロビジョニング・プロパティ | リコンシリエーション・フィールド | キー・フィールド | 大/小文字を区別しない |
---|---|---|---|---|---|---|
権限セット | __PERMISSIONSET__~__PERMISSIONSET__~PermissionSetId |
String | × | ○ | ○ | 該当なし |
権限セット権限のデフォルト属性
![権限セット権限のデフォルト属性 権限セット権限のデフォルト属性](img/12_c_permission_sets_entitlement_rest.png)