9 既知の問題

ここでは、このリリースのコネクタに関連する既知の問題について説明します。

9.1 信頼できるソースの削除リコンシリエーションの実行後にユーザーがプロビジョニングされた状態のままである

信頼できる削除リコンシリエーションの実行後、ユーザーがOracle Identity Governanceから削除されても、ユーザーはプロビジョニングされた状態のままです。

この問題は、アイデンティティ・データがターゲット・システムからOracle Identity Governanceに正しくリコンサイルされ、日常的なアカウントの更新がOracle Identity Governanceからターゲット・システムにプロビジョニングされる場合は常に発生します。

回避策:

信頼できる削除リコンシリエーション・タスクの実行後、ターゲット削除リコンシリエーションのスケジュール済タスクを実行します。アカウント・リコンシリエーションの完了後、スケジュール済タスクによってアカウント・ステータスが「失効」に変換されます。

9.2 プロビジョニング操作中に不正なレスポンス・メッセージが表示される

プロビジョニング操作中、コネクタにタイムアウト・エラーが発生すると、正しくないレスポンス・メッセージがスケジュール済タスクのリソース履歴に表示されます。

レスポンス: CONNECTOR_EXCEPTION

レスポンスの説明: 不明なレスポンスを受信しました

回避策:

この問題の回避策はありません。

9.3 アップグレード後に親フォームが子フォームにリンクされない

コネクタのアップグレード後に、親フォームが子フォームにリンクされません。

回避策:

新しいバージョンの親フォームを作成し、アクティブにする必要があります。

9.4 暗号化されたパラメータの更新後に、他の暗号化されたパラメータが更新されたように見える

loginUserPasswordなどの暗号化された基本構成パラメータを更新すると、passphraseやrbacRolePasswordなどのその他の暗号化されたパラメータも更新されたように見えます。

回避策:

この問題の回避策はありません。