8 インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ

これらは、コネクタのインストール・パッケージのSiebelコネクタを構成するファイルおよびディレクトリです。

表8-1に、インストール・メディア上のファイルおよびディレクトリを示します。

表8-1 インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ

インストール・メディア・ディレクトリのファイル 説明

bundle/org.identityconnectors.siebel-12.3.0.jar

このJARファイルは、コネクタが現在のリリースで使用しているICFバンドルです。

configuration/SiebelConnector-CI.xml

このファイルは、CIベース・コネクタのインストールに使用します。このXMLファイルには、コネクタのインストールで使用される構成の情報が含まれます。

Datasetsディレクトリにあるファイル

これらのXMLファイルは、リクエストベースのプロビジョニング操作中にリクエスタが発行する情報を指定します。

resourcesディレクトリにあるファイル

これらの各リソース・バンドルには、コネクタで使用される言語固有の情報が含まれます。コネクタのインストール時に、これらのリソース・バンドルはOracle Identity Managerデータベースにコピーされます。

ノート: リソース・バンドルは、管理およびユーザー・コンソールに表示されるローカライズ・バージョンのテキスト文字列を含むファイルです。これらのテキスト文字列には、GUI要素のラベルおよびメッセージが含まれます。

test-utility/example-config.groovy

このファイルには、基本的なプロビジョニング操作をテストするために変更できるサンプル構成が含まれます。

test-utility/test-utility.jar

このJARファイルには、コネクタに対して基本的なプロビジョニング・テスト(作成、更新および削除)を実行するテスト・ユーティリティが含まれます。

xml/Siebel-ConnectorConfig.xml

このXMLファイルには、次のコネクタ・コンポーネントの定義が含まれます。

  • ITリソース定義

  • プロセス・フォーム

  • プロセス・タスクおよびアダプタ

  • 参照定義

  • リソース・オブジェクト

  • プロセス定義

  • スケジュール済タスク

  • リコンシリエーション・ルール

xml/SiebelConnectorRequestDatasets.xml

このXMLファイルには、ユーザー・プロビジョニング操作の作成および変更用の、データセット関連定義が含まれます。このファイルは、デプロイメント・マネージャを使用したリクエストベースのプロビジョニングを有効にする場合に使用されます。

ノート: このファイルは、Oracle Identity Managerの11.1.2より前のリリースを使用している場合にのみ使用します。

xml/Siebel-auth-template.xml

このファイルには、認可アプリケーションを作成するために必要なコネクタ・オブジェクトの定義が含まれます。これには、Oracle Identity Governanceとターゲット・システムを接続するために必要な特定の詳細が含まれています。また、ターゲット・システム、属性マッピング、相関ルール、およびリコンシリエーション・ジョブに固有の構成の詳細も含まれます。

xml/Siebel-pre-config.xml

このXMLファイルには、静的参照の定義が含まれます。

xml/Siebel-target-template.xml

このファイルには、ターゲット・アプリケーションを作成するために必要なコネクタ・オブジェクトの定義が含まれます。これには、Oracle Identity Governanceとターゲット・システムを接続するために必要な特定の詳細が含まれています。また、ターゲット・システム、属性マッピング、相関ルール、およびリコンシリエーション・ジョブに固有の構成の詳細も含まれます。

upgrade/ PostUpgradeScriptSiebel.sql

このファイルには、コネクタのアップグレードを実行した後に実行されるスクリプトが含まれています。