5.4.4.2 削除されたユーザー・レコードのリコンシリエーションのスケジュール済ジョブ

信頼できるソースとターゲット・リソースのどちらの削除リコンシリエーションを実装するかによって、次のスケジュール済ジョブのいずれかの属性に値を指定する必要があります。

  • Siebelターゲット・リソース・ユーザー削除リコンシリエーション

    このスケジュール済ジョブは、コネクタのターゲット・リソース(アカウント管理)モードで削除されたユーザーに関するデータをリコンサイルするために使用します。リコンシリエーションの実行時に、ターゲット・システムの削除されたユーザー・アカウントごとに、対応するOIMユーザーのSiebelリソースが削除されます。

  • Siebelの信頼できるユーザー削除のリコンシリエーション

    このスケジュール済ジョブは、コネクタの信頼できるリソース(アイデンティティ管理)モードで削除されたユーザーに関するデータをリコンサイルするために使用します。リコンシリエーションの実行時、削除されたターゲット・システム・ユーザー・アカウントごとに、対応するOIMユーザーが削除されます。

表5-3に、両方のスケジュール済ジョブの属性の説明を示します。

表5-3 削除されたユーザー・レコードのリコンシリエーションのスケジュール済ジョブの属性

属性 説明

Application Name

使用するターゲット・システム用に作成したアプリケーションの名前。この値は、使用するターゲット・アプリケーションの作成の際、「アプリケーション名」フィールドで指定した値と同じです。

この値は変更しないでください

Object Type

このパラメータは、リコンサイルするオブジェクトのタイプを保持します。

デフォルト値: User

ノート: ユーザーをカスタム・クラス(たとえば、InetOrgPerson)にプロビジョニングするようにコネクタを構成する場合は、ここにオブジェクト・クラスの値を入力します。