次の問題は、この更新で修正されています。
bnx2xドライバ
ブリッジで
bnx2xドライバを使用している場合はoptions bnx2x disable_tpa=1文を/etc/modprobe.confに含めることで透過的パケット・アグリゲーション(TPA)を無効化する必要があるというバグが修正されました。 (バグID 14626070)
btrfs
btrfs subvolume deleteコマンドでデフォルト・サブボリュームを削除する場合に、"
Directory not empty"エラーが表示されなくなりました。 (バグID 17661944)
CIFS
マウントされたCIFSファイル・システム上でエラーが発生した場合に、そのエラーによってLinuxシステムの停止が阻害されることはなくなりました。 (バグID 18447168)
DTrace
-Gオプションをdtraceコマンドに使用して生成されたDOF ELFオブジェクトでは、スタックに
EXECフラグが設定されなくなりました。 (バグID 19217436)モジュールでSDTプローブの
sdtstubファイルを生成する際に、カーネル・モジュールのビルド・プロセスで順序のみの前提条件(order-only-prerequisites)がサポートされるようになりました。 (バグID 18906444)
ext4
同期I/O (
O_DIRECT、O_SYNC)用に開いたファイルに、未書込みエクステント変換を使用して集中型の直接ランダム書込みを行うとハングするバグが修正されました。 (バグID 18389351)
OCFS2
アイドル・タイムアウトによってTCPの切断または再接続がトリガーされた際に、TCPキュー内の保留メッセージが消失したことにより、OCFS2がハングすることはなくなりました。 (バグID 18363396)
XFS
UEK R3でXFSファイル・システムのファイルに多数の拡張属性を追加しても、カーネル・パニックやシステムの再起動を引き起こすことはなくなりました。 (バグID 18504299).
特殊ファイル(XFSファイル・システム上にある
/dev/nullなど)に対して読取り/書込み操作を行っても、エラーは発生しなくなりました。 (バグID 19207712)

