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Oracle® TimesTen In-Memory Database Java開発者ガイド
リリース18.1
E98630-04
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新機能

この項では、このマニュアルに記載されているTimesTenリリース18.1の新機能の概要を説明し、詳細情報を参照するためのリンクを示します。

リリース18.1.2.1.0の新機能

  • TimesTen JDBCドライバではJDBC 4.2 API (Java 8)が実装されており、Java8、9および10ランタイム環境(JRE)での動作が保証されています。

    これには、標準のREF CURSOR、大規模な更新数、SQLTypeおよびDatabaseMetaDataの拡張機能のサポートが含まれます。(REF CURSORの使用を参照してください。)

リリース18.1.1.2.0の新機能

  • TimesTen Scaleoutでは、Javaクライアント・アプリケーションにおいて接続をグリッド要素にハッシュ分散キーのキー値に基づいてルーティングできるようにする、新しいクライアント・ルーティングAPIが含まれています。この機能により、クライアント・アプリケーションは指定されたキー値を持つ行が格納されている要素に接続できるようになり、行が格納されている要素とアプリケーションに接続されている要素との間で不要な通信が発生するのを回避できます。詳細は、TimesTen Scaleoutでのクライアント・ルーティングを参照してください。

リリース18.1.1.1.0の新機能

  • TimesTen JDBCドライバではJDBC 4.1 API (Java 7)が実装されており、Java7およびJava8ランタイム環境(JRE)での動作が保証されています。

  • 一時エラー後の手動再試行のための新しいエラー・コードがあります。TimesTenではほとんどの一時エラーは自動的に解決されますが(これはTimesTen Scaleoutにおいてとりわけ重要です)、アプリケーションで特定のエラー・コードが検出された場合は、適切であれば現在のトランザクションまたは直前のAPIコールを再試行することをお薦めします。詳細は、一時エラー後の再試行(JDBC)を参照してください。