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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control Oracle Enterprise ManagerでのOracle Exalytics In-Memory Machineのマネージング
13c リリース3
E98539-02
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3 検出後の構成および確認

Enterprise Manager Cloud Control 13cを介してOracle Exalytics Machineが検出された後で、次に示されている検出後の構成を完了する必要があります。

3.1 Enterprise Manager監視のための計算ノードILOM SNMPの構成

計算ノードのILOMターゲットは、SNMPトラップとして受信された個々の計算ノードに対する多数のディスク障害アラートを表示する役割を持ちます。ILOM SNMPを構成するには、次のようにします。

  1. ILOMコンソールにログインします。
  2. 左側のナビゲーションで、「ILOM管理」を選択してから、「通知」を選択します。無効化レベルを持つルールを選択し、図3-1に示すように「編集」をクリックします。

    図3-1 新規ILOMアラート・ルールの作成


    新規ilom

  3. 「編集」ポップアップ・ウィンドウで、次の情報を入力します。
    • レベル: ドロップダウン・メニューから「マイナー」を選択します。

    • タイプ. ドロップダウン・メニューから「SNMPトラップ」を選択します。

    • アドレス: ILOMを監視しているエージェントが実行されているホストのIPアドレスを入力します。

    • 接続先ポート: エージェントのポート番号を入力します。

    • SNMPバージョン: ドロップダウン・メニューからv2cを選択します。

    • コミュニティ: publicと入力します。

    図3-2のように「保存」をクリックして、変更内容を保存します。

    図3-2 ILOMアラート・ルール設定


    ilomアラート

3.2 計算ノードILOM SNMPの確認

ILOM SNMP構成を確認するには、次のようにします。

  1. rootとして計算ノードのホストにログインし、次のコマンドを実行します。
    # ipmitool -I lan -H myhost.mycompany.com -U root -P welcome1 -L OPERATOR event PCIE5/PRSNT absent assert
    

    このコマンドの結果は、次のようになります。

    PCIE5/PRSNT absent assert
    Finding sensor PCIE5/PRSNT... ok
       0 | Pre-Init Time-stamp | Entity Presence #0xa7 | Absent | Asserted
    
  2. ILOMターゲット・ページをリフレッシュします。「インシデント」セクションにインシデントが表示されます。確認後、Cloud Controlのインシデントをクリアします。

3.3 電力配分装置(PDU)の監視の設定

ここでは、PDUターゲットにSNMPを設定する手順について説明します。

拡張PDUの監視を設定するには、次のステップを実行します。
  1. 拡張PDUのURLを参照します。たとえば、https://<PDU IP Address>です。
  2. ログイン資格証明を使用してアクセスします。
  3. ネット構成タブを選択します。
    1. SNMP v1/v2の有効化チェック・ボックスを選択します。
    2. 「SNMPポート」161に設定します。
    3. オリジナルMIBラジオ・ボタンを選択します。
    4. NMS (SNMP v1/v2)セクションで、エージェントIPアドレスとコミュニティ名を設定します(読取り専用コミュニティ下に)。

    NMS
  4. 「パラメータ」タブを選択します。
    1. 「入力」セクションで、トラップの有効化を選択し、各入力項目に対する適切なしきい値を設定します。PDUしきい値の詳細は、『Oracle® Exadata Database Machineインストレーションおよび構成ガイド 13c リリース3 (13.3)』を参照してください。

    INPUT
  5. PDUの監視設定ページから、値をModule 3に変更します。

    注意:

    このステップは、ターゲット・タイプが13cの場合のみ実行します。