機械翻訳について

8.2 EM CLIの設定

CAサーバーがインストールされているシステムに、Enterprise ManagerのEM CLIクライアントをインストールします。 EM CLIクライアントがOMSと通信できるようになる必要があります。

Enterprise ManagerのEM CLIクライアントをインストールする手順は、次のとおりです。

  1. Enterprise Managerコンソールにログインします。

  2. 「設定」メニューの「コマンドライン・インタフェース」をクリックします。

  3. 「EM CLIキットをワークステーションにダウンロードします。」リンクをクリックし、jarファイルをCASDサーバーにダウンロードします。

  4. CASDサーバーで、環境変数JAVA_HOMEを設定し、PATHに含まれていることを確認します。 Java 1.6.0_25以降を実行している必要があります。 次に例を示します。

    setenv JAVA_HOME /usr/local/packages/j2sdk1.6.0_2
    setenv PATH $JAVA_HOME/bin:$PATH
    
  5. EM CLIクライアントをCASDサーバーにインストールします。 次のコマンドを使用して、任意のディレクトリにEM CLIのクライアント部分をインストールできます。<emcli_dir>は、インストール・ディレクトリです。

    java -jar emclikit.jar client -install_dir=<emcli_dir>
    
  6. CAサーバーを実行するアカウントを使用してウィンドウを開きます。 Windowsシステムでは、このアカウントはシステム・アカウントである必要があります。

    システム・アカウントを実行してウィンドウを開くには、<time>が1分後になるようにして次のコマンドを実行します。 指定された時刻になると、システム・アカウントのコンテキストで実行されているシステム・コンソールにウィンドウが表示されます。

    at <time> /interactive cmd.exe
    
  7. 次のコマンドを実行してOMSに接続するEM CLIクライアントを構成します。<hostname>はOMSサーバーが配置されているホスト名またはIPアドレスで、<sysman_pwd>はOMSのsysmanアカウントのパスワードです。

    <emcli_dir>\emcli setup -url=https://<hostname>:7801/em -username=sysman -password=<sysman_pwd>
    
  8. 次のコマンドを実行して、EM CLIクライアントをOMSと同期化します。

    <emcli_dir>\emcli sync