次の各項では、様々な構成項目の指定方法について説明します。
CA Service Deskコネクタは、CASDアダプタに用意されているWebサービスを介してService Deskと通信します。 フィールドはすべて必須です。
Webサービス・エンドポイント - CASDアダプタによって公開されるWebサービスcreateTicket、updateTicketおよびgetTicketのエンドポイント。 詳細は、付録AのCASDアダプタ操作に対する正しいURLの使用を参照してください。
CASDアダプタ・ユーザー名 - 適切なアダプタのインストールに関する項(UNIXの場合はUNIXでのアダプタのインストール、Windowsの場合はWindowsでのアダプタのインストール)の手順10で、アダプタWebサービスにアクセスするために構成したユーザー名。
CASDアダプタ・パスワード - 適切なアダプタのインストールに関する項(UNIXの場合はUNIXでのアダプタのインストール、Windowsの場合はWindowsでのアダプタのインストール)の手順11で、アダプタWebサービスにアクセスするために構成したパスワード。
チケット番号 - 構成を保存する際に接続をテストするために必要な有効なチケット番号を入力します。
正しいWebサービス・エンドポイントを指定し、有効なチケット番号を入力した場合、「OK」をクリックすると「管理コネクタ」ページに次のメッセージが表示されます。
接続テストが成功しました。 構成は保存されました。
以前にコネクタ構成を保存しておらず、間違ったWebサービス・エンドポイントまたは無効なチケット番号を入力した場合は、「OK」をクリックすると、「管理コネクタ」ページに次のメッセージが表示されます。
接続テストに失敗しました。 構成は保存されました。
以前にコネクタ構成を保存しておらず、間違ったWebサービス・エンドポイントまたは無効なチケット番号を入力した場合は、「OK」をクリックすると、「管理コネクタ」ページに次のメッセージが表示されます。
接続テストに失敗しました。 構成は保存されませんでした。
特定のインシデントのコンテキストでEnterprise Managerによって作成されたCA Service Deskチケットへのリンクがコネクタに提供されるようにするには、Webコンソールの設定が必要です。
この機能を有効にするには、次のWebコンソールの設定を指定します。
Webコンソールの有効化: このボックスを選択すると、Enterprise Managerのコンテキスト内でCASDチケット・ページが起動します。
CASDサーバー・ポート - Webコンソール用にCASDサーバーによって使用されるポート番号。
CASDサーバー・ホスト - WebコンソールをホストするCASDサーバーのホスト名またはIPアドレス。
管理者は、猶予期間の有効と無効を切り替えたり、その値を構成したりできます。 デフォルトでは、猶予期間は無効になっています。 詳細は、猶予期間を参照してください。 この設定は、CA Service Deskコネクタによって処理されるすべてのインシデントに適用されます。
「再試行」オプションを有効または無効にしたり、その間隔を時間単位の整数値で構成できます。 デフォルトでは、「再試行」は無効になっています。 詳細は、再試行を参照してください。 この設定は、CA Service Deskコネクタによって処理されるすべてのインシデントに適用されます。