管理エージェントのEMCTLコマンド
表27-3に、管理エージェントのEMCTLコマンドを示します。
表27-3 管理エージェントのEMCTLコマンド
EMCTLコマンド | 説明 |
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管理エージェントを起動します。 大規模なメモリー構成を使用するIBM AIX環境で、管理エージェントによって多数のターゲットがモニタリングされている場合、エージェントが起動しないことがあります。この問題を防止するには、管理エージェントを起動する前に、共通の環境ファイルに次のパラメータを追加します。 LDR_CNTRL="MAXDATA=0x80000000"@NOKRTL AIXTHREAD_SCOPE=S
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管理エージェントを停止します。 |
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管理エージェントのステータスをリストします。 管理エージェントが実行中の場合、このコマンドで、エージェント・ホーム、プロセスIDおよび最後に成功した管理リポジトリへのアップロードの日時など、管理エージェントに関するステータス情報を表示します。 注意: コマンドの実行前にWindowsシステム上でディレクトリを |
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管理エージェントの保護ステータスおよび管理エージェントが実行している保護モード・ポートをリストします。また、OMSのセキュリティ・ステータスおよびポートもリストします。 |
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実行中、準備完了および計画のすべての収集スレッドをリストします。 |
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現在管理エージェントで実行しているジョブのステータスをリストします。 |
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指定されたターゲットの詳細ステータス(ターゲット名、ターゲット・タイプなど)をリストします。 |
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メトリック・キャッシュに値が存在しているメトリックの名前をリストします。 |
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アップロードが保留されている |
管理対象ホストから管理サービスに対する現在の管理データの即時アップロードを強制実行するには、このコマンドを使用します。このコマンドは、次に予定されているデータのアップロードまで待てない場合に使用できます。 |
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このコマンドは、 注意: 手順が明確に文書化されている場合またはOracleサポートからユーザーに指示があった場合を除いて、手動による |
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ターゲットの動的プロパティを再計算し、表示します。 |
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OMSにpingを送信して、管理エージェントがOMSに接続できるかどうかを確認します。 |
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環境に設定したとおり現在のタイムゾーンを構成します。 |
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環境に設定されている値に基づいてサポートされているタイムゾーンを表示します。 |
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ファイル
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管理エージェントによってモニターするすべてのターゲット名およびタイプ(
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ターゲットの特定のメトリックの収集を手動で実行できます。 たとえば、 |
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メトリック収集の即時再評価を実行します このコマンドを実行すると、メトリックの再評価された値が管理リポジトリにアップロードされ、メトリックがしきい値を超えた場合にアラートをトリガーします。 メトリックに関連付けられているメトリック名と収集項目名を特定するには、「EMCTLコマンドを使用したメトリック収集の再評価」を参照してください。 |
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管理エージェントのタイムゾーンをリセットします。現在のタイムゾーンを別のタイムゾーンに変更するには、管理エージェントを停止してから、このコマンドを実行します。その後、管理エージェントを起動します。 重要: 管理エージェントのタイムゾーンを変更する前に、管理エージェントで管理されているターゲットで現在実行中または実行予定のブラックアウトがあるかどうかを確認してください。ブラックアウトの確認方法については、「ブラックアウト/通知ブラックアウトの表示」を参照してください。 ブラックアウトが存在する場合は、Cloud Controlコンソールから、その管理エージェントでモニターされているすべてのターゲットでスケジュールされているブラックアウトおよび現在実行中のブラックアウトをすべて停止します。その後、管理エージェントのタイムゾーンを変更でき、さらに必要に応じてターゲットに新しいブラックアウトを作成できます。 |
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管理エージェントのバージョンを出力します。 |
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管理エージェントのダンプを生成します。このコマンドを使用すると、管理エージェントのメモリー/CPUに関する問題を分析できます。 |
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管理エージェントのsudoプロパティを生成します。 |
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sudoプロパティをクリアします。 |
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状態ディレクトリの内容をクリアします。このコマンドを実行すると、 |
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管理エージェントのホーム・ディレクトリを出力します。 |
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ターゲットでブラックアウトを開始します。 パラメータ |
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特定のターゲット上で開始されたブラックアウトを停止します。emctlを使用して停止できるのは、emctlツールによって開始されたブラックアウトのみです。このコマンドでは、コンソールまたはemcliユーティリティを使用して開始されたブラックアウトは停止できません。 |
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ターゲットのブラックアウトのステータスを示します。ステータスには、ブラックアウトのタイプ、ブラックアウトが1回のアクションか、繰返しか、またはスケジュール済のいずれであるかが含まれます。このコマンドは、ブラックアウトが開始または停止されているかどうかも指定します。 |
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OMSで管理エージェントを保護します。コマンドで登録パスワードを指定しなかった場合は入力が求められるため、このパスワードは必須です。
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管理エージェントの保護を解除します。このコマンドは、管理エージェントのポートをHTTPポートに変更します。このコマンドを実行した後、管理エージェントは、OMSのHTTPSアップロード・ポートではなく、HTTPアップロード・ポートに接続することによって、HTTPのOMSにアップロードできるようになります。 |
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管理エージェントのみ作成およびデプロイします。 次に各パラメータについて説明します。
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管理エージェント構成ファイルで指定したプロパティ名および値を構成します。フラグ |
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管理エージェント構成ファイルから、指定したプロパティまたはプロパティのカテゴリを取得します。現在、このコマンドでは名前に空白を使用できません。フラグ |
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管理エージェント構成ファイルで指定したプロパティの値を消去します。 |
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管理エージェントが稼働していることを確認します。 |