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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control Oracle Database Appliance Plug-inユーザーズ・ガイド
リリース13.1c (13.1.1.1.0) for Linux x86-64
E72558-02
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5 Oracle Database Applianceの監視

Oracle Database Applianceホームページから、システム内の重大な問題をすべて表示し、パフォーマンスを監視し、個々のターゲットにドリルダウンすることができます。

Oracle Enterprise Manager Database Appliance管理では、すべてのハードウェア・コンポーネントとソフトウェア・コンポーネントを1つのエンティティに統合することによって監視を簡略化しています。

トピック:

すべてのOracle Database Applianceターゲットの監視

Oracle Database Applianceホームページで、すべてのOracle Database Applianceターゲットの監視情報を表示します。

Oracle Database Applianceホームページを開くと、Oracle Enterprise Managerによって管理されるすべてのOracle Database Applianceシステムから集計されたデータが表示されます。

すべてのシステムのデータを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Enterprise Managerホームページで「ターゲット」メニュー(ターゲット・アイコン)を開き、Oracle Database Applianceを選択します。

    「Oracle Database Appliance」ページが表示され、使用可能なターゲットがすべて表示されます。

  2. Oracle Database Applianceホームページの各タブを使用して集計されたトポロジを監視します。

Oracle Database Applianceターゲットで使用可能なデータ

すべてのOracle Database AppliancesまたはOracle Database Appliancesのグループで使用可能なデータを表示します。

トポロジでOracle Database Applianceシステムの全部またはサブセット(グループ)を監視しているかどうかにかかわらず、情報は、Oracle Database Applianceホームページにおいてタブで編成およびグループ化されます。

図5-1 Oracle Database Applianceホームページ

図5-1の説明が続きます
「図5-1 Oracle Database Applianceホームページ」の説明

Oracle Database Applianceの「可用性」タブ

Oracle Database Applianceのステータスおよび状態を示すグラフを表示するには、「可用性」タブを使用します。

「システム・ステータス」グラフ

「システム・ステータス」円グラフは、選択したグループのOracle Database Applianceシステムが現在オンラインであるか、オフラインであるかを示します。

円グラフの区分をクリックすると、グラフが表すシステムの可用性に関する詳細情報を表示できます。詳細は、タブの下部の表に表示されます。

「仮想マシンのステータス」グラフ

仮想マシンのステータスのグラフは、選択したグループのすべての仮想マシンについてステータス(オンライン、オフライン、欠落)を示します。Oracle Database Appliancが仮想化プラットフォームでデプロイされていない場合、このグラフは表示されません。

グラフの要素をクリックすると、仮想マシン・コンポーネントに関する詳細なステータス情報を表示できます。詳細は、タブの下部の表に表示されます。

「システム・コンポーネント」グラフ

「システム・コンポーネント」グラフは、選択したグループのアプライアンス・マネージャ、Oracle ASM、Oracle Database、ホスト、Oracle ILOMなどのコンポーネントについてステータス(オンライン、オフライン、欠落)を示します。

グラフの棒をクリックすると、棒が表すコンポーネントに関する詳細情報を表示できます。詳細は、タブの下部の表に表示されます。

「物理ディスク・ステータス」グラフ

「物理ディスク・ステータス」グラフは、選択したグループのすべてのディスクについてステータスを示します。

円グラフの区分をクリックすると、グラフが表す物理ディスクの可用性に関する詳細情報を表示できます。詳細はページ下部にある表に表示されます。

「可用性」表

ページ下部にあるこの表は、ページの他のセクションでクリックした要素に基づいて変化します

グループの各システムのシステム・ステータスを表示するには、「システム・ステータス」セクションの円グラフをクリックします。表に選択したグループのすべてのOracle Database Applianceシステムがステータスとともにリストされます。各Oracle Database Applianceシステムの名前がURLリンクになっており、クリックすると、選択したシステムのOracle Database Applianceシステム・ホームページが開きます。

Oracle Database Applianceシステム・ホームページには、1つのOracle Database Applianceシステムに関する詳細情報が表示されます。「個々のOracle Database Applianceターゲットの監視」を参照してください。

Oracle Database Applianceの「容量」タブ

管理対象のOracle Database Applianceシステムによって使用されている領域、メモリーおよびCPU容量を表示するには、「容量」タブを使用します。

ローカル・ファイルシステムの領域使用率のグラフ

各Oracle Database Applianceサーバー・ノードにはローカル記憶域が600GBあります。ローカル・ファイルシステムの領域使用率のグラフは、マウント・ポイントとその領域使用率を示します。棒の上にマウスを置くと、マウント・ポイントの詳細が表示されます。グラフの棒をクリックすると、「容量」 タブの下部にある表に、その使用率の範囲にあるシステムがすべてリストされます。

CPU負荷のグラフ

CPU使用率の範囲にあるシステムがグループ化されます。グラフの棒をクリックすると、「容量」タブの下部にある表に、そのCPU負荷の範囲にあるシステムがすべてリストされます。

メモリー使用率のグラフ

「メモリー使用率」グラフは、グループのOracle Database Applianceでのメモリー使用率を示します。棒はメモリー使用率を表します。棒の上にマウスを置くと、その使用率の範囲にある合計ノード数が表示されます。グラフの棒をクリックすると、「容量」タブの下部にある表に、その使用率の範囲にあるシステムがすべてリストされます。

共有ファイルシステムの領域使用率のグラフ

Oracle Database Applianceでは、Oracle ACFSファイル・システムを使用してデータベース・ファイル、非データベース・ファイル、ゲストVMテンプレートおよび仮想ディスクを格納します。このグラフは、共有ファイル領域使用率グループと、その使用率グループに入るマウント・ポイントの数を示します。棒の上にマウスを置くと、使用率グループおよびマウント・ポイントの数が表示されます。グラフの棒をクリックすると、「容量」タブの下部にある表に、その使用率の範囲にあるシステムがすべてリストされます。

ディスク・グループの領域使用率のグラフ

領域使用率の範囲にあるディスク・グループ(RECO、REDO、DATA、FLASHなど)がグループ化されます。グラフの棒をクリックすると、「容量」 タブの下部にある表に、その使用率の範囲にあるシステムがすべてリストされます。

Oracle Database Applianceの「構成」タブ

管理対象のOracle Database Applianceシステムでのハードウェア構成とソフトウェア構成を表示するには、「構成」タブを使用します。

構成済コアのグラフ

構成コアの円グラフは、構成されたコアの数が同様のシステムの数を表す区分を示します。区分をクリックすると、「構成」タブの下部にある表に、その数が構成されている各システムの名前が表示されます。

ハードウェア・タイプのグラフ

ハードウェア・タイプの円グラフは、ハードウェア・プラットフォーム(X5-2、X4-2、X3-2、V1など)が同様のシステムの数を表す区分を示します。区分をクリックすると、「構成」タブの下部にある表に、そのハードウェア・プラットフォームを含むシステムの名前が表示されます。

構成タイプのグラフ

構成タイプの円グラフは、構成タイプ(VM-ODA_BASEなど)が同様のシステムの数を表す区分を示します。区分をクリックすると、「構成」タブの下部にある表に、その構成タイプを含むシステムの名前が表示されます。

バージョンのグラフ

バージョンの円グラフは、ソフトウェア・バージョン(12.1.2.5.0など)が同じシステムの数を表す区分を示します。区分をクリックすると、「構成」タブの下部にある表に、そのソフトウェア・バージョンを含むシステムの名前が表示されます。

「容量」表

ページ下部にあるこの表は、ページ内で選択した要素に基づいて変化します。

Oracle Database Applianceの「インシデント」タブ

Oracle Enterprise Managerによって管理されるOracle Database Applianceシステムの全部またはサブセット(グループ)に関連するすべてのインシデントを表示するには、「インシデント」タブを使用します。

「サマリー」リンクをクリックすると、選択したインシデントの詳細を示すページが開きます。

「表示」メニューのオプションを使用して、表の列や順序を調整できます。

「カテゴリ」ドロップダウン・リストを使用して、インシデントをカテゴリでフィルタ処理します。

Oracle Database Applianceの「トポロジ」タブ

システムの全部またはグループのトポロジを表示する場合に、Oracle Database Applianceホームページの「トポロジ」タブを使用します。

「Oracle Database Applianceのトポロジの表示」を参照してください。

Oracle Database Applianceターゲットのグループの監視

タグを使用して、Oracle Database Applianceシステムを様々な監視グループに編成します。

トピック:

グループの監視について

タグを使用して、ターゲットの指定したグループを監視します。

Oracle Database Applianceシステムはタグを使用してグループ化します。ターゲットのグループを監視している場合、Oracle Database Applianceホームページには、タグで定義されたターゲットのグループで使用可能なデータの総計のみが表示されます。Oracle Database Applianceターゲットは1つ以上のグループに属することができます。

Oracle Database Applianceシステムのグループを監視するには、ページの左側にあるツリーでそのタグをクリックします。

Oracle Database Applianceグループの作成

タグを作成し、そのタグにOracle Database Applianceターゲットを追加して監視用グループを作成します。

  1. Oracle Enterprise Managerホームページで「ターゲット」メニュー(ターゲット・アイコン)を開き、Oracle Database Applianceを選択します。

    「Oracle Database Appliance」ページが表示され、ナビゲーション・ツリーに使用可能なシステム・グループがすべて表示されます。

  2. ナビゲーション・ツリーの上にあるプラス記号アイコン(「タグの追加」)をクリックします。

    図5-2 Oracle Database Applianceグループの作成

    図5-2の説明が続きます
    「図5-2 Oracle Database Applianceグループの作成」の説明
  3. 「タグの追加」ダイアログ・ボックスにタグの表示名を入力します。説明を入力することもできます。「OK」をクリックします。

    図5-3 「ターゲットの追加」ダイアログ・ボックス

    図5-3の説明が続きます
    「図5-3 「ターゲットの追加」ダイアログ・ボックス」の説明
  4. ナビゲーション・ツリーでタグを選択し、レンチ・アイコン(システムの変更)をクリックします。

    ナビゲーション・ツリーでタグを選択すると、「トポロジ」タブにこの例で作成したタグの「MyTag」が表示されますが、分岐したシステムがありません。

  5. システムの変更ダイアログ・ボックスで、左の欄から右の欄にシステムを移動して、グループに追加するシステムを選択します。「OK」をクリックします。

    図5-4 グループに追加するシステムの選択

    図5-4の説明が続きます
    「図5-4 グループに追加するシステムの選択」の説明

    ナビゲーション・ツリーでタグを開くと、選択したシステムがその下に表示され、トポロジ図をリフレッシュすると追加したシステムが表示されます。

Oracle Database Applianceグループの変更

ターゲットを随時追加または削除することで、ユーザーのグループを変更します。

  1. Oracle Enterprise Managerホームページで「ターゲット」メニュー(ターゲット・アイコン)を開き、Oracle Database Applianceを選択します。

    Oracle Database Applianceホームページが表示され、ナビゲーション・ツリーに使用可能なシステム・グループがすべて表示されます。

  2. ナビゲーション・ツリーでタグを選択し、レンチ・アイコン(システムの変更)をクリックします。

    図5-5 Oracle Database Applianceグループの変更

    図5-5の説明が続きます
    「図5-5 Oracle Database Applianceグループの変更」の説明
  3. システムの変更ダイアログ・ボックスで、左右に移動する矢印をクリックして、グループに追加するシステムまたはグループから削除するシステムを選択します。「OK」をクリックします。

    図5-6 システムの変更ダイアログ・ボックス

    図5-6の説明が続きます
    「図5-6 システムの変更ダイアログ・ボックス」の説明

Oracle Database Applianceグループの削除

ターゲットのグループを削除するには、タグを削除します。

  1. Oracle Enterprise Managerホームページで「ターゲット」メニュー(ターゲット・アイコン)を開き、Oracle Database Applianceを選択します。

    「Oracle Database Appliance」ページが表示され、ナビゲーション・ツリーに使用可能なシステム・グループがすべて表示されます。

  2. 削除するグループを選択し、ナビゲーション・ツリーの上にあるXアイコン(「タグの削除」)をクリックします。

    すべてのODAというタグは、すべての検出されたOracle Database Applianceに対するデフォルト・タグであるため、削除できません。

  3. 「タグの削除」ダイアログ・ボックスで、削除するグループの横にあるチェック・ボックスを選択して「OK」をクリックします。

    図5-8 「タグの削除」ダイアログ・ボックス

    図5-8の説明が続きます
    「図5-8 「タグの削除」ダイアログ・ボックス」の説明

    ナビゲーション・ツリーからタグを削除しても、Oracle Enterprise ManagerからOracle Database Applianceターゲットは一切削除されません。

個々のOracle Database Applianceターゲットの監視

この手順を使用して、Oracle Enterprise Manager Cloud ControlでのOracle Database Applianceの監視を設定します。

Oracle Enterprise Manager Cloud ControlはURLリンクを使用して、Oracle Database Applianceシステムの名前を表示します。Oracle Database Applianceシステムのリンクをクリックすると、その1つのシステムを監視するためのページが開きます。

  1. Oracle Enterprise Managerホームページで「ターゲット」メニュー(ターゲット・アイコン)を開き、Oracle Database Applianceを選択します。

    「Oracle Database Appliance」ページが表示され、使用可能なターゲットがすべて表示されます。

  2. ページの左側にあるナビゲーション・ツリーで「すべてのODA」を選択します。

    開いた「すべてのODA」グループの下にシステムがリストされます。

  3. 監視するシステムに対応するリンクを選択します。

    ターゲット・ページが開きます。次に例を示します。

    図5-9 個々のOracle Database Applianceターゲットの監視

    図5-9の説明が続きます
    「図5-9 個々のOracle Database Applianceターゲットの監視」の説明

個々のOracle Database Applianceターゲットで使用可能なデータ

ホスト、データベース、仮想化、Oracle ASMなど、Oracle Database Applianceのすべてのコンポーネントを監視できます。

Oracle Enterprise Managerで個々のOracle Database Applianceを選択すると、左側のペインにOracle Database Applianceコンポーネントがリスト表示されます。これらのコンポーネントは、Appliance Manager、ASM、ホスト、ハイパーバイザ、ILOM、Oracle Databaseおよび仮想化コンポーネントです。データがタブに表示されます。

トピック:

Oracle Database Applianceシステムの「一般」タブ

一般システム情報の「一般」タブを表示します。

「一般」タブには次のセクションがあります。

可用性

「可用性」セクションには、Oracle Database Applianceのすべてのコンポーネントについて名前、タイプ、ステータスおよび過去24時間の可用性がリストされます。「名前」列のリンクにより、ページは選択したコンポーネントのホームページにリダイレクトされます。

構成

「構成」セクションには、Oracle Database Applianceの構成されているプラットフォーム、ハードウェア・タイプ、ソフトウェア・バージョンおよびタグが表示されます。

タグをクリックすると、選択したタグに対応するシステムのグループに関連するデータを含むOracle Database Applianceホームページが表示されます。

CPU

「CPU」グラフは、過去24時間のホストのCPU使用率を示します。

ハードウェア

「ハードウェア」表には、各oakターゲットの電源、筐体、冷却、メモリーのステータスが表示されます。ステータスには、オンライン、オフライン、保留中および不明があります。

ステータス・アイコンにマウスを移動すると、各カテゴリの詳細なステータスのポップアップを表示できます。Oak名のリンクにより、ページはOakホームページにリダイレクトされます。

システム・ステータス

「システム・ステータス」は、Oracle Database Applianceの背面パネルの図です。緑のライトはノードがオンラインであることを、赤のライトはシステムがオフラインであるか、ステータスが不明であることを示します。各ディスクの上にマウスを置くと、各ディスクのステータスを示すポップアップが表示されます。

メモリー

「メモリー」グラフは、過去24時間のホストのメモリー使用率を示します。

インシデント

「インシデント」表には、選択したOracle Database Applianceのインシデントがリストされます。「サマリー」リンクをクリックすると、選択したインシデントの詳細を示すページが開きます。

「表示」メニューのオプションを使用して、表の列および順序を調整できます。

「カテゴリ」ドロップダウン・リストを使用して、カテゴリでインシデントをフィルタします。

Oracle Database Applianceターゲットの「仮想マシン」タブ

仮想マシンおよびリソースに関する情報を監視するには、「仮想マシン」タブを表示します。

「仮想マシン」タブには、仮想マシン、リポジトリ、ネットワーク、Vdisk、VMテンプレートおよびCPUプールの6つのカテゴリに情報がリストされます。このタブが表示されるのは、仮想化プラットフォーム環境が構成されているOracle Database Applianceターゲットのみです。ベア・メタル環境が構成されているOracle Database Applianceターゲットでは表示されません。

「仮想マシン」タブには、いくつかのセクション・グループがあります。「仮想マシン」タブの左側にあるリンク・リストを使用して、各セクションを表示します。

仮想マシン

「仮想マシン」を選択すると、タブにはサマリー、仮想マシンのリスト、仮想マシンのメトリックに関する詳細情報が表示されます。

「仮想マシン」リストには、仮想マシン名、メモリー、CPU、リポジトリ、ノード番号、状態など、Oracle Database Applianceでユーザーが作成したすべての仮想マシンに関するサマリー情報が表示されます。仮想マシン名を選択すると、右側の「詳細」セクションに詳細情報が表示されます。

リポジトリ

「リポジトリ」カテゴリには、リポジトリ名、空き領域、ノード番号、状態など、Oracle Database Applianceでユーザーが作成したすべてのリポジトリに関するサマリー情報が表示されます。灰色の矢印を使用して、選択したリポジトリのノード番号と状態を表示します。リポジトリ名を選択すると、ページの右側の「詳細」セクションに詳細情報が表示されます。

ネットワーク

「ネットワーク」を選択すると、タブには名前、インタフェース、ノード番号、IDなど、VLANおよび関連するサマリー情報のリストが表示されます。

VLAN名を選択すると、右側の「詳細」セクションにVLANにアタッチされた仮想マシンのリストが表示されます。

Vdisk

「Vdisk」を選択すると、タブにはリポジトリ、名前、サイズ、タイプなど、ユーザーが作成したvdiskに関するサマリー情報が表示されます。vdisk名を選択すると、右側の「詳細」セクションに詳細情報が表示されます。

VMテンプレート

「VMテンプレート」を選択すると、タブにはテンプレート名、メモリー、CPU、リポジトリなど、Oracle Database Applianceでユーザーが作成したすべての仮想マシン・テンプレートに関するサマリー情報が表示されます。テンプレート名を選択すると、右側の「詳細」セクションに詳細情報が表示されます。

CPUプール

「CPUプール」を選択すると、Oracle Database Applianceのノード1およびノード2に対するCPUプールがすべて表示されます。プール名をクリックすると、右側の「詳細」セクションにノード1およびノード2のCPUに関する詳細が表示されます。

Oracle Database Applianceターゲットの「記憶域」タブ

物理ディスクおよびASMディスクの情報を表示するには、「記憶域」タブを表示します。

左側の円グラフおよびリストは、ディスクの数とステータスを示します。ディスク名を選択すると、右側の「詳細」セクションに個々のディスクの詳細情報が表示されます。

Oracle Database Applianceターゲットの「バージョン」タブ

Oracle Database Applianceターゲットのコンポーネント・バージョンのリストを表示するには、「バージョン」タブを表示します。

Oracle Database Applianceターゲットの「トポロジ」タブ

個々のターゲットのトポロジを表示するには、「トポロジ」タブを表示します。

個々のターゲットは、ホスト、データベース、仮想マシンなど、複数のコンポーネントで構成される1つの物理Oracle Database Applianceを定義します。

Oracle Database Applianceのトポロジの表示

「トポロジ・ビューア」を使用して、Oracle Database Appliance内のコンポーネント間の関係を表示します。

選択詳細およびサマリー情報をズーム、パン、表示し、集計コンポーネントを評価できます。オブジェクト・タイプごとに固有のアイコンが使用され、すべてのアプリケーションに標準化されたビジュアル・インジケータが使用されます。

Oracle Database Applianceホームページまたはシステム・ページの「トポロジ」タブを選択すると、システムのトポロジがグループ別または個々のターゲット別に表示されます。グループとは、Oracle Database Applianceシステムの集合です。個々のターゲットは、ホスト、データベース、仮想マシンなど、複数のコンポーネントで構成される1つの物理Oracle Database Applianceを定義します。

既存のOracle Database Applianceターゲットのトポロジを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Enterprise Managerホームページで「ターゲット」メニュー(ターゲット・アイコン)を開き、Oracle Database Applianceを選択します。

    「Oracle Database Appliance」ページが表示され、使用可能なターゲットがすべて表示されます。

  2. 「Oracle Database Appliance」ページから、トポロジを表示するOracle Database Applianceターゲット(グループまたは個々のシステム)を選択します。
  3. 「トポロジ」タブを選択します。
  4. 「トポロジ」の要素をクリックすると、その要素に関連付けられているデータが表示されます。

    各Oracle Database Applianceシステム・ツリー・ノードには、「ホスト」、「データベース」、「仮想化」の3つの子があります。システム・ツリー・ノードをクリックして、システム名、可用性、コンポーネントとそのステータスのリストなど、システムに関する情報が表示されるポップアップを開きます。

図5-10 Oracle Database Applianceの「トポロジ」ページ

図5-10の説明が続きます
「図5-10 Oracle Database Applianceの「トポロジ」ページ」の説明