2 RESTのためのSODAのインストール
RESTのためのSODAのインストールについて、すべての手順を説明します。
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次のOracle Databaseリリースのいずれかをインストールしていることを確認します。
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Oracle Database 12cリリース2 (12.2)以降
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マージ・ラベル・リクエスト(MLR)バンドル・パッチ20885778 (パッチ20885778がパッチ20080249を廃止)を使用したOracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)
My Oracle Support (My Oracle Support)からこのパッチを取得します。「パッチと更新版」タブを選択します。パッチ番号20885778を検索するか、または次のURL:
https://support.oracle.com/rs?type=patch&id=20885778
に直接アクセスします。
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データベースを起動します。
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Oracle REST Data Services(ORDS)をダウンロードし、zipファイルを解凍します。
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ORDSを構成します。
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データベースが標準ポート1521を使用している場合:
java -jar ords.war install
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データベースが非標準ポート(1521を除くすべてのポート)を使用している場合:
java -jar ords.war install advanced
注意:
画面に指示が表示されたら、次のようにします。
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Oracle REST Data Servicesスキーマの検証/インストールの手順をスキップしないでください。
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PL/SQLゲートウェイを構成する手順をスキップします。
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Application ExpressのRESTfulサービスのデータベース・ユーザーを構成するステップをスキップします。
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スタンドアロン・サーバーの起動を拒否します。
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ORDSでアクセスするデータベース・スキーマ(ユーザー・アカウント)に接続します。
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次のSQLコマンドを実行して、そのデータベース・スキーマ内でORDSを有効にします。
EXEC ords.enable_schema; COMMIT;
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ロール
SODA_APP
を、手順6で有効にしたデータベース・スキーマ(ユーザー・アカウント)database-schema
に付与します。GRANT SODA_APP TO database-schema;
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開発環境の場合のみ、次の手順を実行します。
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デフォルトのセキュリティ制約を削除します。
BEGIN ords.delete_privilege_mapping( 'oracle.soda.privilege.developer', '/soda/*'); COMMIT; END;
注意:
これにより、サービスへの匿名アクセスが有効になるため、本番システムではお薦めしません。
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スタンドアロン・モードでORDSを起動します。
java -jar ords.war standalone
注意:
スタンドアロン・モードでのORDSの実行は、本番システムではお薦めしません。
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Webブラウザで、次のページを開きます。
http://localhost:8080/ords/database-schema/soda/latest/
database-schema
は、手順6でORDSを有効にしたデータベース・スキーマの小文字の名前です。インストールが成功した場合は、次のように表示されます。{"items":[],"more":false}
関連項目:
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ORDSのインストールおよび構成の詳細は、Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドを参照
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ORDSのzipアーカイブのダウンロードおよび解凍の詳細は、Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドを参照
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ORDSの構成の詳細は、Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドを参照
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スタンドアロン・モードでのORDSの起動の詳細は、Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドを参照
関連項目