本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 機能 | ノート |
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2019年9月20日 | 初版作成。 |
このガイドでは、今回の更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
フィードバックをお送りください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.com宛にお送りください。
Oracle Cloud Applicationsは、四半期ごとに新しい更新を提供します。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。 一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。 すぐ使用できない状態で提供されている機能は、いくつかの方法でエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
「新機能」作業領域から「オプト・イン」ページにアクセス
- 「ナビゲータ」をクリックし、「新機能」(「自分の企業」見出しの下)をクリックします
- 「新機能」ページで、確認する新機能が含まれているオファリングを選択します
- オプト・イン対象の機能の「オプト・インに進む」をクリックします
- 「機能の編集」ページで、その機能の「使用可能」オプションを選択し、「完了」をクリックします
または、「設定および保守」作業領域から「オプト・イン」ページにアクセス
- 「ナビゲータ」をクリックし、「設定および保守」をクリックします
- 「設定」ページでオファリングを選択し、「機能オプト・インの変更」をクリックします
- 「オプト・イン」ページで、オプト・インする機能が含まれている領域の「機能の編集」アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、オプト・インする機能に対して「使用可能」オプションを選択します。「使用可能」列にチェック・ボックスではなく「編集」アイコンがある場合は、アイコンをクリックし、機能のオプションを選択して「保存してクローズ」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
オプト・イン失効
オプト・インで使用不可の状態で提供された機能は、今後の更新で自動使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「オプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。 ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「オプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
顧客による処理が必要=これらの機能をエンド・ユーザーが使用する前に処理を実行する必要があります。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするためにアクションが必要になるため、ディスラプティブではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
顧客による処理が必要 |
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RESTサービスを使用したプロジェクト・リソース・プールの管理
プロジェクト・リソース・プールRESTサービスを使用してプロジェクト・リソース・プールを表示、作成、更新および削除します。これにより、多数のリソースおよびリソース・プールを容易に保守できるようになります。Oracle Project Portfolio Management CloudガイドのREST APIでプロジェクト・リソース・プール・サービスのペイロード例をレビューできます。
サービスには次のように1つの親リソースと2つの子リソースがあります。
RESTリソース | 摘要 |
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プロジェクト・リソース・プール |
プロジェクト・リソース・プールRESTリソースは、プロジェクト・リソース・プールの表示、作成および管理に使用されます。 |
プロジェクト・リソース・プール・マネージャ | プロジェクト・リソース・プール・マネージャRESTリソースは、リソース・プールに関連付けられているプロジェクト・リソース・プール・マネージャを表示、作成および削除するために使用します。 |
プロジェクト・リソース・プール・メンバー |
プロジェクト・リソース・プール・メンバーRESTリソースは、リソース・プールに割り当てられたプロジェクト・リソース・プール・メンバーを表示、作成および更新するために使用します。 |
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
リソース・プール・オブジェクトには、主キーとして複合キーがあります。リソース・プールを更新または削除するには、PATCHとDELETE URLでリソース・プールを渡す複合キーを取得する必要があります。次のステップを実行します。
- 問合せパラメータを使用してGET操作を実行します。
たとえば、リソース・プール名でリソース・プールを問い合せるには、次をGET URLに追加します: q=ResourcePoolName='A6 Resource pool'。
問合せ結果には、リソース・プールのすべての属性が表示され、リソース・プール・レコードへのハッシュ・キー付きのリンクが含まれます。
- PATCHまたはDELETE操作の「href」リンクに指定されているURLを使用して、リソース・プール・レコードを更新または削除します。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限とロールの1つが必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト・リソース・プールの管理(PJR_MANAGE_PROJECT_RESOURCE_POOLS_PRIV)
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
作業プラン・テンプレートRESTサービスを使用して、作業プラン・テンプレートを削除します。通常、この操作は、廃止された作業プラン・テンプレートを削除するために使用します。
作業プラン・テンプレートは、すべてのプロジェクトで使用可能なプロジェクト・タスク、リソース割当および成果物の標準セットです。新規プロジェクト・プランの作成や、既存のプロジェクト・プランへのタスクの追加に使用されます。
このRESTサービスのペイロード例は、『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイドを参照してください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
作業プラン・テンプレート・サービスへの変更をレビューし、RESTクライアントを更新します。
ヒントと考慮事項
削除できるのは、自分で作成した作業プラン・テンプレートのみです。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- 権限名およびコード
- プロジェクト作業プラン・テンプレートの作成(PJT_CREATE_PROJECT_WORK_PLAN_TEMPLATE_PRIV)
RESTサービスを使用したプロジェクトおよびタスク・コード設定の読取り
エンタープライズ・プロジェクトおよびタスク・コードRESTサービスを使用して、名前、摘要およびタイプなどのプロジェクトおよびタスク・コード設定を読み取ります。プロジェクトまたはタスク・コードが値セットの場合、受入済の値のリストも取得されます。
実装時に、プロジェクト・アプリケーション管理者はエンタープライズ・プロジェクト・コードおよびエンタープライズ・タスク・コードを作成して、取得する必要がある追加のプロジェクトまたはプロジェクト・タスク詳細を追跡できます。たとえば、タスク・コードを作成して、各プロジェクト・タスクに対して実行された作業のタイプを取得できます。また、完了した作業のタイプを取得するための限定された値セットがある場合は、受理される値のリストも定義されます。
このRESTサービスのペイロード例は、『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイドを参照してください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- エンタープライズ・プロジェクトおよびタスク・コードRESTサービスは、エンタープライズ・プロジェクト・コード設定およびエンタープライズ・タスク・コード設定へのアクセスのみを提供します。特定のプロジェクトまたはタスクに割り当てられたエンタープライズ・プロジェクト・コード値またはエンタープライズ・タスク・コード値へのアクセスは提供しません。プロジェクトに割り当てられたエンタープライズ・プロジェクト・コード値には、ロールのニーズに応じて、プロジェクトやプロジェクト・プランRESTサービスなど他のRESTサービスを使用してアクセスできます。同様に、プロジェクトおよびプロジェクト・プランRESTサービスのタスク・リソースを使用して、プロジェクトに割り当てられたエンタープライズ・タスク・コード値にアクセスできます。
主なリソース
- Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
エンタープライズ・プロジェクト・コード設定を読み取るには、次の権限またはロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- 権限名およびコード
- プロジェクト作業プランの管理(PJT_MANAGE_PROJECT_WORK_PLAN_PRIV)
エンタープライズ・タスク・コードの設定を参照するには、次の権限またはロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード
- チーム協力者(ORA_PJF_TEAM_COLLABORATOR_ABSTRACT)
- 権限名およびコード
- プロジェクト・タスクの管理(PJL_MANAGE_PROJECT_TASKS_PRIV)
RESTサービスを使用した集計済プロジェクト・パフォーマンス・インサイトのレビュー
プロジェクト・インサイトRESTサービスは、29個のプロジェクトにおける関心に焦点を当てます。これには、プロジェクト全体の状態、予算、支出、プロジェクトの進捗などがあります。リソース割当の超過および不足、欠落しているタイム・カード、請求書承認、タスク例外など、注意が必要な品目の詳細を表示します。まもなく終了するリソース割当および期日が近い次のマイルストンに関する詳細について知ることができます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
次のいずれかのプロセスを発行またはスケジュールして、プロジェクト・インサイトを収集および要約します。
- プロジェクト・パフォーマンス・データの更新
- プロジェクト・パフォーマンス・データの更新(レポート生成なし) (推奨)
ヒントと考慮事項
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード
- プロジェクト管理職務(ORA_PJF_PROJECT_MANAGEMENT_DUTY)
- 権限名およびコード
- プロジェクト・パフォーマンスの管理(PJS_MANAGE_PROJECT_PERFORMANCE)
自分に割り当てられたプロジェクトのインサイトのみを表示できます。
RESTサービスを使用してプロジェクト契約請求書を送信します。Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト契約請求書サービスのペイロードの例を参考にしてください。
RESTサービスを使用して、下書き請求書のステータスを送信済に変更します。請求書承認ワークフローを有効にすると、サービスは請求書承認ワークフローをコールして適切な担当者に自動的に通知し、承認または否認のために個人のワークリストに請求書を追加します。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次のいずれかのロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
RESTサービスを使用したプロジェクト・コストのアカウント情報の更新
プロジェクト・コストRESTサービスを使用して、プロジェクト・コストについてインポート済アカウント情報を更新します。この調整は、adjustProjectCostsカスタム操作を使用して実行できます。この機能を使用すると、プロジェクト・コストが計上されるまで、プロジェクト・コスト・トランザクションの直接費、間接費および総コストの貸方勘定および借方勘定を更新できます。Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト・コスト・サービスのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- プロジェクト・コストでインポートされた勘定科目を更新すると、既存の勘定科目が既存の原価配分の新しい勘定科目に置換されます。
- すでに計上済または修正済のプロジェクト・コストに対してこの修正を実行することはできません。
- プロジェクト・コストの作成時に正しくない勘定科目(たとえば、会社または部門コード・セグメントの値が不正であるなど)を指定し、それが原因で一般会計にコストを計上および転記できない場合は、回避策としてSLAルールを編集するのではなく、この機能を使用してプロジェクト・コストの勘定科目を更新できます。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト支出項目原価計算の編集(PJC_EDIT_PROJECT_EXPENDITURE_ITEM_COSTING_PRIV)
- 職務ロール名およびコード:
- プロジェクト・コスト・トランザクション処理(ORA_PJC_PROJECT_COST_TRANSACTION_PROCESSING_DUTY)
- ジョブ・ロール名およびコード:
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
未処理プロジェクト・コストRESTサービスを使用して、未処理プロジェクト・コストを作成します。この機能を使用して、サード・パーティ・トランザクション・ソースに対して未処理プロジェクト・コストを作成できます。Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドの未処理プロジェクト・コスト・サービスのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト未処理支出項目の管理(PJC_MANAGE_PROJECT_UNPROCESSED_EXPENDITURE_ITEM_PRIV)
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
RESTサービスを使用したプロジェクト・コストの新規支出タイプへの転送
プロジェクト・コストRESTサービスを使用して、プロジェクト・コストの支出タイプを更新します。この調整は、adjustProjectCostsカスタム操作を使用して実行できます。これにより、ある支出タイプから別の支出タイプにプロジェクト・コストを遡及的に転送し、修正ステータスなどの修正詳細を確認したり、修正がいつ誰によって行われたかを確認できます。Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト・コスト・サービスのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- プロジェクト原価を別の支出タイプに転送すると、2つの新しいプロジェクト原価がアプリケーションによって作成されます。
- 元の支出タイプの既存のプロジェクト・コストに対する戻し処理
- 更新済支出タイプの新規プロジェクト・コスト
- RESTサービスは、参照しやすいように、応答で新しいプロジェクト原価のトランザクション番号を返します。たとえば、トランザクション番号7861598のプロジェクト・コストが調整され、結果として、次のプロジェクト・コストがトランザクション番号7876610で作成されたとします。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト支出項目の転送(PJC_TRANSFER_PROJECT_EXPENDITURE_ITEM_PRIV)
- 職務ロール名およびコード:
- プロジェクト管理職務(ORA_PJF_PROJECT_MANAGEMENT_DUTY_ABSTRACT)
- プロジェクト・コスト・トランザクション処理(ORA_PJC_PROJECT_COST_TRANSACTION_PROCESSING_DUTY)
- ジョブ・ロール名およびコード:
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- 助成金管理者(ORA_PJF_GRANTS_ADMINISTRATOR_JOB)
- 主要調査員(ORA_PJF_PRINCIPAL_INVESTIGATOR_JOB)
プロジェクトRESTサービスを使用して、プロジェクト組織および追加プロジェクト属性を表示、作成および更新します。Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト・サービスのペイロードの例を参考にしてください。
プロジェクトRESTサービスで使用できるようになった属性のリストを次に示します。
- プランニング・プロジェクト
- プロジェクト通貨換算レート・タイプ
- プロジェクト通貨換算日タイプ・コード
- プロジェクト通貨換算日
- 資産計上利率スケジュールID
- 資産計上利率スケジュール
- 資産計上利息停止日
- 資産原価配賦方法コード
- 資産イベント処理方法コード
- 間接費スケジュールID
- 間接費スケジュール
- 間接費予定確定日
- KPI通知使用可能
- KPI通知へのノートの追加
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
RESTサービスを使用した追加プロジェクト・タスク属性の管理
タスクRESTサービスを使用した、既存のプロジェクト・タスクのタスク所有組織を更新します。この機能により、ある組織の下にタスクを作成し、後でサービスを使用して別の組織に移動できます。間接費スケジュール、ソース参照、相互賦課属性などの他のキー・タスク属性も表示および更新できます。Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのタスク・サービスのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
タスクRESTサービスを使用して、次の属性を表示および更新できるようになりました。
- 組織
- 組織ID
- 別ビジネス・ユニットからの相互賦課トランザクションの許可
- 労務に関する相互賦課トランザクションの処理
- 非労務に関する相互賦課トランザクションの処理
- 間接費スケジュール
- ソース参照
- ソース・アプリケーション
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerで入手できるOracle Project Management Cloud REST APIガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト・サービスの管理(PJF_MANAGE_PROJECT_SERVICE_PRIV)
- プロジェクト・サービスの表示(PJF_VIEW_PROJECT_SERVICE_PRIV)
- 職務ロール名およびコード:
- プロジェクト実行アプリケーション管理(ORA_PJT_PROJECT_EXECUTION_APPLICATION_ADMINISTRATION_DUTY)
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
RESTサービスを使用した交付プロジェクトの間接費スケジュール上書きの更新
交付RESTサービスを使用して、交付プロジェクトの間接費スケジュールの上書きを更新します。Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドの交付サービスのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- 主要調査員(ORA_PJF_PRINCIPAL_INVESTIGATOR)
- 助成金管理者(ORA_PJF_GRANTS_ADMINISTRATOR_JOB)
- 助成金部門管理者(ORA_PJF_GRANTS_DEPARTMENT_ADMINISTRATOR_JOB)
RESTサービスを使用したプロジェクト・テンプレートのプロジェクト・プラン・タイプの管理
プロジェクト・テンプレートRESTサービスを使用して、プロジェクト・テンプレートのプロジェクト・プラン・タイプを表示および作成します。Oracle Project Portfolio Management Cloud REST APIガイドのプロジェクト・テンプレート・サービスのペイロードの例を参考にしてください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerの『Oracle Project Portfolio Management Cloud REST API』ガイド。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト統合スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
プロジェクト・エンタープライズ・リソースの効率的な作成および保守
プロジェクト・エンタープライズ・リソースの作成および保守用の新規オプションを利用します。HCM個人をプロジェクト・エンタープライズ・リソースとしてインポートするときに適用するリソース保守条件を選択できます。たとえば、大規模な組織では、会社の様々な部分の条件を分離できます。また、組織に基づいて条件を作成したり、組織の階層に条件を適用するかどうかも選択できます。この機能では、作成する条件が少なくなり、複数の基準に適用できるため、効率が向上し、間接費が軽減されます。
「プロジェクト・エンタープライズ労務リソース保守条件の管理」設定ページでこの機能を使用するためのオプションを次に示します。
- 「プロジェクト・エンタープライズ労務リソースの保守」プロセスでピック・アップするための条件を使用可能にします。デフォルトでは、すべての条件が選択されています。
- 選択した組織の下に階層を含めるかどうかを示すには、「組織階層を含む」チェック・ボックスを選択します。組織とその子ノードの選択元の階層を入力します。組織階層は、一般組織階層であるすべての分類の組織を含む単一の階層の場合もあれば、部門分類を持つ組織のみを含む部門階層の場合もあります。
組織および組織階層は、グローバル人事管理の実装の一部として、HCMワークフォース・ストラクチャ設定に含まれます。
有効化のステップ
新しい機能は、「プロジェクト・エンタープライズ労務リソース保守条件の管理」設定ページでデフォルトで使用できます。
ヒントと考慮事項
このリリースにアップグレードした後、既存のすべての条件は以前と同様に機能します。これらはすべてデフォルトで選択されます。必要に応じて、条件を無効化できます。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerで入手できるプロジェクト実行の実装ガイドのプロジェクト・エンタープライズ労務リソース保守条件。
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
リアルタイム分析とプロジェクト・リソース作業領域間での直接ナビゲート
リソース・マネージャは、Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)を使用して、プロジェクトのリソース使用要件に関するリアルタイムのインサイトを提供できます。インサイトに処理が必要な場合は、ディープ・リンクを使用して処理可能なアイテムに簡単にナビゲートできるようになりました。ディープ・リンクは、アプリケーション・メニュー構造をナビゲートせずにページを開くURLです。分析にディープ・リンクURLを追加することで、リソース要求の編集ページ、リソース割当の編集ページおよびリソース詳細ページに直接ナビゲートできます。
有効化のステップ
既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用して、新規サブジェクト領域を利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
ヒントと考慮事項
分析へのディープ・リンク相互作用の追加は、わずかなステップで行われます。
- 「プロジェクト・リソース管理 - リソース管理リアルタイム」サブジェクト領域を使用して分析を作成します。必要な一意キーを分析の列として追加します。
- 「リソース」→「リソースID」
- 「要求」→「プロジェクト要求詳細」→「プロジェクト・リソース要求ID」
- 「割当」→「プロジェクト割当」→「プロジェクト・リソース割当ID」
- ディープ・リンクを関連付けるリソース、要求または割当属性の「列プロパティ」を選択します。これには、一意キー、または名前や番号など、その他の属性を指定できます。
- 「列のプロパティ」の相互作業のタブで、「値」の「プライマリ相互作用」で「アクション・リンク」を選択します。
- 「追加」アイコンを選択します。アクション・リンクの名前を入力し、「Webページにナビゲート」アクションを選択します。
- ディープ・リンクURLを入力します。ホスト名を自分のホスト名に置き換えます。
アプリケーション・ページ |
URL |
---|---|
プロジェクト・リソース要求の編集 |
//<hostname>/fscmUI/faces/deeplink?objType=@{1}&objKey=requestId=@{2}&action=@{3} |
リソース詳細 | //<hostname>/fscmUI/faces/deeplink?objType=@{1}&objKey=resourceId=@{2}&action=@{3} |
プロジェクト・リソース割当の編集 |
//<hostname>/fscmUI/faces/deeplink?objType=@{1}&objKey=assignmentId=@{2}&action=@{3 |
- オブジェクト・タイプ、オブジェクト・キーおよびアクションの3つのトークン・パラメータを追加します。
.
アプリケーション・ページ | オブジェクト・タイプ | オブジェクト・キー | 処理 |
---|---|---|---|
プロジェクト・リソース要求の編集 | PROJECT_RESOURCE_REQUEST | Project Request Details.Request Number | EDIT |
リソース詳細 |
PROJECT_RESOURCE |
Resource.Resource Key |
EDIT |
プロジェクト・リソース割当の編集 |
PROJECT_RESOURCE_ASSIGNMENT |
Project Assignment.Assignment Number |
EDIT |
7.変更を保存します。
主なリソース
- 関連ヘルプ: 分析とアプリケーション・ページの間の移動に使用できる追加のオプションがあります。詳細は、Oracle Help Centerで入手可能な分析とレポートの作成および管理ガイドを参照してください。
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード
- リソース・マネージャ(ORA_PJF_RESOURCE_MANAGER)
「プロジェクト・リソース・プール内リソースの保護」が「設定および保守」の「プロジェクト・リソース管理実装オプションの管理」タスクを使用して有効になっている場合、リソース要求はリソース・プールによってさらに保護されます。
採用日が先日付に設定されている従業員および派遣就業者を管理対象リソースとして追加し、これらのリソースを今後のプロジェクト割当に対して確認または予約します。将来採用されるリソースはプロジェクト・リソース要求検索結果に表示され、採用日以降に開始される割当についてこれらのリソースを選択できます。たとえば、大学教職員の採用が2か月後に開始される場合、事前に初期プロジェクト割当を準備できます。
プロジェクト割当で作業するためにリソースが採用またはポジションに転送される場合、リソース・マネージャは、これらのリソースを採用日または異動日と一致するプロジェクトに割り当てることができます。多くの場合、採用日または異動日は将来の日付として設定されます。プロジェクトおよびリソース所要量のプランニングは、作業の開始が予定される前に実施されます。将来の参加や転送を含むすべてのリソースが可視化されるため、リソース・マネージャは、特定の時点におけるリソース・プールの完全なリソース供給を明確に把握できます。リソース・マネージャは、将来の採用または転送されるリソースのリソース稼働率を最大化できます。プロジェクト・マネージャは、自分のプロジェクトについて、これらのリソースを計画および保護できます。
リソース・マネージャは、将来のリソースを考慮した正確なリソース・プール稼働率をレビューできます。リソース・プールの使用率は、稼働期間中のアクティブなプール・メンバーであるリソースに基づきます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: プロジェクト実行管理 オプションでなくなるバージョン: 更新20A
ヒントと考慮事項
- プロジェクト・リソース要求のリソースを検索すると、要求開始日以前の時点でプロジェクト・エンタープライズ・リソースとしてアクティブであるリソースが適格なリソースとして表示されます。
- プロジェクト・エンタープライズ・リソースのアクティブ日にリソースが割り当てられているプールの「プロジェクト・リソースの管理」で将来採用されるリソースを表示できます。
- リソースがプロジェクト・エンタープライズ・リソースとしてアクティブになる日付以降の割当開始日で、リソース割当を作成できます。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerで入手できるプロジェクト実行管理の使用ガイドの、将来採用するリソースのプロジェクト・リソース要求への割当に関する説明。
ロール情報
この機能を使用するには、次のいずれかのロールが必要です。
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- リソース・マネージャ(ORA_PJF_RESOURCE_MANAGER_JOB)
単一スケジュール済プロセスを使用したプロジェクトおよび契約パフォーマンス・データの集計
単一のスケジュール済プロセスを使用して、プロジェクトおよび契約パフォーマンス・データを要約します。プロジェクト・パフォーマンス・データの更新またはプロジェクト契約パフォーマンス・データの更新プロセスを使用して、プロジェクトと契約の両方について要約データを生成できます。これにより、両方のプロセスをスケジュールする必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: プロジェクト財務管理 オプションでなくなるバージョン: 更新20B
必要に応じて「プロジェクト・パフォーマンス・データの更新」または「プロジェクト契約パフォーマンス・データの更新」プロセスを発行またはスケジュールします。
ヒントと考慮事項
- プロセスのプロジェクトまたは契約の範囲を決定するパラメータを指定せずに、「プロジェクト・パフォーマンス・データの更新」または「プロジェクト契約パフォーマンス・データの更新」プロセスを発行またはスケジュールする必要があります。アプリケーションで適切なプロジェクトおよび契約を要約できるように、これらのパラメータ(たとえば、プロジェクト・ユニット、ビジネス・ユニットなど)は空白のままにする必要があります。
- ビジネス・ユニット、プロジェクト・ユニット、単一または一連のプロジェクトまたは契約について、プロジェクト・パフォーマンス・データの更新プロセスまたはプロジェクト契約パフォーマンス・データの更新プロセスの実行がすでにスケジュールされている場合、これらのスケジュールを削除してから、要約するプロジェクトまたは契約の範囲のパラメータを指定せずに、いずれかのプロセスのみを再スケジュールする必要があります。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerで入手できる『プロジェクト・パフォーマンス・レポートの使用』ガイドのプロジェクト・パフォーマンス・データ要約。
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- 職務ロール名およびコード:
- プロジェクト・コスト・トランザクション処理(ORA_PJC_PROJECT_COST_TRANSACTION_PROCESSING_DUTY)
- プロジェクト契約請求書管理(ORA_PJB_PROJECT_CONTRACT_INVOICE_MANAGEMENT_DUTY)
- プロジェクト契約収益管理(ORA_PJB_PROJECT_CONTRACT_REVENUE_MANAGEMENT_DUTY)
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト実行(ORA_PJF_PROJECT_EXECUTION_ABSTRACT)
- プロジェクト管理職務(ORA_PJF_PROJECT_MANAGEMENT_DUTY_ABSTRACT)
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- 助成金会計担当(ORA_PJF_GRANTS_ACCOUNTANT_JOB)
- 助成金管理者(ORA_PJF_GRANTS_ADMINISTRATOR_JOB)
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
コスト、収益および売掛金間のアカウント導出の一貫した処理を実行できます。プロジェクト関連請求書の会計処理時に、追加の交付詳細を使用して売掛金一般会計アカウントの生成を主導します。
売掛管理に渡されたプロジェクト契約請求書に関連する交付の属性からソースを使用して、売掛/未収金補助元帳会計を構成できるようになりました。補助元帳会計の定義に次の交付属性を使用できるようになりました。
- 交付機関
- 交付目的
- 交付目的名
- 交付タイプ名
- 交付付加フレックスフィールド
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限が必要です。
- 権限名およびコード:
- アプリケーション実装コンサルタント(ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_CONSULTANT_JOB)
- 統合スペシャリスト(ORA_FND_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
非労務レート上書きで標準割引レートをゼロの割引レートで上書きします。これにより、顧客は、追加の契約明細や請求プランを作成することなく、契約を効率的に管理できます。
契約管理者は、特定の支出タイプ、非労務リソース、およびゼロ割引率が含まれる組織について、請求プランの非労務レート上書きを作成できます。これにより、請求スペシャリストは、例外的支出に対する割引がない標準レートで顧客に請求できます。
この画像は、「Lab Equipment」支出タイプがゼロの請求プラン全体の標準割引率20の上書きを示しています。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
この機能を使用するには、次のいずれかのロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- 顧客契約管理者(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_ADMINISTRATOR_JOB)
- 顧客契約マネージャ(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_MANAGER_JOB)
会社間契約で複数の請求先アカウントを選択し、これらを会社間請求書で売掛管理に転送します。会社間契約の各請求プランには独自の請求先顧客アカウントを設定できるため、税金を正確に計算できます。これにより、顧客は、契約の数を減らすことで、契約をより効率的に管理できます。
次の図は、会社間契約の各請求プランが異なる請求先顧客アカウントを持つことができることを示しています。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
次のことを確認します。
- 目的の内部顧客に対して、複数の請求先アカウント、請求先担当者および請求先サイトを作成します。
- 「会社間顧客サプライヤ関連の管理」ページで複数の請求先アカウントを定義します。
ロール情報
この機能を使用するには、次のいずれかのロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- 顧客契約管理者(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_ADMINISTRATOR_JOB)
- 顧客契約マネージャ(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_MANAGER_JOB)
売掛金管理のリアルタイム分析での関連タスク・ディメンションの表示
「売掛/未収金 - トランザクション・リアルタイム」サブジェクト領域のプロジェクト請求関連タスク・ディメンションを表示およびレポートします。
このディメンションが含まれるようになったため、これらの属性を追加して分析を作成できます。これにより、関連タスクに基づいて売掛/未収金トランザクションの値が表示されます。この属性は「プロジェクト - 請求書リアルタイム」サブジェクト領域にも存在します。その結果、両方のサブジェクト領域からの列を含む分析を備えたクロスピラー・レポートの多くのオプションが利用可能になります。次のイメージに示すように、新規ディメンションを使用できます。
次のレポート・サンプルは、「関連タスク - タスク名」列を使用して単一の明細を含む単純なプロジェクト契約請求書を示しています。
有効化のステップ
既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用して、新規サブジェクト領域を利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
ヒントと考慮事項
- この属性を売掛管理で使用するには、プロジェクト契約請求書を、明細グループにプロジェクトおよびタスクを含む請求書書式で定義する必要があります。この構成が設定されると、契約明細には売掛管理に渡されてレポートに使用できるこの情報が含まれます。
- この属性はトランザクションおよびプロジェクト契約請求書明細に存在し、請求書ヘッダーには含まれません。そのため、これらの属性が分析に含まれる場合、明細レベルでの対応する値が表示され、トランザクション合計は個別の行に表示されます。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限が必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
- 売掛管理担当者(ORA_AR_ACCOUNTS_RECEIVABLE_SPECIALIST_JOB)
売掛金管理のリアルタイム分析での契約明細ディメンションの表示
「売掛/未収金 - トランザクション・リアルタイム」サブジェクト領域の契約明細ディメンションを表示およびレポートします。
このディメンションが含まれるようになったため、これらの属性を追加して分析を作成できます。これにより、契約明細に基づいて売掛/未収金トランザクションの値が表示されます。この属性は「プロジェクト - 請求書リアルタイム」サブジェクト領域にも存在します。その結果、両方のサブジェクト領域からの列を含む分析を備えたクロスピラー・レポートの多くのオプションが利用可能になります。次のイメージに示すように、新規ディメンションを使用できます。
次のレポート・サンプルは、「契約明細」列を使用して単一の明細を含む単純なプロジェクト契約請求書を示しています。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- この属性はトランザクションおよびプロジェクト契約請求書明細に存在し、請求書ヘッダーには含まれません。そのため、これらの属性が分析に含まれる場合、明細レベルでの対応する値が表示され、トランザクション合計は個別の行に表示されます。
ロール情報
この機能を使用するには、次の権限のいずれかまたは両方が必要です。
- 権限名およびコード:
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
- 売掛管理担当者(ORA_AR_ACCOUNTS_RECEIVABLE_SPECIALIST_JOB)
追加のソース・フィルタを使用したプロジェクト・プロセス・コンフィギュレータでの収益金額の計算
プロジェクト・プロセス・コンフィギュレータによって計算された収益金額への入力として使用されるソースを生成するときに、プロジェクト・ステータス、プロジェクト・タイプ、支出タイプまたは支出タイプ区分を使用します。たとえば、「合計実際原価」というソースを定義することや、特定の支出タイプの項目を除外することを選択できます。これにより、顧客は収益計算の定義にソースが使用される条件を制限できます。
「プロジェクト・タイプ」および「プロジェクト・ステータス」フィルタは、次のソースで使用できます。
- プロジェクト機能通貨での計算レベル労務直接費 - ITD
- プロジェクト機能通貨での計算レベル労務直接費 - PTD
- プロジェクト機能通貨での計算レベル労務直接費 - 実行
- プロジェクト機能通貨での計算レベル非労務直接費 - ITD
- プロジェクト機能通貨での計算レベル非労務直接費 - PTD
- プロジェクト機能通貨での計算レベル非労務直接費 - 実行
- プロジェクト機能通貨での計算レベル労務総コスト - ITD
- プロジェクト機能通貨での計算レベル労務総コスト - PTD
- プロジェクト機能通貨での計算レベル労務総コスト - 実行
- プロジェクト機能通貨での計算レベル非労務総コスト - ITD
- プロジェクト機能通貨での計算レベル非労務総コスト - PTD
- プロジェクト機能通貨での計算レベル非労務総コスト - 実行
- 計算レベル労務数量 - ITD
- 計算レベル労務数量 - PTD
- 計算レベル労務数量 - 実行
- プロジェクト機能通貨での計算レベル計画収益
- 計算レベル計画数量
- プロジェクト機能通貨での計算レベル計画直接費
- プロジェクト機能通貨での計算レベル計画総コスト
「プロジェクト・ステータス」、「プロジェクト・タイプ」、「支出タイプ」および「支出カテゴリ」フィルタは、次のソースで使用できます。
- プロジェクト機能通貨での計算レベル計画収益
- 計算レベル計画数量
- プロジェクト機能通貨での計算レベル計画直接費
- プロジェクト機能通貨での計算レベル計画総コスト
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- ソースの開始来累計と期間累計には、現在のプロセスで認識されているトランザクションの収益金額は含まれません。
- ソースのフィルタを使用して、コンフィギュレータ算式で使用される金額値をさらに調整します。
- コンフィギュレータによって作成されたイベントに使用するイベント・タイプは、収益方法に割り当てられます。
- 外部収益および外部収益決済仕訳明細ルールに関連付けられた勘定科目ルールで条件を使用して、結果の会計仕訳がイベント・タイプに基づいていることを確認します。
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト・アプリケーション管理者(ORA_PJF_PROJECTS_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- 顧客契約管理者(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_ADMINISTRATOR_JOB)
- 顧客契約マネージャ(ORA_OKC_CUSTOMER_CONTRACT_MANAGER_JOB)
金額がゼロの請求トランザクション例外が記録される特定の理由を識別する個別のエラー・メッセージを受け取ります。たとえば、コスト払戻可能請求の場合は、支出項目のコストがゼロである場合に特定のトランザクション例外を受け取り、そのために、請求金額がゼロとして計算されます。
請求書の概要ページおよび「請求トランザクション例外管理」ページでは、ゼロ金額の請求トランザクション例外が記録された理由を次のなかから識別できるようになりました。
- 請求はレートに基づき、導出された請求レートはゼロです。
- 請求はレートに基づき、数量はゼロです。
- 請求はレートに基づき、端数処理後の計算済請求金額はゼロです。
- 請求はレートに基づいていますが、レートが見つかりませんでした。
- 請求は原価に基づき、原価はゼロです。
次の図は、新しいエラー・メッセージの1つを示しています。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
「プロジェクト・コスト計算 - 資産リアルタイム」サブジェクト領域を使用してプロジェクト資産明細を分析するための建設仮勘定(CIP)を表示およびレポートします。取得価額勘定、貸借一致セグメント、コスト・センターおよび勘定科目を使用して、固定資産に生成および転送した後に建設仮勘定残高を検証できます。
次のスクリーンショットは、「プロジェクト・コスト計算 - 資産リアルタイム」サブジェクト領域のプロジェクト資産明細フォルダのCIPアカウントに関連する会計キー・フレックスフィールドの新しいディメンションを示しています。
次のスクリーンショットは、これらの新しいディメンションを示すサンプル・レポートです。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
これらのディメンションの値を表示する前に、Transactional Business IntelligenceでのOracle Fusion Data Extensionsのインポートのプロセスを実行する必要があります。
主なリソース
- 関連ヘルプ・トピック: Oracle Help Centerで入手できる、Oracle Project Portfolio Management CloudのPPMの分析とレポートの作成と管理ガイドのトランザクション・ビジネス・インテリジェンスのキー・フレックスフィールドの構成を参照してください。
ロール情報
この機能を使用するには、次のいずれかのロールが必要です。
- プロジェクト・ロール名およびコード:
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
スポンサから変更を受けたときに、トランザクションがない場合は、交付予算期間を更新します。助成金管理者は、助成金に関連付けられたプロジェクトが予算管理に対して有効でない期間を更新してから、予算を再構築し、助成金および関連プロジェクトの正しい予算、実績および取引約定残高を表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
この機能は、予算管理が交付またはプロジェクト予算で使用可能でない場合に機能します。これはユーザー・インタフェースのみの変更で、REST/SOAPサービスはこの更新を許可するように更新されていません。
主なリソース
- 関連ヘルプ: Oracle Help Centerで入手できる助成金管理の使用ガイドの交付および交付プロジェクト財務詳細に関する項。
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- 主要調査員(ORA_PJF_PRINCIPAL_INVESTIGATOR)
- 助成金管理者(ORA_PJF_GRANTS_ADMINISTRATOR_JOB)
- 助成金部門管理者(ORA_PJF_GRANTS_DEPARTMENT_ADMINISTRATOR_JOB)
更新20Aのプロジェクト・スペースおよびドキュメント・ライブラリの削除
プロジェクトのドキュメント・ライブラリとしてプロジェクト・スペースを作成する機能は、Oracle Project Portfolio Management Cloudの今後のバージョンでは使用できなくなります。この機能の削除には、プロジェクト財務管理およびプロジェクト管理の両方の作業領域からプロジェクト・スペースを作成してアクセスする機能が含まれます。引き続きアクセスできるように、既存のドキュメントをプロジェクト・スペースから移動する必要があります。
この削除はリリース13の更新20A時点で有効であり、Oracle WebCenterを使用するすべてのOracle Cloud Applicationsに変更が反映されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ドキュメントに引き続きアクセスするには、そのドキュメントをプロジェクト・スペースから、選択した別の場所に移動します。