本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年6月30日 | 福利厚生/Redwoodエクスペリエンス |
福利厚生バランスのRedwoodエクスペリエンス | ドキュメントの更新。機能情報の改訂。 |
2023年6月30日 | 福利厚生/Redwoodエクスペリエンス |
福利厚生グループのRedwoodエクスペリエンス | ドキュメントの更新。機能情報の改訂。 |
2023年5月26日 | 福利厚生/データ・ロード | 登録証明処理項目のクローズ用のHDL |
機能の削除。7月に予定。 |
2023年5月26日 | 福利厚生/Redwoodエクスペリエンス | 福利厚生バランスのRedwoodエクスペリエンス | ドキュメントの更新。更新23Bで提供された機能。 |
2023年5月26日 |
福利厚生/Redwoodエクスペリエンス |
福利厚生グループのRedwoodエクスペリエンス | ドキュメントの更新。更新23Bで提供された機能。 |
2023年3月3日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、この「新機能」に記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。弊社のクラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、お客様のアイデアが実現されたことを意味します。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント
- HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を確認できます。
- 人事管理の新機能 – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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Oracle Benefitsは、包括的、構成可能かつ柔軟なグローバル・ソリューションで、組織は正常に発展してワークフォース固有のニーズに適応できます。このソリューションにより、従来の汎用的なプランを、様々な福利厚生パッケージを使用して様々なワークフォース・セグメントを選択的にターゲットとする高度に複雑なプランに設定できます。セルフサービス機能により、コンテキスト情報と埋込み分析を使用してすぐに使用できる直観的なガイド付き登録プロセスがユーザーに提供されます。
福利厚生サービス・センターで拡張検索結果を表示しているときに、拡張ソート・オプションおよび属性ラベルを使用できるようになりました。
福利厚生サービス・センターの拡張検索
名前またはビジネス・タイトルの昇順または降順に検索結果をソートできるようになりました。デフォルトでは、アクティブと非アクティブ両方のアサイメント・ステータスの個人が表示されます。サイド・ペインの「アサイメント・ステータス」にあるチェック・ボックスを使用して、この表示を管理できます。以前は、アクティブなアサイメントがある個人のみがデフォルトで表示されていました。
拡張検索で次のフィールドが表示されるようになりました:
- 名前
- 個人番号
- ビジネス・タイトル
- 就業者タイプ
- アサイメント・ステータス
- アサイメント番号
検索フィールド
また、空白の検索で結果が表示されなくなりました。以前は、すべての名前が表示されていました。
空白の検索
この機能拡張により、福利厚生サービス・センターで情報の検索に費やす時間が短くなります。たとえば、より多くの詳細が表示されるので、初めて採用された従業員と何度も再雇用されている従業員を簡単に識別できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
アクティブな登録ウィンドウ期間中でも、加入者の登録文書を随時印刷できるようになりました。ライフ・イベントが「開始済」ステータスであることを確認してください。
登録文書の印刷
以前は、開始済ライフ・イベントについては、明示的に選択されると、福利厚生管理者が登録文書を印刷できませんでした。この機能拡張により、選択された後でも管理者が登録文書を印刷できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「プラン構成」作業領域でのFastFormulaの作成および分析
「給与」作業領域に移動しなくても、「プラン設計」作業領域からFastFormulaを作成できるようになりました。また、FastFormulaアナライザが「プラン構成」作業領域に移動しました。以前は、「評価およびレポート」作業領域にありました。機能は変わりません。
「プラン構成」作業領域のFastFormulaアナライザ
Formulaの定義
Formulaの評価
この機能拡張により、FastFormulaに簡単にアクセスできるようになり、これらの領域にアクセスするための追加のロールの必要性が減ります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「週1回」という新しい無制限処理ルールを使用できるようになりました。従業員が登録フローにアクセスして、その週の間に複数回変更したとしても、このルールを使用すれば、週に1回のみ登録を処理できるようになりました。
ほとんどの場合、毎日変更する必要はありません。そのため、週に1回無制限イベントを評価して、個人の適格性に対する変更などに対処することにより、処理を大幅に減らすことができます。
このルールの有効期間は、有効日から7日間遡った時点になります。このルールが有効なときに別のライフ・イベントを実行しようとすると、エラー・メッセージが表示されます。
このエラー・メッセージは、福利厚生サービス・センターにのみ表示されます。セルフサービス・ユーザーにエラーが表示されません。イベントが「開始済」状態の場合は選択できます。無制限イベントを処理する必要がないとアプリケーションが判断した場合、登録の選択肢は表示されません。バッチ処理の場合は、警告がログ・ファイルに書き込まれ、バッチの次の個人が処理されます。
「週1回」ルールを使用する場合は、無制限ライフ・イベントに対して7日以上の登録ウィンドウを追加する必要があります。
退職およびグローバル異動の場合は、処理ルールに関係なく無制限イベントが処理されます。
次のプロセスを使用するセルフサービス福利厚生と福利厚生サービス・センターの両方で、このルールが評価される場合があります:
- 無制限イベント加入の評価
- 予定イベント加入を評価します
この機能拡張により、従業員がバックアウトする無制限イベントの数が減ります。また、無制限モデルに必要な処理量も減ります。
有効化のステップ
この機能を有効にする方法は、次のとおりです。
- ホーム・ページで福利厚生の管理→ 「プラン構成」をクリックします。
- タスク・パネル・ドロワーで、「セルフサービス構成」をクリックします。
- 「無制限処理使用可能」を「1日1回」に設定します。
- 「保存」をクリックします。
セルフサービス構成
デフォルトでは、V3年功起算日を使用しているときには、Fusion Benefits Extracts (BENXML抽出ファイル)に空の元の採用日が移入され、独自のFastFormulaを定義して日付をフェッチする必要があります。
V3年功起算日を取得するには、プロファイル・オプションORA_PER_SENIORITY_DATE_AT_ENTの値を「企業年功起算日 - 個人レベル」に設定する必要があります。プロファイル・オプションを構成するには、「設定および保守」作業領域の「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用します。
「管理者プロファイル値の管理」タスク
年功起算日
この機能拡張により、BENXML抽出ファイルの追加列もサポートされます:
追加列
年功起算日機能の最も高度なバージョンを使用できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、年功起算日の概要を参照してください。
福利厚生バッチ・プロセスでは、「プロセス詳細」ページの「個人番号」フィールドの一連のカンマ区切り個人番号を評価できるようになりました。たとえば、従業員のサンプル・セットに対してプラン設計の変更をすばやくテストする場合に、この拡張機能を使用できます。
最大2000文字を入力できます。カンマ区切りの個人番号は、単一の連続テキスト形式である必要があります。カンマが埋め込まれた個々の個人番号は無視されます。スプレッドシートから文字列をコピーした場合は、空白、タブ、改行およびキャリッジ・フィード文字が埋め込まれている場合があります。このような無関係な文字が実際のカンマ区切り個人番号の周りにある場合、それらの文字は処理中に無視されるか切り捨てられます。
このパラメータは、次の個人決定パラメータとともに使用できません:
- 個人名
- 個人選択ルール
- Personタイプ
- 組織名
- 福利厚生グループ
- 事業所
- 郵便番号域
- 法的エンティティ
個人番号リストは、デフォルト登録などの自動送信プロセスに自動的に渡されます。ログ・ファイルには、処理用に選択された個人番号と、無効として無視された個人番号の詳細が示されています。
「プロセス詳細」ページ
この機能拡張は、次のプロセスで使用できます:
- ライフ・イベント加入の評価
- 予定イベント加入を評価します
- 時間的イベント加入の評価
- 無制限イベント加入の評価
- デフォルトの福利厚生に登録します
- 登録クローズ
- 福利厚生補償範囲費用データの準備
- 被指名人適格の再評価
これらのプロセスにアクセスするには、「福利厚生管理」>「評価およびレポート」>「プロセス」をクリックする必要があります。
この機能拡張により、個人選択Formulaを記述および保守する必要性が軽減されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
候補者に新規オファーが提示されたときに、ライフ・イベントがトリガーされなくなりました。
次の詳細を設定して、表FND_COMMON_LOOKUPSに対する新しい参照を追加すれば、この拡張機能を無効にできます:
- 参照タイプ: ORA_BEN_SKIP_VALIDATION
- 参照値: DISABLE_OFFER_EVENTS_CHECK
- ENABLED_FLAG: Y
この拡張機能により、非従業員ジョブ・オファーに対してトリガーされるライフ・イベントの数が減ります。また、不要なライフ・イベントを評価する数を減らすことで、バッチ・プロセスのパフォーマンスも向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
加入者が登録承認テキストを読んで受け入れないと、登録ページが表示されません。福利厚生管理者は、ビジネス要件に基づいてこのテキストを更新できます。この機能拡張により、ライフ・イベント日または有効日の時点で進行中ではないプログラムおよびプランに対して登録承認テキストを表示できます。このテキストはセルフサービス構成に基づいて、セルフサービス・ページおよび福利厚生サービス・センターに表示されます。
登録承認
登録承認は、次のプロセスの実行時に評価されます:
- ライフ・イベント加入の評価
- 予定イベント加入を評価します
- 無制限イベント加入の評価
すでに処理済のライフ・イベントには、ライフ・イベント日または有効日時点のテキストが反映されません。そのような場合は、イベントをバックアウトして再処理する必要があります。
この拡張は、プランを定期的に大きく変更し、登録承認テキストでそれらの変更への注意を喚起をする必要がある場合に役立ちます。これは、オープン登録時に常に最新の承認テキストを加入者に表示するのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にする方法は、次のとおりです。
- ホーム・ページで福利厚生の管理→ 「プラン構成」をクリックします。
- タスク・パネル・ドロワーで、「セルフサービス構成」をクリックします。
- 「ライフ・イベント発生日現在の承認テキストの表示」チェック・ボックスを選択します。
- 福利厚生サービス・センターにも最新のテキストを表示する場合は、「福利厚生サービス・センターでの承認ページの表示」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
セルフサービス構成
主なリソース
詳細は、登録承認テキストを作成または変更するにはどうすればよいですかを参照してください。
新しいライフ・イベント設定診断テストを使用して、ライフ・イベントのすべての設定詳細を表示できます。予期しないときにライン・イベントが検出されたり、予期しているときにライフ・イベントが検出されないという問題に気付いたときには、このレポートに診断が表示されます。
ライフ・イベント設定診断レポートを生成して表示する方法を次に示します:
- ログイン・ユーザーのアイコンをクリックし、「トラブル・シューティング」セクションで診断テストの実行をクリックします。
- 「診断ダッシュボード」ページで「ライフ・イベント設定診断テスト」を検索して選択し、「実行に追加」をクリックします。
- 実行するテストの選択および入力の指定セクションで、「入力ステータス」アイコンをクリックして詳細を入力します。「ライフ・イベント」パラメータを構成して、レポートを実行します。有効日は省略可能です。
- 「保存」をクリックし、名前を入力すると、テストの名前が表示されます。
- 「OK」をクリックします。
- 実行するテストの選択および入力の指定セクションで「実行」をクリックします。
- 診断テスト実行ステータス表で、「リフレッシュ」をクリックして最新のステータスを表示します。
- 実行ステータスが「完了」の場合、「レポート」アイコンをクリックしてレポートを表示します。
このレポートのセクションは次のとおりです:
- ライフ・イベントの一般情報
- 適時性Formulaに関する追加情報
- 評価Formulaに関する追加情報
- 個人変更
- 関連個人変更
- 非グローバル構成
- 変移ルール
- エンティティ・オブジェクト・イベント名
- イベント適格性
ライフ・イベント設定診断テスト
この機能拡張は、すべてのライフ・イベント設定詳細を1箇所に表示して、一般的な設定の問題をトラブルシューティングするのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
アクセス要件
アプリケーション診断管理者
シード済のHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)スプレッドシートを使用して、加入者登録をアップロードして、扶養家族および受取人を指定できるようになりました。
ノート: 既存のADFdi登録アップロード・スプレッドシート・ローダーは削除されるため、HSDLに移行する必要があります。
加入者登録のアップロード、扶養家族の指定および受取人の指定のために、個別のシード済HSDLスプレッドシートが用意されています。アップロードする登録のライフ・イベントが「開始済」ステータスであることを確認してください。
HDLスプレッドシート名 |
スプレッドシートでサポートされている操作 |
ビジネス・オブジェクトとユーザー・キー |
---|---|---|
加入者登録のアップロード |
作成および更新 |
|
扶養家族の指定 |
作成および更新 |
|
受取人の指定 |
作成および更新 |
|
ノート:これらのスプレッドシートを使用するには、Oracle ADF Desktop Integration Add-in for Excelをインストールする必要があります。
シード済のHSDLスプレッドシートを使用して、医療制度改革法(ACA)の個人詳細をアップロードできるようになりました。また、既存のADFdi ACA上書きアップロード・スプレッドシート・ローダーが非推奨になります。
HDLスプレッドシート名 |
スプレッドシートでサポートされている操作 |
ユーザー・キー |
---|---|---|
加入者の医療制度改革法上書き |
作成および更新 |
個人番号、医療制度改革法レポート明細番号、法的エンティティ、年 |
扶養家族の医療制度改革法上書き |
作成および更新 |
個人番号、連絡先の名、連絡先の姓、医療制度改革法、レポート行番号、法的エンティティ、年 |
加入者の医療制度改革法削除 |
削除 |
個人番号、医療制度改革法レポート明細番号、法的エンティティ、年 |
扶養家族の医療制度改革法削除 |
削除 |
個人番号、連絡先の名、連絡先の姓、医療制度改革法レポート明細番号、法的エンティティ、年 |
これらのシード済スプレッドシートをダウンロードするには、「ナビゲータ」 > 「自分のクライアント・グループ」 > 「データ交換」 > 「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」をクリックする必要があります。
シード済スプレッドシートをダウンロードするページ
この機能拡張により、大量のデータをアップロードする際のアプリケーションのパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 詳細は、Excel用デスクトップ統合の設定を参照してください。
これらのページやフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツールセットVisual Builder Studio (VBS)で再作成されています。ページやフローの表示と動作をRedwoodのページやフローと同様にすることで、アプリケーションの一体感を高めています。
Redwoodツール・セットのVisual Builder Studioで「福利厚生バランス」ページを再作成し、Redwoodページと同じ一貫性のある機能を用意してユーザー・エクスペリエンスを向上させました。ページの機能は変わりません。
「福利厚生バランス」のRedwoodページ
「福利厚生バランス」のRedwoodページの編集モード
「福利厚生バランス」のRedwoodページを使用する方法を次に示します:
- 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」をクリックします。
- 「クイック処理」にある「詳細の表示」をクリックします。
- 「個人福利厚生バランス」を検索します。
必要な権限、職務ロールおよびデータ・セキュリティ・ポリシー
次の点に注意してください:
- カスタム・ロールがある場合は、機能モジュールのそれぞれの権限および集計権限がロール階層に含まれていることを確認してください。
- 権限および集計権限を追加した後、データ・ロールを再生成し、ユーザー・インタフェースを確認します。
- ユーザーに直接ジョブ・ロールを割り当てている場合は、データ・セキュリティを機能させるため、ジョブ・ロールからデータ・ロールを作成する必要があります。
権限、職務ロールおよびデータ・セキュリティ・ポリシー
集計権限と職務ロール |
機能権限およびデータ・セキュリティ・ポリシー(DSP) |
---|---|
集計権限:
次のシード済職務ロールによって継承:
|
機能権限:
バランスLOV権限:
アサイメントLOV権限:
DSP:
|
よくある質問
質問 | 回答 |
---|---|
シード済ジョブ・ロールをユーザーに割り当てましたが、データが表示されません。Redwoodページにはデータが表示されませんが、レスポンシブ・ページには表示されます。 |
ジョブ・ロールが直接割り当てられていることを確認してください。その場合は、ジョブ・ロールからデータ・ロールを生成する必要があります。 |
レスポンシブ・クイック・リンクが表示されますが、新しいRedwoodリンクが表示されません。次のプロファイル・オプションが有効になっていることを確認しました:
|
ユーザー・インタフェース機能権限がロール階層に含まれていることを確認してください。 |
Redwoodクイック・リンクを使用して新しいページに移動できますが、データが表示されません。レスポンシブ・ページにはデータが表示されます。カスタム・データ・ロールを付与されています。 |
各機能モジュールに対するREST集計権限およびLOV権限を追加してください。 |
RedwoodページにLOV以外のすべてのデータが表示されます。 |
各機能モジュールに対するLOV権限を追加してください。 |
新しい「福利厚生バランス」ページでは、Redwoodエクスペリエンスの対話処理をご利用いただけます。
有効化のステップ
このページは、デフォルトではオフになっています。このページを有効にする場合は、「プロファイル・オプション」で有効にする必要があります。標準提供のプロファイル・オプションを変更するステップは、次のとおりです:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」をクリックします。
- プロファイル・オプション ORA_BEN_ADMINISTRATIVE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLEDを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」→「クローズ」をクリックします。
主なリソース
- アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle SupportのHCM Redwood Pages with Profile Options - 文書ID 2922407.1を参照してください。
Redwoodツール・セットのVisual Builder Studioで「福利厚生グループ」ページを再作成し、Redwoodページと同じ一貫性のある機能を用意してユーザー・エクスペリエンスを向上させました。ページの機能は変わりません。
「福利厚生グループ」のRedwoodページ
「福利厚生グループ」のRedwoodページの編集モード
「福利厚生グループ」のRedwoodページを使用する方法を次に示します:
- 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」をクリックします。
- 「クイック処理」にある「詳細の表示」をクリックします。
- 「個人福利厚生グループ」を検索します。
必要な権限、職務ロールおよびデータ・セキュリティ・ポリシー
次の点に注意してください:
- カスタム・ロールがある場合は、機能モジュールのそれぞれの権限および集計権限がロール階層に含まれていることを確認してください。
- 権限および集計権限を追加した後、データ・ロールを再生成し、ユーザー・インタフェースを確認します。
- ユーザーに直接ジョブ・ロールを割り当てている場合は、データ・セキュリティを機能させるため、ジョブ・ロールからデータ・ロールを作成する必要があります。
権限、職務ロールおよびデータ・セキュリティ・ポリシー
集計権限と職務ロール |
機能権限およびデータ・セキュリティ・ポリシー(DSP) |
---|---|
集計権限:
次のシード済職務ロールによって継承:
|
機能権限:
福利厚生グループLOV権限:
DSP:
|
よくある質問
質問 | 回答 |
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シード済ジョブ・ロールをユーザーに割り当てましたが、データが表示されません。Redwoodページにはデータが表示されませんが、レスポンシブ・ページには表示されます。 |
ジョブ・ロールが直接割り当てられていることを確認してください。その場合は、ジョブ・ロールからデータ・ロールを生成する必要があります。 |
レスポンシブ・クイック・リンクが表示されますが、新しいRedwoodリンクが表示されません。次のプロファイル・オプションが有効になっていることを確認しました:
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ユーザー・インタフェース機能権限がロール階層に含まれていることを確認してください。 |
Redwoodクイック・リンクを使用して新しいページに移動できますが、データが表示されません。レスポンシブ・ページにはデータが表示されます。カスタム・データ・ロールを付与されています。 |
各機能モジュールに対するREST集計権限およびLOV権限を追加してください。 |
RedwoodページにLOV以外のすべてのデータが表示されます。 |
各機能モジュールに対するLOV権限を追加してください。 |
新しい「福利厚生バランス」ページでは、Redwoodエクスペリエンスの対話処理をご利用いただけます。
有効化のステップ
このページは、デフォルトではオフになっています。このページを有効にする場合は、「プロファイル・オプション」で有効にする必要があります。標準提供のプロファイル・オプションを変更するステップは、次のとおりです:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」をクリックします。
- プロファイル・オプション ORA_BEN_ADMINISTRATIVE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLEDを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」→「クローズ」をクリックします。
主なリソース
- アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle SupportのHCM Redwood Pages with Profile Options 文書ID 2922407.1を参照してください。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
福利厚生 | 福利厚生サービス・センターおよびセルフサービス福利厚生のクラシック・ページの削除への準備 | 23A | レスポンシブ・ページ | 次の「廃止通知」を参照してください。 |
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廃止通知
Oracle Fusion Cloud Human Resources Benefitsの更新23Aでは、福利厚生サービス・センターおよび従業員セルフサービスのクラシック・ユーザー・インタフェースを廃止します
18Bリリースから、再設計されたHCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ページを引き続き使用している場合は、HCMレスポンシブ・ページへの移行を開始する必要があります。更新23A以降では、古いページはサポートされなくなります。
レスポンシブ機能の詳細は、更新18Bおよび18CのHCM共通の新機能を参照してください。
再設計された機能は、再設計されたユーザー・エクスペリエンスという見出しの下にあり、製品別にグループ化されています。19A以降からリリースされた機能は、「福利厚生の新機能」にあります。
統合された一般設定情報は、My Oracle Support文書の「HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報」(文書ID 2399671.1)を参照してください
レスポンシブ・ページのハイライト:
- 従業員およびマネージャのセルフサービス・ページは、デスクトップおよびモバイル・デバイスで同じ表示と動作になるように再設計されます。ページの新しいルック・アンド・フィールによって、エクスペリエンスが向上します。
- ページおよびメッセージはモダンになり、よりシンプルかつ会話的な言語が使用されているため、すべてのデバイスにおいてコンテンツが読みやすく、かつ理解しやすいものになっています。
- ページは、整然として無駄がなく、タスクの完了に必要なフィールドのみが表示されます。
- ページをパーソナライズして、デフォルトで非表示になっているフィールドを追加できます。詳細は、トランザクション設計スタジオを使用したフィールド表示の構成および表示および非表示のレスポンシブの福利厚生フィールドを参照してください。
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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)