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  1. 更新24C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  4. 機能のサマリー
  5. 共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス
    1. ユーザー・エクスペリエンス
        1. 更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン
    2. 承認と通知
        1. 承認作業領域の新機能
    3. レポートおよび分析
        1. Oracle Transactional Business Intelligenceの注目点と相違点
        2. Oracle BI Cloud Connectorの非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト
    4. 拡張性
        1. 更新されたOracle Visual Builder Studio
        2. 検索索引の管理
  6. 重要な処理および考慮事項

更新24C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2024年6月7日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。弊社のクラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、お客様のアイデアが実現されたことを意味します。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloud Applicationsでは四半期ごとに新しい更新が配信されます。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は有効な状態で提供されます。これは、エンド・ユーザーが即時に使用できることを意味します。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化され提供されている機能は、次の権限を使用して次のステップに従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、それに固有の新機能を確認します。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
  3. 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効になっている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を有効にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。

オプト・イン失効

時折、オプト・インにより無効化状態で提供されている機能が将来の更新で自動的に使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。クラウド・サービスにこの更新のオプトイン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプトインがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。また、ここをクリックすると、Oracle Cloud Applications全体で現在のオプトインが失効する機能を確認できます。現在の更新の後、Cloud Customer Connectの財務フォーラムに今後の更新のオプトイン失効の詳細が含められます。

機能のサマリー

列の定義:

すぐ使用できる状態で提供される機能

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用するために処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要
(すぐ使用できない状態で提供される機能)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

ユーザー・エクスペリエンス

更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン

承認と通知

承認作業領域の新機能

レポートおよび分析

Oracle Transactional Business Intelligenceの注目点と相違点

Oracle BI Cloud Connectorの非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト

拡張性

更新されたOracle Visual Builder Studio

検索索引の管理

>>「重要な処理および考慮事項」をクリック

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

ユーザー・エクスペリエンス

更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン

Oracle ADF Desktop Integrationアドインの最新バージョンの5.2.1.27254をダウンロードできるようになりました。

このバージョンでの変更点を次に示します:

  • Excelアドイン・インストーラで、Microsoft .NET Frameworkが必須のバージョン4.8.1であることが確認されます。
  • Excelで読取り専用とみなされるワークブックが、ADFdi Excelアドインで無視されるようになりました。

有効化のステップ

各デスクトップに新しいアドインをインストールする必要があります。詳細は、My Oracle SupportHow to install the ADF Desktop Integration Add-in for Excel (2681794.1) を参照してください。

承認と通知

承認作業領域の新機能

「詳細」ページで、承認に関する情報を要求できます。「処理」 > 「情報の要求」を選択し、デフォルトの送信者を受け入れるか、ドロップダウンから別のユーザーを選択し、メッセージを入力して「要求」をクリックします。

情報の要求を受信したら、それに返信することも、「承認タスク」または「詳細」ページからタスクを取り下げることもできます。「承認タスク」リストの「要求」アイコンをクリックして、メッセージを表示して返信します。

「詳細」ページでタスクを再割当することもできます。「再割当」アイコンをクリックし、ドロップダウンからユーザーを選択し、オプションでメッセージを入力して「再割当」をクリックします。

新しい承認作業領域の機能により、承認詳細へのナビゲーションが向上し、承認の再割当、および承認に関する質問および回答の機能が提供されます。

有効化のステップ

これらの機能は自動的に使用可能になりますが、情報の要求時または「詳細」ページからの再割当時に「ユーザー」ドロップダウンを使用するには、就業者値リストに対してOracle Searchを使用可能にする必要があります(「就業者値リストに対するOracle Search」の項を参照)。

ヒントと考慮事項

就業者値リストを使用できるのは就業者に対してのみです。適格でない就業者にタスクを割り当てようとすると、エラーが発生します。就業者ではないユーザー・アカウントにタスクを割り当てる必要がある場合は、ビジネス・プロセス管理(BPM)から処理する必要があります。

主なリソース

レポートおよび分析

Oracle Transactional Business Intelligenceの注目点と相違点

新機能およびリリースのお知らせについては、Oracle Transactional Business Intelligenceの注目点と相違点を参照してください。

新しいOTBI機能を使用して、データおよびビジネス分析を拡張できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

Oracle BI Cloud Connectorの非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト

非推奨のビジネス・インテリジェンス・ビュー・オブジェクト(BIVO)は、BI Cloud Connector (BICC)を使用した抽出に使用できなくなりました。

BICCを使用してOracle Fusion Applications Cloudからデータを抽出する場合は、「非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト」スプレッドシートを確認して、非推奨、非アクティブおよび新規のBIVOを識別し、BICCタスクを改訂して非推奨のBIVOを省略するとともに、必要に応じて新規のBIVOを含めることができます。

この情報を使用して、BICCタスクから非推奨および非アクティブなBIVOを省略し、必要に応じて新規のBIVOを追加できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

拡張性

更新されたOracle Visual Builder Studio

Visual Builder Studioを使用してアプリケーション・ページを拡張する際に実行可能となった重要な点を次に示します。

  • CI/CDパイプラインをバイパスするデプロイメント・オプション

CI/CDパイプラインを使用せずに、拡張機能を開発環境に直接デプロイできるようになりました。CI/CDパイプラインでは拡張機能が提供されます。たとえば、CI/CDパイプラインを使用すれば、依存アーティファクトをパラレルにターゲット環境にデプロイしたり、拡張機能を削除して環境をクリーン・アップできます。この機能が不要な場合は、パイプラインを無効にして拡張機能をデプロイできます。詳細は、公開に対するCI/CDパイプラインの有効化または無効化を参照してください。

  • 拡張ワークスペースまたはリポジトリをピラー別に分離するオプション

    「Visual Builder Studioでページを編集」オプションを使用してOracle Fusion Cloudアプリケーションをカスタマイズする際に、拡張機能を製品ファミリ(ピラー)別に個別のワークスペースおよびリポジトリに分離できるようになりました。たとえば、あるワークスペースまたはリポジトリを使用してHCMページを編集し、別のワークスペースまたはリポジトリを使用してCXページを編集できます。必要な場合は、同じワークスペースまたはリポジトリですべてのページを編集できます。

    この更新を使用すると、VB Studioに切り替えるときに生成されるデフォルトのワークスペース名として、拡張しようとしているページのピラーが使用されます。たとえば、ワークスペースHCMのようになります。詳細は、Oracle Cloud Applicationの構成を参照してください。

  • 依存関係のピラー別のグループ化

依存関係が「依存性」ペインでピラー別にグループ化されるので、アプリケーションUIに追加する依存関係を見つけやすくなりました。詳細は、依存関係の追加を参照してください。

  • レガシーコンポーネントのCore Packの置換

デフォルトのRedwoodテーマを拡張機能で使用する際に、いくつかのCore Packコンポーネントのレガシー・バージョンが置き換えられました。たとえば、oj-c-input-textoj-input-textが置き換えられました。この変更は既存の拡張機能には影響しませんが、「コンポーネント」パレットからこれらのコンポーネントのいずれかを再びドラッグ・アンド・ドロップすると、Core Packバージョンが拡張ページで使用されます。詳細は、JET Core Packコンポーネントの操作を参照してください。

ノート: この機能では、Oracle Fusion Cloud Applicationsの24C以降を(JET 16.xとともに)使用する必要があります。

  • 値リスト(LOV)からのフィールド値選択サポート

条件ビルダーで、LOVで管理されるフィールドのリストから名前で値を選択できるようになりました。拡張モードの拡張機能については、拡張ルールの条件の設定を参照してください。エクスプレス・モードについては、拡張ルールの条件の設定を参照してください。

  • 拡張式エディタでの標準関数および処理のサポートの改善

処理パレットの関数のリストに、オラクルの開発者が提供する標準関数が含まれるようになりました。関数をパレットから式にドラッグして、「プロパティ」ペインで式を構成できます。

拡張式エディタでは、式を作成するための処理を定義しやすくなりました。If処理を使用した条件の作成が改善されて、式ビルダーの「プロパティ」ペインのドロップダウン・リストを使用して基準、演算子および値を選択できるようになりました。拡張モードの拡張機能については、拡張式の作成を参照してください。エクスプレス・モードについては、拡張式の作成を参照してください。

  • 条件ビルダーの変更の自動保存

条件ビルダーでビジネス・ルールおよび検証を変更すると、変更内容が自動的に保存されるようになりました。

  • $objectContextパラメータのサポート

ビジネス・ルールおよび検証メッセージの条件ビルダーで、$objectContextパラメータに定義されたパラメータがサポートされるようになりました。これらのパラメータは、拡張式エディタで条件を作成するときや、ビジネス・ルールのデフォルト値を式で設定するときにも使用できます。拡張モードでは、オブジェクト・コンテキスト・パラメータとその定義のリストを「コンテキスト」タブに表示できます。詳細は、拡張機能でのコンテキスト・パラメータの使用を参照してください。

  • ビジネス・ルールのデフォルト値での値リストのサポート

ビジネス・ルール・エディタで、値リスト内の名前を選択することにより、フィールドのデフォルト値の設定を値リストで管理できるようになりました。拡張モードの拡張機能については、フィールドのデフォルト値の設定を参照してください。エクスプレス・モードについては、フィールドのデフォルト値の設定を参照してください。

  • コンテナでのセクション作成のサポート

エクスプレス・モードにおけるコンテナのサポートが改善されました。コンテナのルール・エディタでセクションを作成できるようになりました。「プロパティ」ペインで、新しいセクションの名前、摘要および入力パラメータを編集することもできます。詳細は、ページに表示されるセクションの制御を参照してください。

  • 「プロパティ」ペインのページ・タイトル

エクスプレス・モードの「プロパティ」ペインにページ・タイトルが表示されるようになりました。

  • 変数とタイプの作成の拡張機能

複数の変数と型を作成するプロセスが最適化されて、各変数またはタイプがデフォルト名で生成されるようになりました。その後、「プロパティ」ペインを使用して、必要に応じて名前およびその他のプロパティを更新できます。ビジュアル・アプリケーションについては、変数の作成およびタイプの作成を参照してください。拡張機能については、変数の作成およびタイプの作成を参照してください。

この更新では、列挙値のリストを定義するカスタム・タイプを作成する機能が非推奨になりました。詳細は、非推奨となった機能を参照してください。

  • ワークスペース作成時の単一環境の自動選択

プロジェクトに環境が1つしかない場合は、「ビジュアル・アプリケーション」または「アプリケーション拡張」ワークスペースの作成時に、それが自動的に選択されるようになりました。ビジュアル・アプリケーションについては、ワークスペースの作成を参照してください。拡張機能については、拡張機能の作成を参照してください。

  • vbBeforeExitペイロードの新しいdirtyDataStatusプロパティ

変数の状態変化を追跡して未保存の変更を検出する場合は、(Get Dirty Data Status処理のかわりに)vbBeforeExitイベント・リスナーのdirtyDataStatusペイロードを使用して、追跡している変数のデータがそのページから移動すると失われるかどうかを確認できるようになりました。ビジュアル・アプリケーションについては、 Get Dirty Data Status処理の追加を参照してください。拡張機能については、 Get Dirty Data Status処理の追加を参照してください。

  • JavaScript処理チェーンの複製オプション

If、SwitchまたはパラレルRun処理内で、処理またはコード・ブロックを複製できるようになりました。ビジュアル・アプリケーションについては、デザイン・モードでの処理チェーンの作成およびIf処理の追加Switch処理の追加およびパラレルRun処理の追加を参照してください。拡張機能については、デザイン・モードでの処理チェーンの作成If処理の追加Switch処理の追加およびパラレルRun処理の追加を参照してください。

  • 「プロパティ」ペインの新しい「変数の選択」アイコン

「プロパティ」ペインの「変数の選択」アイコンが、変数ピッカーをより適切に表すように変更されました。(x)をクリックして変数を選択できるようになりました。

  • イベント・エディタのリスナー・ショートカット

イベント・リスナー・エディタに切り替えなくても、イベント・エディタでカスタム・イベントを操作しているときに、ショートカットを使用してリスナーを作成できるようになりました。イベントの右クリック・メニューから新しい「Create Event Listener」オプションを選択すれば、イベントと同じスコープに新しいイベント・リスナーを作成できます。ビジュアル・アプリケーションについては、イベントのイベント・リスナーの作成を参照してください。拡張機能については、イベントのイベント・リスナーの作成を参照してください。

このVisual Builder Studioの新機能により、Fusion Applicationsを広範囲に拡張するプラットフォームが提供されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

検索索引の管理

「検索索引の管理」UIを使用して、検索拡張機能フレームワークを使用する製品に、検索オブジェクトの拡張可能属性を追加または削除できるようになりました。

この機能拡張により、検索索引メタデータをより効率的に管理できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

重要な処理および考慮事項

ODAプラットフォームの新機能およびSaaSスキルでの可用性

Oracle Digital Assistant (ODA)プラットフォームに新しい機能が追加されると、製品開発ではその機能を導入して、動作保証されたスキル・プラットフォーム・バージョンに追加する必要があります。たとえば、インストールされたFADigitalAssistant 22.07.61バージョンは、22.02プラットフォーム・バージョンで追加された新しい機能に対して動作保証されています。

  • 22.02プラットフォーム・バージョンで追加された機能は、21.12プラットフォーム・バージョンで動作保証されているFADigitalAssistant22.04.60バージョンでは使用できません。これは、21.12プラットフォーム・バージョンは22.02より低く、下位互換性がないためです。最新のFADAスキル・バージョンにアップグレードし、アップグレード時に新しい機能をスキルに組み込む必要があります。詳細は、デジタル・アシスタントのアップグレードおよびデジタル・アシスタントへのスキルの追加を参照してください。
  • 最新のODAスキル・プラットフォーム・バージョンおよび対応するFADAスキル・リリース・バージョンについては、次の表を参照してください。
    動作保証されたODAスキル・プラットフォーム・バージョン 新機能 新機能をサポートするスキル 動作保証されたFADAスキル・リリース・バージョン
    22.12 なし

    該当なし

    23.04.19

FADAバージョン番号の最初の4桁はアプリケーション・リリースに対応し、最後の2桁はリリース内のFADigitalAssistantバージョンを示します。たとえば、22.07.48バージョンでは、22は2022年に対応し、07はアプリケーション・バージョンの四半期リリース(01 = A、04 = B、07 = C、10 = D)に対応します。最後の2桁48は、22.07リリース内のFADigitalAssistantバージョンを示しています。プラットフォーム・バージョンは4桁で表示され、最初の2桁は年を示し、次の2桁は月を示します。たとえば、22.02プラットフォーム・バージョンでは、22は2022年に対応し、02は2月に対応します。

古いバージョンのデジタル・アシスタント・スキルの廃止

デジタル・アシスタントとそのスキルは、よりスマートになりかつ会話エクスペリエンスが強化されるにつれて、継続的に更新されています。すべてのリリースで、スキル・ストア内の更新されたバージョンが確認されます。非推奨のプラットフォーム・バージョンに基づくスキルにアクセスすると、警告メッセージが表示されます。「詳細説明」オプションをクリックすると、プラットフォーム・バージョンの詳細を表示できます。リリースから最長で2年後、基礎となるプラットフォーム・バージョンが非アクティブになると、バージョンは動作しなくなります。

  • Oracle Digital Assistantプラットフォーム・バージョン20.08を使用して構築された経費スキルは非推奨であり、まもなく廃止される可能性があります。Fusion Cloud Applicationsの四半期ごとの更新と一致するように、適切な経費スキル・バージョンをデプロイしたことを確認してください。
  • Oracle Digital Assistantプラットフォーム・バージョン22.08を使用して構築された候補者エクスペリエンス・スキルは非推奨であり、まもなく廃止される可能性があります。Fusion Cloud Applicationsの四半期ごとの更新と一致するように、適切な候補者エクスペリエンスV2スキル・バージョンをデプロイしたことを確認してください。

  • Oracle Digital Assistantプラットフォーム・バージョン23.06を使用して構築された内部候補者エクスペリエンス・スキル・バージョン1は非推奨であり、まもなく廃止される可能性があります。Fusion Cloud Applicationsの四半期ごとの更新と一致するように、適切な内部候補者エクスペリエンスV2スキル・バージョンをデプロイしたことを確認してください。

提供されているSaaSスキル・バージョンをFusion Cloud Applicationsのバージョンに合せることをお薦めします。これにより、FADigitalAssistant内のスキルは、最新の更新されたMLモデルとともに新しいAPIおよびURLと互換性を持つことができます。

Oracle Social Networkの使用中止

Oracle Social Network (OSN)を使用して情報を共有、交流および更新できなくなりました。これは、すべての製品ファミリのOSNを使用しているユーザーに影響します。OSNの非推奨の詳細は、My Oracle SupportEnd of Life (EOL) Details for Oracle Social Network (Doc ID 2675346.1)を参照してください。

ORACLE MOBILE APPLICATION DESIGNER (MAD)の非推奨

24Bでは、Oracle Transactional Business IntelligenceでOracle Mobile Application Designer (MAD)機能が無効になっています。モバイル・アプリケーション・デザイナ機能を有効にする場合、管理者は「Publisherの管理」ページで「Enable Mobile App Designer」プロパティをtrueに設定できます。

24Dでは、Oracle Mobile Application Designer (MAD)がサポートされなくなります。

偽装機能の削除

偽装機能が削除されました。これは、すべての製品ファミリの偽装機能を使用しているユーザーに影響します。