- 改訂履歴
- 概要
- 機能のサマリー
- Sales Automationコア共通
-
- CRM共通コンポーネント
-
- ルーチン所有者の切替
- アカウント階層要約情報のエクスポート機能
- アクティビティ・パネルの拡張性サポート
- ルーチン差出人アドレスの構成
- 選択リストの値の数ではなく実際の値をRedwoodの営業リスト・ページに表示
- 処理実行後の確認メッセージ。
- 拡張フィルタリングでの複数値のサポートおよびRedwoodリスト・ページでの列の固定の許可
- 固定選択リスト値での変更を適応型検索に同期
- インポート管理を使用したレコードの削除時の検証
- Redwood営業へのアクセスを提供するための営業制限付きユーザージョブ・ロールの拡張
- 複数のOracle CPQプロセスのサポート
- オーケストレーションでの手動フィールド更新ステップのサポート
- 「オーケストレーション」パネルからのオーケストレーション添付へのアクセス
- 目的の完了のためにスキップ済ステップで処理を実行。
-
- 顧客センター
- CX基盤
- CXフレームワーク
- CRM共通コンポーネント
- Sales Automation基盤共通
- セールス・フォース・オートメーション
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2024年1月26日 | CXフレームワーク |
Redwoodリスト・ページのドロワー・ペインでのレコードの編集 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2024年1月26日 | CRM共通コンポーネント |
拡張フィルタリングでの複数値のサポートおよびRedwoodリスト・ページでの列の固定の許可 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2024年1月26日 | CRM共通コンポーネント |
固定選択リスト値での変更を適応型検索に同期 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2024年1月18日 |
CXフレームワーク |
カスタム・オブジェクトの場合に「ノート」でIDのかわりに名前として更新者を表示 | 文書の更新。更新24Aで提供される新機能。 |
2024年1月18日 |
CXフレームワーク |
カスタム・オブジェクトのデフォルト・ページの作成中に拡張ジェネレータを使用してスマート処理を作成 | 文書の更新。更新24Aで提供される新機能。 |
2024年1月18日 |
CRM共通コンポーネント |
「オーケストレーション」パネルからのオーケストレーション添付へのアクセス | 文書の更新。更新24Aで提供される新機能。 |
2024年1月18日 | CRM共通コンポーネント |
目的の完了のためにスキップ済ステップで処理を実行。 | 文書の更新。更新24Aで提供される新機能。 |
2023年12月11日 | Enterprise Contracts |
Adobe Acrobat Signによる契約の署名 | 文書の更新。更新24Aで提供される新機能。 |
2023年12月1日 | 初版作成。 |
アイデアをお寄せください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
機能が無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前にアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するためにはお客様のアクションが必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
複数の営業管理者がルーチンを一時停止およびアクティブ化できます。ルーチン所有者にルーチンを管理する権限がなくなると、そのルーチンの実行は停止します。現在は、ルーチン所有者を切り替えて、新しい所有者の資格証明を使用してルーチンの実行を続行できるようになりました。昇格アクセス権を設定して作成されたルーチンについては、所有者を切り替える必要はありません。昇格アクセス権は、ルーチン所有者に対する権限変更の影響を受けません。
ルーチンを作成した管理者が退職するか、ロールを変更したときは、ルーチン作成者を切り替えてください。昇格アクセス権またはイベント・トリガーを設定して作成されたルーチンは、すべてのデータ上で実行されるため影響を受けません。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
次のロールでルーチンを管理できます。
- 営業管理者
- アプリケーション実装コンサルタント
- 顧客関係管理アプリケーション管理者
既存のエクスポート機能およびインタフェースを介して、新しい階層要約表をエクスポートできるようになりました。この表には、お客様が定期的にリフレッシュする必要がある、販売アカウント階層に関する非正規化情報が含まれています。この要約表には、階層ツリーの上下両方のノード数などのメタデータが含まれています。
アカウント階層要約をエクスポートすると、様々なアプリケーションおよびシステムで、お客様がアカウント・データを使用するのに役立ちます。たとえば、販売アカウントを別のアプリケーションに移行または同期する際に、要約データがあれば、ツリーおよび各サブツリーの構造を記述するメトリックおよびフィールドにすばやくアクセスして表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
アカウント・データと階層要約データの一貫性と整合性を確保するために、それぞれの販売アカウントがエクスポートされた時点またはそれに近い時点で階層要約表のリフレッシュ・プロセスをお客様が実行することをお薦めします。
主なリソース
階層要約REST APIは、表に収集された要約情報に関する有用な情報を提供します(https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/sales/faaps/op-accounts-partynumber-child-accounthierarchysummary-partyid-get.html)。すべてのフィールドをエクスポート用に構成できます。
オブジェクト・レコードの折りたたみセクション内にあるアクティビティ・フィード・パネルは拡張できるように設計されており、お客様固有の要件に従って柔軟に変更およびカスタマイズできます。
-
営業管理者ユーザーがユーザー・ロールに最も関連性の高い情報が表示されるようにパネルをカスタマイズできるため、効率と満足度の向上につながります。
-
適切なアクティビティやデータが表示されるようにフィード・パネルをカスタマイズすれば、ユーザーが関連情報の検索に費やす時間を短縮できるので、意思決定や日常業務をスピード・アップできます。
-
営業管理ユーザーが、ユーザーに表示されるアクティビティおよびレコードをカスタマイズして重要でないアクティビティを排除できるため、データの管理が向上し、重要な項目に注意を集中できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
営業管理ユーザーは、他の折りたたみパネルのカスタマイズと同様のプロセスに従って、Visual Builderでアクティビティ・フィード・パネルをカスタマイズできます。
オブジェクト(アカウント、リードなど)にナビゲートし、パネル・コンテナ・レイアウトを展開します。ユーザーが既存のパネル構成を複製し、カスタマイズの要件に従ってデフォルトの問合せを変更する必要があります。
アクセス要件
営業管理者権限を持つユーザーのみが、この機能にアクセスできます
ルーチンEメール通知の「差出人」フィールドでどのEメール・アドレスを使用するかを定義します。ルーチンに対して特定のチャネルを構成したとします。Exchange経由でルーチンから送信されるEメールに対して指定した「差出人」アドレス(routines-noreply@<customer_domain>など)を「Eメールの送信」処理で使用するように設定できます。
営業管理者がルーチンから送信した通知をチームが迅速に認識するのに役立ちます。また、重要な通知がスパム・フォルダに送信されたり拒否されたりするリスクを最小限に抑えることもできます。
有効化のステップ
前提条件:
- SPFおよびDKIMにドメインがすでに登録されている必要があります
構成のステップ:
- 「設定および保守」にナビゲートします。これは、ログイン・ユーザーのリンクをクリックすれば見つかります。
- 画面の右側にあるメニュー・アイコンをクリックし、「検索」リンクをクリックします。
- 検索フィールドに「通信チャネルの管理」と入力し、検索アイコンをクリックします。
- 「通信チャネルの管理」タスクを選択し、「チャネルの作成」ボタンをクリックします。
- 次の詳細を入力します。
- 「ストライプ・コード」で「CRM」を選択します
- 「目的」で「ルーチン」を選択します
- 「タイプ」で「Eメール」を選択します
- 「アカウント名」にEメール差出人アドレスを入力します。たとえば、routines-noreply@<yourdomain.com>です
- 差出人Eメールアドレスに名前を表示する場合は、必要な差出人名を表示名に入力します。たとえば、「Routines Admin」と入力すると、差出人アドレス形式は「Routines Admin <routines-noreply@yourdomain.com>」になります。
- 必要に応じて、ビジネス・ユニットを選択します。
- アクティブに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
ルーチンに複数のチャネルを作成すると、最新の更新日のチャネルが選択されます。
主なリソース
Eメール構成については、Eメール設定ガイド(https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/sales/fadsi/overview-of-email-setup.html#s20078935)を参照してください
アクセス要件
ルーチンを作成するには、次の権限が必要です:
- ZCA_MANAGE_ROUTINES: ルーチン・アプリケーションへのアクセス
- ORA_CRM_EXTN_ROLE: カスタム・オブジェクトのルーチンの作成
選択リストの値の数ではなく実際の値をRedwoodの営業リスト・ページに表示
この機能により、レコードの詳細ページにドリルダウンしなくても、Redwoodの営業リスト・ページの複数値フィールドに値を表示できます。
これにより、データを表示するための余分なクリックが不要になり、ユーザーの操作性が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
処理の実行後に表示される確認メッセージを構成できます。
処理の実行後にカスタム・メッセージがトースト・メッセージとして表示されるように管理者が構成できます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
スマート処理の管理UIで、確認メッセージを追加できます。
拡張フィルタリングでの複数値のサポートおよびRedwoodリスト・ページでの列の固定の許可
Redwoodリスト・ページで検索をフィルタリングするときに、「拡張」領域に複数の検索語および暗黙的なORを入力できるようになりました。列を固定して、複数の列をスクロールする際に必要な情報を表示することもできます。
この機能を使用すると、複数のレコード・セットおよび所有者を検索して、より広範で豊富な検索結果セットを返すことができます。結果リストの左または右に列を固定するように選択すると、複数の列をスクロールする際に重要なデータを表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
適応型検索保守ジョブによって、選択リストで行われた参照値の変更が同期化されるようになります。たとえば、「リード・ランク」の「コールド」という値が「クール」に変更された場合、次の定期リフレッシュ・ジョブにより「ランク」が「コールド」のすべてのリード・レコードにそれが反映されます。以前は、公開ジョブを実行して反映する必要がありました。
この機能により、公開ジョブを実行せずに、固定選択リスト・フィールドに最新のデータ更新を表示できます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするには、次の手順を実行する必要があります:
- アプリケーション実装コンサルタント・ロールを持つユーザーとしてサインインします。
- 「適応型検索の構成」設定タスクに移動します
- 「パラメータ」タブを選択します。
- 「参照値の同期化使用可能」の値を「Y」に更新します
- 「保存」をクリックします。
ノート: パラメータを「Y」に変更した後、1つの完全公開ジョブを実行する必要があります。完了すると、次にスケジュールされた適応型検索保守ジョブによって、固定選択リストの値に加えられた変更の同期化が開始されます。
インポート管理UIを使用してレコードを削除すると、レコードを削除するかどうかを確認する新しい確認ダイアログが表示されます。また、外部データ・ローダー・クライアント(EDLC)を使用している場合、構成ファイルでmode=DELETE_RECORDを渡すことはできません。かわりに、コマンドライン・パラメータとしてmode=DELETE_RECORDを渡す必要があります。
インポート管理UIを使用する際には、この新しい確認メッセージによって、レコードを誤って削除する確率が低下します。同様に、構成ファイルのmode=DELETE_RECORDが適用されなくなったため、EDLCを使用して誤ってレコードを削除する可能性も非常に低くなります。モードをコマンドライン・パラメータとして明示的に渡す必要があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
構成ファイルにmode=DELETE_RECORDパラメータがある場合は、コマンドライン・パラメータを介してこのパラメータを渡すようにプロセスを更新する必要があります。
Redwood営業へのアクセスを提供するための「営業制限付きユーザー」ジョブ・ロールの拡張
Redwood UXでは、「営業制限付きユーザー」ジョブ・ロールを持つユーザーは、アカウント、担当者、リード、商談、目標、コンテストおよびダッシュボードを表示できます。営業活動のアポイントおよびタスクを作成することもできます。
- 「営業制限付きユーザー」ジョブ・ロールで、クラシックとRedwoodの両方の営業ユーザー・エクスペリエンスにアクセスできるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
グローバル企業は様々なタイプの商談に対して複数のCPQプロセスを使用しますが、Oracle SalesとCPQの統合では、1つのみのアクティブなプロセスが現在サポートされています。この機能拡張により、商談の属性に基づいて見積を作成するために複数のアクティブなOracle CPQプロセスがサポートされるようになりました。
複数のCPQプロセスを使用して製品の価格設定と見積りをするお客様が、単一の営業インスタンスを使用して見積りを作成して商談に追加できます。見積作成プロセスは、商談に関連付けられたビジネス・ユニット、収益額、クローズ日またはカスタム属性などの商談属性により異なる場合があります。特定のプロセスへの接続は、営業とCPQの統合定義の一部として、商談属性のルールによって定義されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
1. 主要なリソースに詳しく説明されているように、Oracle CPQプロセスへの接続を設定するステップをお客様が実行していること。
主なリソース
https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/configure-price-quote/faicp/overview-of-the-oracle-cx-sales-and-oracle-cpq-integration.html#u29999122
オーケストレーションでの手動フィールド更新ステップのサポート
営業管理者は営業オーケストレーションに更新タイプのステップを構成でき、営業担当はそのステップを使用して営業プロセスの一部として構成済フィールドにアクセスして更新できます。
これにより、営業プロセスの特定の時期に更新する必要があるフィールドを営業担当者が覚えておいて見つけなくても、それらのフィールドが更新用にUIに自動的に表示されるため、営業プロセスが合理化され、生産性が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
更新ステップ用に構成されたフィールドに依存関係がある場合は、更新プロセス中の更新検証エラーを回避するために、その依存フィールドも担当者が同じステップで更新できるようにする必要があります。たとえば、Field3がField2に依存しており、Field2がField1に依存している場合、3つのフィールドすべてが更新ステップに構成されている必要があります。
アクセス要件
シリアル番号 | 機能権限名 | 機能権限コード | コメント |
---|---|---|---|
1 | 営業オーケストレーションの表示 | ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションのリストまたは特定の営業オーケストレーションの表示 |
2 | 営業オーケストレーションの作成 | ZCA_CREATE_SALES_ORCHESTRATION | 新しい営業オーケストレーションの作成 |
3 | 営業オーケストレーションの更新 | ZCA_UPDATE_SALES_ORCHESTRATION | 既存の営業オーケストレーションの更新 |
4 | 営業オーケストレーションの削除 | ZCA_DELETE_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションの削除 |
5 | 営業オーケストレーションスケジュール済ジョブの実行 | ZCA_RUN_SALES_ORCHESTRATION_SCHEDULER |
営業オーケストレーション関連のスケジュール済ジョブの実行、スケジューリングおよびモニタリング |
6 | 営業オーケストレーションのエクスポートおよびインポート | ZCA_EXPORT_IMPORT_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションおよび関連メタデータのエクスポートまたはインポート。 |
「オーケストレーション」パネルからのオーケストレーション添付へのアクセス
推奨コンテンツに簡単にアクセスするための「オーケストレーション」パネルの添付の表示リンクで、Eメールを介した通信にも使用されます。
この機能により、営業担当が営業アクティビティ中に推奨コンテンツに簡単にアクセスできるため、営業担当の有用性が向上し、生産性が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
営業管理者(ORA_ZBS_SALES_ADMINISTRATOR_JOB) | ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION ZCA_CREATE_SALES_ORCHESTRATION ZCA_UPDATE_SALES_ORCHESTRATION ZCA_DELETE_SALES_ORCHESTRATION ZCA_RUN_SALES_ORCHESTRATION_SCHEDULER ZCA_EXPORT_IMPORT_SALES_ORCHESTRATION |
営業管理者は、営業オーケストレーション・オブジェクトのESSジョブを表示、関連付け、作成、更新、実行またはスケジュールできます。 |
営業担当(ORA_ZBS_SALES_REPRESENTATIVE_JOB) | ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION |
営業担当は、営業オーケストレーションを表示して任意のオブジェクトに関連付け、オーケストレーションの様々なステージおよびステップにオブジェクトを移動できます。 |
営業マネージャ | ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION | 営業マネージャは、営業オーケストレーションを表示して任意のオブジェクトに関連付け、オーケストレーションの様々なステージおよびステップにオブジェクトを移動できます。 |
営業部長 | ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION | 営業VPは、営業オーケストレーションを表示して任意のオブジェクトに関連付け、オーケストレーションの様々なステージおよびステップにオブジェクトを移動できます。 |
エンタープライズ・スケジューラ・ジョブのCRM用アプリケーション・アイデンティティ(FUSION_APPS_CRM_ESS_APPID) | ZCA_RUN_SALES_ORCHESTRATION_SCHEDULER ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION |
ESS APPIDロールは、営業オーケストレーションのESSジョブを実行できます。 ESS APPIDロールは、シグナル・エンリッチメントのためにオーケストレーションのREST WSを起動するため、RESTリソースに対するGETアクセス権が必要です。 |
この機能により、ユーザーはスキップ済ステップに対して処理を実行し、オーケストレーションの目的を完了できます。
この機能により、ユーザーはスマート処理を利用して、スキップ済のガイダンス・ステップを処理できるようになります。アプリの以前のバージョンではスマート処理は「スキップ済」ステップに表示されなかったため、これによって生産性が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
特定のオーケストレーション/ガイダンス・ステップに対して添付が構成されている場合、「ガイダンス」パネルには「添付の表示」が自動的に表示されます。
アクセス要件
シリアル番号 | 機能権限名 | 機能権限コード | コメント |
---|---|---|---|
1 | 営業オーケストレーションの表示 | ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションのリストまたは特定の営業オーケストレーションの表示 |
2 | 営業オーケストレーションの作成 | ZCA_CREATE_SALES_ORCHESTRATION | 新しい営業オーケストレーションの作成 |
3 | 営業オーケストレーションの更新 | ZCA_UPDATE_SALES_ORCHESTRATION | 既存の営業オーケストレーションの更新 |
4 | 営業オーケストレーションの削除 | ZCA_DELETE_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションの削除 |
5 | 営業オーケストレーションスケジュール済ジョブの実行 | ZCA_RUN_SALES_ORCHESTRATION_SCHEDULER |
営業オーケストレーション関連のスケジュール済ジョブの実行、スケジューリングおよびモニタリング |
6 | 営業オーケストレーションのエクスポートおよびインポート | ZCA_EXPORT_IMPORT_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションおよび関連メタデータのエクスポートまたはインポート。 |
営業オーケストレーションの表示 | ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションのリストまたは特定の営業オーケストレーションの表示 |
営業オーケストレーションの作成 | ZCA_CREATE_SALES_ORCHESTRATION | 新しい営業オーケストレーションの作成 |
営業オーケストレーションの更新 | ZCA_UPDATE_SALES_ORCHESTRATION | 既存の営業オーケストレーションの更新 |
営業オーケストレーションの削除 | ZCA_DELETE_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションの削除 |
営業オーケストレーションスケジュール済ジョブの実行 | ZCA_RUN_SALES_ORCHESTRATION_SCHEDULER |
営業オーケストレーション関連のスケジュール済ジョブの実行、スケジューリングおよびモニタリング |
営業オーケストレーションのエクスポートおよびインポート | ZCA_EXPORT_IMPORT_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションおよび関連メタデータのエクスポートまたはインポート。 |
ユーザーが複数の産業の値を選択および削除するためのRedwood販売アカウントの構成
お客様が「アカウント詳細」フォームを構成して、アカウントに対して複数の産業の値を検索して選択できるようにするコンポーネントで、「プライマリ産業」フィールドを置き換えることができるようになりました。販売者が値を削除して、1つをプライマリとして選択することもできます。
多くのお客様は、複数の産業の値を使用して顧客アカウントのバーティカルや産業を表しています。この機能により、エンド・ユーザーがそれを実行可能かつ構成可能になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「アカウント詳細」レイアウトの構成は、VBSで実行します(ガイダンスは別途公開)。
お客様によるRedwood販売アカウントからのCPQ見積の表示および作成使用可能
現在は、商談のコンテキストからのみ、Redwood営業の見積を表示および管理できます。この機能により、折りたたみパネル、サブビューおよびスマート処理を使用して見積データを販売アカウントに表示し、販売者がアカウントから直接見積を表示および作成できるようになりました。
通常、見積は商談に関連付けられますが、商談なしで見積を作成および管理しても問題ないケースが多数あります。この機能により、見積の管理方法が拡張され、営業組織が(商談レコードに関連付けずに)アカウントから見積を表示、作成および編集できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 機能が完全に機能するには、アクティブなCPQインストールが必要です。
- 折りたたみパネルを管理およびカスタマイズして、ユーザーにスマート処理を公開する方法については、デジタル営業の拡張ガイドに従ってください。
「アカウント階層」サブビューに販売者の新規要約ビューを含めるための階層コンテキスト・スイッチャの拡張
販売者が追加の目標重視のコンテキスト依存ビュー(「顧客対応要約」および「リード要約)」を使用して販売アカウント階層サブビューにナビゲートし、アカウントをまたいだ処理を効果的に行えるようになりました。
アカウント階層サブビューで商談要約を表示するだけでなく、アカウントの顧客対応およびリード要約も表示することにより、1つのアカウントの処理が他のアカウントにどのように影響するかを把握して、販売者がアカウントをまたいだ処理を効果的に行えるように支援します。たとえば、販売者がアカウントで1人の担当者とディールをクローズすることに成功した場合、同じアカウントのディールを増やす道が開けて、将来の商談を進めやすくなる場合があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
最新データおよび更新データをアカウント階層に表示するには、バッチ・ジョブ(「アカウント階層の非正規化データのリフレッシュ」)を実行する必要があります。
アクセス要件
すべてのユーザーが使用できます。
提供時には、販売アカウントUIレイアウトが合計3つ設定されています。1つのレイアウトは、提供時にすぐ使用できる営業マネージャ・ジョブ・ロールを持つユーザーが使用できます。もう1つのレイアウトは、提供時にすぐ使用できる営業管理者ジョブ・ロールを持つユーザーが使用できます。3つ目のレイアウトはデフォルトのレイアウトで、提供時にすぐ使用できる営業マネージャ・ジョブ・ロールも営業管理者ジョブ・ロールを持たない他のユーザーが使用できます。たとえば、営業担当がデフォルト・レイアウトを使用します。
カスタム・ジョブ・ロールを関連付ければ、そのカスタム・ジョブ・ロールを持つユーザーがこれらのレイアウトのいずれかを使用できるようになります。
ペルソナごとに異なるページ・レイアウトを設定することで、様々なユーザーが必要とする最も適切な情報をアカウントUIに表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクティビティおよび顧客対応に対する追加スマート処理のサポート
この機能を使用すると、既存のアクティビティからユーザーがフォローアップ・タスクをすばやく作成してフォローアップ・アポイントをスケジュールできます。また、既存のタスクおよびアポイントから詳細を複製して新しいアクティビティ・レコードを作成する機能も追加されています。さらに、アカウント、リード、商談または担当者にリンクされていない孤立したアクティビティ・レコードついては、ユーザーがコールを直接開始したり、Eメールを送信できます。
-
フォローアップ・タスクとアポイントメントを作成する機能により、潜在的なフォローアップや問題が見落とされなくなり、関連付けの階層もアプリケーションで提供されます。
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既存のタスクやアポイントから詳細をコピーして新しいアクティビティを作成し、反復的なデータ入力を削減することで、貴重な時間と労力を節約できます。
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必要不可欠なスマート処理をアクティビティ・レコードに統合することで生産性を向上させて、営業担当者が重要なタスクを簡単に効率よく実行できるようにします。
有効化のステップ
フォローアップ・タスクおよびフォローアップ・アポイントメント
フォロー・アップ・タスクおよびフォローアップ・アポイントメントのスマート処理はデフォルトでは非表示ですが、アプリケーション・コンポーザを使用してユーザーが使用できるようにできます。
フォローアップ・タスクおよびフォローアップ・アポイントメントのスマート処理を有効にする方法を次に示します
- 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。
- サンドボックスをアクティブ化します。
- 「構成」カテゴリの「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。
- ナビゲーション・ツリーで「共通設定」を展開し、「スマート処理」をクリックします。
- 検索バーから、「フォローアップ・タスク」および「フォローアップ・アポイントメント」を検索します。検索結果には、ワークスペース・アプリケーションの「フォローアップ・タスク」および「フォローアップ・アポイントメント」のスマート処理が表示されます
- 検索結果から、既存のスマート処理「フォローアップ・タスク」および「フォローアップ・アポイントメント」を複製します。
- スマート処理の作成ページの「可用性」タブで、アプリケーション・フィールドに「営業」、UI可用性フィールドに「リスト・ページ」を含めます。
- スマート処理をレビューして送信します
- 変更をテストします:「営業」 > 「アクティビティ」にナビゲートし、アクティビティの処理メニューをクリックします。アクティビティの処理が表示されます
- サンドボックスを公開します
タスクのコピーおよびアポイントメントのコピー
タスクのコピーおよびアポイントメントのコピーのスマート処理はデフォルトでは非表示ですが、アプリケーション・コンポーザを使用してユーザーが使用できるようにできます。
タスクのコピーおよびアポイントメントのコピーのスマート処理を有効にする方法を次に示します
- 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。
- サンドボックスをアクティブ化します。
- 「構成」カテゴリの「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。
- ナビゲーション・ツリーで「共通設定」を展開し、「スマート処理」をクリックします。
- 検索バーから「タスクのコピー」および「アポイントのコピー」を検索すると、処理はデフォルトでは無効になっています
- 営業アプリケーションのアクティビティに対して「タスクのコピー」および「アポイントメントのコピー」スマート処理を有効にします。
- 変更をテストします:「営業」 > 「アクティビティ」にナビゲートし、アクティビティの処理メニューをクリックします。アクティビティの処理が表示されます
- サンドボックスを公開します
孤立したアクティビティに対する顧客対応処理
顧客対応スマート処理(コール、Eメールの送信、コールのログ記録、Eメールのログおよび顧客対応のログ記録)は、デフォルトでは非表示ですが、アプリケーション・コンポーザを使用してユーザーが使用できるようにできます。
「顧客対応のログ記録」スマート処理を使用可能にする方法を次に示します
- 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。
- サンドボックスをアクティブ化します。
- 「構成」カテゴリの「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。
- ナビゲーション・ツリーで「共通設定」を展開し、「スマート処理」をクリックします。
- 検索バーから、アクティビティ・オブジェクトの「コール」、「Eメールの送信」、「コールのログ記録」、「Eメールのログ」および「顧客対応のログ記録」などのスマート処理を個別に検索します
- 検索結果から既存のスマート処理を複製します
- スマート処理の作成ページの「可用性」タブで、アプリケーション・フィールドに「営業」、UI可用性フィールドに「リスト・ページ」を含めます。
- さらに、「可用性」タブの「条件」セクションで、スマート処理がオブジェクト・レコード(商談、アカウント、リードおよびプライマリ担当者)に関連付けられている条件を削除します
- 変更をテストします:「営業」 > 「アクティビティ」にナビゲートし、孤立したアクティビティの処理メニューをクリックします。アクティビティの処理が表示されます
- サンドボックスを公開します
詳細ページのURLでパラメータが渡されたときにスマート処理をコール。
詳細ページのURLでパラメータが渡されたときにスマート処理をコールします。
詳細ページにナビゲートしてスマート処理をコールするディープ・リンクをユーザーに設定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
商談に対して「Eメールの送信」スマート処理をコールするには、パラメータactionId=SDA-SendEmail-opportunitiesを渡します
パネルの順序を変更し、フィールド条件に基づいてサブビューを表示または非表示
パネルの順序を変更し、フィールド条件に基づいてサブビューを表示または非表示にします
管理者がフィールド条件に基づいてパネルの順序を変更できます
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
管理者がVB Studioで「deferRalatedDataLoad」を設定して、パネル・コンテナ・レイアウトに対して条件を追加する必要があります。
カスタム・オブジェクトの場合に「ノート」でIDのかわりに名前として更新者を表示
カスタム・オブジェクトの場合に「ノート」でIDのかわりに名前として更新者を表示
UIはクリーンであり、ユーザーのIDを表示しません。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
カスタム・オブジェクトのデフォルト・ページの作成中に拡張ジェネレータを使用してスマート処理を作成
カスタム・オブジェクトのデフォルト・ページの作成中に拡張ジェネレータを使用してスマート処理を作成
スマート処理は、拡張ジェネレータで作成できるため、管理者が手動で作成する必要はありません。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
Redwoodリスト・ページのドロワー・ペインでのレコードの編集
レコードに実際にドリルダウンせずに、Redwoodリスト・ページから任意のレコードのフィールドを更新できるようになりました。更新するレコードを選択し、「処理」メニューから「編集」をクリックします。レコード上のフィールドをすばやく編集して更新を保存できるドロワーが表示されます。同様に、ダッシュボードからもレコードを更新できます。
レコードの詳細/折りたたみページにドリルダウンしなくても、Redwoodリスト・ページからレコードを直接すばやく編集できます。ダッシュボードからも可能です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アプリケーション使用状況インサイトでの顧客対応ユーザー採用レポート
顧客対応のユーザー採用レポートは、新しい顧客対応ダッシュボード・タブがあるアプリケーション使用状況インサイトで使用できます。このダッシュボードには、顧客対応の使用状況、採用および作成が営業チーム別に表示されます。提供される分析には、長期にわたる顧客対応レコードの累積増加の合計、顧客対応チャネル・タイプ別にセグメント化された新規顧客対応レコードの日別の作成数、新規顧客対応レコード作成の前期間と比較した変化およびその他のメトリックが含まれます。メトリックでは、手動で作成された顧客対応と自動作成された顧客対応が区別され、商談、アカウント、アクティビティなどに関連して作成された顧客対応のビジネス・アクティビティも区別されます。営業チーム・メンバー、営業チーム・マネージャ、リージョンおよびロールで分析をフィルタできます。
この機能により、営業チームが営業のベスト・プラクティスとして「顧客対応」を使用しているかどうか、どの程度使用しているかを営業マネージャが把握できます。これにより、どの営業チームや営業チーム・メンバーが「顧客対応」を使用して顧客や見込み客と積極的にエンゲージメントを図り、リードや商談を前進させているかについてのインサイトを営業マネージャが得ることができます。また、営業部長が「顧客対応」の使用の程度と営業の成功の関連性を確認することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
1) ダッシュボードの上部にあるオブジェクト・ドロップダウン・セレクタを使用して、顧客対応のレポート作成の対象にするオブジェクトを選択します。たとえば、アカウント・オブジェクトを選択すると、そのアカウント・オブジェクトに関連付けられているすべての顧客対応の数がレポートされます。これには、アカウントに対してログに直接記録された顧客対応、およびアカウントに関連付けられたオブジェクトに対してログに記録されたすべての顧客対応が含まれます。
2) 上のヒントで説明した動作に従って、レポート対象として選択できるオブジェクトは1つのみになります。すべてのオブジェクトの顧客対応の数、またはオブジェクト・ドロップダウン・リストでの複数オブジェクトの選択は現時点ではサポートされていません。
3) 自動的に作成された顧客対応と手動で作成された顧客対応について、「自動」および「手動」ラジオ・ボタンを使用してダッシュボードをフィルタします。「自動」または「手動」のいずれかを選択できますが、両方を同時に選択することはできません。
4) 顧客対応チャートには、日別に作成された顧客対応レコードの数がチャネル別にセグメント化されて表示されます。このチャートには、すべてのチャネルがデフォルトで表示されます。ユーザーがチャートの下にあるチャネル名をクリックしてこのチャートを操作すれば、選択したチャネルのみを表示できます。チャネル名をクリックすると、チャートのチャネルの非表示と表示が切り替わります。
アポイントメントの作成または更新がOutlookを介して担当者に通知される場合に販売者に通知。
Microsoft ExchangeとOracleの双方向アポイントメント同期を使用する場合、モバイル・アプリケーションで作成または更新されたアポイントメントはExchangeに同期され、担当がOutlookを介して会議通知を受け取ります。Exchange経由で通知が送信されるような方法でアポイントを作成または更新すると、販売者が変更を保存する前に情報に基づいて意思決定できるように、販売者のモバイル・アプリにダイアログが表示されるようになりました。Microsoft ExchangeとOracleの双方向アポイントメント同期を使用する場合、モバイル・アプリケーションで作成または更新されたアポイントメントはExchangeに同期され、担当がOutlookを介して会議通知を受け取ります。Exchange経由で通知が送信されるような方法でアポイントを作成または更新すると、販売者が変更を保存する前に情報に基づいて意思決定できるように、販売者のモバイル・アプリにダイアログが表示されるようになりました。
アポイントメントの編集に関するダイアログ
営業サイクル中に機密情報がお客様と共有されるリスクを軽減します。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- 前提条件として、アポイントメントの双方向同期を有効にしてください。
- 公開可能なサンドボックスで、「アプリケーション・コンポーザ」 > 「モバイル・アプリケーション設定」にナビゲートします。
- 「設定」を選択し、Exchange設定を展開します。
- アポイントメント同期通知使用可能はデフォルトで有効になります。無効になっている場合は、機能をオンにして再度有効にしてください。
- サンドボックスを公開します。
ヒントと考慮事項
- アポイントメント同期通知使用可能は、モバイル・アプリケーション設定でデフォルトで有効になっています。ただし、Oracle Sales環境で双方向アポイントメント同期が有効になっている場合にのみ、この機能がモバイル・ユーザーに対してアクティブになります。
- 次のフィールド値がExchangeと同期されます:
- 件名
- 事業所
- 摘要
- 担当者
- 開始日時
- 終了日時
- 終日
- 非公開
- 繰返し
- 添付
主なリソース
営業管理
モバイル上のRESTおよびオブジェクト機能ベースのカスタム・スマート処理に対する処理
スマート処理フレームワークを使用して、CX Sales Mobileのヘッドレス・カスタム処理を作成します。フィールド値を更新するには、RESTベースの処理を使用します。販売レコードに対するより高度な更新を実行したり、外部リンクをオープンするには、オブジェクト機能ベースの処理を使用します。「リスト」ページと「詳細」ページに同じ処理が表示されます。
商談の価格再設定やスマート処理による売上明細日付の更新などの営業ワークフローを実行することにより、生産性が向上します。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- 公開可能なサンドボックスで、「アプリケーション・コンポーザ」 > 「スマート処理」にナビゲートします
- 新しいRESTベースまたはオブジェクト機能ベースの処理を作成します
- 「可用性」で、スマート処理が表示されるアプリケーションの1つとして「モバイル」を選択します
- スマート処理の作成の残りのステップを完了します
- サンドボックスを公開します
ヒントと考慮事項
- CX Sales Mobileでは、UIベースのスマート処理は現在サポートされていません
- カスタム・タイプが設定されたスマート処理は、CX Sales Mobileで使用できます。システム・タイプのスマート処理はCX Sales Mobileには表示されません。
主なリソース
営業管理
「文書」タブから、他のサポート文書とは別に、独自の文書カテゴリで署名済契約文書を管理できるようになりました。「文書」タブで視覚的に強調表示されているため、アプリケーションで最新の契約とともに署名済のコピーを簡単に見つけることができます。
電子署名済契約
契約が電子署名されると、返された署名済契約文書が新しい署名済契約文書カテゴリに保存され、「文書」タブの上部にファイル名が表示されます。
電子署名済契約の署名済契約文書
契約の新しいバージョンが作成されると、最新の署名済契約文書がプライマリ契約文書の横に表示され、以前の署名済契約文書は保持されて「契約イメージ」カテゴリにサポート文書として保存されます。
バージョン2の署名済契約文書
手動署名済契約
独自の電子署名プロセスを通過しない契約では、新しい「署名済契約文書」カテゴリも使用されます。これらは、手動で追跡される契約、手書き署名された契約、またはアプリケーションの外部で電子プロセスを介して署名された契約などです。署名済契約文書を作成したら、「署名済契約文書」フィールドの横にあるプラス・アイコンを使用して、添付として契約に追加できます。ファイルを参照するか、URLからリンクできます。
ファイルの参照
URLとして添付
複数の署名済契約文書を添付できます。「署名済契約文書」フィールドには1つのみ表示されますが、「フォルダ」アイコンにマウス・ポインタを重ねると他の契約文書を表示できます。
「フォルダ」アイコンからの追加の署名済契約文書
「フォルダ」アイコンをクリックすると、「添付」要約がオープンします。ここから文書をオープンまたはダウンロードできます。
「添付」要約の複数の署名済契約文書
署名済契約文書の削除
署名済契約文書は、偶発的な削除から保護する必要があるため、別の文書カテゴリに保持されるようになりました。ただし、間違った文書が添付されたなど、文書を削除するのが妥当な場合もあります。署名済契約文書を削除するには、契約が下書きまたは修正中ステータスであり、署名済契約文書の削除を許可する権限が割り当てられている必要があります。契約がアクティブになり、(電子的に追加されたか手動で追加されたかに関係なく)署名済契約文書が存在すると、どのような状況でも、その契約の署名済契約文書を削除できません。文書を削除する必要がある場合は、最初に文書を修正する必要があります。
署名済契約文書の削除を続行する必要がある場合は、「添付」要約から1つ以上を削除するか、「文書」タブから文書を直接削除できます。
署名済契約文書の削除
続行する前に警告が表示されます。
署名済契約文書の削除時の警告
これにより、限られた状況でのみ署名済契約文書を削除できるため、署名済契約文書の保護が強化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 企業契約
署名済契約文書の移行
この機能の使用をオプト・インすると、既存の署名済契約文書を新しい「署名済契約文書」カテゴリに移行できます。移行する前、これらの署名済契約文書は「サポート文書」リージョンの「契約イメージ」カテゴリにあります。
移行前の署名済契約文書
移行した後、移行プロセスで選択された、「契約イメージ」カテゴリのファイルとして添付された文書が新しいカテゴリに移動し、「署名済契約文書」フィールドにファイル名が表示されます。
移行後の署名済契約文書
移行は、「署名済契約文書の移行」スケジュール済プロセスによって実行されます。
「署名済契約文書の移行」スケジュール済プロセス
ノート: 文書が「契約イメージ」カテゴリから「署名済契約文書」カテゴリに移動されると、移行を元に戻すことはできません。正しい文書を移動していることを確認するには、最初にプロセスをレビュー・モードで実行する必要があります。
最初にレビュー・モードで実行
- モード - 「署名済契約文書の移行前の出力のレビュー」または「署名済契約文書の移行」
モードを選択した後に、次の2つのオプション・パラメータを使用して、移行プロセスに含める契約文書をさらに特定できます:
- 単一の契約イメージが存在する場合に移行 - 「はい」に設定すると、「契約イメージ」カテゴリに文書が1つのみ存在する場合に契約を含めるようにプロセスが制限されます。「いいえ」の場合、この制限はありません。
- ファイル名が次を含む - 署名済契約文書のファイル名を照合するためのオプションです。たとえば、ファイル名に「署名済」という語が含まれる場合、プロセスには、電子署名された契約が含まれます。これは、署名プロセスから返されたときに、デフォルトでファイル名に「署名済」が含まれるためです。
前述の2つのパラメータのうち、少なくとも1つが必要です。両方とも入力すると、AND条件として動作します。
「署名済契約文書」カテゴリに文書がすでに含まれている契約は、移行に含まれません。
移行プロセスによって識別されるのは、契約の最新バージョンのみです。修正中の契約の場合、以前のアクティブなバージョンも取得されるため、契約修正が後で元に戻された場合は、復元された契約がプロセスによって移行されます。
プロセスに含まれる文書は、前述の基準に一致するかぎり、手動署名済契約または電子署名済契約のいずれかから作成できます。
URLとして添付された文書はプロセスに含まれません。これらは影響を受けず、「契約イメージ」カテゴリの「サポート文書」に残ります。
スケジュール済プロセスのパラメータ
「署名済契約文書の移行」プロセスが完了したら、出力ファイルをレビューして、プロセスに含まれる文書が想定どおりであることを確認できます。
出力ファイルはテキスト・ファイルですが、CSVファイルとして保存してMicrosoft Excelでオープンすれば、レコードをソートまたはフィルタできます。
「署名済契約文書の移行」の出力ファイル
文書のリストに問題がなければ、移行モードでプロセスを再度実行してファイルを処理し、新しい署名済契約文書カテゴリに移行できます。
ヒントと考慮事項
DocuSignなどで契約に電子署名する場合は、社内での表示のみを想定した他の文書を追加することもできます。これらの内部文書は、署名済契約文書が企業契約に戻されたときに組合せ文書パックに含まれます。署名済契約文書をEメールまたはサプライヤ・ポータルで共有する前に、このことを考慮する必要があります。
アクセス要件
この機能には、次の2つの新しい権限が導入されています:
-
署名済契約文書の削除 - 下書き契約または修正中の契約の署名済契約文書の削除を許可します。
-
署名済契約文書を移行するスケジュール済プロセスの実行 - 署名済契約文書を移行するスケジュール済プロセスの実行を許可します。
これらの権限は、シード済ジョブ・ロールに追加されません。必要に応じて、制限されたユーザー・セットに手動で追加する必要があります。
パーティ付加フレックスフィールドのサポート日および数値データ型
契約パーティ付加フレックスフィールドでは、セグメントの設定時に使用できる数値および日付データ型がサポートされるようになりました。これらのセグメントに入力された値は、これらのデータ型に準拠していることを確認するために検証されます。
数値ベースのセグメント
これにより、特殊文字を含んだり書式が誤った不正なデータが入力されるのを防ぎます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
承認のために契約を送信するとき、検証プロセスによって契約で見つかったエラーと警告が表示されます。「警告」タイプの契約検証ルールを構成し、必要に応じてルールを有効または無効にできるようになりました。また、検証の重要度を「警告」から「エラー」に変更して、エラーが解決されるまで契約が承認まで進行しないようにすることもできます。契約条件関連の検証は構成できません。
この機能は、「契約タイプの管理」権限を持つユーザーが使用できます。
新しい「契約検証の管理」タスク
契約検証の管理
ビジネス・ニーズに基づいて、「警告」タイプの契約検証を構成できます。無関係な警告を無効にして、契約検証のパフォーマンスを向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Adobe Acrobat Signを使用して、企業契約で作成された契約文書の電子署名プロセスを管理できるようになりました。契約を署名用に送信する際に、オプションで「CC」受信者を追加し、署名順序を指定し、署名者ごとに非公開メッセージを追加できます。Acrobat Signによって署名用に文書が送信され、契約の「署名の管理」処理または「履歴」タブから進捗をトラッキングできます。すべての署名者が契約に署名すると、契約のステータスは自動的に「アクティブ」に設定されます。
署名用の契約の送信
Acrobat Signが使用可能となっている契約タイプから契約を作成した場合は、「パーティ」ページで1つ以上のパーティの担当者を署名者として指名し、その担当者の有効なEメール・アドレスを入力できます。契約のステータスが「署名待ち」である場合は、契約の編集権限を持つユーザーが、署名を求めるために、指名された署名者に電子メールで契約を送信できます。このような送信を行うユーザーは、管理ユーザーか、対象の契約に対してフル・アクセス権を持つユーザーです。署名用に契約を送信することを予定している契約作成者は、有効なEメール・アドレスを持っている必要があります。また、電子署名設定で指定されるAdobe Acrobat Signアカウントでユーザーとして設定されている必要があります。ユーザーのFusion Applications EメールIDは、Adobe Acrobat SignアカウントのEメールIDと一致する必要があります。「契約の署名」をクリックすると、統合UIでAcrobat Sign契約が作成されます。契約にタグの追加、署名者の追加、署名者へのプライベート・メッセージの追加などを行うことができます。
「契約パーティ」タブ
このタブには、署名順序を持つ内部パーティおよび外部パーティ用の署名者が追加されます。署名者を情報のみとしてタグ付けするオプションがあります。
電子署名プロセスを管理する
Acrobat SignからEメールを受信した署名者は、署名を行うか、署名を拒否することができます。署名者が署名を拒否すると、契約のステータスは、「署名用に送付済」から、以前の「署名待ち」に戻ります。契約の送信者は、契約に対して必要な修正を加えてから、署名のために契約を再送信できます。契約が署名用に送信された後、送信者は契約を変更してファイルを追加でき、すべての署名者に更新された文書が表示されます。送信者は契約を取り消すことができ、すべての署名者が取消に関するEメールを受信します。
契約検証
「契約」カテゴリの「文書」タブで追加された文書は、署名用に送信されるときに契約に追加されます。.pdf、.doc、.docx、.xls、.xlsx、.ppt、.pptx、.rtf、.txt、.htm、.html、.bmp、.jpg、.jpeg、.gif、.png、.tifおよび.tiffの形式は、Acrobat Signでサポートされています。他の文書タイプが追加されると、契約検証プロセスによってエラーになります。
電子署名履歴の表示
送信者は、「履歴」ページの署名リージョンで、契約の現在のバージョンの電子署名履歴を確認できます。
電子署名ステータスのトラッキング
このスケジュール済プロセスでは、電子署名プロセスが追跡され、結果契約ステータスが更新されます。すべての署名者が署名すると、このプロセスによってAcrobat Signから署名済契約文書が取得され、「文書」タブに格納されます。契約のステータスは「アクティブ」に設定されます。
このプロセスを実行することで、契約を署名用に自動的に送信できます。契約ステータスが「保留署名」で、AutoSendForSignature = 'Y' (フラグはWebサービスを使用して契約ヘッダーで設定)の場合、契約は署名用に送信され、契約のステータスは「署名用に送信済」に設定されます。
契約署名プロセスは、Adobe Acrobat Signを使用して効率的で簡単かつ安全になります。契約の生成から署名の追跡まで、署名プロセス全体を契約内で管理できます。
有効化のステップ
前提条件
- まず、Adobe Acrobat Signから直接ライセンスを登録し、取得する必要があります。
- ライセンスを取得したら、Acrobat SignのWebサイトで組織のアカウントを設定する必要があります。サイトに管理者アカウントを作成する必要があります。これは1回かぎりのアクティビティであることに注意してください。
- Acrobat Signで管理者アカウントに使用されるEメール・アドレスとパスワードを書き留めます。
- 契約アプリケーションで構成できる電子署名プロバイダは1つのみです。
Adobe Acrobat Signの構成
ナビゲーション→「設定および保守」→「電子署名の管理」
ソリューション・プロバイダとしてAdobe Acrobat Signを選択し、「接続」ボタンをクリックします。
Acrobat Signの構成
Acrobat Signログイン・ウィンドウが別のタブで開きます。管理者アカウントのEメール・アドレスとパスワードを入力し、「Sign In」ボタンをクリックします。
Acrobat Signのログイン
アクセス確認ページが表示されます。「Allow Access」ボタンをクリックします。
アクセスの許可
接続ステータス・ページが表示されます。
接続ステータス
「電子署名の管理」UIに戻り、「リフレッシュ」ボタンをクリックします。接続に成功すると、最終接続日およびエンド・ポイントURLが表示されます。設定プロセス中に障害が発生した場合は、「接続」ボタンをクリックして設定を再試行してください。
Acrobat Signの正常な接続
Adobe Acrobat Signの契約タイプの使用可能
ナビゲーション→「設定および保守」→「契約タイプの管理」
契約タイプの管理
- 「概要」タブでの「署名が必要」の選択
- 「電子署名」タブでの「電子署名使用可能」の選択
- 「ソリューション・プロバイダ」としてのAdobe Acrobat Signの選択
- Adobe Acrobat Signテンプレートの使用可能 - Adobe Signアカウントで構成されるテンプレート
- Eメール・メッセージ - 意味のある値
署名タグが付加されている条件レイアウト・テンプレートを電子署名のデフォルトのテンプレートとして選択しなかった場合は、契約を署名用に送信する前に、署名に関するタグを「契約への署名」ページで手動で構成する必要があります。
ヒントと考慮事項
契約アプリケーションで一度に構成できるのは、単一の電子署名プロバイダのみです。Adobe Acrobat Sign、DocuSignまたはOneSpanを構成できます。この機能は、Enterprise Contractsで作成された契約文書にのみ適用されます。
主なリソース
Microsoft Azureアプリケーションのクライアント・シークレット失効日の追跡
Oracle Sales Redwood UX用にMicrosoft 365統合を設定する際に、管理者はMicrosoft Azureアプリケーションのクライアント・シークレットの有効期限を入力する必要があります。管理者がクライアント・シークレットの有効期限を認識し、期限切れになる前にクライアント・シークレット値の再生成処理をすぐに実行できるように、この日付がMicrosoft 365モニターに表示されます。
Oracle Sales Redwood UXのMicrosoft 365統合の同期プロセスおよびアドインには、クライアント・シークレット値が必要なので、値が失効すると、同期プロセスが停止し、営業担当がアドインにログインできなくなります。この機能により、統合の管理がしやすくなり、ユーザーの同期およびアドインの使用を確実に継続できます。
有効化のステップ
- 設定ユーザーとして営業アプリケーションにサインインします。
- サンドボックスの外部で、「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」にナビゲートします。
- 「生産性アプリケーション設定」→「Oracle Sales for Outlook」にナビゲートします。
- アドインの登録ページで、「クライアント・シークレット失効」フィールドに日付を入力します。
- 変更内容を保存します。
ヒントと考慮事項
- Microsoft 365モニターにクライアント・シークレットの有効期限が表示されます:
- 失効まで15日以内またはすでに失効している場合は、日付が赤で表示されます
- 失効まで15日から30日以内の場合は、日付がオレンジで表示されます
- 失効まで30日を超える場合は、日付が緑色で表示されます
主なリソース
- 詳細は、営業の実装ガイドを参照してください。
アクセス要件
- 営業管理者
Microsoft標準同期プロセスにおける認証トークンの自動リフレッシュによるユーザー認証の維持
ユーザーがOracle Salesアドインに初めてログインすると、Oracle Salesトークンが生成され、Microsoft 365トークン・リフレッシュ・バックグラウンド・プロセスによってアクティブ状態が維持されます。Microsoft 365標準同期プロセスでは、ユーザーのOracle Salesトークンを自動的にリフレッシュできるため、トークン・リフレッシュ・プロセスが不要になりました。スケジュール済プロセスでMicrosoft 365同期ジョブの一部としてMicrosoft 365トークン・リフレッシュ・プロセスを実行している場合、24A以降では、Microsoft 365トークン・リフレッシュ・プロセスを取り消すことができます。
この機能により、Microsoft 365統合ユーザーの同期の信頼性と継続性が確保されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
-
この機能により、Microsoft 365トークン・リフレッシュ・ジョブは不要になります。ご使用の環境でこのジョブがスケジュールされている場合は、「スケジュール済プロセス」でこのジョブを取り消すことができます。
アクセス要件
- 営業管理者
Redwoodユーザー・エクスペリエンスでのMicrosoft Teamsコラボレーション使用可能
営業担当がOracle Sales Redwood UXから自分の商談に対してMicrosoft Teamsコラボレーションを簡単に開始し、商談チーム以外の追加メンバーを招待して、ディールのサポートを要請できます。商談で「Microsoft Teamsでチームの作成」処理を使用すると、その商談チーム・メンバー専用の商談チームがMicrosoft Teamsに作成されます。チームが作成されると、ユーザーは「Microsoft Teamsに移動」処理を使用してチームでコラボレーションを開始できます。
営業担当がMicrosoft Teamsで商談のチームを簡単に作成し、チーム・メンバーとのコラボレーションを開始して商談を進めることができるため、生産性が向上します。
有効化のステップ
Microsoft Teamsとのこの統合は拡張性を介して有効にでき、RESTベースのスマート処理、オブジェクト関数のスマート処理およびオブジェクトの算式フィールドを使用して、そのレコードのチームがMicrosoft Teamsに存在するかどうかを確認できます。
ステップの概要は次のとおりです:
- Microsoft Azureでアプリケーションを設定します。
- Oracle SalesにMicrosoftアプリケーション情報を設定します。
- アプリケーション・コンポーザで、次の手順を実行します:
- コラボレーションREST APIにこのWebサービスを登録します
- 商談オブジェクトで、スクリプトを設定した算式フィールドを作成し、「サーバー・スクリプト」 > 「オブジェクト機能」に移動します
- 「Microsoft Teamsでチームの作成」(REST APIベース)および「Microsoft Teamsに移動」(オブジェクト機能ベース)の2つのスマート処理を作成します
カスタム・オブジェクトなどの他のオブジェクトにもこの統合を設定できます。現時点では、アカウントおよび担当者に対してはサポートされていません。
ヒントと考慮事項
- この統合は、Oracle SalesのRedwoodユーザー・エクスペリエンスでのみ使用できます。
- レコードに対してMicrosoft Teamsのチームが作成されていない場合は、「Microsoft Teamsでチームの作成」スマート処理を使用できます。チームが作成されると、営業担当は「Microsoft Teamsでチームの作成」スマート処理を使用できなくなり、「Microsoft Teamsに移動」スマート処理を使用できるようになります。
アクセス要件
- 営業管理者
- 営業担当
このリリースでは、サブビューのフィルタがさらに強化されて、固定選択リストの複数選択がサポートされるようになり、サブビューのレイアウトに含まれるフィールドに基づくランキング・フィルタの提案もサポートされるようになりました。
サブビュー・フィルタに関する追加の演算子
FCLフィールドでの複数選択オプション
探している情報をすばやく簡単に見つけるために、より多くのオプションを使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- ユーザーがフィルタを適用すると、固定選択リスト・フィールドで複数の値を選択できる新しい選択肢が表示されます。
ノート: 動的選択リスト・フィールドは引き続きテキスト・フィールドとみなされるため、選択するための値リストは表示されません。
- サブビューにフィルタを適用する際に、「次に含まれる」、「次に含まれない」や「値なし」などの新しい演算子が表示されます。
営業の製品管理ガイド・プロセスとも呼ばれる製品ワークベンチが拡張されて、製品マネージャが製品グループに製品を、販売カタログで直接関連付けることができるようになりました。これにより、製品マネージャが「製品グループの管理」タスクに移動して、営業担当がリードおよび商談でその製品を扱えるようにしなくても、製品を販売カタログに追加できます。
この機能により、製品および製品バンドルの定義、販売カタログへの追加、CPQの価格設定機能を利用した競争力のある製品価格の設定を製品マネージャが実行して、合理化されたユーザー・エクスペリエンスのガイド付きプロセス・フローを使用して1つの場所から製品をローンチできます。
有効化のステップ
Oracle Fusion Cloud Sales Force Automation新機能23Cの共通製品管理、製品バンドルおよび製品ローンチを参照してください。ここでは、製品ワークベンチの全機能を詳細に説明し、製品ワークベンチの設定に必要な作業をステップごとに解説しています。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud Sales Force Automation新機能23Cの共通製品管理、製品バンドルおよび製品ローンチを参照してください。ここでは、製品ワークベンチの全機能を詳細に説明し、製品ワークベンチの設定に必要な作業をステップごとに解説しています。
アクセス要件
営業管理者または営業製品マネージャ・ロールのユーザー、または次の権限を含むカスタム・ロールを割り当てられたユーザーは、この機能にアクセスできます:
- 製品の管理(QSC_MANAGE_PRODUCTS_PRIV)
- 製品の表示(QSC_VIEW_PRODUCTS_PRIV)
- 製品のローンチ(QSC_LAUNCH_PRODUCTS_PRIV)
- 製品の取下げ(QSC_RETIRE_PRODUCTS_PRIV)
- 製品グループの管理(QSC_MANAGE_PRODUCT_GROUPS_PRIV)
- 価格台帳の管理(QSC_MANAGE_PRICE_BOOK_PRIV)
一緒にリンクされた重複セットからメイン販売アカウントを表示する際に、メイン・アカウントを参照するリードに加えて、メイン・アカウントと重複している販売アカウントを参照しているリードも表示できます。
この機能により、ある顧客に関連する内容がシステム内に複数ある場合でも、営業ユーザーがその顧客との営業エンゲージメントの全体像を表示しやすくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
営業担当者がEメール・テンプレートを使用してより効果的にコミュニケーションできるようになりました。これらのテンプレートを活用すれば、営業担当がプロフェッショナルでパーソナライズされたEメールを簡単に素早く作成できます。テンプレートを選択するだけで、選択したテンプレートに基づいて営業レコードから関連情報がEメール・コンテンツに自動的に移入されます。
営業コンテキストに基づいてプロフェッショナルなメールを作成する時間を短縮して、効果的にコミュニケーションできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
営業管理者がアプリケーション・コンポーザでホーム・ページ・レイアウトを構成すれば、特定の営業レコード、ロールまたはリージョンに対してEメール・テンプレートを有効にできます。詳細は、ホーム・ページの構成のトピックを参照してください。
主なリソース
- 営業の実装ガイドのEメール・テンプレートの章
- 営業の実装ガイドのRedwood UXのMicrosoft 365の章のホーム・ページの構成のトピック
アクセス要件
- 営業管理者
- 営業担当