本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年4月29日 | グローバル人事管理 |
「割当済ジャーニ」ページのパフォーマンス向上 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年3月25日 | グローバル人事管理 |
「割当済ジャーニ」ページのパフォーマンス向上 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年3月25日 |
グローバル人事管理 |
通知からジャーニ・ページへの直接ナビゲート | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年2月25日 | グローバル人事管理 | 通知からジャーニ・ページへの直接ナビゲート | 文書の更新。更新22Aの2月の更新で導入された機能 |
2022年2月25日 | グローバル人事管理 |
「割当済ジャーニ」ページのパフォーマンス向上 | 文書の更新。更新22Aの2月の更新で導入された機能 |
2022年1月22日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
ジャーニを有効にしている場合は、ジャーニまたはタスク通知からのナビゲーションが効率化されました。ジャーニ・プロファイルORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDが有効な場合は、適切なジャーニ・ページが表示されます。このプロファイルが有効になっていない場合は、引き続きそれぞれの「オンボーディング」および「チェックリスト」レスポンシブ・ページが表示されます。
この機能の特徴は次のとおりです。
- ジャーニのプロファイルが有効な場合は、すべてのディープ・リンクでジャーニ・ページが表示されます。
- ジャーニ・プロファイルが有効な場合は、.icsファイルのリンクでも、それぞれのジャーニ・ページが表示されます。
- その個人に対するアクセス権がないタスク実行者は、通知のジャーニの「自分のタスク」タブが表示されます。
- ライン・マネージャおよびHR担当者は、通知のジャーニの「割当済ジャーニ」タブに、割り当てられた特定のジャーニが表示されます。
通知からジャーニ・ページにナビゲートする際のエクスペリエンスがシームレスになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は、R13.2110-PB20220211-HCMで使用できます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
「割当済ジャーニ」ページのパフォーマンスが、次の機能拡張で向上しました。
- 「直属の部下」、「すべての部下」または「組織」別のフィルタ機能。デフォルトは「直属の部下」です。
- 結果の合計数の削除。
- 「ソート・キー」オプションの削除。
割当済ジャーニをフィルタするオプションの選択
「割当済ジャーニ」ページに移動する際の結果の表示が速くなり、ユーザー・エクスペリエンスが向上しました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- これらのフィルタ・チップ値と一致するジャーニまたはタスクがない場合でも、すべてのジャーニ・カテゴリおよびステータス・フィルタ・チップが「自分のジャーニ」、「自分のタスク」および「割当済ジャーニ」タブに表示されます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
Oracle HRMS (バーレーン)は、バーレーン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、バーレーンのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この機能拡張により、コミュニケーション言語、頻度、試用期間終了日、試用期間、勤務時間、個人連絡先属性、個人ビザ属性、生年月日および税レポート・ユニットについて、トランザクション設計スタジオの個人ルールが自動的に使用可能になります。
次の表は、対応する処理タイプに対して表示およびオプションにするフィールドについて説明しています。
フィールド | 処理タイプ |
---|---|
表示
|
|
表示
|
|
表示
|
|
表示
|
|
オプション
|
|
個人の採用または管理機能を完了するために提供された追加情報を使用して、国別仕様要件を満たすことができます
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年4月29日 | 人事管理/ジャーニ |
割付チェックリストおよび割当済ジャーニのアーカイブおよびパージ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年2月25日 | ワークフォース・ディレクトリ管理 | 「自分のチーム」の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/ジャーニ |
ジャーニの「ダッシュボード」タブ |
22Aでは、この機能が削除されました。 |
2022年1月28日 | 人事管理/ジャーニ | 割付チェックリストおよび割当済ジャーニのアーカイブおよびパージ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/ジャーニ |
割当済ジャーニおよびタスクの監査 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/自動完了 | 文書レコード・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルール | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/文書レコード | 既存の文書レコードの公開日の変更 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/雇用 | 雇用ページで使用できる構成可能な就業者値リスト | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/ジャーニ |
ジャーニ・カードのジャーニ名表示書式の構成 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/文書レコード |
アクセスに基づいた文書提供プリファレンスの編集アイコンの表示 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/文書レコード |
文書レコードの参照情報添付の表示の効率化 | 文書の更新。更新22Aで導入された機能 |
2022年1月28日 |
人事管理/ジャーニ |
ジャーニ・タスクでの質問リストのインライン表示 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/ジャーニ |
ジャーニ・タスクでの構成可能フォームのインライン表示 | 文書の更新。更新22Aで導入された機能 |
2022年1月28日 |
人事管理/ジャーニ |
Process Cloudとジャーニの統合 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/文書レコード |
添付のスキャンによる文書レコード属性の事前入力 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/ジャーニ |
グローバル・ジャーニの安全な表示 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/文書レコード |
文書レコード作成のソースの表示 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
シンガポールの人材管理 | 接頭辞Mが付いた新しい外国人登録番号(FIN)シリーズ | 文書の更新。更新22Aで導入された機能 |
2022年1月28日 |
メキシコの人材管理 |
タスクおよび個人レベルの訂正処理 |
人事管理から削除され、給与の新機能に移動されました。 |
2022年1月28日 |
メキシコの人材管理 |
10日の給与周期のサポート |
人事管理から削除され、給与の新機能に移動されました。 |
2021年12月22日 | 人事管理/ジャーニ |
グローバル・ジャーニの安全な表示 | 文書の更新。更新22Aで導入された機能 |
2021年12月22日 | 人事管理/ジャーニ | ジャーニの「ダッシュボード」タブ | 文書の更新。更新22Aで導入された機能 |
2021年12月6日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
文書レコード・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルール
文書レコード・フローの検証で、追加の文書レコード公開日が現在の日付より後であることを検証ルールを使用して、データ入力検証を改善できるようになりました。
文書レコード公開日が現在の日付より後であることを検証する自動完了ルール
この機能により、Oracle開発に依存せずに独自のルールをすることによって既存のアプリケーションを拡張して実装する自律性と制御が顧客に提供されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportのリリース21B以降のFusion HCM Cloud: オートコンプリートのルールの有効化(ドキュメントID 2767655.1)に記載されている手順をレビューして実行してください。
ヒントと考慮事項
-
添付属性を使用して、文書レコード・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルールで検証またはデフォルト設定することはできません。
-
文書レコード・ビジネス・オブジェクトについてはオブジェクト・デフォルト・オートコンプリート・ルールを作成しないことをお薦めします。これは、文書タイプを変更するとデフォルト値がリセットされるためです。
主なリソース
-
文書レコード・ビジネス・オブジェクト用に提供されているその他のオートコンプリート・ルールの詳細は、この機能の21C人事管理の新機能文書レコード・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルールを参照してください
-
提供されるルールの詳細は、21B HCM共通の新機能であるHCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能を参照してください。
-
Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudオートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張、第4章「オートコンプリートのビジネス・オブジェクト」、文書レコード。
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
現在値および提示値に基づくポジションおよびジョブ・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルール
ジョブおよびポジション・ビジネス・オブジェクトの属性(付加フレックスフィールド(DFF)を含む)のデフォルト設定、または古い値と新しい値の検証をするオートコンプリート・ルールを作成できるようになりました。ポジションおよびジョブ属性の古い値と新しい値を比較するために、「既存のポジションの取得」と「既存のジョブの取得」の2つの新しい表示アクセサが追加されています。一般的には、ポジションの更新時にDFFセグメントが更新されたか、またはポジションの部門が変更されたかを検証するルールを作成できます。
「既存のポジションの取得」表示アクセサを使用してRegionCodeが更新されているかどうかを確認する検証
「既存のジョブの取得」表示アクセサを使用してJobRegionCodeが更新されているかどうかを確認する検証
この機能によって、オラクル社による開発を待たずに独自のルールを作成して既存のアプリケーションを拡張する自律性と制御が顧客に提供されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 古い有効日ジョブまたはポジション・レコードの値を確認するオートコンプリート・ルールは作成できません。
- ポジションのジョブ有効等級の古い値と新しい値は比較できませんが、エントリ等級の古い値と新しい値は確認できます。
主なリソース
- 詳細は、22Aの人事管理のHCM Cloudの共通機能の更新のHCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能を参照してください
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudオートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張、第4章「オートコンプリートのビジネス・オブジェクト」、ワークフォース・ストラクチャ
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
「個人連絡先続柄」ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルール
「個人連絡先続柄」ビジネス・オブジェクトのすべての提供ルールを使用できるようになりました。ビジネス・ニーズに応じて、これらのルールを使用して、連絡先の姓、生年月日、関係タイプまたは国別識別子に基づいて、既存の連絡先が存在するかどうかを検証できます。提供されるルールを使用するには、提供されるルールのコピーを作成し、要件に応じてルールを変更して、「アクティブ」に設定します。
これらのルールは、「個人連絡先続柄」ビジネス・オブジェクトに標準提供されています。
1.姓、生年月日および続柄に基づいて連絡先が存在するかどうかの検証
このルールは、連絡先の姓、生年月日および続柄が、個人の既存の連絡先の姓、生年月日および続柄と一致するかどうかを検証します。
前述の属性が個人の既存の連絡先の姓、生年月日および続柄と一致する場合は、エラー・メッセージが表示されます。
2.名前および続柄に基づいて連絡先が存在するかどうかを検証
このルールは、連絡先の名前および続柄が個人の既存の連絡先の名前および続柄と一致するかどうかを検証します。
個人の既存の連絡先の名前および続柄との一致が見つかった場合は、エラー・メッセージが表示されます。
3.国別IDに基づいて連絡先が存在するかどうかを検証
このルールは、連絡先の国別IDが個人の既存の連絡先の国別IDと一致するかどうかを検証します。
個人の既存の連絡先の国別IDとの一致が見つかった場合は、エラー・メッセージが表示されます。
4.名前、生年月日および続柄に基づいて連絡先が存在するかどうかを検証
このルールは、連絡先の名前、生年月日および続柄が、個人の既存の連絡先の名前、生年月日および続柄と一致するかどうかを検証します。
これらすべての属性が個人の既存の連絡先の名前、生年月日および続柄と一致する場合は、エラー・メッセージが表示されます。
これらの提供ルールを使用すると、次のような利点があります。
- 「個人連絡先続柄」ビジネス・オブジェクトの提供ルールを使用して、ユーザー・エクスペリエンスを改善し、重複した連絡先の入力を防止する。
- ユーザー入力の検証により、トランザクションに費やす時間を短縮する
- 新しいリリースに頼らなくても、HRコンプライアンスに合わせて組織が迅速に調整できる
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
ヒントと考慮事項
- 個人ビジネス・オブジェクトを使用して値をデフォルト設定するために「オートコンプリートのルール」を使用することはできません。
- これらの提供ルールのルール・ロジックは変更しないことをお薦めします。
- 要件に応じて、4つの提供ルールのうち1つ以上を有効にできます。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
- 22AのHCM共通の新機能の共通機能の項のHCMエクスペリエンス設計スタジオのオートコンプリート・ルールの拡張機能
- 個人ビジネス・オブジェクトの操作、HCMのオートコンプリート・ルールの実装に関するヘルプ・トピックについては、Oracle Help CenterのGlobal Human Resources Cloudガイドを参照してください。
文書レコードの属性を添付からスキャンして事前移入して、文書レコードを簡単に作成できるようになりました。データの正確性を高め、エラーの範囲を狭めることができます。フィールドが読取り専用になっている場合は、データの信頼性も確保できます。
値を手動で入力しなくても、添付ファイルから次の属性をスキャンして、「文書詳細」ページに事前入力できます。
-
数値
-
日付: 自
-
日付: 至
-
発行国
-
発行場所
-
発行日
-
発行機関
「添付から追加」機能を使用して、スキャンする文書をアップロード
文書タイプを選択して「データの抽出」をクリック
文書レコード・フィールドを選択し、対応する値を添付から選択
文書レコード・フィールドとその形式を選択し、同じ形式を添付から選択
添付から抽出されたコンテンツのリストをレビューし、文書レコード属性にマップ
文書レコード属性にマップされた抽出済コンテンツ
文書レコード・フィールドの値を手動で入力する必要がないため、時間を節約できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「はい」に設定されています。これは、「文書レコード」ページで追加(添付から追加)処理が有効になっていることを意味します。この処理を無効にするには、プロファイル・オプションを「いいえ」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_DOR_ATTACHMENT_SCAN |
文書レコード添付スキャン使用可能 |
はい |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更し、処理を無効にするには、次の手順に従います。
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_PER_DOR_ATTACHMENT_SCANプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果にあるそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「いいえ」と入力します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
スキャン用にアップロードする文書添付について、現在サポートされているファイル形式は、PDF、PPTまたはPPTX、DOCまたはDOCX、TXTおよびXLSまたはXLSXです。
-
スキャン用に複数の添付を追加すると、抽出データ・プロセスでは最新の添付のみが考慮されます。
-
パスワードで保護された文書は、文書レコード属性の事前入力には使用できません。
-
「文書レコードの作成」ページでフィールドを読取り専用としてマークするカスタマイズは、スキャンされた値のデフォルト設定には影響しません。スキャン時に文書レコード・フィールドに対して選択した値が、読取り専用フィールドとして作成ページにマップされて表示されます。
-
文書レコードの編集中に、添付から文書レコード属性を事前入力することはできません。
-
現在のところ、文書レコード・フレックスフィールドに値をスキャンして入力することはできません。このサポートは今後のリリースで追加されます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
-
Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用のワークフォース・レコードの章の添付をスキャンして文書レコード属性を事前入力する方法
既存の文書レコードの公開日を、「文書レコード」ページから直接変更できるようになりました。
文書レコードの公開日の変更
-
文書レコードを追加すると、「文書タイプの作成」設定ページの「公開必須」オプションが「はい」に設定されている場合にのみ、「公開日」フィールドが必須フィールドとして表示されます。
-
文書レコードを表示すると、フィールドにNULL以外の値が指定されている場合にのみ、「公開日」フィールドが読取り専用フィールドとして表示されます。
-
文書レコードを編集する際には、次の条件が適用されます。
-
「文書タイプの作成」設定ページで「公開必須」オプションが「はい」に設定されている場合にのみ、公開日を変更できます。
-
公開日を現在の日付(現在のNULL値を含む)より後の日付に変更すると、変更された公開日に達するまで文書レコードがUIに表示されないことを示す警告メッセージが表示されます。メッセージで「OK」をクリックすると、変更された日付が使用されます。ただし、「取消」をクリックすると、変更された公開日が既存の日付に戻ります。
-
-
任意の日付を選択できます。
-
デフォルトでは、公開日が現在の日付より後かどうかは検証されません。この検証が必要な場合は、シード済の文書レコード公開日が現在の日付より後であることを検証オートコンプリート・ルールを有効にできます。
文書レコードを追加または編集するときに、公開日の変更が容易になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
公開日が将来の日付の場合、文書レコードはその日付までユーザー・インタフェースに表示されません。ただし、必要な権限がある場合は、将来の公開日の文書レコードを表示できます。
-
「公開日」フィールドは、RESTまたはHCMデータ・ローダーを使用して更新できます。
-
「文書タイプの作成」設定ページで公開日を「はい」に変更する前に、HCMデータ・ローダーを使用して公開日を移入する必要があります。
-
「文書タイプの作成」設定ページの「公開必須」オプションを「はい」に変更できます。変更するには、設定を変更する前に、文書タイプのすべての文書レコードに公開日が移入されていることを確認する必要があります。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
-
Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のワークフォース・レコードの章の文書レコード
さらに、この機能に関する人事管理の21Dの新機能、「公開日前に文書レコードを表示できる柔軟性」を参照してください。
文書レコードの作成方法に関する情報を表示する機能が拡張されました。この情報は、「文書レコード」ランディング・ページで使用できます。
「文書レコード」ページの文書レコードのソース
ユーザーは、文書レコードの作成に使用されたソース・オブジェクトの名前を表示して、フィルタを利用して特定のソースからの文書レコードを表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
次の表に、文書レコードで現在使用可能なソース値を示します。
# |
ソース |
摘要 |
1 |
採用オファー |
採用オファーから作成された文書レコード。 |
2 |
採用ジョブ送信 |
採用ジョブ送信から作成された文書レコード。 |
3 |
給与オブジェクト処理 |
給与オブジェクト処理から作成された文書レコード。 |
4 |
給与関係処理 |
給与関係処理から作成された文書レコード。 |
5 |
休暇欠勤ケース |
休暇欠勤ケースから作成された文書レコード。 |
6 |
雇用処理 |
雇用処理から作成された文書レコード。 |
7 |
割付チェックリスト・タスク |
割付チェックリスト・タスクから作成された文書レコード。 |
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
-
Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のワークフォース・レコードの章の文書レコード
アクセスに基づいた文書提供プリファレンスの編集アイコンの表示
文書レコードの管理アクセス権がある場合のみ、文書レコードの提供プリファレンスを管理するための「編集」アイコンが表示されます。
文書レコードの管理アクセス権に基づいて表示される編集アイコン
ユーザーのロールに関連する処理のみを表示して、ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
-
Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のワークフォース・レコードの章の文書レコード
「文書レコード」ページの参照情報の添付の表示が効率化されました。参照情報の添付をアップロードしたユーザーの名前や参照情報の添付がアップロードされた日時などの他の詳細を含まない、添付ファイル名のみが表示されるようになりました。
文書タイプ設定に参照情報の添付を追加
デスクトップの参照情報セクションに添付ファイル名のみを表示
モバイルの参照情報セクションに添付ファイル名のみを表示
参照情報の添付詳細が簡単になり、ユーザーが表示しやすくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
-
『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第14章「ワークフォース・レコード」、文書レコード
レスポンシブ雇用フローの就業者検索の「検索および表示」および検索のみフィールドを構成する機能が向上しました。これらのフィールドは、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して構成できます。
マネージャ名フィールドに対して構成された就業者検索
就業者検索が構成されているレスポンシブ雇用フローのセクションおよびフィールドは次のとおりです。
影響を受けるレスポンシブ・フロー |
セクション(フィールド) |
---|---|
|
|
一括雇用主変更 |
一括雇用主変更 - ファセット検索(開始者) |
退職 |
退職情報の入力(推奨承認者) |
すべてのレスポンシブ雇用フローの検索フィールドを効率化できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のトピックを参照してください。
-
Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定の章の値リスト(LOV)の構成方法
さらに、この機能のHCM共通の21Dの新機能「値リストの構成」を参照してください
クライアント側事業所値リストの従業員事業所属性を使用した追加フィルタ
「従業員事業所」属性値に基づいて、レスポンシブ雇用ページでクライアント側の「事業所」値リスト(LoV)に追加フィルタを適用する機能が向上しました。この属性値は、「事業所詳細」レスポンシブ・ページで設定されています。「事業所詳細」ページを使用して事業所を作成する際に、「従業員事業所」フィールドの「はい」または「いいえ」を選択して、事業所を従業員事業所として指定できます。
拡張された「事業所」値リストを使用できるレスポンシブ雇用ページは次のとおりです。
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派遣就業者の追加
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非就業者の追加
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処理待ち就業者の追加
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アサイメントの追加
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アサイメントの変更
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事業所の変更
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雇用関係の作成
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処理待ち就業者の編集
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雇用詳細
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従業員の採用
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ローカルおよびグローバル異動
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昇格・昇進
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異動
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一括雇用主変更
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一括雇用主変更(ファセット検索)
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処理待ち就業者(ファセット検索)
次の例について考えてみます。「事業所詳細」ページで、Delhi事業所の「従業員事業所」フィールドが「はい」にマークされており、Delhi-Warehouse事業所では「いいえ」にマークされています。このシナリオでは、雇用フローの「事業所」値リストには、Delhi-WarehouseではなくDelhiの検索結果のみが表示されます。
事業所詳細の従業員事業所属性に対して「はい」が設定された従業員事業所
事業所詳細の従業員事業所属性に対して「いいえ」が設定された従業員事業所
雇用フローの従業員事業所でフィルタされた事業所値リスト
この機能により、事業所フィルタ機能でさらに絞り込めるので、ユーザビリティが向上します。ビジネス・ユニット・セットおよび雇用主とともに、「従業員事業所」属性を使用して追加のフィルタが実行されるようになりました。
有効化のステップ
レスポンシブ雇用ページの事業所値リストから除外する必要がある事業所に対しては、「従業員事業所」属性値を「いいえ」に設定する必要があります。
ヒントと考慮事項
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事業所値リストは、この機能にリストされたレスポンシブ雇用ページでのみ、「従業員事業所」フィールドに基づいてフィルタされます。フィルタリングは検証ではありません。そのため、事業所値リストのフィルタ処理は、REST API、HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーには適用されません。
主なリソース
- 詳細は、リリース21Dの人事管理の新機能「事業所を従業員事業所として識別する機能」を参照してください。
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また、Oracle Help Centerの次のリソースも参照してください。
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『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』ガイド、第7章「ディビジョン、部門、労働組合、事業所およびツリー」、事業所
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Human Resources Cloud、『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイド、第5章「ワーク・ストラクチャのロード」、事業所のロードのガイドライン
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Oracle HCM CloudのREST API、値リスト、事業所値リスト
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ロール情報
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
次のレスポンシブ雇用フローに対して、新しいトランザクションを作成せずに、承認ルールのシミュレーションを使用して、承認ルールとそのルーティングをテストできるようになりました。
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派遣就業者の追加
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非就業者の追加
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処理待ち就業者の追加
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アサイメントの追加
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追加アサイメント情報
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雇用関係の取消
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アサイメントの変更
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事業所の変更
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マネージャの変更
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勤務時間の変更
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雇用関係の作成
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直属の部下
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処理待ち就業者の編集
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適格ジョブ
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雇用契約
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雇用詳細
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雇用開始日
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従業員の採用
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ローカルおよびグローバル異動
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昇格・昇進
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辞職
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退職
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異動
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雇用関係
承認ルールの構成が正しくない場合、シミュレーションは失敗し、次に示すように適切なメッセージが表示されます。
これは、成功した承認ルール構成の例です。
エラーを簡単に修正し、承認ルールの条件ロジックを増分的に作成します。新しいトランザクションを再作成して送信しなくても、変更の影響を確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
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トランザクションの「レビュー」ページに承認チェーンが表示されるため、この機能はクラシック雇用フローには適用されません。
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新しいトランザクションの承認フロー構成をテストするには、「承認のバイパス」を無効にする必要があります。ただし、承認のバイパスが有効になっている場合でも、待ち状態、ドラフトおよび失敗したトランザクションの承認フロー構成をテストできます。
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この機能は、リリース22Aにアップグレードする前に送信した進行中のトランザクションに対しては有効になりません。
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ルールをシミュレートする前に、承認ルールに加えた変更をまずコミットする必要があります。
主なリソース
詳細は、人事管理の21Dのこの機能に関する新機能「承認と通知の拡張」を参照してください。
標準コンポーネント給与ベース・タイプの新規承認ペイロードの導入およびその他の拡張機能
次の雇用承認プロセスで、新しい就業者の給与簡易コンポーネント詳細承認ペイロードとその対応する属性を使用して、標準コンポーネント給与ベース・タイプの承認ルールを簡単に構成できるようになりました。
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従業員の採用
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処理待ち就業者の追加
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派遣就業者の追加
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非就業者の追加
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アサイメントの追加
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雇用関係の作成
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処理待ち就業者の編集
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アサイメントの変更
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昇格・昇進
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異動
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事業所の変更
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勤務時間の変更
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ローカルおよびグローバル異動
承認ルールを構成するための新しい承認ペイロードおよび対応する属性
次の雇用承認プロセスで給与の変更(作成、読取り、更新または修正、削除)を追跡しやすくすくために、新しい「CRUD操作」属性も就業者の給与詳細承認ペイロードに追加されます。
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従業員の採用
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処理待ち就業者の追加
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派遣就業者の追加
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非就業者の追加
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アサイメントの追加
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雇用関係の作成
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処理待ち就業者の編集
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アサイメントの変更
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昇格・昇進
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異動
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事業所の変更
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勤務時間の変更
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ローカルおよびグローバル異動
就業者の給与詳細承認ペイロードの新しい属性
標準コンポーネント給与ベース・タイプに対して承認ルールを迅速かつ効率的に構成し、該当する雇用承認プロセスの新しい属性を使用して給与変更を追跡します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
承認ルールの作成時にCRUD属性を指定して次の値を使用できます。
値 |
摘要 |
---|---|
CREATE |
給与の作成時(初回またはその後)。 |
DELETE |
給与の削除時。 |
CORRECTION |
給与の修正時。 |
NOCHANGE |
給与に変更がない場合。 |
主なリソース
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新しい給与ベース・タイプの詳細は、My Oracle Supportの次の文書を参照してください。
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給与ベースの標準コンポーネント・タイプの概要(文書ID 2717145.1)
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さらに、リリース21Aの報酬の給与標準コンポーネントの次の新機能を参照してください。
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標準コンポーネント給与ベース・タイプの概要
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標準コンポーネントを使用した給与割付の概要
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等級ラダー・レートからの給与移入: 標準コンポーネント
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報酬履歴の表示における標準給与コンポーネントの概要
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雇用承認データ・モデルと通知を拡張して、給与属性を追加しました。拡張機能には次の機能が含まれています。
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標準コンポーネント給与ベース・タイプの属性を含むシード済データ・モデルの改良。
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共通給与属性のパフォーマンス向上
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シード済雇用通知の「次回給与レビュー日」属性の追加。
標準コンポーネント給与ベース・タイプの使用方法
雇用通知の使用方法 |
オラクル社のお薦め |
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提供データ・モデルと通知の使用 |
標準コンポーネント給与ベース・タイプを使用し、雇用通知をカスタマイズしていない場合は、RTFテンプレートをカスタマイズして、新しいPropSimpCompSalおよびCurrSimpCompSalデータ・セットの属性を追加する必要があります。 |
カスタマイズされた通知の使用 |
標準コンポーネント給与ベース・タイプを使用し、雇用通知をカスタマイズした場合は、条件に基づいて次の処理を実行する必要があります。
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雇用フローのデータ・セット
PropSimpCompSalデータ・セットには、これらのレスポンシブ雇用フローに対する提案標準コンポーネント属性値が含まれています。
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従業員の採用
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処理待ち就業者の追加
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派遣就業者の追加
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非就業者の追加
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アサイメントの追加
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雇用関係の作成
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処理待ち就業者の編集
雇用通知における標準コンポーネント給与ベース・タイプの提示値の表示
PropSimpCompSalおよびCurrSimpCompSalデータ・セットには、これらのレスポンシブ雇用フローに対する提示標準コンポーネント属性値および現在の属性値がそれぞれ含まれています。
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アサイメントの変更
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昇格・昇進
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異動
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事業所の変更
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勤務時間の変更
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ローカルおよびグローバル異動
雇用通知における標準コンポーネント給与ベース・タイプの現在値と提示値の表示
次回給与レビュー日
雇用BIP通知に表示される「次回給与レビュー日」属性
承認者は、標準コンポーネント給与ベース・タイプの詳細内訳にアクセスし、雇用承認通知の次回給与レビュー日を表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
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標準コンポーネント給与ベース・セクションは、雇用RTFテンプレートにはシードされません。データ・セットには、雇用フローに応じた必須属性が含まれます。
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標準コンポーネント給与属性を表示するには、雇用RTFテンプレートをカスタマイズする必要があります。
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この機能は、レスポンシブ雇用フローでのみ使用できます。
主なリソース
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新しい給与ベース・タイプの詳細は、My Oracle Supportの次の文書を参照してください。
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給与ベースの標準コンポーネント・タイプの概要(文書ID 2717145.1)
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さらに、リリース21Aの報酬の給与標準コンポーネントの次の新機能を参照してください。
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標準コンポーネント給与ベース・タイプの概要
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標準コンポーネントを使用した給与割付の概要
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等級ラダー・レートからの給与移入: 標準コンポーネント
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報酬履歴の表示における標準給与コンポーネントの概要
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辞職および退職に関して、次の点が改善されました。
- 新しいバージョン3 (V3)の「雇用の終了」および「雇用からの辞職」ページの使用による、グローバル人事管理の退職や辞職のユーザー実行機能の拡張。
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単一アサイメントの終了も含むように退職機能が拡張されました。
HR担当者およびライン・マネージャは「雇用の終了」ページを使用でき、従業員および派遣就業者は「雇用からの辞職」ページを使用できます。新しいUIでは、雇用関係または特定のアサイメントを終了または辞職するかどうかを決定できます。新しい退職UIでは、アサイメント・レベルのセキュリティが使用されます。つまり、アクセス権のあるアサイメントのみを終了できます。アクセス権限に基づいて、使用可能な退職UIが自動的に表示されます。
新しいV3の退職で使用可能な機能は、次のとおりです。
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すべてのアサイメントともに雇用関係を終了するか、または必要な特定のアサイメントのみを雇用関係で終了するかを選択できます。以前のV2の退職と同様に、アサイメントを変更するためのアクセス権がある場合は、引き続き「アサイメントの変更」ページを使用してアサイメントを終了できます。
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雇用関係からの辞職、または雇用関係内のアサイメントのみからの辞職が可能です。複数のアサイメントがある場合は、必要なアサイメントからのみ辞職して、雇用関係を維持できます。以前のバージョンでは、特定のアサイメントから辞職するオプションがないため、雇用関係全体から辞職する必要がありました。
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V2の退職の場合は、個人レベルのセキュリティとアサイメント・レベルのセキュリティがあります。これらのいずれでも使用できます。アサイメント・レベル・セキュリティを有効にしている場合でも、雇用関係の終了を使用して、アクセス権がないアサイメントを終了できます。V3の退職の場合にも、同じ個人レベルのセキュリティとアサイメント・レベルのセキュリティがあります。ただし、アサイメント・レベルのセキュリティを使用する場合は、雇用関係内のすべてのアサイメントへのアクセス権がないかぎり、雇用関係を終了できません。
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アクセス権限に基づいて、アサイメントおよび雇用関係の終了および辞職の詳細を表示できます。
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セキュリティ権限に基づいて、アサイメントまたは雇用関係の既存の終了を修正できます。
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セキュリティ権限に基づいて、アサイメントまたは雇用関係の終了を元に戻せます。
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従業員はアサイメントや雇用関係の辞職願を取り下げることができ、HR担当者は退職の戻し処理を使用して、従業員のかわりに辞職願を取り下げることができます。
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新しい退職ページおよび辞職ページに対しては、承認および通知が有効になっています。
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新しい退職および辞職ページに対しては、HCMエクスペリエンス設計スタジオのサポートが有効になっています。HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、フィールドやリージョンを表示または非表示にできます。
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単一アサイメントの退職および単一アサイメントの雇用関係の終了に対しては、アサイメント・フレックスフィールドが用意されています。
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V2の退職では、HR担当者のみが「アサイメントの変更」→「アサイメントの終了」処理を使用してアサイメント・レベルの退職を実行できました。V3の退職では、ライン・マネージャが退職プロセスの一部としてアサイメント・レベルの退職を実行できます。
-
V2の退職では、雇用関係レベルで退職の詳細を表示できます。V3の退職では、アサイメント・レベルで同じ詳細を表示できます。たとえば、V3の終了では、「再雇用推薦」および「ユーザー・アクセスのレビュー」退職フィールドがアサイメントに追加されています。
アサイメントまたは雇用関係を終了するためのV3の退職ページ
V3の退職のアサイメント・フレックスフィールド
V3の「退職の表示」ページ
辞職するアサイメントの選択
V2の退職では、就業者に複数の雇用関係がある場合は、就業者は自分で辞職できず、HR担当者に連絡する必要があります。しかし、V3の退職では、辞職するアサイメントまたは雇用関係を就業者が選択できます。
アサイメントまたは雇用関係から辞職するためのV3の辞職ページ
この表は、既存のV2の退職と辞職のUIと新しいV3の退職と辞職のUIを比較して説明しています。
V2の退職および辞職 |
V3の退職および辞職 |
---|---|
個人レベルのセキュリティまたはアサイメント・レベルのセキュリティを使用できます。 アサイメント・レベルのセキュリティを有効にすると、アクセス権がないアサイメントをユーザーが検索できません。ただし、就業者が雇用関係のアサイメントのいずれかにアクセスできる場合は、雇用関係を終了できます。雇用関係の終了時には、これらのアサイメントへのアクセス権がない場合でも、雇用関係内のアサイメントは終了します。 |
個人レベルのセキュリティまたはアサイメント・レベルのセキュリティを使用できます。 アサイメント・レベルのセキュリティを使用する場合は、雇用関係内のすべてのアサイメントへのアクセス権がないかぎり、雇用関係を終了できません。 |
退職または辞職は、雇用関係からのみ実行できます。 |
雇用関係または単一のアサイメントを終了または辞職できます。 |
雇用関係フレックスフィールド(DDFおよびDFFのみ)のみを使用できます。 |
雇用関係(DDFとDFFのみ)およびアサイメント(DDF、DFF、およびEFF)のフレックスフィールドを使用できます。 |
「アサイメントの変更」→「アサイメントの終了」処理を使用して、アサイメント・レベルの退職(アサイメントの終了)を実行できます。ただし、通常、管理者は「アサイメントの変更」処理にアクセスできません。この場合、マネージャはHR担当者に連絡して、部下のアサイメント・レベルの退職を実行する必要があります。 |
マネージャが退職UIを使用して、アサイメント・レベルの退職を実行できるようになりました。 マネージャまたはHR担当者は、引き続き「アサイメントの変更」ページ(「アサイメントの終了」処理)を使用してアサイメントを終了できます。 |
雇用関係レベルで退職詳細を表示できます。退職フィールドには、「ユーザー・アクセスの取消」、「再雇用の推薦」フィールド・ユーザー・グループおよび「最終勤務日」が含まれます。 |
選択した退職レベルに応じて、アサイメント・レベルまたは雇用関係レベルで退職詳細を表示できます。退職フィールド(「ユーザー・アクセスの取消」、「再雇用の推薦」フィールド・ユーザー・グループおよび「最終勤務日」)もアサイメント・レベルで表示されるようになりました。 |
複数の雇用関係を持つ就業者は辞職できません。 雇用関係に複数のアサイメントがある就業者は、単一のアサイメントから辞職できません。雇用関係全体から辞職する以外に選択肢はありません。 |
複数の雇用関係を持つ就業者が辞職できます。 就業者は、雇用関係全体または単一のアサイメントから辞職できます。 |
退職は特権トランザクションです。退職は、同じアサイメントのすべての処理待ちトランザクションより優先され、他のトランザクションは拒否されます。 |
退職は特権トランザクションではありません。退職は、同じアサイメントの処理待ちトランザクションとともに表示されます。 |
次の表は、「アサイメントの変更」トランザクション(「アサイメントの終了」処理)および「雇用の終了」UIを使用する時期について説明しています。
「アサイメントの変更」→「アサイメントの終了」 |
雇用の終了 |
---|---|
|
|
次の表では、HCMエクスペリエンス設計スタジオのルールおよび質問リスト・ページの選択内容に基づいて、V3の雇用関係およびアサイメントの終了に表示されるセクションについて説明します。
コンテキスト |
HCMエクスペリエンス設計スタジオのルール |
「質問リスト」ページ |
「時期および事由」セクション |
「退職情報」セクション |
「雇用関係情報」セクション(WR - DDF/DFF) |
「アサイメント情報」セクション(ASG - DDF/DFF) |
「追加アサイメント情報」セクション(ASG - EFF) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
雇用関係終了 - 単一アサイメント |
雇用関係情報 - 使用不可 アサイメント情報 - 使用不可 追加アサイメント情報 - 使用不可 |
雇用関係情報 - 未選択 アサイメント情報 - 未選択 追加アサイメント情報 - 未選択 |
常に表示 |
常に表示 |
非表示 | 非表示 |
非表示 |
雇用関係終了 - 単一アサイメント |
雇用関係情報 - 使用可能 アサイメント情報 - 使用可能 追加アサイメント情報 - 使用可能 |
雇用関係情報 - 選択済 アサイメント情報 - 選択済 追加アサイメント情報 - 選択済 |
常に表示 |
常に表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
雇用関係終了 - 複数アサイメント |
雇用関係情報 - 使用不可 アサイメント情報 - 使用不可 追加アサイメント情報 - 使用不可 |
雇用関係情報 - 未選択 アサイメント情報 - 未選択 追加アサイメント情報 - 未選択 |
常に表示 |
常に表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
雇用関係終了 - 複数アサイメント |
雇用関係情報 - 使用可能 アサイメント情報 - 使用可能 追加アサイメント情報 - 使用可能 |
雇用関係情報 - 選択済 アサイメント情報 - 選択済 追加アサイメント情報 - 選択済 |
常に表示 |
常に表示 |
表示 |
非表示 |
非表示 |
アサイメント終了 - 複数アサイメント |
雇用関係情報 - 使用不可 アサイメント情報 - 使用不可 追加アサイメント情報 - 使用不可 |
雇用関係情報 - 未選択 アサイメント情報 - 未選択 追加アサイメント情報 - 未選択 |
常に表示 |
常に表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
アサイメント終了 - 複数アサイメント |
雇用関係情報 - 使用可能 アサイメント情報 - 使用可能 追加アサイメント情報 - 使用可能 |
雇用関係情報 - 選択済 アサイメント情報 - 選択済 追加アサイメント情報 - 選択済 |
常に表示 |
常に表示 |
非表示 |
表示 |
表示 |
雇用関係に複数のアサイメントがある場合、ユーザーは、雇用関係全体または単一のアサイメントを終了または辞職できます。また、追加されたアサイメント・レベル・セキュリティでは、アクセス権がないアサイメントを終了または表示できません。
有効化のステップ
V3の退職を有効にするには、次のステップを実行します。
-
V2の退職を無効にします。V2の退職を無効にせずにV3の退職に移行すると、V2の退職にアクセスしようとするときにエラーが発生します。
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「V3退職に移行」パラメータを使用して、「雇用データの移行」ESSプロセスを実行します。プロセスを実行すると、既存のV2の退職データが新しいV3の退職に移行されます。「雇用の終了」または「雇用からの辞職」クイック処理を使用して退職または辞職を実行する前に、このプロセスを1回実行する必要があります。
-
「雇用からの辞職」クイック処理を使用可能にして表示します。
- 構成ツールを使用してサンドボックスを作成します。
- 構造のカスタマイズにナビゲートします。
- 「自分」をクリックします。
- 「クイック処理」タブを選択します。
- 「雇用」リンクを展開します。
- 「雇用からの辞職」をクリックします。
- 「表示」プロパティを編集し、#{Profile.values.PER_EMPLOYMENT_GUIDED_FLOWS_RESPONSIVE_ENABLED eq 'Y' and Profile.values.HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLED eq 'Y' and true}を設定します
-
前のステップで「雇用からの辞職」クイック処理を有効にしたのと同様に、「辞職」クイック処理を非表示にします(V2の退職を非表示にするため)。
-
「雇用の終了」クイック処理を有効にし、要件に従って「自分のチーム」タブおよび「自分のクライアント・グループ」タブの「退職」クイック処理を非表示にします。
プロセスを実行するステップは次のとおりです。
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ホーム・ページで、「ツール」→「スケジュール済プロセス」作業領域に移動します。
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「概要」ページで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
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「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで「名前」リストを展開し、「検索」をクリックします。
-
「検索と選択: 名前」ダイアログ・ボックスで、「名前」フィールドに「雇用データの移行」と入力し、「検索」をクリックします。
-
検索結果で、「雇用データの移行」行を選択し、「OK」をクリックします。
-
「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックします。
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「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、「プロセス・オプション」をクリックし、目的のオプションを選択して「OK」をクリックします。
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「パラメータ」領域で、「V3退職に移行」実行モードを選択し、「送信」をクリックします。
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「確認」ダイアログ・ボックスで、「OK」をクリックします。
-
「概要」ページで、「リフレッシュ」アイコンをクリックします。
-
プロセスのステータスが正常に完了しているかどうかを確認します。
ノート:
-
プロセスを1回のみ実行して、V2退職データを新しいV3退職に移行できます。V3退職に移行した後は、V2退職に戻せません。
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本番インスタンスで新しいV3退職機能を選択する前に、最初にテスト・インスタンスで機能を十分にテストすることをお薦めします。
ヒントと考慮事項
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すべてのフレックスフィールドは、退職と辞職のページにデフォルトで非表示になります。これらには、付加フレックスフィールド(DFF)、開発者付加フレックスフィールド(DDF)、国別仕様フレックスフィールド、拡張可能フレックスフィールド(EFF)が含まれます。
-
単一アサイメントの雇用関係では、雇用関係レベルの退職のみが許可されます。この場合、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して有効にすると、「アサイメント情報」(アサイメント・フレックスフィールド)、「追加アサイメント情報」(拡張可能フレックスフィールド)および「雇用関係情報」(雇用関係フレックスフィールド)のセクションが表示されます。
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複数アサイメントの雇用関係におけるアサイメント・レベルの退職の場合、アサイメント・フレックスフィールドおよび拡張可能フレックスフィールドが表示されます。複数アサイメントの雇用関係における雇用関係レベルの退職の場合、雇用関係フレックスフィールドのみが表示されます。
-
デフォルトでは、「アサイメント詳細の表示」リンクをクリックすると、次の属性が退職ページと辞職ページに表示されます(値が設定されている場合)。ただし、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用してこれらの属性のいずれかが有効化されている場合は、値がない場合でも表示されます。
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アサイメント名
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事業所
-
部門
-
ジョブ
-
ポジション
-
ビジネス・ユニット
-
アサイメント・ステータス
-
アサイメント番号
-
マネージャ(ライン・マネージャ表示名)
-
ノート: 属性をさらに追加するとパフォーマンスの問題が発生する可能性があるため、最低1つ、最大4つの属性を選択することをお薦めします。
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雇用関係を終了すると、終了した雇用関係に属するアサイメントに対して退職を取り消すことはできません。アサイメントの終了を元に戻す場合は、最初に雇用関係の終了を元に戻してから、アサイメントを元に戻す必要があります。
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アサイメントおよび雇用関係レベルで退職を実行した場合、雇用関係レベルの退職日以降のアサイメント・レベルの退職は訂正できません。雇用関係終了日を超えて退職を修正する場合は、最初に雇用関係の終了を元に戻してから、アサイメントに対して正しい退職を実行する必要があります。
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「時期および事由」セクションで「続行」をクリックした後に、「何を終了しますか?」の終了オブジェクトを変更することはできません。「時期および事由」セクションで「続行」をクリックする前に、退職のレベル(アサイメントまたは雇用関係)を決定する必要があります。「時期および事由」セクションに戻り、退職日を変更すると、ユーザー入力のすべての情報が失われます。これは、別のセクションに移動する場合や、承認者による編集時に発生します。次のシナリオでは、アサイメント・レベルと雇用関係レベルの終了を切り替えることはできません。
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単一アサイメントの雇用関係の場合(雇用関係の終了のみ可能)。
-
別のセクションに移動する場合。
-
退職を訂正する場合。
-
アサイメント・レベルのセキュリティを有効にする場合(アサイメント・レベルの退職のみがデフォルトで選択済)。
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承認者による編集時。
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2つのアサイメントがあり、1つのアサイメントを将来終了する場合。
-
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「既存の下位の検証の終了」企業構成オプションを有効にした場合(エラーとしてマークされている場合のみ)、HCMエクスペリエンス設計スタジオで「直属の部下の再割当」セクションが必須として選択されていることを確認する必要があります。
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以前は、アサイメントに処理待ちの承認がある場合でも、アサイメントを終了できました。現在は、アサイメントに処理待ちの承認がある場合、アサイメントを終了できなくなりました。
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終了ページにカスタム・フレックスフィールドが表示されるかどうかを確認する必要があります。これは、これらのフレックスフィールドがデフォルトでは非表示になっているためです。これらのフレックスフィールドは、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して表示できます。
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退職ページの「ユーザー・アクセスの取消」フィールドは、「ユーザー・アクセスのレビュー」に名前が変更されています。
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複数のアクティブなアサイメントまたは雇用関係がある場合は、プライマリ・アサイメントまたは雇用関係を終了できません。
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2つ以上のアサイメントまたは雇用関係がある場合に、いずれか1つを終了すると、最も早い開始日が設定されたアサイメントまたは雇用関係がプライマリになります。
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他のセクションにアクセスした後に「時期および事由」セクションで退職日または通知日を変更すると、データが失われることを示す警告メッセージが表示されます。警告メッセージを無視すると、再割当された直属の部下のデータを含むすべてのトランザクション・データが失われます。
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管理者が退職理由として死亡を選択できるのは、雇用関係の終了に対してのみです。V3の「雇用の終了」ページの死亡日は、個人エンティティ検証を使用して計算され、死亡日は常に現在の日付以前の日付になります。死亡日は、次のように実装されています。
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退職日が現在の日付より前である場合、死亡日には退職日がデフォルトで設定されるか、処理が死亡である場合は現在の日付がデフォルトで設定されます。
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退職を取り消すと、死亡日はNULLになります。
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「退職の訂正」を使用して日付を変更すると、それに応じて死亡日も更新されます。「退職の訂正」を使用して、死亡を別の処理に変更すると、それに応じて死亡日はNULLになります。
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基本ルールとして、死亡日は常に現在の日付以前になります。次のシナリオについて考えてみましょう。現在の日付より前の日付を死亡日として入力します。次に、「時期および事由」セクションに移動し、現在の日付よりも前の日付に退職日を変更します。この場合は、死亡日は変更されません。
-
将来の日付を死亡日として入力します。次に、「時期および事由」セクションに移動し、退職日を将来の日付に変更します。この場合は、死亡日がデフォルトで現在の日付に設定されます。
-
将来の日付を死亡日として入力します。次に、「時期および事由」セクションに移動し、現在の日付より前の日付に退職日を変更します。この場合は、死亡日がデフォルトで退職日に設定されます。
-
-
雇用関係レベルの退職に加えて、アサイメント・レベルの退職にも退職の取消を実行できるようになりました。アサイメントが元の退職のオブジェクトであった場合は、退職を取り消すことができます。
-
「退職後のアサイメント・ステータス」および「最終勤務日」フィールドが、デフォルトで表示されるようになりました。
-
新しい退職UI用に、個別の承認ルールとHCMエクスペリエンス設計スタジオ・ルールを構成する必要があります。さらに、オートコンプリート・ルールを再評価する必要があります。
-
V3の退職でサポートされている処理またはサポートされていない処理:
処理名 |
V3の退職でサポート済 |
推奨される処理 |
---|---|---|
臨時アサイメントの終了 |
いいえ | HR担当者またはマネージャに連絡して、「アサイメントの変更」UIを使用してください。 |
グローバル臨時アサイメントの終了 |
はい | 該当なし。 |
アサイメントの終了 | はい | 該当なし。 |
-
V3の辞職でサポートされている処理またはサポートされていない処理:
処理名 |
V3の退職でサポート済 |
推奨される処理 |
---|---|---|
臨時アサイメントの終了 |
いいえ | HR担当者またはマネージャに連絡して、「アサイメントの変更」UIを使用してください。 |
グローバル臨時アサイメントの終了 |
いいえ | HR担当者に連絡してください。 |
アサイメントの終了 | はい | 該当なし。 |
-
V3の退職の取消でサポートされている処理またはサポートされていない処理:
処理名 |
V3の退職でサポート済 |
推奨される処理 |
---|---|---|
臨時アサイメントの終了 |
いいえ | 「雇用詳細」UIを使用してトランザクションを削除します。 |
グローバル臨時アサイメントの終了 |
いいえ | HR担当者に連絡してください |
アサイメントの終了 | はい | 該当なし |
-
V3の辞職願の取下げでサポートされている処理またはサポートされていない処理:
処理名 |
V3の退職でサポート済 |
推奨される処理 |
---|---|---|
臨時アサイメントの終了 |
いいえ | HR担当者またはマネージャに連絡して、「雇用詳細」UIを使用してください。 |
グローバル臨時アサイメントの終了 |
いいえ | HR担当者に連絡してください |
アサイメントの終了 | はい | 該当なし |
-
新しいV3の退職UIには、標準の「直属の部下の再割当」UIと比較して、再割当できる直属の部下の数に制限があります。パフォーマンスの問題を回避するため、このような設計になっています。
-
V3の退職に移行した後は、現在のV2の退職または辞職用に作成した承認ルールおよびHCMエクスペリエンス設計スタジオ・ルールを適用できなくなります。新しい承認ルールとHCMエクスペリエンス設計スタジオ・ルールを定義する必要があります。「雇用の終了」と「雇用からの辞職」承認タスクと、HCMエクスペリエンス設計スタジオの「雇用の終了」と「雇用からの辞職」処理を使用する必要があります
-
退職処理またはアサイメントの終了処理は、自己都合および会社都合の処理に分類されます。「処理の構成」UIを使用して、任意の処理を自己都合または会社都合としてマークできます。辞職時には、自己都合処理のみが表示されます。退職の実行時には、自己都合と会社都合の処理が表示されます。HR担当者またはマネージャが会社都合の退職を実行する場合、従業員が辞職願を送信しても退職詳細を表示できません。HR担当者またはマネージャが退職の実行中に自己都合の処理を選択すると、HR担当者またはマネージャにが入力した退職詳細を、従業員が「辞職願の表示」UIに表示できます。
-
雇用関係に2つのアサイメントがあり、1つはアクティブで、もう1つは非アクティブです。非アクティブなアサイメントには、先日付の退職日が設定されています。このシナリオでは、雇用関係の終了のみが許可されます。アクティブなアサイメントが終了すると、雇用関係も終了し、雇用関係の終了のために、先日付の退職が設定された非アクティブなアサイメントも削除されます。
-
雇用関係に、異なるマネージャの部下である2つのアクティブなアサイメントがあります。どちらのアサイメントにも、異なる日付の先日付の退職が設定されています。たとえば、退職日はアサイメント1が2021年7月1日で、アサイメント2は2021年8月1日です。このシナリオでは、アサイメント2に対する雇用関係の終了のみが可能です。これは、アサイメント1が2021年7月1日に終了すると、アサイメント1のマネージャは別のマネージャの部下であるアサイメント2を認識していないため、雇用関係を終了するためです。
-
V2およびV3の退職と辞職には、非常に類似した個別のページがあります。V2のページとV3のページに個別の承認フローを定義する必要があり、これらのページは個別にカスタマイズできます。
-
雇用関係レベルの退職の場合とは異なり、アサイメント・レベルの退職を取り消すと、すべてのアサイメント詳細が復元されます。ただし、直属の部下は復元されません。
-
V2の退職で送信され、承認待ちになっているトランザクションは、V3の退職に移行できます。ただし、V3のUIを使用してトランザクションを拒否して再送信しないかぎり、トランザクションはV2のUIのみを使用してオープンできます。
-
アサイメント・レベルの辞職機能を使用するには、処理タイプに「アサイメントの終了」を選択し、退職タイプに「自己都合」を選択して、なんらかの有効な処理をアプリケーションに必ず定義してください。
-
退職、辞職、退職の訂正、または退職の取消用のレポートが使用可能になっている場合は、レポートを再設計し、アサイメントの終了トランザクションに対する追加処理や事由を分析して追加する必要があります。
主なリソース
-
詳細は、次のトピックを参照してください。
-
My Oracle Supportのバージョン3の退職および辞職(文書ID 2821906.1)
-
この機能の21C HCM Cloud共通の新機能: 複数アサイメントがある就業者のアクセスの保護
-
-
また、Oracle Help Centerの次のリソースも参照してください。
-
雇用関係の終了
-
スケジュール済プロセスの概要
-
スケジュール済プロセスおよびプロセス・セットの発行
-
専用のセキュリティ・アーティファクトを使用して、「辞職願の表示」ページの「辞職願の取下げ」ボタンの使用可否を管理できるようになりました。これまでは、辞職を送信するアクセス権があるすべての従業員がこのボタンを使用できました。
「辞職願の取下げ」ボタンの使用可否の管理
この機能により、特定の従業員にのみ自分の辞職願の取下げを許可できるようになりました。
有効化のステップ
辞職願の取下げを許可する就業者ロールに、「辞職願の取下げ」集計権限(ORA_PER_WITHDRAW_RESIGNATION)を追加する必要があります。通常、「辞職願の取下げ」集計権限は、辞職願を入力するための「辞職願の提出」集計権限(ORA_PER_SUBMIT_RESIGNATION)をすでに持っているユーザー・ロールに付与します。「辞職願の提出」集計権限は、従業員ロールと派遣就業者ロールにデフォルトで設定されています。
ヒントと考慮事項
-
この機能強化の前までは、辞職願を提出した従業員は辞職願を取り下げることもできました。しかし、この機能強化により、必要な権限がないと、就業者は辞職願を取り下げられなくなります。就業者が辞職願を取り下げることができた、以前のアプリケーション動作を保持する必要がある場合は、新しい「辞職願の取下げ」(ORA_PER_WITHDRAW_RESIGNATION)権限を就業者のカスタム・ロールに追加する必要があります。詳細は、ロールの項を参照してください。
ロール情報
この表は、この機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
辞職願の取下げ ORA_PER_WITHDRAW_RESIGNATION |
従業員 派遣就業者 |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
セキュリティ権限に基づいて、ジャーニ・アプリケーションの「検討」タブのグローバル・ジャーニ・テンプレートの表示を制限できるようになりました。
グローバル・ジャーニにアクセスできない従業員
グローバル・ジャーニにアクセスできる従業員
グローバル・ジャーニ・テンプレートの表示を制限して、個人ジャーニ・テンプレートの表示のみをユーザーに許可できます。
有効化のステップ
- 権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のチェックリスト。
- Oracle Help CenterのGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用の「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
ロール情報
次の表は、この機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
抽象ロールまたはジョブ・ロール |
職務ロール |
機能権限 |
---|---|---|
人事担当者 |
HRによるジャーニの管理 |
グローバル・ジャーニの表示 PER_VIEW_GLOBAL_JOURNEYS |
ライン・マネージャ |
マネージャによるジャーニの管理 |
グローバル・ジャーニの表示 PER_VIEW_GLOBAL_JOURNEYS |
人事管理アナリスト |
ジャーニの表示 |
グローバル・ジャーニの表示 PER_VIEW_GLOBAL_JOURNEYS |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
Oracle Process Automation (OPA)プロセスを作成してジャーニに登録するための簡単なメカニズムを、開発者およびインテグレータが使用できるようになりました。
「プロセス自動化」という新しいタスク・タイプにより、ハイブリッド化されたOPAインスタンスとのシームレスな統合が可能となり、組織にとって不可欠なビジネス・プロセスを自動化しやすくなります。たとえば、組織の新規採用者に対する統一された要求プロセスを自動化できます。
この機能を使用するための前提条件:
-
ジャーニで使用するOracle Process Automation (OPA)を購入します。これについては、営業に連絡してください。その後、OPAが自動的に環境にプロビジョニングされます。
-
Oracle Identify Cloud Serviceを構成します。
OPAでのプロセス・アプリケーションおよびプロセスの作成およびアクティブ化
プロセスを作成するには、Oracle Help CenterのOracle Process Automation管理ガイドおよびユーザー・ガイドを参照してください。
ジャーニでプロセス自動化タスクを構成するには:
-
「チェックリスト統合」設定ページで、HCM Cloudでの統合を構成および検証します。これには、OPAへの接続の確立が含まれます。
-
「タスク」タブの「チェックリスト・テンプレート」設定ページで、プロセス自動化タスクを作成します。これには、事前定義済OPAアプリケーションおよびプロセスへのタスクの関連付けが含まれます。
ステップ1: OPAとの統合の有効化
「プロセス自動化」カテゴリを選択します。OPAで定義されたプロセス・アプリケーションとプロセスは、HCM Cloudの「統合詳細」セクションで選択できます。ジャーニで使用する統合タイプは、「構造化プロセス」です。つまり、タスクは特定の順序に従って、OPAで定義された開始イベントから終了イベント・フローにマップされます。
OPA統合の構成
ステップ2: プロセス自動化ジャーニ・タスクの作成
このタスク・タイプに必要な追加詳細を指定します。「プロセス・セクション」にリストされている値は、タスクが割り当てられたときに実行者が行う必要がある処理に対応しています。「プロセス構成」にリストされている事前定義済プロセス・アプリケーションにタスクを必ず関連付けてください。
開始プロセス・タスクの構成
プロセスのチェック・タスクの構成
ジャーニでプロセス自動化タスクを使用するには:
プロセス自動化タスクを、ジャーニの一部として実行者に割り当てます。タスクで「開始」をクリックすると、OPAでプロセスが開始します。処理ステータスは、プロセスが完了するまでタスク内に表示されます。
OPAタスクの開始
タスクに表示される処理ステータス
ステータスのチェック・タスクの前のタスクの開始
タスクの進行中ステータス
この機能を使用すると、ビジネス・プロセスを効果的に自動化および管理できます。
有効化のステップ
OPAで、次のステップを実行します。
- 使用する必要があるプロセス・アプリケーションおよびタスクを構成してアクティブ化します。
Oracle Cloud HCMで、次のステップを実行して、統合およびプロセス自動化タスク・タイプを構成します。
1. 「設定および保守」作業領域で統合を定義します。
- 「チェックリスト統合」タスクに移動し、新しい統合を追加します。
2. 統合カテゴリとして「プロセス自動化」を選択します。
- 統合タイプとして「構造化プロセス」を選択します。これは、開始イベント、終了イベント、およびフローに必要なその他の要素を含むプロセスを意味します。
- 一意の統合コードを入力します。
- 「プロセス名」ドロップダウン・リストからプロセスを選択します。
- Oracle Integrationで定義されたアプリケーションおよびプロセスへの接続を確認します。
3. 統合詳細を保存します。
4. 「チェックリスト・テンプレート」タスクに移動し、「プロセス自動化」タイプのタスクを作成します。
5. タスクを関連付ける必要があるプロセス構成を選択します。
6. OPAプロセスごとに、2つのタスクを次のように設定する必要があります。
-
- プロセスを開始するための「プロセス・セクション1 - 開始プロセス」タスク。
- プロセスのステータスを確認するための「プロセス・セクション2 - プロセス・ステータスのチェック」タスク
7. ジャーニを割り当てます。タスク実行者が「開始」をクリックすると、プロセスが開始します。
ヒントと考慮事項
- クラウドHCMインスタンスはハイブリッド化する必要があり、この統合にはOPAエンドポイントが使用可能である必要があります。
- ジャーニおよびチェックリストで「プロセス自動化」タスク・タイプを利用できます。
- 「プロセス自動化」タスク・タイプで現在サポートされているのは、「プロセス・セクション1 - 開始プロセス」と「プロセス・セクション2 - プロセス・ステータスのチェック」の2つのプロセス・セクション値のみです。2つの個別のタスクを構成し、それぞれのプロセス・セクションにそれを関連付ける必要があります。
- タスクを構成する場合は、プロセスの開始タスクがステータスの確認タスクより前であることを確認してください。
- プロセスのステータスは、タスク・セクション内に表示されます。エラーの場合、OPAで開始されたプロセスのステータスを管理者が確認できます。
- 「ステータスの表示」をクリックすることに制限はありません。タスクが開始すると、実行者は何回でも「ステータスの表示」をクリックできます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterのGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のチェックリストを参照してください。
ロール情報
- Oracle Integrationでプロセスを設計および管理するために必要なアクセス権をユーザーが持っていることを確認し、Cloud HCMで統合を構成します。
- 「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されている必要があります。
- チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
一連の質問に応答を送信する必要がある質問リスト・タスクが、ジャーニ・タスクの一部としてインライン表示されます。以前は、質問リスト・タスクによりレスポンシブ・ページに移動されていましたが、ページを離れずに質問リストに応答できるようになりました。
ジャーニ・タスクでの質問リストのインライン表示
ジャーニ・タスクでの質問リストへの応答
質問リストに応答する際に、シームレスなユーザー・エクスペリエンスを提供します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のチェックリスト。
Oracle Help CenterのGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用の「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
Oracle Help Centerのパフォーマンス管理の実装の質問リスト
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
質問リストおよび質問リスト・テンプレートを使用するには、「質問リストの管理」および「質問リスト・テンプレートの管理」機能権限がユーザーに付与されている必要があります。
情報を入力する必要がある構成可能フォームのタスクが、ジャーニ・タスクの一部としてインライン表示されます。以前の構成可能フォーム・タスクでは、レスポンシブ・ページに移動していましたが、今ではページを離れずに処理できるようになりました。
ジャーニ・タスクでの構成可能フォームのインライン表示
情報を入力する際に、シームレスなユーザー・エクスペリエンスを提供します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のチェックリスト。
- Oracle Help CenterのGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用の「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
ジャーニ・カードにジャーニ名を特定の形式で表示するように構成できるようになりました。これにより、同じジャーニを同じ就業者に割り当てる際に、ジャーニ・インスタンスを区別しやすくなります。
サポートされている形式は次のとおりです。
- {Name} - ジャーニ名
- {Instance} - ジャーニ・インスタンス
- {AllocationDate: <format>} - 割付日の書式
- {Comments:<count>} - コメントを最大文字数で切捨て
たとえば:
DISPLAY_NAME_FORMAT = {Name}{Instance} as of : {AllocationDate:MMM dd, YYYY}
ここで、Name = Vaccination Status、Instance = 1、Allocation Date = Oct 27, 2021だとすると、表示名 = Vaccination Status 1 as of : Oct 27, 2021になります
表示名書式の構成
構成された書式でのジャーニ名の表示
2番目のインスタンス詳細が設定されたジャーニ名
割当済ジャーニを区別する一意の名前形式を構成します。
有効化のステップ
- 「設定および保守」で、「チェックリスト・テンプレート」タスクに移動します。
- チェックリストの詳細を入力します。「メッセージ」タブをクリックします。
- 「ジャーニ・カードの表示名書式」で、ジャーニ名の書式を指定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
設定ページの上部にある翻訳エディタ・アイコンを使用して、「ジャーニ・カードの表示名書式」の静的テキストを翻訳することもできます。
ヒントと考慮事項
- 形式を構成していない場合に、同じジャーニのインスタンスが割り当てられた場合は、<ジャーニ名> (インスタンス番号)のデフォルト形式で名前が表示されます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterのGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のチェックリストを参照してください。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
割付チェックリストおよび割当済ジャーニのアーカイブおよびパージ
「完了」、「エラー」、「失効済」、「取下済」などの最終ステータスの割付チェックリストおよび割当済のジャーニをアーカイブおよびパージして、ページ・パフォーマンスを最適化できるようになりました。
次の点に注意してください。
- アーカイブには、監査、データの保持または分析などの目的で、割付チェックリストおよび割当済ジャーニ・データのコピーが保持されます。データは、チェックリスト・アーカイブ表のセットにアーカイブされます。
- パージすると、アーカイブされたチェックリストおよびジャーニがチェックリスト・アーカイブ表から削除され、データが永続的に削除されます。
アーカイブおよびパージ時には次のようになります。
アーカイブ:
- プラスのアーカイブ・オフセット、および割付チェックリストと割当済ジャーニの完了日から指定の月数が経過しているかどうかに基づいて、アーカイブする割付チェックリストおよび割当済ジャーニを決定します。
- すべての割付チェックリストおよび割当済ジャーニ・データをチェックリスト・アーカイブ表に移動します。
- 割付チェックリスト表からそのデータをすべて削除します。
パージ:
- プラスのパージ・オフセット、およびアーカイブされた日付から指定の月数が経過しているかに基づいて、パージするアーカイブ済チェックリストおよびジャーニを決定します。
- チェックリスト・アーカイブ表からそのすべてのデータを削除し、1つの割付チェックリストと割当済ジャーニ・エントリのみを保持し、パージ日でマークします。
チェックリスト・テンプレートでのアーカイブ期間およびパージ期間の構成
自動アーカイブおよびパージ
更新22A以降では、構成された値に基づいて、最終ステータスの割付チェックリストおよび割当済ジャーニが自動的にアーカイブおよびパージされます。
自動プロセスでは、毎日実行される既存の「HRチェックリストおよびタスクの処理」プロセスによって、「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスが開始されます。このプロセスでは、「チェックリスト・テンプレート」設定ページの「次の月数後にアーカイブ」および「次の月数後にパージ」フィールドに構成された期間に基づいて、チェックリストとジャーニがアーカイブおよびパージに適格かどうかが評価されます。
手動アーカイブおよびパージ
更新22Aより前の割付チェックリストおよびジャーニについては、「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスを手動で実行する必要があります。
- 「ツール」→「スケジュール済プロセス」に移動します。
- 「新規プロセスのスケジュール」をクリックし、「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスを検索して「OK」をクリックします。
- 「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスを実行するために指定する必要があるパラメータを次の表に示します。
パラメータ |
摘要 |
---|---|
チェックリスト名 |
アーカイブまたはパージする必要のあるチェックリストの名前。 |
月数 |
アーカイブおよびパージに対して考慮する期間。 プロセスの実行時に月数を渡さないと、ORA_PER_JOURNEY_ARCHIVE_DURATIONおよびORA_PER_JOURNEY_PURGE_DURATIONプロファイル・オプションで指定された12か月のデフォルト値が考慮されます。 |
クリーン・アップ・モード |
|
「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスのクリーン・アップ・モード・パラメータ
割当済ジャーニおよびタスク・ページでの全体的なパフォーマンスを向上させます。
有効化のステップ
次のプロファイル・オプションを構成すると、企業レベルの期間設定を更新できます。
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
デフォルト |
---|---|---|
ORA_PER_JOURNEY_ARCHIVE _DURATION |
ジャーニをアーカイブするまでの期間(月数)を指定します |
12 |
ORA_PER_JOURNEY_PURGE _DURATION |
ジャーニをパージするまでの期間(月数)を指定します |
12 |
デフォルト・プロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_JOURNEY_ARCHIVE _DURATIONプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにアーカイブ期間を入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- ステップ1から5を繰り返して、ORA_PER_JOURNEY_PURGE _DURATIONプロファイル・オプションにパージ期間を入力します。
チェックリストおよびジャーニごとに異なる期間が必要な場合は、「チェックリスト・テンプレート」設定ページでこれらの値を構成できます。
ヒントと考慮事項
- 22Aより前に作成されたチェックリストおよびジャーニは、「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスを使用して手動でアーカイブおよびパージする必要があります。ジャーニの使用を開始する前に、このプロセスを実行することをお薦めします。
- 22Aより前に作成されたチェックリスト・テンプレートの場合、アーカイブ期間およびパージ期間は必須ではありません。ただし、これらのテンプレートを編集する場合は、これらの属性が必須になります。
- 22Aより後に作成されたチェックリスト・テンプレートの場合、アーカイブ期間およびパージ期間は必須です。「次の月数後にアーカイブ」および「次の月数後にパージ」の期間には、ゼロより大きい値を指定する必要があります。
- チェックリストとジャーニをアーカイブした後は、データを元の表には戻せません。
- お客様は、BI Publisherレポートを作成して、アーカイブされたチェックリストおよびジャーニ・データを表示できます。
- アーカイブまたはパージ時には、タスクが処理待ちまたはオープン中の場合でも、選択したチェックリストおよびジャーニ内のすべてのタスクがアーカイブまたはパージされます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterのGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用の「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」を参照してください。
ロール情報
ジャーニ・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
「ジャーニ・データのアーカイブおよびパージ」プロセスを手動で実行するには、グローバルHRプロセスの実行機能権限がユーザーに付与されている必要があります。
監査で使用可能な追加チェックリスト属性が含まれるようになった監査機能を活用することで、割当済ジャーニやタスクの変更を追跡できます。監査情報は、「監査レポート」ページを使用して表示できます。
個人割付チェックリストの監査対象属性
個人割付チェックリスト・タスクの監査対象属性
割付チェックリストおよび割付タスクに対して誰が変更を加えたかを確認できます。
有効化のステップ
監査オブジェクトを有効にするには、次のステップに従います。
- 「設定および保守」作業領域で、「監査ポリシーの管理」タスクを検索して選択します。
- Fusion Applicationsビジネス・オブジェクトの監査レベル・ドロップダウン・リストで、「監査」を選択します。
- ビジネス・オブジェクト属性の構成をクリックします。
- 「製品」ドロップダウン・リストで、「グローバル人事管理」を選択します。
- 「監査」列で、監査する属性を選択します。「保存してクローズ」をクリックします。
監査を検証するには、次のステップに従います。
- ナビゲータで、「ツール」を展開し、「監査レポート」を選択します。
- 監査を検索して検証します。
ヒントと考慮事項
- 監査履歴を使用すると、作成、更新および削除されたビジネス・オブジェクトなど、アプリケーション・データに対する変更を表示できます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterのGlobal Human Resourcesグローバル人事管理の実装ガイドの監査ポリシーを参照してください。
ロール情報
ビジネス・オブジェクトを監査するには、アプリケーション実装コンサルタントのロールが必要です。
次のレスポンシブ・ワークフォース・ストラクチャ・フローに新しいトランザクションを作成せずに、承認ルールのシミュレーションを使用して、承認ルールとそのルーティングをテストできるようになりました。
- 新規ポジションの要求
- ポジション変更の要求
- ポジション詳細
- ジョブ詳細
- 事業所詳細
承認ルールの構成が正しくない場合、シミュレーションは失敗し、次に示すように適切なメッセージが表示されます。
これは、成功した承認ルール構成の例です。
.
エラーを簡単に修正し、承認ルールの条件ロジックを増分的に作成すれば、新しいトランザクションを再作成して送信しなくても、変更の影響を確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- トランザクションの「レビュー」ページに承認チェーンが表示されるため、この機能はクラシックのポジション、ジョブおよび事業所フローには適用されません。
- 新しいトランザクションの承認フロー構成をテストするには、「承認のバイパス」を無効にする必要があります。ただし、承認のバイパスが有効になっている場合でも、待ち状態、ドラフトおよび失敗したトランザクションの承認フロー構成をテストできます。
- テストする前に、構成済ルールをまず送信する必要があります。
- この機能は、リリース22Aにアップグレードする前に送信した進行中のトランザクションに対しては有効になりません。
主なリソース
詳細は、更新21D、Human Resources Cloudの承認と通知の拡張を参照してください。
作業領域内のレスポンシブ・ページでのみ使用可能なポジション、ジョブおよび事業所
「ポジション」、「ジョブ」および「事業所」のレスポンシブ・ページに移行して、拡張機能を利用します。
次の点に注意してください。
- 対応するプロファイル・オプション値に関係なく、クラシックの「ポジションの管理」、「ジョブの管理」および「事業所の管理」クイック処理はクイック処理リストから削除されました。
- デフォルトでは、「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域で、「ポジション詳細」、「ジョブ詳細」および「事業所詳細」レスポンシブ・ページが使用可能です。「ポジションの管理」「ジョブの管理」および「事業所の管理」クラシック・ページは使用できなくなりました。ただし、それぞれのプロファイル・オプション値を「N」に設定することで使用可能にできます。この場合、対応するレスポンシブ・ページが使用できなくなります。
「事業所」、「ジョブ」および「ポジション」クラシック・ページの有効化
これらのプロファイル・オプションがそれぞれ有効になっているときは、「ポジション詳細」、「ジョブ詳細」および「事業所詳細」レスポンシブ・ページが、「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域で使用可能になります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード | PER_POSITION_DETAILS_RESPONSIVE_ENABLED |
プロファイル・オプション・コード |
PER_JOB_DETAILS_RESPONSIVE_ENABLED |
プロファイル・オプション・コード |
PER_LOCATION_DETAILS_RESPONSIVE_ENABLED |
デフォルトでは、プロファイル・オプション値は「Y」に設定されています。プロファイル・オプション値を「N」に設定して、クラシック・ページを有効にできます。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- クリックして新しいプロファイル値を追加します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「N」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
対応するプロファイル・オプションを「N」に設定すると、「ポジションの管理」、「ジョブの管理」および「事業所の管理」クラシック・ページが「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域で使用可能になります。
レスポンシブ・ページに移行すると次のようなメリットがあります。
- 任意のデバイス(デスクトップ、ラップトップ、タブレット、携帯電話など)上でページをシームレスにレンダリングでき、その結果、デバイス間で一貫したユーザー・エクスペリエンスが実現します。
- 検索をフィルタしてポジション、ジョブおよび事業所を表示できるため、ユーザー・エクスペリエンスが簡素化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
ポジション、ジョブおよび事業所のレスポンシブ・ページの詳細は、次の機能に関するGlobal Human Resourcesの19Cおよび19Dの新機能を参照してください。
- 19C - HRの再設計されたユーザー・エクスペリエンスの下にある新規「ポジション詳細」
- 19D - グローバルHRの再設計されたユーザー・エクスペリエンスの下にある新規「ジョブ詳細」クイック処理
Oracle HRMS (エジプト)は、エジプト固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、エジプトのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
エジプトの名前形式では、「タイトル」フィールドの条件が必須からオプションに変更されました。
これで、名前形式に個人のタイトルを記録するかどうかを柔軟に決定できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
文書2445972.1 - Oracle HCM Cloud: ローカライゼーションごとのHR属性と機能、文書2146270.1 - 個人名検証を参照してください。
Oracle HRMS (シンガポール)は、シンガポール固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、シンガポールのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
2022年1月1日以降、新しいMの外国人登録番号(FIN)シリーズを国別識別子として使用できるようになりました。このシリーズは、接頭辞Mで始まり、FおよびGのFINシリーズの書式と同様に、7桁の数字とチェックサム文字がその後に続きます。例: M1234567B。
この新しいシリーズの書式とチェックサム文字のアルゴリズムがサポートされるようになりました。新しいMシリーズでFIN番号を入力すると、書式とチェックサム文字が検証されます。
MのFINシリーズの確認
チェックサム文字が無効な場合はエラーが表示されます。
チェックサム文字の検証をオンにした状態で、従業員の新しいMシリーズのFINを入力できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Global Payrollインタフェースでは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、処理済給与データをOracle Fusion Global HRにインポートする機能をサポートしています。第三者給与プロバイダの要件を満たすために、事前定義済の抽出定義をコピーして変更できます。データを抽出する前に、必要に応じて給与コーディネータは「総支給項目の計算」プロセスを実行し、定期値を計算して総支給項目計算を検証できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
承認済時間入力で強化されたグローバル給与インタフェース・テンプレート
強化された「グローバル給与インタフェース」テンプレートを使用して、サードパーティ給与ベンダー用の承認済時間入力を含む給与インターフェイスを生成できるようになりました。すでに転送済のエントリと削除済のエントリに対する変更を含めることもできます。
通常の給与インタフェースとは別に、承認済の時間入力を含むインタフェースを作成および保守することをお薦めします。
出力ファイルの例:
この機能により、サードパーティ給与ベンダー用の承認済時間入力を送信できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help Centerの『グローバル給与インタフェースの実装』の第8章「給与インタフェースの生成」
Oracleのワークフォース・ディレクトリ管理を使用すると、同僚を検索したり組織のチャートを表示したりできます。
「マネージャ階層のリフレッシュ」プロセスのパフォーマンスの改善
これら2つの追加オプション・パラメータが追加されて、「マネージャ階層のリフレッシュ」プロセスのパフォーマンスが改善されました。
- 非アクティブなアサイメントの無視 - 選択すると、アクティブなアサイメントのみが処理されます。このオプションは、全体モードの実行にのみ適用可能です。
- 履歴データの無視 - このオプションは全体モードの実行にのみ適用可能です。
複数のスレッド間の負荷分散も改善されています。
この機能により、プロセスのパフォーマンスが大幅に改善されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
これらの機能が「自分のチーム」に追加されています。
任意のポジションのポジション階層をオープンする新しい行レベル処理「HCMポジション階層」が追加されています。
ポジションの行レベル処理に追加された「HCMポジション階層」
最上位ポジションのすべての在職者に対して、ポジション階層に存在しない就業者、求人および欠員が表示されます。このビューで就業者をドリルすることもできます。
この機能により、「自分のチーム」ページのユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロール情報
HCMポジション階層処理を表示するには、ORA_PER_WORKFORCE_STRUCTURES_MANAGEMENT_DUTY権限をユーザーに割り当てる必要があります。
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle® Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
「ワークフォース管理 - 個人年功リアルタイム」は、個人レベルの年功起算日に関するレポートを作成できる新しいサブジェクト領域です。このサブジェクト領域では、個人アサイメントに関連付けられた共通ディメンションに関するレポートも作成できます。ただし、アサイメント情報は、就業者のプライマリ雇用関係のプライマリ・アサイメントに限定されます。
このサブジェクト領域についてのレポートを作成するための前提条件として、アプリケーションまたは「年功起算日の計算」という名前のESSジョブを使用して、就業者の年功起算日を計算する必要があります。
サブジェクト領域には、就業者の現在のアサイメント情報のみが返され、履歴情報は返されません。問合せの就業者情報とともに年功ルール名を選択するように注意する必要があります。そうしないと、すべての個人レベルの年功ルール全体でデータが集計されます。
アプリケーションのV3の年功変更に基づく個人レベルの年功起算日を、レポート作成に使用できます。
有効化のステップ
新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
ロール情報
このサブジェクト領域は、「ワークフォース・トランザクション分析職務」ロールにより保護されています。
アサイメント・イベント・リアルタイムのPeopleグループKFF
Peopleグループ・キー・フレックスフィールドが、「ワークフォース管理 - 就業者アサイメント・イベント・リアルタイム」サブジェクト領域の「アサイメント・イベント詳細」フォルダに追加されています。
この拡張機能により、アサイメント・イベント・リアルタイム・サブジェクト領域に関するレポート作成を改善できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
HCM統合リアルタイム・サブジェクト領域が、個人情報の削除およびHCMデータ・ローダーについてのレポートに関連する新しい属性で更新されました。
サブジェクト領域 | フォルダ | 属性/メトリック |
---|---|---|
HCM統合リアルタイム | 「個人情報の削除」→「監査情報」 |
|
「HCMデータ・ローダー」→スプレッドシート・データ・セット |
|
新しい属性およびメトリックの追加により、個人情報の削除およびHCMデータ・ローダーに関するレポート作成が拡張されています。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「従業員事業所フラグ」という名前の新しい属性が、すべてのサブジェクト領域の事業所ディメンションに追加されています。値が「はい」の場合は従業員事業所を意味し、「いいえ」の場合は出荷事業所を意味します。
新しい属性を含めることにより、就業者事業所のレポート作成を拡張して、事業所が従業員事業所か出荷事業所かを特定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 | 削除された機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
グローバルHR |
21D | 19A | |||
グローバルHR |
22A |
19CのHRの再設計されたユーザー・エクスペリエンスの下にある新規「ポジション詳細」および19DのグローバルHRの再設計されたユーザー・エクスペリエンスの下にある新規「ジョブ詳細」クイック処理および新規「事業所詳細」クイック処理 |
19Cおよび19D | ||
グローバルHR |
「ローカルおよびグローバル異動」フローと置換された「雇用主の変更」 | 21D | 19A |
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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
グローバル人事管理 |
コネクションは、就業者が社内の関係を構築および維持するための非常に重要なリソースです。就業者が期待する、最新の魅力的なコンシューマ・グレードのアニメーション化されたユーザー・エクスペリエンスを得られます。コネクションではOracle Searchが利用されるため、就業者は迅速かつ容易に個人を検索してコネクションを持つことができます。個人のプロファイルは、複数パネルのカタログを広げるように、視覚的に魅力的なアニメーションを使用して開きます。コネクションには、就業者が組織構造を理解してナビゲートし、同僚間の関係を識別するのに役立つ組織チャートが含まれています。 |
使用するには、21A HCM共通の新機能の制限付提供機能に示されているOracle Searchの制限付提供機能にもサインアップする必要があります。 |
サインアップ方法についての次のMy Oracle Supportドキュメントを参照してください。 Fusion Global HR: How to Apply for Connections Under Controlled Availability (ドキュメントID 2743183.1)およびこの機能の後述の新機能。 |
21A |
はい | |
グローバル人事管理 |
職責テンプレートへの移動を希望するHCM AOR顧客 |
My Oracle Supportでサービス要求をオープンし、AOR-Autoprovisionのタグを含めます |
21B | はい |