- 改訂履歴
- 概要
- 機能のサマリー
- 人事管理
-
- グローバル人事管理
- オートコンプリート
- 文書レコード
- 雇用
- ジャーニ
-
- ガイド付きジャーニの分析タスク・タイプ
- 「HRに移動」処理でのアサイメント識別子の可用性
- ビジネス・プロセスをオーケストレーションするコンテキスト・ジャーニ
- 複雑なHCMフローを支援するガイド付きジャーニ
- アクティブ化基準に基づいたジャーニ・タスクのトリガー
- ジャーニ・タスクごとのボタンおよびリンクのテキストの構成
- 他人に割り当てられたジャーニ・タスクを従業員が表示可能
- ジャーニ・タスク選択値リストでタスク摘要を使用可能
- 変更されたジャーニ・テンプレートに基づく割当済ジャーニおよびタスク属性の更新
- 割当済ジャーニ・タスクの失効
- 拡張基準を使用したジャーニ・ページのキーワード検索の制御
- コピーを作成せずに文書タスク設定に含まれる文書を使用
- ジャーニの埋込み学習タスク・タイプ
- 福利厚生のシード済ジャーニの追加
- ジャーニとDocuSignの統合にOAuth 2.0を使用可能
- 個人
- ワークフォース・ストラクチャ
- バーレーンの人材管理
- ドイツの人材管理
- ロシアの人材管理
- スイスの人材管理
- イギリスの人材管理
- ワークフォース・ディレクトリ管理
- グローバル給与インタフェース
- 人事管理のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス
- グローバル人事管理
- 人事管理の重要な処理と考慮事項
- 人事管理の制限付提供
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年7月29日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
V3年功起算日のHCMデータ・ローダーで使用可能なアサイメント・カテゴリ属性
V3年功起算日が拡張されて、HCMデータ・ローダーに「アサイメント・カテゴリ」属性が含まれるようになりました。HCMデータ・ローダーを使用してV3年功起算日をロードする際に、アサイメント・カテゴリ・ベースの年功を調整できるようになりました。
次のDATファイルの例は、HCMデータ・ローダーを使用してV3年功起算日をロードする際の「アサイメント・カテゴリ」属性のユーザー・キーを示しています。
アサイメント・レベル
METADATA|SeniorityDate|SeniorityDateId|SeniorityDateCode|PersonId|PersonNumber|EntryDate|EffectiveStartDate|EffectiveEndDate|BusinessUnitShortCode|ManualAdjustmentDays|ManualAdjustmentComments|AssignmentCategory|AssignmentNumberMERGE|SeniorityDate||AUTO_ASG_CAT_A||955160008203177|2022/02/01|2022/02/01|4712/12/31||20|TEST HDL LOAD|FR|AM_HDL2
雇用関係レベル
METADATA|SeniorityDate|SeniorityDateId|SeniorityDateCode|PersonId|PersonNumber|EntryDate|EffectiveStartDate|EffectiveEndDate|BusinessUnitShortCode|ManualAdjustmentDays|ManualAdjustmentComments|AssignmentCategory|LegalEmployerName|DateStart|WorkerTypeMERGE|SeniorityDate||AUTO_ASG_CAT_WR_NC||955160008194097|2022/02/01|2022/04/01|4712/12/31||-10|Updation using user keys|FR|Vision Corporation|2022/02/01|E
個人レベル
METADATA|SeniorityDate|SeniorityDateId|SeniorityDateCode|PersonId|PersonNumber|EntryDate|EffectiveStartDate|EffectiveEndDate|BusinessUnitShortCode|ManualAdjustmentDays|ManualAdjustmentComments|AssignmentCategoryMERGE|SeniorityDate||AUTO_ASG_CAT_P||955160008193922|2022/01/01|2022/01/01|4712/12/31||20|TEST HDL LOAD CORRECT|PR
次のユーザー・キーの組合せがサポートされています。
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、BargainingUnitCode
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、BusinessUnitShortCode
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、CollectiveAgreementCode
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、DepartmentName
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、GradeCode
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、GradeStepName
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、JobCode
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、LegalEmployerName
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、LegislationCode
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、LocationCode
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、PositionCode
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、UnionName
-
SeniorityDateCode、EntryDate、PersonNumber、AssignmentCategory
ユーザーはHCMデータ・ローダーを使用してV3年功起算日を一括更新する際に、アサイメント・カテゴリ・ベースの年功を調整できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
SeniorityDateオブジェクトは、ソース・キー、統合キーまたはGUIDをサポートしていません。
-
SeniorityDateおよびSeniorityHours属性は廃止されました。
500人を超えるAoR担当者へのジャーニ・タスクの割当を許可
職責範囲(AoR)に基づいて実行者が導出されて、導出された担当者数が500人以上である場合に、新しいプロファイル・オプションORA_PER_AOR_REPRESENTATIVES_LIMITを使用してジャーニ・タスクの割付を許可できるようになりました。
この機能により、返されるAoR担当者レコードの数が500を超えても、AoRへのジャーニ・タスクの割付に失敗しなくなります。
有効化のステップ
ジャーニ・タスクで返されるAOR担当者の限度を設定するには、ORA_PER_AOR_REPRESENTATIVES_LIMITプロファイル・オプションを使用して限度を指定します。
プロファイル・オプション・コード |
説明 |
デフォルト値 |
ORA_PER_AOR_REPRESENTATIVES_LIMIT AOR担当者の最大限度 |
AOR承認ルール・サービスによって返される担当者数を指定します |
500 |
次のステップを実行して、「AOR担当者の最大限度」プロファイル・オプションを有効にします。
- 「設定および保守」→「検索」にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- 「プロファイル・オプション・コード」フィールドにORA_PER_AOR_REPRESENTATIVES_LIMITと入力します。
- 「検索」をクリックします。
- 「プロファイル・レベル」として「サイト」を選択し、「プロファイル値」フィールドに500から3000の間の数値を入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニの章
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年7月29日 | HCMコミュニケート | 従業員コミュニケーションのスマート・ボタン | 文書の更新。更新22Cで導入された機能。 |
2022年6月24日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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HCMコミュニケートは、従業員に送信する会社の連絡を作成、ターゲット設定および追跡するための強力な手段を連絡チームに提供します。この製品により、チームが従業員とのコミュニケーションに細かいターゲットを設定して、従業員のエンゲージメントに基づいて将来のコミュニケーションのターゲットを変更できます。HCMコミュニケートでは、使いやすくテンプレート化されたWYSWYGコンテンツ作成機能を提供して、連絡チームによるエンゲージメント・コンテンツの迅速な作成を可能にします。コミュニケーション・チームは、組織内の他のユーザーのかわりに連絡を送信できます。 HCMコミュニケートでは、組織が従業員と効果的にエンゲージするための強力なツールキットが提供されます。
キャンペーン・マネージャが従業員Eメール・コミュニケーションを作成する際に、ディープ・リンクを含むボタンまたはリンクを挿入するために使用できる事前定義済リンクを管理者が作成できます。
事前定義済リンクの選択
この機能により、キャンペーンのEメール・コンテンツを作成するときに、リンクを容易に参照できるため、キャンペーン・マネージャの時間と労力が軽減されます。
有効化のステップ
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: HCMコミュニケート
- 機能領域: 従業員コミュニケーション
- タスク: 事前定義済リンクの管理
- 「事前定義済リンクの管理」ページで、「追加」をクリックします。
- 「事前定義済リンクの作成」ページで、リンクの名前を入力します。
- ディープ・リンクを入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
従業員のEメール・コミュニケーションをキャンペーン・マネージャが作成するときに、従業員が応答を入力するページを表示するディープ・リンクが含まれたボタンまたはリンクを挿入できるようになりました。
- 「ボタン」または「リンク」オプションを選択してください。
- 「応答または宛先」フィールドで、外部リンクまたは事前定義済リンクを選択します。
- ボタンまたはリンクに表示するテキストを定義します。
- 応答クリックをカウントする場合は、「クリックの追跡」オプションを選択します。
- ボタンまたはリンクの外観を定義します。
ボタンまたはリンクの挿入
この機能により、キャンペーン・マネージャが事前定義済オプションを選択できるようになり、製品の使いやすさが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャンペーン・マネージャは、オープン済メッセージとクリック済リンクの観点からメッセージの成功を測定するメトリックを表示できます。
キャンペーンがアクティブで、最初のキャンペーンEメールが送信されると、作成およびスケジュールされた各Eメール・キャンペーンの「概要」タブでEメール・メトリックを確認できます。
キャンペーン目的が「一般」の場合、次のメトリックが表示されます。
- Eメールのオープン済数とオープン済率
- クリック済Eメール数とクリック率
キャンペーン目的が「応答の取得」の場合、次のメトリックが表示されます。
- 「一般」キャンペーンのすべてのメトリック
- 応答要約タイトル
- 各応答のクリック数および応答合計
Eメール・メトリック
この機能を使用すると、キャンペーン・マネージャがキャンペーン・コミュニケーションのエンゲージメントを把握および測定できます。また、キャンペーン・マネージャが将来のコミュニケーションを調整して、継続的にエンゲージメントを向上するのにも役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャンペーン・マネージャは、従業員Eメール・コミュニケーションを作成するときに、キャンペーンEメールを即時または後で送信するようにスケジュールできます。
- 「コミュニケート」ページで、従業員コミュニケーションを開きます。
- 「Eメール」タブをクリックします。
- 「Eメール」セクションで、「Eメールのスケジュール」処理を選択します。
- 「Eメールのスケジュール」ページで、次のいずれかのオプションを選択します。
- このEメールを今すぐ送信: Eメールが即時送信されます。
- このEメールの配信のスケジュール: Eメールを送信する日時を定義します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
Eメールのスケジュール
この機能により、キャンペーン・マネージャは、複数のキャンペーン・コミュニケーションを事前に作成して、対象者のエンゲージメントの促進に役立つドリップ・キャンペーンをオーケストレーションできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャンペーン・マネージャは、応答の選択肢やプライマリEメールがオープン済かなどのエンゲージメント・ファクタに基づいて、対象者全体または対象者のサブセットにフォローアップEメールを送信できます。
キャンペーンのプライマリEメールを作成した後、フォローアップEメールを作成する方法を次に示します。
- 「コミュニケート」ページで、従業員コミュニケーションを開きます。
- 「Eメール」タブをクリックします。
- 「Eメール」セクションで、「追加」をクリックします。
- フォローアップEメールの名前を入力します。
- 対象者セグメントを選択します。プライマリEメールに定義されている対象者全体を選択するか、プライマリEメールをオープン済の対象者またはオープン済でない対象者を選択できます。
- Eメールのテンプレートを選択します。
- 「保存」をクリックします。
新しいブラウザ・タブでEメール・エディタが開きます。選択したテンプレートがEメール・エディタに表示されます。コンテンツはそのままにすることも、使用するテンプレート要素を変更したり、必要に応じて追加することもできます。
完了したら、フォローアップEメールをスケジュールできます。フォローアップEメールをスケジュールできるようにするには、プライマリEメールをスケジュールする必要があります。
フォローアップEメールの作成
この機能により、キャンペーン・マネージャは対象ターゲットのサブセットをターゲットとして、特定のタイプのエンゲージメントとアクションを推進できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャンペーン・マネージャがコミュニケーション・キャンペーンを作成するときに使用できるEメール・テンプレートを管理者が作成できます。
この機能により、キャンペーン・マネージャの時間と労力を削減して、組織のデザイン・ガイドラインに基づいてテンプレートを標準化できます。
有効化のステップ
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: HCMコミュニケート
- 機能領域: 従業員コミュニケーション
- タスク: Eメール・テンプレートの管理
- 「Eメール・テンプレートの管理」ページで、「追加」をクリックします。
- テンプレートの名前を入力します。
- 事前シード済テンプレートのリストからテンプレートを選択するか、空白のフォームを選択します。
- 「保存」をクリックします。
- 新しいブラウザ・タブでEメール・エディタが開きます。Eメール・テンプレートのコンテンツを設計します。
- 「下書きとして保存」をクリックします。
- Eメール・テンプレートをアクティブ化して、キャンペーン・マネージャが使用できるようにします。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年5月27日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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HCMコミュニケートは、従業員に送信する会社の連絡を作成、ターゲット設定および追跡するための強力な手段を連絡チームに提供します。この製品により、チームが従業員とのコミュニケーションに細かいターゲットを設定して、従業員のエンゲージメントに基づいて将来のコミュニケーションのターゲットを変更できます。HCMコミュニケートでは、使いやすくテンプレート化されたWYSWYGコンテンツ作成機能を提供して、連絡チームによるエンゲージメント・コンテンツの迅速な作成を可能にします。コミュニケーション・チームは、組織内の他のユーザーのかわりに連絡を送信できます。 HCMコミュニケートでは、組織が従業員と効果的にエンゲージするための強力なツールキットが提供されます。
キャンペーン・マネージャは、別名およびEメールを使用して、従業員コミュニケーション・キャンペーンEメールを作成できます。
キャンペーン・マネージャは、従業員コミュニケーション・キャンペーンのEメールを作成するときに、管理者が作成した送信者プロファイルを選択できます。これにより、次のフィールドに値が設定されます。
- 送信元表示名
- 送信元Eメール・アドレス
- 返信先表示名
- 返信先Eメール・アドレス
送信者プロファイル名セレクタ
選択した送信者プロファイル名
キャンペーン受信者がEメールを受信すると、選択した送信者プロファイル名および送信元Eメール・アドレスが表示されます。「返信先表示名」および「返信先Eメール・アドレス」が定義されている場合は、これらの値も表示されます。
この機能により、キャンペーンEメールが親しみやすく、読みやすく、認識しやすく、整理しやすくなります。
有効化のステップ
Eメール送信者プロファイルを設定して従業員コミュニケーションを作成するには、次のステップに従います。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: HCMコミュニケート
- 機能領域: 従業員コミュニケーション
- タスク: Eメール・プロファイルの管理
- 「送信者プロファイルの管理」ページで、「Eメール・プロファイル使用可能」オプションを選択します。これにより、キャンペーン・マネージャが従業員コミュニケーションを作成するときに「送信者プロファイル」セクションが表示されます。
- 「追加」をクリックします。
- 「送信者プロファイル詳細」ページで、次のフィールドに入力します。
- 送信者プロファイル名
- 送信元表示名
- 送信元Eメール・アドレス
- 返信先表示名
- 返信先Eメール・アドレス
- 「保存してクローズ」をクリックします。
キャンペーン・マネージャは、テストEメールを送信してキャンペーンEメールをプレビューできます。
「テストEメールの送信」処理を選択すると、Eメール・アドレスを入力して「送信」ボタンをクリックするウィンドウが表示されます。その後Eメールを受信して、コンテンツをプレビューできます。
「テストEメールの送信」処理
「テストEメールの送信」ウィンドウ
次の場所で「テストEメールの送信」処理を使用できます。
- コミュニケーション・キャンペーンの「Eメール」タブ内
- 従業員コミュニケーション用に作成されたEメール内
この機能を使用すると、Eメールを送信する前にEメールの内容が正確であることを確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年5月27日 | グローバル人事管理 | コネクションの新規ディレクトリのユーザー・エクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
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レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
組織での作業には、機能および部門間の関係を確立して維持することが必要になります。新しい部門、プロジェクトまたはポジションに割り当てられたときに、就業者が関係をすばやく構築するための情報を検索できます。
コネクションを使用すると、同僚がお互いを見つけてコラボレーションを向上させるのを支援することにより、就業者の関係、経験およびエンゲージメントが可能になります。
コネクションを使用すると、次のことができます。
- Oracle Searchを使用して、個人または部門をすばやく簡単に検索し、結果をフィルタします
- 会議を最適にスケジュールするために、就業事業所タイム・ゾーンなどの同僚の公開プロファイル情報を表示します
- 個人のアサイメント、関心およびスキルを参照して、自分との共通点を見つけます
- 組織チャートを表示して、同僚のロールと、それらが組織構造内でどのように関連しているかを理解します
- 他の就業者に対するフィードバックを表示または提供します
コネクションは、アニメーションなどの最新のコンシューマ・グレードのユーザビリティ機能を利用して、就業者が期待するエクスペリエンスを提供します。また、コネクションは業界標準のRESTサービスを利用します。
コネクションは、HCM Cloudの強力な新しい検索エンジンであるOracle Searchを使用して、大量のデータにわたる高速検索を提供し、非常に関連性の高い結果を返し、検索エクスペリエンスを向上させます。
検索基準を入力すると結果の自動提示リストが表示され、ここから選択して個人のプロファイルを開くことができます。
結果の自動提示リスト
結果の自動提示リストから選択せずに[Enter]を押すと、アプリケーションによって検索が実行されます。
検索基準に厳密に一致する個人の名前が検索結果の上部に最も一致するものとともに返されるように、あいまい検索が実行されます。つまり、Andersonのような名前を検索すると、Andersenのような類似した名前の個人であっても検索結果に返されます。
個人から次のフィールド名を使用して検索できます。「個人表示名」、「個人順序名」、「勤務先Eメール」、「勤務先電話」、「ビジネス・タイトル」、「部門名」、「ジョブ名」、「ポジション名」、「アサイメント事業所名」、「アサイメント事業所国」、アサイメント事業所都道府県、アサイメント事業所市区町村、アサイメント事業所郡、アサイメント事業所州、「関心分野」、「専門分野」および「タグ」。プライマリ検索は個人の名前に対して実行されますが、他のフィールドはセカンダリです。
検索の最初の結果は少数の一致のみに制限される場合がありますが、プラス・アイコン・ボックスを選択すれば、一致する個人をさらに検索結果に表示できます。たとえば、一般的な従業員名で検索して多くの検索結果を受け取った場合は、個人カードでプラス記号を選択してすべての従業員を表示します。
すべての従業員の表示
さらに、個人検索をターゲットにし、カテゴリ全体で複数の値を選択して個人結果のリストを絞り込むために一連のフィルタを使用できます。これらのフィルタには、各フィルタ値の結果数のカウントが含まれます。上位10個の値が表示されますが、上位10個を超える値を検索し、それらに基づいて結果をフィルタできます。使用可能なフィルタは、「国」、「市区町村」、「タグ」、「タイトル」、「場所」、「ジョブ」、「部門」および「ポジション」です。ユーザーは、検索ボックスの横にあるフィルタ・アイコンを選択してフィルタを有効にします。
フィルタを使用した検索結果
検索結果から個人を選択すると、複数パネルのカタログの展開など、視覚的に魅力的なアニメーションを使用してプロファイルが開きます。
コネクションのプロファイル
プロファイルに表示される情報はすべて公開情報とみなされますが、フィードバックを表示できるように選択されたユーザーに基づいて表示される「他者の意見」を除きます。次のものを表示できます。
- ヘッダー: ビジネス・タイトル、就業事業所、勤務先電話番号などの連絡先情報、およびLinkedIn、Twitter、Slack、Zoomなどの一般的なソーシャル・アプリケーションが含まれます。
- 組織: 小規模なマネージャ階層、1人または複数のマネージャ、管理アシスタント、部下の数、ジョブ、部門、ビジネス・ユニット、(職責範囲)担当者などの情報。
- 自分に関して: 従業員は、自分個人や業務内容を説明する概要を入力できます。また、関心のある分野や専門分野について説明して、他のユーザーが自分について理解を深めるようにすることもできます。タグを使用して、作業領域、関心領域、専門知識、または個人を表す任意の情報を指定できます。タグは検索できるため、追加しておくと役立ちます。
- スキルおよび開発: このパネルは、動的スキルを購入および実装したお客様が使用します。詳細は、製品ドキュメントを参照してください。
- 経験: 就業者の企業年功起算日およびその従業員が共有するお気に入りリンクに基づく就業者の企業サービス履歴。
- 他者の意見: 受信したフィードバックを表示し、他の就業者に対するフィードバックを提供します。
就業者が自分のプロファイルを初めて開くと、プロファイルの「自分に関して」セクションを更新するかどうかを尋ねるダイアログが表示されます。
就業者が要約を追加すると、職責と背景に関する同僚のコンテキストおよびインサイトが提供されます。その就業者が経験分野、関心およびタグも追加すると、就業者のプロファイルが拡張され、結果を検索して絞り込むための就業者の基準が増えます。これにより、より確実な検索エクスペリエンスが可能になり、コネクションが向上します。
就業者は、プロファイルを開くたびにダイアログが表示されないように、「次回から表示しない」を選択できます。
「ご自身について詳細をお聞かせください」ダイアログ
プロファイル連絡先情報パネルで、電話番号とEメール・アドレスの横にある「クリップボードにコピー」アイコンをクリックできます。情報がクリップボードにコピーされたら、その情報をソフト・フォン、アドレス帳または電子メール・アプリケーションに貼り付けることができます。
「クリップボードにコピー」アイコン
検索は任意のプロファイルからいつでも使用できるため、個人のプロファイル内で次の個人または部門を検索できます。
組織チャートには、選択したアサイメントに応じて動的ビューが表示されます。組織チャート内を上下に移動するには、選択した個人アサイメントの上にあるマネージャまたは下にある直属の部下を選択します。組織チャートの上または下の選択したアサイメントが新しいフォーカスになり、最大のボックスとして表示されます。次に、フォーカスされたアサイメントを選択して、その就業者のプロファイルにアクセスします。
マネージャ組織チャート
組織チャートはプロファイルから使用でき、次の複数のビューで構成されています。
- 直属: 選択した個人のアサイメントの直属の部下がリストされ、直属の部下およびライン外の部下が含まれます。直属の部下を選択して階層を下に移動するか、マネージャをクリックして階層を上に移動できます。
- すべての部下: ライン・マネージャ関係、ライン外またはマトリックス関係のいずれかで、選択した個人の部下であるすべての就業者、派遣就業者および非就業者がリストされます。個人のグループを就業者タイプ(従業員、派遣または非就業者)別に表示できます。誰かのアサイメントを選択して、それらを組織チャートの新しいフォーカスにします。
- 部門: 「すべての部下」の全員が属するすべての部門がリストされます。部門を選択すると、選択した個人の部下であるその部門の就業者がリストされます。部門の上にある名前を選択すると、選択した個人アサイメントに戻ることができます。
- 事業所: 「すべての部下」の全員が属するすべての就業事業所がリストされます。事業所をクリックすると、選択した個人の部下であるその事業所の就業者が表示され、事業所の上にある名前をクリックすると、その選択した個人アサイメントに戻ることができます。
マネージャ階層を表示しているときに、階層ダイアグラムの上にあるページ上部の検索ボックスを使用して、次の個人を検索できます。
最新の設計コンポーネントおよびアニメーションを利用する新しい魅力的な機能により、就業者のユーザー・エクスペリエンスが向上します。新しいOracle Searchエンジンを使用して個人を検索し、コネクションを持ちます。自分の仕事、専門知識および関心を同僚がより深く理解できるように、自分に関する情報を提供します。一緒に仕事をしている個人にフィードバックを提供して、評価し、励まします。組織の詳細を表示しながら、組織の階層をすばやく探索してナビゲートします。1つの事業所の個人をリストして、ターゲット設定されたコネクションを提供します。
有効化のステップ
前提条件
統合サンドボックス
統合サンドボックスをコネクションに対して有効にする必要があります。有効にする方法: 構成と拡張 - サンドボックス
オファリング
スプリングボードにコネクションを表示するには、ワークフォース配置オファリングを有効にする必要があります。
コネクション・プロファイル・オプションの設定
「設定および保守」ページの「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、次のプロファイル・オプションを確認して構成します。
PROFILE OPTION CODE | PROFILE DISPLAY NAME | APPLICATION | MODULE | REQUIRED PROFILE LEVEL | REQUIRED PROFILE VALUE |
---|---|---|---|---|---|
HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLED |
モバイルレスポンシブHCMページ使用可能 |
グローバル人事管理 |
グローバル人事管理 |
サイト |
Y |
HCM_CONNECTIONS_ENABLED |
HCM_CONNECTIONS_ENABLED |
グローバル人事管理 |
グローバル人事管理 |
サイト |
Y |
Oracle Searchの構成
「設定および保守」ページの「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、次のプロファイル・オプションを確認して構成します。
PROFILE OPTION CODE |
PROFILE DISPLAY NAME |
APPLICATION |
MODULE |
REQUIRED PROFILE LEVEL |
REQUIRED PROFILE VALUE |
---|---|---|---|---|---|
ORA_FND_SEARCH_EXT_ENABLED |
検索拡張機能ワークフローの有効化/無効化 |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
サイト |
はい |
HRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLED |
HRC: Elasticsearchの有効化 |
HCM共通アーキテクチャ |
検索フレームワーク |
サイト |
Y |
PER_SEARCH_LOGIN_EVENT_PUB |
PER: 検索のためのユーザー・ログイン・イベント公開 |
グローバル人事管理 |
セキュリティ |
サイト |
NONE |
「ツール」→「スケジュール済プロセス」ページを使用して、リストされた索引に対してこのプロセスを複数回実行します。
ジョブ名 |
---|
索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ |
パラメータ名 |
パラメータ値 |
---|---|
再取込みする索引名 |
fa-hcm-person |
fa-hcm-profile-tag |
次のタイミングで初期データ取込みプロセスを実行する必要があることに注意してください。
- リリース・バージョンのアップグレード後
- P2T (本番からテスト)プロセスの後
また、個人名書式を変更し、「個人名、キーワードおよびLDAPへの名前書式の適用」ジョブ・セットを実行した場合は、fa-hcm-person索引を再取込みする必要があります。
ヒントと考慮事項
- コネクションはすべての就業者が使用することを目的としていますが、HR担当者の現在のディレクトリで使用可能な処理は置き換えられません。たとえば、HR担当者はディレクトリを使用して公開メッセージを作成したり、雇用処理を開始します。
- コネクションに入力した個人データは、ディレクトリにも表示され、編集可能です。ユーザーは、両方の場所で共有データを保守できます。
- 検索時にコネクションで検索すると、今日現在でアクティブなすべての従業員、派遣就業者および非就業者アサイメントが返されます。公開個人セキュリティ・プロファイルの定義に基づいて検索結果を制限することはできません。
- コネクション・ページをパーソナライズするには、VB Studioを使用します。
- 次のプロファイル・オプションは、コネクション検索機能に影響します。
プロファイル・オプション名 目的 デフォルト値 PER_WORKER_SEARCHES_PERSON_NUMBER_SEARCH_ENABLED
個人番号による検索を使用可能にします。
N PER_PERSON_INDEX_FUZZY_SEARCH_ENABLED
個人名のファジー検索を可能にし、最大2つのスペルの差異を許容します。 Y PER_WORKER_SEARCHES_LEADING_EMAIL_SEARCH_ENABLED
入力した検索用語がEメール・アドレスらしい場合に、勤務先Eメールを対象に検索できるようにします。 Y PER_WORKER_SEARCHES_LEADING_EMAIL_LOCAL_PART_SEARCH_ENABLED
入力された検索用語がピリオドで区切られたアルファベット文字である場合、勤務先Eメールのローカル部分(@より前)を対象に検索できるようにします。 Y
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- VB Studioドキュメント
ロール情報
コネクション機能は保護されており、カスタム従業員および派遣就業者ロールはHCMコネクションRESTサービス権限を継承する必要があります。
また、「自分に関して」パネルを使用するには、カスタム・ロールにORA_HRT_REST_SERVICE_ACCESS_TALENT_PERSON_PROFILES集計権限を含める必要があります。
ORA_HRT_REST_SERVICE_ACCESS_TALENT_PERSON_PROFILESは、デフォルトで次の職務ロールに含まれます。
- ORA_PER_CONNECTIONS_DUTY
- ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB
- ORA_HRT_ACCESS_SKILLS_CENTER
ORA_PER_CONNECTIONS_DUTYは、次のジョブ・ロールにデフォルトで含まれています。
- ORA_PER_CONTINGENT_WORKER_ABSTRACT
- ORA_PER_EMPLOYEE_ABSTRACT
権限を追加した後、データ・ロールの権限を再生成する必要があります。
Oracle Searchの初期データ取込みプロセスを実行するには、FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV機能権限が必要です。この権限は、デフォルトでORA_FND_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOBまたはORA_FND_APPLICATION_DEVELOPER_JOBジョブ・ロールで使用できます。
ジャーニ・タスクのユーザー・エクスペリエンスの拡張機能を活用して、各ジャーニ・タスクに対して一貫した処理ボタンが表示されるようになりました。「完了」や「適用不可」など、一般的に使用される処理は、すべてのタスクに対して表示され、その他のオプションは「その他の処理」ドロップダウン・リストに表示されます。
タスクに対する一貫した処理の表示
タスク実行時の一貫したユーザー・エクスペリエンス。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
タスク・タイプに基づいて、「その他の処理」ドロップダウン・リストのオプションが変わります。
-
「カレンダに追加」、「下書きとして保存」など、ほとんどのタスクに共通な処理、および「開始」(OPAタスク・タイプの場合)、「文書レコードへのアップロード」(I-9タスク・タイプの場合)および「ステータスの表示」(OPAおよびI-9タスク・タイプの両方の場合)など、タスク・タイプに固有な処理は、「その他の処理」ドロップダウン・リストに表示されます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ビデオの埋込みURLまたはメディアURLを使用して、改善されたビデオ・タスク・タイプをジャーニ・タスクで使用できるようになりました。
- 埋込みURL: 埋込み形式をサポートするメディア・サーバーでホストされるビデオをサポートします。YouTubeの埋込みURLの例: https://www.youtube.com/embed/tsl5Zsbk8VQ。
- メディアURL: 埋込み形式をサポートしないメディア・サーバーでホストされるビデオをサポートします。たとえば、Oracle Universal Content Manager (UCM)の例があります。UCMのメディアURLの例: https://fuscdrmsmc352-fa-ext.us.oracle.com/cs/groups/fafusionimportexport/documents/digitalmedia/ytaw/mty1/~edisp/ucmfa00165226.mp4。ここには、メディア・ファイル名とその拡張子を含む完全なURLを指定できます。
埋込みURLを使用したビデオ・タスク・タイプの設定
タスクにインラインで表示される埋込みURLビデオ
メディアURLを使用したビデオ・タスク・タイプの設定
タスクにインラインで表示されるメディアURLビデオ
ホストされているメディア・サーバーに関係なく、ジャーニ・タスクでビデオをインライン再生する機能。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 本番環境にデプロイする前に、様々なブラウザ、オペレーティング・システムおよびハードウェアで、ジャーニ・タスクに構成されたビデオURLをテストすることをお薦めします。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ロール情報
ジャーニ・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年7月29日 | 人事管理/ジャーニ |
他人に割り当てられたジャーニ・タスクを従業員が表示可能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 | スイスの人材管理 | 法定控除項目計算カードの簡易作成 | 文書の更新。更新22Bで提供された機能。 |
2022年6月24日 | 人事/個人 | 年功起算日の計算プロセスでの調整合計の計算の拡張 | 文書の更新。更新22Bで提供された機能。 |
2022年5月27日 | 人事管理/オートコンプリート | ジョブ・オファーの作成または編集時の「時期および事由」ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・サポート | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年5月27日 |
人事管理/ジャーニ |
ビジネス・プロセスをオーケストレーションするコンテキスト・ジャーニ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年5月27日 |
人事管理/ジャーニ |
複雑なHCMフローを支援するガイド付きジャーニ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 | 人事管理/ジャーニ |
ビジネス・プロセスをオーケストレーションするコンテキスト・ジャーニ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事管理/ジャーニ |
拡張基準を使用したジャーニ・ページのキーワード検索の制御 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事管理/文書レコード | 文書レコードの拡張ディープ・リンク | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事/個人 |
家族および緊急連絡先用の文書レコードの入力 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事管理/ジャーニ |
複雑なHCMフローを支援するガイド付きジャーニ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事管理/ジャーニ |
ジャーニとDocuSignの統合にOAuth 2.0を使用可能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事管理/ジャーニ |
ジャーニ・タスク選択値リストでタスク摘要を使用可能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事管理/雇用 |
「雇用情報」ページへの「給与」セクションの追加 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事管理/ジャーニ |
他人に割り当てられたジャーニ・タスクを従業員が表示可能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事管理/文書レコード |
添付のスキャンによる文書レコード・フレックスフィールド属性の事前入力 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
ワークフォース・ディレクトリ | 「自分のチーム」の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
ワークフォース・ディレクトリ |
ディレクトリ組織チャートの拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
制限付提供 | 文書の更新。更新22Bで提供された機能。 |
|
2022年3月25日 | 人事管理/ジャーニ | ガイド付きジャーニの分析タスク・タイプ | 文書の更新。更新22Bで提供された機能。 |
2022年3月25日 |
人事管理/ジャーニ |
「HRに移動」処理でのアサイメント識別子の可用性 | 文書の更新。更新22Bで提供された機能。 |
2022年3月4日 | 初版作成。 |
重要なノート: 21Dから22Bへ直接更新する場合は、22Aと22Bの両方のセクションの内容を確認して、更新に含まれるすべての変更を確認してください。
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
KW Validate Address Line 3ルールを使用して、クウェート住所形式の住所行3に自由テキストとして入力された行政区を検証することで、クウェート国別仕様のデータ入力検証を向上できるようになりました。
KW Validate Address Line 3
このルールでは、クウェート住所形式の住所行3に自由テキストとして入力された行政区を検証します。
この機能により、Oracle開発に依存せずに独自のルールをすることによって既存のアプリケーションを拡張して実装する自律性と制御が顧客に提供されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
ヒントと考慮事項
- 個人ビジネス・オブジェクトを使用して値をデフォルト設定するために「オートコンプリートのルール」を使用することはできません。
- 英語以外の言語で住所を入力する場合は、ルールをコピーして、その言語で各住所行3の条件を編集してください。
- 住所行3の値を変更する場合は、用意されているエラー・メッセージ・テキストを変更することを検討してください。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
- 22BのHCM共通の新機能の共通機能の項のHCMエクスペリエンス設計スタジオのオートコンプリート・ルールの拡張機能
- 個人ビジネス・オブジェクトの操作、HCMのオートコンプリート・ルールの実装に関するヘルプ・トピックについては、Oracle Help CenterのGlobal Human Resources Cloudガイドを参照してください。
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
個人国別仕様情報ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルール
UK国別仕様の個人国別仕様情報ビジネス・オブジェクトに対して、提供ルールを使用できるようになりました。このルールを使用して、UK個人国別仕様情報のTPS Temporary NI Numberフィールドを検証できます。
GB教員年金一時NI番号の検証
このルールは、UK個人国別仕様情報のTPS Temporary NI Numberフィールドが9文字であることを検証します。
この機能により、Oracle開発に依存せずに独自のルールをすることによって既存のアプリケーションを拡張して実装する自律性と制御が顧客に提供されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
ヒントと考慮事項
- 個人ビジネス・オブジェクトを使用して値をデフォルト設定するために「オートコンプリートのルール」を使用することはできません。
- 書式が教員年金の要件に準拠していることを確認するために、この提供ルールのルール・ロジックは変更しないことをお薦めします。
- TPS Temporary NI Numberは、UKのコンテキストのPerInformation19開発者付加フレックスフィールド(DDF)セグメントに保存されています。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
- 22BのHCM共通の新機能の共通機能の項のHCMエクスペリエンス設計スタジオのオートコンプリート・ルールの拡張機能
- 個人ビジネス・オブジェクトの操作、HCMのオートコンプリート・ルールの実装に関するヘルプ・トピックについては、Oracle Help CenterのGlobal Human Resources Cloudガイドを参照してください。
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
ジョブ・オファーの作成または編集時の「時期および事由」ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・サポート
「ジョブ・オファーの作成」および「ジョブ・オファーの編集」フローの「時期および事由」セクションにフィールドのデータ入力検証を追加することで、生産性を向上させ、時間を節約できます。
たとえば、「ジョブ・オファーの作成」フローの提示開始日をデフォルト値に設定するオートコンプリート・ルールを作成できます。
新しく追加された属性は次のとおりです。
-
提示済処理ID
-
提示済処理タイプ
-
提示就業者タイプ
-
提示開始日
-
法的エンティティID (提示法的エンティティID)
さらに、次の表示アクセサも追加されています。
-
求人の取得
オファー・フローの属性を検証およびデフォルト設定するためのオートコンプリート・ルールの作成例を次に示します。
例1: 候補者のジョブ・オファー日が月の1日または16日の日付かどうかを検証するルールを作成できます。
有効日が月の1日または16日であることを検証するオートコンプリート・ルール
例2: Oracle Recruitingでジョブ・オファーを作成する際に、特定の処理タイプ(「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち雇用関係の追加」、「異動」および「グローバル異動」)のみを提示処理として選択することを許可する検証するルールを作成できます。
特定の処理タイプのみが許可されていることを検証するオートコンプリート・ルール
例3: EMP_Groovy_OfferMode HCMパラメータを使用して、オファーの作成フローの値をデフォルト設定するルールを作成できます。
EMP_Groovy_OfferMode HCMパラメータを使用して、オファーの作成フローの値をデフォルト設定するオートコンプリート・ルール
次の表に、オファー・フローでサポートされている、またはサポートされていないルール・タイプ属性を示します。
ルール・タイプ | オファー・フロー | 提示就業者タイプ属性はサポートされていますか。 |
提示開始日属性はサポートされていますか。 |
提示雇用主属性はサポートされていますか。 |
提案処理属性はサポートされていますか。 |
---|---|---|---|---|---|
オブジェクト・デフォルト |
オファーの作成 |
はい | はい | はい | いいえ |
オブジェクト・デフォルト |
オファーの編集 |
該当なし | 該当なし |
該当なし |
該当なし |
オブジェクト・デフォルト |
オファーのコピー |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
オブジェクト・デフォルト |
バッチ・オファー |
いいえ | いいえ | いいえ | いいえ |
オブジェクト検証 |
オファーの作成 |
はい | はい |
はい |
はい |
オブジェクト検証 |
オファーの編集 |
はい | はい |
はい |
はい |
オブジェクト検証 |
オファーのコピー |
はい | はい |
はい |
はい |
オブジェクト検証 |
バッチ・オファー |
いいえ | いいえ |
いいえ |
いいえ |
フィールド検証 |
オファーの作成 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
フィールド検証 |
オファーの編集 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
フィールド検証 |
オファーのコピー |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
フィールド検証 |
バッチ・オファー |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
フィールド変更 |
オファーの作成 |
はい |
はい |
はい |
はい |
フィールド変更 |
オファーの編集 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
フィールド変更 |
オファーのコピー |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
フィールド変更 |
バッチ・オファー |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
この機能により、Oracle開発に依存せずに独自のルールをすることによって既存のアプリケーションを拡張して実装する自律性と制御が顧客に提供されます。
有効化のステップ
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
アクセスするには、My Oracle Supportのリリース21B以降のFusion HCM Cloud: オートコンプリートのルールの有効化(ドキュメントID 2767655.1)に記載されている手順をレビューして実行してください。
ヒントと考慮事項
- ジョブ・オファーに対して特定のオートコンプリート・ルール(オファーの作成、オファーの編集、オファーのコピーなど)を作成する場合、次の表にリストされた対応するHCMパラメータ(hcmparam)を使用して、ルールの特定の部分を条件付きで含めるか除外する必要があります。
フロー名 | hcmparam (EMP_Groovy_OfferMode) |
---|---|
オファーの作成 | CreateOffer |
オファーの編集 | EditOffer |
オファーのコピー | CopyOffer |
-
雇用主または提示就業者タイプの値がジョブ求人に移入されていない場合、オートコンプリート・ルールを使用して同じ値をデフォルト設定できます。
-
雇用主または提示就業者タイプの値がジョブ求人に移入されている場合、「ジョブ・オファーの作成」および「ジョブ・オファーの編集」フローの「時期および事由」セクションに、同じ値がデフォルト設定されます。このデフォルト設定はオートコンプリート・ルールより優先されます。
主なリソース
-
提供されるルールの詳細は、22A HCM共通の新機能であるHCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能を参照してください。
-
ジョブ・オファーの「時期および事由」セクションのオートコンプリート・ルールの詳細は、オートコンプリート・ルール - ジョブ・オファーの「時期および事由」セクションに関する22B採用の新機能を参照してください。
-
Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudオートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張、「オートコンプリートのビジネス・オブジェクトの使用の雇用」の章、雇用。
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
添付のスキャンによる文書レコード・フレックスフィールド属性の事前入力
文書レコード・フレックスフィールドの属性を添付からスキャンして事前移入して、文書レコードを簡単に作成できるようになりました。たとえば、値を手動で入力しなくても、添付ファイルから必要なフレックスフィールド属性をスキャンして、「文書詳細」ページに事前入力できます。これにより、データの正確性を高め、エラーの範囲を狭めることができます。フィールドが読取り専用になっている場合は、データの信頼性も確保されます。
有効な検証タイプFORMAT ONLY、TABLE、INDEPENDENTおよびSUBSETの値セットが設定されたフレックスフィールド属性を添付からスキャンすれば、手動で入力しなくても「文書詳細」ページに値を事前入力できます。
ノート: この機能は、以前のリリース22A機能「添付のスキャンによる文書レコード属性の事前入力」を引き継いでいます。
「添付から追加」機能を使用して、スキャンする文書をアップロード
文書タイプを選択して「データの抽出」をクリック
文書レコード・フィールドを選択し、対応する値を添付から選択
文書レコード・フィールドを選択し、対応する値を添付から選択
文書レコード・フィールドを選択し、対応する値を添付から選択
文書レコード・フィールドを選択し、対応する値を添付から選択
添付から抽出されたコンテンツのリストをレビューし、文書レコード属性にマップ
文書レコード属性にマップされた抽出済コンテンツ
ユーザーが値を手動で入力するのではなく、値をスキャンすることで、データの信頼性を向上できます。さらに、文書レコード・フィールドの値を手動で入力する必要がないため、時間を節約できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「はい」に設定されています。これは、「文書レコード」ページで追加(添付から追加)処理が有効になっていることを意味します。この処理を無効にするには、プロファイル・オプションを「いいえ」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_DOR_ATTACHMENT_SCAN |
文書レコード添付スキャン使用可能 |
はい |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更し、処理を無効にするには、次の手順に従います。
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_PER_DOR_ATTACHMENT_SCANプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果にあるそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「いいえ」と入力します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
スキャン用にアップロードする文書添付について、現在サポートされているファイル形式は、PDF、PPTまたはPPTX、DOCまたはDOCX、TXTおよびXLSまたはXLSXです。
-
スキャン用に複数の添付を追加すると、抽出データ・プロセスでは最新の添付のみが考慮されます。
-
パスワードで保護された文書は、文書レコード属性の事前入力には使用できません。
-
「文書レコードの作成」ページでフィールドを読取り専用としてマークするカスタマイズは、スキャンされた値のデフォルト設定には影響しません。スキャン時に文書レコード・フィールドに対して選択した値が、読取り専用フィールドとして作成ページにマップされて表示されます。
-
文書レコードの編集中に、添付から文書レコード属性を事前入力することはできません。
-
「発行国」フィールドを選択した場合は、国コード(USなど)ではなく、対応する国名(アメリカなど)を添付から選択する必要があります。
主なリソース
文書レコードの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
-
グローバル人事管理の実装ガイドおよびグローバル人事管理の使用ガイドの「ワークフォース・レコード」の章の文書レコード
文書レコードで拡張ディープ・リンクを利用できます。追加のクリックやナビゲーションなしでアプリケーション・ページに直接アクセスするための追加パラメータを、ディープ・リンクで渡せるようになりました。
新しく追加されたパラメータは次のとおりです。
-
pCategory: このパラメータは、カテゴリに基づいてレコードをフィルタするためにリスト・モードに追加されています。文書タイプ・カテゴリ・コードがpCategoryパラメータに渡されます。たとえば、LEGAL_DOCは法的文書のカテゴリ・コードです。このパラメータは、次のディープ・リンクに対して有効です。
-
文書レコード(DOCUMENT_RECORDS_ANY,NONE)
-
文書レコード(HR_DOCUMENT_RECORDS,NONE)
-
文書レコード(MANAGER_DOCUMENT_RECORDS,NONE)
-
-
pDocumentsOfRecordId: このパラメータは、pMode=VIEWパラメータと組み合せて使用可能で、個人および文書レコードを一意に識別して、文書レコードを表示モードで開きます。このパラメータが正しくないか、個人または文書レコードへのアクセス権がログイン・ユーザーにない場合は、そのログイン・ユーザーの「リスト」ページが表示されて、すべての文書レコードが表示されます。
次のパラメータ条件が適用されます。
-
「Person ID」または「個人番号」パラメータを指定せずに文書レコード(DOCUMENT_RECORDS_ANY,NONE)ディープ・リンクを使用すると、ログイン・ユーザーのPerson IDがデフォルト設定されます。
-
ログイン・ユーザーに個人レコードが関連付けられていない場合は、ユーザーがディープ・リンクをクリックすると空白ページが表示されます。
-
作成モード時に文書タイプがディープ・リンクに渡され、文書タイプの「複数発生の許可」フラグがtrueの場合は、渡された文書タイプの作成ページがディープ・リンクで開きます。
-
作成モード時に文書タイプがディープ・リンクに渡され、文書タイプの「複数発生の許可」フラグがfalseの場合は、次の条件がtrueになります。
-
文書レコードが存在する場合は、ディープ・リンクによってレコードが編集モードで開きます。
-
文書レコードが存在しない場合は、文書タイプが移入された作成ページが、ディープ・リンクによって開きます。
-
外部アプリケーションから文書レコード・ページに簡単に移動してアクセスできるため、時間を節約して、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
これらのディープ・リンクでは、文書レコードのレスポンシブ・ページが表示されます。
主なリソース
文書レコードの詳細は、Oracle Help Centerの文書レコードのトピックに関する次のガイドのワークフォース・レコードの章を参照してください。
-
グローバル人事管理の使用
-
グローバル人事管理の実装
さらに、21Cのグローバル人事管理、文書レコード、新機能: パラメータ化された文書レコードのディープ・リンクも参照できます。
「添付の最小数」属性を使用して、「文書レコード」ページの「添付」セクションの表示を制御できるようになりました。属性値が-1に設定されている場合、「添付」セクションは非表示になります。
この機能の特徴は次のとおりです。
-
これは、UIを使用して実行したトランザクションにのみ適用されます。
-
HCMデータ・ローダーおよびREST APIを使用する場合には適用されません。
-
既存の添付があり、属性値が-1に設定されている場合、「添付」セクションは読取り専用になり、添付を更新できません。添付は読取り専用モードでのみ表示できます。
-
「添付の最小数」属性の値を-1に設定した場合でも、次のようになります。
-
引き続き添付をスキャンし、「添付から追加」機能を使用して文書レコードの属性を事前入力できます。
-
文書の生成機能の一部として添付を自動的にアップロードできますが、「添付」セクションは読取り専用になります。
-
-
この機能は、既存の文書タイプについても有効にできます。
文書タイプ設定ページで、「添付の最小数」属性を-1に設定
属性値を-1に設定すると、添付セクションは表示されない
読取り専用の添付セクション
サポート文書を必要としない文書タイプにユーザーが添付をアップロードしないように制限することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
文書レコードの詳細は、Oracle Help Centerの文書レコードのトピックに関する次のガイドのワークフォース・レコードの章を参照してください。
-
グローバル人事管理の使用
-
グローバル人事管理の実装
ロール情報
文書タイプを操作するには、HR文書タイプの管理機能権限が付与されている必要があります。
文書レコードが作成された方法を識別できるようになりました。文書レコードの作成に使用された方法を追跡できるように、文書レコード表に新しい属性が追加されています。この属性は「文書レコード」ページに表示されません。また、属性は自動移入され、HCMデータ・ローダーまたはREST APIを使用して更新できません。
次の表に、この属性に指定できる値を示します。
方法 | 摘要 |
---|---|
ディープ・リンク |
ディープ・リンクを使用して作成された文書レコード。 |
文書レコード |
「文書レコード」ページから作成された文書レコード。 |
HCMデータ・ローダー |
HCMデータ・ローダーを使用して作成された文書レコード。 |
HCMスプレッドシート・データ・ローダー |
HCMスプレッドシート・データ・ローダーを使用して作成された文書レコード。 |
HCM抽出 |
HCM抽出を使用して作成された文書レコード。 |
REST API |
REST APIを使用して作成された文書レコード。 |
添付スキャン |
添付をスキャンして作成された文書レコード。 |
文書レコードAPI |
文書レコードAPIを使用して作成された文書レコード。 |
文書レコードの作成に使用した方法を追跡することにより、トレーサビリティ情報を提供します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
今後のリリースでは、この属性をOTBIサブジェクト領域で使用できるようになります。
主なリソース
文書レコードの詳細は、Oracle Help Centerの文書レコードのトピックに関する次のガイドのワークフォース・レコードの章を参照してください。
-
グローバル人事管理の使用
-
グローバル人事管理の実装
HCMデータ・ローダーを使用して、文書レコードの既存の添付を新しい添付で上書きできるようになりました。
ノート: 上書きは、既存の添付の名前と新しい添付が同じ場合にのみ実行されます。
各文書レコードの添付を個別に削除およびアップロードする必要がなくなるので、作業の負担を軽減して、時間を節約できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能はUIではサポートされていません。UIでは、引き続き古い添付ファイルを削除してから新しいファイルをアップロードする必要があります。
主なリソース
文書レコードの詳細は、Oracle Help Centerの次のガイドと章を参照してください。
-
グローバル人事管理の使用の「ワークフォース・レコード」の章の文書レコード
-
グローバル人事管理の実装の「ワークフォース・レコード」の章の文書レコード
「アサイメントの変更」レスポンシブ・フローに新しく追加された「給与詳細」セクションに給与情報を入力できるようになりました。
「質問リスト」ページ
アサイメントの変更フローの「給与詳細」セクション
就業者のアサイメントの給与詳細をアサイメントの変更トランザクションの一部として管理できるため、より簡単かつ高速になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
「給与詳細」セクションは、レスポンシブな「アサイメントの変更」フローで製品提供時にすぐ使用できます。
-
「給与詳細」セクションは、雇用主が給与に対して有効になっている就業者のレスポンシブな「アサイメントの変更」フローにのみ表示されます。
-
レスポンシブな「アサイメントの変更」フローの「給与詳細」セクションは、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して非表示にできます。
主なリソース
さらなる情報については、これらの追加のリソースを参照できます。
-
My Oracle SupportのTransaction Design Studio – What It Is and How It Works (ドキュメントID 2504404.1)
-
Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドの「レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定: HCMエクスペリエンス設計スタジオ」の章
「給与詳細」セクションの詳細は、22Bのグローバル人事管理の新機能「アサイメントの変更」トランザクション中の従業員の給与の更新を参照してください
「雇用情報」ページに新しく追加された読取り専用の「直属の部下」セクションに、マネージャの直属の部下を表示できるようになりました。このセクションには、直属の部下の名前、ビジネス・タイトル、およびマネージャとの関係タイプが表示されます。レポートは、個人名およびマネージャ・タイプでソートされます。
雇用情報ページの「直属の部下」セクション
雇用情報ページを表示するときに、マネージャの直属の部下を表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
このセクションはアプリケーションによって制御され、マネージャに直属の部下が存在する場合にのみ表示されます。HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用してこのセクションの表示を制御することはできません。
「雇用情報」ページに新しく追加された読取り専用の「給与」セクションに、就業者の給与を表示できるようになりました。
雇用情報ページの「給与」セクション
雇用情報トランザクションの一部として、就業者のアサイメントと給与の統合ビューを設定できます。
有効化のステップ
「給与」セクションは、初期状態では非表示です。レスポンシブ・フローでこのセクションを有効にするには、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用する必要があります。雇用情報ページのこのセクションを有効化するステップは、次のとおりです。
-
サンドボックスを作成および管理するためのアクセス権を持つ管理者ユーザーとしてサインインします。
-
トランザクション設計スタジオでルールを作成できるサンドボックスをアクティブ化します。
ノート: サンドボックスに対してHCMエクスペリエンス設計スタジオおよびページ・コンポーザのオプションを有効にし、サイト・レベルでページ・レベルの構成も有効にする必要があります。
-
アプリケーションのホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
-
「トランザクション設計スタジオ」タブを選択します。
-
「処理」ドロップダウン・リストから「雇用情報」を選択します。
-
「追加」をクリックして、新しいルールを追加します。
-
「基本詳細」セクションに、ルールの名前と摘要を入力します。
-
「ページ属性」セクションで、「リージョン」ドロップダウン・リストから「参照情報リージョン」を選択します。
-
「給与」リージョンで、「表示」を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
-
「給与」セクションが「雇用情報」ページで有効になります。
ヒントと考慮事項
-
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、「給与」セクションの様々な属性を非表示または表示できます。
-
従業員に表示される属性のリストを構成するには、「リージョン」ドロップダウン・リストで「個人の給与の個人表示」を選択します。
-
ライン・マネージャおよび報酬マネージャに表示される属性のリストを構成するには、「リージョン」ドロップダウン・リストで「個人の給与のマネージャ表示」を選択します。
主なリソース
さらなる情報については、これらの追加のリソースを参照できます。
-
My Oracle SupportのTransaction Design Studio – What It Is and How It Works (ドキュメントID 2504404.1)
-
Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドの「レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定: HCMエクスペリエンス設計スタジオ」の章
ロール情報
次の表に、この更新の機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示します。
データ権限名およびコード |
集計権限名およびコード |
ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
摘要 |
---|---|---|---|
就業者の報酬ポートレート・カードの表示CMP_VIEW_WORKER_COMPENSATION_PORTRAIT_CARD_DATA |
報酬カードの表示CMP_VIEW_COMPENSATION_CARD |
|
現在または過去の給与は、データ権限にアクセスできる場合にのみ表示できます。 |
将来の給与変更の表示 ORA_CMP_VIEW_FUTURE_SALARY_CHANGES_DATA |
将来の給与変更の表示 ORA_CMP_VIEW_FUTURE_SALARY_CHANGES |
|
将来の給与は、データ権限にアクセスできる場合にのみ表示できます。 |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
「雇用情報」ページに新しく追加された読取り専用の「追加報酬」セクションに、就業者の追加報酬情報を表示できるようになりました。
雇用情報ページの「追加報酬」セクション
雇用情報トランザクションの一部として、就業者のアサイメントと報酬情報の統合ビューを設定できます。
有効化のステップ
「追加報酬」セクションは、初期状態では非表示です。レスポンシブ・フローでこのセクションを有効にするには、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用する必要があります。雇用情報ページのこのセクションを有効化するステップは、次のとおりです。
-
サンドボックスを作成および管理するためのアクセス権を持つ管理者ユーザーとしてサインインします。
-
トランザクション設計スタジオでルールを作成できるサンドボックスをアクティブ化します。
ノート: サンドボックスに対してHCMエクスペリエンス設計スタジオおよびページ・コンポーザのオプションを有効にし、サイト・レベルでページ・レベルの構成も有効にする必要があります。
-
アプリケーションのホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
-
「トランザクション設計スタジオ」タブを選択します。
-
「処理」ドロップダウン・リストから「雇用情報」を選択します。
-
「追加」をクリックして、新しいルールを追加します。
-
「基本詳細」セクションに、ルールの名前と摘要を入力します。
-
「ページ属性」セクションで、「リージョン」ドロップダウン・リストから「参照情報リージョン」を選択します。
-
「追加報酬」リージョンで、「表示」を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
-
「追加報酬」セクションが「雇用情報」ページで有効になります。
ヒントと考慮事項
-
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、「追加報酬」セクションの様々な属性を非表示または表示できます。
-
「追加報酬」リージョンを使用して、以前の個別報酬提示の表示を制御できます。
主なリソース
さらなる情報については、これらの追加のリソースを参照できます。
-
My Oracle SupportのTransaction Design Studio – What It Is and How It Works (ドキュメントID 2504404.1)
-
Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドの「レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定: HCMエクスペリエンス設計スタジオ」の章
ロール情報
次の表に、この更新の機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示します。
データ権限名およびコード |
集計権限名およびコード |
ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
摘要 |
---|---|---|---|
就業者の報酬ポートレート・カードの表示CMP_VIEW_WORKER_COMPENSATION_PORTRAIT_CARD_DATA |
報酬カードの表示CMP_VIEW_COMPENSATION_CARD |
|
現在または過去の給与は、データ権限にアクセスできる場合にのみ表示できます。 |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
新しい「分析」タスク・タイプをガイド付きジャーニで使用できるようになりました。このタスク・タイプを使用すると、Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)分析パスおよび分析パラメータを指定して、ガイド付きジャーニ・タスクのデータを表示できます。たとえば、分析タスクを使用して、異動のガイド付きジャーニにヘッド・カウントの詳細を表示できます。
ガイド付きジャーニの分析タスク設定
OTBIパスに加えて、次のパラメータをレポートに含めることができます。
- アサイメントID
- Person ID
分析パラメータ
異動のガイド付きジャーニに表示された分析タスク
ライン・マネージャによる分析詳細のレビュー
選択したレスポンシブ・トランザクション・ページにOTBI分析を表示する機能。
有効化のステップ
- 必要な分析をOTBIで作成します。
- チェックリスト・テンプレートを構成するときに、前述の分析を「分析」タイプのガイド付きジャーニ・タスクに関連付けます。
- ガイド付きジャーニ・タスクをTDSの処理に関連付けます。
詳細は、文書2504404.1 - トランザクション設計スタジオ - 概要と仕組みを参照してください
ヒントと考慮事項
- タスクの構成時にOTBI分析パスは検証されません。
- 分析の複雑さによっては、出力の表示に遅延が発生する可能性があります。
主なリソース
詳細は、この機能の22Bの新機能: ガイド付きジャーニを参照してください
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ガイド付きジャーニの構成の詳細は、My Oracle Supportで次のリソースを参照してください。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
個人のアサイメント識別子の可用性を利用して、Oracle Recruiting Cloudの「HRに移動」処理に起因するチェックリストおよびジャーニ割当に対する個別のタスクおよび実行者の割当を合理化します。
アサイメント識別子の可用性は、次を正しく決定するのに役立ちます。
- 適格プロファイルを使用して、就業者に適用できるチェックリストおよびジャーニ。
- 適格プロファイルを使用して、就業者に適用できるタスク。
- タスクの割当て先のマネージャ。
- タスクの割当て先の職責範囲(AoR)の個人。
実行者とタスクの割当てを正しく決定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 「HRに移動」処理を適用できるのは、Oracle Recruiting Cloudを使用する場合のみです。
- チェックリスト・テンプレートで使用する適格プロファイルを構成する場合は、「使用するアサイメント」として「特定のアサイメント」を選択する必要があります。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
ビジネス・プロセスをオーケストレーションするコンテキスト・ジャーニ
コンテキスト・ジャーニを使用して、HRトランザクションの前に様々な実行者が実行する必要があるタスクを構成できるようになりました。たとえば、マネージャが異動処理の前に行う必要があるタスクがあります。
「自分」、「自分のチーム」または「自分のクライアント・グループ」から特定のHRクイック処理を開始すると、コンテキスト・ジャーニ設定に基づいて、1つのコンテキスト・ジャーニまたは適格なコンテキスト・ジャーニのリストが表示されます。次に、適切なコンテキスト・ジャーニを開始できます。
コンテキスト・ジャーニを構成するには、次の手順を実行する必要があります。
- 新しいカテゴリ「コンテキスト・ジャーニ」を使用して、チェックリスト・テンプレートにコンテキスト・ジャーニを作成します。
チェックリスト・テンプレートでのコンテキスト・ジャーニの構成
2. コンテキスト(「自分」、「自分のチーム」または「自分のクライアント・グループ」)を関連付けます。コンテキスト・ジャーニを表示するベースとなるクイック処理を指定します。
コンテキスト・ジャーニ・カテゴリとコンテキストおよび処理の関連付け
3. 使用可能な属性を使用して、クイック処理に表示するコンテキスト・ジャーニまたはタスクを決定する基準を構成します。たとえば、就業者の事業所に基づく異動ジャーニなどがあります。
クイック処理に表示するコンテキスト・ジャーニを決定する基準の構成
コンテキスト・ジャーニが構成されたクイック処理を開始すると、次のようになります。
- クイック処理に適格なコンテキスト・ジャーニが1つのみ構成されている場合、そのコンテキスト・ジャーニのタスクを含むプレビュー・ページが表示されるので、「このジャーニの開始」をクリックできます。「ジャーニなしで続行」をクリックすると、それぞれのクイック処理ページが表示されます。
1つのコンテキスト・ジャーニのみがある場合に表示されるプレビュー・ページ
2. 定義された基準に一致するコンテキスト・ジャーニが複数ある場合は、オプションから特定のコンテキスト・ジャーニを選択してジャーニを開始できるコンテキスト・ジャーニ・ギャラリ・ページが表示されます。
複数のコンテキスト・ジャーニが使用可能な場合に表示されるページ
3.進行中のコンテキスト・ジャーニがすでに割り当てられており、選択したクイック処理に他のコンテキスト・ジャーニも存在する場合は、進行中のジャーニを再開するか、新しいジャーニを選択できます。
4. クイック処理にコンテキスト・ジャーニが構成されていない場合は、そのクイック処理に対してレスポンシブなADFページが直接オープンします。
ここで、ビジネス・プロセスの一部として実行する必要がある様々なアクティビティをオーケストレーションできます。
有効化のステップ
新しいORA_PER_CONTEXTUAL_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションを使用して、コンテキスト・ジャーニを有効にする必要があります。プロファイル・オプションの値をYに設定します。
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_PER_CONTEXTUAL_JOURNEYS_ENABLED コンテキスト・ジャーニ使用可能 |
コンテキスト・ジャーニのユーザー・インタフェースを使用可能にします。 |
N |
デフォルト・プロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_CONTEXTUAL_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- コンテキスト・ジャーニは、チェックリスト・テンプレート設定ページからのみ構成できます。
- 既存のジャーニのカテゴリをコンテキスト・ジャーニに変更することはできません。かわりに、新しいコンテキスト・ジャーニを定義してください。
- コンテキスト・ジャーニを構成するために使用できる属性は、通常のジャーニの設定とは異なります。たとえば、コンテキスト・ジャーニのチェックリストまたはタスク・レベルには適格プロファイルを構成できません。
- 「基準の構成」セクションの属性は、コンテキスト処理ごとに異なります。
- DocuSign、I-9およびOPAのタスク・タイプは、コンテキスト・ジャーニではサポートされていません。
- コンテキスト・ジャーニの処理モードはデフォルトで「アラート・ベースの通知」に設定され、BI Publisherの通知はサポートされていません。
- コンテキスト・ジャーニ・ギャラリ・ページの「ジャーニなしで続行」ボタンは、セキュリティ権限を使用して制御されます。「ロール」セクションを参照してください。
- コンテキスト・ジャーニは、「検討」、「自分のジャーニ」および「割当済ジャーニ」タブには表示されません。
- ジャーニの「自分のタスク」タブには、コンテキスト・ジャーニのタスクが表示されます。
- ジャーニの「検討」タブの「ジャーニの作成」ボタンでは、コンテキスト・ジャーニの作成はサポートされていません。
- コンテキスト・ジャーニの構成が現在サポートされているのは、一部のクイック処理のみに限定されています。
- ユーザーがコンテキスト・ジャーニの一部として必要なトランザクションを実行できるように、必要なアプリケーション・タスク(クイック処理)をジャーニ・テンプレートのタスクとして設定したタスクを構成することをお薦めします。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
コンテキスト・ジャーニの詳細は、My Oracle Supportのコンテキスト・ジャーニとガイド付きジャーニ(ドキュメントID 2849296.1)を参照してください。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
この表は、この機能をサポートする職務ロールおよびこの職務ロールを継承する事前定義ロールを示しています。
職務ロール | ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|
就業者によるコンテキスト・ジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_CONTEXTUAL_JOURNEY_BY_WORKER |
派遣就業者 従業員 処理待ち就業者 |
マネージャによるコンテキスト・ジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_CONTEXTUAL_JOURNEY_BY_MANAGER |
ライン・マネージャ |
HRによるコンテキスト・ジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_CONTEXTUAL_JOURNEY_BY_HR |
人事担当者 |
この表は、この機能をサポートする機能セキュリティ権限、およびこの権限を継承する事前定義ロールを示しています。
機能 | 職務ロール | ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|---|
コンテキスト・ジャーニのバイパス PER_BYPASS_CONTEXTUAL_JOURNEYS_PRIV |
HRによるコンテキスト・ジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_CONTEXTUAL_JOURNEY_BY_HR |
人事担当者 |
割当済タスク拡張設定の管理 PER_MANAGE_ASSIGNED_TASK_ADVANCED_SETTINGS |
HRによるコンテキスト・ジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_CONTEXTUAL_JOURNEY_BY_HR |
人事担当者 |
割当済ジャーニ拡張設定の管理 PER_MANAGE_ASSIGNED_JOURNEY_ADVANCED_SETTINGS |
HRによるコンテキスト・ジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_CONTEXTUAL_JOURNEY_BY_HR |
人事担当者 |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの機能権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
ガイド付きジャーニ・タスクを使用して、HCMフローのコンテキストで、チュートリアル、会社のポリシー、ベスト・プラクティスなどのガイダンスを提供することで、ユーザーをサポートできるようになりました。たとえば、ライン・マネージャの従業員異動を支援するタスクなどがあります。
サポート対象のトランザクション設計スタジオ(TDS)の処理のページ・ヘッダーまたはセクション・ヘッダー・レベルに表示するガイド付きジャーニ・タスクを、TDSルールを使用して構成できます。
従業員、ライン・マネージャまたはHR担当者が、ガイド付きジャーニが構成されている処理を開始すると、ガイドできるタスクのリストとともに「ガイド」ボタンが表示されます。
ガイド付きジャーニを構成して使用するには、次の手順を実行する必要があります。
- 新しいカテゴリ「ガイド付きジャーニ」を使用して、チェックリスト・テンプレートにガイド付きジャーニを作成します。
チェックリスト設定でのガイド付きジャーニ・カテゴリの使用
2. テンプレートにタスクを追加した後、ガイド付きジャーニに表示されるタスクをプレビューできます。
ガイド付きジャーニに追加されたタスクのプレビュー
3. TDS属性を利用して、構成されたガイド付きジャーニをページ・ヘッダーおよびセクション・ヘッダー・レベルのTDS処理に関連付けます。ガイド付きジャーニの表示対象を決定するために、TDSの処理に対して使用可能な関連属性を構成できます。
TDSのガイド付きジャーニのルールの作成
4. ページ・ヘッダーまたはセクション・ヘッダー・リージョンに表示するガイド付きジャーニのタスクを選択します。
ページ・ヘッダー・リージョンに表示するタスクの選択
セクション・ヘッダー・リージョンに表示するタスクの選択
5. ガイド付きジャーニが構成されているTDS処理をユーザーがクリックすると、次のようになります。
ページ・ヘッダー・レベルまたはセクション・ヘッダー・レベルに、ガイド付きジャーニに含まれるタスクを表示できます。
従業員異動プロセスでライン・マネージャをガイドするタスク
従業員異動プロセスの特定のセクションでライン・マネージャをガイドするタスク
自分のロールに基づいてユーザーが実行するトランザクションのコンテキストで、ユーザーにガイダンスを提供します。
有効化のステップ
ガイド付きジャーニを表示するには、プロファイル・オプションORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDをYに設定します。
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLED ガイド付きジャーニ使用可能 |
ガイド付きジャーニのユーザー・インタフェースを使用可能にします。 |
N |
デフォルト・プロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- ガイド付きジャーニは、チェックリスト・テンプレート設定ページからのみ構成できます。
- 既存のジャーニのカテゴリをガイド付きジャーニに変更することはできません。かわりに、新しいガイド付きジャーニを定義してください。
- ジャーニの「検討」タブの「ジャーニの作成」ボタンでは、ガイド付きジャーニの作成はサポートされていません。
- ガイド付きジャーニはADFページでのみサポートされ、VBCSページではサポートされません。
- ガイド付きジャーニでサポートされているタスク・タイプは、分析、文書、埋込み学習、外部URL、手動タスク、質問リスト、レポートおよびビデオです。
- ガイド付きジャーニの構成が現在サポートされているのは、一部のTDSのみに限定されています。
- ガイド付きジャーニを構成するために使用できる属性は、通常のジャーニの設定とは異なります。
- 質問リストのガイド付きジャーニに対する応答を保存するために、新しいサブスクライバ・コードを使用できます。
- ガイド付きジャーニ・プロファイル・オプションが「N」に設定されている場合でも、TDSでルールを構成できます。
- ガイド付きジャーニは、「検討」、自分のジャーニ」、「自分のタスク」および「割当済ジャーニ」タブには表示されません。
- TDS処理ごとに1つのガイド付きジャーニのみを使用することをお薦めします。
- 複数のガイド付きジャーニを作成し、TDSに追加する際には、ガイド付きジャーニの識別に役立つ命名規則に従うことをお薦めします。たとえば、actionName_ruleConfigParams_pageLevelまたはactionName_ruleConfigParams_sectionNameのようにします。たとえば、Transfer_Employee_PageまたはTransfer_USManager_AssignmentDetailsのようにします。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ガイド付きジャーニの詳細は、My Oracle Supportのコンテキスト・ジャーニとガイド付きジャーニ(ドキュメントID 2849296.1)を参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのトランザクション設計スタジオを使用したフィールド表示の構成
- トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書ID 2504404.1)
ロール情報
- チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
- トランザクション・ページのガイド付きジャーニを表示するには、HCM共通コンポーネントへのアクセス機能権限が付与されている必要があります。
「アクティブ化基準」属性を使用して、ジャーニ・タスクをトリガーできるようになりました。基準の履行時にトリガーまたはアクティブ化されるように、タスクに対してこの属性を構成できます。「アクティブ化基準」は、「タスクの作成」ページで設定できます。
アクティブ化基準は、ユーザーの応答に基づいてタスクを分岐する必要があるようなシナリオで使用できます。
- ユーザーが完了または適用なしのいずれかのタスクに応答したとき。
- ユーザーが質問リスト・タスクに特定の回答が設定されている特定の質問に応答したとき。
- ユーザーが構成可能フォーム・タスクに特定の回答が設定されている特定のセグメントに応答したとき。
アクティブ化基準の条件を含むFormulaを作成する必要があります。このFastFormulaを適格プロファイルに関連付けて、このプロファイルを、「アクティブ化基準」属性として選択する必要があります。
たとえば、従業員がワクチン接種証明書に対して「はい」または「いいえ」で答える必要があるタスクがあるとします。「はい」と答えた場合は、アクティブ化基準を使用してこの応答を確認し、ワクチン接種証明書をアップロードできる依存関係タスクをトリガーできます。「いいえ」と回答した場合は、アクティブ化基準を使用して確認し、ウェルネス・チェック質問リストに応答するための依存関係タスクをトリガーできます。これを行うには、「完了」ボタンを「はい」に、「適用なし」ボタンを「いいえ」に変更します。次に、それぞれの依存関係タスクに対して「アクティブ化基準」を構成できます。
依存関係タスクに対する適切なアクティブ化基準の選択
ユーザーがタスク応答として「はい」を選択
応答に基づく依存関係タスクのアクティブ化
依存関係タスクに対する適切なアクティブ化基準の選択
ユーザーがタスク応答として「いいえ」を選択
応答に基づく依存関係タスクのアクティブ化
前のタスクへの入力に基づいて、ジャーニ内でタスクを分岐する機能。
有効化のステップ
ノート: 開始する前に、「設定および保守」でチェックリスト・タスクのFastFormulaおよび適格基準を作成します。
ヒントと考慮事項
- アクティブ化基準は、前のタスクが完了したときに評価されます。これは、ジャーニ割付時に評価される既存のタスク適格プロファイルとは異なります。
- 「はい」または「いいえ」などのバイナリ応答シナリオのタスクの分岐を構成するには、単にタスクの処理ラベルの名前を変更し、アクティブ化基準を使用して次のタスクを決定できます。
- アクティブ化基準を満たしていないタスクには、「扶養家族適格基準不合格」ステータスが表示されます。
- この機能は、ジャーニとチェックリストの両方に適用できます。
- この機能は、同じジャーニ内でのみタスクの分岐をサポートします。
- この機能では、異なるジャーニや別のジャーニ内のタスクのトリガーはサポートされません。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリスト
- グローバル人事管理の使用ガイドの「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
- グローバル人事管理の実装ガイドの適格プロファイル
- FastFormulaの管理ガイド
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
組織のニーズに応じて、ジャーニ・タスクのボタンおよびリンクのテキストを柔軟に構成できるようになりました。タスクの設定時に、「表示設定」タブの「処理ラベルの名前変更」セクションで、このような処理ラベルの名前を変更できます。
「処理ラベルの名前変更」セクションには、チェックリストとジャーニの両方の現在のラベルが表示されます。新しいラベルを指定すると、ジャーニとチェックリストの両方のタスク・ページに反映されます。
処理ラベルの名前変更
ラベルの名前変更の翻訳サポート
ジャーニ・ページの名前変更済ラベルの表示
レスポンシブ・チェックリスト・ページのラベル表示の名前変更
タスクおよびジャーニに対する組織のビジネス言語にあわせて、タスクごとにジャーニごとにラベルをパーソナライズします。たとえば、ジャーニのeSignタスク・タイプについて、「適用なし」ボタン・ラベルの名前を「署名を拒否」に変更します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 処理、ラベルまたはリンクの名前変更はすべてのタスク・タイプでサポートされています。
- 翻訳は、翻訳エディタを使用して名前を変更したラベルに対してサポートされています。
- 新しいラベルは、「ジャーニ」、「オンボーディング」およびレスポンシブ「チェックリスト」ページに表示されます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
-
グローバル人事管理の実装のチェックリスト
-
グローバル人事管理の使用の「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
従業員が、「他のユーザーのタスク」セクションで、自分に割り当てられたジャーニの一部として、他のタスク実行者に割り当てられたタスクを表示できるようになりました。従業員はタスクを表示できますが、展開したり操作することはできません。
自分に割り当てられたジャーニでの他の実行者のタスクの表示
この機能を使用すると、割り当てられたジャーニの他のタスク実行者の進捗を表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- デフォルトでは、このセクションは非表示です。チェックリスト・テンプレートの「表示設定」タブで、「他者の未完了タスク」表示プロパティを「表示」に設定すれば、表示できます。
ノート: 22Bより前の既存のジャーニ・テンプレートで、「他者の未完了タスク」セクションの表示プロパティを「表示」に設定していた場合は、このプロパティを「表示」に再設定する必要があります。また、「変更済ジャーニ・テンプレートに基づいた割当済ジャーニ属性の更新」ESSプロセスを実行して、この表示プロパティを既存の割当済ジャーニに同期する必要があります。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで、次のガイドを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
タスク・ライブラリのジャーニ・タスク選択値リストにタスクの説明が表示されるように拡張されて、関連するタスクを簡単に検索できるようになりました。
タスクの説明は次のフローで表示されます。
- 割り当てられたジャーニに追加するタスクをタスク・ライブラリから選択するとき
- 個人ジャーニの作成または編集時に、追加するタスクをタスク・ライブラリから選択するとき
個人ジャーニの作成ページの拡張タスク値リスト
割当済ジャーニ・ページの拡張タスク値リスト
この機能により、関連タスクの検索が容易になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- タスク摘要を使用してタスクを検索することはできません。タスク摘要は表示専用です。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
変更されたジャーニ・テンプレートに基づく割当済ジャーニおよびタスク属性の更新
新しいESSプロセスを使用して、ジャーニ・テンプレートまたはタスク設定レベルで行った変更を、進行中の割当済ジャーニまたはタスクに簡単に同期できるようになりました。「変更済ジャーニ・テンプレートに基づいた割当済ジャーニ属性の更新」プロセスを実行して、変更を同期できるようになりました。
この機能の特徴は次のとおりです。
- 「変更済ジャーニ・テンプレートに基づいた割当済ジャーニ属性の更新」プロセスでは、最終ステータスではない、進行中のジャーニおよびタスクのみが同期化されます。
- タスク名パラメータを指定する場合は、チェックリスト名の指定が必須になります。
- 選択したチェックリスト名およびタスク名のパラメータは、ESSプロセス詳細ダイアログ・ボックスにIDとして表示されます。
- 個人番号のカンマ区切りリストを使用して、特定個人の割当済ジャーニまたはタスクの属性を更新することもできます。
- 個人番号を指定しないと、そのジャーニおよびタスクのすべてのオープン割付の属性が同期されます。
変更されたジャーニ・テンプレートに基づいて割当済ジャーニおよびタスク属性を更新するESSプロセス
すべての割当済ジャーニおよびタスクを手動で更新する工数が削減されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は、基本的な電子署名、埋込み学習、I9、OPA、文書、質問表および構成可能フォームの各タスク・タイプではサポートされていません。
- タスク関連の変更は、次のシナリオでは同期されません。
- たとえば、タスク・タイプを「手動」から「ビデオ」に変更した場合、その変更はすでに割り当てられているタスクには同期されません。
- 既存の質問表および構成可能フォーム・タスクの構成を変更した場合、その変更はすでに割り当てられているタスクには同期されません。
- チェックリストに構成された先行タスクを変更した場合、その変更は同期されません。
- 特定のタスクを同期するように選択したが、選択したチェックリストにそのタスクが存在しない場合は、プロセスが停止します。
- 同期プロセスでは、テンプレートに追加された新規タスクの割付、またはチェックリスト・テンプレートから削除された割付済タスクの削除は実行されません。
- 新しいタスクの割付やタスクの削除は、ユーザー・インタフェース、HDLまたはREST APIを使用して実行できます。ログ・ファイルを使用して同期プロセスを検証できます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装のチェックリスト
- グローバル人事管理の使用の「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
ロール情報
- チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
- 「変更済ジャーニ・テンプレートに基づいた割当済ジャーニ属性の更新」プロセスを手動で実行するには、グローバルHRプロセスの実行機能権限がユーザーに付与されている必要があります。
タスクを失効ステータスに移動するためのタスクの失効期間を設定できるようになりました。タスクの失効を設定するオプションは、ジャーニ処理モードがアラート・ベースの処理に設定されている場合にのみ、「通知とリマインダ」タブの「リマインダおよび失効の設定」セクションで使用できます。割当日または期日からの指定日数後にタスクが失効します。
日次実行の一部として、「HRチェックリストおよびタスクの処理」ESSプロセスによってタスクの失効が評価され、タスクが失効済ステータスに移動されます。これが発生すると、有効期限の日付がタスク・ステータスとして表示され、それ以上処理できなくなります。失効したタスクをタスク所有者および実行者に通知するには、「タスク・アラート・テンプレート」セクションの事前定義アラート・テンプレートまたはユーザー定義テンプレートを使用できます。
失効が期日に基づいており、期日が変更された場合は、タスクの失効が再計算されます。
タスクの有効期限の構成
タスクの失効済ステータスの表示
タスクを手動でクローズ済としてマークする必要がなくなります。開いているタスクが少なくなると、ページ全体のパフォーマンスも向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
タスク失効機能は、必須タスクとオプション・タスクの両方に適用できます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリスト
- グローバル人事管理の使用ガイドの「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
「次で始まる」演算子に基づいて結果を表示することで、ジャーニ・ページの機能が拡張されてパフォーマンスが向上しました。これは、デフォルトでYに設定されている新しいORA_PER_JRNY_SEARCH_STARTSWITHプロファイル・オプションによって制御されます。
この検索は、「検討」、「自分のジャーニ」、「自分のタスク」、「割当済ジャーニ」および「アクティビティ」ページで使用できます。
キーワード検索に基づく結果の表示
ジャーニ、タスクおよび個人の検索時のパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションはYに設定されています。つまり、「次で始まる」基準に基づいて検索されます。
プロファイル・オプション・コード | 意味 | デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_PER_JRNY_SEARCH_STARTSWITH |
「次で始まる」基準を使用して、ジャーニ・ページの検索を有効にします。 |
Y |
デフォルト・プロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_JRNY_SEARCH_STARTSWITHプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「N」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリスト
- グローバル人事管理の使用ガイドの「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
タスク設定時に「コピーせず、ソース文書を使用」を使用して、文書タスク・タイプに添付された文書をコンテキスト・ジャーニで使用します。この構成により、タスク割当時に文書のコピーを作成しないようにできます。
現在は、タスクが割り当てられたときに、文書のコピーが作成されます。「コピーせず、ソース文書を使用」オプションを有効にすると、タスク割当時に文書のコピーが作成されないため、パフォーマンスが向上します。
文書タスク設定に含まれる文書の使用
文書のコピーを作成する必要がなくなり、パフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は、コンテキスト・ジャーニで作成された文書タイプのタスクにのみ適用されます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
-
グローバル人事管理の実装のチェックリスト
-
グローバル人事管理の使用の「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
ジャーニで「埋込み学習」タスク・タイプを使用できるようになりました。このタスク・タイプを使用して、タスク実行者のジャーニを支援する学習アイテムを埋め込むことができます。たとえば、従業員のオンボーディング・ジャーニに含まれる学習ビデオなどがあります。
現在、埋込み学習タスク・タイプに含めることができる、サポート対象の学習コンテンツ・タイプは次のとおりです。
- ドキュメント
- ビデオ
この機能を使用するための前提条件:
この機能を使用するには、学習コンテンツを構成する必要があります。学習コンテンツは、Oracle Learning Cloudを購入した場合にのみ構成してください。これについては、営業に連絡してください。
学習コンテンツ・タイプが文書の埋込み学習タスクの設定
ジャーニ・タスク内の埋込み学習文書の表示するためにタスク実行者が使用するリンク
埋込み学習ドキュメントは、ダウンロードまたはオープン可能
レスポンシブ・ページ内の埋込み学習文書の表示するためにタスク実行者が使用するリンク
埋込み学習ドキュメントは、ダウンロードまたはオープン可能
学習コンテンツ・タイプがビデオの埋込み学習タスクの設定
ジャーニ・タスクでの埋込み学習ビデオのインライン再生
レスポンシブ・ページでの埋込み学習ビデオのインライン再生
ジャーニ・タスク内で事前定義の学習コンテンツを利用します。
有効化のステップ
- 学習コンテンツを構成します。
- ジャーニ・タスクを構成するときに、関連する学習コンテンツを埋込み学習コンテンツ・タイプに関連付けます。
ヒントと考慮事項
- タスク実行者は、埋込み学習のビデオ・タスクでビデオ全体を視聴した後にのみ、「完了」をクリックできます。
-
タスク実行者は、埋込み学習の文書タスクで「文書の表示」リンクをクリックした後にのみ「完了」をクリックできます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
-
グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリスト
-
グローバル人事管理の使用ガイドの「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
学習の詳細は、Oracle Help CenterのTalent Management Cloudの学習の実装ガイドを参照してください。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
この表は、この機能をサポートする職務ロールおよびこの職務ロールを継承する事前定義ロールを示しています。
ロール |
ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|
RESTサービスの使用 - eラーニング・コンテンツ読取り専用 ORA_WLF_REST_SERVICE_ACCESS_ELEARNING_CONTENT_RO |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB |
RESTサービスの使用 - eラーニング・コンテンツ ORA_WLF_REST_SERVICE_ACCESS_ELEARNING_CONTENT |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB 学習スペシャリストRESTサービス ORA_WLF_LEARNING_SPECIALIST_REST_SERVICES_DUTY |
Eラーニング・コンテンツの管理 ORA_WLF_MANAGE_ELEARNING_CONTENT |
学習スペシャリスト ORA_WLF_LEARNING_SPECIALIST_JOB |
学習の共通コンポーネントへのアクセス ORA_WLF_LEARNING_COMMON |
従業員 ORA_PER_EMPLOYEE_ABSTRACT 派遣就業者 ORA_PER_CONTINGENT_WORKER_ABSTRACT ライン・マネージャ ORA_PER_LINE_MANAGER_ABSTRACT 処理待ち就業者 ORA_PER_PENDING_WORKER_ABSTRACT 学習スペシャリスト ORA_WLF_LEARNING_SPECIALIST_JOB |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの機能権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
「福利厚生」シード済ジャーニを活用し、それらを変更して、ビジネス要件に応じて固有のジャーニを作成できるようになりました。
福利厚生登録シード済ジャーニ
福利厚生シード済ジャーニのタスク
この機能により、構成の工数が最小限に抑えられ、効率が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- シード済ジャーニ・テンプレートはすべて、Oracle -で始まり、「下書き」ステータスで使用できます。
- シード済ジャーニを編集することはできません。
- テンプレートを複製し、ビジネス要件に従って変更できます。
- 処理またはイベントが構成されているシード済ジャーニ・テンプレートはありません。
- 処理もイベントも構成しない場合、このジャーニが自動的に割り当てられることはありません。ただし、手動割付に使用することはできます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
-
グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリスト
-
グローバル人事管理の使用ガイドの「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
ジャーニとDocuSignの統合にOAuth 2.0を使用可能
DocuSign統合プロセスのセキュリティを強化して、新しいプロファイル・オプションを使用したOAuth認証を追加しました。ORA_PER_CHECKLIST_USE_OAUTH_IN_DOCUSIGNプロファイル・オプションが有効な場合は、HCM電子署名構成ページに以前入力していたユーザー名とパスワードのかわりに、DocuSignが提供するユーザーIDを入力するだけで済むようになりました。
OAuthのこのプロファイル・オプションが有効になっている場合、「ユーザー名」および「パスワード」フィールドは表示されません。
DocuSignから取得したユーザーIDを指定したら、承認してから、検証する必要があります。これは1回かぎりのアクティビティです。
ノート: DocuSignによると、2022年9月以降は、Auth 2.0以外のすべての認証方法がサポートされなくなります。したがって、遅くとも22Cまでに、このプロファイル・オプションを有効にして、レガシー認証からの移行を計画して完了することをお薦めします。
電子署名構成ページへのユーザーIDの入力
DocuSign統合のセキュリティを簡素化して改善します。
有効化のステップ
DocuSignでOAuthを使用する場合は、プロファイル・オプションをYに設定します。デフォルトでは、これはNに設定されています。つまり、レガシー認証が使用されます。
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
デフォルト |
---|---|---|
ORA_PER_CHECKLIST_USE_ OAUTH_IN_DOCUSIGN DocuSignに対するOAuthの有効化 |
チェックリストおよびジャーニで、DocuSign統合に対するOAuthベース認証を有効にします |
N |
デフォルト・プロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_CHECKLIST_USE_OAUTH_IN_DOCUSIGNプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
デフォルトでは、このプロファイル・オプションはYに設定されています。つまり、本番環境では本番OAuth認証が使用されます。Nに設定すると、ステージのOAuth認証が使用されます。
プロファイル・オプション・コード |
摘要 |
デフォルト |
---|---|---|
ORA_PER_CHECKLIST_USE_PRODUCTION_OAUTH_DOCUSIGN OAuth DocuSign統合の本番アカウント使用可能 |
本番環境のDocuSign統合に使用する本番OAuthアカウントを有効にします。 |
Y |
デフォルト・プロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_CHECKLIST_USE_PRODUCTION_OAUTH_DOCUSIGNプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「N」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
-
Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のチェックリスト
-
Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用の「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」の「ジャーニの使用」
DocuSignとの統合の詳細は、次のリソースを参照してください。
- My Oracle Supportのチェックリスト - DocuSignとの統合(ドキュメントID 2486626.1)。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
「年功起算日の計算」プロセスが拡張されて、FastFormulaの使用時に、複数の調整およびアサイメントに対して「調整合計」の値が適切に計算されるようになりました。
この変更は、ユーザーがV3年功起算日およびカスタムFastFormulaを使用して年功調整を計算する場合にのみ影響します。また、複数のアサイメントと年功調整がある場合のみです。
この変更後は、V3年功起算日のFastFormula調整が、次の両方の場合に同じ方法で計算されます。
-
単一の調整およびアサイメント。
-
複数の調整およびアサイメント。
この機能拡張により、単一の調整およびアサイメントと複数の調整およびアサイメントの間のV3年功起算日のFastFormula調整の計算の一貫性が確保されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
HR担当者は、「家族および緊急連絡先」ページから就業者の連絡先の文書レコードを追加できるようになりました。
文書レコードをドラッグ・アンド・ドロップするか、ローカル・ドライブからアップロードできます。
この機能により、「家族および緊急連絡先」レスポンシブ・ページから就業者の連絡先の文書レコードを追加できる、文書レコードに関するHR担当者のエクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 「文書レコード」処理は、トランザクション設計スタジオから構成できません。
- 「文書レコード」処理は、アクティブまたは非アクティブな雇用関係(アサイメント・レコード)がアプリケーションで関連付けられていない連絡先に対してのみ使用できます。
- 文書レコードのメイン・ページを使用して、既存または退職した就業者の文書をアップロードできます。
- 連絡先に関連する承認に関する重要なポイントを次に示します。
- 承認待ちの連絡先を追加した場合は、その連絡先に対して「文書レコード」処理を使用できません。
- 連絡先の個人レコードに対する保留中の変更がある場合は、「文書レコード」処理を使用できます。
- 親個人レコードに対してセキュリティが設定されている場合は、連絡先レコードにも適用されます。
- 文書タイプのセキュリティ・プロファイルを作成して、ロールに適用すれば、特定のタイプの文書レコードの表示を制御できます。
- 連絡先続柄を削除しても、連絡先の文書レコードは削除されません。
- セキュリティは、アサイメントではなく個人に基づきます。たとえば、連絡先の文書レコードは、アサイメント・レベルのセキュリティではなく、親個人のセキュリティ・プロファイルに基づいて取得されます。
- この機能は、「福利厚生」の「対応先の個人」ページには影響しません。
- アサイメントベースではない文書タイプが連絡先に対してサポートされています。
- 従業員は、自分の連絡先の文書レコードを入力できません。
ロール情報
この表は、この機能をサポートする権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
権限 | 抽象ロールまたはジョブ・ロール |
---|---|
個人文書の表示 ORA_PER_VIEW_PERSON_DOCUMENTATION |
人事管理アナリスト |
個人文書の管理 ORA_PER_DOCUMENT_MANAGEMENT_DUTY |
人事担当者 |
個人情報レスポンシブ・ページ用のトランザクション設計スタジオの改善
トランザクション設計スタジオでこれらのレスポンシブ・ページの特定のフレックスフィールド属性、コメントおよび添付を非表示または表示できるようになりました。
- 派遣就業者の追加
- 非就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 連絡先情報
- 雇用関係の作成
- 処理待ち就業者の編集
- 家族および緊急連絡先
- 従業員の採用
- ID情報
- ローカルおよびグローバル異動
- 個人詳細
フレックスフィールド属性
次に、トランザクション設計スタジオの「ID情報」処理に対して特定のビザ国別仕様フレックスフィールド属性を表示する例を示します。
有効にすると、フレックスフィールド属性がそれぞれのレスポンシブ・ページに表示されます。
コメントおよび添付
個々の「コメント」および「添付」フィールドを表示または非表示にできるようになりました。トランザクション設計スタジオのセルフサービス・ページに対して「コメント」フィールドを必須にすることもできます。たとえば、「ID情報」フローで「コメントおよび添付」セクションを構成するとします。
これは、セルフサービス・フローの各セクションに対して構成できます。
セクションレベルの設定は、他の構成設定の上に適用されます。
この機能により、これらの領域を制御できます。
- トランザクション設計スタジオを使用したページの表示は、作成および保守が簡単です。
- 特定のセクションごとの「コメント」または「添付」あるいはその両方のフィールドを表示します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- すべてのページおよび使用可能な属性は、デフォルトで「非表示」に設定されています。
- 専門職ユーザーは、個人情報のすべてのフレックスフィールド属性を表示でき、事前定義済ルールによる個人フローを追加できますが、従業員ロールのみを持つユーザーには表示されません。
- ページ・コンポーザのパーソナライズまたはトランザクション設計スタジオによる最新の変更が優先されます。たとえば、ページ・コンポーザを使用してフレックスフィールド・セグメントを表示不可とし、トランザクション設計スタジオを使用して、それらを表示および必須にした場合、トランザクション設計スタジオの変更が最新であるため、フレックス・セグメントが表示されて必須になります。コメントと添付にも同じ優先順位ルールが適用されます。
- フレックスフィールド・セグメントは、トランザクション設計スタジオの「ページ属性」セクションで使用できます。フレックスフィールドは、トランザクション設計スタジオの「使用可能属性」セクションからのみ表示可能または表示不可に設定できますが、個々のセグメントの構成は、「ページ属性」セクションから実行する必要があります。
- 「ページ属性」設定は、「使用可能な属性」設定より常に優先されます。次の表のパスポート属性の例を使用して、この仕組みを理解しましょう。
セルフサービス・フローの場合:
名前 | 「使用可能な属性」設定 | 「ページ属性」設定 | 「自分」→「ID情報」→「パスポート」→「パスポートの編集」ページ |
「自分」→「ID情報」→「パスポート」→読取り専用の「パスポート」ページ |
「自分のクライアント・グループ」→「ID情報」→「パスポート」→「パスポートの編集」ページ |
「自分のクライアント・グループ」→「ID情報」→「パスポート」→読取り専用の「パスポート」ページ |
---|---|---|---|---|---|---|
パスポート・フレックスフィールド属性 | 非表示(デフォルト) |
非表示(デフォルト) |
非表示 |
非表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
|
表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
|
非表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
|
非表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
採用フローの場合:
名前 | 「使用可能な属性」設定 | 「ページ属性」設定 | 「自分のクライアント・グループ」→「パスポートの編集」ページ |
「自分のクライアント・グループ」→読取り専用の「パスポート」ページ |
---|---|---|---|---|
パスポート・フレックスフィールド属性 | 非表示(デフォルト) |
非表示(デフォルト) |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
|
表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
|
非表示 |
表示 |
表示 |
表示 |
|
非表示 |
非表示 |
非表示 |
非表示 |
- カスタマイズを上書きするような変更がトランザクション設計スタジオ・レイヤーにない場合は、フレックスフィールドのカスタマイズが保持されます。
- ローカライゼーションおよび事前定義済ルールは、フレックスフィールドの変更より優先されます。
- 「コメントおよび添付」構成の場合、セクションレベルの構成がページレベルの構成より優先されます。セクションレベルの構成がない場合は、ページレベルの構成が優先されます。
個人、職責範囲および情報の共有の承認ルールのシミュレーション
次の個人、職責範囲、情報の共有のレスポンシブ・フローに新しいトランザクションを作成せずに、承認ルールのシミュレーションを使用して、承認ルールとそのルーティングをテストできるようになりました。
承認フロー | 影響を受けるページ/フロー |
---|---|
職責範囲の管理 |
|
情報の共有 |
|
個人情報の変更 |
|
個人外部識別子 |
|
承認ルールの構成が正しくない場合、シミュレーションは失敗し、次に示すように適切なメッセージが表示されます。
次に、正常な承認ルール構成の例を示します。
エラーを簡単に修正し、承認ルールの条件ロジックを増分的に作成すれば、新しいトランザクションを再作成して送信しなくても、変更の影響を確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は、個人、職責範囲、および情報の共有のクラシック・フローには適用されません。
- 新しいトランザクションの承認フロー構成をテストするには、「承認のバイパス」を無効にする必要があります。ただし、承認のバイパスが有効になっている場合でも、待ち状態、ドラフトおよび失敗したトランザクションの承認フロー構成をテストできます。
- テストする前に、構成済ルールをまず送信する必要があります。
- この機能は、リリース22Bにアップグレードする前に送信した進行中のトランザクションに対しては有効になりません。
- この機能は、アップグレード時にすでに存在するトランザクションには影響しません。
- 承認者ヘッダーはBIP通知では非表示です。
- 「情報の共有承認FYI通知」、「情報の共有FYI通知」および「情報の共有否認FYI通知」のFYI通知はこの機能から除外されます。
- 失敗したトランザクションまたは保留中のトランザクションの承認ルールをシミュレートできます。完了済トランザクションの承認ルールはシミュレートできません。
ノート: HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLEDプロファイル・オプションは、デフォルトで使用可能で、リリース22AからはYに設定されています。承認ルールのシミュレーションを無効にする場合は、サイト・レベルでプロファイル値をNに設定する必要があります。
主なリソース
- 承認ルールのシミュレーションの詳細は、更新21D、Human Resources Cloudの承認と通知の拡張を参照してください。
ロール情報
人事管理アナリスト・ユーザーが承認ルールをシミュレートする必要がある場合は、カスタム・ロールを定義して、これらの権限を割り当てる必要があります
- PER_CONFIGURE_APPROVAL_RULES_PRIV
- PER_TEST_APPROVAL_RULES_PRIV
ポジションおよびジョブのレスポンシブ・フローで評価基準を使用可能
ジョブおよびポジションのそれぞれのレスポンシブ・フローで、ジョブおよびポジションの評価基準を指定できるようになりました。
評価基準セクションと労働条件フィールド
新しい「評価基準」セクションが、ジョブおよびポジションのレスポンシブ・フローに追加されています。デフォルトでは、このセクションは両方とも非表示になっています。トランザクション設計スタジオで有効にする必要があります。
「ヘイ方式」を選択するか、カスタム評価システムを選択できます。
また、ヘイ評価方式の一部として、ジョブおよびポジションのレスポンシブ・フローにのみ、新しい基準として「労働条件」が追加されています。この基準にはデフォルト値がありません。「労働条件」に入力したポイントが「全スコア」に追加されます。
デフォルト評価方式の指定
また、「企業HCM情報の管理」ページで、ジョブおよびポジションのレスポンシブ・フローのデフォルト評価方式を指定することもできます。デフォルト評価方式を指定すると、ジョブとポジションの両方に適用されます。ただし、それぞれのフローで変更できます。
この機能の利点は次のとおりです。
- この機能を使用して、報酬レビュー時の条件に基づいてジョブおよびポジションを評価できます。
- 「労働条件」フィールドを追加すると、ヘイ方式を使用している場合の評価データが拡張されます。
- 組織のデフォルト評価方式を指定すれば、ポジションおよびジョブのレスポンシブ・ページに評価方式がデフォルトで選択されるので、時間を節約できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、「評価基準」セクションは非表示になっています。トランザクション設計スタジオのすべてのポジションおよびジョブのフローに対して、これを有効にする必要があります。「ポジション詳細」ページのこのセクションを有効化するステップは、次のとおりです。
- 「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
- 「ポジション詳細」処理を選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを追加します。
- ルールの名前と摘要を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「保存オプションおよびリージョンの構成」オプションを選択します。
- 「評価基準」リージョンで、「表示」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「リージョン」リストから「評価基準」を選択して、このセクションの「評価方式」フィールドが有効になっていることを確認します。
- 「評価基準」セクションが、「ポジション詳細」ページで有効になります。
同様に、「ジョブ詳細」ページの「評価基準」セクションを有効にするには、トランザクション設計スタジオで「ジョブ詳細」処理を選択します。
ノート: 「新規ポジションの要求」および「ポジション変更の要求」フローでは、「リージョンの表示または非表示」セクションの「評価基準」セクションを使用できることに注意してください。
ヒントと考慮事項
- デフォルトでは、すべての評価基準が空白またはnullです。
- ジョブおよびポジションのクラシック・ページとは異なり、ジョブまたはポジションの開始日が「評価日」にデフォルト設定されません。
- 「評価基準」セクションに評価日を指定すると、「評価方式」がデフォルト設定されます。
- 「評価日」は、ジョブまたはポジションの開始日より前にはできません。
- トランザクション設計スタジオで有効にすると、「ジョブの作成」、「新規ポジションの要求」および「ポジション変更の要求」フローの質問リスト・ページにチェック・ボックスが追加されます。
- ジョブまたはポジションがそれぞれ重複している場合、ジョブまたはポジションに関連付けられた評価基準データはコピーされません。
- 評価データがない場合は、読取り専用のジョブまたはポジションのページに、「評価日」フィールドと「評価方式」フィールドのみを表示できます。
- ジョブまたはポジションの評価データを削除する場合は、「評価方式」の値を削除する必要があります。
- 「評価方式」にデフォルト値が設定されていて、フィールドが非表示になっている場合は、最初にフィールドを表示し、次に「評価方式」を削除して評価データを削除する必要があります。
- 評価データの更新は、データを送信するまでキャッシュに保持されます。ただし、以前のデータの更新に関係なく、データベースにコミットされたデータがページに表示されます。
- 「労働条件」フィールドに関する注意点を示します。
- 「労働条件」属性は、承認時および承認後の通知データ・モデルおよびBIPテンプレートで使用できます。
- 「労働条件」属性は、HCMデータ・ローダー(HDL)、HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)、および事前定義済のHSDLジョブおよびポジションのテンプレートで使用できます。
- このフィールドは、次回のリリースでOTBIサブジェクト領域に追加されます。
- FSMのエクスポートおよびインポート機能を使用して、このフィールドにデータをエクスポートまたはインポートすることもできます。
- 「労働条件」フィールドに対する監査が有効になっています。
- 「デフォルト評価方式」構成は、「企業HCM情報の管理」ページの有効日ではありません。
主なリソース
ジョブおよびポジションの詳細は、次の章にあるグローバル人事管理の実装ガイドを参照してください。このガイドはOracle Help Centerにあります。
-
「ジョブおよびポジション」の「ジョブ」
- 構成オプション:
-
「ワークフォース・ストラクチャ」の「ワークフォース・ストラクチャの企業レベル構成」
-
「ワークフォース・ストラクチャ」の「ワークフォース・ストラクチャ参照」
- 「ワークフォース・ストラクチャ」の「ワークフォース・ストラクチャ・フレックスフィールド」
-
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
トランザクション設計スタジオでのポジション詳細、ジョブ詳細および事業所詳細に対する構成可能セクションの追加
「ポジション詳細」、「ジョブ詳細」および「事業所詳細」ページでトランザクション設計スタジオを使用して、これらのセクションを表示または非表示にするように構成できるようになりました。
処理/ページ | 構成可能なセクション |
---|---|
ポジション詳細 |
|
ジョブ詳細 |
|
事業所詳細 |
|
これらのセクションは、トランザクション設計スタジオの各処理の「保存オプションおよびリージョンの構成」オプションを使用して構成できます。
この例では、「ジョブ詳細」ページの「追加情報」セクションを非表示にしています。
トランザクション設計スタジオで追加情報セクションを非表示にする構成
「ジョブ詳細」ページでは、「追加情報」セクションが非表示になっています。
この機能を使用すると、必須でないセクションをユーザーが表示または非表示にでき、これらのフローのユーザー・エクスペリエンスを向上させることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 構成の変更は、ポジション、ジョブおよび事業所の更新、訂正、複製および読取り専用ページに適用されます。
- この機能が関係するのはUIのみで、HCMデータ・ローダー(HDL)およびRESTリソースを使用してポジション、ジョブおよび事業所を管理する際には影響がありません。
- これらのセクションは、デフォルトでは常に表示されるため、構成できません。
- ポジション詳細 - 関連プロファイル、コメントおよび添付、ポジション詳細、および求人詳細
- ジョブ詳細 - 関連プロファイル、コメントおよび添付、およびジョブ詳細
- 事業所詳細 - コメントおよび添付、事業所詳細、およびメイン住所
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
事業所レスポンシブ・ページの「出荷先事業所」フィールドには、出荷先サイト事業所としてマークされている事業所のみが表示されます。
この機能により、出荷先事業所の選択時のエラーが減少します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
等級国別仕様拡張可能フレックスフィールド(EFF)のデータベース項目(DBI)を生成できるようになりました。等級国別仕様EFFのコンテキストを作成してデプロイした後、「給与フローの送信」タスクを使用してDBIを生成できます。
「フレックスフィールド・データベース・アイテムの生成」フローを選択します。「等級国別仕様情報」およびコンテキストをフロー・パラメータとして使用します。
フレックスフィールド・データベース・アイテムの生成
この拡張機能を使用すれば、FastFormulaで等級国別仕様EFFを使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 等級国別仕様EFFのDBIは、「報酬の個人選択」Formulaタイプなど、等級をコンテキストとしてサポートするFastFormulaタイプでのみ使用できます。
主なリソース
- DBI生成の詳細は、FastFormulaの管理ガイドのフレックスフィールド・データベース・アイテムの生成の概要を参照してください。
- フレックスフィールドの詳細は、次のリファレンスを参照してください。:
- アプリケーションの構成と拡張ガイドのフレックスフィールド
- グローバル人事管理の実装ガイドのHCMフレックスフィールドの設定
- 等級国別仕様EFFの詳細は、リリース18Cの新機能の等級の拡張可能フレックスフィールドを参照してください
- FastFormulaの詳細は、FastFormulaの管理ガイドを参照してください。
Oracle HRMS (バーレーン)は、バーレーン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、バーレーンのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この機能拡張により、コミュニケーション言語、頻度、試用期間終了日、試用期間、勤務時間、個人連絡先属性、個人ビザ属性、生年月日および税レポート・ユニットについて、トランザクション設計スタジオの個人ルールが自動的に使用可能になります。
次の表は、対応する処理タイプに対して表示およびオプションにするフィールドについて説明しています。
フィールド | 処理タイプ |
---|---|
表示
|
|
表示
|
|
表示
|
|
表示
|
|
オプション
|
|
個人の採用または管理機能を完了するために提供された追加情報を使用して、国別仕様要件を満たすことができます
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (ドイツ)は、ドイツ固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ドイツのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
ドイツ障害レポートを処理して、次のことを実行できるようになりました。
- 新しいファイル拡張子*.txtを設定して、サードパーティ・ソフトウェアIW-Elanの障害結果ファイルを作成する
- これらのファイルの作成者および所有者に関する情報を含む新しい結果ファイルbを生成する
ファイルbに必要な情報を入力するには、「法的エンティティHCM情報の管理」を選択します。「雇用主」タブで、ドイツ雇用主詳細を選択します。作成者および所有者の新しいフィールドが、「障害データ」セクションに表示されます。
現在の法的基準に基づいて障害データをレポートします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (ロシア)は、ロシア固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ロシアのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
新しいオプション属性「プランニング構造のエレメント」がロシアの追加の課税およびレポート住所スタイルに追加されました。さらに、住所属性の表示順序が少し変更されて、「番地」が「セクション」フィールドの前に表示されるようになりました。
新しい属性を導入すると、ロシアの住所標準に準拠して住所の詳細を柔軟に取得できるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
追加された「プランニング構造のエレメント」属性は、「追加住所属性1」にマップされていることに注意してください。したがって、追加住所属性1にマップされた追加属性を使用してロシアの追加の課税およびレポート住所形式がすでに拡張されている場合、この変更は適用されません。その場合は、現在の定義を引き続き使用することも、アップグレード前に「追加住所属性1」にマップした追加の属性を別の属性に移行して、アップグレード・パッチの適用によって新しく追加される属性「プランニング構造のエレメント」を有効にすることもできます。また、給与インタフェースを使用している場合は、アプローチを決定する前に、インタフェースへの潜在的な影響を考慮することをお薦めします。
主なリソース
詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- 『Oracle Fusion HCM: HCM住所の検証』(文書ID 2140848.1)
Oracle HRMS (スイス)は、スイス固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、スイスのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この機能を使用すると、関連付けなしの従業員の採用プロセスでスイスの法定控除項目計算カードを作成できます。法的レポート・ユニットの設定のサブタスクとして報告組織を設定する必要はありません。
この機能により、従業員採用時のユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (イギリス)は、イギリス固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、イギリスのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
個人情報レスポンシブ・ページ用のトランザクション設計スタジオの改善: 国別仕様情報
トランザクション設計スタジオ(TDS)を使用して、レスポンシブ・アプリケーションのトランザクションおよびページを構成します。TDSは、HCMエクスペリエンス設計スタジオ内で使用できます。「国別仕様情報」処理のルールを作成または編集するときに、ユーザーがアクセスできる属性を定義できるようになりました。
トランザクション設計スタジオで、国別仕様情報のセグメント・レベルでルールを柔軟に構成できるようにして、ユーザー・エクスペリエンスを向上できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracleのワークフォース・ディレクトリ管理を使用すると、同僚を検索したり組織のチャートを表示したりできます。
「自分のチーム」ページは、次の機能で拡張されました。
1.「戻る」ボタン
ユーザーがホーム・ページに戻れる「戻る」ボタンがページに追加されています。「自分のチーム」ページの様々なタブから簡単にナビゲートできるようになりました。
2.ソート・オプションの追加
ポジションのソートのソート・オプションが追加されています。これらのソート・オプションを使用すると、空席または常勤換算数に基づいてポジションをソートできます。
- 欠員ポジション常勤換算昇順
- 欠員ポジション常勤換算降順
- 欠員ポジション空席昇順
- 欠員ポジション空席降順
ポジションごとに、空席数と欠員常勤換算(FTE)が表示されます。ソート値は、ポジション階層からナビゲートしても保持されます。「共通参照の管理」タスクのORA_HRL_MYTEAM_POS_SORT参照タイプを使用して、ソート・オプションを有効または無効にできます。
「戻る」ボタンおよびポジション・データをソートするための新しいオプションを使用すると、「自分のチーム」ページに関するナビゲーションが簡単になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 「戻る」ボタンはデスクトップ・バージョンにのみ追加されています。
- これらの機能は、アップグレード時にもデフォルトで使用できます。
ユーザーPersonタイプは、ディレクトリ組織チャートに非表示属性として追加されています。これは、ページ・コンポーザを使用して表示できます。
この機能を使用すると、組織チャート・カードにユーザーPersonタイプを追加できます。
有効化のステップ
ページ・コンポーザを使用して、ジョブ名をユーザーPersonタイプ属性で置き換えることができます。「マネージャ」ノードおよび「直属」ノードに対して、次の手順を繰り返します。
- サンドボックスを作成してアクティブ化します。
- ページ・コンポーザ・ツールをサンドボックスに追加します。
- 「自分」→「ディレクトリ」アプリケーションをクリックします。
- 「自分の組織チャート」をクリックします。
- 「ページ・コンポーザ」ツールを選択し、「構造」タブをクリックします。
- マネージャ・カードでジョブ名を選択してマネージャ・カードを変更するか、いずれかの直属のカードでジョブ名を選択してすべての直属の部下のカードを変更します。
- 「確認」ウィンドウで「編集」をクリックします。
- 選択したoutputText{jobname}を右クリックし、「編集」をクリックします。
- 「コンポーネント・プロパティ」ウィンドウで、「値」ドロップダウン・メニューを右クリックし、「式ビルダー」を選択します。
- マネージャ・カードを変更する場合は、式ビルダーのbindingparamsの値としてUserPersonTypeを選択します。直属の部下のカードの場合は、#{row.JobName}を#{row.UserPersonType}で置き換えます。
- 「OK」をクリックします。
- 「概略」フィールドに対して、ステップ9から11を実行します。
- 「OK」をクリックします。ジョブ名が、従業員カードのユーザーPersonタイプで置き換えられます。
ヒントと考慮事項
組織チャートの従業員カードには、一度に8つの属性のみを表示できます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの『アプリケーションの構成と拡張』ガイドの次のトピックを参照してください。
- 「サンドボックス」の「サンドボックスの作成およびアクティブ化」
- 「ページ・コンテンツおよびレイアウト」の「ページ・コンポーザの使用の概要」
Oracle Global Payrollインタフェースは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、給与明細および処理済給与データをOracle HCM Cloudにインポートします。「グローバル給与インタフェース」テンプレートを使用して給与インタフェースを構成し、サードパーティの給与システムへのデータ・フィードを拡張および強化できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
ADPグローバル給与インタフェースV1およびV2からすべての抽出ファイルを生成しなくてすむようになりました。そのためには、このリリースへの移行後にベースライン抽出を実行する必要があります。
給与詳細DBIグループに加えた変更により、給与およびコンポーネント詳細の訂正および更新が正しく取得されるようになります。
ノート: すべてのファイルを抽出しなくてすむようにするには、このパッチを適用した後にベースライン抽出を実行する必要があります。
ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行できます。
ADPグローバル給与インタフェースV1およびV2からすべての抽出ファイルを生成しなくてすみます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerにあるクローバル給与インタフェースの実装ガイドの第3章「ベースライン抽出の生成」を参照してください。
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle® Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
アサイメント・イベント・リアルタイム・サブジェクト領域の追加属性
次の新しい属性が「アサイメント・イベント詳細」フォルダに追加されました。
- アサイメント・ステータス・コード
- HRステータス
- 支払ステータス
アサイメント・ステータス関連の新しい属性を追加して、アサイメント・イベント詳細のレポートを拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
次の新しい属性が追加され、それぞれのディメンションが設定されたすべてのHCM OTBIサブジェクト領域に適用されます。
ディメンション | サブ・フォルダ | 新しい属性 | コメント |
---|---|---|---|
事業所 |
事業所電話番号 |
|
新しいサブフォルダ |
事業所 |
事業所識別子 |
|
|
ジョブ |
ジョブ識別子 |
|
新しいサブフォルダ |
ポジション |
|
||
ポジション |
ポジション識別子 |
|
|
個人住所 |
|
事業所、ジョブ、ポジションおよび個人住所に追加属性を含めて、共通ディメンションに関するレポートを改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「HCM一般サーベイ質問リスト・リアルタイム」という名前の、一般サーベイ関連の質問リストの応答についてレポートする新しいサブジェクト領域が作成されました。このサブジェクト領域を使用して、質問リストを使用した一般サーベイ、サーベイの参加者、および参加者の回答に関するレポートを作成できます。
一般サーベイ関連の質問リストの応答をレポートする新しいサブジェクト領域を使用して、OTBIのレポートを拡張します。
有効化のステップ
新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
ロール情報
サブジェクト領域 | 職務ロール | ジョブ・ロール |
---|---|---|
HCM一般サーベイ質問リスト・リアルタイム |
質問リスト一般サーベイ応答トランザクション分析職務 |
人事管理アナリスト |
「HCM統合リアルタイム」サブジェクト領域に、データ・ローダー関連の次の属性が追加されました。
フォルダ | サブ・フォルダ | 属性 |
---|---|---|
HCMデータ・ローダー |
データ・セット |
統合タイプ |
インポート済オブジェクト |
最上位レベルのオブジェクト識別子 |
データ・ローダー関連の新しい属性を追加して、「HCM統合リアルタイム」サブジェクト領域のレポートを拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
アサイメント・サブジェクト領域の「提示就業者タイプ」属性の名前が「提示Personタイプ」に変更されていることに注意してください。
この変更は次のフォルダで実行されます
サブジェクト領域 | フォルダ |
---|---|
ワークフォース管理 - 就業者アサイメント - リアルタイム | 就業者アサイメント詳細 |
ワークフォース管理 - 就業者アサイメント・イベント - リアルタイム |
アサイメント・イベント詳細 |
変更されるのは名前のみです。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 | 削除された機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
グローバルHR |
22A |
19CのHRの再設計されたユーザー・エクスペリエンスの下にある新規「ポジション詳細」および19DのグローバルHRの再設計されたユーザー・エクスペリエンスの下にある新規「ジョブ詳細」クイック処理および新規「事業所詳細」クイック処理 |
19Cおよび19D |
__________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
グローバル人事管理 |
ユーザー定義AORテンプレート基準に基づいて、就業者職責を自動的に割当または削除します。ユーザー・エクスペリエンスを改善し、本番環境での自動プロビジョニング・プロセスを簡素化するための拡張が行われました。 |
職責テンプレートへの移動を希望するHCM AOR顧客 |
My Oracle Supportでサービス要求をオープンし、AOR-Autoprovisionのタグを含めます |
21B | はい |