本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年1月27日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(23A、23B、23C、23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです:
- HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle HRMS (台湾)は、台湾固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、台湾のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
ユーザーは、台湾外国人の国別ID番号を入力できるようになりました。新しい国別ID形式は、台湾国民の形式と同様に、1つの英字とそれに続く9つの数字で構成されます。
ユーザーが外国人の新しい国別IDを入力すると、その形式が検証されます。男性の場合、最初の数字は8になります。女性の場合、最初の数字は9になります。
また、就業者検証レポートは、外国人の国別識別子と性別チェックの相互検証を含むように拡張されました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年6月30日 | OTBI / グローバルHR | アーカイブされたレコード文書のレポート対象の新しいサブジェクト領域 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年5月26日 | アラブ首長国連邦の人材管理 | 首長国IDの検証 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年4月28日 | 人事管理/コネクション |
フィードバック入力担当への感謝 | 文書の更新。更新23Aで導入された機能 |
2023年3月31日 | 人事管理/文書レコード |
HDL、REST、プラグインのセクションの使用時の文書レコードに基づくレターの生成 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 |
人事管理/ワークフォース・ストラクチャ |
ポジションに関するクライアント側事業所値リストの従業員事業所属性 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 |
人事管理/ジャーニ |
固定処理ジャーニのスケジュール | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 |
人事管理/雇用 |
レスポンシブ雇用訂正フローの簡易文書レコード・セクション | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 |
人事管理/グローバルHRの置き換えられた機能または削除された機能 | 更新23BでのV2年功起算日の削除 | 文書の更新。更新23Aで導入された機能 |
2023年3月31日 |
米国の人事管理 |
新規採用州電子レポートの機能強化 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年2月24日 | 米国の人事管理 | 新規採用州電子レポートの機能強化 | 文書の更新。更新23Aで導入された機能 |
2023年1月27日 | 人事管理/雇用 | ポジションから就業者アサイメントへの処理事由の同期化 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年12月20日 | 人事管理/ジャーニ | ゲートキーパー法ジャーニ・テンプレートの表示 | 文書の更新。更新23Aで導入された機能 |
2022年12月2日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(23A、23B、23C、23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです:
- HCM共通の新機能 - この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
雇用の終了フローでアサイメントを終了するためのオートコンプリートのルールを作成できるようになりました。HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」タブを使用して、値を検証、デフォルト設定および変更するためのカスタム・ルールを作成できます。たとえば、オートコンプリートのルールを作成して、雇用の終了フローの最終勤務日をデフォルト設定できます。
新しく追加された属性は次のとおりです。
-
最終勤務日
-
ユーザー・アクセスのレビュー
-
再雇用の推薦
-
推奨理由
-
再雇用承認者Person ID
-
通知日
-
退職日
この表は、検証ルールを作成できるオブジェクトを示しています。
オブジェクト | ルール・タイプ | 退職レベル |
---|---|---|
時期および事由 |
オブジェクト検証 |
|
退職情報 |
オブジェクト検証 |
|
雇用関係情報 |
オブジェクト検証 |
|
アサイメント情報 |
オブジェクト検証 |
|
追加アサイメント情報 |
オブジェクト検証 |
|
次の表は、デフォルト・ルールを作成できるオブジェクトを示しています。
オブジェクト | ルール・タイプ | 退職レベル |
---|---|---|
時期および事由 | オブジェクト・デフォルト | N/A |
退職情報 | オブジェクト・デフォルト |
|
雇用関係情報 | オブジェクト・デフォルト |
N/A |
アサイメント情報 | オブジェクト・デフォルト |
|
追加アサイメント情報 | オブジェクト・デフォルト |
N/A |
次の表に、フィールド変更ルールを作成できるオブジェクトを示します。
オブジェクト | ルール・タイプ | 退職レベル |
---|---|---|
時期および事由 | フィールド変更 | N/A |
退職情報 | フィールド変更 |
|
雇用関係情報 | フィールド変更 |
|
アサイメント情報 | フィールド変更 |
|
追加アサイメント情報 | フィールド変更 |
N/A |
次の表に、フィールド検証ルールを作成できるオブジェクトを示します。
オブジェクト | ルール・タイプ | 退職レベル |
---|---|---|
時期および事由 | フィールド検証 | N/A |
退職情報 | フィールド検証 |
|
雇用関係情報 | フィールド検証 |
|
アサイメント情報 | フィールド検証 |
|
追加アサイメント情報 | フィールド検証 |
N/A |
次の新しいHCMパラメータを使用できます(HcmParam)。
HcmParam | 摘要 |
---|---|
TERM_TerminationLevel |
退職レベルを示します。雇用関係レベルの場合、HcmParam値はWRです。アサイメント・レベルの場合、HcmParam値はASGです。 |
EMP_SensorProcessName |
開始された現在のフローを示します。 雇用の終了フローの場合、雇用関係レベルの退職を実行すると、HcmParam値はTerminationsです。同じフローでアサイメント・レベルの終了を実行すると、HcmParam値はAssignmentTerminationsです。雇用からの辞職フローの場合、雇用関係レベルの辞職を実行すると、HcmParam値はResignationです。同じフローでアサイメント・レベルの辞職を実行すると、HcmParam値はAssignmentResignationです。 |
EMP_Groovy_V3NotificationDate |
フローに対して選択した通知日を示します。 |
EMP_Groovy_V3TerminationDate |
フローに選択された退職日を示します。 |
EMP_AssignmentId |
フローが開始されたアサイメントIDを示します。 |
既存のHcmParamは次のとおりです。
HcmParam | 摘要 |
---|---|
EMP_Groovy_TerminationRegion |
フローに対して操作している現在のセクションを示します。異なるセクションの場合、HcmParam値は次のとおりです。
|
EMP_Groovy_ActionTypeCode |
フローの処理タイプ・コードを示します。 |
EMP_Groovy_ActionCode |
フローに対して選択された処理を示します。 |
EMP_Groovy_ActionReasonCode |
フローに対して選択された処理事由を示します。 |
この機能により、Oracle開発に依存せずに独自のルールをすることによって既存のアプリケーションを拡張して実装する自律性と制御が顧客に提供されます。
有効化のステップ
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
アクセスするには、My Oracle Supportのアップデート21B以降のFusion HCM Cloud: オートコンプリートのルールの有効化(ドキュメントID 2767655.1)に記載されている手順をレビューして実行してください。
主なリソース
詳細は、『Oracle Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』ガイドの退職→「就業者の採用と管理」の章を参照してください。
アクセス要件
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
コネクションを使用して、フィードバック・エクスペリエンスを強化します。フィードバックの送信に対してフィードバック入力担当にお礼状を送信できます。フィードバック表示設定に応じて、マネージャ、HR担当者もフィードバック入力担当にお礼状を送信できます。この機能を使用する前に、アラート・コンポーザで有効にしておく必要があります。
お礼状を送信するには:
- 「自分」→「コネクション」に移動し、お礼の相手となるフィードバック入力担当のプロファイルを開きます。
- 「他者の意見」セクションで、フィードバックについて「フィードバックの編集」(...)アイコンをクリックし、「お礼の送信」を選択します。
- 「お礼の送信」カードで、メッセージを入力し、「送信」をクリックします。
お礼状を送信すると、フィードバック入力担当がそれに関するEメール通知を受信します。
管理者はアラート・コンポーザで、アラート通知テンプレート「随時フィードバック入力済」を有効または無効にできます。
-
「ツール」→「アラート・コンポーザ」に移動します。
-
HRT_ANYTIME_FEEDBACK_PROVIDEDアラート・コードを検索します。
-
検索結果セクションから、アラート名をクリックします。
-
「テンプレート」タブで、次のテンプレートを有効または無効にします。
-
就業者が随時フィードバック入力担当に感謝
-
マネージャ/HRが随時フィードバック入力担当に感謝
-
-
「保存してクローズ」をクリックします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 同じフィードバックに対してフィードバック入力担当に複数回感謝できます。フィードバックを表示できる他のユーザーも、同じフィードバックについてフィードバック入力担当に複数回感謝できます。
-
お礼状はアプリケーションに保存されません。したがって、フィードバック入力担当のEメール通知にのみ表示されます。
-
タレント通知のフィードバック通知が無効になっている場合でも、「随時フィードバック入力済」アラートが有効になっているかぎり、この機能を使用できます。
主なリソース
文書レコードへの監査アクセスと「文書レコードの一括ダウンロード」ページ
「ワークフォース管理 - 機密データ・アクセス監査リアルタイム」サブジェクト領域を使用して、「文書レコード」ページまたは「文書レコードの一括ダウンロード」ページのデータにアクセスしたユーザーをモニターできるようになりました。
この表は、アプリケーションによってPER_SENSITIVE_DATA_AUDIT表に記録されるデータを示しています。
処理 |
ページ・タイトル |
アクセスされるデータのタイプ |
---|---|---|
「文書レコードの開始」ページ |
「文書レコード」リスト・ページ |
すべての文書レコードのリスト |
文書レコードの表示 |
「文書レコード詳細」ページ |
文書レコードID |
文書レコードの削除 |
「文書レコード詳細」ページ |
システム文書タイプおよび文書レコードIDの文書コード |
「文書レコードの一括ダウンロード」ページの開始 |
「文書レコードの一括ダウンロード」ページ |
ダウンロードした文書レコード |
文書レコードの一括ダウンロード要求の送信 |
送信済一括ダウンロード・プロセス・ページ |
送信済リクエストID |
プラグイン・セクションで文書レコードを開始 |
文書レコード・プラグイン・セクション |
すべての文書レコードのリスト |
プラグイン・セクションに文書レコードを表示 |
文書レコード詳細プラグイン・セクション |
文書レコードID |
ホーム・ページの「機密データ・アクセス監査」ページにナビゲートする方法: 「自分のクライアント・グループ」→「トランザクション構成および監査」→「機密データ・アクセス監査」
「機密データ・アクセス監査」ページでの読取り監査データの表示
この情報は、文書レコード・データへのアクセスのコンプライアンスおよび監視に使用できます。
有効化のステップ
この機能はアップグレード時に無効になります。この機能を有効にするには、「モバイルレスポンシブ機密データ表示監査使用可能」(ORA_HCM_SENSITIVE_DATA_VIEW_AUDIT_ENABLED)プロファイル・オプションをYに設定する必要があります。
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_HCM_SENSITIVE_DATA_VIEW_AUDIT_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果から選択します。
-
「プロファイル値」領域で、「プロファイル・レベル」を「サイト」に、「プロファイル値」を「Y」に設定します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
監査データにアクセスするには、OTBI - サブジェクト領域 - ワークフォース管理 - 機密データ・アクセス監査リアルタイムを使用してカスタム・レポートを作成します。
-
この機能は、「文書レコード」ページまたは文書レコードにアクセスしたユーザーの追跡に使用されます。この機能は、文書レコードを作成または編集したユーザーを追跡しません。
-
この機能は、文書レコードの添付がプレビューされたかダウンロードされたかを追跡しません。この機能によって追跡されるのは、ユーザーが添付をプレビューまたはダウンロードできるページにアクセスした場合のみです。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
-
Oracle Help Centerの『Oracle Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』ガイドと『Oracle Global Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装』ガイドの文書レコードの章。
-
機密データ・アクセス監査 > HCMの保護ガイドのOracle HCM Cloudビジネス・オブジェクトの監査に関する章。
アクセス要件
「機密データ・アクセス監査」ページは、PER_VIEW_SENSITIVE_DATA_ACCESS_AUDIT_PRIVの権限コードを持つ機能セキュリティ権限を使用して保護されます。アップグレード時に、事前定義済の「IT監査者」ロールに付与されます。このページへのアクセスをカスタム・ジョブ・ロールまたは抽象ロールに許可する場合は、この機能セキュリティ権限をカスタム・ロールに付与する必要があります。
機能セキュリティ権限 |
事前定義済ロール |
---|---|
PER_VIEW_SENSITIVE_DATA_ACCESS_AUDIT_PRIV |
IT監査者 |
「参照情報」セクションでアップロードする文書タイプ添付のタイトルを表示する機能が拡張されました。入力したURLまたはファイル名は、文書タイプ設定ページの「タイトル」フィールドにデフォルト設定されます。このデフォルト値は、参照情報セクションに表示するわかりやすいタイトルで置換または変更できます。
文書タイプ設定ページでの添付タイトルの構成
文書の追加ページに表示される添付タイトル
文書の表示ページに表示される添付タイトル
ユーザーは、文書タイプの文書レコードを追加、表示または編集するときに、「参照情報」セクションの添付に簡単に関連付けられます。
有効化のステップ
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「タスク」パネル・ドロワーで「検索」をクリックします。
-
「文書タイプ」タスク名を検索してクリックします。
-
「検索結果」領域で、「作成」アイコンをクリックします。
-
文書タイプに必要な情報を入力します。
-
「添付」タブで、「追加」(+)アイコンをクリックします。
-
添付タイプ(ファイル、テキスト、またはURL)および添付カテゴリを選択します。
-
選択した添付タイプに基づいて次を実行します。
-
ファイル: 「ファイルの選択」をクリックして、ローカル・ドライブからファイルを選択します。
-
テキスト: 「ファイル名またはURL」フィールドにテキストを入力します。
-
URL: 「ファイル名またはURL」フィールドにURLを入力します。
-
-
入力した添付ファイル・タイプに基づいてわかりやすいタイトルを入力します。
-
添付タイプの説明を入力します。
-
「送信」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
モバイル・デバイスでの表示時には、文書レコードの「参照情報」セクションに文書タイプ添付のタイトルが表示されません。
-
文書レコードの一部として追加される添付では、タイトルはサポートされていません。このような添付ファイルの場合は、ファイル名またはURLのみが表示されます。
-
ドキュメント・タイトル・フィールドの文字制限は80文字です。ファイル名が30文字を超える場合、ドキュメント・タイトル・フィールドにはファイル名の最初の30文字がデフォルト設定されます。80文字までの文書タイトルを手動で更新できます。
アクセス要件
文書タイプを操作するには、HR文書タイプの管理機能権限が付与されている必要があります。
HDL、REST、プラグインのセクションの使用時の文書レコードに基づくレターの生成
この機能改善は、「文書レコードに基づくレターの生成」という20Bの更新機能の続きです。
さらに、レターを生成し、文書レコードの添付として保存するプロセスが拡張されました。以前は、「文書レコード」クイック処理のみを使用して文書レコードを作成するときに、レターを生成できました。現在は、次の追加の文書レコード・ソースを使用すると、レターを生成できるようになりました。
-
HCMデータ・ローダー(HDL)
-
HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)
-
REST API
-
レスポンシブ雇用および給与フローのプラグイン・セクション
ユーザーは、「文書レコード」ページ以外の方法で文書レコードを作成した場合でも、レターを生成できます。
有効化のステップ
「文書レコード・ソースに基づくレター生成構成」EFFコンテキストで適切な値を構成することで、文書レコード・ソースのレター生成を使用可能にできます。
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「企業HCM情報の管理」タスクを検索してクリックします。
-
「文書レコード・ソースに基づくレター生成構成」EFFコンテキストに対して、文書レコード・ソースを選択します。
ノート: 「文書レコード・ソース」列の値は、ORA_PER_DOR_SOURCE参照から移入されます。サポートされている値のみがリストに表示されます。
-
「レターの生成」列で、値(「はい」/「いいえ」)を選択します。
-
「完了」をクリックします。
レポート・パスが文書タイプに対して構成されている場合は、デフォルトでレターが生成されます。さらに、文書は個人の文書レコードに添付として保存されます。文書レコード・プラグイン・セクションの場合、親トランザクションが承認およびコミットされると、レターの生成および格納が実行されます。
ヒントと考慮事項
-
リリース22D以前で提供されているサンプル・データ・モデルに基づいてカスタム・データ・モデルを構成した場合は、カスタム・データ・モデルに変更を加える必要があります。これは、この機能強化の一部としてシード済サンプル・データ・モデルが変更されているためです。カスタム・データ・モデルを更新しない場合、UIからのコミット後に生成されたレターにはデータがなくなります。詳細は、Cloud Customer Connectにある製品ペーパー: Document Records - Generate Letter from Document Record for Specific Doc Typeを参照してください
アクセス要件
データ・モデルとレポートを作成する場合は、次の表のロールをレポート、データ・モデル、データ・モデルとレポートを含むフォルダ、ロールとユーザーに追加する必要があります。
ロール・タイトル |
ロール・タイプ |
ロール名 |
コメント |
---|---|---|---|
WebサービスのHCM用アプリケーション・アイデンティティ |
ABSTRACT |
FUSION_APPS_HCM_SOA_APPID |
プラグイン・セクションから文書レコードのレターを作成するために、BIレポートの起動に使用されます。文書レコード・プラグイン・セクションを含む親トランザクションは、レターを生成および保存する前に承認およびコミットする必要があります。 |
バッチ・ローダー・エンタープライズ・スケジューラ・ジョブのHCM用アプリケーション・アイデンティティ |
ABSTRACT |
FUSION_APPS_HCM_ESS_LOADER_APPID |
BIレポートを起動し、HDLおよびHSDLから文書レコードのレターを生成するために使用されます。 |
文書タイプREST値リストに表示される新しい「サブカテゴリ」属性を使用することで、文書レコードの作成時に文書タイプを正確に選択できるようになりました。
文書レコードのフィルタ時に表示されるサブカテゴリ属性
文書レコードの追加時に表示されるサブカテゴリ属性
文書レコード・プラグイン・セクションに表示されるサブカテゴリ属性
文書レコードの一括ダウンロード要求の発行時に表示されるサブカテゴリ属性
ユーザーは、サブカテゴリ属性に基づいて文書タイプ値リストから必要な文書タイプを簡単に検索およびフィルタできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
文書レコードをさらに分類するように文書タイプを構成する場合は、「サブカテゴリ」属性の値を選択することをお薦めします。
アクセス要件
文書タイプを操作するには、HR文書タイプの管理機能権限が付与されている必要があります。
文書タイプの文書レコード付加フレックスフィールドの表示プリファレンス
文書タイプ設定ページが拡張され、文書タイプごとに文書レコード・フレックスフィールド(グローバルおよびコンテキスト)の表示プリファレンスが構成されました。さらに、文書レコード・フレックスフィールド・コンテキストのデフォルト値を構成できます。
文書タイプ設定ページのDFFセグメントのプリファレンスの表示
ユーザーは、ページ・コンポーザを使用するかわりに、文書レコード・フレックスフィールドのコンテキスト属性の表示プリファレンスを文書タイプ設定ページから直接構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
文書レコード・フレックスフィールドのコンテキスト属性は、オプションで文書タイプ設定ページで構成できます。
-
デフォルトでは、文書レコード・フレックスフィールドのコンテキスト属性の値はNULLです。
-
文書レコード・フレックスフィールドのコンテキスト属性フィールドは、読取り専用として表示されるか、「文書レコードの追加」ページおよび「文書レコードの表示」ページで文書タイプに対して実行された構成に基づいて非表示になります。
-
文書レコード・フレックスフィールドのコンテキスト属性を「非表示」または「読取り専用」に設定する場合は、この属性は必須にしないことをお薦めします。それ以外の場合は、文書レコードの追加または編集時にエラー・メッセージが表示されます。
-
文書レコード・フレックスフィールドのコンテキスト・プリファレンスは、ページから文書レコードを追加または編集する場合にのみ適用できます。これらのプリファレンスは、HCMデータ・ローダーまたはHCMスプレッドシート・データ・ローダーを使用して文書レコードを追加または編集する場合には適用されません。
-
既存のページ・コンポーザのカスタマイズが優先されます。既存のカスタマイズを削除し、それに応じて文書レコード・フレックスフィールドのプリファレンスを構成する必要があります。
-
ページ・コンポーザのパーソナライズではなく、この機能を使用することをお薦めします。
-
機能設定マネージャ(FSM)を使用して、文書レコード・フレックスフィールドのコンテキスト属性をエクスポートおよびインポートできます。
-
文書レコード・フレックスフィールドのコンテキスト属性は、今後のリリースでOTBIでサポートされます。
アクセス要件
文書タイプを操作するには、HR文書タイプの管理機能権限が付与されている必要があります。
文書タイプに基づいて、標準文書レコード属性に適切なラベルを構成できるようになりました。たとえば、パスポート文書タイプに次の新しいラベルを構成できます。
既存の属性ラベル |
新規属性ラベル |
---|---|
名前 |
パスポート名 |
数値 |
パスポート番号 |
発行コメント |
パスポート発行コメント |
開始日 |
パスポート開始日 |
終了日 |
パスポート終了日 |
発行日 |
パスポート発行日 |
発行機関 |
パスポート発行機関 |
発行国 |
パスポート発行国 |
発行場所 |
パスポート発行場所 |
これらのラベルは、文書タイプの文書レコードを追加、表示または編集するときに表示されます。また、ラベルは翻訳用にサポートされています。
文書タイプ設定ページの標準属性のラベルの構成
「文書の追加」ページに表示される新規ラベル
文書リスト・ページに表示される新規ラベル
ユーザーは、組織のビジネス用語に従ってラベルをカスタマイズできます。
有効化のステップ
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「タスク」パネル・ドロワーで「検索」をクリックします。
-
「文書タイプ」タスク名を検索してクリックします。
-
文書タイプ(パスポートなど)を検索します。
-
「検索結果」領域で文書タイプのリンクをクリックします。
-
「文書タイプの編集」ページで、「翻訳エディタ」アイコン(グローブ・アイコン)をクリックします。
-
「翻訳の編集」ダイアログ・ボックスの米国のソース言語について、名前、番号、発行コメント、日付: 自、日付: 至、発行日、発行機関、発行国、発行場所の新しいラベルを入力します。「OK」をクリックします。
-
「送信」をクリックします。
-
「はい」をクリックし、「OK」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
文書レコード属性のラベルは、翻訳エディタでのみ構成でき、文書タイプ設定ページでは構成できません。
-
デフォルトでは、文書レコード属性ラベルの値はNULLです。
-
新しい各ラベル・フィールドの文字制限は200文字です。
-
文書レコード属性ラベル構成は、機能設定マネージャ(FSM)を使用してエクスポートおよびインポートできます。
-
文書レコード属性ラベルは、HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーを使用して作成および更新できます。
-
文書レコード属性ラベルは、今後のリリースでOTBIでサポートされます。
-
ページ・コンポーザを使用して文書レコード属性のラベルを変更した場合は、変更を評価し、該当する場合はこの標準構成オプションを使用することをお薦めします。
アクセス要件
文書タイプを操作するには、HR文書タイプの管理機能権限が付与されている必要があります。
文書タイプ設定ページの「制限から除外するロール」フィールドで除外するロールを指定できるようになりました。文書タイプに対して設定が有効になっている場合でも、次の文書レコード制限設定に対して特定のロールを除外できます。
-
作成の制限
-
更新の制限
-
削除の制限
次の例は、アプリケーション・ページでロール除外がどのように機能するかを示しています。
-
文書タイプに対して「作成の制限」設定を有効にし、この制限から特定のロールを除外しました。この場合でも、これらの除外ロールを持つユーザーは、文書レコードの追加ページで文書タイプを選択すると、文書レコードを作成できます。
-
文書タイプに対して「更新の制限」設定を有効にし、この制限から特定のロールを除外しました。この場合も、これらの除外ロールを持つユーザーは、文書レコードを表示するときに「編集」ボタンが有効になります。
-
文書タイプに対して「削除の制限」設定を有効にし、この制限から特定のロールを除外しました。この場合も、これらの除外ロールを持つユーザーは、文書レコードを表示するときに「削除」ボタンが有効になります。
Johnには、従業員とHR担当者の2つのロールがあります。サンドラは従業員ロールのみを持っています。Visa文書タイプの「更新の制限」設定を「はい」に設定し、設定のHR担当者ロールを除外しました。この構成では、SandraはVisa文書レコードを編集できません。ただし、Johnにはできます。これは、「更新の制限」設定から除外されるHR担当者ロールがあるためです。
文書レコードの作成、更新または削除を制限する場合でもロールを除外
特定のロールを持つユーザーは、組織内の他のすべてのユーザーが制限されていても、ビジネス上の理由から制限から除外できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
「制限から除外するロール」フィールドの文字制限は4000文字です(カンマを含む)。
-
「制限から除外するロール」フィールドに、ロール・タイトルではなくロール・コードを入力する必要があります。複数のロールがある場合は、それらをカンマで区切ります。カンマの後にスペースを含めないでください。
-
デフォルトでは、「制限から除外するロール」フィールドの値はnullです。
-
「制限から除外するロール」フィールドは、制限設定が「はい」に設定されている場合にのみ有効になります。
-
文書タイプ除外構成は、機能設定マネージャ(FSM)を使用してエクスポートおよびインポートできます。
-
文書タイプ除外構成は、HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーでサポートされています。
-
文書タイプ除外構成は、今後のリリースでOTBIでサポートされます。
-
ページ・コンポーザを使用して「追加」、「編集」および削除」ボタンを変更した場合は、変更を評価し、該当する場合はこの標準構成オプションを使用することをお薦めします。
アクセス要件
文書タイプを操作するには、HR文書タイプの管理機能権限が付与されている必要があります。
「文書レコードの一括ダウンロード」ページの文書レコードのフィルタへの追加パラメータ
この機能改善は、更新21Dの機能である文書レコードおよび添付の一括ダウンロードの続きです。
次の追加パラメータを使用して文書レコードをフィルタすることで、文書レコードを一括ダウンロードする要求を発行できるようになりました。
-
カテゴリ: 文書レコードのカテゴリ。
-
作成元: 文書レコード作成のソース。
カテゴリに基づく一括ダウンロードの文書レコードのフィルタ
作成場所に基づいた一括ダウンロードの文書レコードのフィルタ
ビジネス要件を満たす追加のフィルタ・パラメータを使用して、一括ダウンロード用の文書レコードを選択します。たとえば、カテゴリ「雇用」のすべての文書レコードおよび添付をダウンロードし、割付チェックリスト・タスクから作成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
新しい保護されたHR_DOR_ARCH_REPORTING_LIST_Vビューを使用して、OTBIレポートのアーカイブ済文書レコード・データへのアクセスを制御できるようになりました。このビューは、ワークフォース管理 - レコード文書アーカイブ・リアルタイム・サブジェクト領域に実装されます。
この機能により、就業者のアーカイブ済文書レコードへの一貫したセキュアなアクセスが可能になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
アサイメントの処理事由を、ポジションの更新時に指定した処理事由と同期化できるようになりました。この機能は、これらのフローおよびプロセスを使用してポジションが更新された場合に適用されます。
- ポジションの更新(ポジション詳細から)
- ポジション変更の要求
- ポジションからの個人アサイメントの同期化ESSプロセス
これらの条件が満たされた場合、処理事由はアサイメントで同期化されます。
- ポジション同期化は、企業レベルまたは法的エンティティ・レベルで有効です。
- ポジション同期化設定で、同期化に対して処理事由属性が選択されています。
- 選択したポジションに処理事由が指定されています。
- ポジションからの同期化処理には、関連する事由が構成されています。
- ポジションで指定された処理事由は、「ポジションからの同期化」(ORA_POS_SYNC)処理および「ポジションの更新」(PER_POS_UPD)タイプの処理に関連付けられた事由の1つです
- 少なくとも1つの同期済属性が、処理事由以外のポジションで更新されます。
処理事由同期化の例
これがどのように機能するかを例で説明します。ポジション同期化はGlobal Business Institute企業レベルで有効になり、部門、ジョブ、フルタイムまたはパートタイムで有効になり、処理事由属性が同期化に対して有効になります。
アーキテクト、セールス・マネージャ、ディレクタという3つのポジションがあり、それぞれこれらの処理事由とジョブがあります。
ポジション情報
ポジション名 | 処理事由 | ジョブ |
---|---|---|
建築家 | 昇格・昇進 | ソフトウェア開発 |
営業マネージャ | 組織変更 | 営業マネージャ - SAAS |
部長 | アサイメント変更 | ディレクタ - 業務 |
「ポジションからの同期化」処理は、昇格・昇進および組織変更処理事由にのみ関連付けられ、「ポジションの更新」処理はアサイメント変更および組織変更処理事由に関連付けられます。
処理事由情報
処理 | 関連処理事由 |
---|---|
ポジションからの同期化 |
|
ポジションの更新 |
|
アサイメント情報
個人 | ポジション | ジョブ | 処理事由 | ジョブの更新 | 更新済処理事由 |
---|---|---|---|---|---|
John Doe | 建築家 | ソフトウェア開発 |
該当なし | 該当なし | (アサイメント処理事由の更新なし) |
Bonnie Vickers |
営業マネージャ | 営業マネージャ - SAAS |
該当なし | ソフトウェア開発 | 組織変更 |
David Steward |
部長 | ディレクタ - 業務 |
該当なし | ソフトウェア開発 | (アサイメント処理事由の更新なし) |
アサイメント処理事由の同期化
- John Doe - アーキテクト・ポジションで更新された属性がないため、アサイメント処理事由に更新はありません。
- Bonnie Vickers - 営業マネージャのポジションが新しいジョブで更新され、ポジションに指定された処理事由は「組織変更」です。組織変更処理事由は、「ポジションからの同期化」処理と「ポジションの更新」処理の両方に関連付けられています。すべての条件が満たされているため、アサイメントは「組織変更」処理事由で更新されます。
- David Steward - ディレクタ・ポジションは新規ジョブで更新されましたが、処理事由は「ポジションの更新」処理タイプにのみ関連付けられ、「ポジションからの同期化」処理には関連付けられていないため、アサイメントで処理事由(アサイメント変更)は更新されませんでした。
「ポジションからの個人アサイメントの同期化」プロセス
このプロセスでは、「ポジションからの同期化」処理でポジション処理事由と使用可能な処理事由がチェックされ、アサイメント処理事由が同期化されます。
この機能を使用すると、ポジション同期化のために、アサイメント属性の変更をポジション属性に関連付けることができます。
有効化のステップ
ポジション同期化を企業レベルまたは法的エンティティ・レベルで使用可能にする必要があります。これらは、企業レベルでポジション同期化を有効にするステップです。
- 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」→「ワークフォース・ストラクチャ」をクリックします。
- 「企業HCM情報の管理」タスクをクリックします。
- 「編集」→「更新」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
- 「ポジション同期化構成」セクションで、「ポジション同期化の使用可能」および「処理事由」チェック・ボックスを選択します。同期するその他の属性を選択します。
- 「レビュー」をクリックして変更内容をチェックします。
- 「送信」をクリックします
- 「OK」をクリックします。
ポジション同期化が使用可能になったため、「ポジションからの同期化」処理と「ポジションの更新」処理に処理事由を追加します。
- 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」→「ワークフォース・ストラクチャ」をクリックします。
- 「処理の構成」タスクをクリックします。
- 「ポジションからの同期化」(ORA_POS_SYNC)アクションを検索します。
- 「続行」をクリックします。
- 「処理事由」セクションで、「関連付け」をクリックして処理事由を処理に関連付けます。
- 「OK」をクリックします。
- 「送信」をクリックします。
- 「処理の構成」タスクをクリックします。
- 「更新」(PER_POS_UPD)アクションを検索してクリックします。
- 「アクション」セクションで「続行」をクリックします。
- 「関連付け」をクリックし、「ポジションからの同期化」処理に追加したのと同じ処理事由(「昇格・昇進」など)を追加します。
- 「OK」をクリックします。
- 「送信」をクリックします。
ヒントと考慮事項
処理事由が同期化されるのは、アサイメントで最初のポジション同期化レコードが作成された場合のみです。ポジションに訂正がある場合、ポジションから変更された属性はすべて、処理事由とは別にアサイメントで同期化されます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドのポジション同期化の章、ジョブとポジション
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドのアサイメント値のポジションからの継承方法の章、ジョブとポジション
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドのポジションからの個人アサイメントの同期化の章、ジョブとポジション
- 『Oracle Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』ガイドのポジション階層を使用したライン・マネージャの同期化方法、雇用情報の章→アサイメント。
- アクション・フレームワーク(『グローバル人事管理の実装』ガイドの雇用に関する章)
雇用情報ページを使用したアサイメント・レコード削除時の追加データの記録
「雇用情報」ページからアクセスする「雇用詳細の表示」ページを使用して、アサイメント・レコードを削除する際に、処理および処理事由を選択できるようになりました。さらに、「処理発生」拡張可能フレックスフィールド(EFF)が追加され、アサイメント・レコードの削除中に追加情報を格納できます。
「雇用情報」ページから削除するアサイメント・レコードの選択
「雇用詳細の表示」ページで「削除」をクリックしてアサイメント・レコードを削除します
「雇用詳細の削除」ページで、「処理」、「処理事由」および「追加情報の入力」を選択します。
新しい「雇用詳細の削除」ページが次のセクションで使用できるようになりました。
-
詳細: このセクションを使用して、アサイメントの削除の処理と処理事由を追跡できます。処理日は削除されるレコードの有効日であり、編集できません。処理タイプ「この変更の削除」で、新しい処理およびその処理事由を構成できます。処理および処理事由は、「雇用詳細の削除」ページで選択できます。
-
追加情報: このセクションを使用して、アサイメント・レコードの削除に関する追加情報を入力できます。このセクションには、追加情報の格納を有効にしたEFFが含まれています。
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して「追加情報」セクションを使用可能にし、処理発生EFFを使用可能にしていない場合、「追加情報」セクションは空白になります。
次の表に、処理発生EFFの詳細を示します。
名前 | タイプ | モジュール | フレックスフィールド・コード | 摘要 |
---|---|---|---|---|
ActionOccurrenceその他情報EFF |
拡張可能フレックスフィールド |
処理 |
PER_ACTION_OCC_EIT_EFF |
処理発生その他情報EFF |
-
コメントおよび添付: このセクションを使用して、アサイメント・レコードが削除される理由に関連するコメントを追加できます。また、削除をサポートするために添付ファイルを追加できます。このセクションでは、コメントおよび添付は承認ワークフローに関連付けられます。コメントおよび添付にはアーカイブおよびパージのライフサイクルがあり、その後は添付にアクセスできなくなります。
また、既存のアプリケーション監査に加えて、追加の監査機能も導入しました。削除されたデータ情報は、新しく作成されたPER_EMPL_DELETE_TXN_DATA表に格納されます。削除されたアサイメント・データはXMLとしてEMPL_DELETE_TXN_DATA_XML列に格納され、BIパブリッシャを使用して取得できます。
ユーザーは、アサイメント全体の削除や有効日アサイメント・レコードの削除のときに、追加データを記録できます。
有効化のステップ
- デフォルトでは、ORA_PER_EMPL_ADD_ASG_DEL_INFOプロファイル・オプションはNに設定され、ORA_PER_EMPL_COMBINED_CORRECTION_DELETIONはNoに設定されています。つまり、アサイメント更新の削除中に追加情報を追加することはできません。アサイメントの更新の削除中に追加情報が必要な場合は、プロファイル値を「Y」および「はい」に設定します。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_EMPL_ADD_ASG_DEL_INFO |
アサイメント更新を削除する際の追加情報の追加 |
N |
ORA_PER_EMPL_COMBINED_CORRECTION_DELETION |
雇用レコードに対する訂正および削除の組合せ使用可能 |
いいえ |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更し、機能を有効にするには、次の手順に従います。
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_PER_EMPL_ADD_ASG_DEL_INFOプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
-
ORA_PER_EMPL_COMBINED_CORRECTION_DELETIONプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「はい」と入力します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
この機能の「削除」ページおよびセクションは、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して構成できます。
-
「削除」ボタンは、ユーザーが「就業者有効日アサイメントの削除」(ORA_PER_DELETE_WORKER_DE_ASSIGNMENT)権限を持っている場合にのみ、「雇用詳細の表示」ページに表示されます。
-
「雇用詳細の削除」ページは、既存の「アサイメントの削除承認」プロセスでサポートされています。
主なリソース
- 22Cグローバル人事管理新機能の「雇用詳細の表示」ページのアサイメント、給与および文書レコードの訂正および削除の組合せ」機能。
アサイメント拡張可能フレックスフィールドの保持等級コンテキストの拡張
アサイメント拡張可能フレックスフィールド(EFF)の保持等級コンテキストが改善され、新しいセグメント名および参照のユーザー・エクスペリエンスが向上しました。
既存のセグメント名 |
新規セグメント名 |
既存の値セット |
新しい値セット |
---|---|---|---|
等級ラダー |
支給表ID |
ORA_PER_RETGRD_GRADE_LADDER_VS |
変更なし |
頻度 |
ペイ・ベース |
HRC_CHAR_10 (現在自由形式テキスト・フィールド) |
ORA_PER_RETGRD_PAY_BASIS_VS |
支給プラン |
変更なし |
HRC_CHAR_10 (現在自由形式テキスト・フィールド) |
ORA_PER_RETGRD_PAY_PLAN_VS |
保持等級コンテキストの新規セグメント名および値セット
ORA_PER_RETGRD_PAY_BASIS_VSおよびORA_PER_RETGRD_PAY_PLAN_VS値セットは、SQL問合せベースです。値セットによって、PER_ASSIGNMENT_EXTRA_INFO_M表の「周期」フィールドと「支給プラン」フィールドにユーザーが入力した既存の保持等級データが表示されます。
新しい値セットはSQL問合せベースであるため、既存のSQL問合せをビジネス・ニーズに合ったものに柔軟に置き換えられます。たとえば、カスタム参照タイプを定義し、新しい値セットに関連付けることで、既存のSQL問合せを次の問合せに置き換えられます。
FND_LOOKUP_VALUES_VLからMEANINGを選択します(lookup_type = '<カスタム参照タイプ名>’)
ノート: カスタム参照タイプを定義する場合は、参照コードに、保持等級レベルの「周期」フィールドまたは「支給プラン」フィールドに格納されているすべての値が含まれていることを確認してください。そうしないと、保持等級値を表示または更新するとエラーが表示されます。
ユーザーが保持等級データを入力する方法を制御します。ユーザーは、自由形式テキスト・フィールドを使用するかわりに値リストを使用して、構造化された方法でデータを入力できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
「周期」フィールドと「支給プラン」フィールドから既存のデータのみを選択する必要がある場合は、現在の設定を変更する必要はありません。既存のデータは、値リストに値として表示されます。
-
新しいデータを入力する場合は、要件に従って既存のデータと新しいデータを含む新しい参照タイプを作成する必要があります。次に、値セット問合せを更新して、カスタム参照タイプからデータを取得します。
主なリソース
- 詳細は、『グローバル人事管理の実装』ガイドの等級保持の作成ページおよび保持等級コンテキストへの関連付けの章の雇用を参照してください。
ローカルおよびグローバル異動フローの新しく追加された「個人原価計算」セクションで、永続的なグローバル異動の個人原価計算情報をアサイメント・レベルで入力するユーザーの機能が拡張されました。個人原価計算データはソース・アサイメントからセクションに移入され、宛先アサイメントにコピーする前に変更できます。
グローバル異動の個人原価計算セクション
この機能により、ローカルおよびグローバル異動トランザクションの一部として従業員の原価計算情報を記録しながら、ユーザー・エクスペリエンスを向上できます。
有効化のステップ
23Aグローバル給与の新機能のグローバル異動の一部として原価計算情報を記録する機能に記載されている有効化のステップを参照してください。
ヒントと考慮事項
-
デフォルトでは、「個人原価計算」セクションは「ローカルおよびグローバル異動」フローに表示されません。セクションを使用可能にし、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して必須としてマークする必要があります。
-
有効にすると、このセクションは永続的なグローバル異動にのみ適用され、ローカル異動には適用されません。「ローカルおよびグローバル異動」ページに「個人原価計算」セクションを表示するには、雇用主を変更し、「時期および事由」セクションで異動タイプを「永続」として選択する必要があります。
-
ユーザーが「個人原価計算」セクションにアクセスしない場合、ソース・アサイメントのデータはセクションに移入されず、新しいアサイメントにコピーされません。
-
このセクションは、アップグレード後に再開されたグローバル異動トランザクションでは表示されません。
-
「原価計算のコピー」機能と「原価計算リージョン」の両方が有効な場合は、「原価計算リージョン」が優先されます。つまり、「給与」リージョンの「個人原価計算上書きを新規雇用レコードにコピー」フラグは非表示になります
-
原価計算リージョンが使用可能になっている場合、これ以上のコピーは実行されません。原価計算データが割当以外のレベルに存在する場合、新規アサイメントにコピーされず、先日付の原価計算レコードもコピーされません。
主なリソース
- 詳細は、23Aグローバル給与の新機能のグローバル異動の一部として原価計算情報を記録する機能を参照してください。
就業者の採用日を変更するときに、給与を検証できるようになりました。採用日が変更されると、アプリケーションによって給与関連の検証がチェックされ、ユーザー設定に基づいてエラーまたは警告メッセージとしてページに表示されます。
「採用日の変更」や「雇用関係」などの処理を使用して採用日を変更すると、給与検証が実行されます。給与検証は次のとおりです。
-
給与変更提案が承認待ちかどうかをチェック
-
アサイメントに複数の給与が存在するかどうかをチェック
-
給与ベースがアクティブでなくなったかどうかをチェック
-
給与額が提示採用日の給与範囲に違反しているかどうかをチェック
プロファイル・オプションを使用すると、検証結果をエラー・メッセージまたは警告メッセージとして構成できます。検証に失敗し、プロファイル・オプションがエラーに設定されている場合、トランザクションを送信することはできません。ただし、プロファイル・オプションが警告に設定されている場合、警告メッセージが表示され、警告を無視するように選択した場合はトランザクションを発行できます。
ユーザーは、採用日の変更時に給与を検証することで、データの整合性を保持できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「エラー」に設定されています。トランザクションが送信されないように給与検証を行わないようにするには、プロファイル値を警告に設定します。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル表示名 | デフォルトのプロファイル値 | 摘要 |
---|---|---|---|
ORA_CMP_SALARY_CHECKS_BEHAVIOR_IN_CHANGE_START_DATE |
開始日変更時の給与検証動作 |
エラー | 個人が開始日を変更した場合の給与検証失敗の処理方法を構成します。 |
デフォルト・プロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
-
「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_CMP_SALARY_CHECKS_BEHAVIOR_IN_CHANGE_START_DATEプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
-
「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「警告」と入力します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
給与範囲検証は、給与ベースの給与範囲違反動作が「エラー」に設定され、プロファイル・オプションも「エラー」に設定されている場合にのみ実行されます。プロファイル・オプションが「警告」に設定されている場合、給与ベースの設定が「エラー」に設定されていても、検証は実行されません。
-
給与検証は、「採用日の変更」および「雇用関係」レスポンシブ・ページのみを使用して採用日変更を送信したときに実行されます。HCMデータ・ローダーとREST APIについても同様の検証が今後のリリースで行われます。
-
給与検証に失敗すると、プロファイル・オプションの構成方法に基づいて警告またはエラー・メッセージが表示されます。個々の検証に個別のエラー・メッセージまたは警告メッセージを設定することはできません。
「編集」および「削除」ボタンを無効にしないことにより、正しい雇用詳細フローにおける「文書レコード」プラグイン・セクションの表示が合理化されました。かわりに、文書レコードを編集または削除するアクセス権がユーザーにない場合、ボタンは非表示になります。
「雇用詳細の訂正」ページの「文書レコード・プラグイン」セクションで非表示になっている「編集」ボタンと「削除」ボタン
ユーザーは、ボタンが非表示になっている「文書レコード」フローと同じ動作を体験できます。
有効化のステップ
「編集」および「削除」ボタンを無効にするために必要な構成はありません。ただし、文書レコード・セクションをページに表示するには、トランザクション設計スタジオでこのセクションを表示可能にする必要があります。
雇用の終了クイック処理を使用して臨時アサイメントを終了する機能をユーザーに提供することで、V3退職が拡張されました。臨時アサイメントを終了すると、元のアサイメントがアクティブになります。
ノート: 退職の訂正および退職の取消は、臨時アサイメントではサポートされていません。
「雇用の終了」ページを使用した臨時アサイメントの終了
臨時アサイメント終了時の退職の表示ページ
V3退職ユーザーは、臨時アサイメントを終了できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を使用するには、V3終了を有効にする必要があります。これを行うには、22Aグローバル人事管理の新機能のV3の退職および辞職機能の有効化のステップの項を参照してください。
ヒントと考慮事項
- 雇用情報ページでレコードを選択すると、臨時アサイメントの終了を修正できます。ただし、臨時アサイメントの退職日は修正できません。
- 雇用情報ページでレコードを選択し、そのレコードを削除すると、臨時アサイメントの終了を取り消すことができます。
- 「雇用情報」ページでのレコードの訂正または削除は、選択したアサイメントにのみ影響します。複数のアサイメントを変更する必要がある場合は、アサイメントごとに処理を実行する必要があります。
主なリソース
- 詳細は、『Oracle Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』ガイドの退職→「就業者の採用と管理」の章を参照してください。
V3退職のHCMデータ・ローダー(HDL)のサポートが、退職、退職の訂正、退職の取消などのアサイメント・レベルの退職トランザクションのアップロードまでに拡張されました。以前は、V2およびV3退職ユーザーは、TerminateWorkRelationshipFlag属性およびHistoryLoadを使用して雇用関係レベルの退職トランザクションのみをアップロードできました。ただし、アサイメント・レベルの退職トランザクションは、TerminateAssignmentFlag属性のみを使用してHDLを介してアップロードできます。
次に、DATファイルの例を示します。
アサイメントの終了
METADATA|Assignment|ActionCode|AssignmentStatusTypeCode|AssignmentType|BusinessUnitShortCode|EffectiveEndDate|EffectiveLatestChange|EffectiveSequence|EffectiveStartDate|WorkTermsAssignmentId(SourceSystemId)|SourceSystemOwner|SourceSystemId|TerminationDate|NotificationDate|LastWorkingDate|ReviewUserAccess|TerminateAssignmentFlagMERGE|Assignment|END_ASG|INACTIVE_PROCESS|E|Vision Corporation Enterprise|4712/12/31|Y|1|2022/07/03|TEST_WT_ut_hdl18_02|HRC_SQLLOADER|TEST_ASG_ut_hdl18_02|2022/07/02||2022/07/02|A|Y
アサイメント退職の訂正
METADATA|Assignment|ActionCode|AssignmentStatusTypeCode|AssignmentType|BusinessUnitShortCode|EffectiveEndDate|EffectiveLatestChange|EffectiveSequence|EffectiveStartDate|WorkTermsAssignmentId(SourceSystemId)|SourceSystemOwner|SourceSystemId|TerminationDate|NotificationDate|LastWorkingDate|ReviewUserAccess|CorrectAssignmentTerminationFlagMERGE|Assignment|END_ASG|INACTIVE_PROCESS|E|Vision Corporation Enterprise|4712/12/31|Y|1|2022/07/03|TEST_WT_ut_hdl18_02|HRC_SQLLOADER|TEST_ASG_ut_hdl18_02|2022/07/02||2022/07/02|A|Y
アサイメント退職の取消
METADATA|Assignment|WorkTermsAssignmentId(SourceSystemId)|SourceSystemId|SourceSystemOwner|ActionCode|ReasonCode|EffectiveStartDate|EffectiveEndDate|EffectiveSequence|EffectiveLatestChange|ReverseAssignmentTerminationFlagMERGE|Assignment|300100553121597|300100553121600|FUSION|ORA_EMPL_REV_TERMINATION||2022/05/02|4712/12/31|1|Y|Y
V3退職ユーザーは、HDLを使用した退職の訂正または戻し処理など、アサイメントを終了できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を使用するには、V3終了を有効にする必要があります。これを行うには、22Aグローバル人事管理の新機能のV3の退職および辞職機能の「有効化のステップ」の項を参照してください。
ヒントと考慮事項
-
HDLを使用してアサイメントを終了するには、TerminateAssignmentFlag属性をYに設定してアサイメント・コンポーネントをロードし、TerminationDate属性の終了日を指定する必要があります。
-
アサイメント・コンポーネントとともにWorkTerm属性を指定しない場合、WorkTermsレコードが必要であることを示すエラー・メッセージが表示されます。TerminateAssignmentFlagがYの日付有効レコードの場合、エラーは表示されません。ただし、TerminateAssignmentFlagを使用しない有効日レコードの場合、エラーは引き続き適用されます。
-
退職を元に戻すには、「アサイメントの終了」タイプの既存のアサイメント・コンポーネントをロードし、ReverseAssignmentTerminationFlag属性をYに設定する必要があります。
-
退職を修正する場合、次の点が適用されます。
-
割当の終了属性を訂正するには、CorrectAssignmentTerminationFlag属性をYに設定する必要があります。
-
LastWorkingDate属性は、退職日以前にする必要があります。最終勤務日が存在し、値を指定しない場合、延期の場合は既存の最終勤務日が保持され、前倒しの場合には終了日まで自動計算されます。最終勤務日の値を指定すると、新しい値が優先されます。
-
値を指定しない場合、延期の場合は通知日が保持されます。値を指定すると、新しい値が優先されます。前倒しの場合は、通知値を指定する必要があります。延期または前倒しの場合、通知日が退職日より後であっても、エラー・メッセージは表示されません。
-
終了した割当の終了日を特定の日付に訂正する場合は、終了日を空白またはEOTにする必要があります。
-
退職日を変更せずに既存のアサイメント退職レコード・データを修正する場合は、既存のアサイメント退職レコードのEffectiveStartDateおよびEffectiveEndDate属性を渡す必要があります。この場合、変更は非アクティブな最初のレコード(退職レコード)に適用されます。
-
既存の「退職」または「アサイメントの終了」非アクティブ・レコードの後に先日付の更新がある場合、前倒しは許可されます。将来のレコードは削除されます。
-
既存の「退職」または「アサイメントの終了」非アクティブ・レコードの後に先日付の更新がある場合、延期は許可されません。
-
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
-
『Oracle Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』ガイドの退職→「就業者の採用と管理」の章。
-
『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイドの雇用関係変更のロードの例→就業者のロードに関する章。
処理待ち就業者を従業員または派遣就業者に変換する際に勤務スケジュール情報を含める
処理待ち就業者を従業員または派遣就業者に変換すると、就業者の勤務スケジュール割当が表示されるようになりました。
たとえば、1年経過の勤務スケジュールが処理待ち就業者John Allensに割り当てられているとします。
処理待ち就業者が従業員に変換されると、勤務スケジュールもコピーされます。
この機能により、従業員または派遣就業者の変換後の勤務スケジュールを再度割り当てられなくすることで、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 重複または複数の勤務スケジュールがある場合、勤務スケジュールは変換時に有効であればコピーされます。
- 1つの勤務スケジュールに対して「プライマリ」属性が「はい」に設定され、もう1つの勤務スケジュールに対して「いいえ」に設定されている場合のみ、重複する勤務スケジュールを設定できます。
- この機能は、「変換」または「クイック変換」オプションを使用するか、「処理待ち就業者の自動変換の実行」ESSプロセスを使用して処理待ち就業者を変換する場合に適用されます。
- 雇用採用日が換算日より後の場合、勤務スケジュールの開始日が採用日に変更されます。
- 処理待ち就業者をすばやく変換し、日付を変更する場合は、「処理待ち就業者の編集」タスクを使用して日付を変更してから、「クイック変換」タスクを使用します。
- 「処理待ち就業者の自動変換の実行」ESSプロセスを使用している場合、「自動変換に含める」属性が「はい」に設定されている処理待ち就業者のみが変換されます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- 『Oracle Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』ガイドの処理待ち就業者の変換方法、就業者の採用と管理に関する章→個人の採用。
- 休暇欠勤管理の使用ガイドの個人のスケジュールの決定方法の章の休暇欠勤記録。
シードされたゲートキーパー法ジャーニ・テンプレートをジャーニの「検討」タブに表示しないようにして、このジャーニ・テンプレートの表示を合理化しました。
組織に関連しないジャーニをユーザーが検討するのを防ぎます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
共通ジャーニ・タスクをタスク・グループにグループ化し、このタスク・グループを複数のジャーニ・テンプレートで再利用できるようになりました。たとえば、様々なオンボーディング・ジャーニで使用する共通タスクのグループを作成できます。
タスク・グループは、「チェックリスト・テンプレート」ページの「タスク・グループ」タブを使用して構成できます。デフォルトでは、チェックリスト・テンプレートへのアクセス権を持つすべてのユーザーがタスク・グループを作成できます。
作成を制限する場合は、「カテゴリ・セキュリティ」でロールを構成します。たとえば、HR担当者ロールを追加した場合、そのロールを持つユーザーのみがタスク・グループを作成できます。
タスク・グループ・カテゴリへのアクセスの構成
HR担当者は、「タスク・グループ」ボタンを使用して、タスク・グループを表示および作成できます。
タスク・グループの作成
タスク・グループ詳細の構成
タスク・グループは、子タスクを追加する親タスクのように機能します。名前およびその他の詳細(適格プロファイルや完了基準など)は、タスク・グループ・レベルまたは特定のタスク・レベルで指定できます。
タスク・グループ詳細の指定
タスク・グループにタスクを追加する場合は、次のいずれかのオプションを使用できます。
- タスクの作成: 新しいタスクを作成します
- タスク・ライブラリからのタスクの作成: タスク・ライブラリから既存のタスクを追加します
タスクのタスク・グループへの追加
タスク・グループには、1つまたは複数のタスクを含めることができます。タスクは、スタンドアロン、依存、または両方の組合せにできます。相互に依存するタスク・グループを設定することもできます。
タスク・グループに追加されたタスク
新しく作成したタスク・グループをジャーニ・テンプレートに含めるには、タスクをテンプレートに追加するときに「タスク・グループからのタスクの作成」オプションを使用できます。
ジャーニ・テンプレートへのタスク・グループの追加
「タスク・グループ名」ドロップダウン・リストから、事前定義済タスク・グループを選択できます。
以前に定義したタスク・グループを選択してタスクを作成
使用
「タスク・グループ」ページの「使用」タブを使用して、タスク・グループが参照されているすべてのジャーニ・テンプレートを表示できます。タスク・グループを変更すると、変更内容は、そのタスク・グループが使用されているすべてのジャーニ・テンプレートに反映されます。
様々なテンプレートでのタスク・グループの使用状況の追跡
従業員のエクスペリエンス
タスク・グループを含むジャーニが割り当てられている場合、タスク・グループの名前はどこにも表示されません。就業者には、完了する必要がある一連のタスクのみが表示されます。設定側で構成されたアクティブ化基準または依存関係に基づいて、タスクはそれに応じてジャーニに表示されます。
割当済ジャーニでの従業員表示のみのタスク
この機能により、冗長性が低下し、再利用性がサポートされ、タスクを一元的に管理できるようになります。
有効化のステップ
タスク・グループを構成するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域または「自分のクライアント・グループ」→「雇用」にナビゲートします。
- 「チェックリスト・テンプレート」タスクまたはクイック処理を検索してクリックします。
- 「タスク・グループ」タブをクリックします。名前とその他の詳細を指定します。
- 新しいタスクを作成するか、タスク・ライブラリからタスクを追加します。
- 構成済タスク・グループをジャーニ・テンプレートに含めます。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
タスク・グループはジャーニ・アプリケーションで作成できません。
- タスク・グループは、割当済ジャーニまたは個人ジャーニの作成時に追加できません。
- タスク・グループの設定は、チェックリスト・テンプレートの設定ページでのみ使用できます。
- 処理モードがBIパブリッシャ・ベースの通知であるジャーニ・テンプレートにタスク・グループを追加できません。
- ジャーニ・テンプレート間で再使用するタスク・グループは、参照に基づいて機能します。タスク・グループを更新すると、タスク・グループが使用されているすべてのジャーニ・テンプレートに変更が反映されます。
- 構成したタスク・グループ名は、そのタスク・グループを含むジャーニ・テンプレートがジャーニでユーザーに割り当てられている場合、ユーザーには表示されません。
- ジャーニ・テンプレートには、複数のタスク・グループを含めることができます。ただし、タスク・グループのネストを作成することはできません。つまり、タスク・グループ内にタスク・グループを作成することはできません。
- あるグループのタスクと別のグループのタスクとの間のタスクの依存関係を構成することはできません。ただし、2つのタスク・グループ(タスク・グループAとタスク・グループB)の間に依存関係を構成できます。タスク・グループBは、タスク・グループAの完了時にのみアクティブ化されるようにタスク・グループBを構成できます。
- スタンドアロン・タスク・グループをユーザーに割り当てることはできません。タスク・グループはジャーニ・テンプレートの一部である必要があります。
- タスク・グループは、次の操作でジャーニ・テンプレートの一部としてサポートされます。
- タスク・グループをエクスポートまたはインポートするエクスポートおよびインポート機能。
- HDLサポートは、将来のリリースで予定されています。
- 次のチェックリスト・カテゴリでタスク・グループを作成できます。
- エンタープライズ・オンボーディング・ステップ
- コンテキスト・ジャーニ
- その他すべての一般カテゴリ
ジャーニ・テンプレートでタスクおよびタスク・グループを使用する場合の考慮事項は次のとおりです。
考慮事項 |
タスク |
タスク・グループ |
---|---|---|
構成場所 |
「チェックリスト・テンプレート」ページ→タスク・ライブラリまたはテンプレート内→「タスク」タブ |
「チェックリスト・テンプレート」ページ→「タスク・グループ」→「作成」 |
使用する場面 |
ケースごとにタスクを作成します。 |
異なるテンプレートで使用できる共通タスクがある場合。1つのジャーニ・テンプレートで複数のタスク・グループを使用できます。 |
管理方法 |
テンプレートの一部として管理するか、タスク・ライブラリの一部として管理します。 |
タスク・グループに移動し、タスクを管理します。「使用」タブを使用して、タスク・グループが使用される場所を追跡します。 |
適格基準がサポートされるかどうか |
はい、適格基準をサポートしています。 |
はい、適格基準をサポートしています。 |
タスクの依存関係がサポートされるかどうか |
はい。タスクの依存関係は、1対1のマッピングに基づいて機能します。 |
はい。タスクの依存関係は次の方法で構成できます。
|
これらの機能がすべてのチェックリスト・カテゴリで使用できるかどうか |
はい。すべてのチェックリスト・カテゴリでタスクを作成できます。 |
いいえ。タスク・グループは、次のチェックリスト・カテゴリではサポートされていません。
|
これらをタスク・ライブラリに作成できるかどうか |
はい。タスクを作成してタスク・ライブラリに追加できます。 |
いいえ。タスク・グループ・タイプはタスク・ライブラリに作成または追加できません。 |
ユーザーが割り当てられたタスクにアクセスする方法 |
ジャーニが割り当てられたときにタスクにアクセスします。 |
ジャーニ・ページの個別タスクとしてタスク・グループのタスクにアクセスします。タスク・グループ名は、割当済ジャーニ・ページのどこにも表示されません。 |
タスクの割当て後、タスク構成が更新された場合、割り当てられたジャーニに変更が反映されるかどうか |
はい、変更済ジャーニ・テンプレートに基づいた割当済ジャーニ属性の更新ESSプロセスを使用します。 |
いいえ。現在、これはタスク・グループではサポートされていません。 |
主なリソース
- ジャーニの詳細は、Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニの章を参照してください。
アクセス要件
チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。
ジャーニ・アプリケーションを使用してジャーニを割り当てるときに、「サーベイ」と「エンタープライズ・オンボーディング」を除くすべてのカテゴリのジャーニに対して繰返しを構成できるようになりました。たとえば、マネージャ・スケジュールに直属の部下を含む定期的な月次チェックインを割り当てます。
前提条件
ジャーニ・アプリケーションで固定処理を指定できるように、設定ページのジャーニ・テンプレートの「メッセージ」タブで「固定処理スケジュール使用可能」を「はい」に構成しておく必要があります。
固定処理構成を有効にすると、ジャーニ・アプリケーションでジャーニの割当フローでジャーニを割り当てるときに、次の「繰返し」オプションを選択できます。
- なし - 割当が1回のみであり、繰り返されないことを示します。
- 日 - 割当が日次ベースであることを示します。
- 週 - 割当が週次ベースであることを示します。たとえば、毎週月曜日。
- 月 - 割当が月次ベースであることを示します。たとえば、繰返しを9月20日に開始し、繰返し値を3に設定すると、ジャーニが9月20日、10月20日および11月20日に割り当てられます。
- 年 - 割当が毎年であることを示します。
「保存」をクリックすると、繰返しがスケジュールされます。スケジュールの開始日と頻度に基づいて、繰返しの開始日と終了日の間にある特定の期間に割当が発生します。特定の期間内に、サーベイ・ジャーニを1回以上割り当てる必要がある場合があります。「期間ごとの実行回数」ドロップダウン・リストを使用すると、これを指定できます。ジャーニ割当は、「繰返しの終了」の構成に基づいて終了します。
前の割当からオープン期間がある場合は、「前のオープン期間の失効」を有効にして、自動的にクローズするように設定できます。スケジュールを保存すると、確認の詳細が表示されます。ジャーニを割り当てる前にスケジュールを編集できます。割り当てられたスケジュールは編集できません。
繰返し構成済
ジャーニを割り当てる必要がある対象就業者を選択し、ジャーニを割り当てられます。
担当者の選択
スケジュール済割付
ジャーニが割り当てられると、HR担当者のみが、「チェックリスト・テンプレート」設定ページの「スケジュール済割付」タブで割当先の選択を解除し、スケジュール全体を削除できます。
「スケジュール済割付」タブ
スケジュールにドリルダウンして割当先を変更することで、特定のジャーニのスケジュール済割付を表示できます。
割当先
ジャーニが割り当てられている対象就業者は、「割当先」タブにリストされます。割当先を選択または選択解除できます。
期間要約
ジャーニで選択した頻度に基づいて、スケジュール内の期間の要約が自動生成され、「期間要約」にリストされます。デフォルトでは、期間は「使用可能」であり、編集できません。
日次で実行される「スケジュール済ジャーニの割付」ESSプロセスによって、ジャーニが自動的に割り当てられます。固定処理のジャーニの場合は、その期間内の新規対象就業者がチェックされ、新規対象就業者のみにジャーニが割り当てられます。
この機能を使用すると、ジャーニを定期的にスケジュールできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 繰返しスケジュールおよび選択した対象就業者は「ジャーニ」ページから編集できません。
- 「チェックリスト・テンプレート」設定ページの「スケジュール済割付」タブを使用して、割当先の選択を解除し、すでに割り当てられているジャーニのスケジュール全体を削除できるのは、HR担当者のみです。
- スケジュールの期間が完了したら、戻って更新する方法はありません。
主なリソース
- ジャーニの詳細は、Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニの章を参照してください。
アクセス要件
チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。
特定の雇用イベントが発生したときにジャーニを自動的に割り当てるナッジを構成できるようになりました。
「ナッジ構成」作業領域で、特定の雇用イベントのナッジを構成します。このリリース更新での雇用イベントのナッジは次のとおりです。
ナッジの事由 |
ナッジの目的 |
---|---|
従業員の契約終了日が近づいています |
従業員の契約終了日が近づいているときに受取人にジャーニを割り当てます |
従業員の試用期間終了日が近づいています |
従業員の試用期間終了日が近づいているときに受取人にジャーニを割り当てます |
従業員の退職(定年他)日が近づいています |
従業員の退職日が近づいているときに、受取人にジャーニを割り当てます |
「ナッジ構成」ページでの構成済ナッジの表示
この例では、従業員の契約終了日が近づいているシナリオのナッジを構成する方法を示します。
- 「自分のクライアント・グループ」→「雇用」→「ナッジ構成」に移動します。「追加」をクリックします。
- 「モジュール」リストから、ナッジ・タイプ「人事管理」を選択します。
- 理由として「従業員の契約期間終了日が近づいています」を選択します。
- 必要に応じて、デフォルトの構成名を編集します。
- ステータスを「アクティブ」に設定します。
- 「契約終了までの日数」フィールドに、ナッジをトリガーしてジャーニを割り当てる必要がある契約終了日の前の日数を入力します。
- 「チャネル」セクションで「追加」をクリックします。
- 「ジャーニ」チャネル・タイプを選択します。デフォルトでは、「アクティブ」チェック・ボックスは選択されています。
- 受取人タイプを選択します。
- 「処理」リストから、「ジャーニ名」ドロップダウン・リストで事前定義済ジャーニを選択します。
- 「OK」をクリックします。
チャネル・タイプの選択と事前定義済ジャーニの関連付け
ESSプロセスの実行
ナッジの構成後、HCMナッジの処理ESSジョブの実行時に、アクティブなナッジが評価され、ジャーニを割り当てる必要がある対象就業者が識別されます。
ジョブに指定できるパラメータは次のとおりです。
- モジュール: 製品の名前。
- ナッジ名: ナッジの名前。
- モード - ESSプロセスを実行するモード。
- 個人番号: 個人番号のカンマ区切りリスト。
この機能により、従業員、マネージャまたはHR担当者にタイムリな情報が提供され、適切な処理を実行できます。
有効化のステップ
- 特定の雇用イベントが発生したときに割り当てる必要がある関連するジャーニ・テンプレートを作成します。 「自分のクライアント・グループ」→「雇用」→「チェックリスト・テンプレート」でジャーニ・テンプレートを構成します。
- ナッジを構成し、ジャーニ・テンプレートを関連付けます。「自分のクライアント・グループ」→「雇用」→「ナッジ構成」でナッジを構成します。
- HCMナッジの処理ESSプロセスを実行します。
ヒントと考慮事項
- 人事管理モジュールに構成したナッジでは、現在、受取人として従業員のみがサポートされています。
- 事前定義済の雇用処理のナッジは、就業者のプライマリ・アサイメントに対してのみ評価されます。
- ナッジの処理時には、システム内の有効日が考慮されます。ESSジョブ実行日に基づいていません。イベントでは次の日付が考慮されます。
- 契約終了日
- 試用期間終了日
- 退職(定年他)日
- イベントに対してジャーニがトリガーされ、契約、試用期間または退職日が変更されると、ジャーニ割当が再評価され、再割当されます。すでに割り当てられたジャーニが自動的に削除されることはありません。
主なリソース
- 22Dタレントの新機能: Oracle Touchpointsの紹介を参照してください。
- 『HCM共通機能の使用』ガイドのHCMナッジの項。
- ジャーニの詳細は、Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニの章を参照してください。
アクセス要件
- ナッジを構成するには、ナッジ構成(ORA_PER_NUDGE_CONFIGURATION_DUTY)職務ロールを管理者に付与する必要があります。
- チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。
ジャーニで学習コミュニティおよび学習登録タスク・タイプを使用できるようになりました。これらのタスク・タイプを使用すると、ジャーニの一部として、学習コミュニティまたは学習登録ページにタスクをリンクできます。たとえば、設計上の共同コミュニティへの参加をユーザーに求めるタスクです。
この機能を使用するための前提条件
この機能を使用するには、学習コンテンツを構成する必要があります。Oracle Learning Cloudにサブスクライブしている必要があります。これについては、営業に連絡してください。
学習コミュニティ・タスク・タイプを、すでに事前定義済の学習アイテムのタイトルに関連付けることができます。
学習コミュニティ・タスク設定
ジャーニで学習コミュニティ・タスクを起動するためのリンク
学習コミュニティ・ページでの確認への参加
学習登録タスク・タイプを構成し、次のコンテンツ・タイプに関連付けることができます。
- コース
- 学習ジャーニ
- 講義
- 専門
- ビデオ
「学習登録タスク」、「専門コンテンツ・タイプ」および「学習アイテム」を選択します
ジャーニ・タスクでの専門コースの起動へのリンク
専門ページの情報および完了基準
この機能を使用すると、事前定義済の学習コミュニティに直接参加したり、ジャーニ・タスクから学習コースに登録できます。
有効化のステップ
- Oracle Learningで学習コンテンツを構成します。
- 「チェックリスト・テンプレート」→「タスク」設定でジャーニ・タスクを構成するときに、関連する学習コンテンツを学習コンテンツ・タイプに関連付けます。
主なリソース
- ジャーニの詳細は、Oracle Help Centerのグローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニの章を参照してください。
アクセス要件
チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。
この表は、この機能をサポートする職務ロールおよびこの職務ロールを継承する事前定義ロールを示しています。
ロール |
ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|
RESTサービスの使用 - eラーニング・コンテンツ読取り専用 ORA_WLF_REST_SERVICE_ACCESS_ELEARNING_CONTENT_RO |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB |
RESTサービスの使用 - eラーニング・コンテンツ ORA_WLF_REST_SERVICE_ACCESS_ELEARNING_CONTENT |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB 学習スペシャリストRESTサービス ORA_WLF_LEARNING_SPECIALIST_REST_SERVICES_DUTY |
Eラーニング・コンテンツの管理 ORA_WLF_MANAGE_ELEARNING_CONTENT |
学習スペシャリスト ORA_WLF_LEARNING_SPECIALIST_JOB |
レスポンシブ・ページの「個人基礎情報」リージョンへの計算された「年齢」フィールドの追加
「個人詳細」、「家族および緊急連絡先」レスポンシブ・ページの「個人基礎情報」セクションに「年齢」フィールドが追加されました。この値は、生年月日、死亡日、および個人の検索時に使用される有効日に基づいて計算されます。従業員が自分のレコードを表示すると、現在の日付が計算に使用されます。計算では、死亡日も考慮されます。
「個人基礎情報」セクションの「年齢」フィールド
この機能により、データの可視性が向上し、福利厚生を拡張するために個人の年齢を手動で計算する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 承認が有効であり、有効日が「個人詳細」ページで指定され、個人基礎情報を編集した場合、トランザクションの送信後、年齢がトランザクション日(システム日付)に基づいて計算されます。指定した有効日に関する年齢の更新値を取得するには、「個人基礎情報」セクションを最小化および拡張します。
- 「年齢」フィールドを表示しない場合は、Transaction Studio設計ルールを作成し、フィールドを「非表示」に設定できます。
- このフィールドは読取り専用フィールドとしてのみ表示され、計算フィールドであるため編集できません。
- 「年齢」フィールドは保存されず、OTBIには含まれません。
- 年齢は「y年m月d日」の形式で表示されます。
- 有効日(詳細検索で指定)が死亡日より後の場合、年齢は生年月日と死亡日の間の期間として計算されます。
- 有効日(詳細検索で指定)が死亡日より前の日付の場合、年齢は生年月日と有効日の間の期間として計算されます。
- 年齢は、ユーザーの希望タイム・ゾーンで計算されます。
- このフィールドはRESTリソースでは使用できません。
- このフィールドは、承認BIPレポート・テンプレートでは使用できません。
PER_ADDRESSES_F属性TOWN_OR_CITYの60文字への増加
PER_ADDRESSES_F表のTOWN_OR_CITY属性のフィールド長が30文字から60文字に増加しました。これは、市区町村のTCA地理データが30文字を超えて入力された場合に、PER_ADDRESSES_F表に正常に保存できるようにするためです。この変更は、HCMに保存されたすべての住所に適用されます。個人の住所のみに限定されず、就業事業所住所、安全衛生インシデント住所、候補者住所にも適用されます。この属性を参照する統合機能を分析し、必要な変更を加えて、データ・モデルが更新23Aで変更されても、動作に悪影響がないようにする必要があります。
たとえば、次のような場合にこの変更が影響を与える可能性があります。
- BIPレポートで「市区町村」属性が30文字のみとして設計されている場合は、レポート・レイアウトを調整して60文字まで拡張する必要がある可能性があります。
- 「市区町村」を参照するアプリケーション抽出があり、出力ファイルを受信するアプリケーションで60文字の「市区町村」を処理できない場合、システム抽出レイアウトを調整して、ダウンストリーム・アプリケーションのフィールド・サイズまでに制限する必要がある可能性があります。
- 統合を実装しており、就業者、公開就業者、事業所V2、HCM担当者、採用候補者または採用CE候補者詳細、REST APIのいずれかで「市区町村」属性を使用している場合、統合の調整が必要になる可能性があります。
いずれかのカスタム・アプリケーション・ページに「市区町村」属性を表示している場合は、60文字にあわせて属性の長さを調整する必要がある可能性があります。
この機能により、アプリケーションでの住所の保存方法に関するユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、My Oracle Supportの次のリソースを参照してください。
- Fusion Global HR: TOWN_OR_CITY From PER_ADDRESSES_F Table Attribute Size Change Starting with 23A (ドキュメントID 2870877.1)
「個人情報の変更」承認ルールが拡張され、現在の個人障害と提示された個人障害の属性が追加されました。これらの属性に基づいて、必要に応じて承認ルールを構成できます。
個人情報の変更承認ルールの障害属性
新規に追加された現在の個人障害属性または提示された個人障害属性を使用して、「個人情報の変更」承認ルールを構成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
アップグレードの既存のルールに影響はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- 『Oracle Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』ガイドの障害開示、個人情報の章、個人情報
数値文字のみを格納するPER_PHONES表のSEARCH_PHONE_NUMBER属性
PER_PHONES表のSEARCH_PHONE_NUMBER属性が改善され、数字のみを格納できるようになりました。このフィールドには、電話番号の国コード、市外局番、電話番号の各フィールドが連結されて保存されます。このフィールドは、従業員の検索用であり、どのページにも表示されません。たとえば、電話番号91-01-8768653789は91018768653789のように格納されるようになりました。 この機能拡張の前に、ハイフン、カッコ、ピリオド、プラス記号、英字などの特殊文字がフィールドに格納されていました。
既存の電話詳細の更新方法
提供されている個人診断ジョブを使用して、既存のデータを更新できます。このアップグレードが完了すると、すべての新しい電話番号レコードでSEARCH_PHONE_NUMBERフィールドが数字のみで格納が開始されます。診断ジョブを実行するには、次のステップを使用します。
- 診断ジョブを実行するアクセス権を持つユーザーでログインします。
- 「設定および処理」→「トラブルシューティング」→「診断テストの実行」に移動します。
- 「個人診断自動訂正」を検索します。
- 「追加」を選択してジョブを実行します。
- これらの入力パラメータを指定してください
- 実行モード: 検証またはコミット
- 破損タイプ: 39
- 個人番号: 個人番号(123など)、個人番号のカンマ区切りリスト(123,456,789など)、または空白。空白のままにすると、対象就業者全体に対して実行されます。
- 「実行」をクリックします。
この機能により、電話番号フィールド(特にOracle Recruiting)に基づいて個人を検索する際の全体的なパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は、個人ページでの電話番号の表示には影響しません。
- この機能により、電話番号ベースの保存検索や、勤務先電話番号、自宅電話番号など、あらゆるタイプの電話番号に影響がある可能性があります。
- 検索の一貫性を保つために、データをアップグレードする必要があります。
- 個人診断ジョブを使用して、既存の電話番号を新しい書式に移行できます。
- データは、診断ジョブの一部としてOracle Search索引に一括収集されます。
- 個人検索キーワードの更新ESSプロセスも診断ジョブの一部として更新されます。
- ただし、プライマリ勤務先電話番号データのみがESSプロセスで取り込まれ、更新されます。
- この機能は、HCMデータ・ローダー(HDL)およびHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用してアップロードされた電話番号にも適用されます。
- アップグレード中、承認待ちのインフライト電話番号トランザクションは、承認後、新しいフォーマットで保存されます。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の実装』ガイドの個人検索キーワードの更新方法、「個人」の章を参照してください。
事業所の作成時に、「従業員事業所」属性に基づいて承認ルールを作成できるようになりました。
この機能を使用すると、事業所が従業員の事業所である場合に承認ルールを作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
-
HCM承認トランザクションの管理方法の章: Oracle Help Centerの『HCM共通機能の使用』ガイドのワークフロー通知および承認に関する章。
このドキュメントは、My Oracle Supportで参照することもできます。
- 承認ルールの基本、Oracle HCM Cloud共通機能リリース13トランザクション・コンソール(ドキュメントID 2430452.1)
ポジションに関するクライアント側事業所値リストの従業員事業所属性
ポジション・レスポンシブ・ページの事業所値リスト(LoV)は、従業員事業所のみを表示するように制限されています。
事業所の選択におけるこの制限は、雇用とポジションのデータを同期させるのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- ポジション・ページの事業所値リストから特定の事業所を除外する場合は、事業所ページの「従業員事業所」属性を「いいえ」に設定する必要があります。
- 事業所ページで「従業員事業所」属性を有効にするには、HCMエクスペリエンス設計スタジオでトランザクション設計スタジオ(TDS)に移動し、「事業所の作成」および「事業所詳細」処理についてこの属性を表示可能にします。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
-
Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の実装』ガイド、ディビジョン、部門、労働組合、事業所およびツリーに関する章、事業所。
常勤換算(FTE)は、就業者が常勤ベースで勤務した時間数で、通常はワークロードの決定に使用されます。就業時間と標準勤務時間を使用して、就業者のFTEが計算されます。
標準年間勤務期間と単位(UOM)属性がこれらのページに追加されます。
- 会社のHCM情報の管理
- 法的エンティティのHCM情報の管理
- 部門の管理
これは、年間52週間の標準勤務を行わない組織に属する従業員の調整常勤換算を計算するためのものです。ポジションの作成時に、組織からこれらの値をデフォルト設定できるようになりました。
これらの属性は、後続のリリースでレスポンシブ雇用ページで利用できます。
「企業HCM情報の管理」ページの「標準年間勤務期間」属性と「年間勤務期間ユニット」属性
「法的エンティティHCM情報の管理」ページの「標準年間勤務期間」属性と「年間勤務期間ユニット」属性
「部門の作成」ページの「標準年間勤務期間」属性と「年間勤務期間ユニット」属性
組織の新しい属性は、ポジションの標準勤務年間期間のデフォルト設定に使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 有効日更新を行い、標準年間勤務期間と単位の既存の値を訂正できます。
- 標準年間勤務期間属性の場合、
- 最小値は0.0001です。
- 標準年間勤務期間には最大8784時間を指定できます。8784の値は、うるう年の最大時間数を表します。
- 8784から9999の間の値を指定した場合は、標準年間勤務期間が大きすぎるため、最大値の8784.0000未満である必要があることを示すエラーが表示されます。
- 9999を超える値を指定すると、標準年間勤務期間フィールドの値10,000が許容される小数点以下の桁数を超えていることを示すエラーが表示されます。
- 標準年間勤務期間と単位の検証は、ページからナビゲートしたときにのみ表示され、標準勤務時間および周期の同様の検証はタブに表示されます。
- これらのフィールドは、企業と法的エンティティの更新ページおよび訂正ページで確認できますが、部門のこれらのフィールドは作成、更新および訂正ページで確認できます。
- 機能設定マネージャ(FSM)エクスポート/インポート機能を使用して事業所構成を移行すると、標準年間勤務期間および単位属性も移行されます。
- 標準年間勤務期間と単位(UOM)属性は、HCMデータ・ローダー(HDL)、HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)、および事前定義のHSDL部門テンプレートで使用できます。
- 標準年間勤務期間および単位属性は、ManageOrganizationsデータ・モデルおよびUpdateOrganizationReportBIPテンプレートに追加されます。
- これらの属性値は承認ペイロードで使用できないため、これらの属性値を使用してルールを作成できません。
- 今後のリリースでは、これらの属性をOTBIサブジェクト領域で使用できます。
- これらのフィールドは、監査に使用できません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドの就業時間情報の章。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドのポジションに標準勤務時間を指定するとどうなるかの章。
常勤換算(FTE)は、就業者が常勤ベースで勤務した時間数で、通常はワークロードの決定に使用されます。就業時間と標準勤務時間を使用して、就業者のFTEが計算されます。
この機能では、次のような機能強化が行われています。
- 事業所レスポンシブ・ページへの標準勤務時間および周期属性の追加。ポジションの作成時に、これらの値を事業所からデフォルト設定できるようになりました。
- 事業所レスポンシブ・ページへの標準年間勤務期間と単位(UOM)属性の追加。すべての勤務地が年間標準で52週勤務しているわけではないため、このような勤務地で勤務する従業員の調整常勤換算が計算されます。ポジションの作成時に、これらの値を事業所からデフォルト設定できるようになりました。
以前は、これらの値は企業または部門からのみデフォルト設定できました。
これらの属性は、後続のリリースでレスポンシブ雇用ページで利用できます。
新しい事業所属性は、部門および企業からのデフォルト設定に加えて、ポジションの標準勤務時間および標準勤務年間期間のデフォルト設定に使用できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、標準勤務時間と標準年間勤務期間は非表示です。トランザクション設計スタジオ(TDS)の「事業所および事業所詳細の作成」フローに対して有効にする必要があります。「事業所詳細」ページのこのセクションを有効化するステップは、次のとおりです。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
- 「事業所詳細」処理を選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを追加します。
- ルールの名前と摘要を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「事業所詳細」オプションを選択します。
- 「標準年間勤務期間」および「標準勤務時間」属性で、「表示」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
これらのステップを繰り返して、TDSの「事業所の作成」処理のフィールドを有効にします。
ヒントと考慮事項
- 有効日を更新し、標準勤務時間、周期、標準年間勤務期間、単位の既存の値を訂正できます。
- 標準勤務時間の最小値は0であり、標準年間勤務期間の最小値は0.0001です。
- 事業所が複製されると、標準勤務時間、標準年間勤務期間、単位に入力された値がコピーされます。ただし、重複した場所レコードに対して有効日更新履歴は繰り越されません。
- 機能設定マネージャ(FSM)エクスポートまたはインポート機能を使用して事業所構成を移行すると、標準勤務時間、頻度、標準年間勤務期間、単位属性も移行されます。
- 標準勤務時間、周期、標準年間勤務期間、単位(UOM)属性は、HCMデータ・ローダー(HDL)、HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)および事前定義済のHSDL事業所テンプレートで使用できます。
- 標準勤務時間、周期、標準年間勤務期間、単位属性は、ManageLocationsデータ・モデルおよびUpdateLocationReport BIPテンプレートに追加されます。
- これらの属性値はまだ承認ペイロードで使用できないため、これらの属性値を使用してルールを作成できません。
- 今後のリリースでは、これらの属性をOTBIサブジェクト領域で使用できます。
- 標準勤務時間、周期、標準年間勤務期間、単位は、今後のリリースでロケーションRESTリソースに含まれます。
- 必要に応じて、これらの属性の監査を有効にできます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドの就業時間情報の章。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドのポジションに標準勤務時間を指定するとどうなるかの章。
アクセス要件
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
常勤換算(FTE)は、就業者が常勤ベースで勤務した時間数で、通常はワークロードの決定に使用されます。就業時間と標準勤務時間を使用して、就業者のFTEが計算されます。
この機能では、次のような機能強化が行われています。
- 職務レスポンシブ・ページへの標準勤務時間および周期属性の追加。ポジションの作成時に、これらの値をジョブからデフォルト設定できるようになりました。
- ジョブ・レスポンシブ・ページへの標準年間勤務期間と単位(UOM)属性の追加。すべての職務で年間52週間の標準勤務が必要なわけではないため、このような職務に従事する従業員の調整常勤換算が計算されます。ポジションの作成時に、これらの値をジョブからデフォルト設定できるようになりました。
以前は、これらの値は企業からのみデフォルト設定できました。
これらの属性は、後続のリリースでレスポンシブ雇用ページで利用できます。
新しいジョブ属性は、部門および企業からのデフォルト設定に加えて、ポジションの標準勤務時間および標準勤務年間期間のデフォルト設定に使用できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、標準勤務時間と標準年間勤務期間は非表示です。トランザクション設計スタジオ(TDS)で、ジョブ詳細およびジョブの作成フローに対してこれを有効にする必要があります。「ジョブ詳細」ページのこのセクションを有効化するステップは次のとおりです。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
- 「ジョブの詳細」アクションを選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを追加します。
- ルールの名前と摘要を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「ジョブ詳細」オプションを選択します。
- 「標準年間勤務期間」および「標準勤務時間」属性で、「表示」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 有効日を更新し、標準勤務時間、周期、標準年間勤務期間、単位の既存の値を訂正できます。
- 標準勤務時間の最小値は0であり、標準年間勤務期間の最小値は0.0001です。
- ジョブが複製されると、標準勤務時間、標準年間勤務期間、単位に入力された値がコピーされます。ただし、重複する職務レコードについては、有効日更新履歴は継承されません。
- 機能設定マネージャ(FSM)エクスポート/インポート機能を使用してジョブ構成を移行すると、標準勤務時間、頻度、標準年間勤務期間、単位属性も移行されます。
- 標準勤務時間、周期、標準年間勤務期間、単位(UOM)の各属性は、HCMデータ・ローダー(HDL)、HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)、事前定義済HSDLジョブ・テンプレートで使用できます。
- 標準勤務時間、頻度、標準年間勤務期間、単位属性は、ManageJobsデータ・モデルおよびUpdateJobReport BIPテンプレートに追加されます。
- これらの属性値はまだ承認ペイロードで使用できないため、これらの属性値を使用してルールを作成できません。
- 今後のリリースでは、これらの属性をOTBIサブジェクト領域で使用できます。
- 必要に応じて、これらの属性の監査を有効にできます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドの就業時間情報の章。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドのポジションに標準勤務時間を指定するとどうなるかの章。
常勤換算(FTE)は、就業者が常勤ベースで勤務した時間数で、通常はワークロードの決定に使用されます。就業時間と標準勤務時間を使用して、就業者のFTEが計算されます。
標準年間勤務期間、年間勤務期間、単位(UOM)属性がこれらのポジション・レスポンシブ・ページに追加されます。
- 新規ポジションの要求
- ポジション変更の要求
- ポジション詳細(更新、訂正および重複ポジションを含む)
年間標準勤務週数が52週でないポジションの従業員の調整常勤換算が計算されます。ポジションの作成時に、これらの値をジョブ、事業所または組織からデフォルト設定できるようになりました。
これらの属性は、後続のリリースでレスポンシブ雇用ページで利用できます。
新しい属性を使用して、ポジションの作業期間の追加詳細を取得できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、「標準年間勤務期間」および「年間勤務期間」フィールドは非表示です。トランザクション設計スタジオ(TDS)の「新規ポジションの要求」、「ポジション変更の要求」および「ポジション詳細」フローに対して有効にする必要があります。「新規ポジションの要求」ページのこのセクションを有効化するステップは次のとおりです。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
- 「新規ポジションの要求」処理を選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを追加します。
- ルールの名前と摘要を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「ポジション詳細」オプションを選択します。
- 「年間勤務期間」属性と「標準年間勤務期間」属性に対し、「表示」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 有効日更新を行い、年間勤務期間、標準年間勤務期間および単位(UOM)の既存の値を訂正できます。
- 標準年間勤務期間および年間勤務期間の最小値は0.0001です。
- ポジションの作成時に指定された場合、年間勤務期間は標準年間勤務期間からデフォルト設定されます。この動作は、標準勤務時間のデフォルト勤務時間に類似しています。
- デフォルトの年間勤務期間の値は変更できますが、単位は標準勤務時間の単位と同じです。
- ポジションが複製されると、標準年間勤務期間、年間勤務期間および単位に入力された値がコピーされます。ただし、重複するポジション・レコードでは、有効日更新履歴は継承されません。
- 機能設定マネージャ(FSM)エクスポート/インポート機能を使用してポジション構成を移行すると、標準年間勤務期間、年間勤務期間、単位の各属性も移行されます。
- 標準年間勤務期間と単位の各属性は、HCMデータ・ローダー(HDL)、HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)、事前定義HSDLポジション・テンプレートで使用できます。
- 標準年間勤務期間、年間勤務期間、単位の各属性は、ManagePositionsデータ・モデルおよびUpdatePositionReport BIPテンプレートに追加されます。
- これらの属性値はまだ承認ペイロードで使用できないため、これらの属性値を使用してルールを作成できません。
- 今後のリリースでは、これらの属性をOTBIサブジェクト領域で使用できます。
- 必要に応じて、これらの属性の監査を有効にできます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドの就業時間情報の章。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドのポジションに標準勤務時間を指定するとどうなるかの章。
アクセス要件
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
ポジションのデフォルトの標準勤務時間、標準年間勤務期間、単位
ポジションの標準勤務時間、周期および標準年間勤務期間および年間勤務期間ユニットのデフォルトを設定できるようになりました。これらの値は、ジョブ、事業所、部門または企業からその順序でデフォルト設定できます。
これがどのように機能するかを次の図で説明します。
標準勤務時間、周期、標準年間勤務期間および単位のデフォルト・ロジックを次に示します。
- ジョブ: 最初のチェックはポジションで指定されたジョブにあります。これらの属性のいずれかの値がジョブで使用可能な場合、これらの値はポジションにデフォルト設定されます。
- 事業所: 属性値のいずれかがジョブに指定されていない場合、チェックはポジションで指定された事業所に対して実行されます。これらの値が勤務地に指定されている場合は、これらの値がポジションにデフォルト設定されます。
- 部門: 属性値のいずれかが事業所に指定されていない場合、チェックはポジションに指定された部門で実行されます。これらの値が部門に指定されている場合は、これらの値がポジションにデフォルト設定されます。
- 企業: 属性値のいずれかが部門で指定されていない場合、企業でチェックが実行されます。これらの値が企業で指定されている場合、これらの値はポジションにデフォルト設定されます。
以前は、企業や雇用主、部門のいずれかから標準勤務時間をデフォルト設定できました。この機能を使用すると、ジョブおよび場所の属性値もデフォルト設定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 「新規ポジションの要求」および「ポジションの複製」フローでは、標準勤務時間、標準年間勤務期間および単位をデフォルト設定できます。
- ポジションのビジネス・ユニット、部門、事業所またはジョブを変更すると、これらのオブジェクトからデフォルト設定された既存のデフォルト標準勤務時間、標準年間勤務期間および単位(UOM)の値も削除されます。ただし、これはポジションを複製する場合には適用されません。
- 就業時間情報がデフォルト設定された後、いつでも標準勤務時間、標準年間勤務期間および単位の値を追加すると、値は最新の階層更新に基づいてデフォルト設定されます。たとえば、標準年間勤務期間が企業からデフォルト設定され、現在の部門の標準年間勤務期間の値を指定した場合、最新の標準年間勤務期間の値は部門からデフォルト設定されます。
- ポジションのデフォルト値はすべて変更できます。
- 標準勤務時間、標準年間勤務期間および単位の値は、ポジション・ページを使用する場合にのみデフォルト設定され、HCMデータ・ローダー(HDL)またはHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用してポジションをロードする場合にはデフォルト設定されません。
ポジション管理 - ユーザーのロールに基づく処理事由のフィルタ
ログイン・ユーザーのロールに基づいて処理事由値リストをフィルタできるようになりました。この値リストは、クライアント側値リストに変更されました。
この機能は、次のレスポンシブ・ポジション・ページで使用できます。
- 新規ポジションの要求
- ポジション変更の要求
- ポジションの更新(ポジション詳細から)
- ポジションの訂正(ポジション詳細から)
- ポジションの複製(ポジション詳細から)
この機能により、レスポンシブ・ポジション・ページでの作業時のユーザー・エクスペリエンスが向上し、ロールに関連する処理事由が表示されます。
有効化のステップ
処理事由は「処理の構成」ページで関連付ける必要があります。これらのステップでは、新しい処理事由を作成し、ロールを関連付けます。
- 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」→「ワークフォース・ストラクチャ」→「処理事由」をクリックします。
- 「追加」をクリックします。
- アクションの名前、コードおよび説明を入力します。
- 「送信」をクリックします。
- 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」→「ワークフォース・ストラクチャ」→「処理の構成」をクリックします。
- 特定の処理事由を関連付ける処理(「更新」など)を検索してクリックします。
- 「処理の編集」ページで、「処理」セクションの「続行」をクリックします。
- 「関連付け」をクリックします。
- 作成した処理事由を選択します。
- 関連の開始日を入力します。
- 関連付けるロールを選択します。
- 「送信」をクリックします。
- 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」→「ワークフォース・ストラクチャ」→「ポジション詳細」をクリックします。
- 更新するポジションを検索し、「更新」をクリックします。
ログイン・ユーザーの新しく関連付けられた処理事由を表示できます。
ノート: すべてのユーザーが使用でき、「処理事由」値リストのどの役割にも関連付けられていない処理事由も表示できます。
ヒントと考慮事項
- この機能により、HCMデータ・ローダー(HDL)またはHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)に影響はありません。
- 処理事由を複数のロールに関連付けることができますが、関連する処理事由を表示するには、ユーザーに少なくとも1つのロールが必要です。
- キーワード検索では、アクションの設定ページでアクション・タイプは検索されません。適切なアクションを簡単に見つけるには、特定のフィルタ・アクション・タイプを使用する必要がある場合があります。
- どのロールにも関連付けられていない処理事由は、すべてのユーザーが使用できます。
- 処理事由は削除処理でサポートされていません。
- 最初の有効日ポジション・レコードを訂正する場合、作成処理の処理事由が「処理事由」値リストにリストされます。
- 重複するポジション・フローはポジションの作成に似ているため、作成処理に関連する処理事由が「処理事由」値リストにリストされます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- 『グローバル人事管理の実装』ガイドの処理フレームワーク。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
「個人ギャラリ」および「ポートレート」ページは廃止され、サポートされなくなりました。
更新23Aで、「個人ギャラリ」または「ポートレート」ページを開こうとすると、空白のページが表示されます。また、個人コンテキスト処理ダイアログの「ポートレートの表示」リンクは非表示になります。「個人ギャラリ」または「ポートレート」ページに引き続きアクセスする固有のユース・ケースがある場合は、お客様固有のユース・ケースを文書化したOracleサービス・リクエストをご登録いただければ、確認して検討いたします。
必要に応じて、「個人ギャラリ」および「ポートレート」ページへのリンクを最新のレスポンシブ・ページに更新する必要があります。
このようにして、サポートされていないページの使用をなくすことかできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
V2年功起算日は更新23Bで削除され、サポートされなくなりました。 ただし、V1年功起算日のサポートは引き続き提供されます。
ビジネス継続性を確保するには、V1年功起算日またはV3年功起算日に移行する必要があります。V3年功起算日に移行すると、より充実した機能がユーザーに提供されます。
V3年功起算日に移行するには、次のステップに従う必要があります:
- ヘルプ・センターの『グローバル人事管理の実装』ガイド - 年功起算日の移行プロセスのトピックに記載されている手順に従います。
- 年功起算日V2表を参照する領域(カスタム・レポート、FastFormula、適格プロファイル、抽出およびその他のカスタム統合)を特定します。
- 「年功起算日のバージョン3に移行」ESSプロセスを使用して、非本番環境で試験移行を実行します。
- 移行前と移行後の年功起算日の結果を比較します。
このようにして、サポートされていないページの使用をなくすことかできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
V2年功起算日の詳細は、MyOracleSupportの次のドキュメントを参照してください。
- V2 Seniority Dates Deprecation in Release 23B (ドキュメントID 2935517.1)
Oracle Global Payrollインタフェースは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、給与明細および処理済給与データをOracle HCM Cloudにインポートします。「グローバル給与インタフェース」テンプレートを使用して給与インタフェースを構成し、サードパーティの給与システムへのデータ・フィードを拡張および強化できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
休暇欠勤のグローバル給与インタフェース・テンプレートの基本休暇欠勤レコードのサポート
拡張された休暇欠勤のグローバル給与インタフェース・テンプレートを使用して給与インタフェースを生成し、要約レベル個人休暇欠勤レコードをサードパーティの給与ベンダーと統合します。
休暇欠勤のグローバル給与インタフェース・テンプレートを使用した給与インタフェースの構成方法は次のとおりです。
-
「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」タブの「データ交換」クイック処理をクリックします。
-
「データ交換」ページで「抽出定義」を検索して選択します。
-
抽出を作成します。「抽出定義の作成」ダイアログ・ボックスで、次のフィールドに入力します。
-
名前: インタフェースの名前を指定します。この名前のフローが生成されます。たとえば、名前が「ABC Payroll Interface」であれば、フローは「Run ABC Payroll Interface」として生成されます。
-
開始日: 抽出定義を作成するための開始日を指定します。
-
タイプ: タイプを「給与インタフェース」として選択します。
-
変更のみ: このチェック・ボックスを選択したことを確認してください。
-
国別仕様データ・グループ: 適切な国別仕様データ・グループを検索して選択します。
-
ソース・テンプレート: ソース・テンプレートとして「休暇欠勤のグローバル給与インタフェース」を選択します。
-
-
「OK」をクリックします。使用可能なデフォルトのオブジェクトと属性のリストが表示されます。
-
「休暇欠勤情報」を選択します。使用可能な属性は、「属性」にあります。
-
属性を選択したら、左端のペインで「レビュー」をクリックして選択内容を確認します。
-
「保存」をクリックして構成を送信し、ステータスが「準備完了」になるまで待機します。
この機能では、基本的な個人レベルの休暇欠勤統合がサポートされます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
グローバル給与インタフェースV2のコピーとして作成された、提供されているグローバル給与インタフェースV2インタフェースと給与インタフェースのベースライン抽出を実行して、全ファイルが抽出されないようにします。給与転送シナリオを処理するための変更が提供されました。
ノート: すべてのファイルを抽出しなくてすむようにするには、このパッチを適用した後にベースライン抽出を実行する必要があります。
ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行できます。
これにより、グローバル給与インタフェースV2でファイル全体が抽出されることがなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
グローバル給与インタフェース・テンプレートを使用して生成された給与インタフェースのベースライン抽出の実行
グローバル給与インタフェース・テンプレートを使用して生成された給与インタフェースのベースライン抽出を実行すると、ファイル全体が抽出されることがなくなります。
給与転送シナリオを処理するための変更が提供されました。
ノート: すべてのファイルを抽出しなくてすむようにするには、このパッチを適用した後にベースライン抽出を実行する必要があります。
ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行できます。
これにより、クローバル給与インタフェース・テンプレートを使用して生成された給与インタフェースでファイル全体が抽出されなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ADPグローバル給与の給与インタフェースV2の簡易コンポーネントを使用した給与のサポート
ADPグローバル給与の給与インタフェースV2テンプレートを使用して、簡易コンポーネントに基づく給与をADPグローバル給与システムと統合し、給与インタフェースを生成します。
給与コンポーネントを含む出力ファイルのサンプル
ADPグローバル給与との簡易コンポーネントに基づく給与の統合
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ADPグローバル給与の給与インタフェースのベースライン抽出の実行
ADPグローバル給与の給与インタフェースのベースライン抽出を実行して、ファイル全体が抽出されないようにします。
給与転送シナリオを処理するための変更が提供されました。
ノート: すべてのファイルを抽出しなくてすむようにするには、このパッチを適用した後にベースライン抽出を実行する必要があります。
ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行できます。
これにより、ADPグローバル給与の給与インタフェースでファイル全体が抽出されなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerにあるクローバル給与インタフェースの実装ガイドの第3章「ベースライン抽出の生成」を参照してください。
ADPグローバル給与V2に対する給与インタフェースのベースライン抽出の実行
ADPグローバル給与の給与インタフェースV2のベースライン抽出を実行して、ファイル全体が抽出されないようにします。
給与転送シナリオを処理するための変更が提供されました。
ノート: すべてのファイルを抽出しなくてすむようにするには、このパッチを適用した後にベースライン抽出を実行する必要があります。
ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行できます。
これにより、ADPクローバル給与V2の給与インタフェースでファイル全体が抽出されなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerにあるクローバル給与インタフェースの実装ガイドの第3章「ベースライン抽出の生成」を参照してください。
Oracle HRMS (ドイツ)は、ドイツ固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ドイツのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
キーAMおよびA2の拡張運転免許カテゴリを使用できるようになりました。
この機能により、拡張カテゴリを使用して現在の法律と同期できるため、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (オマーン)は、オマーン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、オマーンのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
組織事業主社会保険詳細計算カードは、社会保険コンポーネント・グループの事業主タイプ(民間または政府部門)と拠出制給与参照Formulaの詳細を格納するために使用できます。
拠出給与の計算に必要な算式を選択できます。
雇用主祝儀金詳細計算カードの祝儀金コンポーネント・グループで、支払われる祝儀金、祝儀金給与算式、祝儀金参照算式などの必須情報を入力して、オマーンの祝儀金計算を処理します。
重要: 法的エンティティにリンクされた独自の算式を記述します。この算式は、提供されている祝儀金算式の入力として必須の月給を設定し、祝儀金が計算される支払を計算します。
祝儀金参照Formula: このFormulaは、オマーン労働法に基づいて提供されます。組織が労働法に従っていない場合は、法的エンティティにリンクする独自の算式を記述できます。これにより、事前定義された算式が置換され、祝儀金金額が計算されます。
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組織計算カードを使用して、オマーン祝儀金および社会保険計算を処理します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
製品使用が給与または給与インタフェースに設定されている場合、新規採用プロセスの一部として、または従業員の再雇用時に従業員社会保険詳細計算カードを作成します。給与関係レベルで従業員計算カードに次の情報を記録できます。
- 市民権
- 社会保険の登録
- 社会保険拠出金差額の控除
- 国籍年金
- 例外タイプ(首長国の個人の場合)
- 拠出給与上書き
- 拠出給与調整
従業員祝儀金詳細計算カードを使用して、祝儀金支払プロセスをトリガーします。このカードは、製品使用も給与または給与インタフェースに設定されている場合、退職プロセスの一部として自動的に作成されます。オマーン従業員祝儀金詳細には、上書き金額および最新祝儀金支払日の値が保持されます。
「金額の上書き」を使用して、計算された祝儀金金額を置換できます。マイナスの金額を入力すると、エラー・メッセージが表示されます。
従業員祝儀金詳細計算カードを使用して、報酬支払プロセスおよび従業員社会保険詳細計算カードをトリガーし、社会保険プロセスをトリガーします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (スペイン)は、スペイン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、スペインのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
関連情報を格納するために、性別アイデンティティ(ORA_HRX_ES_GENDER_IDENTITY)と性的指向(ORA_HRX_ES_SEXUAL_ORIENTATION)の2つの新しいオプション属性が配信されます。これらは、空の値リストがある個人国別仕様情報開発者付加フレックスフィールド・セグメントです。デフォルトでは、これらは非表示です。これらのフィールドを必要に応じて有効にするには、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用する必要があります。参照タイプを特定の値で更新する必要もあります。
これらの新しい属性により、ダイバーシティ記録の目的で、性別アイデンティティおよび性的指向に関する複雑な従業員データを格納できます。
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、フィールドを表示するフローとロールを決定できます。
有効化のステップ
フィールドの有効な値のリストを構成します。
- 「設定および保守」に移動します。
- 「共通参照の管理」タスクを検索します。
- 参照タイプORA_HRX_ES_GENDER_IDENTITYを検索し、必要な参照コードを作成します。
- 参照タイプORA_HRX_ES_SEXUAL_ORIENTATIONを検索し、必要な参照コードを作成します。
特定のフローおよびロールに対して新しいフィールドを有効にします。
- サンドボックスを入力します。
- 「自分のクライアント・グループ」をクリックし、「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」→「トランザクション設計スタジオ」にアクセスします。
- 新しいフィールドを有効にするアクション(フロー)をこの例の「個人詳細」で選択します。
- 新しいルールを作成し、ルールを適用する基準を指定します。ここで、「リージョン」は「統計情報」です。
- 「個人国別仕様情報開発者属性」行で、「編集」アイコンをクリックし、表示するフレックスフィールド・セグメントを選択します。
- ルールがビジネス要件を満たしていることを検証します。
- サンドボックスを公開します。
ヒントと考慮事項
「性別アイデンティティ」および「性的指向」フィールドを含むアクションは次のとおりです。
- 非就業者の追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 雇用関係の作成
- 処理待ち就業者の編集
- 家族および緊急連絡先
- 従業員の採用
- ローカルおよびグローバル異動
- 個人詳細
主なリソース
詳細は、My Oracle Supportの「トランザクション設計スタジオ: 機能と仕組み」(文書ID 2504404.1)を参照してください。
アクセス要件
前述のステップを実行するには、人材管理アプリケーション管理者ロールが必要です。
Oracle HRMS (アラブ首長国連邦)は、UAEの国固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、UAEのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
国別仕様要件に準拠します。首長国IDの検証は、現在NNN-NNNN-NNNNNNN-Nの書式になりました。ここでNは数字を表します。4桁のセクションは生年月日に対応し、詳細が正しくない場合は警告メッセージが表示されます。
国別仕様要件に準拠し、首長国IDの検証はハイフンの使用を含む18桁になりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
新規採用従業員には18桁の新しい書式が適用されますが、以前からの従業員は15桁の従来の書式を引き続き使用します。これにより、不整合が発生する可能性があります。
HCMデータ・ローダーを使用して、国別識別子を更新できます。
Oracle HRMS (米国)は、アメリカ合衆国固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、米国のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
新規採用州電子レポートが改善されました。 オハイオの要件をサポートするために、このレポートには、レポートされたすべての法的エンティティからの合計を記録する単一のヘッダーが含まれるようになりました。
この機能強化により、必要だった手動の回避策が不要になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
HCMコミュニケートは、従業員に送信する会社の連絡を作成、ターゲット設定および追跡するための強力な手段を連絡チームに提供します。この製品により、チームが従業員とのコミュニケーションに細かいターゲットを設定して、従業員のエンゲージメントに基づいて将来のコミュニケーションのターゲットを変更できます。HCMコミュニケートでは、使いやすくテンプレート化されたWYSWYGコンテンツ作成機能を提供して、連絡チームによるエンゲージメント・コンテンツの迅速な作成を可能にします。コミュニケーション・チームは、組織内の他のユーザーのかわりに連絡を送信できます。HCMコミュニケートは、組織が従業員と効果的にエンゲージするための強力なツールキットを提供します。HCMコミュニケートには、Fusion HCM Communicate Cloud Serviceのサブスクリプションが必要です。お客様は、HCMコミュニケートを使用する前に、まずこのサービスをサブスクライブする必要があります。
コミュニケーションを送信する簡単な方法として、従業員にSMSをすばやく送信します。キャンペーン・マネージャは、会社のEメールにアクセスできない従業員をターゲットにできるようになりました。
キャンペーン管理者は、キャンペーン・マネージャがSMSコミュニケーションを作成できるようにするメッセージ・プロバイダを構成します。
SMSキャンペーンの作成
SMSと電子メールを使用して従業員にリーチし、シームレスな顧客コミュニケーション・エクスペリエンスを実現します。
有効化のステップ
キャンペーン管理者がメッセージ・プロバイダを構成する方法を次に示します。
ノート: SMSメッセージ・プロバイダを設定する前に、Twilioのアカウントが必要です。現在、サポートされているプロバイダはTwilioのみです。
- 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: HCMコミュニケート
- 機能領域: 従業員コミュニケーション
- タスク: SMS構成の管理
- SMSコミュニケーションを使用可能にするオプションを選択します。
- 「SMS構成の管理」ページで、「追加」をクリックします。
- 基本プロバイダ・アカウント詳細を入力します。
- メッセージの長さを入力します。これは、従業員がSMSとして受信できる最大文字数です。キャンペーン・マネージャがこの文字数制限を超えると、制限を超える文字は従業員に送信されません。
- SMSの最後にテキストを追加する場合は、「キャンペーン・マネージャによって送信されたすべてのSMSのフッター・テキストを追加」オプションを選択します。たとえば、SMSメッセージからサブスクライブ解除する方法に関するノートを追加できます。フッター・テキストはキャンペーン・マネージャには表示されません。
- プロバイダTwilioのアカウント詳細を入力します。詳細は、Twilioにお問い合せください。
-
Twilioをプロバイダとして設定する場合は、「アウトバウンド・メッセージのテスト」ボタンを使用して詳細をテストしてください。モバイル番号とメッセージを入力し、Twilioサイトに移動してメッセージを表示します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
- 「SMS構成の管理」ページでアカウントをアクティブ化します。
ノート: 有効なメッセージ・プロバイダは1つのみです。
SMSメッセージ・プロバイダの作成
ジャーニに関連する従業員コミュニケーション・キャンペーンについて、HCMコミュニケートでジャーニを昇格・昇進します。HCMコミュニケートが役立つジャーニには、次の2つのタイプがあります。
- 従業員にすでに割り当てられているジャーニ。キャンペーン・マネージャは、従業員とのターゲット設定、追跡、フォローアップを行い、従業員とのコミュニケーションを通じて、ジャーニの完了を促進し、完了率を高めることができます。
- 従業員にまだ割り当てられていないジャーニ。キャンペーン・マネージャは、キャンペーン・コミュニケーションを使用して従業員にジャーニを認識させ、そのジャーニの完了を促すことができます。また、従業員が特定のジャーニを探索し、従業員自身に自己割当できます。
関連するアクセス権を持つキャンペーン・マネージャとして、ジャーニに対する従業員コミュニケーションの作成時に次のタスクを実行できます。
- キャンペーンを作成し、1つのジャーニを関連付けますキャンペーンの目的として「昇格・昇進ジャーニ」を選択
- アクティブなジャーニを1つのみ選択してください
- 従業員にまだ割り当てられていないジャーニを昇格させるか、従業員にすでに割り当てられている場合は完了までのジャーニを推進するかを選択します
- 以前にターゲット指定されたグループのサブセクションのターゲット指定
- ジャーニがまだ割り当てられていないユーザーのみをターゲットにします
キャンペーン目的としての昇格・昇進ジャーニを使用したキャンペーンの作成
従業員のコミュニケーション・キャンペーンを使用して、ジャーニの完了とジャーニの割当率を高めます。
有効化のステップ
キャンペーン管理者は、キャンペーンの目的として「昇格・昇進ジャーニ」を使用してコミュニケーション・チームを作成する必要があります。この設定により、キャンペーン・マネージャはキャンペーンの作成時に「昇格・昇進ジャーニ」を選択できます。
昇格・昇進ジャーニ・キャンペーン目的を持つコミュニケーション・チームの追加ページ
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: HCMコミュニケート
- 機能領域: 従業員コミュニケーション
- タスク: コミュニケーション・チームの管理
-
「コミュニケーション・チームの管理」ページで、「追加」をクリックします。
-
「詳細」セクションで、コミュニケーション・チームの名前と説明を入力します。キャンペーン目的に「昇格・昇進ジャーニ」を選択します。
-
「チーム・メンバー」セクションで、このチーム用に定義された送信者プロファイルおよび事前定義済対象者の構成を使用できる、組織内のキャンペーン・マネージャを追加します。
-
「送信者プロファイル」セクションで、従業員へのコミュニケーションの送信時に、このコミュニケーション・チームが使用できるすべての送信者プロファイルを選択します。このリストには、作成した送信者プロファイルが含まれます。
-
「対象者」セクションで、従業員へのコミュニケーションの送信時に、このコミュニケーション・チームが使用できるすべての対象者を選択します。このリストには、作成した事前定義済対象者が含まれます。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
-
「コミュニケーション・チームの管理」ページで、チームの「アクティブ化」オプションを選択します。
ヒントと考慮事項
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterのHCMコミュニケートの管理ガイドのコミュニケーション・チームの作成を参照してください。
アクセス要件
キャンペーン・マネージャと従業員がこの機能を使用する前に、次の設定詳細を確認してください。
- ジャーニの検索権限(PER_EXPLORE_JOURNEYS_PRIV)およびグローバル・ジャーニの表示権限(PER_VIEW_GLOBAL_JOURNEYS_PRIV)が、従業員へのジャーニの割当を担当するロールに割り当てられていることを確認します。これらの権限により、ジャーニを従業員に割り当てることができるように、ジャーニの「探索」タブへのロール・アクセス権が付与されます。
- 「セキュリティ」タブのチェックリスト・テンプレートで、「調査」および「他者に割当」オプションが有効になっていることを確認し、特定のチェックリスト・テンプレートまたはロールが表示できるジャーニの表示および割当を担当するロールを確認します。
キャンペーン・マネージャがこの機能を使用するには、次のものが必要です。
- 値リストからジャーニを表示するには、グローバル・ジャーニ(PER_VIEW_GLOBAL_JOURNEYS_PRIV)機能権限を表示します。
- 「セキュリティ」タブの「チェックリスト」テンプレートで有効になっている「探索」オプションを使用すると、特定のチェックリスト・テンプレートまたはロールで許可されているジャーニを表示できます。ジャーニ管理者がこのオプションを有効にします。
従業員がこの機能を使用するには、次のものが必要です。
- グローバル・ジャーニ(PER_VIEW_GLOBAL_JOURNEYS_PRIV)およびジャーニの検討(PER_EXPLORE_JOURNEYS_PRIV)機能権限を表示して、「探索」タブにアクセスし、「ジャーニ」ページの「探索」タブでジャーニを表示します。
- 「セキュリティ」タブの「チェックリスト」テンプレートで有効になっている「検討」と「自分に割当」オプションを使用すると、特定のチェックリスト・テンプレートまたは自分のロールが表示できるジャーニと、自分にそのテンプレートを割り当てる機能を表示できます。
キャンペーン・マネージャに送信者プロファイルを使用してシニア・マネージャにかわってコミュニケーションを送信するキャンペーンを構成できます。送信者プロファイルを持つキャンペーン・マネージャは、キャンペーンをアクティブ化する前に、送信者プロファイルを使用してEメールをプレビューできます。これより前は、キャンペーンに割り当てられたものではなく、アプリケーションに関連付けられた送信者プロファイルを使用したEメールをプレビューします。テストEメールで送信者プロファイルの使用を開始するには、キャンペーン管理者が送信者プロファイルを作成し、それをコミュニケーション・チームに関連付ける必要があります。キャンペーン・マネージャは、キャンペーンをアクティブ化する前に、そのコミュニケーション・チームとのキャンペーンを作成し、送信者プロファイルを使用してテストEメールを送信できます。
送信者プロファイル・テストEメール
電子メールが正式に送信される前にテストするときに、送信者の詳細を制御します。
有効化のステップ
キャンペーン管理者が送信者プロファイルを構成する方法を次に示します。
- 「設定および保守」作業領域で、次を検索します。
-
- オファリング: HCMコミュニケート
- 機能領域: 従業員コミュニケーション
- タスク: Eメール・プロファイル・オプションの管理
-
- 電子メール・プロファイルを有効にするオプションを選択します。
- 送信者プロファイルの詳細を入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
キャンペーン管理者が送信者プロファイルをコミュニケーション・チームに追加します。
- 「設定および保守」作業領域で、次を検索します。
-
- オファリング: HCMコミュニケート
- 機能領域: 従業員コミュニケーション
- タスク: コミュニケーション・チームの管理
-
-
「コミュニケーション・チームの管理」ページで、「追加」をクリックします。
-
「詳細」セクションで、コミュニケーション・チームの名前と説明を入力します。キャンペーンの目的を選択します。
-
「チーム・メンバー」セクションで、このチーム用に定義された送信者プロファイルおよび事前定義済対象者の構成を使用できる、組織内のキャンペーン・マネージャを追加します。
-
「送信者プロファイル」セクションで、従業員へのコミュニケーションの送信時に、このコミュニケーション・チームが使用できるすべての送信者プロファイルを選択します。このリストには、作成した送信者プロファイルが含まれます。
-
「対象者」セクションで、従業員へのコミュニケーションの送信時に、このコミュニケーション・チームが使用できるすべての対象者を選択します。このリストには、作成した事前定義済対象者が含まれます。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
-
「コミュニケーション・チームの管理」ページで、チームの「アクティブ化」オプションを選択します。
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterのHCMコミュニケートの管理ガイドで、次を参照してください。
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle® Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
アーカイブされたレコード文書のレポート対象の新しいサブジェクト領域
ワークフォース管理 - レコード文書アーカイブ・リアルタイム・サブジェクト領域を使用して、アーカイブされたレコード文書に関連する属性に関するレポートを表示できるようになりました。
このサブジェクト領域を使用してレポートする前に、ESSジョブ - レコード文書のアーカイブを実行する必要があります。サブジェクト領域のデータ・セキュリティは、ワークフォース管理 - レコード文書リアルタイムという既存のサブジェクト領域と同じです。
さらに、アーカイブに関連する次の属性が、「ワークフォース管理 - レコード文書アーカイブ・リアルタイム」サブジェクト領域の「文書タイプ」ディメンションに含まれています:
- アーカイブ基準ベース(ARCHIVE_CRITERIA_BASIS)
- 次の日数後にアーカイブ(ARCHIVE_CRITERIA_DAYS)
- 次の日数後にパージ(PURGE_ARCHIVE_CRITERIA_DAYS)
新しいサブジェクト領域であるワークフォース管理 - レコード文書アーカイブ・リアルタイムを使用して、アーカイブされたレコード文書に関する拡張レポートを表示できます。
有効化のステップ
新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
アクセス要件
BI職務ロール |
BIジョブ・ロール |
---|---|
レコード文書トランザクション分析職務 レコード文書トランザクション分析 |
|
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除された機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
グローバルHR | 個人ギャラリとポートレート・アクセスの削除 | 23A | レスポンシブ・ページに移動する必要があります。 | ||
グローバルHR |
更新23Dでの従業員RESTリソースのサポート終了のための準備 | 23D | 就業者(/workers)およびユーザー・アカウント(/userAccounts) RESTリソース。 |
||
グローバルHR |
更新23BでのV2年功起算日の削除 | 23B | 17D | ビジネス継続性を確保するには、V1年功起算日またはV3年功起算日に移行する必要があります。V3年功起算日に移行すると、より充実した機能がユーザーに提供されます。 |
|
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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 |
機能名 |
機能の説明 |
テストが必要なお客様のタイプ |
サインアップ方法 |
制限付提供リリース |
現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
グローバル人事管理 |
ユーザー定義AORテンプレート基準に基づいて、就業者職責を自動的に割当または削除します。ユーザー・エクスペリエンスを改善し、本番環境での自動プロビジョニング・プロセスを簡素化するための拡張が行われました。 |
職責テンプレートへの移動を希望するHCM AOR顧客 |
My Oracle Supportでサービス要求をオープンし、AOR-Autoprovisionのタグを含めます My Oracle Support - Fusion Global HR: How to Apply for Autoprovision Areas of Responsibilities Feature Under Controlled Availability (ドキュメントID 2765388.1)を参照してください。 |
21B | はい | |
すべてのHCM製品 | 次の可能性の高いアクションに関するニュース・フィードの提案の取得 | ニュース・フィード・レイアウトの次の可能性の高いアクションに関する提案を取得します。この機能は現在、制限付提供中であり、Oracle Fusion Cloud HCM、財務、プロジェクト管理、調達で使用できます。人工知能と機械学習アルゴリズムは、セッション中に各ユーザーが行う可能性が最も高いアクションを予測して提案します。このアルゴリズムでは、各ユーザーおよび各ユーザーの履歴ナビゲーション動作とパターンを使用して、どのナビゲーション・ターゲットにアクセスする可能性が最も高いかを判断します。 |
ニュース・フィードの全顧客 | My Oracle Supportでサービス・リクエスト(SR)を登録し、プロモーション・コードを要求する必要があります。 |
23A | はい |
次の可能性の高いアクションに関するニュース・フィードの提案の取得
ニュース・フィード・レイアウトの次の可能性の高いアクションに関する提案を取得します。この機能は現在制限付提供であり、Oracle Fusion Cloud HCMで使用できます。人工知能と機械学習アルゴリズムは、セッション中に各ユーザーが行う可能性が最も高いアクションを予測して提案します。このアルゴリズムでは、各ユーザーおよび各ユーザーの履歴ナビゲーション動作とパターンを使用して、どのナビゲーション・ターゲットにアクセスする可能性が最も高いかを判断します。
Oracle Fusion Cloud Applicationsには様々な機能があり、タスクにナビゲートする方法を把握するのが困難な場合があります。ニュース・フィードの提案により、重要なタスクに迅速にアクセスできます。たとえば、経費精算書のレビューと承認が、組織内のマネージャによって一般的に実行されるタスクである場合、新任のマネージャは、そのタスクを実行するための提案をニュース・フィードで受け取ります。または、何人かのチーム・メンバーがパフォーマンス目標を入力している場合、そのチームの他のメンバーに、このタスクがニュース・フィードの提案として表示されます。
この機能のビジネス上の利点の一部を次に示します。
- そのセッション中に発生する可能性が高い次のアクションに関するニュース・フィードの推奨事項の受信
- Fusion内で他の類似のユーザーが実行したアクションの発見
- 管理者の場合、特定のタスク・フロー・ページを提案として固定してタスクを可視化
6つの推奨事項が表示されたニュース・フィード・レイアウトの「提案」タブ
有効化のステップ
この機能を有効にするには、My Oracle Supportでサービス・リクエスト(SR)を登録し、プロモーション・コードをリクエストする必要があります。この機能は現在制限付提供であり、プロモーション・コードが必要です。詳細は、Fusion Global HR: How to Apply for News Feed Suggestions Under Controlled Availability (文書ID 2914373.1)を参照してください。