クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud HCM Common
新機能
すべて展開


  1. 更新23C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. HCM共通
    1. アプリケーション・セキュリティ
        1. 個人セキュリティ・プロファイルに対する除外の使用
    2. HCM抽出
        1. ユーザー・エンティティ詳細の検索
        2. 抽出定義ページの拡張機能
        3. 抽出診断レポートの拡張機能
    3. HCMデータ・ローダー
        1. ステージ表データの保守に失敗したスケジュールの取消
        2. HCMデータ・ローダー機能を提供するためのセキュリティ構成の簡素化
        3. ビジネス・オブジェクトの拡張
    4. HCMスプレッドシート・データ・ローダー
        1. HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレート・ロール割当の監査
        2. ビジネス・オブジェクト検索
    5. HCM共通
        1. HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能
  5. HCM共通の重要な処理と考慮事項
  6. HCM共通の制限付提供

更新23C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年7月28日 HCMデータ・ローダー ステージ表データの保守に失敗したスケジュールの取消

文書の更新。機能情報の改訂。

2023年6月2日     初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

  • リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
  • 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

____________________

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

____________________

全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。

  • HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を見つけることができます。
  • Human Resources What’s Newグローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。

  • Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
  • Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
  • リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。

ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(すぐ使用できない状態で提供される機能)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

HCM共通

アプリケーション・セキュリティ

個人セキュリティ・プロファイルに対する除外の使用

HCM抽出

ユーザー・エンティティ詳細の検索

抽出定義ページの拡張機能

抽出診断レポートの拡張機能

HCMデータ・ローダー

ステージ表データの保守に失敗したスケジュールの取消

HCMデータ・ローダー機能を提供するためのセキュリティ構成の簡素化

ビジネス・オブジェクトの拡張

HCMスプレッドシート・データ・ローダー

HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレート・ロール割当の監査

ビジネス・オブジェクト検索

HCM共通

HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能

HCM共通の重要な処理と考慮事項

HCM共通の制限付提供

HCM共通

アプリケーション・セキュリティ

Oracle Applications Securityが提供する単一コンソールを使用することによって、ITセキュリティ・マネージャおよびITセキュリティ管理者は、ユーザーのライフ・サイクル管理、ロール定義、セキュリティ・ポリシー管理(機能とデータの両方)、ロール階層の保守、ユーザー名およびパスワード・ポリシー管理、証明書管理などの各種機能を実行できます。このコンソールでは、ユーザーはセキュリティに対する変更の影響のシミュレーション、セキュリティ・レポートの実行、およびMicrosoft Active Directoryとの統合のためのコネクタのダウンロードも実行できます。

個人セキュリティ・プロファイルに対する除外の使用

以前は、HCMの除外を使用するために職責範囲別に保護する必要がありました。現在は、職責範囲別に保護しなくても、個人セキュリティ・プロファイルを作成し、すべての就業者を表示して除外を指定できるようになりました。

個人セキュリティ・プロファイルを使用した保護

個人セキュリティ・プロファイルHCMデータ・ローダー(HDL)および機能設定マネージャ(FSM)のエクスポート/インポート機能も更新されて、すべてを表示する機能がサポートされるようになりました。

この機能により、個人データのアクセス・セキュリティの実装が容易になり、カスタム基準SQLの必要性が減少します。

これは優れた実装のベスト・プラクティスのオプションです。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • アサイメントのない候補者および個人は自動的に除外されます。つまり、連絡先が表示されません。
  • FSMエクスポート/インポート・プロセスを介してデータを移行する際には、このプロセスで子オブジェクトを追加できますが、ターゲット環境から子オブジェクトを削除することはできません。
  • アサイメント・レベルのセキュリティが有効で、個人に複数のアサイメントがあり、HCM除外ルールに基づいて1つのアサイメントが除外されている場合、そのアサイメントは表示されません。ただし、アサイメント・レベルのセキュリティが無効で、少なくとも1つのアサイメントにアクセス権がある個人ベースのセキュリティを使用して操作している場合は、すべてのアサイメントが表示されます。

主なリソース

個人セキュリティ・プロファイル、および除外ルールの作成の詳細は、Oracle Help CenterHCMの保護ガイドの個人セキュリティ・プロファイルの章の次のトピックを参照してください:

•    HCM除外ルールの作成

•    個人セキュリティ・プロファイルから一部のレコードを除外するにはどうすればよいですか。

HCM抽出

HCM抽出とはHCMアプリケーションからデータを抽出する方法で、データを別のソースにインタフェースしたり、システム間でレポートを統合するためにデータを抽出するのに使用できます。

ユーザー・エンティティ詳細の検索

新しいユーザー・エンティティ詳細ページを使用して、ユーザー・エンティティ詳細を検索およびフィルタできます。キーワードまたはユーザー・エンティティとその関連属性を使用して、ユーザー・エンティティ詳細を検索できます。

ユーザー・エンティティ詳細の検索ページ

ユーザー・エンティティ詳細の検索ページ

ユーザー・エンティティ詳細を検索するには:

  1. 「ナビゲータ」 > 「自分のクライアント・グループ」 > 「データ交換」をクリックします。
  2. 「データ交換」作業領域で、「ユーザー・エンティティ詳細の表示」をクリックします。
  3. 「ユーザー・エンティティ詳細」ページで、キーワードまたはユーザー・エンティティおよびその関連属性を使用して、ユーザー・エンティティ詳細を検索します。
  4. ユーザー・エンティティの検索結果で、ユーザー・エンティティのリンクをクリックして次を実行します:
  • ユーザー・エンティティ内の使用可能なデータベース・アイテムの表示。
  • ルート・データ・グループで使用するユーザー・エンティティの検証。
  • ユーザー・エンティティのタイプ(単一行、複数行、履歴、有効日など)のレビュー。
  • ユーザー・エンティティが使用するSQL問合せのレビュー。
  • データ・セット内の行数の計算。
  • ユーザー・エンティティによって使用および設定されたコンテキストのレビュー。

ユーザー・エンティティ詳細の検索結果

ユーザー・エンティティ詳細の検索結果

ノート: リリース・パッチの適用後に新しいユーザー・エンティティが提供された場合は、ユーザー・エンティティ・データ・ディクショナリ・プロセスを手動で実行して、ユーザー・エンティティ情報を更新する必要があります。

ユーザー・エンティティ・データ・ディクショナリ・プロセスを発行するには:

  1. 「ナビゲータ」 > 「ツール」 > 「スケジュール済プロセス」をクリックします。
  2. スケジュール済プロセスの概要ページで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
  3. タイプを「ジョブ」のままにして、「ユーザー・エンティティ・データ・ディクショナリの生成」プロセスを選択し、「OK」をクリックします。

    ユーザー・エンティティ・データ・ディクショナリのスケジュール済プロセス

    ユーザー・エンティティ・データ・ディクショナリのスケジュール済プロセス

  4. 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで、レポート・モードを選択します:
    • 新しいユーザー・エンティティ情報を更新する場合は、「いいえ」を選択します。
    • ルート、データベース・アイテムおよびユーザー・エンティティの詳細をレポートに表示する場合は、「はい」を選択します。
  5. スケジュール済プロセスの場合と同じように、プロセス・セット全体のスケジュール、出力および通知を決定します。
  6. 他のオプションを設定し、「発行」をクリックします。

  

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

Oracle Help CenterにあるHCM抽出ガイドのユーザー・エンティティ詳細の表示のベスト・プラクティスを参照してください。

抽出定義ページの拡張機能

再編成されたメニューを使用して、抽出定義を作成および管理できるようになりました。新しい抽出定義ページでは、テンプレートを使用して抽出定義を作成することをお薦めします。

事前定義済テンプレートを使用すると、抽出を迅速に設定しやすくなります。これらのテンプレートを使用すると、包括的なリストから属性を選択して抽出を定義できます。

 抽出定義UIの定義の作成メニュー

抽出定義の作成メニュー

ユーザー・インタフェースのタスク・メニューが、抽出定義を管理するためのタスクの優先度に基づいて再編成されています。

抽出定義タスク・メニュー

抽出定義タスク・メニュー

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

抽出診断レポートの拡張機能

新しい抽出診断レポートはHTML形式で提供されているため、読みやすくなり、レポートの様々なセクション間のナビゲートが簡単になりました。このレポートでは、実行時診断と設計時診断の両方について、詳細情報が体系的に表示されます。

設計の推奨事項に関する情報を入手して、抽出の設計およびパフォーマンスを向上させることができます。特定のHCM抽出実行に対する診断を実行して、フェーズにおけるタイミングおよび推奨事項を識別し、後続の実行のプロセス時間を改善することもできます。

抽出レポートのセクションは次のとおりです:

実行時診断レポート  

  • 推奨事項
  • 基本情報 - 抽出定義、データ・グループ
  • 構成パラメータ
  • 抽出パラメータ
  • 処理済データ要約
  • プロセス・エラー詳細
  • 全体のタイミング要約の説明
  • 進行中のESSジョブ履歴詳細

設計時診断レポート   

  • 抽出定義情報セクション
  • 抽出診断レポート・セクション
  • 実行プラン

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

Oracle Help CenterにあるHCM抽出ガイドのHCM抽出プロセス診断レポートの章を参照してください。

HCMデータ・ローダー

HCMデータ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。

ステージ表データの保守に失敗したスケジュールの取消

HCMデータ・ローダー(HDL)の最適なパフォーマンスを維持するために、ユーザーが作成したカスタム・スケジュールまたはHDLで自動的に作成されるスケジュールを使用して、ステージング表の古いデータがパージされます。

この機能拡張では、次のようにスケジュールが作成されたときに、失敗した「ステージ表データの削除」プロセスのインスタンスが5つ以上ある場合、「失敗したHCMデータ・ローダー・スケジュールの取消」転記プロセスはデータ・セットの処理後に自動的に送信されます。

  • システムに存在しなくなったユーザーによって作成された。
  • ステージング表を保守するプロセスを実行する権限が取り消されたユーザーによって作成された。

この転記プロセスでは、そのような失敗したスケジュールおよびすべての待機プロセスが削除され、失敗したスケジュールが取り消されたことを示す警告がデータ・セットに対して生成されます。

失敗したスケジュールが自動的にパージされると、孤立した失敗スケジュールが確実に削除されるため、ユーザーの介入なしに最適なパフォーマンスを維持できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

失敗したスケジュールを削除した後、HCMデータ・ローダーがファイルをロードする際に、ステージ表を保守するためのスケジュールが存在するかどうかが評価されます。ない場合は、新しいスケジュールが作成されて発行されます。

主なリソース

ステージ表の保守の詳細は、ステージ表の保守の概要を参照してください。

HCMデータ・ローダー機能を提供するためのセキュリティ構成の簡素化

新しく提供されたHCMデータ・ロード職務ロールでHCMデータ・ローダー(HDL)機能へのアクセス権を付与できるので、HCMデータ・ローダー機能を提供するカスタム・ロールを簡単に作成できるようになりました。

HCMデータ・ロード職務ロールでは、次のアクセス権が付与されます:

権限 アクセス先

HCMデータ・ローダー・ビジネス・オブジェクトのレビュー

「ビジネス・オブジェクトの表示」タスク

HCMデータ・ローダー・テンプレートの生成

HDLテンプレート・ファイルを生成する機能

HCMデータのインポートおよびロード

「データのインポートおよびロード」タスク

UCMからのHCMファイルの転送およびステージへのインポート

UCMからHDLステージング表にデータを転送するプロセス。

HCMデータのロード

アプリケーション表に対してデータを検証およびロード(またはデータをロールバック)するプロセス。

ステージ表のHCMビジネス・オブジェクトの属性値のレビュー

「データのインポートおよびロード」タスク内の属性値をレビューする機能。

HCMデータ・ローダー・ステージ・データの削除

「ステージ表データの削除」タスクおよびプロセス

データ交換の管理作業領域

「データ交換」作業領域

さらに、HCMデータ・ローダーが使用するOracle WebCenter Contentサーバー(UCM)フォルダへのアクセス権を付与する必要があります。                                                                                                                                                                                                                                   

HDLにアクセスするためのカスタム・ロールをお客様が簡単に作成できるため、ロールを履行するために必要なツールに対するきめ細かいアクセス権をユーザーに付与できます。

有効化のステップ

このアクセスを有効にするには、カスタム・ロールを編集して次の職務ロールを追加します:

名前 コード

HCMデータ・ロード

ORA_HRC_HCM_DATA_LOAD_DUTY

ステージング・ファイルのアップロード、およびテンプレート・ファイルおよびエラー・ファイルの生成に使用するOracle WebCenter Contentサーバー・フォルダへのアクセス権を付与します。

カスタム・ロールに次のロール階層を付与します:

ロール階層 コード

人材管理ファイルに基づいたエクスポートからのデータのダウンロード

HCM_DATALOADER_EXPORT_RWD

人材管理ファイルに基づいたインポート用のデータのアップロード

HCM_DATALOADER_IMPORT_RWD

ヒントと考慮事項

HDL機能のみが必要なユーザーに「人材管理統合スペシャリスト」ジョブ・ロールを付与しないでください。この強力なジョブ・ロールでは、ユーザーに不要な可能性がある多くの機能へのアクセス権が付与されます。

ビジネス・オブジェクトの拡張

データ・ロード機能が次の新規および拡張ビジネス・オブジェクトにより拡張されます:

新規ビジネス・オブジェクト

福利厚生

ビジネス・オブジェクト 摘要
福利厚生標準レート 福利厚生補償範囲(生命保険や健康保険など)を購入するための原価を決定するレート。
登録証明処理項目のクローズ 受理日または拒否日を更新して、福利厚生登録処理項目をクローズします。
変動レート・プロファイル 変動レート・プロファイルを使用して、標準レートに変化を加えることができます。変動レート・プロファイルでは、適格基準、計算方法、および関連する標準レートに計算が与える影響を指定します。

グローバルHR - チェックリスト

ビジネス・オブジェクト 摘要
チェックリスト一括割付 ジャーニの一括割付を開始する構成。
チェックリスト一括割付翻訳 チェックリスト一括割付の翻訳。

タレント管理

ビジネス・オブジェクト 摘要
スキル割当 1人以上の割当先にコア・スキルを割り当てます。
タレント・プール・セキュリティ・プロファイル 公開タレント・プールを保護するために定義された基準を含むセキュリティ・プロファイル。

.

製品領域の変更

次のオブジェクトの製品領域が更新されて、セキュリティ関連データを一括ロードするオブジェクトを識別しやすくなりました:

ビジネス・オブジェクト 以前の製品領域 新しい製品領域
ジョブ求人セキュリティ・プロファイル 採用 採用 - セキュリティ

.

拡張ビジネス・オブジェクト

これらのオブジェクトには、次の新しい属性が追加されました。

休暇欠勤管理

ビジネス・オブジェクト 要素 新しい属性
休暇欠勤エントリ 休暇欠勤エントリ
  • ApprovalDatetime

グローバルHR - 文書レコード

ビジネス・オブジェクト 要素 新しい属性
文書タイプ 文書タイプ
  • TagList

グローバルHR - 個人

ビジネス・オブジェクト 要素 新しい属性
職責範囲 職責範囲 使用

グローバルHR - セキュリティ

ビジネス・オブジェクト 要素 新しい属性
個人セキュリティ・プロファイル 個人セキュリティ・プロファイル
  • ViewAllFlag

グローバル給与 - 原価計算

ビジネス・オブジェクト 要素 更新
原価配賦勘定科目 原価配賦勘定科目 SourceSubType属性は、更新された参照タイプORA_PAY_COST_SUB_SOURCE_TYPEによって検証されます。参照コードBOTHの意味が変更されました。これは、この属性の参照コードではなく、意味を指定する統合に影響します。

グローバル給与 - エレメント

ビジネス・オブジェクト 要素 更新
給与エレメント定義 給与エレメント定義 ExpeditedMode属性は、更新された参照タイプORA_PAY_ELEMENT_EXPEDITE_MODEによって検証されます。参照コードBOTHの意味が変更されました。これは、この属性の参照コードではなく、意味を指定する統合に影響します。

採用

ビジネス・オブジェクト 要素 更新
候補者ジョブ応募 質問リスト応答参加者

新しい属性:

  • 評点
ジョブ・オファー
  • ジョブ・オファー
  • ジョブ・オファー添付
  • ジョブ・オファー・チーム

次のジョブ・オファーの状態のときに、DFFセグメント、コメント、添付およびオファー・チーム(コラボレータ)を更新できるようになりました:

  • 承認待ち
  • 承認済
  • 提示済
  • 受諾済

HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーで使用可能なこれらの新しい拡張オブジェクトを使用して、一括ロード機能を拡張してください。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

「採用」製品領域のHCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートを定義するアクセス権を割り当てている場合は、新しい「採用 - セキュリティ」製品領域へのアクセス権もロールに付与する必要があるかどうかを確認してください。詳細は、スプレッドシート・ビジネス・オブジェクト・アクセスの管理のヘルプ・トピックを参照してください。

主なリソース

最新のビジネス・オブジェクト情報をレビューおよびダウンロードするには、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用します。

HCMスプレッドシート・データ・ローダー

HCMスプレッドシート・データ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。

HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレート・ロール割当の監査

「監査ポリシーの管理」を使用してHSDLテンプレート・ロール構成の監査を有効にし、「ツール」領域にある「監査レポート」タスクを使用して変更をレビューできるようになりました。

実行方法:

  • 「設定および保守」タスクの「監査ポリシーの管理」ページの「ビジネス・オブジェクト属性の構成」ページで、監査するHSDLテンプレート・ロールを選択します。

  • HSDLテンプレート・ロールに加えられた変更を表示するには、「ツール」の「監査レポート」をクリックします:

HSDLテンプレートのロール構成およびアクセス・タイプの変更をレビューします。使用可能にすると、既存の監査レポートにこれらの変更を表示できるようになります。

有効化のステップ

  1. 「設定および保守」作業領域の「監査ポリシーの管理」タスクを実行します。
  2. Oracle Fusion Applicationsに対して、「監査レベル」「監査」を選択します。
  3. 「ビジネス・オブジェクト属性の構成」をクリックします。
  4. 製品を「HCM共通アーキテクチャ」として選択します。
  5. 階層の「HCMスプレッドシート・データ・ローダー」「HSDLテンプレート・ロール」ノードを選択してチェック・ボックスを選択します。
  6. 「HSDLテンプレート属性: 監査済属性」にある「作成」をクリックします
  7. 「監査属性の選択と追加」ダイアログで、次のチェック・ボックスを選択します:
    • データ・セットのロールバック
    • データ・セットの保存
    • データ・セットのアップロード
    • すべてのデータ・セットの表示
    • テンプレートの管理
    • データ・セットの作成
  8. 「OK」をクリックします。
  9. 「保存」をクリックします。

主なリソース

詳細は、アプリケーションの実装ガイドのビジネス・オブジェクト属性の監査構成のトピックを参照してください。

ビジネス・オブジェクトの検索

検索可能な値リストを使用してビジネス・オブジェクトを検索し、新しいテンプレートを作成したり、既存のテンプレートをフィルタできるようになりました。

ビジネス・オブジェクトの検索は次のページに実装されています:

  • スプレッドシート・テンプレートの「テンプレートの作成」
    • 「データ交換」作業領域のHCMスプレッドシート・データ・ローダーにある「スプレッドシート・テンプレート」タスクをクリックします。
    • 「作成」をクリックします。
    • 「テンプレートの作成」ダイアログで「ビジネス・オブジェクト」ドロップダウンをクリックします。
    • ビジネス・オブジェクト・リストの下部にある「検索」をクリックします。
    • 「検索と選択: ビジネス・オブジェクト」ウィンドウには、ワイルドカード検索をサポートするための「製品領域」および「ビジネス・オブジェクト」の2つの自由テキスト・フィールドがあります。

  • 「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」のフィルタの表示
    • 「データ交換」作業領域のHCMスプレッドシート・データ・ローダーにある「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」タスクをクリックします。
    • 「フィルタの表示」をクリックします。
    • 「フィルタ」ダイアログで「ビジネス・オブジェクト」ドロップダウンをクリックします。
    • ビジネス・オブジェクト・リストの下部にある「検索」をクリックします。
    • 「検索と選択: ビジネス・オブジェクト」ウィンドウには、ワイルドカード検索をサポートするための「製品領域」および「ビジネス・オブジェクト」の2つの自由テキスト・フィールドがあります。
  • スプレッドシート・テンプレートのフィルタの表示
    • 「データ交換」作業領域のHCMスプレッドシート・データ・ローダーにある「スプレッドシート・テンプレート」タスクをクリックします。
    • 「フィルタの表示」をクリックします。
    • 「フィルタ」ダイアログで「ビジネス・オブジェクト」ドロップダウンをクリックします。
    • ビジネス・オブジェクト・リストの下部にある「検索」をクリックします。
    • 「検索と選択: ビジネス・オブジェクト」ウィンドウには、ワイルドカード検索をサポートするための「製品領域」および「ビジネス・オブジェクト」の2つの自由テキスト・フィールドがあります。

お客様がビジネス・オブジェクトを簡単に見つけてテンプレートを作成したり、既存のテンプレートを検索できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

HCM共通

この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。

HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能

グローバルHRの新しいオートコンプリートのサウジアラビア向け提供済ルール「生年月日に基づくSAデフォルト・ヒジュラ暦日付」の追加機能により、HCMエクスペリエンス設計スタジオのオートコンプリート・ルールで新しいルールを作成するユーザー・エクスペリエンスが拡張されて、アプリケーションに個人を追加する際の生年月日の入力時にヒジュラ暦の生年月日が移入されます。このルールでは、ウム・アルクラ暦に基づくOracle標準関数を使用しています。

この機能は、ユーザーが入力した値を検証して正確で一貫したデータを確保するのに役立ち、新しいリリース更新が提供されなくてもHRコンプライアンスに基づいて組織が迅速に調整できるようになります。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。

HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。

主なリソース

HCMアプリケーションのオートコンプリート・ルールの詳細は、更新23Cの次の新機能を参照してください:

アクセス要件

サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。

HCM共通の重要な処理と考慮事項

置き換えられた機能または削除された機能

Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。

製品

削除された機能

削除予定

置換機能

置換済

追加情報

  現時点ではありません        

_________________________

既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート

オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。

また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。

これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。

Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 15548381)

HCM共通の制限付提供

次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。

ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。

これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。

ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。

次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。

制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。

製品

機能名

機能の説明

テストが必要なお客様のタイプ

サインアップ方法

制限付提供リリース

現在参加可能

すべてのHCM製品

次に実行する可能性が高い処理に関するニュース・フィードの提案の取得

ニュース・フィード・レイアウトで、次に実行する可能性が高い処理に関する提案を取得します。この機能は現在制限付きで提供されており、Oracle Fusion Cloud HCM、Financials、Project ManagementおよびProcurementで使用できます。人工知能と機械学習のアルゴリズムにより、セッション中に各ユーザーが実行する可能性が最も高い処理が予測されて提案されます。このアルゴリズムでは、各ユーザーのナビゲーション動作とパターンの履歴を使用して、同様のユーザーがどのナビゲーション・ターゲットにアクセスする可能性が最も高いかを判断します。

ニュースフィードのすべてのお客様

23A クローズ済、中止