クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Inventory Management
新機能
すべて展開


  1. 更新23C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 更新前および更新後のタスク
  4. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  5. 機能のサマリー
  6. サプライ・チェーン・オーケストレーション
    1. サプライ・チェーン・オーケストレーション
        1. REST APIを使用した検証に合格した供給要求明細の処理
        2. 「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用した供給文書の同期
        3. 独自のグループ・コードを使用したバイヤー・プランニングでの購買要求の管理
        4. サプライ・チェーン・オーケストレーションの在庫管理との統合の拡張
        5. バック・トゥ・バック販売オーダーの重複した供給要求の防止
        6. バック・トゥ・バック販売オーダーの手動予約の表示
        7. 構成品目に対するサプライ・チェーン・オーケストレーションでの大規模なオーダー処理の使用
  7. コラボレーション・メッセージング・フレームワーク
    1. コラボレーション・メッセージング・フレームワーク
        1. EメールまたはOracleコンテンツ・リポジトリによって配信されるB2Bメッセージに対するファイル拡張子の定義
        2. 失敗したB2Bメッセージング対応購買オーダーの再送信
        3. アウトバウンドB2Bメッセージに対する送信者のEメール・アドレスの指定
  8. 在庫管理
    1. 在庫管理
        1. 外部認証システムを介したシングル・サインオンを使用したインベントリ電子レコードの署名
        2. 「在庫組織パラメータの管理」ページのレイアウトの改善
        3. 大規模なオーダー処理の予約作成の最適化
        4. この更新で選択された在庫管理のバグ修正
      1. 品目置換
        1. 品目置換時における品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトに対する一括更新の実行
    2. 出荷
        1. ATCUDをポルトガルの組織の出荷文書に印刷
        2. この更新で選択された出荷バグ修正
    3. 受入
        1. レスポンシブ・セルフサービス受入アプリケーションを使用した、他のユーザーの代理での商品およびサービスの受入
        2. この更新で選択された受入バグ修正
    4. 製品リコール管理
        1. 製品リコール属性を系図属性と組み合せたOTBIレポートの生成
    5. 原価管理
        1. 売上原価認識トランザクションの原価会計における新規補助元帳会計ソースの使用
        2. 複数の原価組織を同時に検証およびクローズ
        3. 請求書取消に関連した直接出荷訂正に対する配分の作成
        4. 拡張ユーザー・インタフェースおよびレポートを使用した在庫評価のレビュー
        5. 在庫評価、品目原価および総マージン・レポートの非推奨オブジェクト
        6. この更新で選択された原価管理のバグ修正
    6. 受入会計
        1. この更新で選択された受入会計の不具合修正
    7. 荷揚原価管理
        1. ASN数量を使用した荷揚原価手数料の配賦
    8. 会計文書取得
        1. 金額ベースの購買の処理
    9. サプライ・チェーン財務オーケストレーション
        1. 転送オーダーの分割出荷およびグローバル購買オーダーの部分受入における転送価格の再計算
        2. 直接出荷における改善されたOracle Payables請求書照合フローの使用
  9. 重要な処理と考慮事項

更新23C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年8月21日 サプライ・チェーン財務オーケストレーション 転送オーダーの分割出荷およびグローバル購買オーダーの部分受入における転送価格の再計算 文書の更新。「ヒントと考慮事項」の項が更新されました。
2023年6月21日 在庫管理 大規模なオーダー処理の予約作成の最適化 文書の更新。更新23Cの機能を追加しました。
2023年6月2日     初版作成。

概要

アイデア募集中

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

更新前および更新後のタスク

Cloudアプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行することが必要になる場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle Fusion Cloud SCM: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloud Applicationsは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は有効な状態で提供されます。これは、エンド・ユーザーが即時に使用できることを意味します。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能は、次の権限を使用して、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 機能の概要ページで、オファリングを選択し、それに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択であるすべての使用可能なオファリングをそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
  3. 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。

「新機能」作業領域に表示されない機能をオプトインする場合があります。オプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
  2. 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、オプトイン機能をクリックします。
  3. オプトイン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の機能の編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
  4. 機能の編集ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成に関する項を参照してください。

オプトイン失効

オプト・インで使用不可の状態で提供された機能は、今後の更新で自動使用可能になる場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

使用不可の状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用するには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

サプライ・チェーン・オーケストレーション

サプライ・チェーン・オーケストレーション

REST APIを使用した検証に合格した供給要求明細の処理

「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用した供給文書の同期

独自のグループ・コードを使用したバイヤー・プランニングでの購買要求の管理

サプライ・チェーン・オーケストレーションの在庫管理との統合の拡張

バック・トゥ・バック販売オーダーの重複した供給要求の防止

バック・トゥ・バック販売オーダーの手動予約の表示

構成品目に対するサプライ・チェーン・オーケストレーションでの大規模なオーダー処理の使用

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

EメールまたはOracleコンテンツ・リポジトリによって配信されるB2Bメッセージに対するファイル拡張子の定義

失敗したB2Bメッセージング対応購買オーダーの再送信

アウトバウンドB2Bメッセージに対する送信者のEメール・アドレスの指定

在庫管理

在庫管理

外部認証システムを介したシングル・サインオンを使用したインベントリ電子レコードの署名

「在庫組織パラメータの管理」ページのレイアウトの改善

大規模なオーダー処理の予約作成の最適化

この更新で選択された在庫管理のバグ修正

品目置換

品目置換時における品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトに対する一括更新の実行

出荷

ATCUDをポルトガルの組織の出荷文書に印刷

この更新で選択された出荷バグ修正

受入

レスポンシブ・セルフサービス受入アプリケーションを使用した、他のユーザーの代理での商品およびサービスの受入

この更新で選択された受入バグ修正

製品リコール管理

製品リコール属性を系図属性と組み合せたOTBIレポートの生成

原価管理

売上原価認識トランザクションの原価会計における新規補助元帳会計ソースの使用

複数の原価組織を同時に検証およびクローズ

請求書取消に関連した直接出荷訂正に対する配分の作成

拡張ユーザー・インタフェースおよびレポートを使用した在庫評価のレビュー

在庫評価、品目原価および総マージン・レポートの非推奨オブジェクト

この更新で選択された原価管理のバグ修正

受入会計

この更新で選択された受入会計の不具合修正

荷揚原価管理

ASN数量を使用した荷揚原価手数料の配賦

会計文書取得

金額ベースの購買の処理

サプライ・チェーン財務オーケストレーション

転送オーダーの分割出荷およびグローバル購買オーダーの部分受入における転送価格の再計算

直接出荷における改善されたOracle Payables請求書照合フローの使用

>>クリックして重要な処理と考慮事項を表示

サプライ・チェーン・オーケストレーション

サプライ・チェーン・オーケストレーション

REST APIを使用した検証に合格した供給要求明細の処理

供給要求の作成REST APIを使用して、検証に合格した供給要求明細を処理します。供給要求に複数の供給要求明細が含まれており、REST APIペイロードでAllowPartialRequestFlag属性を「Y」に設定した場合、REST APIによって検証に合格した明細が処理されます。検証に合格しない明細は処理されず、エラーとマークされます。AllowPartialRequestFlagを「N」に設定し、供給要求のどの明細も検証に合格しない場合は、REST APIによって要求内のすべての明細(検証に合格した明細を含む)が拒否されます。AllowPartialRequestFlagのデフォルト値は「N」です。

この機能を使用して、供給要求に複数の供給要求明細が含まれる場合に検証に合格した供給要求明細を処理します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

アクセス要件

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
    • 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
    • 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
    • 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)

独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。

「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用した供給文書の同期

「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用して、Oracle Supply Chain OrchestrationおよびOracle Procurementの間で供給文書を同期します。この機能は、技術的な失敗によりサプライ・チェーン・オーケストレーションで購買依頼または購買オーダーを記録できない場合に、外注加工フローで使用します。

サプライ・チェーン・オーケストレーションが最新の購買詳細を持ち、販売オーダーの供給を正確にオーケストレーションできるように、データを最新の状態に保ちます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A

ヒントと考慮事項

購買依頼と購買オーダーを同期します。

  1. 「供給オーケストレーション」作業領域に移動し、「タスク」→「供給明細の管理」をクリックします。
  2. 「供給明細の管理」ページで、「供給オーダー番号」列のリンクをクリックします(300100083428746など)。
  3. 「供給オーダー詳細」ページで、「処理」→「供給文書の同期」をクリックします。

サプライ・チェーン・オーケストレーションは、サプライ・チェーン・オーケストレーションと調達の間で購買依頼と購買オーダーのデータを同期します。

主なリソース

アクセス要件

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
    • 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
    • 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
    • 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
    • 供給文書の同期(DOS_SYNC_SUPPLY_DOCS)

独自のグループ・コードを使用したバイヤー・プランニングでの購買要求の管理

独自のグループ・コードを使用して、「バイヤー・プランニング」作業領域で購買要求を管理します。「バイヤー」、「カテゴリ」、「品目」、「事業所」、「サプライヤ」および「なし」などの事前定義コードはすでに使用可能です。この新機能により、バイヤー・プランナは独自のグループ・コードを作成してから、これを使用して購買要求をグループに編成し、価格分岐、オーダー最小値などを利用できます。サプライ・チェーン・オーケストレーションによって各購買要求のグループ・コードがOracle Procurementに送信されます。調達において、「グループ・コード」属性の値に従ってこれらの購買要求が購買依頼にグループ化されます。

この機能を使用して購買要求をグループ化し、価格分岐、オーダー最小値およびその他の制約を利用します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

アクセス要件

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
    • 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
    • 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
    • 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)

独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。

サプライ・チェーン・オーケストレーションの在庫管理との統合の拡張

Oracle Supply Chain Orchestrationでは、サービス・マッピングを作成して、更新23B以降のOracle Inventory Managementと統合できます。この機能は、その機能を拡張します。サプライ・チェーン・オーケストレーションと在庫管理システムの間で属性をマップするときに、変更エンティティおよびその他の属性を含めることができます。マップできる新しい属性は次のとおりです。

  • SourceOrganizationId 
  • SourceSubinventoryCode 
  • DestinationLocationId
  • ItemRevision 
  • FreightCarrierId 
  • ModeOfTransportLookup
  • ServiceLevelLookup 
  • ShipmentPriorityLookup 
  • FirmFlag 
  • RepriceFlag 
  • AllowItemSubstitutionFlag

サービス・マッピングを使用して、オーダー履行中にサプライ・チェーンで発生する変更の処理方法を調整します。サービス・マッピングを使用して、在庫、調達または製造と統合できるようになりました。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • これは、常にオプションである既存のオプトイン機能に対する拡張機能です。
  • 在庫管理で適用される検証が、統合において満たされていることを確認します。要求ペイロードは問題ありませんが、在庫管理が要求を受け入れない可能性があります。
  • 特に複数の要求明細を問い合せる場合は、統合アルゴリズムで参照するオブジェクトが存在することを確認してください。実行時に存在しないオブジェクトを参照すると、エラーが発生する可能性があります。
  • エラーが発生した場合は修正し、「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用して要求を再送信します。

アクセス要件

次の事前定義済権限を使用して、この機能を設定します。

  • Manage DOS Service Mappings
  • Manage DOS Algorithms
  • Administer Sandbox
  • View Modified Data (ランタイム結果を表示できるようにするため)

バック・トゥ・バック販売オーダーの重複した供給要求の防止

通信の問題が発生した場合に、Oracle Supply Chain Orchestrationで過剰な供給が作成されないようにします。Oracle Order ManagementからSupply Chain Orchestrationへの供給要求の送信を妨げる中断が発生する場合があります。中断が解決されず、オーケストレーションが要求を受信しないことや、長い遅延の後にようやく受信することがあります。Order Managementが特定の時間後にSupply Chain Orchestrationから応答を受信しない場合、Order Managementは作成、更新または取消の要求を再送信することがあるため、Supply Chain Orchestrationが再送信された要求の処理方法を解釈することが困難になります。

この機能を使用して、Order ManagementとSupply Chain Orchestrationの間で通信の問題が発生した場合に、Supply Chain Orchestrationが同じ需要に対して重複する供給要求を作成しないようにします。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

アクセス要件

この機能は、販売オーダーを作成および送信できるすべての権限で使用できます。

バック・トゥ・バック販売オーダーの手動予約の表示

Oracle Supply Chain OrchestrationでOracle Order Managementの需要を満たすのに十分な供給を作成できない場合は、予約を手動で作成することが必要になる場合があります。これらの予約は、「供給オーケストレーション」作業領域で表示できます。

  • 販売オーダーのバック・トゥ・バック・フローで手動で作成した各予約の詳細を表示します。
  • これらの予約の供給を作成する作業オーダー、購買要求および転送オーダーを表示します。
  • 作業オーダー、購買要求または転送オーダーに移動するリンクをクリックします。
  • 手動予約ごとに、供給明細の現在の状態およびトラッキング明細を表示します。
  • 各供給明細とトラッキング明細のアイコンを表示して、手動予約でそれを使用しているかどうかを迅速に判断します。
  • 「供給オーケストレーション」作業領域には、供給が要求数量を満たしていない場合にのみ手動予約が表示されます。

自動処理以外で販売オーダーに割り当てられている供給の全体像を取得します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A

ヒントと考慮事項

  • サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、オーダー管理から受け取る需要変更について手動予約は変更されません。必要な変更は、手動で行う必要があります。
  • 作業オーダー、購買要求または転送オーダーの数量は、他の要求でも作業オーダー、購買要求または転送オーダーが使用される可能性があるため、予約の数量または供給明細またはトラッキング明細上の数量と異なる場合があります。

アクセス要件

この機能は、販売オーダーを作成および送信できるすべての権限で使用できます。

構成品目に対するサプライ・チェーン・オーケストレーションでの大規模なオーダー処理の使用

処理する販売オーダーが大量にあるときに、サプライ・チェーン・オーケストレーションで大規模なオーダー処理を使用して、構成品目の履行に必要な供給をオーケストレーションします。

多くの構成品目がある販売オーダーの履行をオーケストレーションする必要がある場合、または構成品目が大規模かつ複雑で多くの子コンポーネントがある場合に、パフォーマンスが改善されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

アクセス要件

この機能は、構成品目を使用して販売オーダーを作成および送信できるすべての権限で使用できます。

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

EメールまたはOracleコンテンツ・リポジトリによって配信されるB2Bメッセージに対するファイル拡張子の定義

Eメールおよびファイル・エクスポートの配信方法としてB2Bメッセージのファイル拡張子を指定できます。指定した拡張子は、Eメールによって配信されるB2Bメッセージ、または取引先によってOracleコンテンツ・リポジトリから取得されるメッセージに使用されます。

ファイル拡張子を指定するには:

  1. 「コラボレーション・メッセージング」作業領域で、「タスク」パネル・タブの「B2B取引先の管理」または「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの管理」をクリックします。
  1. 配信方法に関連付けられた取引先またはユーザー定義サービス・プロバイダを検索します。
  1. 取引先またはユーザー定義サービス・プロバイダを選択し、「処理」「編集」を選択します。
  1. 「取引先の編集」ページで、「配信方法」タブを選択して、Eメールまたはファイル・エクスポートの新しい配信方法タイプを追加し、ファイル拡張子を指定します。これらのタイプの既存の配信方法のファイル拡張子を追加することもできます。
  1. 「ファイル拡張子」フィールドに最大4文字を入力します。B2Bメッセージには、入力したファイル拡張子が使用されます。ファイル拡張子を入力しない場合は、デフォルトの.zipが使用されます。

Eメール配信方法

Eメール配信方法

圧縮されたEメール添付ファイルを取り除く、企業のファイアウォール・ルールをトリガーせずに、B2Bメッセージを取引先にEメールで送信できます。

ノート: この機能は、23Bの4月の月次更新でも使用可能になりました。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

入力したファイル拡張子は、ファイルの圧縮方法を変更しません。ファイルはZip圧縮ファイルのままですが、入力したファイル拡張子が付加されます。取引先は、受信時にB2Bメッセージを抽出するために、拡張子を.zipに戻す必要があります。

主なリソース

  • Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • B2B取引先の管理(CMK_B2B_TRADING_PARTNERS_PRIV)
  • サービス・プロバイダの管理(CMK_MANAGE_SERVICE_PROVIDER_PRIV)

これらの権限はこの更新の前から使用可能でした。

失敗したB2Bメッセージング対応購買オーダーの再送信

未送信の購買オーダーのリストを取得して、一括で再送信するか、リストをダウンロードしてさらにレビューできます。リストを生成するには、「コラボレーション・メッセージング履歴の管理」ページの新しい「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックスを使用します。新しいダイアログ・ボックスは、警告アイコンをクリックするか、そのページの「処理」メニューから呼び出します。

次のいずれかの文書タイプを選択したときにB2Bメッセージの送信が開始されなかった購買オーダーがある場合は、「コラボレーション・メッセージング履歴の管理」ページに警告アイコンが表示されます。

  • 購買オーダー - アウトバウンド
  • 購買オーダー変更 - アウトバウンド
  • 購買オーダー取消 - アウトバウンド

警告アイコンをクリックすると、警告メッセージが表示されます。

再送信の警告アイコンおよびメッセージ

再送信の警告アイコンおよびメッセージ

「はい」をクリックすると、「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックスが表示されます。または、「コラボレーション・メッセージング履歴の管理」ページで「処理」→「再送信」を選択して、ダイアログ・ボックスを呼び出すこともできます。

「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックス

「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックス

「日付: 自」および「再送信するオーダー」フィールドは必須です。その他のフィールドはオプションです。

「再送信するオーダー」フィールドには、次のオプションがあります。

メニュー・オプション

説明

B2B送信が開始されなかったオーダー

未送信のすべての購買オーダー(以前の未送信バージョンを含む)を再送信します

B2Bメッセージング・ステータスが「終了済」であるオーダー

ステータスが「終了済」の購買オーダーを再送信します

すべて

未送信のすべての購買オーダーおよびステータスが「終了済」の購買オーダーを再送信します

「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックスで「検索」をクリックして、見つかったオーダーの数を表示します。見つかった購買オーダーのリストをダウンロードするか、オーダーの再送信を開始できます。

処理を終了する前のオーダーの最小処理中期間を設定するには:

  1. 「設定および保守」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングの「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクに移動します。

  2. 「コラボレーション・メッセージング構成の管理」ページの「一般設定」タブの「最小処理中期間」フィールドに値を入力します。入力した値によって、オーダーを終了する前の最小処理中期間が決まります。デフォルト値は60分です。

「処理の終了」オプションは、「処理」メニューで使用できます。

最小処理中期間

最小処理中期間

ノート: この機能は、23Bの5月の月次更新でも使用可能になりました。

未送信の購買オーダーのレビューと一括送信ができるようになりました。この機能により、サプライヤとのB2Bメッセージ交換の潜在的な中断が削減されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

  • Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • コラボレーション・メッセージング構成の管理(CMK_MANAGE_COLLAB_MESG_CONFIG_PRIV)
  • コラボレーション・メッセージング履歴の管理(CMK_COLLAB_MESG_HISTORY_PRIV)
  • 電子メッセージング・プロファイルに使用される拡張可能データ・モデル(PO_ELECTRONIC_COMM_DATA_MODEL)
  • これらの権限はこの更新の前から使用可能でした。

アウトバウンドB2Bメッセージに対する送信者のEメール・アドレスの指定

アプリケーションで生成されたものを使用するかわりに、B2B文書の送信者のEメール・アドレスを構成できます。また、返信用に構成したEメール・アドレスの受信ボックスをモニターできます。

取引先は、Eメールの承認済リストに送信者Eメール・アドレスを追加して、継続的な連絡を行えます。

ノート: この機能は、23Bの4月の月次更新でも使用可能になりました。

有効化のステップ

「設定および保守」で、「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクを選択します。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングの「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクに移動します。
  1. 「コラボレーション・メッセージング構成の管理」ページで「ビジネス・プロセス設定」タブを選択します。
  1. 「コラボレーション・ビジネス・プロセス」セクションで、構成した新しい送信者Eメール・アドレスを使用して送信する文書を含むビジネス・プロセスを選択します。
  1. 「コラボレーション文書の構成」セクションで、アウトバウンド文書を選択します。

ビジネス・プロセスおよびアウトバウンド文書の選択

ビジネス・プロセスおよびアウトバウンド文書の選択

  1. 「追加詳細の構成」ボタンをクリックし、ダイアログ・ボックスで送信者のEメール・アドレスを入力します。このEメール・アドレスは、選択した文書に関連付けられているすべてのアウトバウンドB2Bメッセージの送信者として使用されます。

「追加詳細の構成」ダイアログ・ボックス

「追加詳細の構成」ダイアログ・ボックス

ヒントと考慮事項

Eメール・セキュリティのベスト・プラクティスについては、Oracle Help CenterEメール・セキュリティの構成のドキュメントを参照してください。

主なリソース

  • Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • コラボレーション・メッセージング構成の管理(CMK_MANAGE_COLLAB_MESG_CONFIG_PRIV)

この権限はこの更新の前から使用可能でした。

在庫管理

在庫管理

外部認証システムを介したシングル・サインオンを使用したインベントリ電子レコードの署名

電子レコードをバイオメトリック以外の電子署名で保持する必要がある企業は、ID管理アプローチを簡素化し、ユーザー・ログイン・エクスペリエンスを合理化する方法をますます求めています。そうした企業は、電子レコードに署名したり、使用しているアプリケーション・システムにアクセスするときに、単一のログイン資格証明セットを使用してユーザーを認証する必要があります。この更新では、Oracle WebLogicアイデンティティ・プロバイダではなく外部認証システムに対して認証するアイデンティティ・プロバイダとしてOracle Access Managementを使用して、電子署名ユーザーのシングル・サインオン資格証明を構成できるようになりました。

シングル・サインオン資格証明は、次のOracle Inventory Management電子署名および電子レコード・トランザクションの電子署名ユーザーに適用できます。

  • 在庫ロット更新
  • 在庫シリアル更新
  • その他トランザクション
  • 棚入
  • 受入
  • 受入トランザクション訂正
  • 出荷確認

シングル・サインオンを使用したユーザー認証用のOracle Access Managementログイン・ページのスクリーンショットを次に示します。

シングル・サインオンを使用したユーザー認証用のOracle Access Managementログイン・ページ

外部認証のアイデンティティ・プロバイダとしてOracle Access Managementを使用すると、シングル・サインオン資格証明に基づいて、Oracle電子署名プロセスを他の既存のアプリケーション・ログインと同期できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A

「外部認証システムを介したシングル・サインオンを使用した製造電子レコードの署名」機能にオプトインして使用する場合は、次のことを行う必要があります。

  1. その親機能「サプライ・チェーン管理トランザクションの電子レコードおよび電子署名の取得」にオプトインします。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

  2. 「Oracle Access Managerを使用した電子署名ユーザーの再認証」という機能をオプト・インします。

Oracle Access ManagementでのIdentity Federationの構成および管理方法に関するドキュメントを参照してください。

ヒントと考慮事項

  • 外部認証システムを使用しない場合、構成の変更は必要ありません。
  • この機能のオプト・インが失効すると、ビジネス・プロセス管理ではなくOracle Access Managementを使用したログイン認証ページが表示されます。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 電子署名の追加(EDR_ADD_ESIGNATURES_TRANSACTIONS_PRIV)

この権限はこの更新の前から使用可能でした。

「在庫組織パラメータの管理」ページのレイアウトの改善

「在庫組織パラメータの管理」ページの「一般情報」領域で、「その他の使用方法」セクションの一部の在庫組織フィールドが順序変更されました。「組織は契約製造業者を示す」チェック・ボックス、「サプライヤ」および「サプライヤ・サイト」フィールドは「統合システム・タイプ」フィールドの上に移動しています。このフィールド順序の変更により、関連属性が相互に隣接し、より意味のある順序となるよう維持されます。

「その他の使用方法」セクションの順序変更されたフィールド

「その他の使用方法」セクションの順序変更されたフィールド

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

大規模なオーダー処理の予約作成の最適化

適切な商品を使用して時間どおりに顧客オーダーを処理することは、すべてのビジネスにとって不可欠です。予約は、特定のオーダーに対して資材を確実に使用できるようにすることで、この目標を達成するのに役立ちます。大規模環境では、同じ材料を同時に予約しようとする多数のオーダーによって競合が発生し、パフォーマンスが低下する可能性があります。現在は、大規模なオーダー環境で操作するときに、INV_RSV_SOAP_PERF_TUNINGプロファイル・オプションを使用して、オーケストレーション・プロセスでの予約作成を最適化できるようになりました。

この機能により、大規模オーダー環境の予約処理が拡張されます。

有効化のステップ

プロファイルを作成します。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。「タスク」パネルで「検索」をクリックし、「プロファイル・オプションの管理」を検索します。
  1. 「プロファイル・オプションの管理」タスクをクリックします。
  1. 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「+」アイコンをクリックします。「プロファイル・オプションの作成」ページで:
    1. プロファイル・オプション・コードにINV_RSV_SOAP_PERF_TUNINGと入力します。
    2. プロファイル表示名としてInventory Reservation Performance Tuningと入力します。
    3. アプリケーションとして「在庫管理」を選択します。
    4. モジュールとして「在庫管理」を選択します。
    5. 開始日として「現在日」と入力します。
    6. 「保存」をクリックします。
  1. プロファイル・オプションのレベルを更新します。
    1. 「サイト」レベルで「有効」および「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
    2. 「保存してクローズ」をクリックします。
  1. 「設定および保守」作業領域で、「在庫プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
    • オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
    • 機能領域: 在庫管理
    • タスク: 在庫プロファイル・オプションの管理
  1. 「在庫プロファイル・オプションの管理」ページで、次の値を入力します。
    1. プロファイル・オプション・コードにINV_RSV_SOAP_PERF_TUNINGと入力し、「検索」ボタンをクリックします。
    2. プロファイル・オプションを選択し、プロファイル値に移動します。
    3. プロファイル・レベルで「サイト」を選択し、プロファイル値としてYを入力します。

ヒントと考慮事項

  • この機能を無効にするには、INV_RSV_SOAP_PERF_TUNINGプロファイル・オプション・コードの値としてNを選択します。
  • INV_RSV_SOAP_PERF_TUNINGプロファイルが定義されていない場合、既存の動作は維持されます。

主なリソース

  • Oracle Supply Chain Management Cloud: 製造およびサプライ・チェーン管理の実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

この更新で選択された在庫管理のバグ修正

この更新には、Oracle Inventory Managementの動作方法を変える可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

オープン出荷のシリアル管理変更の制限

ソース組織または搬送先組織で受け入れる品目に待ち状態の移動中出荷または転送オーダー出荷がある場合、「シリアル生成」品目属性は更新できません。この更新の前は、「シリアル生成」属性を「シリアル番号管理なし」から「事前設定シリアル番号」および「在庫受入時動的入力」に更新できませんでした(その逆も同様)。更新後、制限は「販売オーダー、転送オーダーまたは作業オーダー出庫時の入力」および「在庫ピック時入力」にまで拡張され、その逆も同様です。制限を導入する理由は、移動中出荷の実行中にシリアル番号のデータ破損を回避するためです。

Oracleリファレンス: 34760615

製造現場タイプ移動要求の仕掛ピック作成時の前の上位レベル予約の尊重

この更新の前は、マイナス在庫が許可されておらず、「作業オーダー資材の予約を許可」がオフになっている組織内の品目に対して上位レベルの予約があった場合でも、作業オーダーの同じ品目の資材をリリースおよびピックできました。その結果、引当可能数量が0であった場合でも、仕掛ピック・トランザクション・タイプの移動要求の品目に対して配賦が作成されました。この更新では、組織内の作業オーダーの品目のピック・リリース時に、既存の事前予約が尊重され、引当可能数量が0より大きい場合にのみ、移動要求のトランザクション・タイプが「仕掛ピック」の品目に対してピックが作成されます。

Oracleリファレンス: 35037048

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

品目置換

品目置換時における品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトに対する一括更新の実行

品目置換はOracle Fusion Cloud ProcurementとOracle Fusion Cloud Inventory Managementアプリケーションにわたる統合ソリューションで、外部供給ソースからの供給の中断が発生したときに、品目とサプライヤを置換することで、いくつかの修正措置を図ることができます。この機能は、新しいガイド付きプロセスである「在庫エンティティの品目置換の管理」を提供し、これを使用して、品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトに対して一括置換を実行できます。

このガイド付きプロセスでは、次のステップを実行します。

  1. 一括置換オプションの選択
  2. 品目保管場所属性の定義
  3. 品目保管棚属性の定義
  4. 品目トランザクション・デフォルトの一括置換オプションの選択
  5. 品目トランザクション・デフォルトの定義

最初のステップで行った品目置換の選択に基づいて、これらのステップのすべてまたは一部がガイドされます。ガイド付きプロセスで在庫エンティティの置換を開始すると、置換品目に対して補充が使用可能になり、中断された品目に対して新しい補充要求が作成されないように、中断された品目に対して使用不可になります。中断された品目の供給が復元されると、品目を再稼働できます。その後、再稼働された中断された品目に対する新しい補充要求の作成が開始されます。

品目の置換ソリューションを使用すると、次のことができます。

  • 実施中の置換について利害関係者に通知し、品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトに対する品目置換の開始を支援します。
  • これらの在庫エンティティに対して一括更新を実行します。更新には、中断された品目に対するMin-MaxまたはPAR補充プランニングの無効化、および置換品目に対する新しい品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトの作成が含まれます。
  • ガイド付きプロセスを介して、置換品目の品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトを手動で定義します。
  • 供給が復元されたら、在庫エンティティの一括再稼働を実行して一時的な置換を行います。

置換タスクへのアクセス

「品目の一括置換の管理」タスクを使用して、各在庫組織の「在庫」作業領域で処理の期限である品目置換タスクにアクセスできます。

「在庫」作業領域

置換タスク

または、バイヤーがOracle Purchasingで定義した置換タスクの置換オプションを確認したときに受け取る通知からタスクにアクセスできます。影響を受ける在庫組織をレビューし、データ・アクセス権がある組織の置換を開始します。

BPMの通知

置換の詳細

置換タスクは、置換ライフ・サイクルを通じて様々なステータスになり、これらのタスクを管理するために実行する対応する処理を示します。

一括置換オプションの選択

ガイド付きプロセスの最初のステップでは、置換を続行する方法について次の選択を行います。

  1. 内部ソースの保管場所を置換するかどうか、またはサプライヤ・ソースの保管場所のみを置換するかどうか。
  1. 中断された品目からすべての補充属性をコピーして一括置換を実行するかどうか。一括置換に対してこのオプションを選択すると、在庫エンティティに対して一括更新を実行するためにスケジュール済プロセスがバックグラウンドで送信されます。これらの在庫エンティティの更新中に発生した例外は、レビューおよび再送信のために実行エラー・ページに表示されます。このオプションに「いいえ」を選択すると、ガイド付きプロセスを介して品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトを手動で定義できます。

一括置換オプション

品目保管場所属性の定義

品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトを当初品目からコピーしないように選択した場合は、これらの在庫エンティティを手動で定義できます。ガイド付きプロセスのこのステップは、置換品目の単位、梱包サイズ、リード・タイムおよび既存の需要に基づいて変化する新しい補充属性のセットを提供することで、置換品目の品目保管場所の定義に役立ちます。置換タスクに代替サプライヤが置換方法として存在する場合、代替サプライヤの購買単位、リード・タイムおよび最小オーダー数量に基づいて変化する新しい補充属性のセットで、中断された品目の品目保管場所を更新できます。中断された品目と置換品目を同じ事業所で混在させない場合は、影響を受ける品目に別の保管場所を関連付けることもできます。新しいレコードを追加し、既存のレコードからコピーし、当初品目保管場所レコードをレビューして、置換品目に追加できるようになりました。また、任意の補充属性について複数の品目保管場所レコードを同じ値で1度に更新することもできます。

品目保管場所属性

品目保管棚属性の定義

影響を受ける品目の品目保管場所を定義すると、ガイド付きプロセスを使用して、置換品目の品目保管棚を定義できます。中断された品目と置換品目を同じ事業所で混在させない場合は、影響を受ける品目に別の保管棚を関連付けることができます。新しいレコードを追加し、既存のレコードからコピーし、当初品目保管棚レコードをレビューして、置換品目に追加できます。また、任意の補充属性について複数のPAR品目保管棚レコードを同じ値で1度に更新することもできます。

品目保管棚属性

品目トランザクション・デフォルトの定義

品目保管場所および品目保管棚を定義した後、置換品目の品目保管場所デフォルトおよび品目保管棚デフォルトを定義できます。中断された品目から品目トランザクション・デフォルトをコピーすることを選択できます。または、新しいレコードを手動で追加し、当初品目トランザクション・デフォルト・レコードをレビューして、置換品目に追加できます。

品目トランザクション・デフォルト

置換要約

品目置換プロセス中に在庫エンティティに対して実行された更新を履歴参照としてレビューできます。「置換要約」へのナビゲートに役立つ通知を介して再稼働プロセスを開始するように求められます。バイヤーが購買で再稼働を完了した後、再稼働処理を開始します。この処理では、スケジュール済プロセスがバックグラウンドで送信され、在庫エンティティに対して一括再稼働が実行され、中断された品目の補充が有効になり、最終的に置換タスクが完了します。

置換要約

品目置換を使用して、供給の中断時に利用可能な代替オプションからリアルタイムで是正措置を講じることができます。品目保管場所、品目保管棚および品目トランザクション・デフォルトを管理して、中断された品目から置換品目に補充を切り替える手作業は排除されます。また、ビジネス・ルールに基づく利害関係者への柔軟な通知により、説明責任を向上できます。

有効化のステップ

通知を有効にするには、次のステップを実行します。これらの通知により、在庫エンティティの置換に対する処理が必要な品目置換タスクについてプランナおよび在庫マネージャに通知されます。

  1. 「設定および保守」作業領域で、サプライ・チェーン管理のタスク構成の管理タスクを使用します。
  • オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
  • 機能領域: 施設
  1. 「BPMワークリスト」ページの「タスク構成」タブで、ItemReplacementReplenishAttrUpdateFYITaskを検索します。

BPMルール構成

  1. 次の属性を使用してFYI通知ルールを定義します。
  • 調達ビジネス・ユニット
  • 購買カテゴリ名
  • 在庫カテゴリ名
  • 組織コード
  • 組織ソーシング・タイプ
  • 置換方法
  • 在庫プランニング方法
  • 補充数量計算方法
  • 補充数量計算タイプ
  • MRPプランニング
  • セカンダリ在庫
  • 保管場所ソーシング・タイプ
  • 保管場所事業所名
  • 保管場所PAR事業所
  • 保管場所プランニング方法

ヒントと考慮事項

  • 在庫エンティティで置換タスクにアクセスし、品目置換を実行するには、在庫組織へのデータ・アクセス権が必要です。
  • 「一括置換オプションの選択」ステップでは、置換品目の単位、梱包サイズ、リード・タイムまたは最小オーダー数量に変更がない場合にのみ、品目保管場所および品目保管棚をコピーするオプションを選択することを検討してください。ただし、これらのパラメータに変更がある場合や、別の保管場所または保管棚を使用する必要がある場合は、中断された品目からこれらの在庫エンティティをコピーしないように選択できます。
  • 品目トランザクション・デフォルトの「一括置換オプションの選択」ステップでは、品目置換プロセス中に新しい保管場所または保管棚が置換品目に関連付けられていない場合にのみ、ガイド付きプロセスの品目トランザクション・デフォルトをコピーするオプションを選択することを検討してください。それ以外の場合は、「品目トランザクション・デフォルトの定義」ページを使用して、新しい保管場所または保管棚を使用して品目トランザクション・デフォルトを定義します。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 在庫の品目置換の管理(SCH_MANAGE_ITEM_REPLACEMENT_INV_PRIV)
  • 品目置換通知の管理(SCH_MANAGE_ITEM_REPLACEMENT_NOTIFICATIONS_PRIV)
  • 保管場所および保管棚の管理(INV_MANAGE_SUBINVENTORY_AND_LOCATOR_PRIV)
  • 品目トランザクション・デフォルトの管理(INV_MANAGE_ITEM_TRANSACTION_DEFAULTS_PRIV)
  • 在庫管理作業領域のモニター(INV_MONITOR_INVENTORY_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
  • 在庫作業領域のモニター(INV_MONITOR_INVENTORY_WORK_AREA_PRIV)
  • Webサービスごとの保管場所および保管棚値リストの表示(INV_VIEW_SUBINVENTORY_LOCATOR_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)
  • FSCM統合Restサービスへのアクセス(FUN_FSCM_REST_SERVICE_ACCESS_INTEGRATION_PRIV)
  • 単位使用の管理(INV_MANAGE_UNIT_OF_MEASURE_USAGE_PRIV)
  • Webサービスごとの単位値リストの表示(RCS_VIEW_UNITS_OF_MEASURE_LOV_WEB_SERVICE_PRIV)

これらの権限はすべて、この更新の新機能である在庫の品目置換の管理(SCH_MANAGE_ITEM_REPLACEMENT_INV_PRIV)を除き、この更新の前に使用可能でした。

また、ユーザー定義ロールに次のデータ権限を付与する必要があります。

  • 保管場所データの管理
  • 在庫保管棚データの管理
  • 品目保管棚属性の管理
  • 品目および在庫組織パラメータ・データの管理

出荷

ATCUDをポルトガルの組織の出荷文書に印刷

ポルトガルの税務当局の規制の最新の変更に準拠するために、パッキング・スリップ、船荷証券およびコマーシャル・インボイスの3つのタイプの出荷文書に一意の文書コード(ATCUD)を印刷できるようになりました。

ATCUDは、ポルトガルの税務当局が提供する文書シリーズの検証コードと、シリーズ内の文書の連番をハイフンで区切って連結したものです。検証コードは「ローカライゼーション文書採番の管理」タスクを使用して設定し、連番は出荷文書に関連付けられた文書連番から一意の番号です。

ATCUDコードは、各ページの下部および出荷文書の最終ページのQRコードの上部に印刷されます。

パッキング・スリップのATCUDコード

この機能を使用すると、ポルトガルの税規制の最近の変更に対してコンプライアンスを維持できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、次の設定を完了する必要があります。

地域ローカライゼーションの有効化

  1. 「ナビゲータ」「自分の企業」「オファリング」をクリックします
  2. 「オファリング」ページで「財務」オファリングを選択し、オプト・イン機能をクリックします。
  3. オプト・イン・ページで、「財務」オファリングの「機能の編集」アイコンをクリックします。
  4. 「機能の編集」ページで、「地域ローカライゼーション」を検索し、「使用可能」チェック・ボックスを選択して「ポルトガル」を選択します。

地域ローカライゼーション機能

  1. 「保存してクローズ」をクリックします。

ポルトガルのATCUD採番の有効化

  1. 「ナビゲータ」「自分の企業」「設定および保守」「タスク」「検索」「ローカライゼーション・システム・オプションの管理」をクリックします。
  1. 「ローカライゼーション・システム・オプションの管理」ページで、「作成」アイコンをクリックしてATCUD採番を実装するビジネス・ユニットを追加します。
  1. ローカライゼーション・システム・オプション・ページで、ビジネス・ユニットを選択し、「国」ドロップダウン・リストから国を「ポルトガル」に設定します。
  1. ローカライゼーション・システム・オプション・ページで、ポルトガルのATCUD採番使用可能オプションを「はい」に設定して、「文書採番の作成」スプレッドシートを使用したATCUD採番の構成を有効にします。

ローカライゼーション・システム・オプション

  1. 「保存してクローズ」をクリックします。

ATCUD採番の設定

文書採番の作成スプレッドシートをダウンロードして、ATCUD採番を設定します。

  1. 「ナビゲータ」「自分の企業」「設定および保守」「タスク」「検索」「ローカライゼーション文書採番の管理」をクリックします。
  1. 「会計文書連番の管理」ページの「検索対象」フィールドで「ポルトガル」を選択します。
  1. 「スプレッドシートでの文書採番の作成」ウィンドウでビジネス・ユニットを選択して「OK」をクリックし、スプレッドシート(DocumentNumberingTemplate.xlsx)をダウンロードします。

ATCUD採番設定を定義します。

  1. DocumentNumberingTemplate.xlsxスプレッドシートを開き、アプリケーションにログインします。
  2. 「文書採番の作成」スプレッドシートに次の情報を入力します。
詳細
連番名

パッキング・スリップや船荷証券、コマーシャル・インボイスに使用される文書連番の名前を入力します。これは必須フィールドです

プリフィクス

関連する文書連番の検証コードを入力します。このコードはポルトガル税務当局からのものです。

セパレータ

プレフィックスと連番を区切る文字を入力します。文字「-」を引用符なしで使用します。

開始日

ATCUD採番設定の有効開始日を入力します。これは必須フィールドです。

終了日

ATCUD採番設定の有効終了日を入力します。

文書採番の作成スプレッドシート

  1. 「アップロード」をクリックして、変更内容を保存します。

出荷文書の出荷パラメータでの電子署名の自動生成の有効化

  1. 「ナビゲータ」「自分の企業」「設定および保守」「タスク」「検索」「出荷パラメータの管理」をクリックします。
  2. 「出荷パラメータの管理」ページで、「出荷文書の電子署名の自動生成」チェック・ボックスを選択します。

出荷パラメータの管理

  1. 「保存してクローズ」をクリックします。

ノート: この出荷パラメータは、ポルトガルの出荷文書フローを有効にします。このパラメータは、ポルトガルの出荷パラメータの管理権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーが使用できます。

ヒントと考慮事項

  • 同じ日付範囲を持つ既存の設定がある文書連番に対しては、ATCUD採番設定は作成できません。
  • ATCUD採番設定で文書連番の終了日を更新すると、「出荷文書連番の管理」設定の文書連番が同じ終了日で更新されます。
  • ポルトガル・ローカライゼーション・システムのATCUD採番オプションと「出荷文書の電子署名の自動生成」出荷パラメータの両方が有効な場合は、ATCUD採番設定で、パッキング・スリップ、船荷証券およびコマーシャル・インボイスの文書連番を追加する必要があります。文書連番がアクティブなATCUD採番設定に関連付けられていない場合は、出荷を出荷確認できません。
  • ATCUD採番設定には、出荷組織の出荷パラメータに設定されているパッキング・スリップ、船荷証券およびコマーシャル・インボイスといった文書連番カテゴリに割り当てられている文書連番を使用します。
  • ATCUDコードはQRコード(コードH)に存在します。ポルトガル・ローカライゼーション・システムのATCUD採番オプションが有効になっていない場合、QRコードのATCUDフィールドに値0が示されます。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: Shippingの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud Financials: EMEA用の会計の使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • EMEA実装リソース(文書ID 2576459.1)

アクセス要件

  • 次の職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • ポルトガル出荷処理(ORA_WSH_PORTUGAL_SHIPMENT_PROCESSING_DUTY)
    • ポルトガル出荷処理(ORA_WSH_PORTUGAL_SHIPMENT_PROCESSING_DUTY_OBI)

これらの職務ロールは、この更新の前から使用可能でした。

  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • ポルトガルの出荷パラメータの管理(WSH_MANAGE_SHIPPING_PARAMETERS_PORTUGAL_PRIV)
    • ポルトガルの出荷レポートの印刷(WSH_PRINT_SHIPPING_REPORTS_PORTUGAL_PRIV)

これらの権限はこの更新の前から使用可能でした。

この更新で選択された出荷バグ修正

この更新には、Oracle Shippingの動作方法を変える可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

「中間出荷ステータス更新の送信」スケジュール済プロセスのパフォーマンスの改善

「中間出荷ステータス更新の送信」スケジュール済プロセスのパフォーマンスを改善するために、プロセスで使用されるステージング表から不適格レコードを削除するプロセスを追加しました。この更新の前は、これらのレコードはステージング表から削除されることはなく、スケジュール済プロセスが送信されるたびに、これらのレコードが処理用に選択されました。この更新後、最初のスケジュール済プロセスは、ステージング表から削除する必要がある不適格レコードの数に応じて実行時間が長くなる可能性があります。

Oracleリファレンス: 34919402

梱包ユニットの更新時に出荷の総重量および容積を再計算

この更新の前は、梱包ユニットの総重量および容積を変更して「出荷の管理」ページで「保存」処理を選択しても、出荷の総重量および容積は自動的に更新されませんでした。梱包ユニットの更新は、出荷が確認されたときにのみ出荷に反映されました。ただし、梱包ユニットに梱包された出荷明細の総重量が変更されて保存されると、出荷が更新されました。この更新では、梱包ユニットの総重量および容積が変更されて保存されると、出荷の総重量および容積が再計算されるようになりました。

Oracleリファレンス: 34854392

計画出荷に割り当てられた返品承認出荷明細の更新を許可

この更新の前は、Oracle Fusion Cloud Order Managementで返品承認のオーダー明細が更新または取り消されたときに、出荷明細が計画出荷に割り当てられている場合、対応する出荷明細の更新は失敗しました。その結果、Oracle Order Managementの取消済オーダー明細に対して、Oracle Shippingでオープン出荷およびオープン出荷明細が存在する場合がありました。この更新では、出荷明細が計画出荷に割り当てられている場合でも、返品承認の出荷明細の更新が許可されるようになりました。

Oracleリファレンス: 34812752

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

受入

レスポンシブ・セルフサービス受入アプリケーションを使用した、他のユーザーの代理での商品およびサービスの受入

モバイル・デバイスで数回タップするだけで、いつでもどこでも他のユーザーのオーダーに対して商品やサービスの受入を作成できるようになりました。さらに、レスポンシブ・セルフサービス受入アプリケーションを使用して、タブレットやデスクトップで同じ改善されたユーザー・エクスペリエンスをシームレスに利用できます。

このリリースのレスポンシブ・セルフサービス受入アプリケーションで使用可能な機能は次のとおりです。

ノート: ユーザーに「自分の受入(新規)」」ナビゲーション・メニュー項目へのアクセス権を付与する方法の詳細は、「アクセス要件」の項を参照してください。

  • レスポンシブ・アプリケーション

セルフサービス受入は、応答性のあるアプリケーションとして構築され、様々なデバイスからページを表示できます。モバイル、タブレット、デスクトップのいずれのデバイスを使用している場合でも、画面の表示は、表示に使用されているデバイスの画面サイズと向きに基づいて動的に変化します。このイメージは、モバイル・デバイスでレンダリングされたセルフサービス受入アプリケーションを示しています。

モバイル・ビュー

このイメージは、デスクトップ・デバイスでレンダリングされたセルフサービス受入アプリケーションを示しています。

デスクトップ・ビュー

  • 他のユーザーの代理での受入

組織内の他の調達要求者のオーダーを受け入れることができます。組織によっては、組織内の他の要求者にかわって商品やサービスを受け入れる個人を指定する場合があります。たとえば、オフィス内の他の個々の調達要求者の代理として集中的に受け入れるオフィス・マネージャなどです。この柔軟性により、組織は集中管理された受入プロセスを実装できます。

他のユーザーの代理での受入

  • 受入オーダー

複数のオーダーを選択して、新規受入を作成できます。検索を実行すると、受入待ちのオーダーが検索結果に表示されます。1つのオーダーまたは複数のオーダーを選択できます。受け入れるオーダーを選択したら、「即時受入」または「詳細ありで受入」を選択できます。受入が正常に作成されたら、確認トースト・メッセージに新しく作成された受入番号が表示されます。

ノート: プロモート・ボタンとして「即時受入」または「詳細ありで受入」を表示するように「セルフサービス調達の無チェック受入の強制」プロファイル・オプションを構成する方法については、「ヒントと考慮事項」の項を参照してください。

即時受入

「詳細ありで受入」では、追加の受入詳細を入力できます。たとえば、受入数量を調整し、請求書やパッキング・スリップなどの添付を入力できます。このような場合は、「詳細ありで受入」を使用する必要があります。「詳細ありで受入」フローでは、受け入れるオーダーを選択できます。各オーダーは、1/3、2/3、3/3などのプロセス・フローで表示されます。受入詳細を入力したら、「送信」ボタンをクリックして受入を作成します。新しく作成された受入番号を示す確認メッセージが表示されます。

詳細ありで受入

  • 新規受入ドロワー

デスクトップ・ビューで受入を作成する場合、新規受入ドロワーで、受け入れるオーダー間を簡単にナビゲートできます。受入の作成時に、次のオーダーと前のオーダー間をナビゲートできます。各ドロワーで、受入数量や金額、添付などの受入詳細を入力できます。各オーダーの詳細を検証したら、選択したオーダーの受入を作成できます。

新規受入ドロワー

  • 自分の受入

受入が正常に作成されたら、「自分の受入」ページにナビゲートして、受入を表示、更新および返品できます。ページの下部にナビゲーション・バーが表示され、「受入オーダー」ページと「自分の受入」ページ間をナビゲートできます。「自分の受入」ページでは、品目、受入番号、購買オーダー、転送オーダー、サプライヤなど、様々な属性を検索できます。スマート・フィルタが提供されているため、検索をさらに絞り込むことができます。品目および品目摘要をクリックすると、受入の詳細を表示できます。

自分の受入

  • 受入の更新

1つ以上の受入を柔軟に更新できます。たとえば、受入数量が誤って入力され、受入数量を更新する必要がある場合があります。また、受入数量が改訂された日付を指定できます。「改訂数量」および「改訂日」フィールドは、すべての数量および日付の検証を受け入れます。

受入の更新

  • 受入の返品

必要に応じて、1つ以上の受入をサプライヤに柔軟に返品できます。たとえば、サプライヤが誤った品目を出荷したか、品目が破損している可能性があります。返品の作成時に、返品数量、事由、RMA、返品日およびノートを指定できます。サプライヤ返品トランザクションにデビット・メモを作成するかどうかを選択することもできます。「返品数量」および「返品日」フィールドには、すべての数量と日付の検証が適用されます。

受入の返品

アプリケーションの直感的な設計により、従業員はモバイルを利用して迅速、簡単、快適に受入を行うことができます。

組織でモバイル・デバイス、タブレット・デバイス、またはデスクトップ・デバイスを使用している場合でも、画面の外観は、使用されるデバイスの画面サイズと向きに基づいて動的に変化します。受入品目またはサービスがビジネスに共通で重要である場合、新しいセルフサービス受入レスポンシブ・アプリケーションには次の利点があります。

  • 他の調達要求者および作成者の代理でオーダーを受け入れる機能
  • スマート・フィルタ、あいまい一致、検索関連性ランキングなど、拡張検索機能を使用して、受入オーダーを迅速に検索
  • 一度に複数のオーダーを選択して受入
  • 購買オーダー、転送オーダーおよび事前出荷通知など、複数の文書タイプを受け入れる柔軟性
  • 「即時受入」を使用して品目を即時受入するか、「詳細ありで受入」を使用して受入詳細を入力
  • 複数の受入を一度に更新して返品

有効化のステップ

この機能を使用する前に、必要なアクセスを提供します。詳細は、「アクセス要件」の項を参照してください。

オファリング: 調達

次のステップを実行して既存のオーダーおよび受入の索引への初期取込みを完了し、検索を使用可能にする前に、管理者によってスケジュール済ジョブ定義の管理権限が付与されていることを確認します。

  1. スケジュール済ジョブ定義の管理権限を含むロールでログインします。
  2. 「ツール」「スケジュール済プロセス」にナビゲートし、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
  3. プロセス名(索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ)を検索して選択します。

再取込みする索引名のパラメータ値:

  • fa-scm-rcv-expected-po-receipts
  • fa-scm-rcv-expected-asn-receipts
  • fa-scm-rcv-expected-to-receipts
  • fa-scm-rcv-transactions

ノート: プロセスの送信時に索引名を指定しない場合、プロセスはすべての事前定義済索引に対して実行されます。ここにリストされている索引名の索引を作成することをお薦めします。

ヒントと考慮事項

シームレスなインストールと実行を実現するため数々の工夫が施されていますが、アプリケーションを最大限活用していただくため、次の点をご確認ください。

  • 自分の受入(新規)
    • 新しい「自分の受入(新規)」ナビゲーション・エントリ・ポイントにアクセスするには、受入セルフ・サービス・レスポンシブ・アプリケーション・ユーザー職務(ORA_RCV_RECEIVING_SELF_SERVICE_PWA_USER_DUTY)職務ロールを含むロールを構成する必要があります。
  • 受入プロファイル・オプション:
    • セルフサービス調達の無チェック受入の強制: プロファイル値が「いいえ」の場合は、「即時受入」および「詳細ありで受入」ボタンが「受入オーダー」ページに表示されることを示します。プロファイル値が「はい」の場合、「詳細ありで受入」ボタンが、「受入オーダー」ページの主要アクションとして表示されることを示します。「即時受入」ボタンは表示されません。
    • セルフサービス受入における品目単価の表示: プロファイル値「いいえ」は、品目の単価が表示されないことを示します。プロファイル値が「はい」の場合は、新規受入の作成時に品目の単価が表示されることを示します。
  • 「管理者プロファイル値の管理」タスクで、次のプロファイル・オプションの値を確認します。
    • 「検索拡張フレームワークの有効化/無効化」(ORA_FND_SEARCH_EXT_ENABLED)プロファイル「はい」に設定されていることを確認します。
    • 初期収集プロセスの行フェッチ数(ORA_FND_SEARCH_FETCH_COUNT)プロファイルが100に設定されていることを確認します。
  • 初期取込みの実行:
    • 初期取込みを実行する必要があります。これには、索引定義を作成してOracle Search Cloud Service (OSCS)への初期取込みを実行するためのスケジュール済プロセス・ジョブの送信が必要です。このプロセスでは、購買オーダー予想受入、転送オーダー予想受入、事前出荷通知予想受入および受入トランザクションが収集されます。これは、セルフサービス受入でオーダーを検索して受入するための前提条件ステップです。
  • 受入検索索引の収集:
    • 「受入検索索引の収集」スケジュール済プロセスを使用して、セルフサービス受入応答アプリケーションの外部で実行された受入を取り込みます。たとえば、受入は、受入インポートFBDIや受入要求の受入REST API、既存の「予想出荷の受入」ページを使用して作成できます。このような場合は、このスケジュール済プロセスを実行して、受入が取得されるようにする必要があります。また、事前出荷通知(ASN)や転送オーダー出荷などのインバウンド出荷を作成できます。このような場合は、このスケジュール済プロセスを実行して、インバウンド出荷が取り込まれることも必要です。このプロセスを頻繁に実行して、受入および出荷が適時に取り込まれるようにすることをお薦めします。セルフサービス受入応答消込を使用して作成された受入は、自動的に取り込まれます。
  • 戻り事由値リストがNULLです:
    • サプライヤ返品事由を構成するには、「在庫トランザクション事由の管理」設定タスクにナビゲートします。新しいトランザクション事由を定義する場合は、事由タイプとして「サプライヤ返品」を選択します。
  • この更新で使用できない機能:
    • 作業オーダー搬送先タイプの受入

主なリソース

  • レスポンシブ・セルフサービス受入アプリケーションを使用した、他のユーザーの代理での商品およびサービスの受入の準備トレーニングを見る。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: Inventory Managementの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)

アクセス要件

  • 次の職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 受入セルフ・サービス・レスポンシブ・アプリケーション・ユーザー(ORA_RCV_RECEIVING_SELF_SERVICE_PWA_USER_DUTY)

この職務ロールは、この更新の前から使用可能でした。

ノート: セルフサービスレスポンシブ・アプリケーション・ユーザー(ORA_RCV_RECEIVING_SELF_SERVICE_PWA_USER_DUTY)職務ロールは、事前定義済ジョブ・ロールでは提供されません。この職務ロールを含むジョブ・ロールを構成する必要があります。

  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • レスポンシブ・セルフサービス受入アプリケーションを使用した事前受入担当の受入の管理(RCV_MANAGE_RECEIPT_ADVANCED_RECEIVER_PWA)

これは、この更新における新規の権限です。

ノート: レスポンシブ・セルフサービス受入アプリケーションを使用した事前受入担当の受入の管理(RCV_MANAGE_RECEIPT_ADVANCED_RECEIVER_PWA)権限は、事前定義済ジョブ・ロールでは提供されません。この権限を含むジョブ・ロールを構成する必要があります。

この更新で選択された受入バグ修正

この更新には、Oracle Receivingの動作方法を変える可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

ユーザー優先言語に基づいた自動印刷済受入伝票レポートの翻訳

この更新の前は、「受入伝票の印刷」受入パラメータを有効にして受入を作成すると、「受入伝票レポートの印刷」が自動的に発行されて「スケジュール済プロセス」作業領域に印刷されましたが、レポートのラベルは英語でした。たとえば、優先言語が韓国語であるユーザーが領収書を作成した場合、レポートのラベルは韓国語ではなく英語でした。ただし、レポートが「スケジュール済プロセス」作業領域から手動で発行された場合、レポート・ラベルは韓国語でした。この更新では、受入で自動的に印刷されるレポートも、ログイン・ユーザーのユーザー優先言語を使用して翻訳されるようになりました。

Oracleリファレンス: 35400832

関連する受入トランザクション・インタフェース・レコードのない、待ち状態の受入ヘッダー・インタフェース・レコードのパージ

この更新の前は、パージ・ステータス・パラメータに「エラーおよび待ち状態」を指定して「受入インタフェースのパージ」スケジュール済プロセスを実行すると、関連する受入トランザクション・インタフェース・レコードがない場合、待ち状態の受入ヘッダー・インタフェース・レコードがパージされました。この動作は、トランザクション日が指定のパージ日より後である待ち状態の明細に対して発生しました。この更新では、関連する受入トランザクション・インタフェース・レコードがない場合にのみ、待ち状態の受入ヘッダー・インタフェース・レコードがパージされるようになりました。

Oracleリファレンス: 35405110

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

製品リコール管理

製品リコール属性を系図属性と組み合せたOTBIレポートの生成

OTBIの新しい製品リコールと系図リアルタイム・サブジェクト領域を使用して、販売オーダーに対して発行された保守資産、顧客資産または部品として存在するリコール部品をトレースおよび分析します。また、作業オーダーに対して発行されたリコール部品をトレースして、半完成品または完成品を生産します。

サブジェクト領域

次の表に、この新しいサブジェクト領域で使用可能なメトリックとディメンションを示します。

サブジェクト領域 ディメンション メトリック
製品リコールと系図リアルタイム
  • 品目
  • 品目組織
  • ロット番号
  • シリアル番号
  • リコール通知ヘッダー
  • リコール通知明細
合計明細詳細

製品リコールと系図リアルタイム・サブジェクト領域では、前述の一般的なディメンションを使用して製品リコール属性と系図属性を組み合せることで、レポートを生成できます。

このサブジェクト領域と次のものを組み合せます。

  • 「製品系図 - 系図インスタンス・リアルタイム」サブジェクト領域。顧客資産、保守資産として存在するリコール部品または販売オーダーに対して発行されたリコール部品のトレーサビリティをレビューします。
  • 「製品系図 - 系図オブジェクト使用箇所リアルタイム」サブジェクト領域。作業オーダーに対して発行されたリコール部品のトレーサビリティをレビューして、半完成品または完成品を生産します。

サブジェクト領域の追加

製品系図サブジェクト領域

この新しいサブジェクト領域を使用して、様々なレポートを生成します。これにより、顧客資産や保守資産として使用可能な部品、および販売オーダーや作業オーダーに対して発行された部品について、製品リコールを効率的に管理できます。また、リコールから処理までのサイクル時間を短縮できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

レポートを作成するには、組み合せた各サブジェクト領域のメトリックを1つ以上含める必要があります。

アクセス要件

この機能にアクセスするには、次の職務ロールが割り当てられている必要があります。

  • 製品リコール管理トランザクション分析職務(FBI_PRODUCT_RECALL_MANAGEMENT_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)
  • 製品系図トランザクション分析職務(FBI_PRODUCT_GENEALOGY_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)

原価管理

売上原価認識トランザクションの原価会計における新規補助元帳会計ソースの使用

これらの追加ソースを使用して、補助元帳会計基準およびマッピング・セットを構成します。

ソース名 イベント区分のリンク先

収益管理拡張可能ヘッダー文字属性41から60

販売オーダー出庫

取引原価会計

収益管理拡張可能明細文字属性41から60

販売オーダー出庫

取引原価会計

新しいソースには、ビジネス要件に一致するマッピング・セット、勘定科目ルールおよび摘要ルールを作成するためのオプションが用意されています。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

これらのソースは、収益管理アプリケーションとしてOracle Revenue Managementを使用している場合に適用されます。拡張可能属性41から60は、オーダー管理の拡張可能フレックスフィールドに格納されている情報に基づいて移入され、収益管理の契約ヘッダーおよび明細にインタフェースされます。

主なリソース

  • Oracle Supply Chain Management Cloud: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 原価会計の発行(CST_SUBMIT_COST_ACCOUNTING)
  • 補助元帳会計の定義(XLA_DEFINE_SUBLEDGER_APPLICATION)

複数の原価組織を同時に検証およびクローズ

「原価会計期間の検証および更新」プロセスを使用して、複数の原価組織の期間クローズ処理を同時に検証および実行します。

次に、このリリースの一部として導入された新機能および利点をいくつか示します。

  • 複数の原価組織を同時にクローズ: 各原価組織に対して期間クローズ処理を一度に1つずつ手動で実行するのではなく、複数の原価組織に対して期間クローズ処理を同時に実行できます。
  • 新しい「プロセス・タイプ」パラメータの導入により、様々な期間クローズ処理を実行:
    • 検証の実行: 複数の原価組織に対して期間終了検証を実行します。
    • 期間のクローズ待ち: 選択した原価組織に対して検証を実行し、検証例外がない場合は、期間ステータスを「クローズ待ち」に設定します。
    • 期間のクローズ: 選択した原価組織に対して検証を実行し、検証例外がない場合は期間ステータスを「クローズ」に設定します。「オープン」または「クローズ待ち」ステータスの期間をクローズできます。
    • 期間の永久クローズ: 選択した原価組織に対して検証を実行し、検証例外がない場合は期間ステータスを「永久クローズ」に設定します。クローズ済期間のみ永久クローズできます。

  • 一元管理および分散管理の期間クローズのサポート: 実行管理を作成して原価組織をグループ化し、「原価会計期間の検証および更新」プロセスの実行管理を使用して、ビジネス要件に基づいて原価組織のグループを同時にクローズできます。
  • 次期間の自動オープン: 前期間のステータスを「クローズ済」または「永久クローズ」に設定するときに、「過去未オープン」ステータスの次期間を自動的にオープンするように指定できます。次の期間は、プロセスで指定した期間が正常にクローズまたは永久クローズされた場合にのみ自動的にオープンされます。期間平均原価可能原価台帳の場合、次の期間は、前期間が永久クローズされている場合にのみオープンされます。
  • 期間クローズ処理の最適な実行: 原価組織と原価台帳の組合せごとに異なる子サブプロセスをトリガーすることで、プロセスのパフォーマンスを高め、問題があれば特定のサブプロセスに分離されるようにします
  • 例外の連結ビュー: 1つの親出力ファイルをレビューして、プロセスに含まれるすべての原価組織で期間クローズが成功したかどうかを確認し、エラーを解決するために適切な処理を実行できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A

ヒントと考慮事項

  • 重要: 「原価会計期間終了検証の処理」プロセスの名前は、更新23Cから「原価会計期間の検証および更新」に変更されました。このオプトインは更新24Aで失効し、この機能がすべての顧客に対して標準になります。
  • 新しいパラメータ「プロセス・タイプ」および「次期間の自動オープン」は、オプトインが有効になっている場合にのみ表示されます。
  • 重要: 調整の問題を回避するために、期間を定時にクローズします。このプロセスには、期間をクローズまたは永久にクローズするときに検証の選択を解除するオプションが用意されていますが、期間終了検証エラーがないことを確認する必要があります。
  • 重要: このプロセスは、「プロセス・タイプ」パラメータを「検証の実行」に設定して期間中にいつでも実行でき、期末に予期しない事態が発生しないように期間中に問題を解決できます。プロセスの実行後、「原価会計プロセスのレビュー」ページでサブプロセスIDで検索して、詳細な期間終了検証エラーおよび対応するトランザクション詳細をレビューします。
  • 会計期間を導出する日付: このプロセスでは、期間クローズ処理が実行される原価会計期間を導出するために、このパラメータに指定された日付が使用されます。
  • このプロセスは、「スケジュール済プロセス」ページから次のものに対して実行できます。
    • アクセス可能なすべての原価組織。すべての原価組織が選択されている場合、プロセスはプライマリ原価台帳に対してのみ実行され、原価組織と原価台帳の組合せごとに別々のサブプロセスがトリガーされます。
    • 特定の原価組織
    • 実行管理: 「原価会計配分の作成」プロセスの「実行管理」で設定したすべてのグループ。このプロセスでは、実行管理の原価組織と原価台帳の組合せのパラメータのみが使用され、その他のパラメータは無視されます。
    • 特定の期間クローズ要件を満たすために、このプロセスのみの原価組織および原価台帳の個別の実行管理グループを作成することもできます。
  • 原価組織と原価台帳の組合せのサブプロセスは、有効な期間終了検証エラーがある場合、エラーで終了する可能性があります。また、別の原価組織と原価台帳の組合せのサブプロセスは、期間終了検証エラーがない場合、またはプロセスの実行時に期間終了検証の選択が解除された場合、正常に終了する可能性があります。
  • 「過去未オープン」または「永久クローズ」ステータスの導出期間がある原価組織と原価台帳の組合せは、プロセスによってスキップされます。
  • 「次期間の自動オープン」パラメータは、期間が正常にクローズまたは永久クローズされた原価組織と原価台帳の組合せの場合にのみ考慮されます。自動オープンの対象となるのは、「過去未オープン」ステータスの次期間のみです。
  • 「スケジュール済プロセス」ページの送信ノートは、プロセスによって更新され、原価組織と原価台帳の組合せと、プロセスが実行された、対応する期間のクイック・ビューが提供されますプロセス・ステータスとともにこれを表示して、さらに処理が必要なサブプロセスIDを識別できます。
  • 親プロセスのステータスは次のものに更新されます。
    • 警告: 少なくとも1つのサブプロセスがエラー・ステータスである場合。検証エラーを解決するにはユーザー処理が必要です。詳細は、親プロセス・ログ・ファイル、子プロセス・ログ・ファイル、および「原価会計プロセスのレビュー」ページで確認できます。
    • エラー: すべてのサブプロセスがエラーで終了した場合。検証エラーを解決するにはユーザー処理が必要です。
    • 成功: すべてのサブプロセスが成功した場合。

主なリソース

  • Oracle Supply Chain Management Cloud: Supply Chain Cost Managementの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

    • 原価会計期間の管理(CST_MANAGE_COST_PERIOD)

これらの権限はこの更新の前から使用可能でした。

請求書取消に関連した直接出荷訂正に対する配分の作成

AP請求書取消イベントによってトリガーされた直接出荷トランザクションの受入訂正および取引販売返品に対して、原価会計配分を作成します。

所有権変更イベントとして買掛/未払金請求書がある顧客直接出荷の場合、サプライヤ請求書の取消が必要になる場合があります。たとえば、この状況は、間違った購買オーダーが請求書と照合された場合や、サプライヤが不適切な請求書を送信した場合に発生する可能性があります。請求書が取り消されると、Oracle Supply Chain Financial Orchestrationは取引販売返品を逆仕訳として、請求書照合で作成された取引販売出庫に送信します。この機能により、Oracle Cost Managementでは、受入訂正および取引販売返品用の原価会計配分が作成されます。これにより、請求書承認に記録された会計が戻し処理され、受入検査勘定科目に残高が累計されないようになります。

請求書取消時に顧客直接出荷シナリオでこの機能がどのように機能するかの例を次に示します。

  • 販売オーダー明細のオーダー数量は2です
  • 販売オーダーに対して直接出荷購買オーダーが作成され、所有権変更が請求書である直接出荷契約が識別されます
  • サプライヤは数量2の請求書を送信します
  • Oracle Supply Chain Financial Orchestrationでは次のものが作成されます。
    • 数量2の受入での直接出荷受入
    • 取引販売出庫
  • 買掛管理チームは、請求書が購買オーダーと誤って照合されていることを識別し、取消を開始します
  • 請求書の取消時に、Oracle Supply Chain Financial Orchestratesは前のフローの訂正イベントを送信します
フロー イベント トランザクション 借方/貸方 会計 補助元帳 ソース
転送(既存) 請求書検証 サプライヤ請求書 借方 経過勘定 AP 買掛管理
貸方 負債 AP 買掛管理
直接出荷受入 受入 借方 受入検査 CMR SFO-RCV-CMR
貸方 経過勘定 CMR SFO-RCV-CMR
直接出荷搬送 棚入 借方 直接出荷在庫 CST RCV-CST
貸方 受入検査 CST RCV-CST
取引販売出庫 論理販売出庫 借方 繰延売上原価 CST SFO-CST
貸方 直接出荷在庫 CST SFO-CST

請求書取消/

訂正

(23Cの新機能)

請求書取消済 サプライヤ請求書 借方 負債 AP 買掛管理
貸方 経過勘定 AP 買掛管理
直接出荷受入訂正 受入訂正 借方 経過勘定 CMR SFO-RCV-CMR
貸方 受入検査 CMR SFO-RCV-CMR
直接出荷搬送調整 棚入訂正 借方 受入検査 CST RCV-CST
貸方 直接出荷在庫 CST RCV-CST
取引販売返品 論理販売出庫戻し処理 借方 直接出荷在庫 CST SFO-CST
貸方 繰延売上原価 CST SFO-CST

この機能には次のような利点があります。

  • 受入検査勘定科目の自動突合せを改善し、手動調整を回避します。
  • 所有権変更イベントが請求書の場合、直接出荷訂正フローの正確な会計を提供します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • 直接出荷訂正イベントは、単一のBU顧客直接出荷フローに対して処理されます。
  • この更新より前の直接出荷訂正イベントは処理されず、23Cへのアップグレード後の新規取消イベントのみが取得されます。これにより、前期間がクローズされ、会計の貸借不一致を処理するための手動調整が終わっているため、会計消込の問題を回避できます。
  • AP請求書を取り消す場合は、初期イベントのAR請求書および売上原価認識(COGS)の作成を避けてください。取消時の訂正イベントでは、AR請求書収益認識が戻し処理されてオーダー明細が再オープンされるまで、売上原価は戻し処理されません。売上原価勘定の残高は手動で調整できます。
  • 直接出荷搬送調整および取引販売返品イベントのマッピング・セットおよび勘定科目ルールの会計設定をレビューし、直接出荷搬送および取引販売出庫で記帳された勘定科目が逆仕訳されることを確認します。

主なリソース

  • Oracle Supply Chain Management Cloud: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 原価配分職務の作成(CST_CREATE_COST_DISTRIBUTIONS)
  • 原価配分のレビュー(CST_REVIEW_COST_DISTRIBUTIONS)

拡張ユーザー・インタフェースおよびレポートを使用した在庫評価のレビュー

複数の原価組織の在庫評価を同時に表示して、より迅速に調整できます。変更点には、期間アクティビティ、原価計算済値および計上済金額の間の相違を表示するための追加列も含まれます。

次に、このリリースの一部として導入された新機能の一部を示します。

  • 1つの検索処理を使用して、複数の原価組織の在庫評価をレビューします。また、ネイティブ機能を使用して、Excelにソートまたはフィルタおよびエクスポートすることもできます。

  • 次の新しいソート可能な列を使用して品目レベルで簡単に不一致を検出します。
    • アクティビティ不一致金額: 期間アクティビティと期間原価計算済値の差異。
    • 計上済不一致金額: 期間原価計算済値と期間計上済金額の差異

  • 「マイナス数量を含む」パラメータを「マイナス行のみ」に設定して期間在庫評価レポートを実行すると、品目評価ユニット・レベルでマイナスの在庫数量を持つ品目について簡単にレポートできます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • アクセス権を持つすべての原価組織の在庫価額を表示できます。検索属性を使用して、プライマリ原価台帳フラグを「はい」に設定して、すべての原価組織およびプライマリ台帳の在庫評価詳細を取得します。原価組織間で同じ原価台帳を再利用する場合は、原価台帳で検索することで、すべての原価組織の在庫評価を確認できます
  • 「Excelにエクスポート」機能を使用して、スプレッドシートに原価組織レベルの要約在庫評価を分析用にエクスポートできます。
  • 品目レベルで導入された新しい列を使用して、差異を簡単に識別します。
    • アクティビティ不一致金額: アクティビティ不一致(期間アクティビティと期間原価計算済値の差異)のある品目があれば、すべてのトランザクション・エラーをレビューして修正してください。
    • 計上済不一致金額: 計上済不一致金額のある品目が存在する場合
  • 評価ユニット・レベルでマイナス在庫数量を定期的にレビューして解決し、トランザクション原価処理の例外を減らします。
  • 保管場所別に在庫価額を計上しない場合は、原価プロファイル・レベルで次の1つ以上のオプションを使用不可にすることで、保管場所転送やピック・トランザクションなどの内部移動の会計を無効にすることを検討してください
    • 評価内ユニット振替の計上: 同じ評価ユニット内のすべての内部移動が原価計算および計上されません
    • ピック・トランザクションの計上: 同じ評価ユニット内のピック・トランザクションのみが原価計算および計上されません

主なリソース

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 在庫評価のレビュー(CST_RUN_INVENTORY_VALUATION_REPORT)

これらの権限はこの更新の前から使用可能でした。

在庫評価、品目原価および総マージン・レポートの非推奨オブジェクト

在庫評価、品目原価および総マージンのOracle Analytics Publisherレポート、OTBIサブジェクト領域および「原価会計レポート・データのリフレッシュ」プロセスは非推奨です

次の機能は非推奨になり、新しい拡張レポート機能セットに置き換えられました。

  • 「原価会計レポート・データのリフレッシュ」プロセスは非推奨であり、オンデマンドで実行すると取消済ステータスになります。このプロセスは、「原価会計配分の作成」プロセスの最後に自動的にトリガーされなくなりました。このプロセスは、原価レポート・プロセッサに置き換えられており、「原価会計配分の作成」ページから実行できます。
  • マテリアライズド・ビューはリフレッシュされなくなり、同等の原価レポート・プロセッサ表に置き換えられています。
  • 履歴Oracle Business Intelligence Publisher (BIP)レポートは非推奨としてマークされており、古いデータが含まれている可能性があるため使用しないでください。対応する同等のBIPレポートのリストは、次のとおりです。

  • 古いOTBIサブジェクト領域は、レポートまたは分析の作成に使用できなくなりました。対応する同等のサブジェクト領域のリストは、次のとおりです。

  • 古い事前定義済OTBIレポートは廃止としてマークされており、古いデータが含まれている可能性があるため使用しないでください。対応する同等の事前定義済OTBIレポートのリストは、次のとおりです。

  • 「在庫評価のレビュー」ページは、原価レポート・プロセッサ・データ・ソースを使用するように更新22Dで拡張されました

  • 「製品の総マージンの分析」ページに、原価レポート・プロセッサ・データ・ソースからのデータが表示されるようになりました

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • この変更は、在庫評価、品目原価および総マージン・レポートにのみ適用され、他のレポートやサブジェクト領域には影響しません。
  • 重要: 在庫評価、品目原価および総マージンのすべてのレポート・オブジェクト、ページおよびレポートは、原価レポート・・プロセッサ・ベースのデータ・ソースからデータをフェッチします。原価レポート・プロセッサがスケジュールを通じて定期的に実行されていることを確認してください。実行時間が妥当な場合は、「原価会計配分の作成」プロセスの同一実行に「原価レポート・プロセッサ」を含め、レポートにリアルタイム・データが常に取り込まれるようにします。
  • 重要: 「原価レポート・プロセッサ」を選択して「原価会計配分の作成」の初回実行を設定し、別の実行管理として実行する必要があります。最初の実行では新しいデータ・モデル・オブジェクトにデータが構築されます。最初の期間からデータが構築されるため、通常よりも時間がかかる場合があります。
  • 原価レポート・プロセッサを「原価会計配分の作成」プロセスの一部として実行できます。このプロセスは既存の「原価会計レポート・データのリフレッシュ」プロセスの代替プロセスです。 

  • ユーザー定義レポートを使用している場合は、新しい原価レポート・プロセッサ・データ・ソースを指すようにしてください。
    • 在庫評価レポート、レイヤー在庫評価レポートおよび移動中評価レポートに基づくユーザー定義BIPレポートは、それぞれ、期間在庫評価レポート、期間レイヤー在庫評価レポートおよび期間移動中評価レポートに基づいてレポートに置き換える必要があります。
    • 古いサブジェクト領域に基づくユーザー定義OTBIレポートは、新しいサブジェクトエリアに基づくレポートに置き換える必要があります。

主なリソース

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 在庫評価のレビュー(CST_RUN_INVENTORY_VALUATION_REPORT)
  • 製品の総マージンの分析(CST_ANALYZE_PRODUCT_GROSS_MARGINS)
  • 在庫評価レポートの実行(CST_RUN_INVENTORY_VALUATION_REPORT)
  • 移動中在庫評価レポートの実行(CST_RUN_INVENTORY_VALUATION_REPORT)
  • レイヤー在庫評価レポートの実行(CST_RUN_LAYER_ INVENTORY_VALUATION_REPORT)

これらの権限はこの更新の前から使用可能でした。

この更新で選択された原価管理のバグ修正

この更新には、Oracle Cost Managementの動作方法を変える可能性のあるバグ修正が含まれています。 これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

元帳金額を正しく表示

更新23Cの前は、Oracle General Ledgerで複数レポート通貨機能を有効にした場合、「元帳金額」フィールドの実績金額が複製されました。この複製の問題は、原価計算 - 受入会計リアルタイム・サブジェクト領域および受入会計配分ページを使用すると発生する可能性がありました。現在は、換算レベルが「仕訳」に設定されたセカンダリ元帳が使用可能になると、追加の仕訳が異なる通貨で正しく作成され、元帳金額は複製されません。

Oracleリファレンス: 35177530

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

受入会計

この更新で選択された受入会計の不具合修正

この更新には、Oracle Receipt Accountingの動作方法を変更できるいくつかの不具合修正が含まれています。 これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

購買オーダー価格に基づいた会計基準の構成

この更新では、新しい会計ソースである「購買オーダー価格」を使用して、購買オーダーの価格に基づいて会計基準を構成できるようになりました。この新しいソースは、入金会計補助元帳の「搬送先費用」イベント区分で使用できます。単位当たりの価格のない固定価格サービスがある購買オーダーの場合、この新しいソースを購買基準とともに使用できます。

Oracleリファレンス: 35105209

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

荷揚原価管理

ASN数量を使用した荷揚原価手数料の配賦

事前出荷通知を取引操作に関連付け、ASN数量を使用して荷揚原価手数料配賦を実行します。

次に、このリリースの一部として導入された新機能および利点をいくつか示します。

  • 出荷数量に基づいて荷揚原価手数料を配賦します。取引操作の購買オーダー・スケジュール数量に加えて、配賦の基準として出荷数量を使用できるようになりました。

  • ASNを取引操作レベルで関連付けることで、購買オーダー・スケジュールの関連付けを自動化します。
    • ASNは、「取引操作の編集」ページから「出荷情報の管理」をクリックするか、新しいREST API取引操作出荷を使用して、取引操作に追加できます。
    • 広範な検索オプションを使用して、取引操作に追加するASNのリストにすばやくアクセスします。
    • 追加されたASNに基づいて、購買オーダー・スケジュールは、出荷数量(ASN単位)とともに、取引操作に追加された各手数料明細に自動的に関連付けられます。出荷数量は、荷揚原価手数料見積および実績金額を購買オーダー・スケジュールに配賦し、対応する受入に消し込むために、配賦プロセスで使用されます。

  • 在庫評価および売上原価の正確な荷揚原価
    • 荷揚原価手数料は、サプライヤから提供された出荷情報に基づいて取得されるため、在庫評価と売上原価の計算は、特定の出荷または出荷セットで発生した見積金額または実績金額に基づいて行われます。
    • 正確な荷揚原価手数料は、購買ライフ・サイクルで受入が実際に発生する前に使用できます。
    • 請求書金額は、ASNに基づいてプルされる受入数量に完全に配賦されます。
  • 荷揚原価による調達-支払サイクルの文書における複数の単位のサポート
    • 出荷数量による荷揚原価手数料の配賦には、購買オーダー、ASN、受入、請求書などの複数の文書が含まれ、これらの文書はそれぞれ異なる単位を持つことができます。この機能では、文書単位でのこのようなすべてのバリエーションがサポートされます。
    • すべての手数料基準および配賦基準は、この機能で引き続きサポートされます。
  • REST APIを使用した荷揚原価フローの自動化: REST APIのリストは、次のとおりです。
    • 取引操作を作成および更新するための取引操作API。AllocationQuantityTypeCode属性は、出荷数量による配賦をサポートするために導入されています。
    • 複数の手数料明細を作成するための手数料API
    • 取引操作出荷APIは、ASNを取引操作に関連付けるために使用できます。これにより、対応する購買オーダー・スケジュールおよび出荷数量が取引操作に追加されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

ヒントと考慮事項

  • 取引操作は、手数料明細、購買オーダー・スケジュールおよび配賦済金額のコンテナ・オブジェクトとして使用する必要があります。
    • 一緒に出荷されるASNをグループ化して、出荷で発生したすべての手数料を取得し、関連する購買オーダー・スケジュールに関連付けて配賦できます。
    • 異なる間隔で受け入れた出荷に同じ取引操作を使用することは避けてください。これは、配賦に出荷数量を使用する目的にそぐわない可能性があり、すべての購買オーダー・スケジュールに対して、長く繰り返される原価調整サイクルが発生するためです。
    • 「荷揚原価プロセスの管理」は、「荷揚原価手数料の配賦」、「取引操作手数料への請求書の関連付け」などのように、請求書と手数料明細の関連付けや受入への手数料の配賦を自動化するために、定期的に実行するようにスケジュールできます。
    • DUOM品目の場合、荷揚原価手数料の適用時にキャッチ・ウェイトは考慮されません。この動作は、両方の割当数量タイプで一貫しています。
  • この機能の前提条件は、ASNベースの受入プロセスを持つことです。
    • 「割当数量タイプ」が「出荷数量」に設定されている取引操作では、購買オーダー・スケジュールをASNからのみ追加できます。
    • 受入情報は、ASNに基づいて取引操作に自動的にコピーされます。手数料が入荷数量に正しく消し込まれるように、「割当数量タイプ」が「出荷数量」に設定されている場合、ASNからすべての受入を作成する必要があります。
    • 標準的なプラクティスとして、ASN数量と受入数量は常に同じである必要があります。ただし、ASN数量と受入数量に差異がある場合、「荷揚原価手数料の消込」ページから手数料の消込を実行できます。
    • 預託購買オーダー、取消済購買オーダー、直送購買オーダーおよびサービス購買オーダーのASNはサポートされていません。このようなASN明細は、ASNが取引操作に関連付けられている場合に自動的に除外されます。
    • 取引操作に追加するには、同じ購買オーダー・スケジュールを持つ複数のASNまたはASN明細の出荷数量の単位が同じである必要があります。
    • 取引操作に関連付けられた後にASNが取り消されたり、一部が取り消された場合、ユーザーはUIの「出荷数量の更新」オプションを使用して取引操作の出荷数量を同期できます。
  • この機能をオプト・インすると、次のようになります。
    • 機能にオプトインする前に作成された既存の取引操作の場合、既存の動作として、「割当数量タイプ」は「購買オーダー・スケジュール数量」にデフォルト設定され、オーダー数量に基づいて割当が実行されます。 
    • 新規取引操作の場合、出荷数量に基づいて手数料を割り当てるために、「取引操作の作成」ダイアログで「割当数量タイプ」パラメータを「出荷数量」に設定します。
    • REST APIを使用して同じ処理を実行することもできます。
    • ノート: 割当数量タイプが出荷数量の場合、手数料購買オーダー・スケジュールAPIおよびデフォルト手数料購買オーダー・スケジュールAPIは購買オーダー・スケジュールの関連付けに使用できません。ただし、手数料基準がユニット当たり変数、品目価格の変数パーセントの場合、または配賦基準が手動配賦ファクタの場合、手数料購買オーダー・スケジュールAPIを使用して購買オーダー・スケジュールの手数料情報を更新できます
  • この機能をオプト・インしない場合、次のようになります。
    • 配賦ロジックは、引き続きオーダー数量に基づいて機能します。
    • 新規REST API取引操作出荷は使用できません。
    • 既存のすべてのREST APIは、既存の機能を引き続きサポートします。ただし、この機能がリリースされたら、既存の統合をテストすることをお薦めします。
  • ASNを介して追加された購買オーダー・スケジュールは、取引操作で使用可能なすべての手数料明細に関連付けられます。
    • 手数料が特定の購買オーダー・スケジュールに適用できない場合は、手数料明細に関連付けられた購買オーダー・スケジュールを手動で削除できます。
    • 該当する場合、手数料基準をユニット当たり変数または品目価格の変動パーセントとして利用します。

主なリソース

  • 『Oracle Supply Chain Management Cloud: Supply Chain Cost Managementの使用』ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Supply Chain Management Cloud: Oracle Fusion Cloud SCMのREST APIガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 取引操作の管理(CML_MANAGE_TRADE_OPERATIONS)
  • 荷揚原価手数料の消込(CML_RECONCILE_LANDED_COST_CHARGES)

これらの権限は既存のもので、この更新の前から使用可能でした。

会計文書取得

金額ベースの購買の処理

受入時または期間終了時に経過勘定された金額ベースの購買を処理します。

購買オーダー明細タイプは、商品やサービスなどの購買オーダーの商品タイプを定義します。商品のオーダーでは購買オーダーに数量と価格が必要ですが、サービスの場合は購買オーダーに金額のみが必要です。

固定金額および固定価格でオーダーされた一般的なビジネス・サービスの場合は、次のようになります。

  • 「サービス」明細タイプが使用されます。
  • この明細タイプの購買基準は「サービス」で、照合基準は「金額」です。
  • 固定価格サービスの場合、購買オーダー明細にはサービスの明細タイプ、カテゴリ、品目摘要および合計金額が必要です。ただし、品目は必須ではありません。
  • これらの購買オーダー明細タイプは通常、調達から受け入れます。ただし、ブラジルのローカライゼーションでは、会計文書と照合された固定価格サービスPOの受入および請求書がOracle Fiscal Document Captureから作成されます。

金額ベースの購買で明細タイプが「サービス」で取得済の会計文書

  • 会計文書を使用して金額ベースの購買で調達および支払を行います

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • 金額ベースの購買明細は、標準会計フローでのみサポートされています。
  • 手数料の配賦または運送費取得会計文書からの運送費配賦は、金額ベースの購買オーダーで参照される会計文書明細に適用できません。
  • CFOP 5933および6933は、金額ベースの購買サービス会計文書明細に適用できます。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 電子会計文書のロード(CMF_LOAD_XML_FISCAL_DOCUMENT)
  • 電子会計文書の処理(CMF_PROCESS_E_FISCAL_DOCUMENTS)
  • 会計文書の取得(CMF_ENTER_FISCAL_DOCUMENT)

サプライ・チェーン財務オーケストレーション

転送オーダーの分割出荷およびグローバル購買オーダーの部分受入における転送価格の再計算

ビジネス・シナリオによっては、複数の部分出荷で転送オーダーが履行されます。たとえば、品目が要求日に完全に使用可能でない場合、または履行期間がビジネス・サイクルに応じて数日から数か月まで変化する場合です。また、グローバル調達シナリオでは、部分数量で受入が発生する場合があります。オーダーが一定期間にわたって履行されると、商品のユニット原価が変わる場合があります。また、ビジネス・ユニット間の会社間利益率も随時更新できます。このようなシナリオでは、転送価格を再計算する必要があります。

この機能を使用すると、Oracle Supply Chain Financial Orchestrationでは、実行トランザクション時に適用可能な原価および値入れ率に基づいて各出荷または受入の転送価格が再計算され、最新の原価および設定データに基づいて正確な転送価格計算が提供されます。Oracle Cost Managementでは、再計算された転送価格を使用して、転送オーダー出荷およびグローバル調達受入の会社間トランザクションを処理します。

この機能の利点は次のとおりです。

  • 最新の品目原価およびマークアップ率などの財務オーケストレーション設定データを使用して再計算される振替価格の精度を向上させます。
  • 複数の出荷で履行した転送オーダー明細の追跡およびレポートが改善されます。
  • 部分数量でグローバル調達受入が発生した場合の追跡およびレポートが改善されます。
  • 会社間会計の精度を高め、会社間会計の調整を手動で行わないようにします。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A

ヒントと考慮事項

  • これは1回かぎりのオプトイン機能です。一度オプト・インすると、オプト・アウトできなくなります。オプト・インすると、Oracle Supply Chain Financial Orchestrationでは、転送オーダー出荷トランザクションごとに転送価格が常に再計算され、グローバル調達受入トランザクションごとに転送価格が常に再計算されます。

  • 組織間受入を所有権変更イベントとする転送オーダー出荷が数量10で作成されるシナリオを考えてみます。受入1 - 数量4受入2 - 数量6など、この出荷に対して一部受入を実行する必要があります。このようなシナリオでは、トランザクション原価基準がサポートされていないため、品目原価または会社間価格表として振替価格設定基準を使用することをお薦めします。

主なリソース

  • Oracle Supply Chain Management Cloud: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
  • サプライ・チェーン財務オーケストレーション・フローの保守(FOS_MAINTAIN_SUPPLY_CHAIN_FINANCIAL_TRADE_AGREEMENT_PRIV) 

これらの権限はこの更新の前から使用可能でした。

直接出荷における改善されたOracle Payables請求書照合フローの使用

直接出荷販売の所有権変更イベントをOracle Receivingに自動的に転送し、スケジュール済プロセスを使用せずに直接出荷受入の作成を開始します。Oracle Supply Chain Financial Orchestrationは、受入で直接出荷受入が作成された後、取引トランザクションをOracle Cost Managementにインタフェースします。

サプライ・チェーン財務オーケストレーションは、サプライ・チェーン財務フロー・オーケストレーションへの請求書詳細の転送スケジュール済プロセスを介して、買掛/未払金請求書照合および取消イベントを受け取ります。サプライ・チェーン財務オーケストレーションは、転送価格を計算し、直接出荷販売の所有権変更イベントをOracle Receivingに自動的に転送し、直接出荷受入の作成を開始します。直接出荷受入は受入で作成され、その後サプライ・チェーン財務オーケストレーションが会社間取引イベントを作成し、原価管理、売掛管理および買掛管理アプリケーションにインタフェースします。

イベントの順序の要約は次のとおりです。

  1. サプライ・チェーン財務フロー・オーケストレーションへの請求書詳細の転送スケジュール済プロセスが完了しました。
  2. 文書作成、契約識別、転送価格計算などのイベントは、サプライ・チェーン財務オーケストレーションでオーケストレーションされます。
  3. サプライ・チェーン財務オーケストレーションは、受入で直接出荷論理受入を作成する受入APIを呼び出します。
  4. サプライ・チェーン財務オーケストレーションは、受入が作成されたことを示す確認を受け取ります。
  5. サプライ・チェーン財務オーケストレーションは、取引販売出庫を作成し、原価管理、買掛管理および売掛管理にイベントをインタフェースします。

同様に、買掛/未払金請求書の取消の場合、サプライ・チェーン財務オーケストレーションは、直接出荷訂正が受入で完了した後にのみ、取引売上返品イベントを原価管理にインタフェースします。

この機能により、直接出荷受入の作成のためのイベントをインタフェースするスケジュール済プロセスへの依存関係が削除されます。その結果、直接出荷受入がタイムリに作成され、直接出荷フロー全体のパフォーマンスが、所有権変更イベントとしての買掛/未払金請求書照合とともに改善されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A

ヒントと考慮事項

  • オプトインが有効な場合は、既存のオープン・トランザクションがないことを確認します。
  • オプトインが有効な場合は、「受入への所有権変更イベントの転送」スケジュール済プロセスを実行する必要はありません。
  • このオプトインは更新24Aで失効します。オプトイン期間の失効後、既存のスケジュール済プロセス「受入への所有権変更イベントの転送」は廃止されます。

主なリソース

  • Oracle Supply Chain Management Cloud: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • サプライ・チェーン財務オーケストレーション・フローの保守(FOS_MAINTAIN_SUPPLY_CHAIN_FINANCIAL_TRADE_AGREEMENT_PRIV)

この権限はこの更新の前から使用可能でした。

重要な処理と考慮事項

交換および削除された機能

オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。

このセクションでは、このクラウド・サービスで置換された機能、または削除される予定の機能を示します。

モジュール 削除される機能 削除予定 置換機能 追加情報
在庫

ステージング済在庫トランザクション・バージョン2 SOAPサービス

24C

在庫ステージング済トランザクションRESTサービス

在庫ステージング済トランザクションRESTサービスの詳細は、Oracle Help CenterのOracle Fusion Cloud SCMのREST APIを参照してください。

在庫

在庫トランザクションRESTサービス

24C

在庫ステージング済トランザクションRESTサービス

在庫ステージング済トランザクションRESTサービスの詳細は、Oracle Help CenterのOracle Fusion Cloud SCMのREST APIを参照してください。

在庫

REST: 資材ステータス更新RESTサービス

24C

保管場所、保管棚(保管場所サービスの子サービス)、在庫品目ロットおよび在庫品目シリアル番号RESTサービス

これらのRESTサービスの詳細は、Oracle Help CenterのOracle Fusion Cloud SCMのREST APIを参照してください。

受入

受入トランザクションRESTサービス

24C

受入トランザクションの要求RESTサービス

受入トランザクションの要求の詳細は、Oracle Help CenterのOracle Fusion Cloud SCMのREST APIを参照してください。

受入 受入RESTサービス 24C

受入要求の受入RESTサービス

受入要求の受入RESTサービスの詳細は、Oracle Help CenterのOracle Fusion Cloud SCMのREST APIを参照してください。