更新24B
改訂履歴
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2024年5月24日 | SCM共通コンポーネント | Visual Builder Studioを使用したSCM Redwoodアプリケーション・ページの拡張 | 文書の更新。機能の説明と主なリソースが改訂されました。 |
2024年4月30日 | 保守 | Redwoodページを使用した条件イベント・コードの管理 | 文書の更新。機能の説明の改訂。 |
2024年3月11日 | SCM共通コンポーネント | Visual Builder Studioを使用したSCM Redwoodアプリケーション・ページの拡張 | 文書の更新。機能の説明の改訂。 |
2024年3月1日 | 初版作成。 |
概要
アイデアをお寄せください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
更新前および更新後のタスク
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle Fusion Cloud SCM: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
任意の新機能の導入(オプトイン)
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能は、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。これを行うには、次の権限を使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能の概要のページで、オファリングを選択し、それに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を使用可能にするステップを完了します。
「新機能」作業領域に表示されない機能をオプトインすることもできます。オプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプト・イン」機能をクリックします。
- 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、機能を使用可能にするためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプト・インを経由してすぐ使用できない状態で提供された機能は、将来の更新で自動有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
機能概要
列の定義:
すぐ使用できる状態で提供される機能
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
保守
SCM共通コンポーネント
Visual Builder Studioを使用したSCM Redwoodアプリケーション・ページの拡張
OracleのVisual Builder Studioを使用して、企業ユーザー向けのシームレスなエクスペリエンスをカスタマイズします。Visual Builder StudioのExpressモードでビジネス・ルールを使用すると、次のことができます:
- ページのフィールドおよびリージョンを必須またはオプションにします。
- ページのフィールドおよびリージョンを読取り専用または編集可能にします
- 特定の基準に従ってフィールドおよびリージョンを表示または非表示にします
- 特定のビジネス・ニーズに合わせてRedwoodページを構成します。たとえば、「受入搬送」ページに表示する処理を制御したり、「PAR棚卸概要」ページで使用可能なデフォルトの日付範囲を設定できます。
ページに対して実行できる変更のタイプは、変更しているページによって異なります。
ノート: この更新では、ビジネス・ルールがまだサポートされていないSCM Redwoodページがあります。
Visual Builder Studioを使用して特定のページを拡張できるかどうかを判断するには、ページに移動して「設定およびアクション」メニューを開きます。「Visual Builder Studioでページを編集」タスクを探します:
「設定およびアクション」メニュー
「Visual Builder Studioでページを編集」タスクが表示されない場合、VB Studioでページを編集するために必要な権限が割り当てられていないか、現在VB Studioでページを編集できないため、Visual Builder Studioを使用してページを編集できません。
Visual Builder Studioでページを開くときは、Expressモードのみを使用してページを拡張します。拡張モードはサポートされていません。VB Studioでページを開いたときにExpressモードを使用できない場合は、VB Studioでページを拡張できません。Expressモードは、Visual Builder Studioのヘッダー・リージョンにあります:
Visual Builder Studioのヘッダー・リージョン
エキスプレス・モードでアプリケーション・ページを拡張する方法の詳細は、Visual Builder Studioエキスプレス・モードでのOracle Cloudアプリケーションの拡張を参照してください。
有効化のステップ
Visual Builder Studioを活用して、アプリケーションを公開します。Visual Builderを使用したアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
Visual Builder Studioの使用を開始する前に、システム管理者が初期設定を完了する必要があります。手順については、Oracle Cloudアプリケーションを拡張するためのVB Studioの設定を参照してください。
ヒントと考慮事項
Visual Builder Studio Expressモードで作業している間は、「ページ」リストを閉じたままにします。リストを閉じると、拡張しているページが見やすくなります。
Visual Builder Studio Expressモードでは、フィールド値のデフォルト設定および検証をサポートする機能が表示される場合があります。この機能は、更新24BのSCM Redwoodページではサポートされていません。今後の更新で、特定のSCM Redwoodページに対してデフォルト設定および検証を使用できるようになります。
VB Studio Expressモードでのフィールド値のデフォルト設定およびフィールド値の検証
主なリソース
Visual Builder Studioでアプリケーション・ページの拡張を開始するには、Visual Builder Studioへのアクセスの手順に従います。作業中は、次のリソースで追加情報を確認できます:
- Visual Builder ExpressモードでのOracle Cloudアプリケーションの拡張
- Oracle Fusion Cloud HCMおよびSCM: Visual Builder Studioを使用したHCMおよびSCM用のRedwoodアプリケーションの拡張
アクセス要件
Visual Builder Studioを使用してアプリケーション・ページを拡張するには、次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられている必要があります:
-
サンドボックスの管理(FND_ADMINISTER_SANDBOX_PRIV)
この権限は、この更新の前から使用可能でした。
保守
複数組織にわたる資産に対する保守作業オーダーの作成
組織関係を超えて、複数の組織全体にわたる保守作業オーダーを作成します。これは、新しい「保守作業オーダーの作成時に組織関係を考慮」保守パラメータを使用して実行できます。
このパラメータを使用するには、次を実行する必要があります:
- 「資産保守パラメータの管理」ページでパラメータを設定します
- 複数の組織にわたる保守作業オーダーを作成します
「保守作業オーダーの作成時に組織関係を考慮」パラメータに値を設定します
このパラメータは、「設定および保守」作業領域の「資産保守パラメータの管理」ページの「追加パラメータ」タブで使用できます。
デフォルトでは、「保守作業オーダーの作成時に組織関係を考慮」は「はい」に設定されています。複数の組織にわたる保守作業オーダーを作成するには、このパラメータ値を「いいえ」に変更します。
次のスクリーンショットは、「保守作業オーダーの作成時に組織関係を考慮」パラメータに対して選択できるオプションを示しています:
「資産保守パラメータの管理」ページ
複数組織にわたる資産に対する保守作業オーダーの作成
パラメータを「いいえ」に設定した後、関連する資産品目がある複数の保守組織にわたる保守作業オーダーを作成できます。「保守作業オーダーの作成」ページで、資産を検索します。「検索と選択: 資産」ページが表示されます。このページで、品目を関連付ける営業組織を選択し、「検索」をクリックします。複数の保守組織にわたる作業オーダーに関連付けられている資産が表示されます。
検索結果に表示される「営業組織」フィールドと新しい列「保守組織」が強調表示された、資産の検索と選択ページのスクリーンショットを次に示します。
「営業組織」フィールドと「保守組織」フィールドが強調表示された、資産の検索と選択のポップアップ
「保守作業オーダーの作成時に組織関係を考慮」パラメータを使用すると、保守作業オーダーの作成中に組織関係を超えて資産を検索できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションではなくなった開始バージョン: 更新24D
パラメータの設定方法は次のとおりです:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
- 機能領域: 保守管理
- タスク: 資産保守パラメータの管理
- 「資産保守パラメータの管理」ページで、「追加パラメータ」タブをクリックします。
- 「保守作業オーダーの作成時に組織関係を考慮」の値を「いいえ」に設定します。
- 変更を保存します。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 資産保守パラメータの管理(MNT_MANAGE_ASSET_MAINTENANCE_PARAMETERS_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
振替時の子資産に対する営業組織のカスケード
親資産の営業組織を物理階層内のその子資産にカスケードして、それらが確実に同期されるようにします。これは、内部データベース列「検証組織」を使用して行われます。親資産の営業組織を変更すると、変更された組織がデータベースで「検証組織」列に内部的にコピーされます。次に、「品目管理属性の資産への同期」スケジュール済プロセスを実行した後、物理階層内のすべての子資産にカスケードされます。
次のスクリーンショットは、すべての子資産にわたって同じ営業組織を反映した、資産の物理階層を示しています:
階層内のすべての資産を反映した営業組織が表示された、「資産の編集」ページの「資産階層」タブ
親資産の営業組織に加えられた変更は、物理資産階層内のその子資産に反映されます。これにより、資産情報が最新かつ正確になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
この更新を適用する前に、「品目管理属性の資産への同期」スケジュール済プロセスを実行してください。このスケジュール済プロセスでは、親資産の営業組織がデータベースの「検証組織」列にコピーされ、次にその子資産にカスケードされます。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客資産の管理(CSI_MANAGE_CUSTOMER_ASSETS_PRIV)
- 保守可能資産の管理(MNT_MANAGE_MAINTAINABLE_ASSETS_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
サプライヤ保証、機材認定および保守プログラムのための保守管理OTBIサブジェクト領域の拡張
Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)では、Oracle Fusion Cloud Maintenanceから直接、リアルタイムのセルフサービス・レポート機能を提供しています。OTBIサブジェクト領域およびディメンション・フォルダに対する更新のリストを次に示します:
- サブジェクト領域: 保守管理 - 作業要件リアルタイム
- ディメンション・フォルダによる更新
- 「作業要件詳細」フォルダには次の属性が含まれています:
- 資産履歴サービス日付
- 資産履歴サービス間隔
- 含まれる資産オプション
- 日ベース
- 予測ウィンドウ(日数)
- 日数
- 作業オーダー・ウィンドウ(日数)
- 作業オーダー優先度
- 作業オーダー確定
- 作業オーダー・ステータス
- 作業オーダー作成オプション
- 作業要件の次の期日
- 作業要件参照
- 影響を受ける資産
- 資産履歴サービス日付
- 資産履歴サービス間隔
- 資産開始日
- 作業オーダー作成オプション
- 作業定義期日詳細
- 作業定義期日間隔
- 作業定義繰返し間隔
- 使用不可
- 「保守プログラム」フォルダには次の属性が含まれています。
- 予測ウィンドウ(日数)
- グローバル資産オプション
- 作業オーダー生成要求処理中
- 予測の最終生成要求ID
- 作業オーダーの最終生成要求ID
- 保守プログラム参照
- 保守プログラム・サブタイプ
- 保守プログラム・タイプ
- 作業オーダー・ウィンドウ(日数)
- 作業オーダー開始時間
- 作業オーダー・タイムゾーン
- メーター:
- ベース間隔
- メーターの次の期限
- 使用不可
- 「作業要件詳細」フォルダには次の属性が含まれています:
- ディメンション・フォルダによる更新
- サブジェクト領域: 保守管理 - 予測リアルタイム
- ディメンション・フォルダによる更新
- 「作業要件詳細」フォルダには次の属性が含まれています:
- 資産履歴サービス日付
- 資産履歴サービス間隔
- 含まれる資産オプション
- 日ベース
- 予測ウィンドウ(日数)
- 日数
- 作業オーダー・ウィンドウ(日数)
- 作業オーダー優先度
- 作業オーダー確定
- 作業オーダー・ステータス
- 作業オーダー作成オプション
- 作業要件の次の期日
- 作業要件参照
- 影響を受ける資産
- 資産履歴サービス日付
- 資産履歴サービス間隔
- 資産開始日
- 作業オーダー作成オプション
- 作業定義期日詳細
- 作業定義期日間隔
- 作業定義繰返し間隔
- 使用不可
- 「保守プログラム」フォルダには次の属性が含まれています。
- 予測ウィンドウ(日数)
- グローバル資産オプション
- 作業オーダー生成要求処理中
- 予測の最終生成要求ID
- 作業オーダーの最終生成要求ID
- 保守プログラム参照
- 保守プログラム・サブタイプ
- 保守プログラム・タイプ
- 作業オーダー・ウィンドウ(日数)
- 作業オーダー開始時間
- 作業オーダー・タイムゾーン
- 「作業要件詳細」フォルダには次の属性が含まれています:
- ディメンション・フォルダによる更新
- サブジェクト領域: サプライヤ保証 - 資産リアルタイム
- ディメンション・フォルダによる更新
- 「要求」フォルダには次の属性が含まれています:
- 要求ID
- 要求番号
- 要求タイプ
- 手動作成済
- オブジェクト・タイプ
- オブジェクトID
- 保証プロバイダID
- 要求日
- 要求ステータス
- 送信期日
- 請求金額
- 要求金額通貨コード
- 要求ノート
- 払戻参照
- 割当先個人ID
- 修理コードの事由
- プロバイダ労務レート
- 照合先トランザクション
- 資材金額合計
- 機材金額合計
- 労務金額合計
- 標準労務金額
- その他の金額
- 要求調整額
- 通貨換算タイプ
- 通貨換算レート
- 払戻金額
- 払戻タイプ
- 解決日
- アクティブ終了日
- 通貨コード
- 企業通貨コード
- 通貨換算レート・タイプ
- 「個人詳細」フォルダには次の属性が含まれています:
- ビジネス・ユニット
- 部門
- 名
- 姓
- ミドル・ネーム
- 名前
- パーティID
- 個人番号
- 個人タイプ
- プライマリEメール
- プライマリ電話
- 登録ID
- 「資格/権利」フォルダには次の属性が含まれています:
- 資格/権利ID
- 要求ID
- 資格/権利番号
- 資格/権利日
- 資格/権利タイプ
- 組織ID
- 契約ID
- 資産ID
- 資格/権利摘要
- 手動作成済
- 保証資格/権利あり
- 原価トランザクションID
- 作業オーダーID
- 作業オーダー工程ID
- 作業オーダー工程リソースID
- 作業オーダー工程資材ID
- トランザクション・コード
- 作業達成コード
- 修理コードの事由
- 払戻数量
- 払戻数量単位コード
- 払戻ユニット原価
- 払戻合計原価
- 払戻通貨コード
- 資格/権利ノート
- 外部参照番号
- 通貨コード
- 企業通貨コード
- 通貨換算レート・タイプ
- 要求詳細: 属性の標準セット
- 資格/権利詳細: 属性の標準セット
- 時間 - 要求日: 属性の標準セット
- 時間 - 資格/権利日: 属性の標準セット
- 「要求」フォルダには次の属性が含まれています:
- ディメンション・フォルダによる更新
- サブジェクト領域: 保守管理 - 資産機材認定
- ディメンション・フォルダ別の更新: 資産機材認定をサポートするために、新しい保守管理サブジェクト領域が追加されました:
- 時間 - 認定日
- 製品
- 在庫組織
- 作業オーダー
- 作業定義
- 作業オーダー工程
- 作業オーダー工程リソース
- リソース・インスタンス
- 資産詳細
- 保守プログラム
- 認定検査イベント処分
- 認定サンプル結果
- 認定特性
- 認定検査仕様
- 認定サンプル
- 認定検査イベント
- 認定検査プラン
- 保守機材要件検査プラン
- 保守機材認定要件
- 保守機材認定要件プロファイル
- 資産認定
- 資産認定詳細
- ディメンション・フォルダ別の更新: 資産機材認定をサポートするために、新しい保守管理サブジェクト領域が追加されました:
OTBIを使用すると、リアルタイムのトランザクション情報に基づいて、より適切に意思決定できます。この更新では、拡張サブジェクト領域を使用して、ニーズに応じてレポートおよび問合せを生成できます。
有効化のステップ
新規サブジェクト領域は、既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用することで利用できます。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客資産の管理(CSI_MANAGE_CUSTOMER_ASSETS_PRIV)
- 保守可能資産の管理(MNT_MANAGE_MAINTAINABLE_ASSETS_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
障害取得のルールの設定
資産の障害、障害の原因および解決を取得すると、組織が資産の信頼性と可用性を測定および分析するのに役立ちます。また、保守の有効性と効率性の評価にも役立ちます。保守作業オーダーおよび保守作業手配リストの管理の一部として、障害イベントを作成し、障害コード、原因コード、解決コードおよび障害コンポーネントおよび資産番号を記録する障害インスタンスをレポートできます。
保守作業オーダーの完了時に、資産障害、原因および解決データを管理できるようになりました。このために、保守設定の「障害セット詳細」ページで、新しい障害セット関連を作成してください。
「障害セット詳細」ページでは、次のオプションのいずれでも選択できます:
- 障害取得必須 - はい: 「はい」を選択すると、関連する品目、品目カテゴリまたは資産に関連付けられた作業オーダーを完了する前に、ユーザーが資産障害を取得する必要があります。
- 障害取得必須 - いいえ: 「いいえ」を選択すると、関連する品目、品目カテゴリまたは資産に関連付けられた作業オーダーを完了する前に、ユーザーによる資産障害取得がオプションになります。
- 障害取得必須: 訂正作業のみ: このオプションを選択した場合、関連する品目、品目カテゴリまたは資産に関連付けられた訂正作業オーダーを完了する前に、ユーザーが資産故障を取得する必要があります。同様の関連が設定された予防作業オーダーでは、障害取得はオプションです。たとえば、資産が予防作業オーダーに関連付けられている場合、ユーザーは障害データを入力せずに作業オーダーを完了できます。ただし、同じ資産が訂正作業オーダーに関連付けられている場合は、ユーザーが障害データを取得して入力する必要があります。
新しい関連付けを作成するときに選択できる障害取得オプションが強調表示された「障害セット詳細」ページのスクリーンショットを次に示します:
新しい関連付けを作成するときに選択できる障害取得オプションが強調表示された「障害セット詳細」ページのスクリーンショット
作業オーダー完了時に障害取得が必須になる場合を決定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 詳細は、Maintenanceの使用ガイドの作業オーダー資産の障害取得のトピックを参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- ユーザー・インタフェースを使用した障害セットの管理(MNT_MANAGE_FAILURE_SET)
- ユーザー・インタフェースを使用した障害セットの表示(MNT_VIEW_FAILURE_SET)
- 保守管理作業領域の管理(MNT_MANAGE_MAINTENANCE_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV
これらの権限はこの更新の前から使用できます。
ファイルベース・データ・インポートを使用したサプライヤ保証カバレッジの管理
Oracle Fusion Cloud Maintenanceには、エンタープライズ資産向けの統合資産サプライヤ保証ソリューションが用意されています。ここでは、保証カバレッジ・テンプレートの定義から開始します。テンプレートを再利用して、保証プロバイダによって拡張された保証条件をモデル化して翻訳できます。カバレッジでは、資産の購入または既存の資産の継続的なサポートから延長保証期間までの条件を定義します。
このリリースでは、ファイルベース・データ・インポート(FBDI)プロセスである「保証カバレッジのインポート」を使用して、保証カバレッジを作成、更新および削除できます。
このFBDIテンプレートには、保証カバレッジと対象品目、メーター、修理トランザクション・コードを定義するタブがあります。 テンプレートには、詳細な列の説明と一般的なユースケースのサンプル・データが含まれています。
カバレッジを使用して最初の資産契約を作成するまで、またはカバレッジが終了日に達した場合に、保証カバレッジを増分で定義および更新できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
Oracle Supply Chain Management Cloudのファイルベース・データ・インポート・ガイドで、最新のサプライヤ保証カバレッジの管理のインポート・テンプレートをダウンロードしてレビューします(Oracle Help Centerからアクセスできます)。テンプレートを使用してデータをインポートするには、「表へのデータのロード」のトピックの説明に従います。
ヒントと考慮事項
保証カバレッジを作成、更新または削除する際のヒントを次に示します:
-
保証カバレッジ・ヘッダーの作成: 期間と単位がわかっている場合は、ヘッダーを作成できます。ただし、条件、適用可能な品目とメーター、および修理トランザクション・コードを含む完全なカバレッジを作成することをお薦めします。
-
保証カバレッジの更新: 保証カバレッジに資産契約があるか、終了日に達した場合は、子リソースを含めて、保証カバレッジを更新できます。
-
保証カバレッジの削除: 保証カバレッジとその子リソースは、資産契約があるか、終了日に達した場合にのみ削除できます。
資材トランザクション・ユーザー・インタフェースでの追加機能の実行
この更新には、資材トランザクション中のコンポーネントの返品、作業オーダー資材の工程品目の編集ページおよびプレーン品目に対するいくつかの機能改善が含まれています。それぞれを詳しく見てみましょう:
資材トランザクション中のコンポーネントの返品の機能改善
資産トラッキング済コンポーネント、全ロット・コンポーネント、全体プレーン資産トラッキング済コンポーネント、非シリアル管理で資産トラッキングされていない品目および事前設定シリアル・コンポーネントを階層から返品できます。各機能改善の詳細は次のとおりです:
- 資材需要がある階層からの資産トラッキング済コンポーネントの返品: この更新の前は、同じ品目の資材需要がある作業オーダー工程があった場合は、階層からコンポーネントを返品する前に、資材出庫をまず実行する必要がありました。ただし、場合によっては、最初にコンポーネントを返品してから階層に戻す必要がありました。この更新では、資材をまず出庫しなくても、同じ資材需要を指定した単一の返品トランザクションで完了できます。
次の2つのユーザー・インタフェースから資材を返品できます:
- 「資材トランザクション」ページ: 資材返品機能が23Dにバックポートされているため、23Dの更新以降で使用できます。
- 「工程品目の編集」ページ: 24B以降の更新で、このユーザー・インタフェースから資材返品機能を使用できます。
- 階層からの全ロット・コンポーネントの返品: 資材トランザクション中に、階層レポートから全ロット・コンポーネントを返品できます。これにより、「資産の管理」ページの数量と在庫手持数量を同期できます。
- 階層からの全体プレーン資産トラッキング済コンポーネントの返品: プレーン品目とは、シリアル管理もロット管理もされていない品目を指します。この更新では、行レベルに「置換」チェック・ボックスが導入されています。このチェック・ボックスを選択すると、返品トランザクション中に階層にインストール済のプレーン品目の数量を置換する必要があるという意味になります。このチェック・ボックスが選択されていない場合は、プレーン・コンポーネントの全数量が引き続き階層内に残るという意味になります。
- 数量が1より大きい非シリアル管理で資産トラッキングされていな品目を階層から返品: 出庫されたことがなく、資産トラッキングされていないがロット管理されている品目とプレーン品目の複数の品目を返品できます。「処理対象」ドロップダウンを使用するか、返品する数量を直接入力できます。
- 事前設定シリアル・コンポーネントの返品: 「資材トランザクションの管理」ページから、事前設定シリアル・コンポーネントを在庫に返品できます。在庫で「定義済」および「未使用」ステータスに設定されたシリアル番号が表示されます。
資材トランザクション履歴のトランザクション・タイプに基づく、作業オーダー資材の工程品目の編集に対する拡張機能
「工程品目の編集」ページには、作業オーダー実行に関する資材トランザクションが表示されます。これらの属性の値は資材需要に基づいて更新され、トランザクションはバック・エンドで処理されます。
この機能拡張には、次の変更が含まれています:
- バック・エンドからのその他受入およびその他出庫トランザクション・タイプを変更しても、資材需要には影響しません。したがって、「工程品目の編集」ページのユーザー・インタフェースの資材需要のステータスは変更されません。
- 「プランニングに含める」チェック・ボックスの値は、資材需要に基づいて導出されます。作業オーダー工程に資材需要がない場合、「プランニングに含める」チェック・ボックスの選択は解除されています。
- 手持在庫は、入庫と出庫の資材トランザクションに基づいて調整されます。
「プランニングに含める」チェック・ボックスが表示された「作業オーダーの管理」の「工程品目の編集」ページのスクリーンショットを次に示します:
「工程品目の編集」ページ
プレーン品目に対する機能改善
在庫を更新する際には、同じ保管場所および保管棚の手持数量がマージされるため、コンポーネントが出庫されたか返品されたかをアプリケーションでは区別できません。たとえば、階層に10個のプレーン品目がインストールされており、在庫に10個の手持数量があるとします。階層に5個を出庫すると、在庫が5個、階層が15個、パネルはそれぞれ5個と10個になります。その後、階層から10を返品すると、手持数量は15になります。このシナリオでは、在庫に最初に追加されたコンポーネントのうち、どのコンポーネントが超過として返品されたのかをアプリケーションでは認識されません。
この問題に対処するために、「資材トランザクションのレポート」ページに新しい「置換」チェック・ボックスが追加されています。これは、同じコンポーネントまたは別のコンポーネントが階層に対して処理され、在庫に戻されるユースケースに似ています。「置換」チェック・ボックスは返品トランザクション・タイプと連携して機能し、ユーザーは返品トランザクションでコンポーネントを置換するのかどうかを管理できます。このチェック・ボックスを空白のままにすると、以前に出庫されたコンポーネント(超過コンポーネント)が返品されたことを意味します。一方、このチェック・ボックスを選択した場合は、返品コンポーネントによって既存のコンポーネントが置き換えられています。「置換」チェック・ボックスを選択すると、階層の既存のパネル数量が更新されますが、チェック・ボックスを空白のままにすると更新されません。
次のスクリーンショットは、「資材トランザクション」ページの「置換」チェック・ボックスを示しています:
「資材トランザクション」ページのスクリーンショット
この機能を使用すると、次が改善されます:
- ロット管理品目の資材トランザクション。
-
行レベルの新しい「置換」チェック・ボックスを使用して、プレーン品目に関するトランザクションを実行できるように合理化された資材トランザクション・ユーザー・インタフェース。
- 「工程品目の編集」ユーザー・インタフェースの資材需要リージョンの非表示と表示。資材需要は、バック・エンドで実行されたトランザクションに基づいて更新されます。
- 「定義済」や「未使用」などのステータスが事前設定されたシリアル番号を設定した、コンポーネント・トランザクション。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 詳細は、Maintenanceの使用ガイドの資材トランザクションのレポート方法のトピックを参照してください。
アクセス要件
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールを持つユーザーは、この機能にアクセスできます:
- 顧客資産の管理(CSI_MANAGE_CUSTOMER_ASSETS_PRIV)
- 保守可能資産の管理(MNT_MANAGE_MAINTAINABLE_ASSETS_PRIV)
これらの権限はこの更新の前から使用できます。
作業オーダー部品返品用のデフォルトの保管場所
この更新の前は、サービス可能コンポーネントとサービス不可コンポーネントがすべて、資材トランザクション中に同じ場所に配置されていました。通常、返品されたコンポーネントはサービス不可とみなされます。ただし、廃棄する前に、それらを検査して、リストアできるかどうかを確認します。この更新では、保管場所および保管棚をデフォルト設定して、障害品のコンポーネントを返品できます。これを行うには、「工場パラメータの管理」ページの「保守」タブにある資材レビュー・ボードの保管場所および資材レビュー・ボードの保管棚という新しいフィールドを使用します。ここでは、返品フローの一部として、障害コンポーネントを割り当てる保管場所と保管棚を選択します。これはオプションの設定です。障害コンポーネントの保管場所および保管棚を設定しないと、デフォルトの保管場所および保管棚が使用されます。
次のスクリーンショットは、「工場パラメータの管理」ページの資材レビュー・ボードの保管場所および資材レビュー・ボードの保管棚という新しいフィールドを示しています:
「工場パラメータの管理」ページの「保守」タブ
障害コンポーネントに個別に設定された保管場所および保管棚が表示されている「資材トランザクションのレポート」ページのスクリーンショットを次に示します:
「資材トランザクションのレポート」ページ
障害コンポーネントを階層から返品するための、デフォルト保管場所を選択できます。
有効化のステップ
パラメータの設定方法は次のとおりです:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
- 機能領域: 保守管理
- タスク: 工場パラメータの管理
- 「資産保守パラメータの管理」ページの「保守」タブで、デフォルトの保管場所および保管棚を設定します。
- 変更を保存します。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客資産の管理(CSI_MANAGE_CUSTOMER_ASSETS_PRIV)
- 保守可能資産の管理(MNT_MANAGE_MAINTAINABLE_ASSETS_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
Redwoodエクスペリエンス
これらの機能は、Oracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスであるRedwoodで構築されました。Redwoodは、デバイス全体で最先端のコンシューマ・グレードのユーザー・エクスペリエンスを、Oracleが実現する高度なエンタープライズ・シナリオにもたらします。
Redwoodページを使用した資産グループ・ルールの管理
新しい「資産グループ・ルール」Redwoodページを使用して、グループ・ルールを作成、編集および削除できます。ただし、引き続き既存の「資産グループの管理」ページを使用してグループ・ルールを定義する必要があります。
資産グループ・ルールは、特定の属性に基づいて資産をグループ化するために使用します。たとえば、資産の使用目的、品目、顧客、モデルまたは場所に基づいて資産をグループ化できます。属性は、次の3つのサブスクリプション基準に基づいてグループ化されます:
- 使用目的
- オーダー入力
- 顧客資産ステータス
次のスクリーンショットは、資産グループ・ルールに関して実行できる「グループの管理」、「編集」および「削除」処理が表示された「資産グループ・ルール」Redwoodページを示しています:
「資産グループ・ルール」Redwoodページ
Redwoodページはレスポンシブ・デザインを使用して作成されています。新しい「資産グループ・ルール」Redwoodページでは、デスクトップまたはラップトップからだけでなく、タブレットやスマートフォンなどのデバイスからも資産グループ・ルールを管理できます。他のデバイスに拡張するには、いくらかの追加開発作業が必要になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24C
この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行してください:
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_CSE_GROUP_RULES_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
- 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「Y」または「N」に設定します。デフォルト値はNです。
- Y = 機能を有効にします。
- N = 機能を無効にします。
- 「保存して閉じる」をクリックしますプロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客資産の管理(CSI_MANAGE_CUSTOMER_ASSETS_PRIV)
- 保守可能資産の管理(MNT_MANAGE_MAINTAINABLE_ASSETS_PRIV)
- サービス別資産グループの管理(CSE_MANAGE_ASSET_GROUP_BY_SERVICE_PRIV)
- サービス別資産グループ・ルールの管理(CSE_MANAGE_ASSET_GROUP_RULES_BY_SERVICE_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
Redwoodページを使用した条件イベント・コードの管理
新しいRedwoodページを使用して、条件イベント・コードを管理します。条件イベント・コードは、複数の保守タスク・フローにわたって使用するためにオプション定義します。保守タスク・フローの例を次に示します:
- 保守プログラム
- 作業要件
- 保守作業
- サプライヤの保証カバレッジおよび契約
新しい「条件イベント」Redwoodページには、すべてのアクティブおよび非アクティブな条件イベントが、コード、名前、摘要およびタイプとともに表示されます。
このRedwoodページでは、条件イベント・コードを作成、編集および非アクティブ化できます。一意の識別子である条件イベント・コードを除くすべてのフィールドが編集可能です。条件イベント・コードを作成すると、RESTサービスを使用してIoTと自動的に同期されます。
選択できる条件イベント・コードのタイプが表示された「条件イベント」Redwoodページのスクリーンショットを次に示します:これらは、診断コード、障害コード、原因コード、解決コード、トランザクション・コード、修理コードの事由および作業達成コードです。
条件イベント・コードのタイプが表示された「条件イベント」Redwoodページ
Redwoodページはレスポンシブ・デザインを使用して作成されています。「条件イベント」Redwoodページでは、デスクトップまたはラップトップからだけでなく、タブレットやスマートフォンなどのデバイスからも条件イベントを管理できます。他のデバイスに拡張するには、いくらかの追加開発作業が必要になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行してください:
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_CSE_CONDITION_EVENT_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
- 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「Y」または「N」に設定します。デフォルト値はNです。
- Y = 機能を有効にします。
- N = 機能を無効にします。
- 「保存して閉じる」をクリックしますプロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客資産の管理(CSI_MANAGE_CUSTOMER_ASSETS_PRIV)
- 保守可能資産の管理(MNT_MANAGE_MAINTAINABLE_ASSETS_PRIV)
- 条件イベント・コードの管理(MNT_MANAGE_CONDITION_EVENT_CODES_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
サービス・ロジスティクス
手数料転記ルールの拡張
サービス・ロジスティクスの手数料の転記を制御する処理ルールを定義できます。この新機能では、手数料を転記する前にビジネス固有のカスタム・ルールを実装できます。カスタム・ルールのみを実行するか、カスタム・ルールと自動処理ルールUIを使用して定義したルールの両方の組合せを実行するかを選択できます。
有効にすると、次のように動作します:
- カスタム・ルール処理は、ユーザーがサービス・ロジスティクスUIのいずれかで「手数料を転記してクローズ」をクリックした場合にのみ機能します。
- この機能が有効で、手数料を転記するユーザーにルール・チェックありの手数料の転記権限がある場合、手数料転記プロセスによって報告ヘッダー・ステータスが「保留」に更新され、報告ヘッダー更新済イベントが公開されます。
- ルール・チェックありの手数料の転記権限を持つユーザーに対してはルール・チェックがないため、このイベントは発生しません。
- このイベントが公開されると、手数料転記プロセスはそれ以上の処理を停止し、正常に終了します。
- この機能では、イベント・サブスクリプション・モデルが使用されます。Oracle Integration Cloudで統合を定義して、カスタム・ルール処理を実行します。この統合は、報告ヘッダー更新済イベントを受信すると実行されます。カスタム・ルール・チェックが失敗すると、1つの報告の更新REST APIが統合で呼び出され、報告ヘッダー・ステータスが「レビューが必要」に更新されます。カスタム・ルール・チェックに合格すると、報告ヘッダーIDおよびPOSTCHARGESCUSTOMを引数として「報告手数料の自動処理」ESSジョブが統合によって実行されます。
- 「報告手数料の自動処理」ESSジョブは、自動処理ルールUIを使用して定義したルールを実行します(そのようなルールが存在する場合)。一部のルールが失敗した場合、報告ヘッダーおよび明細は「レビューが必要」ステータスに設定されます。ルール・チェックが成功すると、手数料が転記されます。
会社固有のビジネス・ルールに準拠する自動手数料転記ルールを柔軟に定義できるようになりました。
有効化のステップ
- 「手数料転記ルールの拡張」機能を使用する場合は、その親機能である「手数料の自動転記」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
- 「手数料の転記時にカスタム・ルール処理使用可能」プロファイルの値を「はい」に設定します。
- 報告ヘッダー更新済イベントが発生したときに起動するカスタム統合をOracle Integration Cloudで定義します。
主なリソース
- 「手数料の自動転記」機能をオプト・インし、手数料の自動処理ルールを設定するには、サービス・ロジスティクス実装スタート・ガイドの手数料転記の設定を参照してください。
-
サービス・ロジスティクス統合の詳細は、サービス・ロジスティクスとフィールド・サービスの統合ガイドを参照してください。
-
報告統合がどのように機能するかを理解するには、サービス・ロジスティクスとフィールド・サービスの統合の統合の仕組みの理解を参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 手数料の転記(RCL_POST_CHARGES)
- ルール・チェックありの手数料の転記(RCL_POST_CHARGES_RULE_CHECK)
フィールド・サービスの税金計算のためのサービス住所の取得
Redwoodの「作業オーダー手数料の編集」ページで、報告ヘッダーのサービス住所が取得されるようになりました。サービス住所は、関連付けられたサービス作業オーダーからデフォルト設定されますが、顧客の出荷先住所のいずれかを選択してサービス住所として使用できます。サービス・ロジスティクスでは、フィールド・サービス手数料の価格設定時にサービス住所を使用して売上税が計算されるため、サービス住所を変更すると手数料明細の価格が再設定されます。手数料明細を転記すると、販売オーダーの出荷先住所にこのサービス住所が移入されるため、売掛管理で売上税を正確に再計算できます。報告ヘッダーの資産が更新されると、手数料明細の価格も再設定されます。これは、資産が別のサブスクリプション・カバレッジになる可能性があるためです。
サービス住所が設定された「作業オーダー手数料の編集」ページ
これにより、売上税の計算精度が向上し、税務エラーや顧客との紛争が減ります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
Redwoodの手数料の管理UIにアクセスするには、次の権限が必要です。
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 管理者の作業オーダー手数料詳細ページへのアクセス(RCL_ADMIN_CREATE_EDIT_DEBRIEF_DETAILS_PRIV)
- 管理者の作業オーダー手数料ヘッダーへのアクセス(RCL_ADMIN_CREATE_EDIT_DEBRIEF_HEADER_PRIV)
- 作業オーダー手数料検索ページへのアクセス(RCL_WORK_ORDER_CHARGES_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
Redwoodエクスペリエンス
これらの機能は、Oracleの次世代ユーザー・エクスペリエンスであるRedwoodで構築されました。Redwoodは、デバイス全体で最先端のコンシューマ・グレードのユーザー・エクスペリエンスを、Oracleが実現する高度なエンタープライズ・シナリオにもたらします。
フィールド部品在庫の新しいRedwood検索によるユーザビリティの改善
「フィールド部品在庫」検索ページを使用して、有人、無人、サイト専用および技術者のトランク在庫など、様々なタイプの在庫事業所に関連付けられた在庫の使用可能な手持数量を検索できます。また、シリアル管理品目のシリアル番号をこのページから簡単に表示できるようになりました。組織、保管場所、品目、技術者などの様々な検索属性を入力して、在庫検索を実行します。
「処理」列およびボタンは、将来のトランザクション処理用のプレースホルダです。
「フィールド部品在庫」検索ページ
「シリアル番号」ページ
「フィールド部品在庫」Redwoodページを使用して、様々な在庫事業所の在庫の検索を迅速かつ直感的に実行できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 管理者のフィールド部品在庫検索へのアクセス(RCL_ADMIN_FIELD_PARTS_INV_SEARCH_PRIV)
- 技術者のフィールド部品在庫検索へのアクセス(RCL_FSTECH_FIELD_PARTS_INV_SEARCH_PRIV)
これらの権限は、この更新で新しく追加されました。