本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
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2021年12月20日 | 初版作成。 |
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能は、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。これを行うには、次の権限を使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能の概要のページで、オファリングを選択し、それに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を使用可能にするステップを完了します。
「新機能」作業領域に表示されない機能をオプトインすることもできます。オプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプト・イン」機能をクリックします。
- 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、機能を使用可能にするためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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新しい事前定義済メッセージ定義Oracle-1-0-B2B-Order-Forecast-Inを使用して、顧客からオーダー予測メッセージを受信し、組織の需要計画に使用します。
「顧客コラボレーション」ビジネス・プロセスを有効にして、「オーダー予測 - インバウンド」文書を交換できるようにします。次に、「顧客コラボレーション構成の管理」タスクで、それを顧客に関連付けます。
このメッセージ定義を取引先に対するインバウンド・コラボレーション・メッセージとして設定し、「顧客コラボレーション構成の管理」タスクを使用して、取引先と「オーダー予測 - インバウンド」文書を顧客に関連付けます。
メッセージが受信および変換されると、圧縮ファイルがOracle WebCenter Contentに配置され、コラボレーション顧客需要アップロード・リソースによって処理されます。
Oracle-1-0-B2B-Order-Forecast-Inメッセージの定義
B2B XMLメッセージを使用して顧客がオーダー予測データを共有できるようにすることで、組織の需要計画の精度を向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- B2B管理者(ORA_CMK_B2B_ADMINISTRATOR)
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客ユーザーとしての顧客需要の管理(VCS_MANAGE_CUSTOMER_DEMAND_CUSTOMER_PRIV)
販売オーダーをコピーしてからユーザーに制御が戻されるまでに待機する時間の指定
Oracle Fusion Cloud Order Managementで、大量のオーダー明細がある販売オーダーをコピーするには、数分かかる場合があります。オーダー管理パラメータを使用して、オーダー管理でコピーが作成されるときに、ユーザーがオーダーから移動できるようになるまでに待機する秒数を指定できます。値を設定しないと、オーダー管理では、オーダーのすべての明細のコピーが終了した後にのみ、ユーザーに制御が渡されます。
ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。オーダー管理によるコピーの完了を待機しなくても、オーダー管理がオーダーをコピーしている間に、ユーザーが販売オーダーから移動できるように制御を渡します。
有効化のステップ
- 「設定および保守」作業領域に移動してから、タスクに移動します。
- オファリング: オーダー管理
- 機能領域: オーダー
- タスク: オーダー管理パラメータの管理
- 「オーダー管理パラメータの管理」ページで、「コピー処理の応答時間(秒)」パラメータの値を設定します。
ヒントと考慮事項
この機能は、ユーザーが「オーダー管理」作業領域で「コピー」をクリックした場合にのみ動作します。これは、すべてのユーザーおよびすべてのビジネス・ユニットに適用されます。
「コピー処理の応答時間(秒)」パラメータには値が事前定義されていません。5~240秒の値を指定できます。
値を設定する場合
値を設定すると、オーダー管理でコピーを作成している間に、ユーザーが元の販売オーダーから移動できます。
指定した時間が経過する前にオーダーのすべての明細のコピーがオーダー管理で終了すると、「オーダー管理」作業領域に新しいコピーの「オーダーの編集」ページが表示されます。
指定した時間が経過する前にオーダーのすべての明細のコピーがオーダー管理で終了しないと、次のようになります。
- 「オーダー管理」作業領域に、新しいコピーのオーダー番号が指定されたダイアログが表示されます。
- ユーザーはダイアログを閉じて、元の販売オーダーの注文の表示ページに留まることができます。オーダー管理で元のオーダーはロックされませんが、オーダー管理でコピーが作成されている間は、それを変更しないでください。
- ユーザーは、ダイアログのオーダー番号を使用して新しいコピーを検索できます。オーダー管理でコピー要求が処理されている間は、オーダー管理で新しいコピーがロックされます。しばらくたっても検索に失敗する場合は、「オーダー・オーケストレーション・メッセージの管理」ページに移動し、検索して結果を確認できます。
- ユーザーは、待機中に他の販売オーダーを処理できます。
値を設定しない場合
値を設定しないと、オーダー管理でオーダー内のすべての明細のコピーが終了するまで、ユーザーは元の販売オーダーから移動できません。オーダー管理でオーダーのコピーが終了すると、新しいコピーの「オーダーの編集」ページが表示されます。
主なリソース
- Oracle Help Centerのオーダー管理パラメータの管理トピックを参照してください。
ロール情報
- オーダー入力スペシャリスト
- オーダー・マネージャ
販売オーダーおよびその子エンティティに含まれる属性に従って、承認ルールを設定できます。この機能強化により、ルールの設定時に使用できる、オーダー・ヘッダーおよびオーダー明細の属性が追加されます。
使用できるようになったオーダー・ヘッダーの属性を次に示します。
- 作成者
- 価格の凍結
- 梱包指示
- 支払条件
- 価格設定戦略名
- プライマリ営業担当
- 購買オーダー
- 販売チャネル
- 出荷優先度
- 出荷指示
- ソース文書タイプ
- 保管場所
- 倉庫
使用できるようになったオーダー明細の属性を次に示します。
- トラッキング対象資産
- 顧客品目
- 在庫トランザクション
- 明細タイプ
- オーダー単位
- 超過履行の許容範囲
- 支払条件
- セカンダリ単位で価格設定済
- プライマリ営業担当
- プロジェクト・レコード・インジケータ
- 購買オーダー
- 購買オーダー明細
- 返品事由
- 返品タイプ
- 販売製品タイプ
- セカンダリ・オーダー数量
- セカンダリ単位
- 販売利益センターのビジネス・ユニット
- 出荷優先度
- 保管場所
- サブスクリプション・プロファイル
- 税分類コード
- 不足履行の許容範囲
- 倉庫
- プロジェクト番号
これらの属性を使用して、承認のルーティングに関するビジネス要件をより厳密に満たし、承認プロセスをより効率的にします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
これらの属性は、既存のルールまたはルール条件には影響しません。
主なリソース
ロール情報
- オーダー・マネージャ
Oracle Fusion Cloud Order Management内で使用される顧客出荷先住所に基づく搬送元または搬送先により移動時間を作成します。
出荷先住所の使用に関連付けられている顧客住所を、移動時間で参照できるようになりました。たとえば、品目のサイズなどの特性によって移動時間が異なる場合があります。各住所に一意のサイト名または番号を指定して、複数の顧客出荷先住所を設定できます。住所ごとに個別の移動時間を定義できるため、標準サイズの品目に対して短いリード・タイムを定義できます。大きな品目のリード・タイムはより長く定義できます。対応する移動時間が使用されるように、オーダーの品目に対して適切な出荷先住所を選択する必要があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
顧客住所データが同じ住所を複数回参照する場合は、サイト番号またはサイト名を各住所定義に必ず割り当てておくことをお薦めします。これらの値は、顧客の出荷先住所を選択する際に表示されます。そうしないと、重複した選択肢として検索結果に表示されます。サイト番号またはサイト名を使用すると、正しい住所が選択されていることを確認できます。
この機能を使用して、価格表の階層データをバッチで定期的にインポートします。四半期ベースで階層データを更新し、このデータを定期的に価格設定管理にインポートする必要があるとします。この機能により、階層データをインポートできるように、既存のバッチ・インポートが改善されます。
次のことが可能です。
- 価格表手数料の階層調整を管理する。
- フレックスフィールドに格納するデータを含む、階層ヘッダーおよび階層明細を作成、追加または更新する。
- インポートをモニターし、エラー・メッセージを使用して、インポート中に発生した問題をトラブルシューティングする。
テンプレートの例を次に示します。
- 階層ヘッダー・シートを使用して階層ヘッダー・データをインポートする
- 階層明細シートを使用して階層明細データをインポートする
- ソース・システムから価格設定管理にデータを移行する。
- 価格表の価格設定階層を効率的に作成および更新する。
- 多数の階層ヘッダーおよび明細をすばやくインポートまたは更新できる。
- 移行するデータを定期的に管理する。
- 安定した、繰り返し可能で、効率的なプロセスを使用する。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- PriceListsImportBatchTemplate.xlsmインポート・テンプレートの新しい「階層ヘッダー」および「階層明細」ワークシートを使用する。
- 各ワークシートの「工程コード」属性をCREATE、UPDATEまたはNO-OPに設定する。
- 階層明細番号属性を使用して、すでに存在する階層明細を更新する。
- インポート時に使用するスケジュール済プロセスの出力ファイルを使用して、インポートした階層ヘッダーおよび階層明細の詳細を取得する。
- 「価格設定管理」作業領域、ADFdi、REST API、別のファイルベース・データ・インポート・テンプレートなど、他のテクノロジを使用して、作成した階層データを更新する。
主なリソース
- 価格表の大量の階層のインポートまたは更新、およびインタフェース表からの価格設定データの削除に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle SCM Cloud: 価格設定の管理(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
ロール情報
- ジョブ・ロール:
- Pricing Administrator
- Pricing Manager
- Pricing Analyst
ファイル・ベース・データ・インポート・プロセスを使用して価格設定データおよび割引データを定期的にインポートすると、新規バッチの処理時にインタフェース表のサイズが大きくなります。その結果、インポート・プロセスのパフォーマンスに徐々に影響を与える可能性があります。この更新では、バッチ・インポートの完了後にインタフェース表からデータを削除する新しいプロセスが導入されています。これにより、インポートのパフォーマンス低下を招く可能性がある、時間の経過に伴うインタフェース表の増大を防止します。スケジュールに従って自動的に実行されるように、このプロセスを設定できます。
- 冗長インタフェース・データの定期的なクレンジング
- 全体的なパフォーマンス向上と効率的なバッチ・インポート・プロセス
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 削除オプション - 現在は、スケジュール済プロセスで、既存のすべての価格設定インタフェース・データをパージする、1つの削除オプションのみがサポートされています。このプロセスを実行すると、ステータスに関係なく、すべてのインタフェース表からすべてのデータが削除されます。
- 非互換性 - 相互に干渉しないように、このスケジュール済プロセスは、価格表および割引リストのインポート・プロセスと非互換になっています。つまり、次のプログラムは、このインタフェース削除プロセスの実行中に同時に実行できません。
- 価格表のインポート・バッチ
- 価格表のインポート
- 割引リストのインポート
主なリソース
- Oracle SCM Cloud: 価格設定の管理(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
ロール情報
- ジョブ・ロール:
- Pricing Administrator
- Pricing Manager
- Pricing Analyst
調査、管理、分析および決済の各機能を提供して、控除と決済の要求をすばやく解決し、顧客関係および全体的な財務パフォーマンスを向上させます。
これは、適切な調査後の消込のための新しい決済方法です。この機能により、承認を条件として、控除要求額全体を手動で消し込めます。手動消込の一部として、要求アナリストが売掛/未収金アクティビティを指定できます。自動消込しきい値は、この機能とは関係がありません。
調査後の係争控除の手動消込
手動消込は、非請求書ベースか請求書ベースかに関係なく、控除にのみ適用できる機能です。
手動消込決済の仕組み
控除部門は、控除が無効であるのに、顧客が同意せず返済を拒否していることを突き止めます。長期間にわたって控除が引き続き係争中である場合は、消し込む必要があります。
この機能のメリットは、適切な調査の後、承認を得て係争中の要求をクローズできる監査可能な決済プロセスであることです。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛管理」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
- 「要求ソースの管理」で、適用可能な要求ソースの消込決済方法を構成します。
- 「チャネル設定: 消込調整の売掛/未収金アクティビティ」を構成します。
- 「チャネル設定: 入金消込の売掛/未収金アクティビティ」を構成します。
ヒントと考慮事項
- 調査後の係争要求の手動消込は、全額かゼロかの処理です。したがって、部分的な要求金額の消込はサポートされていません。
- 同様に、オープン・トランザクションの適用などの追加決済方法も適用できません。これは、この消込が論争の最終ポイントであり、有効な決済方法が子要求ですでに決済されているためです。
主なリソース
- 控除および決済の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください。
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、これらの事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 要求消込の許可(CJM_ALLOW_CLAIM_WRITE_OFFS_PRIV): これは、この更新の新しい権限です
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV)
控除部門は、毎年何百万件もの控除の解決を担当する場合があります。価格設定の問題など、1つの係争に、数百件または数千件の関連控除が存在する場合があります。
要求の一括更新では、要求アナリストが各要求を個別に更新しなくても、関連する複数のオープン要求を一括して迅速かつ効率的に更新できます。
一括更新機能では、次のことを行えます。
- 複数の顧客要求を検索して選択する。
- 正しい要求を選択したことを確認する。
- 選択した要求を更新する。
更新可能な属性は次のとおりです。
- 要求タイプ、要求事由
- ステータス
- 所有者
- ノートおよび添付
- グローバル・コンテキストが設定された付加フレックスフィールド。
「要求の一括更新」という新しいスケジュール済プロセスがバックグラウンドで起動され、レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが提供されます。
複数の要求の更新
要求の一括決済では、要求アナリストが各要求を個別に決済しなくても、関連する複数のオープン控除を一括して迅速かつ効率的に解決して送信できます。関連する各要求には、その1つの係争のトラッキング番号として、一意の一括決済番号が割り当てられます。
一括決済機能では、次のことを行えます。
- 複数の顧客要求を検索して選択する。
- 正しい要求を選択したことを確認する。
- 選択した要求を、1つの品目またはメモ明細摘要を設定したクレジット・メモ、または売掛/未収金アクティビティの手動消込のどちらかで解決する。
次の表は、どの要求ソースを解決できるか、要求をどのように解決できるか、および各ユースケースにおける結果のARトランザクションを示しています。
複数の要求の決済の仕組み
3つの要求検索パラメータが追加されています。
- 要求ソース
- 請求日範囲
- 一括決済番号。
要求の一括決済時には、次を指定します。
- 決済方法(クレジット・メモまたは手動消込のいずれか)
- オプションで、一意の一括決済番号を指定することも、システムで自動生成することもできます
- 要求タイプおよび要求事由
- 所有者
- ノートおよび添付
- グローバル・コンテキストが設定された付加フレックスフィールド。
「要求の一括決済」という新しいスケジュール済プロセスがバックグラウンドで起動され、レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが提供されます。
複数の要求の決済
この機能の利点は次のとおりです。
- 何百件もの関連要求がある1つの係争や問題を迅速かつ効率的に更新して解決できます。
- 要求アナリストの生産性が向上します。
- 1つの係争の関連要求を監査可能な方法で追跡できます。
関連要求の決済における監査可能な追跡
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛管理」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
- 「要求ソースの管理」で、適用可能な要求ソースの消込決済方法を構成します。
- 「チャネル設定: 消込調整の売掛/未収金アクティビティ」を構成します。
- 「チャネル設定: 入金消込の売掛/未収金アクティビティ」を構成します。
ヒントと考慮事項
- 数千件の要求を選択できるため、要求は「更新進行中」という新しいステータスになり、複数の要求を更新(「要求の一括更新」)するか、複数の要求を決済(「要求の一括決済」)するために、バックグラウンド・プロセスがそれぞれに起動されます。
- 一括更新の場合、要求は「更新進行中」になり、更新が終了すると「オープン」ステータスに戻ります。
一括更新: 要求ステータスの遷移
- 送信時に一括決済する場合、バックグラウンド・プロセスの処理中は、要求が「更新進行中」になり、次に「承認待ち状態」ステータスになります。これは、ほとんどの要求アナリストは承認権限を持たないと考えられるためです。そうでない場合は、「待ち状態の決済」ステータスになります。一括決済で検証に失敗した場合、失敗した要求は元の状態の「オープン」ステータスに戻ります。有効な要求はプロセス内で先に進みます。
一括決済: 要求ステータスの遷移
要求が長時間「更新進行中」ステータスである場合、プロセスが中断している可能性があります。「要求の一括更新」スケジュール済プロセスを再実行して、一括更新で中断している要求を再処理できます。「要求の一括決済」スケジュール済プロセスを再実行して、一括決済で中断している要求を再処理できます。
主なリソース
- 控除および決済の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください。
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、これらの事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 中断している要求の再処理(CJM_REPROCESS_STALLED_CLAIMS_PRIV): これは、この更新の新しい権限です
- 要求消込の許可(CJM_ALLOW_CLAIM_WRITE_OFFS_PRIV): これは、この更新の新しい権限です
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV)
手動要求、控除および超過支払の決済時に取引先の税金アプリケーションから税金を適用
売掛管理とOracle Fusion Taxの統合を使用して、パートナの税金アプリケーションの税金を顧客要求の決済に適用します。
このメリットは、Oracle Cloudと中央集中型の税金アプリケーションを統合し、決済プロセスと緊密に統合して、実装時間を短縮できることです。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛管理」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。チャネル収益管理調査の使用可能チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
- ビジネス・ユニットに対してサード・パーティ・パートナの税金アプリケーションを使用可能にします。
ヒントと考慮事項
「顧客要求の決済」スケジュール済プロセスを、パートナ・トランザクション・データ抽出スケジュール済プロセスの前後に実行し、要求を処理して「決済済」ステータスにする必要があります。パートナ・トランザクション・データ抽出では、パートナ税金明細の記録スケジュール・プロセスを起動してトランザクション明細が更新されます。それに従って適切にプロセスをスケジュールしてください。
主なリソース
- 控除および決済の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle Financials Cloud: 税の使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Oracle Financials Cloud: 税の実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理のOracle Cloud Readinessに関するコンテンツを参照してください。
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務のOracle Cloud Readinessコンテンツを参照してください。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、これらの事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV)
解決時に売掛/未収金に渡される要求金額が、要求調査後の税込であることを示します。これは、トランザクション時に上書きを許可するように税金設定が構成されている場合に、勘定科目または請求書のクレジット・メモで決済された非請求書ベースの要求に適用されます。
要求額に税金が含まれるかどうかは、要求アナリストが調査時に決定します。要求アナリストが税額を知っている場合、要求アナリストは税抜き金額のクレジット・メモまたは請求書を作成します。この場合、要求アナリストは税金構成を上書きしません。ARでは、決済時に税金を適用して、要求をクローズするように決定します。
要求アナリストが税額を知らないない場合。何百件もの損害がある場合は、税抜き金額を計算するのに、あまりにも多くの労力が必要になります。そのような場合は、要求アナリストがこの機能を使用して、要求金額が税込であることを示して、ARで税金を計算し、それに応じて適切にARトランザクションを変更できるようにします。
要求明細金額が税込であることの指定
この機能のメリットは、税金アプリケーションを集中管理できることです。税金計算は税金アプリケーションが常に担当しますが、要求アナリストが金額の調査後に、金額が税込かどうかを示すことができます。
決済済要求の計算済税金
クレジット・メモの計算済税金
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛管理」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
- この機能は、「税金ステータス」→管理およびデフォルト・リージョン→税率上書きの許可が「Y」に設定されており、さらに税率レベルでも管理およびデフォルト・タブ→「コントロール」リージョン→税込明細の上書きおよび入力の許可が「Y」に設定されている場合に非請求書ベースの要求のみに適用できます。
ヒントと考慮事項
- この場合は税率が常に元の請求書と同じである必要があるため、この機能は請求書ベースの要求には適用できません。
主なリソース
- 控除および決済の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください。
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、これらの事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV)
顧客要求のヘッダー・レベルで付加フレックスフィールドを構成します。
- データ入力用の要求ユーザー・インタフェースで構成済フレックスフィールドを公開します。
- ChannelCustomerClaims RESTサービスの構成済フレックスフィールドを公開します。
この機能の利点は、顧客ニーズを満たす追加の要求属性を、プログラミングなしで拡張できることです。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛管理」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。チャネル収益管理調査の使用可能チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
- 「付加フレックスフィールドの管理」で、要求ヘッダーの付加フレックスフィールドを計画して構成します。コンテキストおよびセグメントを管理します。
ヒントと考慮事項
「要求の管理」で検索できるのは、グローバル・コンテキスト・フレックスフィールドのみです。
主なリソース
- 控除および決済の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください。
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、これらの事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV)
サプライヤ取引プログラムを作成して管理することで、需要チェーン全体でのプログラムおよびプロモーションの実行と影響を最適化します。
サプライヤ・ポータルでプログラムを直接作成して提供するようサプライヤに依頼します。サプライヤは、プログラムを検索、表示、作成および更新できます。サプライヤは下書きステータスでプログラムを作成します。プログラムはアクティブ化される前にサプライヤ・チャネル・マネージャがレビューおよび承認します。
卸売業者や販売業者は、このセルフサービス機能により、プログラムの管理負荷を軽減して、サプライヤと負荷を共有できます。
サプライヤ・ポータル
この機能の利点は次のとおりです。
- サプライヤとのより強力な関係。
- プログラムの共有定義による、サプライヤ・インセンティブの連絡の改善。
- わかりやすいブラウザベースのソリューションを幅広いサプライヤに導入することによる、ほぼすべてのサプライヤへのセルフサービスの拡張。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
「サプライヤ・チャネル管理」機能をまだオプト・インしていない場合は、次の2つのどちらかの方法で機能をオプト・インできます。
- 「オーダー管理」オファリングで、「チャネル収益管理」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- または、「調達」オファリングで、「購買」→「サプライヤ・インセンティブ」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
オプト・インした後、次のステップを実行します。
- サプライヤに対してサプライヤ・ポータルへのアクセスをプロビジョニングします。
- 販売業者が、適用可能なプログラム・タイプを構成する必要があります。
- 販売業者が、サプライヤ取引プロファイルでデフォルト・プログラム所有者を指定する必要があります。
- 「製品情報管理」作業領域の「取引先品目」ページを使用して、サプライヤ品目を設定する必要があります。
ヒントと考慮事項
サプライヤ・ポータルでのプログラム・ステータスの遷移
主なリソース
- サプライヤ・チャネル管理の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ営業担当(ORA_POS_SUPPLIER_SALES_REPRESENTATIVE_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ・ポータルのサプライヤ・プログラムの管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_PROGRAMS_IN_PORTAL_PRIV): これは、この更新の新しい権限です
要求に関する追加情報を記録するために、サプライヤ要求にノートおよび添付を追加します。
この機能の利点は、承認時および監査時に解決の根拠を十分に示すのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
ヒントと考慮事項
「サプライヤ・チャネル管理」機能をまだオプト・インしていない場合は、次の2つのどちらかの方法で機能をオプト・インできます。
- 「オーダー管理」オファリングで、「チャネル収益管理」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- または、「調達」オファリングで、「購買」→「サプライヤ・インセンティブ」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
主なリソース
- サプライヤ・チャネル管理の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ要求の管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_CLAIMS_PRIV)
この機能を使用して、「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域の「供給要求の作成」ページおよび「在庫管理」作業領域の「品目数量の管理」ページのプロジェクト属性を含む供給転送要求を作成します。
仕組み:
- 「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域の「供給要求の作成」ページで供給転送要求を作成するときに、プロジェクトとタスクを指定します。
- サプライ・チェーン・オーケストレーションで、他のプロジェクト属性のデフォルト値が取得され、プロジェクト会計トランザクション管理(PATC)の検証が実行されます。
- サプライ・チェーン・オーケストレーションで、検証済のプロジェクト属性の全セットおよび転送オーダーの作成要求が、在庫管理に送信されます。
- 在庫管理で転送オーダーが作成されます。転送オーダーにはプロジェクト属性が含まれます。
この機能を使用して、在庫に表示されるプロジェクト支出が正確であることを確認します。これで、「供給要求の作成」ページのプロジェクト詳細を転送オーダーに含めることができるようになります。在庫管理では、これらの詳細を使用してプロジェクトに固有の在庫から品目を履行するため、在庫保管で発生する原価を各プロジェクトに正確に適用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新22C
ヒントと考慮事項
プロジェクト属性を使用して社内転送要求を追跡する必要がある場合は、この機能を有効にします。
主なリソース
- Oracle Help Centerのサプライ・チェーン・オーケストレーションの使用を参照してください。
ロール情報
これらの事前定義済ジョブ・ロールのいずれかがある場合は、この機能を自動的に使用できます。
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 倉庫オペレータ(ORA_INV_WAREHOUSE_OPERATOR_JOB)
- 倉庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER_JOB)
- 在庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
独自のカスタム・ジョブ・ロールを使用する場合は、この機能をサポートする新しい権限がないことに注意してください。
サービス・マッピングを使用した、サプライ・チェーン・オーケストレーションの調達との統合の拡張
サービス・マッピングを使用すると、Oracle Fusion Cloud Order Management、Oracle Fusion Cloud Supply Chain OrchestrationおよびOracle Fusion Cloud Procurementを統合するのに便利です。このマッピングを使用すると、特定の統合要件を満たしやすくなります。Oracle Order Managementで販売オーダーを作成し、Oracle Supply Chain Orchestrationで供給をオーケストレーションし、次にOracle Procurementで購買オーダーを作成します。必要に応じて、拡張可能フレックスフィールドを使用して、実装固有のデータを統合します。
独自の条件付き要件を満たすように、供給オーケストレーション・データを変更します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
- サービス・マッピングおよびアルゴリズムの管理に必要な権限を取得します。
- 「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域に移動し、「タスク」をクリックして、次のいずれかをクリックします。
- サービス・マッピングの管理
- アルゴリズムの管理
- サービス・マッピングおよびアルゴリズムを作成します。
ここでは、SupplyOrderBuyDetailVOビュー・オブジェクトを使用して、CarrierId、SupplyBuyOrdDtlsId(供給購買オーダー詳細識別子)など、購買要求明細の様々な属性をマップするサービス・マッピングの例を示します。
サービス・マップ
必要に応じて、統合アルゴリズムを使用して独自のロジックを実装することもできます。PurchaseRequestLine属性を参照する統合アルゴリズムの一部を次に示します。トラッキング明細のSupplyOrderReferenceLineId属性を使用すれば、供給オーケストレーションが調達と統合されている履行明細を識別するのに役立ちます。
統合アルゴリズム
ヒントと考慮事項
- 調達で適用する検証を、統合で送信できることを確認します。インポート・ペイロードには問題がなくても、調達で要求が受け入れられない場合があります。たとえば、「名前」属性と「ID」属性が同じ顧客を参照していない場合、調達ではIDのみが使用されます。
- アルゴリズムで式を作成する場合、特に複数の要求明細を問い合せる場合は、null条件を確認してください。実行時のnull条件によってエラーが発生することがあります。
- エラーが発生した場合は修正し、「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用して要求を再送信します。
ロール情報
- 次の事前定義済権限を使用して、この機能を設定します。
- Manage DOS Service Mappings
- Manage DOS Algorithms
- Administer Sandbox
- View Modified Data (ランタイム結果を表示できるようにするため)
この更新で注意が必要なサプライ・チェーン・オーケストレーションのバグ修正
この更新には、Oracle Fusion Cloud Supply Chain Orchestrationの動作方法が変わる場合があるバグ修正が含まれています。これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
転送要求に対するアクティブなソース組織および搬送先組織の使用
更新22Aより前は、転送要求を作成したが、ソース組織または搬送先組織がアクティブでなかった場合、Oracle Supply Chain Orchestrationでは引き続き要求がOracle Fusion Cloud Inventory Managementに送信されていました。Oracle Inventory Managementは転送オーダーを作成しても、処理できませんでした。これは、「供給オーケストレーション」作業領域の「供給要求の作成」ページ、供給オーダー・インポートのファイルベースのデータ・インポートまたは供給要求REST APIを使用して要求を作成した場合に発生します。更新22A以降では、ソース組織および搬送先組織がアクティブである場合にのみ、サプライ・チェーン・オーケストレーションで転送要求が送信されます。
Oracleリファレンス: 33074805
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
この更新で注意が必要なグローバル・オーダー納期回答のバグ修正
この更新には、Oracle Fusion Cloud Global Order Promisingの動作方法が変わる場合があるバグ修正が含まれています。これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
納期回答時の制約として最早許容日属性を考慮
オーダー明細の「最早許容日」属性に、要求日より前の日付を指定します。要求タイプが「出荷日」の場合はオーダーの出荷が可能な時期、要求タイプが「到着日」の場合はオーダーの受取が可能な時期を指定します。
この更新の前までは、最早許容日を指定すると、Oracle Fusion Cloud Global Order Promisingでは、最早許容日が要求日のかわりとして処理されていました。最早許容日をこのように使用すると、Oracle Global Order Promisingで、最早許容日より前にオーダーが出荷される可能性がありました。
この更新では、Oracle Global Order Promisingで、予定出荷日および予定到着日の計算時に「最早許容日」属性が制約とみなされて、要求日の達成が試みられます。「要求到着日」属性と「最早許容日」属性の両方が指定されたオーダーの場合、Oracle Global Order Promisingでは、オーダーが最早許容日以降に到着するように納期が回答されます。
Oracleリファレンス: 33131399
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
オーダー納期回答は、ハードウェア障害が発生した場合でも需要に応じてスケール調整し、機能を続行する必要がある重要なビジネス・プロセスです。Oracle Fusion Cloud Global Order Promisingに対する最近の変更により、水平グリッド全体の有効数量チェックおよびスケジューリング要求に対するスケールアウト・アーキテクチャが提供され、キャパシティおよびレジリエンスが強化されています。この新しいアーキテクチャにより、運用間接費も削減され、供給および参照データ更新がすぐに使用可能になり、オーダー納期回答サーバーのリフレッシュ/再起動の必要がなくなります。
この新しいアーキテクチャへの移行は、複数の更新にわたって継続されます。その間、Oracle Global Order Promisingは一部の特別なケースの要求を以前のメモリー常駐のC++ベースのソリューションに自動的にルーティングします。
「大規模なオーダー納期回答」という機能をオプト・インすると、この項で説明する機能を使用できます。
一部のオーダーは、ソースや移動方法に関係なく、顧客のサイトに複数の品目が同日に到着するように計画する必要があります。たとえば、ラックベースのコンピュータは、別の施設からソーシングされるラックと同日に搬送する必要があります。
到着セットを使用して、同時に到着するようにスケジュールする必要がある複数のオーダー明細を識別できるようになりました。また、到着セットからオーダー明細(通常は未スケジュールのオーダー)を削除して、セット内の1つ以上の遅延オーダー明細が原因で発生する遅延をなくすこともできます。
複数の場所から出荷される複数の品目が同じ日に到着するように配送をスケジュールすることで、顧客サービスを強化し、コストを削減します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
- この機能を使用する場合は、「大規模なオーダー納期回答」という機能をオプト・インする必要があります。「大規模なオーダー納期回答」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「大規模なオーダー納期回答」機能を以前にオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
- 現在この機能はOracle Fusion Cloud Order Managementが含まれない実装でのみ使用できます。
主なリソース
- オーダー管理のOracle Cloudレディネスからアクセスできる、同日の搬送に対する複数オーダー明細のスケジュールのレディネス・トレーニング。
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
製造リード・タイム計算に制約付きコンポーネントおよびリソースのみを含める
製品の受注生産は、数百件または数千件のコンポーネント、資材および製造リソースが関係するような非常に複雑な場合があります。すべてのコンポーネントおよびリソースの有効数量およびリード・タイムに基づいて納期を決定すると時間がかかりますが、通常は制約になるのは少数のみです。有効数量の確認およびスケジューリングに必要な計算を合理化して、この重要なコンポーネントや資材のサブセットに絞り込むことで、妥当な生産可能数量日付を求め、構成を簡素化し、継続的なメンテナンスも削減できます。
デフォルトでは、Oracle Fusion Cloud Global Order Promisingで、ルーティング内の資材構成表の任意のレベルの重要コンポーネントおよび重要リソースのみを含むリソース構成表を使用して、生産可能数量日付が計算されます。(ソース・システムがOracle Cloud Supply Chain Managementである場合、どのコンポーネントが重要かは製造作業定義から導出されます。)同様に、オーダー構成品目の場合は、重要な必須コンポーネントおよび重要なオーダー組立リソースのみが確認されます。変換プロセスでは、既存の生産可能数量ATPルールがあれば移行されます。また、ファイルベース・データ・インポート(FBDI)を通じてリソース構成表をロードしたり、REST Webサービスやユーザー・インタフェースを使用してリソース構成表の指定を絞り込むこともできます。
すべてのコンポーネント、資材およびリソースのリード・タイムと有効数量を評価しなくても、受注生産品目の正確な生産可能数量日付が得られます。
- 重要なコンポーネントとリソースに納期回答計算を適用
- 妥当な納期を迅速に提示
- 生産集約型ビジネスのためのサプライ・チェーン・ネットワーク・モデリングの簡素化
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
この機能を使用する場合は、「大規模なオーダー納期回答」という機能をオプト・インする必要があります。「大規模なオーダー納期回答」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「大規模なオーダー納期回答」機能を以前にオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
この機能を使用して品目の納期を回答するには、Oracle Global Order Promisingで次のステップを実行する必要があります。
- 「コンポーネントとリソースの検索」オプションを有効にしたサプライ・チェーン有効数量検索ATPルール、および「製造場所」ソース・ルールを作成するなど、Oracle Global Order Promisingを適切に設定します。
- 品目、リソース、品目構成、作業定義エンティティなどの製造関連エンティティを収集します
- 「生産資源構成表の作成」スケジュール済プロセスを使用して、リソース構成表を生成します
- 納期回答時にOracle Global Order Promisingで考慮する必要があるシミュレーション・セットを選択します。このステップは、「オーダー納期回答オプション」ページで実行します。
ヒントと考慮事項
- Oracle Global Order Promisingでは、リソース構成表エンティティに定義されたリード・タイムと使用をオフセットの計算に使用して、最終品目や部分組立品が生成されます。
- リード・タイム・オフセット、カレンダおよびその他の有効数量の制約に基づいてオーダー納期回答プロセスで計算されたそれぞれの日に、リソースとコンポーネントの両方が消費されます。
主なリソース
- 製造品目の生産可能数量のサポートに関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
リソース構成表は、社内資材転送、製造作業オーダーおよび購買を計画して、供給を使用できない場合のオーダーに対応するために、Oracle Fusion Cloud Global Order Promisingの生産可能数量機能で使用する重要なコンポーネント、部分組立品およびリソースで構成されています。リソース構成表を使用すると、不要な詳細の計算のためにかかる負荷を回避できるため、計画実行とシミュレーションの両方を迅速に完了できます。
ファイルベースのデータ・インポート・プロセスを使用して手動で作成およびロードするかわりに、「生産資源構成表の作成」スケジュール済プロセスで、既存の製造作業定義およびソース・ルールからリソース構成表を生成できます。
生産可能数量のための入力データの自動化が強化され、プランナの生産性が改善します。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「大規模なオーダー納期回答」という機能をオプト・インする必要があります。「大規模なオーダー納期回答」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「大規模なオーダー納期回答」機能を以前にオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
- 「生産資源構成表の作成」スケジュール済プロセスは、工順および品目構造の形式の収集された作業定義データを入力として使用します。
- プラン入力にまだ設定されていない場合は、入力シミュレーション・セットの「品目」表の「重要コンポーネント」属性を使用して、製造組織内の重要アセンブリ、サブアセンブリおよびコンポーネント品目を識別します。
- プラン入力にまだ設定されていない場合は、入力シミュレーション・セットの「リソース」表の「ボトルネック」属性を使用して重要なリソースを識別します。または、Oracle Fusion Cloud Manufacturingのリソース定義の「生産可能数量のチェック」属性を使用して、リソースをマークできます。
- パラメータとして選択された割当セットによって、リソース構成表の決定に使用されるソース・ルールが決まります。
- プロセスによって作成されたリソース構成表は、プラン入力ではなくシミュレーション・セットに出力されます。
- 「オーダー納期回答オプション」ページで、出力シミュレーション・セットをOracle Global Order Promisingに関連付けることができます。
主なリソース
- 製造品目の生産可能数量のサポートに関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
このセクションでは、このクラウド・サービスで置換された機能、または削除される予定の機能を示します。
製品 | 削除される機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
価格設定 | 価格要求SOAPサービス | 22D | 文書価格REST API | 19A | 更新19A以降、価格要求SOAPサービスへの追加の拡張機能はありません。22DでSOAPサービスが削除されるまでは引き続き機能しますが、できるだけ早く文書価格REST APIに移行する必要があります。文書価格REST APIの詳細は、Oracle Supply Chain Management Cloud REST APIドキュメントを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。 |