本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年4月27日 | コラボレーション・メッセージング・フレームワーク |
B2Bメッセージングのための大量の購買オーダー・ペイロードの取得 | 文書の更新。5月の月次メンテナンス・パックで22Bを更新するためにバックポートされた機能が追加されました。 |
2022年4月5日 | オーダー管理 | この更新で選択されたオーダー管理のバグ修正 | 文書の更新。説明の改訂。 |
2022年3月28日 | オーダー管理 | この更新で選択されたオーダー管理のバグ修正 | 文書の更新。説明の改訂。 |
2022年3月18日 | 初版作成。 |
重要なノート: 21Dから22Bに直接更新する場合は、22Aと22Bの両方の項の内容を確認して、更新に含まれるすべての変更を確認してください。
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
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免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能は、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。これを行うには、次の権限を使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能の概要のページで、オファリングを選択し、それに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を使用可能にするステップを完了します。
「新機能」作業領域に表示されない機能をオプトインすることもできます。オプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプト・イン」機能をクリックします。
- 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、機能を使用可能にするためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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B2Bメッセージングのための大量の購買オーダー・ペイロードの取得
B2B通信を開始するときに大規模な購買オーダー(通常は2,000件を超える明細)を処理するようにOracle Collaboration Messaging Frameworkを構成します。大量の購買オーダーのペイロードはOracle Purchasingから小さな部分として取得され、その後結合されて1つの発注として配信されるため、パフォーマンスが向上します。この機能は、更新22Bの5月の月次メンテナンス・パックで使用できるようになります。
この機能を有効にした後に、「コラボレーション・メッセージング構成の管理」ページの「大量の購買オーダー処理」セクションの値を「大量の購買オーダー最小明細数」フィールドに入力して、大規模な購買オーダーにおける最小明細数を指定します。次に、「1つの問合せで取得された購買オーダー明細」フィールドに値を入力し、Oracle Purchasingから取得する各部分の明細数を指定します(デフォルトの明細数は1000件)。「大量の購買オーダー配信期間」(デフォルトでは30分)および「大量の購買オーダー配信試行間隔」(デフォルトでは3分)フィールドで設定した値は、購買オーダーの搬送を試行する期間と頻度を示します。
「コラボレーション・メッセージング構成の管理」の「大量の購買オーダー処理」
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
ヒントと考慮事項
明細数が2,000件を超える購買オーダーは大量の購買オーダーとみなされますが、ご自身のビジネス・ニーズに基づいて大量の購買オーダーの最小明細数を決定できます。
主なリソース
- Oracle Supply Chain Management Cloud: B2Bメッセージングの構成と管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- B2B管理者(ORA_CMK_B2B_ADMINISTRATOR_ABSTRACT)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コラボレーション・メッセージング構成の管理(CMK_MANAGE_COLLAB_MESG_CONFIG_PRIV)
プロジェクト駆動のサプライ・チェーンは、Oracle Fusion Cloud Supply Chain ManagementおよびOracle Fusion Cloud Project Managementのアプリケーションを横断したエンドツーエンドの統合ソリューションです。このソリューションは、製造および資産集約型企業の様々なビジネス・プロセスをサポートするように設計されています。
プロジェクト駆動のサプライ・チェーン・ソリューションを使用すると、プロジェクトごとに別個の組織を作成しなくても、プロジェクトのコンテキストでサプライ・チェーン・プロセスを管理できます。サプライ・チェーン・コストをプロジェクト支出として取得することもできます。
「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」という機能をオプト・インすると、この項で説明する機能を使用できます。
プロジェクト主導の企業において、同じ品目の需要を満たすために使用できるのは、品目の供給のサブセットのみです。一般的なアプローチとしては、供給および需要をプロジェクトおよびタスク属性別にストライピングして、供給を特定のプロジェクトまたはタスク専用にします。たとえば、手持在庫または購買オーダーをプロジェクトとタスクでストライピングします。このシナリオでは、プロジェクトおよびタスク要件に一致する場合にのみ、手持または購買オーダーの供給が販売オーダーなどの需要に充当されます。しかし、このアプローチでは一部のプロジェクトで過剰供給が発生する可能性があります。
プロジェクト用に供給を新たに注文する場合は、プロジェクト全体の過剰供給を事前にチェックすることで、在庫コストの削減を見込めます。Oracle Fusion Cloud「供給プランニング」作業領域を使用してプランを作成するときに、柔軟なルールを設定してこのような検索を使用可能にすることができます。
この更新では、このようなプランの結果として、あるプロジェクトまたはタスクから不足が発生している別のプロジェクトまたはタスクに供給を移動するよう促す推奨が生成されます。プロジェクト供給の過剰を削減するには、プランから推奨をリリースして次のドキュメント上のプロジェクト属性を変更します。すると、それに従って後続の実行ステップが実施されます。
- 受入または請求が発生していない購買オーダー・スケジュール
- 出荷されていない転送オーダー明細
- 未リリース・ステータスの作業オーダー
- プロジェクトおよびタスクでストライピングされている、またはプロジェクトおよびタスクの共通在庫でストライピングされていない手持在庫
例: プロジェクト供給の転送に関する推奨をリリースするためのプラン・オプションの構成。
例: 供給プランニングからプロジェクト供給の転送に関する推奨をリリースする。
例: 供給プランニングから共通供給のプロジェクトへの転送に関する推奨をリリースする。
プロジェクト主導のサプライ・チェーン環境で、手持供給およびオーダー中供給が効率的に使用されるようにします。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
プロジェクト固有の供給の計画機能を次のように有効にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用していない場合:
- 「オファリング」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン: サプライ・チェーン・プランニング・ページで、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をすでにオプトインしている場合:
- 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト固有の供給の計画」機能を使用可能にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をまだオプトインしていない場合:
- 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
- プロジェクト駆動のサプライ・チェーン機能に必要な設定を行います。詳細は、Oracle Help CenterにあるManufacturing and Supply Chain Materials Management実装ガイドのプロジェクト駆動のサプライ・チェーンの章を参照してください。
オプト・インを有効にした後、次のステップを実行して、プロジェクトおよびタスクを含むプランニング属性によって予測の消費を開始します。
- 制約なしの供給プランまたは需要と供給プランを作成します
- プロジェクト・グループ、プロジェクトおよびタスクのプランニング属性を使用する属性ベースのネッティング・ルールを割り当てます。
- 「供給」タブの「一般」サブタブにある、「プロジェクトとタスク間の供給の移動可能」オプションを選択します。
- プランを実行します
- プロジェクト供給をOracle Cloud SCMに転送する推奨をリリースします。
ヒントと考慮事項
- プロジェクト需要用に予約している共通供給を、Oracle Cloud SCMへのプロジェクト供給の転送用にリリースすることはできません。
- 共通およびプロジェクトの移動中出荷、受入中出荷および異なるプロジェクトおよびタスクのプロジェクト需要にペグされている購買依頼供給を、Oracle Cloud SCMへのプロジェクト供給の転送用にリリースすることはできません。
- オーダー管理にインタフェースされる共通転送オーダーでプロジェクト需要にペグされているものは、Oracle Cloud SCMへのプロジェクト供給の転送用にリリースすることはできません。
- 在庫の手持プロジェクト転送はファースト・イン・ファースト・アウト方式で処理されます。
- 「ペギングを計算する日数」プラン・オプションは、nullまたはプラン範囲と同じである必要があります。プロジェクト供給の転送に関する推奨のリリースは、プランによってペギングが計算される供給および需要でサポートされます。
主なリソース
ロール情報
- サプライ・チェーン・プランニング内で、次の事前定義済ジョブ・ロールまたは次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは自動的に、この機能にアクセスし、推奨をリリースする権限を付与されます。
- ジョブ・ロール
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 権限
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- ジョブ・ロール
- サプライ・チェーン・オーケストレーション内で、次の事前定義済ジョブ・ロールまたは次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは自動的に、この機能にアクセスし、推奨をリリースする権限を付与されます。
- ジョブ・ロール
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 権限
- 供給オーダーの編集(DOS_EDIT_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
- 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダー・インタフェース・データのパージ(DOS_PURGE_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
- 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 購買オーダーの表示(PO_VIEW_PURCHASE_ORDER_PRIV)
- 在庫転送オーダーの管理(INV_MANAGE_INVENTORY_TRANSFER_ORDER_PRIV)
- 作業オーダーの表示(WIP_VIEW_WORK_ORDERS_PRIV)
- ジョブ・ロール
- 購買内で、次の事前定義済ジョブ・ロールまたは次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは自動的に、この機能にアクセスし、推奨をリリースする権限を付与されます。
- ジョブ・ロール
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- 権限
- 購買オーダーの表示(PO_VIEW_PURCHASE_ORDER_PRIV)
- ジョブ・ロール
- 在庫内で、次の事前定義済ジョブ・ロールまたは次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは自動的に、この機能にアクセスし、推奨をリリースする権限を付与されます。
- ジョブ・ロール
- 在庫マネージャ(ORA_INV_INVENTORY_MANAGER)
- 倉庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER)
- 権限
- 在庫属性トランザクション要求の処理(INV_PROCESS_INVENTORY_ATTRIBUTE_TRANSACTION_REQUEST)
- ジョブ・ロール
- 製造内で、次の事前定義済ジョブ・ロールまたは次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは自動的に、この機能にアクセスし、推奨をリリースする権限を付与されます。
- ジョブ・ロール
- 生産監督者(ORA_WIE_PRODUCTION_SUPERVISOR_JOB)
- 権限
- 作業オーダーの表示(WIP_VIEW_WORK_ORDERS_PRIV)
- ジョブ・ロール
これは販売オーダーと購買オーダーの日付を同期させるための機能です。手動で作成した購買オーダーまたは編集中のオープン購買オーダーで出荷日、搬送日または出荷方法を更新すると、この機能によってそれらの値が自動的に販売オーダー明細に反映され、販売オーダー明細に変更の事由が追加されます。
これは次のタイプの品目に適用されます。
- 標準
- オーダー・ピック
- オーダー組立
- 出荷セットまたはキットの構成品目
ビジネス上の利点:
- 直送出荷の管理業務が簡素化され、履行の効率性が向上します。
- ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。オーダー入力スペシャリストが「オーダー管理」作業領域を使用して、販売オーダーに対しこれらの変更を手動で加える必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能の事前定義により、事由は「サプライヤからの更新」に設定されます。
- 必要に応じて別の事由を指定できます。事由を「購買オーダーからの更新」に変更するとします。その方法は次のとおりです。
- 「設定および保守」作業領域に移動してから、タスクに移動します。
- オファリング: オーダー管理
- 機能領域: オーダー
- タスク: オーダー参照の管理
- 「オーダー参照の管理」ページで、DOO_SCHEDULE_REASONの参照タイプ属性を検索します。
- 「設定および保守」作業領域に移動してから、タスクに移動します。
オーダー参照の管理
参照コード領域で、「参照コード」列がORA_DOO_SUPPLIER_DATE_CHANGEである行について、「内容」属性を「購買オーダーからの更新」に変更します。
参照コード
出荷日、搬送日、または出荷方法を変更できるのは、購買オーダー明細に入力する新しい値が、オーダー・ピック品目を構成するすべてのコンポーネント、キットを構成するすべての品目、または出荷セットを構成するすべての品目で同じである場合のみです。
主なリソース
- 販売オーダーと購買オーダーの日付の同期に関するレディネス・トレーニングをご覧ください
- 機能設定マネージャの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle Supply Chain Management Cloud: オーダー管理の実装
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- オーダー入力スペシャリスト(ORA_FOM_ORDER_ENTRY_SPECIALIST_JOB)
- オーダー・マネージャ(ORA_DOO_ORDER_MANAGER_JOB)
- 調達では、ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- サプライヤ顧客サービス担当(ORA_POS_SUPPLIER_CUSTOMER_SERVICE_REPRESENTATIVE_JOB)
- サプライヤ営業担当(ORA_POS_SUPPLIER_SALES_REPRESENTATIVE_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買オーダーの変更(PO_CHANGE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
承認要求を複数の承認者に対して並行的に同時に送信します。複雑な承認ルーティング要件に対応するため、複数ステージの承認ルーティングを順次ステージ、パラレル・ステージおよび参加者を組み合せて設定できます。
また、投票率を使用して、承認の結果を承認要求の最初の返答者の応答に基づいて判別する、または複数の承認者からの応答のコンセンサスに基づいてオーダーに対する承認を導き出すといったことも可能です。
- 要求の承認に要する時間を短縮します。これは特に、承認できる立場のユーザーが複数いる場合に役立ちます。各承認者が順番に返答するのを待つことなく、次の承認者に承認を進めることができます。承認を並行的に進めます。
- 承認に最初に返答した人がグループを代表して要求を承認できるようにします。これにより承認に要する時間を大幅に短縮できます。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
ステージ化されたフローを作成すると仮定します。
- 「設定および保守」作業領域に移動してから、タスクに移動します
- オファリング: オーダー管理
- タスク: サプライ・チェーン管理のタスク構成の管理
- 「BPMワークリスト」ページで検索ウィンドウに「SalesOrder」と入力し、タスク・タイプの検索をクリックします。検索が終了するのを待ち、「ApprovalHumantask」をクリックします。
この方法の背景情報は、承認タスクを設定するためのガイドラインを参照してください。
- 「割当先」をクリックし、「割当先」領域にオーダー承認ルーティングが表示されることを確認します。オーダー承認ルーティングには、内側のボックスと外側のボックスがあります。内側のボックスをクリックして、参加者を追加します。外側のボックスをクリックして、ステージを追加します。
- オーダー承認ステップの外側のボックスをクリックし、鉛筆のアイコンをクリックして、ステージの追加→順次ステージの追加をクリックすると、順次発生する別のステップが承認ルーティングに追加されます。これと同じ方法でパラレル・ステージも追加できます。
新規ステージの追加
- 参加者を追加します。
- 追加したステージで「参加者の追加」をクリックし、鉛筆のアイコンをクリックして、「参加者の追加」→パラレルの追加→「パラレル」をクリックします。
新規参加者の追加
- すべての新規参加者はルールベースである必要があり、パラレル参加者である場合は、結果の決定に使用する投票率を指定する必要があります。
パラレル参加者の投票率
設定デモの視聴
ヒントと考慮事項
- この機能はリリース22Bより前に作成した承認ルールには影響しません。既存のルールを引き続き使用できます。
- 順次承認ルールで使用する任意の属性をパラレル・ルールで使用できます。
主なリソース
ロール情報
- オーダー・マネージャ
- オーダー入力スペシャリスト
この更新には、Oracle Fusion Cloud Order Managementの動作を変更する不具合修正が含まれています。これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
顧客オーダーの品目の有効化
更新22B以降のOracle Fusion Cloud Order Managementでは、REST API以外の任意の方法で販売オーダーをインポートするときに、品目の「顧客オーダー」属性および「顧客オーダー可能」属性が「はい」に設定されているかどうかの検証が実行されます。これは、販売オーダーの各オーダー明細の品目ごとに行われます。(更新22Bの前は、この検証はオーダーがREST APIを使用してインポートされた場合に実行されていました。)
- いずれかの属性が「いいえ」に設定されている場合、オーダー管理から販売オーダーは送信されず、かわりにエラー・メッセージが表示されます。
- 「オーダーの作成」ページまたはオーダーの改訂ページでカタログ明細を使用して品目を検索した場合、この検証をパスした品目のみが表示されます。この検証は更新22B以前にも含まれています。
- 「オーダー管理」作業領域を使用してオーダー明細に品目を追加し、オーダーを「下書き」ステータスで保存して、品目が検証をパスした後、「顧客オーダー」属性または「顧客オーダー可能」属性を「いいえ」に変更した場合、そのオーダーは送信できません。
- オーダー・インポートWebサービスを使用してオーダー明細をインポートしたときに明細が検証をパスしなかった場合、オーダーはインポートされますが、ステータスが「下書き」に設定され、オーダー履行に送信されません。
必要な処理:
更新22Bより前に作成したオープンのオーダー明細上のすべての品目が検証にパスすることを確認してください。
- 「品目検証組織」パラメータを参照し、自分のビジネス・ユニットで使用している組織を見つけます。詳細は、オーダー管理パラメータの管理を参照してください。
- 「製品情報管理」作業領域で品目を管理するロールを割り当てられているユーザーが、次の手順に従って品目の属性をチェックする必要があります。
- 「製品情報管理」作業領域で、「品目の管理」タスクを使用して、手順1で特定した組織内の品目を検索して選択します。
- 「販売およびオーダー管理」をクリックし、「顧客オーダー」属性および「顧客オーダー可能」属性を「はい」に設定します。
これは、オーダー管理で検証される品目(作成する新規オーダーや改訂するオーダーなど)に対してのみ行う必要があります。 これは、オーダー管理で検証されないオーダー明細に対して行う必要はありません。これには次の明細が含まれます。
- すでに出荷されている
- 売掛管理に送信されている
- 取消またはクローズされている
- 製品変換ルールを通じて追加された
- 返品の一部である
- 構成品目の子
- 内部資材転送の一部である
SQL問合せを使用して、更新する必要がある品目を識別できます。詳細は、My Oracle Supportのノート2853944.1を参照してください。
Oracleリファレンス: 33197947
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
値セットに従って価格設定マトリックスの属性の値を取得します。価格設定マトリックスまたはマトリックス区分のドメイン・タイプ属性を使用して値セットを指定します。値セットの検証タイプ属性は、独立、依存、サブセットまたは「表」に設定できます。
このリリースの前は、属性に従って価格を設定するマトリックス・ルールを作成する場合に、参照、ビュー・オブジェクト問合せ、独自のリストまたは品目拡張可能属性からの値を使用する必要がありました。この機能により、次のことが可能になります。
- マトリックス・ルール内の値セットからの値を使用して、価格表または割引リスト上の属性に従って価格設定を調整します。
- 値セットからの値を使用して、価格設定セグメントまたは価格設定戦略割当を決定します。
- 価格設定マトリックスの条件列またはマトリックス区分で新しい「値セット」ドメイン・タイプを使用して、値セット内の値を条件の一部として使用できます。
次のような利点があります。
- 価格設定ルール内でビジネス条件をモデル化するときに、値セットから導出される属性値を使用できます。
- マトリックス・ルールを設定するときに、より広範な属性から選択できます。
- 値セットで値を直接保持できるため、同じような重複する設定作業を実施する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- この新機能は「価格設定管理」作業領域で使用します。
- 次のチャネルを使用して価格設定ルールを管理する際にも使用できます。
- REST API。価格表、割引リスト、価格設定セグメントまたは価格設定戦略割当を管理します。
- ファイルベース・データ・インポート。価格表または割引リストのバッチをインポートして更新します。
- ADFデスクトップ統合。スプレッドシートで価格表または割引リストを管理します。
- 「設定および保守」作業領域の「値セットの管理」タスクを使用して、価格設定の設定前またはインポート前に値セットを指定します。値セットの検証タイプ属性を独立、依存、サブセットまたは「表」に設定します。
- 表ベースの値セットを使用して、価格設定ルールで指定したユーザー定義品目属性の値を検証します。
主なリソース
- Oracle SCM Cloud: 価格設定の管理(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
ロール情報
- ジョブ・ロール:
- Pricing Administrator
- Pricing Manager
- Pricing Analyst
プログラム、経過勘定、調整、要求および転記トランザクションを作成するときに、法的エンティティのタイム・ゾーンを使用します。法的エンティティ・プロファイルの設定で法的エンティティのタイム・ゾーンを使用するように指定されている場合は、チャネル・プログラムや要求などのすべてのトランザクションがそのタイム・ゾーンで表示および処理されます。
控除および決済の場合:
- これらの日付は、ユーザー・インタフェース、RESTサービスおよび要求の処理に存在します。
- これらのプロセスには、インバウンドAR統合、要求作成および決済が含まれます。
要求UI - 法的エンティティのタイム・ゾーンによる日付
サプライヤ・チャネル管理の場合:
- これらの日付は、ユーザー・インタフェース、RESTサービスおよびプログラム、インバウンド・サプライヤ請求書、チャネル・バッチおよび要求の処理に存在します。
- これらのプロセスには、プログラムの作成、適格性、CSVアップロード、直接インバウンド統合、バッチ作成、経過勘定の作成、要求作成および決済が含まれます。
- GLへの転記が常に法的エンティティのタイム・ゾーンで処理されていることを明確にすることが重要であるため、これについては変更はありません。
プログラム: 「一般」UI - 法的エンティティのタイム・ゾーンによる日付
プログラム: 「チェックブック」UI - 法的エンティティのタイム・ゾーンによる日付
ビジネス上の利点:
- 控除および決済の場合:
- 要求が財務と同じタイム・ゾーンで処理されます。
- サプライヤ・チャネル管理の場合:
- サプライヤ・プログラム、調整および要求の日付が財務と同じタイム・ゾーンで処理されます。
有効化のステップ
- 「財務」オファリングで、「法的エンティティ・コンフィギュレータ・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。サイト・レベルでプロファイル「法的エンティティ・タイム・ゾーンの使用可能」を設定します。
- 「オーダー管理」オファリングで、「チャネル収益管理」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」および「チャネル収益管理での法的エンティティ・タイム・ゾーンの使用」機能をオプト・インします。
- または、「調達」オファリングで、「購買」→「サプライヤ・インセンティブ」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」および「チャネル収益管理での法的エンティティ・タイム・ゾーンの使用」機能をオプト・インします。
- 控除および決済の場合:
- 「オーダー管理」オファリングで、「チャネル収益管理」機能領域を有効にします。次に、「控除および決済」および「チャネル収益管理での法的エンティティ・タイム・ゾーンの使用」機能をオプト・インします。
- 「財務」オファリングと「売掛/未収金」機能領域の下で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」タスクにナビゲートします。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。チャネル収益管理調査の使用可能チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
ヒントと考慮事項
法的エンティティのタイム・ゾーン機能を有効にする前に、実装に関する考慮事項を確認してください。この機能の導入前は、日付はサーバーのタイム・ゾーンで処理されていました。サーバーと法的エンティティで異なるタイム・ゾーンが使用されていないかを確認してください。
控除および決済の場合:
- 既存の要求および設定内でチャネルによってサーバーのタイム・ゾーンで記録されている既存の日付は、法的エンティティのタイム・ゾーンで処理されるようになります。
- 新規の要求とその処理は、法的エンティティのタイム・ゾーンで処理されます。
サプライヤ・チャネル管理の場合:
- 既存のプログラム、経過勘定、調整および要求内でチャネルによってサーバーのタイム・ゾーンで記録されている既存の日付は、法的エンティティのタイム・ゾーンで処理されるようになります。
- 新規インバウンド・トランザクションおよび新規処理は、CSVアップロードを含めて法的エンティティのタイム・ゾーンで処理されます。インポートされた日付は法的エンティティ・タイム・ゾーンで処理されるため、インバウンド・トランザクションの準備に関するビジネス・プロセスについて検討してください。
- 購買オーダーに関連する日付である「要求搬送日」と「要求出荷日」は例外です。これらはPOに入力されたとおりにチャネルに表示されます。購買オーダーではこれらの日付のタイム・ゾーンが取得されません。チャネルではこれらの日付が変換なしでそのまま処理されます。
- その他の例外: 適格サービスREST内での日付の処理は法的エンティティのタイム・ゾーンで行われます。ただし、適格サービスRESTによって返されるすべての日付は協定世界時(UTC)です。
主なリソース
- 法的エンティティのタイム・ゾーンによる日付に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- サプライヤ・チャネル管理の継続的改善に関する22Aのレディネス・トレーニングをご覧ください。
- 控除および決済の継続的改善に関する更新22Aのレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください。
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
サプライヤ取引プログラムを作成して管理することで、需要チェーン全体でのプログラムおよびプロモーションの実行と影響を最適化します。
CSVファイルによるサプライヤ請求書明細付加フレックスフィールドからの追加情報のインポート
サプライヤ請求書明細の追加情報をCSVアップロードでインポートします。サプライヤ・チャネル管理で、追加情報をサプライヤ請求書明細の付加フレックスフィールドとして構成できます。これらの詳細を適格ルールに使用して、リベートについてサプライヤ請求書をさらに限定します。
サプライヤ請求書のインポート
サプライヤ請求書明細のリベートへの適格化に関する構成を向上します。
有効化のステップ
- 「オーダー管理」オファリングで、「チャネル収益管理」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- または、「調達」オファリングで、「購買」→「サプライヤ・インセンティブ」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- タスク「チャネルの付加フレックスフィールドの管理」の付加フレックスフィールド「チャネル文書ヘッダーDFF」を使用して、サプライヤ請求書用の付加フレックスフィールドをチャネル収益管理で計画して構成します。
- タスク「チャネルの付加フレックスフィールドの管理」の付加フレックスフィールド「チャネル文書明細DFF」を使用して、サプライヤ請求書明細用の付加フレックスフィールドをチャネル収益管理で計画して構成します。
- サプライヤ請求書明細のリベートへの適格化に使用する場合は、グローバル・コンテキスト付加フレックスフィールドをクオリファイアとして構成します。
- 価格設定で適格プログラムの取得アルゴリズムを更新します。
- サプライヤ・チャネル管理で、クオリファイアの参照コードをチャネル参照ORA_CJM_SUP_REBATE_QUALに追加します。
- 価格設定で「チャネル・プログラム適格」マトリックス区分を更新します。
- サプライヤ・チャネル管理でクオリファイアを使用するようにプログラム・タイプおよびプログラムを構成します。
ヒントと考慮事項
これらの付加フレックスフィールドを使用する場所と方法を検討します。プログラム・クオリファイアとして使用できるのはグローバル・セグメントの付加フレックスフィールドのみで、コンテキストベースのセグメントは使用できません。ただし、クオリファイアとして使用しない場合はコンテキストベースのセグメントも実装にインポートできます。
主なリソース
- サプライヤ・チャネル管理の拡張機能に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン統合スペシャリスト(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
サプライヤ年間プログラムの代替サプライヤ・サイトに異なるカタログを使用
適格ではすでにサプライヤ年間プログラムのサプライヤでサプライヤ・カタログがサポートされています。
この機能が拡張され、販売業者からの購入に基づいて製造業者からの年間リベートが適格化されるようになりました。
年間プログラムの作成
一部の業界では慣習的に、製造業者と直接リベート関係を結び、購入は販売業者を通じて行うことがあります。
この場合、サプライヤの年間リベート・プログラムは製造業者からのものになります。製品ルールは製造業者のカタログに基づくため、ルールの管理が容易になります。ただし、サプライヤ請求書は代替サプライヤ・サイトまたは販売業者からのものとなり、製造業者からの請求書ではありません。
これにより、カタログベースの製品ルールを通じて代替販売業者を使用するサプライヤ年間プログラムの管理が容易になります。
有効化のステップ
- 「オーダー管理」オファリングで、「チャネル収益管理」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- または、「調達」オファリングで、「購買」→「サプライヤ・インセンティブ」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- 製造業者のカタログを作成します。
- 代替サプライヤ・サイトおよびカタログベースの製品ルールを使用して、製造業者のサプライヤ年間プログラムを作成します。
主なリソース
- サプライヤ・チャネル管理の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ要求の管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_PROGRAMS_PRIV)
受入トランザクションまたはサプライヤ請求書を適格化するための適格アルゴリズムをプログラム的に拡張します。たとえば、複数のリベートが適用される場合に、拡張機能で優先順位を考慮することが考えられます。これにより、出荷先レベルのサプライヤ・リベートをアカウント・レベルのリベートより優先させます。
サプライヤ請求書明細のサプライヤ・リベートに対する適格化において拡張性と柔軟性が向上し、所有コストの削減を期待できます。
有効化のステップ
- 「オーダー管理」オファリングで、「チャネル収益管理」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- または、「調達」オファリングで、「購買」→「サプライヤ・インセンティブ」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- 価格設定で適格プログラムの取得アルゴリズムを計画および構成します。
ヒントと考慮事項
適格がプログラム的に拡張されていることはプログラムに表示されないため、プログラム・マネージャ・コミュニティに適格のしくみをどのように伝達するかについて検討します。
主なリソース
- サプライヤ・チャネル管理の拡張機能に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: 価格設定の管理(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 価格設定マネージャ(ORA_QP_PRICING_MANAGER_JOB)
- 価格設定管理者(ORA_QP_PRICING_ADMINISTRATOR_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 価格設定アルゴリズムの管理(QP_MANAGE_PRICING_ALGORITHMS_PRIV)
オプションで、調整通貨が元帳通貨と異なる場合に換算レート日を上書きします。換算レート日が指定されていない場合、調整の承認日が使用されます。
調整作成のUI
調整では、使用可能な経過勘定を元の経過勘定の換算レートで逆仕訳するか、元の請求書の換算レートで逆仕訳できます。
有効化のステップ
- 「オーダー管理」オファリングで、「チャネル収益管理」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- または、「調達」オファリングで、「購買」→「サプライヤ・インセンティブ」機能領域を有効にします。次に、「サプライヤ・チャネル管理」機能をオプト・インします。
- 財務での為替レートの構成
ヒントと考慮事項
この機能は元帳通貨とは異なる通貨の調整にのみ適用されます。それ以外の場合、通貨換算は必要ありません。たとえば、USドル元帳内のカナダ・ドル・プログラムに対してカナダ・ドルでの調整を行う場合に、これを使用します。
主なリソース
- サプライヤ・チャネル管理の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ手動調整の管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_MANUAL_ADJUSTMENT_PRIV)
調査、管理、分析および決済の各機能を提供して、控除と決済の要求をすばやく解決し、顧客関係および全体的な財務パフォーマンスを向上させます。
顧客要求の売掛/未収金入金消込明細の付加フレックスフィールドから追加情報を取得します。これらの詳細を要求で表示し、要求調査に役立てることができます。
要求の更新UI - 「入金」付加フレックスフィールド
売掛/未収金入金にドリルダウンしなくても入金消込明細に関連する追加詳細を確認できるため、要求調査の生産性が向上します。
有効化のステップ
- 「オーダー管理」オファリングで、「チャネル収益管理」機能領域を有効にします。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛/未収金」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。チャネル収益管理調査の使用可能チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
主なリソース
- 控除および決済の継続的改善に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください。
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務に関するOracle Cloud Readinessのコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、これらの事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV)
REST APIを使用した転送オーダーのプロジェクト属性の更新
この機能を使用して、供給要求REST APIリソースを介してインポートされた転送オーダーのプロジェクト属性を更新できます。これにより、次のことが可能になります。
- プロジェクト詳細を含む、または含まない転送オーダーで過剰供給を最大限に利用できるようにします。
- 過剰在庫の保管コストを最小限に抑えます。
仕組み
- 供給要求REST APIを使用して、転送オーダー要求を更新します。要求には、プロジェクトとタスクのみを含めるか、またはプロジェクト属性の完全なセットを含めることができます。
- 要求にプロジェクトとタスクしか含まれていない場合、サプライ・チェーン・オーケストレーションは要求に含まれていないプロジェクト属性について、それらのデフォルト値を取得します。
- サプライ・チェーン・オーケストレーションは、プロジェクト会計トランザクション管理の検証を実行して、要求内のすべてのプロジェクト属性の値を検証します。
- サプライ・チェーン・オーケストレーションは転送オーダーの更新要求で、検証済のプロジェクト属性の全セットを在庫管理に送信します。
- 在庫管理で、転送オーダーが新しいプロジェクト属性で更新されます。
- 更新に失敗した場合、在庫管理からエラーが返され、「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域にエラーが表示されます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
供給要求RESTリソースを介する方法であれば、プロジェクト属性を持つ転送オーダーの作成は以前から可能でした。
主なリソース
- Oracle Help Centerのサプライ・チェーン・オーケストレーションの使用およびサプライ・チェーン・オーケストレーションを参照してください。
ロール情報
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能を使用できます。
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 倉庫オペレータ(ORA_INV_WAREHOUSE_OPERATOR_JOB)
- 倉庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER_JOB)
- 在庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
この機能をサポートするために提供された新規の権限はありません。
ファイルベース・データ・インポートを使用した転送オーダーのプロジェクト属性の更新
この機能を使用して、ファイルベース・データ・インポートを介してインポートされた転送オーダーのプロジェクト属性を更新できます。これを行うと、次のことができます。
- プロジェクト詳細を含む、または含まない転送オーダーで過剰供給を最大限に利用できるようにします。
- 過剰在庫の保管コストを最小限に抑えます。
仕組み
-
ファイルベース・データ・インポートで供給オーダー・テンプレートを使用して、転送オーダー要求を更新します。要求には、プロジェクトとタスクのみを含めるか、またはプロジェクト属性の完全なセットを含めることができます。
-
要求にプロジェクトとタスクしか含まれていない場合、サプライ・チェーン・オーケストレーションは要求に含まれていないプロジェクト属性について、それらのデフォルト値を取得します。
-
サプライ・チェーン・オーケストレーションは、プロジェクト会計トランザクション管理(PATC)の検証を実行して、要求内のすべてのプロジェクト属性の値を検証します。
-
サプライ・チェーン・オーケストレーションは転送オーダーの更新要求で、検証済のプロジェクト属性の全セットを在庫管理に送信します。
-
在庫管理で、転送オーダーが新しいプロジェクト属性で更新されます。
-
更新に失敗した場合、在庫管理からエラーが返され、「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域にエラーが表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ファイルベース・データ・インポートによる方法であれば、プロジェクト属性を持つ転送オーダーの作成は以前から可能でした。
主なリソース
- Oracle Help Centerのサプライ・チェーン・オーケストレーションの使用およびサプライ・チェーン・オーケストレーションを参照してください。
ロール情報
次の事前定義済ジョブ・ロールを使用します。
- プロジェクト管理者(ORA_PJF_PROJECT_ADMINISTRATOR_JOB)
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 倉庫オペレータ(ORA_INV_WAREHOUSE_OPERATOR_JOB)
- 倉庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER_JOB)
- 在庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER_JOB)
- プロジェクト会計担当(ORA_PJF_PROJECT_ACCOUNTANT_JOB)
- プロジェクト・マネージャ(ORA_PJF_PROJECT_MANAGER_JOB)
- プロジェクト請求スペシャリスト(ORA_PJF_PROJECT_BILLING_SPECIALIST_JOB)
この機能をサポートするために提供された新規の権限はありません。
Oracle Supply Planning以外から発生した購買オーダーに対する推奨のリリース
Oracle Fusion Cloud Supply Planningで有効化しているプラニング・プロセスとは別に、ユーザーまたは他のシステムがOracle Fusion Cloud Procurement内に購買オーダーを生成できるように設定する場合があります。これまで、このような購買オーダーはプランニング・プロセスで収集および計上されていましたが、「プランニング」作業領域からリリースされた再スケジュールまたは取消の推奨はOracle Fusion Cloud Purchasingで処理されませんでした。この更新により、購買オーダーを再スケジュールまたは取り消す必要があるとユーザーまたはOracle Supply Planningが判断したときに、それが通常のプラニング・プロセス外で生成された購買オーダーであったとしても、Oracle Supply Planningで処理できるようになります。
例: Oracle Supply Planning以外から生成された購買オーダーの再スケジュール推奨をOracle Procurementにリリースする方法
Oracle Fusion Cloud Supply Planning以外で生成された購買オーダーに対する管理性が向上します。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
Oracle Supply Planningから推奨がリリースされ、Oracle Supply Planning以外から生成された購買オーダーの「要求搬送日」または「要求出荷日」属性が更新されます(購買オーダーでバイヤーの輸送管理が有効であるかによる)。
主なリソース
ロール情報
- サプライ・チェーン・プランニング内で、次の事前定義済ジョブ・ロールまたは次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは自動的に、この機能にアクセスし、推奨をリリースする権限を付与されます。
- ジョブ・ロール
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 権限
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- ジョブ・ロール
- サプライ・チェーン・オーケストレーション内で、次の事前定義済ジョブ・ロールまたは次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは自動的に、この機能にアクセスし、推奨をリリースする権限を付与されます。
- ジョブ・ロール
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 権限
- 供給オーダーの編集(DOS_EDIT_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
- 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダー・インタフェース・データのパージ(DOS_PURGE_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
- 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 購買オーダーの表示(PO_VIEW_PURCHASE_ORDER_PRIV)
- ジョブ・ロール
- 購買内で、次の事前定義済ジョブ・ロールまたは次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは自動的に、この機能にアクセスし、推奨をリリースする権限を付与されます。
- ジョブ・ロール
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- 権限
- 購買オーダーの表示(PO_VIEW_PURCHASE_ORDER_PRIV)
- ジョブ・ロール
移動モードおよびルートの運送業者の最終集荷時間が、オーダーを受け取った時間より前である場合、当日の出荷は不可能です。Oracle Fusion Cloud Global Order Promisingは、現在時刻と、出荷組織内で運送業者および搬送先に指定されている出荷期限時間を比較します。現在時間が期限時間より後の場合、Oracle Global Order Promisingは、組織の出荷カレンダ(選択した運送業者の顧客事業所向けのカレンダ)内の次の稼働日に出荷日を設定します。
「事業所間の出荷ネットワーク」タブの「オーダー出荷期限時間」列(ナビゲーション: 「プラン入力」作業領域→供給ネットワーク・モデルの管理タスク→「事業所間の出荷ネットワーク」タブ)
当日出荷予定のオーダーに対して正確な納期が生成されるよう、最終集荷時間に間に合わない場合はオーダーをカレンダ内の次の稼働日に移動します。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を使用して品目の納期を回答するには、Oracle Global Order Promisingで次のステップを実行する必要があります。
- 「プラン入力」作業領域の「供給ネットワーク・モデルの保守」ページへのナビゲーション
- 「供給ネットワーク・モデルの保守」ページで「事業所間の出荷ネットワーク」タブに移動して、ソース、搬送先および運送業者の組合せに対して出荷期限時間を指定するか、「運送業者」タブに移動して、出荷方法に対して出荷期限時間を指定するか、または「組織」タブに移動して、組織に対して出荷期限時間を指定します。
- 適切な選択を行って、出荷期限時間hh:mm形式で入力します。
- 設定を保存します。
ヒントと考慮事項
- 複数のタブで出荷期限時間が定義されている場合、Oracle Fusion Global Order Promising Cloudでは、次の階層に従って出荷期限時間の優先順位を決定します。
- ソース、搬送先および運送業者の組合せに対して定義された出荷期限時間(存在する場合)を使用します。
- 運送業者に対して定義された出荷期限時間(存在する場合)を使用します。
- 組織に対して定義された出荷期限時間(存在する場合)を使用します。
- 出荷期限時間が適用されるのは、出荷組織において、予定出荷日がシステム日付になるように計算される場合で、この計算にはリード・タイム相殺、カレンダ、その他の制約といった要因がすべて考慮されます。
- 直送出荷の場合、出荷期限時間はサポートされません。
主なリソース
- 出荷期限時間の制御に関するレディネス・トレーニングをご覧ください
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
ヘルスケアなどの一部の業種では、一時的な製品リコールなどの状況が発生し、特定に日付まで供給場所に新規オーダーをかけられない場合があります。この更新のOracle Fusion Cloud Supply Planningでは、新しい供給オーダー推奨の作成を特定の日付まで抑制するというビジネス要件に対応できます。
新しい「次より後に供給を作成」属性を使用して、最も早い供給作成日を各製品に構成できます。
- 以前から存在する「供給の作成」属性は、プランで品目に対して新規の供給を作成できるかどうかを決定します。
- この更新の新しい属性である「次より後に供給を作成」属性は、新しい供給を作成できる最早日を決定します。
この更新の前は、制約付き供給プランでのみ「供給の作成」属性が考慮されました。この更新では、この属性が制約付きの供給プランと制約なしの供給プランの両方で考慮されるようになります。
この更新では、制約なしの供給プランと制約付きの供給プランの両方で、新しい「次より後に供給を作成」属性を使用して新規供給を作成するタイミングが決定されます。
これらの属性は製造および購買の計画オーダーの作成のみを制御します。サプライ・チェーン内の既存在庫をできるかぎり利用して新規オーダーを制限することが目的であるため、新規転送計画オーダーの作成や既存オーダーの再スケジュールは制御しません。
日付の制約を尊重して品目の新しい供給をオーダーします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング オプションでなくなるバージョン: 更新22D
オプト・インを有効にした後、次の手順を実行して、新規供給の最早日付制約の使用を開始します。
- ソース・システムで、品目を編集して供給の作成開始日を指定し、データ収集を実行します。
- 供給プランまたは需要および供給プランを作成します。
- プランを実行します
ヒントと考慮事項
- プランでは、新規の製造または購買供給の「提示期日」が「次より後に供給を作成」の日付より後になります。しかし、それ以外の日付(「提示納入予定日」など)は、リード・タイムに応じて「次より後に供給を作成」の日付より前になることがあります。
- 集計プランニング・バケットでは、期日は常にバケットの最後であり、ソース・システムへのリリース日はバケットの最初です。そのため、このような場合、リリース日が「次より後に供給を作成」の日付より前になることがあります。
- 「次より後に供給を作成」の日付制約によって需要の充足に遅延が生じる場合、「販売オーダーにペグされた遅延供給」または「予測にペグされた遅延供給」例外が生成されます。
- 品目をファイルベース・データ・インポート(FBDI)でアップロードする際のテンプレート(ScpItemImportTemplate.xlsm FBDIテンプレート)に「次より後に供給を作成」属性が含まれるようになりました。
- 品目のRESTサービス(プラン入力およびシミュレーション・セット内)に「次より後に供給を作成」属性が含まれるようになりました。
主なリソース
- 最早日制約に基づいた新規供給の作成に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle Cloud製品ハブの準備(リリース21D)にある、新しい品目属性を使用した供給作成日の制御機能に関する説明
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次のジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 品目の表示(MSC_VIEW_ITEMS_PRIV)
多くの業界では、オーダー品目が不足している場合に、それらを同等の品目で代替させています。これまでは、終了品目の代替ルールをマスター在庫組織内でグローバルに設定することしかできませんでした。この更新では、個々の在庫組織に対してより詳細な代替ルールを設定できます。
たとえば、北米販売を担当する組織に対してある代替ルールのセットを設定し、それとは異なる代替ルールのセットを別の組織での販売を担当している組織に対して設定できます。また、企業全体に適用するルールのセットをグローバルで管理することもでき、その場合はルールのセットをマスター組織で一元的に指定し、すべての組織に継承させます。
この更新では、これらの代替ルールにランクを割り当て、制約付き供給プランで代替コンポーネントが適切な順序で選択されるよう最適化できます。ランクは必須ではありませんが、指定する場合は、ルールを使用する「品目: 自」および組織で一意である必要があります。
この更新では、「品目関係」表が拡張され、「組織」、「マスター組織」および「ランク」属性が表示されます。この表には、ルールがマスター組織で制御されているかどうかも示されています。ルールがマスター組織で管理されている場合、この表にはマスター組織で指定されているルールと、継承されているルールの両方がすべての子組織に表示されます。
最終品目代替に対する詳細な管理を設定して使用します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング オプションでなくなるバージョン: 更新22D
次に従って、「組織固有の品目代替ルールの尊重」機能を有効にします。
- 「オファリング」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン: サプライ・チェーン・プランニング・ページで、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「組織固有の品目代替ルールの尊重」機能を有効にします。
オプト・インを有効にした後、次の手順を実行してユーザー定義属性の使用を開始します。この手順を実行しなかった場合、この機能は有効になりません。
- Oracle Fusionソース・システムからプランニング・データを収集します(この機能は現在、Oracle Fusionソース・システムでのみサポートされています)。
ヒントと考慮事項
この機能は、Oracle Fusionソース・システムでのみサポートされています。そのため、外部ソース・システムの場合に使用するファイルベース・データ・インポート(FBDI)では、ファイル形式で組織固有の代替ルールのアップロードがサポートされていません。ただし、この機能がオプト・インされている場合、FBDIを使用してアップロードされたルールはグローバルとして解釈され、そのソース・システム内のすべての組織に適用されます。
主なリソース
- 組織固有の品目代替ルールの尊重に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
- Oracle Cloud製品ハブの準備(リリース22A)にある、関連品目の組織レベルでの管理に関するレディネス・トレーニング
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次のジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 品目の表示(MSC_VIEW_ITEMS_PRIV)
卸売販売などの業界では、オーダーの履行が手持在庫から即時実行されることがあります(店頭販売とも呼ばれます)。この履行モードに関連するトランザクションを取得する際のユーザー・エクスペリエンスが全面的に改良され、Oracle Fusion Order Management Cloudでこれらのオーダーをピッキングや出荷のトランザクションなしで履行できるようになりました。
Oracle Fusion Cloud Demand ManagementおよびOracle Fusion Cloud Supply Planningでは店頭販売オーダーを収集することで、この履行モードをサポーします。Oracle Demand Managementは店頭販売オーダーを含むすべての販売オーダーの履歴を使用して、予測を生成します。Oracle Supply Planningは、予測された店頭販売オーダーを履行するのに十分な手持在庫があることを保証するだけでなく、現行期間の正味需要計算でこの履行モードを考慮します。
次の例は、オーダー管理で開始され供給計画で計画される供給プランで、履行済またはクローズ済の店頭販売オーダーを使用して予測を消し込む方法を示しています。
次の例は、需要計画で出荷履歴として収集された履行済またはクローズ済店頭販売オーダーから予測を生成する方法を示しています。
店頭履行された販売オーダーを考慮することで、より正確な計画が可能になります。
デモをご覧ください。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング オプションでなくなるバージョン: 更新22D
「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングでこの機能をオプト・インするだけでなく、自身のサイトで「オーダー管理」オファリングの「販売オーダーがピッキングまたは出荷を必要としない場合に在庫を削減」機能をオプト・インする必要があります。
- 「オーダー管理」オファリングの「販売オーダーがピッキングまたは出荷を必要としない場合に在庫を削減」機能を自身のサイトですでにオプト・インしている場合は、この機能を再度オプト・インする必要はありませんが、「店頭販売オーダーの計画」機能を「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングでオプト・インする必要があります。
- 「オーダー管理」オファリングの「販売オーダーがピッキングまたは出荷を必要としない場合に在庫を削減」機能を自身のサイトでまだオプト・インしていない場合は、この機能をオプト・インするのに加え、「店頭販売オーダーの計画」機能を「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングでオプト・インする必要があります。
ヒントと考慮事項
- 収集プロセスはOracle Fusion Cloud Order Managementの「オーダー明細の在庫トランザクション日」オーダー管理パラメータの値セットを参照して、Oracle Fusion Cloud Supply Chain Planningのオープン店頭販売オーダーの予定出荷日または需要日を導出します。
- 在庫にインタフェースされる店頭販売オーダーはクローズ済販売オーダーとして、またはOracle Fusion Cloud Supply Chain Planningへの記帳および出荷履歴の一部として収集されます。
- 店頭販売オーダーの計画機能は外部ソース・システムに適用できません。
主なリソース
- 店頭販売オーダーの計画に関するレディネス・トレーニングをご覧ください。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 需要および供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
オーダー納期回答は、ハードウェア障害が発生した場合でも需要に応じてスケール調整し、機能を続行する必要がある重要なビジネス・プロセスです。Oracle Fusion Cloud Global Order Promisingに対する最近の変更により、水平グリッド全体の有効数量チェックおよびスケジューリング要求に対するスケールアウト・アーキテクチャが提供され、キャパシティおよびレジリエンスが強化されています。この新しいアーキテクチャにより、運用間接費も削減され、供給および参照データ更新がすぐに使用可能になり、オーダー納期回答サーバーのリフレッシュ/再起動の必要がなくなります。
この新しいアーキテクチャへの移行は、複数の更新にわたって継続されます。その間、Oracle Global Order Promisingは一部の特別なケースの要求を以前のメモリー常駐のC++ベースのソリューションに自動的にルーティングします。
「大規模なオーダー納期回答」という機能をオプト・インすると、この項で説明する機能を使用できます。
プライマリ作業定義での代替リソースおよび代替コンポーネントのサポート
プラン内に同じジョブを実行できるリソースが複数含まれている場合があります。プライマリ・リソースを使用できない場合、製造作業定義で1つ以上の代替が特定されます。リソース構成表に基づく生産可能数量要求により、それらの代替の可用性がチェックされ、必要に応じてそれらの代替を使用して生産がスケジュールされます。
作業定義では、最終品目の製造に使用する代替コンポーネントまたは資材も指定できます。プライマリ・コンポーネントで期日どおりに需要を満たせない場合、リソース構成表に基づく生産可能数量要求で代替の可用性がチェクされ、遅延を最小にする代替がスケジュールされます。
遅延を最短化する必要がある場合に、代替リソースおよびコンポーネントをスケジュールすることで、最短で正確な納期を提供します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「大規模なオーダー納期回答」という機能をオプト・インする必要があります。「大規模なオーダー納期回答」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「大規模なオーダー納期回答」機能を以前にオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
- Oracle Cloudオーダー管理の準備にある、製造品目の生産可能数量のサポート(更新22A)に関するレディネス・トレーニング
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
このセクションでは、このクラウド・サービスで置換された機能、または削除される予定の機能を示します。
製品 | 削除される機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
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価格設定 | 価格要求SOAPサービス | 22D | 文書価格REST API | 19A | 更新19A以降、価格要求SOAPサービスへの追加の拡張機能はありません。22DでSOAPサービスが削除されるまでは引き続き機能しますが、できるだけ早く文書価格REST APIに移行する必要があります。文書価格REST APIの詳細は、Oracle Supply Chain Management Cloud REST APIドキュメントを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。 |