クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Product Lifecycle Management
新機能
すべて展開


  1. 更新22B
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 更新前および更新後のタスク
  4. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  5. 機能のサマリー
  6. 品質管理
    1. 品質管理
        1. OTBIの系図における当初ロットおよび結果ロットの表示
        2. 品質レポートでの長いテキスト属性を使用した詳細分析
  7. 製品ライフサイクル管理
    1. イノベーション管理
        1. アイデアにおける一意の番号属性の活用
        2. この更新で選択されたイノベーション管理のバグ修正
    2. 製品開発
        1. コントリビューション・フォルダの制限なしで変更を公開
        2. 品目構成表の列の凍結
        3. この更新で選択された製品開発バグ修正
    3. 製品ハブ
        1. 削除ビジネス・イベントを使用した統合の強化
        2. インポート・マップを使用した追加カテゴリ属性の更新およびスマート・スプレッドシートでのソートされた値の使用
        3. 品目ルールの最適化余地の特定
        4. 代替品目の相互関係性の定義
        5. 品目構成コンポーネントの置換
        6. この更新で選択された製品ハブのバグ修正
    4. 製品開発および製品ハブ共通
        1. 取引先品目番号の一意性を確保
        2. 品目検索基準の入力および結果の表示の効率の向上
        3. 変更ワークフローの回復力を改善
        4. OTBIでの代替コンポーネント・データの分析
        5. この更新で選択された製品開発および製品ハブ共通のバグ修正
      1. 品目構成コンポーネントの置換
        1. Webサービスまたはビジネス・イベントを使用した品目構成コンポーネントの置換
        2. 変更オーダーを使用した品目構成コンポーネントの置換
    5. 製品ライフサイクル管理共通
        1. 承認または予定済ステータスの変更にレビュー担当者を追加
        2. 変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置に個別のRESTサービスを使用
  8. 共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス
    1. 承認および通知
        1. 従業員の休暇および委任ルール・レポート
    2. レポートおよび分析
        1. Oracle Transactional Business Intelligenceおよび新しいドキュメント・ライブラリの更新

更新22B

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 製品 機能 ノート
2022年5月27日

製品開発および製品ハブ共通

変更オーダーを使用した品目構成コンポーネントの置換 文書の更新。オプト・インおよびヒントと考慮事項の情報の改訂。
2022年5月27日

製品開発および製品ハブ共通

Webサービスまたはビジネス・イベントを使用した品目構成コンポーネントの置換 文書の更新。オプト・イン情報の改訂。
2022年5月27日 製品開発 品目構成表の列の凍結 文書の更新。説明およびヒントと考慮事項の情報の改訂。
2022年5月27日

製品開発および製品ハブ共通

OTBIでの代替コンポーネント・データの分析 文書の更新。説明の改訂。
2022年5月9日 製品ハブ この更新で選択された製品ハブのバグ修正 文書の更新。2つの問題を追加。
2022年4月25日

製品開発および製品ハブ共通

この更新で選択された製品開発および製品ハブ共通のバグ修正 文書の更新。問題33189023の説明の改訂。
2022年4月18日

製品開発および製品ハブ共通

この更新で選択された製品開発および製品ハブ共通のバグ修正 文書の更新。問題33134165の説明の改訂。
2022年4月8日 製品開発および製品ハブ共通 変更ワークフローの回復力を改善 文書の更新。ロールの詳細の改訂。
2022年3月18日     初版作成。

概要

重要なノート: 21Dから22Bに直接更新する場合は、22Aと22Bの両方の項の内容を確認して、更新に含まれるすべての変更を確認してください。

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

更新前および更新後のタスク

クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップの実行が必要になる場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。これを行うには、次の権限を使用します。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 機能の概要ページで、オファリングを選択して、それに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
  3. 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能になっている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を使用可能にするステップを完了します。

「新機能」作業領域に表示されない機能をオプト・インすることもできます。オプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
  2. 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプト・イン」機能をクリックします。
  3. オプト・イン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
  4. 「機能の編集」ページで、機能を使用可能にするためのステップを完了します。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。

オプト・イン失効

オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用できるようにするには顧客のアクションが必要
(無効化された状態で提供される機能)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

品質管理

品質管理

OTBIの系図における当初ロットおよび結果ロットの表示

品質レポートでの長いテキスト属性を使用した詳細分析

製品ライフサイクル管理

イノベーション管理

アイデアにおける一意の番号属性の活用

この更新で選択されたイノベーション管理のバグ修正

製品開発

コントリビューション・フォルダの制限なしで変更を公開

品目構成表の列の凍結

この更新で選択された製品開発バグ修正

製品ハブ

削除ビジネス・イベントを使用した統合の強化

インポート・マップを使用した追加カテゴリ属性の更新およびスマート・スプレッドシートでのソートされた値の使用

品目ルールの最適化余地の特定

代替品目の相互関係性の定義

品目構成コンポーネントの置換

この更新で選択された製品ハブのバグ修正

製品開発および製品ハブ共通

取引先品目番号の一意性を確保

品目検索基準の入力および結果の表示の効率の向上

変更ワークフローの回復力を改善

OTBIでの代替コンポーネント・データの分析

この更新で選択された製品開発および製品ハブ共通のバグ修正

品目構成コンポーネントの置換

Webサービスまたはビジネス・イベントを使用した品目構成コンポーネントの置換

変更オーダーを使用した品目構成コンポーネントの置換

製品ライフサイクル管理共通

承認または予定済ステータスの変更にレビュー担当者を追加

変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置に個別のRESTサービスを使用

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

承認および通知

従業員の休暇および委任ルール・レポート

レポートおよび分析

Oracle Transactional Business Intelligenceおよび新しいドキュメント・ライブラリの更新

品質管理

品質管理

OTBIの系図における当初ロットおよび結果ロットの表示

Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)では、Oracle Cloud Inventoryのロット分割、マージおよび換算トランザクションからのリアルタイム・トランザクション・データを使用してアドホック・レポートを作成し、ロット系図データを分析できます。この更新では、OTBIの系図レポートに当初ロットおよび結果ロット列が追加されるため、詳細なロット詳細を確認できるようになります。

これらの新しい列は、次の「製品系図」OTBIサブジェクト領域で使用できます。

  • 製品系図 - 系図インスタンス・リアルタイム
  • 製品系図 - 系図インスタンス構成リアルタイム
  • 製品系図 - 系図オブジェクト構成リアルタイム
  • 製品系図 - 系図オブジェクト使用場所リアルタイム
  • 製品系図 - 系図トランザクション履歴リアルタイム

「製品系図」OTBI サブジェクト領域の新しい列から提供されるレポート機能を使用して、ロットの分割、マージおよび換算をすばやく追跡し、当初ロットと結果ロットの詳細を確認できます。

有効化のステップ

新規サブジェクト領域は、既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用することで利用できます。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。

ヒントと考慮事項

ロット分割、マージおよび換算トランザクションは、在庫 - 在庫トランザクション・リアルタイム・サブジェクト領域ですでにサポートされています。この在庫サブジェクト領域のデータと系図サブジェクト領域のデータを組み合せたOTBIレポートを、品目やロットといった共通ディメンションを使用して作成できます。詳細は、サブジェクト領域をまたがる結合に関するドキュメントを参照してください。

主なリソース

ロール情報

この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。

  • 権限名およびコード: 
    • 製品系図のサービス別取得(CSE_GET_PRODUCT_GENEALOGY_BY_SERVICE_PRIV)
    • 製品系図のサービス別管理(CSE_MANAGE_PRODUCT_GENEALOGY_BY_SERVICE_PRIV)
  • ジョブ・ロール名およびコード: 
    • 資産管理者(ORA_CSE_ASSET_ADMINISTRATOR_JOB)

品質レポートでの長いテキスト属性を使用した詳細分析

品質レポートに長いテキスト属性を追加して、品質問題および品質処理に関する詳細な分析を可能にします。たとえば、これらのフィールドをレポートに追加すると、品質問題の摘要、クローズ事由または解決ノートを表示できるようになります。

これらの属性はアプリケーション・コンポーザを使用して構成されたキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)フィールドです。これらがOracle Transactional Business Analyticsの「品質問題」および「品質処理」のサブジェクト領域に表示されるようになります。

「品質処理」サブジェクト領域の長いテキスト属性を使用したサンプル分析

構成済の長いテキスト属性を含めることで、品質問題および品質処理オブジェクトの包括的な分析を強化します。

有効化のステップ

これらの属性を表示するには、サブジェクト領域下の関連する「カスタム属性」フォルダから、表示する属性をレポートに追加する必要があります。

品質処理レポートの場合:

  • エンタープライズ品質処理リアルタイム・サブジェクト領域 → 「品質処理」カスタム属性

品質問題レポートの場合:

  • エンタープライズ品質問題リアルタイム・サブジェクト領域→「品質問題」カスタム属性

ヒントと考慮事項

  • アプリケーション・コンポーザを使用して品質問題および品質処理オブジェクトで長いテキスト属性を使用可能にすると、それらの属性が各サブジェクト領域に自動的に表示されます。
  • レポートのロードを高速化するには、分析内の長いテキスト属性の数を制限します。

主なリソース

  • 長いテキスト・フィールドの構成の詳細は、Oracle Help Centerで、アプリケーション共通の下にあるアプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成ガイドの長いテキスト・フィールドのトピックを参照してください。
  • レポートの作成方法については、SCM向け分析とレポートの作成および管理ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 品質エンジニア(ORA_ENQ_QUALITY_ENGINEER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、レポートにアクセスできます。
    • トランザクション分析職務(FBI_TRANSACTION_ANALYSIS_GENERIC_DUTY)
    • 製品トランザクション分析職務(FBI_PRODUCT_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)
    • BIコンシューマ・ロール(BIConsumer)

製品ライフサイクル管理

イノベーション管理

アイデアにおける一意の番号属性の活用

アイデアを作成するときに一意の番号がオブジェクトに自動的に割り当てられるように、アイデアの番号生成方法を構成できるようになりました。

この一意の番号は、アイデアの他のオブジェクト詳細(名前や摘要など)とともに、「一般情報」ページ、「アイデアの管理」ページおよび通知内に表示されます。

オブジェクト・タイプの分類および識別に役立つプリフィクスおよびサフィクスを使用する採番方法を設定できます。たとえば、PROTO_1002_NAOのように採番できます。

アイデア用に生成された一意の番号

アイデアRESTエンドポイントが更新され、一意の番号が含まれるようになりました。

「設定および保守」作業領域の「製品要件およびアイディエーション管理」機能領域での設定データのインポートおよびエクスポートに、各製品アイデア区分に定義されている連番生成基準が含まれるようになりました。

自動生成された一意の番号を使用して、アイデアに簡単に識別可能な一貫性のある参照パターンを確保します。

有効化のステップ

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
  • オファリング: 製品管理
  • 機能領域: 製品要件およびアイディエーション管理
  • タスク: 製品アイデア区分の管理
  1. 番号生成を構成するアイデア区分をオープンします。
  2. 「番号生成方法」フィールドで、次のオプションを選択します。

親からの継承: この親区分のすべての子区分に同じ番号生成方法を適用します。これがデフォルト設定です。

連番による生成: 増分設定に基づいて、指定された順序で値を自動的に生成します。 このオプションを選択した場合は、次の基準を入力します。

  • プリフィクス: 数値の前に自動的に表示されるテキスト
  • サフィクス: 数値の後に自動的に表示されるテキスト
  • 開始番号: 連番の最初の番号(デフォルト値=1)
  • 増分: 連番の2つの数値の増分差異(デフォルト値=1)
  • 最大試行回数: 次に使用可能な一意の番号を生成するためにアプリケーションが試行する必要のある回数(デフォルト値=50)
  • 摘要: その区分の番号生成方法の説明。 これは必須フィールドです。
  1. 変更内容を保存します。

アイデア区分設定の「番号生成」タブ

ヒントと考慮事項

  • 既存または古いデータの場合、「番号」属性はNULLに設定されます。 
  • 異なるアイデア区分の番号生成構成は重複しないようにします。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
    • 製品設計マネージャ(ORA_ACD_PRODUCT_DESIGN_MANAGER_JOB)
    • 製品設計エンジニア(ORA_ACD_PRODUCT_DESIGN_ENGINEER_JOB)
    • サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
  • 設定タスクにアクセスするには、次の権限が必要です。
    • ACA_SETUP_PRODUCT_INNOVATION_PRIV
  • アイデアを作成および管理するには、次の権限が必要です。
    • 製品アイデアの作成(ACN_CREATE_PRODUCT_IDEA_PRIV)
    • 製品アイデアの管理(ACN_MANAGE_PRODUCT_IDEA_PRIV)

この更新で選択されたイノベーション管理のバグ修正

この更新には、Oracle Fusion Cloud Innovation Managementの動作方法を変える可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

提案の作成

この更新の前は、提案の現在のバージョンで属性を「オプション」としてマークし、新しいバージョンで「必須」としてマークすると、エラーが表示され、新しいバージョンの作成がブロックされました。この更新により、問題は修正されました。

Oracleリファレンス: 33441378

ページ・コンポーザを使用した処理の非表示

ページ・コンポーザを使用して「アイデアの管理」クイック処理を非表示にしようとすると、変更の保存時にエラー・メッセージが表示されました。この更新により、問題は修正されました。

Oracleリファレンス:  33239391

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

製品開発

コントリビューション・フォルダの制限なしで変更を公開

格納できるファイル数の制限を回避するため、変更オーダーの公開ファイルがコントリビューション・フォルダの場所ではなくOracle WebCenter ContentのFAImportExportセキュリティ・グループ・ルート・フォルダに公開されるようになりました。

また、Oracle Enterprise Scheduler Service (ESS) Webサービスを使用して変更オーダーの公開を開始できるようになりました。詳細は、「主なリソース」の項に記載されているサポート・ノートを参照してください。

現在ユーザー・インタフェースから変更公開を実行しているビジネス・ユーザーには変更はありません。

変更オーダー公開プロセスの自動化を促進し、フォルダの制限なしで変更オーダー・データを共有するスケーラブルな方法を提供します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 22Dの更新

ヒントと考慮事項

  • これまでどおり統合ユーザーは、GenericSoapPort SOAPサービスでドキュメントIDを渡す方法でZIPファイルをダウンロードできます。フォルダ・パスを指定してファイルを取得する拡張機能がある場合は、そのコードを変更する必要があります。詳細は、「主なリソース」の項に記載されているサポート・ノートを参照してください。
  • 公開ファイルは、Oracle WebCenter Contentからプログラムによって、またはナビゲータの「ツール」の「ファイル・インポートおよびエクスポート」を使用して取得できます。

主なリソース

  • 次のサポート・ノートを参照してください: ドキュメントID 1334471.1 Sample Soap Requests for Use in WebCenter Content (WCC/UCM) 11g Calls to the GenericSoapService (GenericSoapPort)

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 変更オーダーを公開するには、次のロールおよび権限が必要です。
    • 変更オーダーの公開(ACA_PUBLISH_CHANGE_ORDER_PRIV)
    • 添付ユーザー(AttachmentsUser)
    • CRMステージの書込み(CRMStageWrite)
  • 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的に変更オーダーを公開できるようになります。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)   
    • 製品設計エンジニア(ORA_ACD_PRODUCT_DESIGN_ENGINEER_JOB)   
    • 製品設計マネージャ(ORA_ACD_PRODUCT_DESIGN_MANAGER_JOB)        
    • 製品データ・スチュワード(ORA_EGI_PRODUCT_DATA_STEWARD_JOB)
    • サプライヤ製品設計エンジニア(ORA_ACA_SUPPLIER_PRODUCT_DESIGN_ENGINEER_JOB)
  • 変更オーダーの公開プロセスを表示するには、次のロールおよび権限が必要です。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
    • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
    • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)
  • 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にESSログを表示できるようになります。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
  • 次の事前定義済ロールを持つ統合ユーザーは、UCM WebサービスGenericSoapService (GenericSoapPort)のGET_FILE操作を使用して、WebCenter Content (WCC/UCM)から公開ファイルを取得できます。
    • AttachmentsUser
    • AttachmentsAdmin

品目構成表の列の凍結

品目構成表の列を凍結し、コンテキストを失うことなく右端の列までスクロールできるようになりました。この機能は、品目と影響を受けるオブジェクトの両方の構成表で使用できます。

列を凍結するには、列を選択して「凍結」をクリックします。凍結された列の左側にある列もすべて凍結されます。たとえば、品目名列を凍結したまま右にスクロールして、すべての追加属性を表示できます。

品目構成表の列の凍結

影響を受けるオブジェクトの「構成」タブの列の凍結

品目構成表に大量のコンポーネント・データが複数の列にまたがって表示される場合に、それらのデータをコンテキストを失うことなく効率的に確認できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • 単一列または列のグループを選択して凍結できます。凍結した列の右側にある列のみスクロールできます。
  • 属性グループ内の個々の列は凍結できません(「コンポーネント詳細」、「購買」など)。属性グループ全体を選択する必要があります。これは、商業品目の構成ビューおよび変更時に影響を受けるオブジェクトの構成ビューに該当します。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
    • 製品設計エンジニア(ORA_ACD_PRODUCT_DESIGN_ENGINEER_JOB)
    • 製品設計マネージャ(ORA_ACD_PRODUCT DESIGN_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
    • 品目の表示(EGP_VIEW_ITEM_PRIV)
    • 品目変更オーダーの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_PRIV)
    • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
      • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)または
      • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)

この更新で選択された製品開発バグ修正

この更新には、Oracle Fusion Cloud Product Developmentの動作方法を変更できるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

区分リストに表示される品目および文書の区分

以前の更新では、「製品管理での一貫した品目検索の活用」機能をオプト・インした場合に、「品目の管理」および「文書の管理」ページの「区分」リストに表示されるのはデフォルトの品目区分と文書区分のみでした。この更新により、問題は修正されました。

Oracleリファレンス: 33597756

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

製品ハブ

削除ビジネス・イベントを使用した統合の強化

品目およびその関連エンティティが削除されたときに新しいビジネス・イベントを発生させることで統合を強化します。Oracle Integration Cloudを使用してこれらのイベントをサブスクライブし、他のシステムとのリアルタイムな統合を編成できます。

deletedItemsEntities RESTリソースでは、「削除グループ」UIまたはインポートによって削除された削除済エンティティ・オブジェクトを問い合せることができます。詳細には、オブジェクトのプライマリ識別子と、削除されたエンティティのセカンダリ識別子が含まれます。

ビジネス・イベントは品目またはその関連エンティティが削除されるたびに発生します。明示的な削除と暗黙的な削除があります。ペイロードは削除されたエンティティのプライマリ識別子とその他のセカンダリ識別子で構成されます。ペイロードには他の関連詳細も含まれています。外部システムとの統合は、ビジネス・イベントの削除をペイロードとともにリスニングするか、またはビジネス・イベントとdeletedItemsEntities RESTリソースによる詳細のフェッチを組み合せる方法で実行できます。

次の表に、エンティティおよび対応する削除イベントを示します。

エンティティ イベント
品目 品目一括削除イベント[postItemBulkDelete]
品目改訂 品目一括削除イベント[postItemBulkDelete]
品目改訂 品目一括削除イベント[postItemBulkDelete]
品目組織 品目一括削除イベント[postItemBulkDelete]
品目サプライヤ関連 品目一括削除イベント[postItemBulkDelete]
品目カテゴリ割当 品目カテゴリ割当削除イベント[postItemCategoryAssignmentDelete]
関係品目関係性 関連品目関係性削除イベント[postRelatedItemXRefDelete]
取引先品目関係性 取引先品目関係性削除イベント[postTradingPartnerItemXRefDelete]
GTIN品目相互参照関係性 GTIN品目相互参照関係削除イベント[postGtinItemXRefDelete]
品目相互参照関係性 品目相互参照関係性削除イベント[postItemXRefDelete]
ソース・システム品目関係性 ソース・システム品目関係性削除イベント[postSourceSystemItemXRefDelete]
品目レベル複数行属性 品目レベル複数行EFF削除イベント[postItemMultiRowEFFDelete]
品目改訂レベル複数行属性 品目改訂レベル複数行EFF削除イベント[postItemRevisionMultiRowEFFDelete]
品目サプライヤ・レベル複数行属性 品目サプライヤ・レベル複数行EFF削除イベント[postItemSupplierMultiRowEFFDelete]
すべてのレベルの単一行属性 品目一括削除イベント[postItemBulkDelete]
インポートにより削除されたエンティティ 品目一括削除イベント[postItemBulkDelete]

この機能により、品目またはその関連エンティティが削除されたときに、外部システムとの同期をほぼリアルタイムで維持できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 23Aの更新

ヒントと考慮事項

削除ビジネス・イベントでは、次のエンティティがサポートされています。

  • 品目の削除
  • 品目改訂の削除
  • 品目組織割当の削除
  • 品目サプライヤ関連の削除
  • 品目カテゴリ割当の削除
  • 品目関係性の削除
  • 品目取引先関係性の削除
  • 品目、品目改訂、品目サプライヤ・レベルでの品目複数行属性の削除

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • これらの事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
  • 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、このdeletedItemsEntities RESTリソース関連機能にアクセスできます。
    • 一括レコード削除REST(EGP_BULK_DELETED_ENTITY_REST)

インポート・マップを使用した追加カテゴリ属性の更新およびスマート・スプレッドシートでのソートされた値の使用

インポート・マップおよびスマート・スプレッドシートを使用して、品目カテゴリ割当を再割当できます。また、インポート・マップ、スマート・スプレッドシートおよびサプライヤ製品RESTリソースを使用して、品目カテゴリ割当の開始日と終了日も設定できます。さらに、スマート・スプレッドシート内で属性の値リストがソートされます。

インポート・マップの「品目カテゴリ」ノード下のマッピングで、次の属性を使用できます。

  • 旧カテゴリ・コード
  • 旧カテゴリ
  • 開始日
  • 終了日

StartDateおよびEndDate属性は、サプライヤ製品RESTリソースのカテゴリ子リソースでも使用できます。

これらの属性は次の方法で使用できます。

  • 旧カテゴリ・コードおよび旧カテゴリ属性を使用して、既存の品目カテゴリ割当を新しい品目カテゴリ割当に再割当します。
  • 「開始日」および「終了日」を使用して、品目カテゴリ割当の開始日と終了日を設定します。

次のスクリーンショットは、インポート・マップの「品目カテゴリ」ノード内の4つの属性を示しています。

インポート・マップの品目カテゴリ割当属性

この機能により、品目カテゴリ割当の保守を確実に行い、スマート・スプレッドシート内のデータをすばやく更新できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • 既存の品目カテゴリ割当の終了日をインポートを通じて削除するには、インポート・マップの「品目カテゴリ」ノード下の「終了日」属性にマップされているスマート・スプレッドシート内の列に#NULLを入力します。

  • インポート・マップで「外部」チェック・ボックスが選択されていて、「旧カテゴリ・コード」または「旧カテゴリ」がマップされている場合は、インポート・マップを保存できません。

  • 値が10,000を超える属性は、「インポート・マップの作成」ページまたは「インポート・マップの編集」ページから生成されるスマート・スプレッドシート内にドロップダウンとして表示されません。

  • スマート・スプレッドシート内にある非依存、独立またはサブセットの値セットを持つ拡張可能フレックスフィールド用の値リストは、値セット設定で定義されたソート順に基づいてソートされます。ソート順が定義されていない場合、値は拡張可能フレックスフィールドのデータ型に応じてアルファベット順または昇順でソートされます。

  • 変換不可の値セットを持つ拡張可能フレックスフィールドは、値セット値の値属性に基づいてソートされます。

  • 変換可能の値セットを持つ拡張可能フレックスフィールドは、値セット値の変換済値属性に基づいてソートされます。

  • 表ベースの値セットを持つ拡張可能フレックスフィールドは、値セット設定で定義された「ソート・キー」句に基づいてソートされます。「ソート・キー」句が定義されていない場合、値はスマート・スプレッドシートでソートされません。

  • 参照を含む運用属性(ライフサイクル・フェーズ、関連品目タイプおよび相互参照タイプを除く)は、「標準参照の管理」タスクで設定された表示順序に基づいてソートされます。
    • ライフサイクル・フェーズ属性値は、「ライフサイクル・フェーズの管理」設定タスクで定義された表示順序に基づいてソートされます。
    • 関連品目タイプ属性値は、「関係品目サブタイプの管理」設定タスクで定義された表示順序に基づいてソートされます。
    • 相互参照タイプ属性値は、「相互参照タイプの管理」設定タスクで定義された表示順序に基づいてソートされます。
    • 表示順序が定義されていない場合、値は属性のデータ型に応じてアルファベット順または昇順でソートされます。ソートは、参照値の「内容」属性に基づきます。
  • 参照が関連付けられていない値リストを含む運用属性は、属性のデータ型に応じてアルファベット順または昇順でソートされます。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • これらの事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
    • 製品データ・スチュワード(ORA_EGI_PRODUCT_DATA_STEWARD_JOB)
    • サプライヤ製品管理者(ORA_EGS_SUPPLIER_PRODUCT_ADMINISTRATOR_JOB)
  • これらの権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます。
    • 品目バッチの管理(EGI_MANAGE_ITEM_BATCH)
    • 品目インポート・マップの管理(EGI_MANAGE_ITEM_IMPORT_MAP)
    • 製品アップロードの管理(EGS_MANAGE_PRODUCT_UPLOAD_PRIV)

品目ルールの最適化余地の特定

作成した品目ルールがトリガーされたときにパフォーマンス問題が発生することがあります。これらのルールのレポートを生成するには、診断テストを実行します。これらのルールの内容を確認し、ルール定義を最適化できます。

次の図は、ルールの診断テスト実行を示しています。

ルールの診断テスト

次の図は、診断テストの結果を示しています。

診断テストの結果

この機能は、品目ルールの最適化余地を特定するのに役立ちます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

ルールに起因するパフォーマンス問題が発生した場合は、診断テストを実行することでパフォーマンス低下の原因となっているルールを特定できます。また、診断テストを積極的に実行し、ルール定義の改善余地を特定できます。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • アプリケーション診断管理者(ORA_FND_DIAG_ADMINISTRATOR_JOB)
    • アプリケーション診断上級ユーザー(ORA_FND_DIAG_ADVANCED_USER_JOB)
    • アプリケーション診断一般ユーザー(ORA_FND_DIAG_REGULAR_USER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • アプリケーション診断ダッシュボードへのアクセス(FND_DIAG_ACCESS_DASHBOARD_PRIV)
    • アプリケーション診断テストの検索(FND_DIAG_SEARCH_TEST_PRIV)
    • アプリケーション診断テストの実行(FND_DIAG_RUN_ONLINE_ONLY_PRIV)
    • アプリケーション診断実行ステータスの表示(FND_DIAG_VIEW_RUN_STATUS_PRIV)
    • アプリケーション診断テスト・レポートの表示(FND_DIAG_VIEW_TEST_REPORT_PRIV)

代替品目の相互関係性の定義

代替品目関係性に対して相互を有効化することが可能になりました。サービス部品事業で一般的な、品目Aの需要を品目Bの供給によって満たせる(またはその逆)完全に代替可能な品目について、相互代替関係性を作成できます。

次の図は「関係品目関係性の作成」ウィンドウで、「代替済」タイプの品目関係性に「相互」チェック・ボックスを選択したところを示しています。

「相互」を選択した「代替済」の品目関係性

この機能により品目関係性をより柔軟に設定し、適切にビジネス・システムで消費できるようにすることができます。

デモをご覧ください。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
    • 製品データ・スチュワード(ORA_EGI_PRODUCT_DATA_STEWARD_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
    • 品目関係の管理(EGP_MANAGE_ITEM_RELATIONSHIP_PRIV)

品目構成コンポーネントの置換

元のコンポーネントの主要データを置換コンポーネントにコピーして、品目構成内のコンポーネントをすばやく置換できるようになりました。

ノート: 単一のオプト・イン機能によって、「製品情報管理」および「製品開発」作業領域から「置換」処理へのアクセスと、関連するビジネス・イベントまたはSOAPサービスからの「置換」処理へのアクセスの両方が制御されます。 機能名: 品目構成コンポーネントの置換

この項では、「製品情報管理」作業領域の「置換」機能について説明します。

コンポーネントを置換するには、「品目構成」タブでコンポーネントを選択し、「置換」アイコンをクリックします。次に、品目ピッカーを使用して置換コンポーネントを検索して選択します。

元のコンポーネントは削除済としてマークされ、置換コンポーネントは次の行に追加済としてマークされます。「保存」をクリックするとレッドラインが表示されなくなり、元のコンポーネントが参照用として新しい「置換」列に表示されます。

構成コンポーネントの置換

コピーされるデータ

コンポーネントを置換すると、品目連番、構成コンポーネント属性、代替コンポーネントおよび参照指標が元のコンポーネントから置換コンポーネントにコピーされます。

コピーされる属性は、次のとおりです。

コンポーネント属性

  • 品目連番 - 読取り専用
  • 数量
  • 歩留
  • コメント
  • 開始日
  • 終了日
  • プランニング率
  • ATPチェック
  • 出荷対象
  • 出荷後請求
  • 出荷文書に含める
  • 資材の自動要求
  • 基準
  • 整数所要量の強制
  • 供給タイプ
  • コンポーネント単位

代替コンポーネント

  • 品目
  • 摘要
  • プライマリ単位
  • 数量
  • 逆数量
  • 優先度
  • 整数所要量の強制
  • 付加フレックスフィールド

参照指標

  • 参照指標
  • 摘要
  • 付加フレックスフィールド

開始日および終了日

  • 置換時に、元のコンポーネントの終了日と置換コンポーネントの開始日は、ツールバーの「日付」フィールドの日付と一致します。(この「コンテキスト」日付を使用して特定の日付時点の構成を確認できます)
  • 置換が将来にのみ有効になる場合は、ツールバーで将来の日付を選択し、「置換」処理を実行します。構成内に置換が表示されるのは、選択した日付が置換コンポーネントの開始日より後の場合のみです。

コンポーネントを置換したら、本番環境に保存するか、変更オーダーに保存して承認のためにルーティングできます。

1つの処理で置換を実行し、置換されたコンポーネントを追跡できるようになるため、置換プロセスが合理化されます。

デモをご覧ください。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 22Dの更新

ヒントと考慮事項

  • コンポーネントにレッドラインがある場合(たとえば、数量が更新された場合)、コンポーネントは置換できません。
  • 置換を選択すると、元のコンポーネントも置換コンポーネントも編集できなくなります。
  • 「置換」列はデフォルトで表示され、「日付」フィールドに将来の日付を入力しても置換されたコンポーネントのレコードがここに保持されます。別のコンポーネントに置換されるまでは、元のコンポーネントは「置換」列に表示されます。
  • 選択した置換コンポーネントの単位が元のコンポーネントと異なる場合、警告メッセージが表示され、数量は1にリセットされます。参照指標および代替コンポーネントはコピーされません。置換コンポーネントの単位にはその品目のプライマリ単位が表示されます。
  • 元のコンポーネントの代替コンポーネントとして置換コンポーネントが定義されている場合、置換コンポーネントの代替コンポーネント表にそのコンポーネントはコピーされません。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • これらの事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
    • 置換処理のロール
      • 製品データ・スチュワード(ORA_EGI_PRODUCT_DATA_STEWARD_JOB)または
      • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
  • これらの権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます。
    • 品目構成を表示および編集するための機能権限
      • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
    • 影響を受けるオブジェクト構成を表示および編集するための機能権限
      • 品目変更オーダーの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_PRIV)または
      • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)および製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)
    • 品目構成を表示および編集するためのデータ権限
      • 品目基本情報の表示
      • 品目基本情報の保守
      • 品目構成の表示
      • 品目構成の保守

この更新で選択された製品ハブのバグ修正

この更新には、Oracle Fusion Cloud Product Hubの動作方法を変更できるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

インタフェース表のレコード数の制限

更新22Bの前は、インタフェース表内に大量のレコードが保存されている場合に、問合せ、データのバックアップ、データのリカバリおよび索引の新規作成のパフォーマンスが低下し、インポートのパフォーマンスに影響を及ぼしていました。22Bに更新すると、インタフェース表内のレコード数に応じて、レコードのパージを求める警告メッセージが表示されるようになります。このメッセージを無視した場合、いずれかのインタフェース表で600万件のレコードのしきい値制限を超えたときに、インポート・プロセスでエラー・メッセージが表示されます。次のいずれかの方法を使用して、インタフェース表のデータをパージする必要があります。

  • インタフェース表のパージ・スケジュール済プロセス(Oracle Product Management Cloud Serviceのサブスクリプションがない場合)
  • 「品目バッチの管理」ページ(Oracle Product Management Cloud Serviceのサブスクリプションがある場合)
  • バッチ保守RESTリソースのpurgeBatchData操作

Oracleリファレンス: 33652971

品目ルール式の長さ制限

更新22Bの前は、品目ルール式の長さに制限がありました。基礎となるテクノロジの変更により、22Bへの更新後はこの制限が厳しくなります。そのため、これまで制限内であったルール式が制限を超えてしまう可能性があります。500文字を超えているルール式は制限を超える可能性があります。「ルールの最適化」スケジュール済プロセスを実行して制限を超えるルールを特定し、それらのルール式の長さができるだけ短くなるように必要な措置を講じてください。

Oracleリファレンス: 34069427

ルールの「要求者」属性を使用した実際のユーザー名の表示

更新22Bより前では、ルールで「要求者」属性を参照したときに、変更オーダーを要求したユーザーの名前ではなく内部識別子が返されました。22Bへの更新後は、実際のユーザー名が返されます。

Oracleリファレンス: 32899878

カタログ・カテゴリ識別子の自動生成

更新22Bの前は、品目カテゴリRESTリソースまたはカタログ・カテゴリSOAP Webサービスを使用してカタログ・カテゴリを作成するときに、カテゴリ識別子の値を指定することができました。22Bへの更新後は、この値は指定できず、システムによって自動的に生成されます。

Oracleリファレンス: 32918558

変更伝播内の組織

ソースとターゲットに同じ組織を指定した場合、変更オーダーの伝播が途中でスタックしました。この更新では、検証メッセージによって変更オーダーのソース組織およびターゲット組織の重複が防止されるようになります。

Oracleリファレンス: 33120741

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

製品開発および製品ハブ共通

取引先品目番号の一意性を確保

一意の取引先品目番号を維持し、重複を回避できます。取引先品目とは、顧客品目、競合品目、製造業者部品番号およびサプライヤ品目を指します。たとえば、これまではNational Technologies Incという製造業者で、CABLE123とcable123という名前の取引先品目を作成することができました。今後は、このような重複する取引先品目は作成できません。検証では大/小文字が区別されず、CABLE123およびcable123は重複とみなされます。同様に、「製品開発」作業領域で製造業者部品番号が重複している製造業者部品を作成できなくなります。

次の図はCABLE_C_123という既存の取引先品目名を示しています。

製品ハブ内の既存の取引先品目名

次の図は、cable_c_123という取引先品目を作成しようとしたときに表示されるエラー・メッセージを示しています。

重複する顧客品目を作成したときのエラー・メッセージ

次の図は、「製品開発」作業領域で重複する製造業者部品番号を作成しようとしたときに表示されるエラー・メッセージを示しています。

「製品開発」で重複する製造業者部品番号を作成しようとしたときのエラー・メッセージ

検証が拡張され、取引先品目番号の一意性を確保できるようになります。

有効化のステップ

重複する取引先品目がシステム内に存在する場合は、次の手順を実行します。

  1. 次のパラメータを使用して、「製品管理データのアップグレード」スケジュール済プロセスを実行します。
  • アップデート・プロセス: 分析
  • 機能領域: 取引先品目
  • 機能: 取引先品目番号の一意性の確保

分析ジョブを発行します。

プロセスが完了したら、ログで重複する取引先品目レコードを確認します。

  1. 重複する番号を修正するには、必要な処理を実行する必要があります。重複レコードの1つを削除するか、いずれかの取引先品目番号を変更して、取引先品目番号から重複を排除します。
  1. 次のパラメータを使用して、「製品管理データのアップグレード」スケジュール済プロセスを再度実行します。
  • アップデート・プロセス: 実行
  • 機能領域: 取引先品目
  • 機能: 取引先品目番号の一意性の確保

分析ジョブを発行します。

作成済の取引先品目に重複がない場合は、処理を実行する必要はありません。取引先品目の一意性を確保するための新しい検証が自動的に追加されます。

ヒントと考慮事項

重複する取引先品目を修正する場合は、「取引先品目番号の編集の許可」(ORA_EGP_TPI_UPDATEABLE)プロファイル・オプションを「はい」に設定してから、取引先品目番号を変更します。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
    • 製品データ・スチュワード(ORA_EGI_PRODUCT_DATA_STEWARD_JOB)
  • この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 取引先品目の管理(EGP_MANAGE_TRADING_PARTNER_ITEM_PRIV)

品目検索基準の入力および結果の表示の効率の向上

品目の検索および検索結果の表示に使用する検索基準属性を簡単に管理できます。検索基準属性を追加する際は、「フィールドの追加」処理で品目の検索に使用できる属性のリストを参照し、「使用可能な属性」リストから必要な属性を選択して「選択済属性」リストに移動します。「OK」をクリックすると、属性が「拡張検索」リージョンに追加されます。「検索」オプションを使用して属性を直接検索し、「拡張検索」リージョンに追加することもできます。

「列の追加」処理も同様のユーザー・エクスペリエンスで、選択した属性を検索結果の列として追加できます。「選択済属性」リスト内の属性の順序を変更できます。列はこれと同じ順序で検索結果内に表示されます。

検索属性のリストは、使用されている製品に基づいて表示されます。「製品開発」では、ユーザー定義属性と運用属性の検索属性に対する表示を制御できます。 追加の属性グループもフィルタされます。「使用可能な属性」リストに表示されるのは、品目区分を作成または編集したときに「製品開発」ページに割り当てた拡張可能フレックスフィールド(EFF)属性のみです。

製品ハブでは、すべてのユーザー定義属性および運用属性について検索属性が表示されます。

製品ハブの選択して追加: 属性ウィンドウ

「製品開発」の属性の選択して追加: 属性ウィンドウ

製品ハブの「列の追加」ウィンドウ

「製品開発」の「列の追加」ウィンドウ

この機能を使用すると、より効率的に品目を検索および選択できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 22Dの更新

この機能を有効にする手順は、「製品ハブ」の場合と「製品開発」の場合とで異なります。

製品ハブ

  1. 「より効率的な品目の検索基準の入力および結果の表示」機能のオプト・インを有効にします。この機能は、「品目」機能領域内の「製品管理」オファリングで有効にできます。
  2. 初めてこの機能を使用する前に、品目拡張可能フレックスフィールドのデプロイメントをオフラインで実行します。「設定および保守」作業領域で、「品目拡張可能フレックスフィールドの配置」タスクに移動します。
  • オファリング: 製品管理
  • 機能領域: 品目
  • タスク: 品目拡張可能フレックスフィールドの配置
  1. EGO_ITEM_EFFフレックスフィールド・コードを検索して選択します。
  2. 「処理」メニューから「オフラインでリフレッシュおよびデプロイ」オプションを選択します。

製品開発

一貫した品目検索機能と「より効率的な品目の検索基準の入力および結果の表示」機能のオプト・インを有効にします。これらの機能は、「品目」機能領域内の「製品管理」オファリングで有効にできます。その他のすべての手順は、前の項に記載されている製品ハブと同じです。

ヒントと考慮事項

  • 個人の保存済検索を作成して、選択したフィールドおよび列を保存できます。保存済検索をすべてのユーザー用に作成することもできます。
  • 「製品開発」作業領域で、設定されている構成に基づいてフィールドおよび列を追加するときに、「使用可能な属性」リストをフィルタできます。運用属性は「構成の管理」ページの構成に基づいて表示されます。
  1. 「製品開発」作業領域で、「構成の管理」ページをクリックします。
  2. 「品目」タブをクリックします。
  3. 「品目属性表示設定」を展開します。
  4. 「使用可能な属性」として表示する必要がある運用属性グループを選択します。
  5. 「保存」をクリックして、構成を保存します。
  • ユーザー定義属性グループは、品目区分を作成または編集するときに「製品開発」ページに割り当てた属性グループに基づいて表示されます。
  1. 「設定および保守」作業領域で、「品目区分の管理」に移動します。
  • オファリング: 製品管理
  • 機能領域: 品目
  • タスク: 品目区分の管理
  1. 構成する品目区分を検索し、リンクをクリックして品目区分を編集します。
  2. 「ページおよび属性グループ」タブをクリックします。 
  3. 「ページ」サブタブをクリックします。
  4. 表内で、PDページに対応する行を選択します。
  5. 属性グループ: PDページ表で、「選択して追加」アイコンを使用してユーザー定義属性グループをPDページに追加します。選択した属性グループは、「フィールドの追加」および「列の追加」表示で表示されます。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 製品データ・スチュワード(ORA_EGI_PRODUCT_DATA_STEWARD_JOB)
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)

変更ワークフローの回復力を改善

この更新では、変更ワークフローの回復性、パフォーマンスおよびエラー・ロギングの改善に役立ついくつかの機能拡張を利用できます。

  • 必須でない検証の削除
    • 変更オーダーでレッドラインされていない拡張可能フレックスフィールド属性に対して検証は実行されません。これまでは変更オーダー明細をアクティブ化する前に、これらの属性に無効または終了日付きの値セットが割り当てられているかどうかの検証が実行され、これによって変更がスタックすることがありました。この検証は必須ではないため、削除されました。
  • 未処理スレッドの再試行
    • エンタープライズ・スケジューラ・サービス(ESS)エラーの場合、未処理のスレッドを自動的に再試行します。これまでは、ESSエラーが原因で変更明細がスタックし、変更オーダーに未処理の変更明細が残っている場合に、再試行操作を実行するとそれらの未処理の変更明細は取り消されていました。このジョブが再設計され、未処理の変更明細の処理が続行されます。たとえば、変更に10件の明細が含まれていて、変更明細1と2は完了し、変更明細3は完了しなかったとします。この場合、ジョブは明細4から10を取り消すのではなく処理します。
  • 自動取消のエラー・ロギングの強化
    • スレッドが開始されなかったことが原因で変更オーダーが自動的に取り消された場合にメッセージがトリガーされます。EGO_CHANGES_ERRORS表のCLOBフィールドには、この理由で自動的に取り消された変更明細の詳細が記録されます。

この機能を使用すると、実装ログで変更オーダー検証エラーの詳細を直接確認できるため、迅速なデバッグと問題解決につながります。また、不要な検証を除去することで、回復力とパフォーマンスを向上します。

有効化のステップ

自動取消時の拡張エラー・ロギングを有効にするには、22A機能「変更に関するエラー・デバッグの促進」を有効にしたうえで、次の手順を実行する必要があります。

  1. 「設定および保守」作業領域で次のタスクに移動します: 「管理者プロファイル値の管理」
  2. プロファイル・オプション・コードORA_EGO_CHANGE_DEBUG_MODEまたはプロファイル・オプション名「変更デバッグ使用可能」を検索します。
  3. プロファイル・レベルで、プロファイル値を「はい」に設定します。デフォルトは「いいえ」です。 

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、ESSログを表示できます。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
  • 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、変更オーダーのスケジューリングおよびアクティブ化プロセスを表示できます。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、変更オーダーのスケジューリングおよびアクティブ化プロセスを表示できます。
    • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
    • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)
  • 次の権限が割り当てられたユーザーは、変更オブジェクトにアクセスし、スケジューリングおよびアクティブ化ステータスを表示できます。
    • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)
    • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)

OTBIでの代替コンポーネント・データの分析

Oracle Transactional Business Analytics (OTBI)の「製品管理」サブジェクト領域に追加された新しい列を利用して、代替コンポーネントの分析を改善できます。

サブジェクト領域:

  • 製品管理 - 構成およびコンポーネント
  • 製品管理 - 使用場所

この2つのサブジェクト領域の「代替コンポーネント」フォルダに、次の新しい列が追加されました。

  • 代替コンポーネント名
  • 代替コンポーネント摘要
  • 代替コンポーネント・プライマリ単位
  • 代替コンポーネント品目数量
  • 代替コンポーネント逆数量
  • 代替コンポーネント・プランニング優先度
  • 代替コンポーネント整数所要量の強制
  • 追加属性(付加フレックスフィールド)

構成およびコンポーネント・サブジェクト領域での代替コンポーネントの分析

この機能により、ユーザーがBIレポートで代替コンポーネントおよび関連詳細を表示できるようになり、品目構成およびコンポーネントを分析する際のトレーサビリティが向上します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • OTBIで付加フレックスフィールドを表示するには、スケジュール済プロセスOracle Transactional Business IntelligenceのOracle Fusionデータ拡張のインポートを実行する必要があります。
  • 構成およびコンポーネント・サブジェクト領域および「使用場所」サブジェクト領域にデータを移入するには、最初にスケジュール済プロセスを実行する必要があります。詳細は、「主なリソース」の項に記載されているトピックを参照してください。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
    • 製品設計エンジニア(ORA_ACD_PRODUCT_DESIGN_ENGINEER_JOB)
    • 製品設計マネージャ(ORA_ACD_PRODUCT_DESIGN_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • トランザクション分析職務(FBI_TRANSACTION_ANALYSIS_GENERIC_DUTY)
    • 製品トランザクション分析職務(FBI_PRODUCT_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)
    • BIコンシューマ・ロール(BIConsumer)

この更新で選択された製品開発および製品ハブ共通のバグ修正

この更新には、Oracle Fusion Cloud Product Developmentおよび製品ハブ共通の動作方法を変える可能性のあるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

変更オーダーの拡張検索

変更オーダーの拡張検索では「ステータス」フィールドが2回表示され、同じフィールド名を使用して変更ステータスと変更公開ステータスが示されました。この更新により、公開ステータスを表示するフィールドの名前が「公開ステータス」に変更されました。

Oracleリファレンス:  33508686

「ステータスの変更」ダイアログ・ボックスの承認者リスト

10人を超える承認者を含む「ステータスの変更」ダイアログ・ボックスで承認者を選択すると、ダイアログ・ボックスが自動的にスクロールされます。この更新により、問題は修正されました。

Oracleリファレンス: 32724532

変更オーダー内のコンポーネント数量

変更オーダーで構成コンポーネント数量を編集して保存すると、レッドライン要約に表示される古い値が小数第3位の数字に基づいて自動的に端数処理されます。たとえば、数量を1.041567891から1.041567889に変更した場合、次のようになります。

  • 新しい値は1.041567889と表示されます。
  • 古い値は端数処理されて1.042と表示されます。

この更新により、レッドライン要約内の古い数量値も小数第10位まで表示されるようになります。

Oracleリファレンス: 33189023

変更に関する参照指標

「例による問合せ」を使用して構成をフィルタしたときに、変更オーダーの「参照指標」サイド・タブがリフレッシュされませんでした。この更新により、問題は修正されました。

Oracleリファレンス: 33335123

新規品目改訂の検証

「変更影響を受けるオブジェクト」ページで新しい改訂値を保存したときに表示される検証メッセージで、無効な値を持つ品目が示されませんでした。このメッセージに品目番号が含まれるようになり、訂正が必要な品目改訂を特定できます。

Oracleリファレンス: 33714381

変更完了時の通知

ユーザー定義承認に1つの応答のみが必要で、1つのロールが承認者として追加されている場合、変更完了時のFYI通知は変更オーダーを承認したユーザーにのみ送信されていました。この更新では、FYI通知がロールのすべてのメンバーに送信されます。

Oracleリファレンス: 33508957

REST APIを使用して削除された参照指標のレッドライン

この更新の前は、変更オーダーの構成コンポーネントの参照指標をREST APIを使用して削除した場合に、参照指標がレッドラインされることなく削除されていました。削除されたすべての参照指標(REST APIを使用して削除されたものを含む)について、レッドラインが取得されるようになりました。

Oracleリファレンス:  33134165

未処理の変更明細

サーバー上のエラーが原因で変更明細がスタックしたときに、再試行ジョブでは未処理の明細が取り消されました。この更新では、再試行ジョブは未処理明細を取り消すのではなく、再処理を試みます。

Oracleリファレンス: 33514318

FBDIを使用した構成変更のインポート

ファイルベース・データ・インポート(FBDI)を使用して品目構成ヘッダー変更をインポートするときに、ItemBulkloadイベントが作成されませんでした。この更新により、問題は修正されました。

Oracleリファレンス: 32861838

事前構築済のOTBIダッシュボードが更新されない

「ポートフォリオ」作業領域は更新21Cからサポートされていませんが、「イノベーション管理」ダッシュボードにはポートフォリオ関連のタブおよびページが表示されていました。また、「イノベーション管理」およびPLM詳細ダッシュボードがレッドウッド・スタイルに更新されませんでした。ポートフォリオ・データが「イノベーション管理」ダッシュボードから削除され、両方のダッシュボードがレッドウッド・スタイルに更新されるようになりました。

Oracleリファレンス:  33782028

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

品目構成コンポーネントの置換

この項の機能を有効にするには、「品目構成コンポーネントの置換」という名前の機能をオプト・インする必要があります。

Webサービスまたはビジネス・イベントを使用した品目構成コンポーネントの置換

次を使用して、品目構成コンポーネントをプログラムで置換できるようになりました。

  • 品目構成バージョン2 SOAPサービス
  • 製品設計変更オーダー・サービス
  • 品目構成コンポーネント作成イベント

ノート: 単一のオプト・イン機能によって、「製品情報管理」および「製品開発」作業領域から「置換」処理へのアクセスと、関連するビジネス・イベントまたはSOAPサービスからの「置換」処理へのアクセスの両方が制御されます。機能名: 品目構成コンポーネントの置換

品目構成バージョン2の使用

コンポーネントを置換するには、updateStructure操作を使用し、次のパラメータを指定します。

  • ComponentSequenceId: 元のコンポーネントの品目連番。
  • ComponentItemNumber: 元のコンポーネントの品目番号。これはオプションです。
  • EndDateTime: 元のコンポーネントの終了日。コンポーネントが承認時に有効の場合、これはオプションです。将来の日付の変更オーダーの場合は、将来の有効日になります。
  • ReplacedBy: 置換コンポーネントの品目番号。

次に、元のコンポーネントKeyboard V1を置換コンポーネントKeyboard V2に置換するペイロード・リクエストのサンプルを示します。

品目構成バージョン2 - updateStructure要求

元のコンポーネント(「置換」属性)を検索するには、findStructure操作を使用します。このサンプル・ペイロードは、置換コンポーネント Keyboard V2で置き換えられた元のコンポーネントKeyboard V1を示しています。

品目構成バージョン2 - findStructure応答

製品設計変更オーダーの使用

次のパラメータを指定して、ASYNCまたはASYNC BULKモードでredlineItemStructure操作を実行します。

  • ComponentItemNumber: 元のコンポーネントの品目番号
  • ReplacedBy: 置換コンポーネントの品目番号
  • ACDType = DELETE

サンプル・ペイロードを次に示します:

製品設計変更オーダー - redlineItemStructure要求

元のコンポーネント(「置換」属性)を検索するには、findChangeObject操作を使用します。

サンプル:

製品設計変更オーダー - findChangeObject Response要求

品目構成コンポーネント作成イベントの使用

このビジネス・イベントを使用して、ペイロード内の元のコンポーネント(ReplacedForComponent属性)を置換コンポーネントとともに取得します。

この応答ペイロードには、元のコンポーネントの品目IDであるKeyboard V1が含まれています。

品目構成コンポーネント作成イベント応答

コピーされるデータ

コンポーネントを置換すると、品目連番、構成コンポーネント属性、代替コンポーネントおよび参照指標が元のコンポーネントから置換コンポーネントにコピーされます。

コピーされる属性は、次のとおりです。

コンポーネント属性

  • 品目連番 - 読取り専用
  • 数量
  • 歩留
  • コメント
  • 開始日
  • 終了日
  • プランニング率
  • ATPチェック
  • 出荷対象
  • 出荷後請求
  • 出荷文書に含める
  • 資材の自動要求
  • 基準
  • 整数所要量の強制
  • 供給タイプ
  • コンポーネント単位

代替コンポーネント

  • 品目
  • 摘要
  • プライマリ単位
  • 数量
  • 逆数量
  • 優先度
  • 整数所要量の強制
  • 付加フレックスフィールド

参照指標

  • 参照指標
  • 摘要
  • 付加フレックスフィールド

Webサービスまたはビジネス・イベントを使用して品目構成のコンポーネントをプログラムで置換することにより、コンポーネント置換プロセスを合理化します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 22Dの更新

ヒントと考慮事項

変更オーダーを使用した品目構成コンポーネントの置換機能を使用する場合は、親機能である「品目構成コンポーネントの置換」をオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

その他のヒントと考慮事項:

  • コンポーネントにレッドラインがある場合(たとえば、数量が更新された場合)、コンポーネントは置換できません。
  • 同じ変更オーダーで別のコンポーネントの置換コンポーネントになっているコンポーネントは置換できません。
  • 置換コンポーネントが元のコンポーネントの代替コンポーネントである場合、置換コンポーネントの代替コンポーネント表にそのコンポーネントはコピーされません。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 置換処理のロール
      • 製品データ・スチュワード(ORA_EGI_PRODUCT_DATA_STEWARD_JOB)または
      • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 品目構成を表示および編集するための機能権限
      • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
    • 影響を受けるオブジェクト構成を表示および編集するための機能権限
      • 品目変更オーダーの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_PRIV)または
      • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)および 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV) 
    • 品目構成を表示および編集するためのデータ権限
      • 品目基本情報の表示
      • 品目基本情報の保守
      • 品目構成の表示
      • 品目構成の保守

変更オーダーを使用した品目構成コンポーネントの置換

新しい置換処理を使用して、設計品目または商業品目の構成コンポーネントを変更コンテキストから置換できます。影響を受けるオブジェクトの構成表で、1つの処理で置換を実行し、置換されたコンポーネントを追跡できるようになりました。

ノート: 単一のオプト・イン機能によって、「製品情報管理」および「製品開発」作業領域から「置換」処理へのアクセスと、関連するビジネス・イベントまたはSOAPサービスからの「置換」処理へのアクセスの両方が制御されます。 機能名: 品目構成コンポーネントの置換

この項では、「製品開発」作業領域の「置換」機能について説明します。

変更オーダー内からコンポーネントを置換するには、「影響を受けるオブジェクト」→ 構成」にナビゲートし、コンポーネントを選択して「置換」アイコンをクリックします。

元のコンポーネントは削除済としてマークされ、置換コンポーネントは次の行に追加済としてマークされます。「保存」をクリックすると、元のコンポーネントが参照用として新しい「置換」列に表示されます。

コピーされるデータ

コンポーネントを置換すると、品目連番、構成コンポーネント属性、代替コンポーネントおよび参照指標が元のコンポーネントから置換コンポーネントにコピーされます。

コピーされる属性は、次のとおりです。

コンポーネント属性

  • 品目連番 - 読取り専用
  • 数量
  • 歩留
  • コメント
  • 開始日
  • 終了日
  • プランニング率
  • ATPチェック
  • 出荷対象
  • 出荷後請求
  • 出荷文書に含める
  • 資材の自動要求
  • 基準
  • 整数所要量の強制
  • 供給タイプ
  • コンポーネント単位

代替コンポーネント

  • 品目
  • 摘要
  • プライマリ単位
  • 数量
  • 逆数量
  • 優先度
  • 整数所要量の強制
  • 付加フレックスフィールド

参照指標

  • 参照指標
  • 摘要
  • 付加フレックスフィールド

開始日および終了日

元のコンポーネントの終了日と置換コンポーネントの開始日は、影響を受けるオブジェクトの有効日と同じになります。

  • これは、影響を受けるオブジェクトが承認時に有効である場合、変更オーダーが「予定済」ステータスに移動された日付です。
  • これは、影響を受けるオブジェクトに将来の有効日がある場合、有効日と同じ日付です。

変更コンテキストの新しい「置換」アイコンおよび「置換」列

レッドライン要約には置換変更が取り込まれます。追加されたコンポーネントの横に、それによって置換されるコンポーネントも表示されます。

置換処理後のレッドライン要約

コンポーネント置換の詳細は、変更オーダー・レポートにも取り込まれます。

変更オーダー詳細レポート

変更オーダー詳細レポートでは、次のようになります。

  • 新しい「置換」列が「構成変更」表に表示され、置換された元のコンポーネントが表示されます。
  • 「変更処理」列では、置換コンポーネントが「追加済」として表示され、元のコンポーネントが「使用不可」として表示されます。
  • コピーされた参照指標および代替コンポーネントは、「追加済」とマークされた行に対して表示されます。
  • 「変更処理」および「置換」属性は、「待ち状態のコンポーネント」セクションに表示されます。

この機能を使用すると、製品構成内のコンポーネントを1つの処理ですばやく置換できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 22Dの更新

ヒントと考慮事項

変更オーダーを使用した品目構成コンポーネントの置換機能を使用する場合は、親機能である「品目構成コンポーネントの置換」をオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

その他のヒントと考慮事項:

  • コンポーネントにレッドラインがある場合(たとえば、数量が更新された場合)、コンポーネントは置換できません。
  • 同じ変更オーダーで別のコンポーネントの置換コンポーネントになっているコンポーネントは置換できません。
  • 選択した置換コンポーネントの単位が元のコンポーネントと異なる場合、警告メッセージが表示され、数量は1にリセットされます。参照指標および代替コンポーネントはコピーされません。置換コンポーネントの単位にはその品目のプライマリ単位が表示されます。
  • 変更オーダーが「オープン」または「暫定承認」ステータスである場合、処理を実行する権限があるユーザーであれば「レッドラインを元に戻す」処理で置換処理を元に戻せます。この権限は、変更タイプ設定の「追加ワークフロー管理」表で定義されます。
  • 文書付きの品目を置換する場合、参照指標は置換にコピーされません。
  • 置換コンポーネントが元のコンポーネントの代替コンポーネントである場合、置換コンポーネントの代替コンポーネント表にそのコンポーネントはコピーされません。
  • 変更オーダー詳細レポートでは、この機能をオプト・インしているかどうかに関係なく置換属性が表示されます。これらの属性は非表示にできません。
  • 22Bへの更新前に構成した変更オーダー詳細レポート・テンプレートがある場合、オプト・イン後、レポートに「置換」列は含まれません。この列が含まれるようにテンプレートを構成する必要があります。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • これらの事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
    • 置換処理のロール
      • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
  • これらの権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます。
    • 影響を受けるオブジェクト構成を表示および編集するための機能権限
      • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)および製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)、または
      • 品目変更オーダーの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_PRIV)
    • 品目構成を表示および編集するための機能権限
      • 品目の管理(EGP_MANAGE_ITEM_PRIV)
    • 品目構成を表示および編集するためのデータ権限
      • 品目基本情報の表示
      • 品目基本情報の保守
      • 品目構成の表示
      • 品目構成の保守

製品ライフサイクル管理共通

承認または予定済ステータスの変更にレビュー担当者を追加

オブジェクトが「承認」または「予定済」ステータスの場合、レビュー担当者をワークフローの将来のステータスに追加できるようになりました。この更新の前は、これを実行できたのは「下書き」、「オープン」または「暫定承認」ステータスの変更に対してのみでした。この機能は、変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置でサポートされています。

「完了」ステータスに追加されたレビュー担当者

ワークフロー参加者は、変更タイプ設定の「追加ワークフロー管理」表にあるこれらの処理に対する権限に基づいて、将来のステータスのレビュー担当者を追加および削除できます。

ノート: 追加したレビュー担当者にはFYI通知が届きます。ビジネス・ニーズに応じて、管理者は通知のレイアウト、形式およびコンテンツを構成できます。

この機能により、「承認」または「予定済」ステータスの変更に主要な利害関係者をレビュー担当者として追加し、適宜通知できるようになります。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、「変更ワークフローへのレビュー担当者の追加」(ORA_ACA_ADD_REVIEWER)機能をオプト・インする必要があります。

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理はオプションでなくなりました: 22Dの更新

「予定済」または「完了」ステータスの変更の関係者を追加または削除できるユーザーを定義するには、変更タイプ設定の「追加ワークフロー管理」表を使用して、次の処理の権限を割り当てます。

  • 将来のステータスに対する関係者の追加
  • 将来のステータスに対する関係者の削除

「予定済」ステータスに対する追加ワークフロー管理

ヒントと考慮事項

  • レビュー担当者を追加できるのは、22A以降に作成された変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置に対してのみです。
  • オブジェクトが承認ワークフロー内にある場合、ワークフロー内の将来のステータスについてのみレビュー担当者を追加または削除できます。たとえば、変更オーダーが「予定済」ステータスである場合、「予定済」ステータス中の変更オーダーをレビューする関係者を追加することはできません。

  • 複数のレビュー担当者が追加されると、通知に「要求」ボタンが表示されます。レビュー担当者の1人がタスクを要求した場合、他のレビュー担当者の通知には処理ボタンが表示されません。
  • 「追加ワークフロー管理」表に表示される処理名「将来のステータスに対する承認者の追加」および「将来のステータスに対する承認者の削除」は、「将来のステータスに対する関係者の追加」および「将来のステータスに対する関係者の削除」に変更されました。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、レビュー担当者として追加できます。これらのロールには、変更の構成済通知を表示するために必要な権限が含まれているためです。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
    • サプライヤ製品設計エンジニア(ORA_ACA_SUPPLIER_PRODUCT_DESIGN_ENGINEER_JOB)
    • サプライヤ品質エンジニア(ORA_ENQ_SUPPLIER_QUALITY_ENGINEER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済のジョブ・ロールを割り当てられているユーザーは、レビュー担当者を追加および削除できます。
    • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)または
    • 品目変更オーダーの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_PRIV)
  • 次の権限を含む構成済のジョブ・ロールを割り当てられているユーザーは、レビュー担当者として追加できます。
    • 変更オーダー:
      • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
        • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV) 
        • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)または
        • 品目変更オーダーの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_PRIV)
    • 変更要求:
      • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
        • 変更要求の表示(ACA_VIEW_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
        • 変更要求の管理(ACA_MANAGE_CHANGE_REQUESTS_PRIV)または
        • 品目変更オーダーの管理(EGO_MANAGE_ITEM_CHANGE_ORDER_PRIV)
    • 問題レポート:
      • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
        • 表示: 問題レポートの表示(ACA_VIEW_PROBLEM_REPORTS_PRIV)
        • 管理: 問題レポートの管理(ACA_MANAGE_PROBLEM_REPORT_PRIV)
    • 是正および予防処置の場合
      • 製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)および次のいずれか。
        • 表示: 是正処置の表示(ACA_VIEW_CORRECTIVE_ACTIONS_PRIV)
        • 管理: 是正処置の管理(ACA_MANAGE_CORRECTIVE_ACTION_PRIV
  • 次の事前定義ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、通知テンプレートを構成できます
    • BI作成者ロール(BIAuthor)
    • BI Publisherデータ・モデル・デベロッパ(BIPDataModelDeveloper)

変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置に個別のRESTサービスを使用

個別のREST APIリソースを使用して、次のオブジェクトを作成、読取り、更新または削除します。

  • 変更オーダー
  • 変更要求
  • 問題レポート
  • 是正処置

これらのREST APIリソースは詳細なアクセス制御で保護されます。これらのリソースにアクセスするには、オブジェクトに対する「表示」または「管理」権限が必要です。

次に、各REST APIリソースのオブジェクト・エンド・ポイントおよびURLを示します。

  • 製品変更オーダー・バージョン2  
    •  /fscmRestApi/resources/latest/productChangeOrdersV2
  • 製品変更要求       
    •  /fscmRestApi/resources/latest/productChangeRequests
  • 品質問題レポート    
    • /fscmRestApi/resources/latest/qualityProblemReports
  • 品質是正および予防処置    
    • /fscmRestApi/resources/latest/qualityCorrectiveAndPreventiveActions

変更オーダーを作成するサンプル・リクエストを次に示します。

1つの変更要求の作成

また、新しい値リスト(LOV)リソースを使用して、参照タイプに使用可能な値リストを取得できます。たとえば、変更事由用に定義された値リストを取得できます。

変更事由用の値リスト

APIベースの処理とリソースを変更オブジェクトごとに別々に保護します。

有効化のステップ

REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。

Oracle Cloud実装でRESTサービスを初めて使用する場合は、Oracle Supply Chain Management Cloud REST APIガイドのクイック・スタートに関する項の指示に従ってください(Oracle Help Centerからアクセスできます)

ヒントと考慮事項

  • 現在、製品変更オーダーREST APIを使用して変更要求や問題レポート、是正および予防処置を統合している場合は、この更新で使用可能になる新しい個別のREST APIリソースを使用すると、詳細な権限で保護できるようになるため、これらの使用をお薦めします。
  • REST APIを使用する将来の統合では、製品変更オーダー・バージョン2サービスを使用することをお薦めします。新規および将来の拡張機能を利用するには、製品変更オーダー・サービスを使用している現在の統合を、製品変更オーダー・バージョン2にサービスに移行してください。既存の製品変更オーダー・サービスは今後、機能改善されることはありません。
  • アプリケーション・コンポーザを使用してユーザー・インタフェースを構成するときに、値リスト・リソースを使用して、リスト属性に使用可能なすべての値リストを取得できるようになりました。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • これらの事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
    • 製品マネージャ(ORA_EGP_PRODUCT_MANAGER_JOB)
    • 製品設計エンジニア(ORA_ACD_PRODUCT_DESIGN_ENGINEER_JOB)
  • これらの権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます。
    • 表示権限:
      • 変更オーダーの表示(ACA_VIEW_CHANGE_ORDERS_PRIV)
      • 変更要求の表示(ACA_VIEW_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
      • 問題レポートの表示(ACA_VIEW_PROBLEM_REPORTS_PRIV)
      • 是正処置の表示(ACA_VIEW_CORRECTIVE_ACTIONS_PRIV)
    • 管理権限
    • 変更オーダーの管理(ACA_MANAGE_CHANGE_ORDERS_PRIV)
    • 変更要求の管理(ACA_MANAGE_CHANGE_REQUESTS_PRIV)
    • 問題レポートの管理(ACA_MANAGE_PROBLEM_REPORT_PRIV)
    • 是正処置の管理(ACA_MANAGE_CORRECTIVE_ACTION_PRIV)
  • 変更オーダー、変更要求、問題レポートおよび是正処置に対する詳細な表示または管理アクセス権を付与するには、オブジェクト固有の表示または管理権限とともに、製品管理ワークフロー・オブジェクトのモニター(ACA_MONITOR_PRODUCT_MANAGEMENT_WORFLOW_OBJECTS_PRIV)権限を付与する必要があります。
  • 特定の値リストにアクセスするには、次の権限が追加で必要になります。
    • LOVForOrganization、LovUnitOfIssueValue、LovPrimaryUOMValue、LovSecondaryUomValueおよびPackagingStringsPVO1にアクセスする場合
      • ORA_RCS_SCM_COMMON_VIEW_WEB_SERVICE_DUTY
    • LovItemCatalogGroupValueおよびLovCurrentPhaseValueにアクセスする場合
      • EGP_GET_ITEM_CLASS_REST_PRIV 
    • ItemNumberLOVにアクセスする場合
      • EGP_VIEW_ITEM_PRIV

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

承認および通知

従業員の休暇および委任ルール・レポート

従業員の休暇および委任ルール・レポートを使用して、従業員がBPMワークリストで設定した休暇および委任ルールを表示します。管理者はこのレポートを使用して、従業員が定義したルールの詳細をレビューし、ワークフロー・タスクを委任または再割当できます。レポートを発行して出力を表示するには、「スケジュール済プロセス」作業領域を使用します。

「スケジュール済プロセス」作業領域からのレポートの送信

レポートには次の詳細が含まれます。

セクション コンテンツ
発生元従業員詳細 従業員名、個人番号、ポジション、ジョブ・コード、事業所、EメールIDなど、休暇または委任ルールを定義した従業員に関する情報。
ルール詳細 従業員が定義したルールの詳細。ルール・タイプ(休暇または委任)、有効期間、アクションのタイプ(再割当または委任)およびワークフロー・タスクの再割当または委任の基準となるルール条件が含まれます。
宛先従業員詳細 ワークフロー・タスクが再割当または委任される従業員に関する情報。従業員の名前、個人番号、ポジション、ジョブ・コード、事業所、EメールIDおよび従業員のマネージャの名前と個人番号が含まれます。

従業員の休暇および委任ルール・レポート

このレポートは、不在ユーザーなどに対する承認を管理およびトラブルシューティングする際に役立ちます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

日付パラメータを入力しないでレポートを送信した場合、当月の最初の日付と最後の日付が入力されたものとしてレポートが実行されます。

主なリソース

ロール情報

  • このレポートを実行して表示するには、次の両方を含むロールが必要です。
    • BPMワークフローのレポート(FUN_RUN_BPM_WORKFLOW_REPORTS_PRIV)権限
    • BPMワークフローのレポート(FUN_RUN_BPM_WORKFLOW_REPORTS_PRIV_OBI)ロール
  • これらは両者とも、次の事前定義済ジョブ・ロールにすでに付与されています。
    • 財務アプリケーション管理者(ORA_FUN_FINANCIAL_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
    • 調達アプリケーション管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)

レポートおよび分析

Oracle Transactional Business Intelligenceおよび新しいドキュメント・ライブラリの更新

22Aにおいて、Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)が更新され、使用可能な機能が21D以前のものから更新されています。21Dから22Bに更新する場合は、更新の一部としてこの新しい機能が含まれています。

Oracle Transactional Business Intelligenceの注目点と相違点

Oracleによるリリース21Dから22B以降へのOTBIの更新に備え、1度だけ検討が必要になる重要事項があります。更新に関するその他の問題については、既知の問題を注意して確認してください。

  1. OTBIカタログは、リリース21Dから22A以降への更新の3日前に読取り専用モードになります。この3日間の期間中、カタログにアクセスすることはできますが、行った変更は保持されません。この1度かぎりのアクティビティは、22Bへの更新の前にカタログが確実に一貫性のある状態で移行されることを保証するために必要なもので、次のOracle Applications Cloudの更新では繰り返されません。

カタログが読取り専用モードの場合、次のものは保持できません。

  • パブリッシャ・オブジェクト、分析、エージェントなどのアーティファクトに対する変更(編集されたアーティファクトを含む)
  • カタログ内のオブジェクトに対する変更(オブジェクトの名前の変更や権限の変更など)
  • カタログ構造の変更(フォルダの追加または削除など)

更新後に変更内容を保持するには、更新前に変更内容をアーカイブしてから更新の完了後にアンアーカイブすることをお薦めします。

  1. アーカイブおよびアンアーカイブ処理を使用してカタログ・コンテンツをステージ環境から本番環境に移動する前に、Oracleによるステージ環境と本番環境の両方についてのOTBIへの更新のために準備します。カタログ・コンテンツをリリース22B環境からリリース21D環境に移動することはできません。カタログ・コンテンツは22A環境から21D環境に移動できないを参照してください。

OTBIが更新され、使用可能な機能がOracle BI Enterprise Edition 11.1.1.9のものから12cのものへと更新されています。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

新しいOTBIライブラリがあり、Oracle Cloud Applications用の新しいOTBIガイドのセットがあります。Oracle Help CenterのOracle BI Enterprise EditionおよびOracle Analytics Server Middlewareライブラリではなく、次のライブラリを参照することをお薦めします。

主なリソース

OTBIの使用、構成および管理の詳細は、Oracle Cloud Applicationsの新しいOTBIガイドのセットであるOTBIライブラリを参照してください。

  • ガイド
  1. OTBIを使用して分析およびダッシュボードを構築および共有し、データを調査および分析します。

Oracle Transactional Business Intelligenceでの分析およびダッシュボードの作成

  1. パブリッシャでデータをモデリングし、ピクセルパーフェクト・レポートを設計します。

Oracle Transactional Business Intelligenceでのピクセル・パーフェクト・レポートの設計

  1. ピクセルパーフェクト・レポートを表示、公開および管理します。

Oracle Transactional Business IntelligenceでのOracle Analytics Publisherの使用

  1. ユーザーを管理し、OTBIを構成します。

Oracle Transactional Business Intelligenceの管理

  1. ピクセルパーフェクト・レポート用にパブリッシャを管理および構成します。

Oracle Transactional Business IntelligenceでのOracle Analytics Publisherの管理

  1. 開発者およびインテグレータの情報および既知の問題を確認します。

その他...