クラウド・レディネス/ Oracle Fusion Cloud Recruiting
新機能
すべて展開


  1. 6月のメンテナンス・パック(23B)
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. 採用
    1. 採用
        1. 簡素化されたアクティブ化ステップによるタレント管理用Oracle AI Appsの設定
    2. 採用ブースタ
        1. 履歴書の分析
  1. 5月のメンテナンス・パック(23B)
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. 採用
    1. 採用
        1. ジョブ応募の印刷機能で使用可能な質問
        2. 履歴書に基づいた推奨ジョブ
    2. 採用ブースタ
        1. 候補者からのインバウンドSMS返信を採用チームに通知
  1. 更新23B
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. 採用
    1. 採用
      1. 候補者エクスペリエンス
        1. 代替の場所名
        2. キャリア・サイト構成: 追加の行レイアウト
        3. キャリア・サイト構成: グローバル・ヘッダー設定
        4. キャリア・サイト構成: リンク制限の引上げ
        5. ジョブ求人フレックスフィールドを使用したキャリア・サイトのコンテキスト化
        6. Indeed経験の最適化
      2. 候補者および候補者ジョブ応募
        1. 拡張ジョブ応募フィルタ
        2. 「候補者の検索」ページへのディープ・リンク
        3. 検索結果リストのグリッド・ビューでの最新のジョブ応募および対応
        4. 情報要求通知の手動送信
        5. ジョブ応募での国別仕様情報の事前入力
        6. 検索結果リストでの一括処理のための「すべて選択」チェック・ボックス
        7. 候補者の開始日を変更する単純なワンステップ・プロセス
      3. 候補者インタビュー
        1. 追加のインタビュー時間
      4. 候補者プール
        1. プール内のフォローアップ・タスク
        2. 候補者プール・データ・セキュリティの変更
      5. ジョブ求人
        1. ジョブ求人の作成のためのコンテキスト・ジャーニ
        2. 求人承認ルール: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」
      6. ジョブ・オファー
        1. FastFormula: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」
      7. スクリーニング・サービス
        1. 追加のパートナ結果のジョブ応募フレックスフィールド
      8. 機会マーケットプレイス
        1. 機会マーケットプレイスを介した内部候補者エクスペリエンスの強化
      9. オートコンプリートのルール
        1. オートコンプリートのルール: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」
      10. HCMデータ・ローダー
        1. 採用のためのHCMデータ・ローダーの拡張機能
      11. HCM抽出
        1. ジョブ求人のリモート・フィールドの抽出
      12. 採用の置換または削除された機能
        1. AddThisサービスの終了
    2. 採用ブースタ
      1. インタビュー
        1. 自動スケジューリングに対するインタビュー担当者の希望する勤務可能状況
        2. 自動スケジューリングでの重複するタイム・スロット
      2. 採用イベント
        1. イベント登録フローへの質問の追加
        2. 採用済および応募済メトリックによるイベント成功の調整
        3. キャリア・サイトでのイベントの検索およびフィルタ機能の強化
        4. 候補者エクスペリエンス・サイトのイベント詳細ページの機能改善
        5. キャリア・サイトでの複数言語によるイベントのレンダリング
      3. 採用アシスタント
        1. 採用ブースタおよび簡易応募の有効化
      4. 双方向連絡
        1. 内部候補者に対する双方向連絡
    3. 採用のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス
        1. 複数人ギグのレポート
        2. ソース・トラッキングに追加された表示名
        3. 「採用キャンペーン」サブジェクト領域の調整
        4. 拡張された外部候補者トラッキング・アクティビティ
  5. 採用の重要な処理と考慮事項

6月のメンテナンス・パック(23B)

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年5月26日     初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションについては、この「新機能」に記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

  • リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
  • 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

____________________

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

____________________

全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント:

  • HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を見つけることができます。
  • Human Resources What’s Newグローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません

  • Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
  • Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
  • リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。

ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

採用

採用

簡素化されたアクティブ化ステップによるタレント管理用Oracle AI Appsの設定

採用ブースタ

履歴書の分析

採用

採用

Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。

簡素化されたアクティブ化ステップによるタレント管理用Oracle AI Appsの設定

タレント管理用のOracle AI Appsを、簡素化された新しいアクティブ化ステップで設定します。必要なAI Apps機能を、Oracle Cloudアプリケーションの「アプリケーション管理」ページからアクティブ化できるようになりました。

次に示す「アプリケーション管理」ページで、アクティブ化するAI Apps機能を選択できます。

「アプリケーション管理」ページ

この拡張機能により、AI Apps機能をこれまでより簡単にアクティブ化できます。

有効化のステップ

タレント管理用のAI Appsをアクティブ化するには、「ツール」タブに移動し、クイック処理「AIアプリ管理」をクリックします。詳細は、タレント管理用Oracle AI Appsのアクティブ化を参照してください。

ヒントと考慮事項

  • 「アプリケーション管理」ページの「製品ファミリ」リストから「人材管理」を選択し、Oracle HCM Cloud内の機能のみを表示します。これにより、探している機能を見つけやすくなります。
  • ある1つの機能を有効にするために、「アプリケーション管理」ページで複数の機能をアクティブ化することが必要になる場合があります。たとえば、動的スキルをアクティブ化するには、AIタレント・ベスト・マッチもアクティブ化する必要があります。詳細は、タレント管理用Oracle AI Appsにようこそを参照してください。
  • AI Apps機能のアクティブ化ステップの完了後、5分から20分程度でステータスが「アクティブ」に変わります。

主なリソース

採用ブースタ

Oracle Recruiting Boosterを使用すると、採用マネージャおよび採用担当者は、会話型エクスペリエンスや双方向メッセージングを介した候補者との大規模なエンゲージメント、登録フロー、事前スクリーニング質問リストおよびスケジュール機能を使用した採用イベントの作成および管理、共有インタビュー・スケジュールの管理、カレンダとの同期によるインタビュー・スケジュールの自動化、インタビュー・ガイドの配布、インタビュー担当者からのフィードバックの収集を行うことができます。この製品には別のライセンスが必要です。

履歴書の分析

採用ブースタ・サブスクリプションで、履歴書の分析を使用できるようになりました。

この拡張機能により、採用ブースタをサブスクライブしている顧客は履歴書の分析機能のコストを削減できます。パートナを検索して直接契約に署名する必要がないため、有効化のプロセスが簡素化されます。サービス・リクエストに入力することで、オラクル経由ですべてが管理されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。

「Oracle Fusion Recruiting Booster Cloud Service」SKUの下でサービス・リクエスト(SR)を登録し、適切にルーティングされるようにしてください。

ヒントと考慮事項

複数の言語がサポートされています。実装を希望する言語を確認します。後で言語を追加することもできます。

5月のメンテナンス・パック(23B)

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年4月28日     初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションについては、この「新機能」に記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

  • リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
  • 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

____________________

全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント:

  • HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を見つけることができます。
  • Human Resources What’s Newグローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。

  • Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
  • Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
  • リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

採用

採用

ジョブ応募の印刷機能で使用可能な質問

履歴書に基づいた推奨ジョブ

採用ブースタ

候補者からのインバウンドSMS返信を採用チームに通知

採用

採用

Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。

ジョブ応募の印刷機能で使用可能な質問

「印刷」処理を使用してジョブ応募を印刷するときに、次の3つの項目を選択できるようになりました:

  • 事前スクリーニング
  • 詳細情報質問リストの要求
  • インタビュー質問リスト

デフォルトでは、これら3つのオプションは選択されていません。

印刷オプション

この拡張機能によりジョブ応募の全コンテンツを1つのファイルに格納できるため、アプリケーションに戻って質問に対する回答を取得する必要がありません。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

履歴書に基づいた推奨ジョブ

候補者が履歴書をアップロードすると、現在のジョブ・タイトル、事業所およびスキルに応じて加重調整された個人向けの推奨ジョブ・リストが表示されます。候補者は、履歴書を新しいウィジェットにドラッグ・アンド・ドロップするか、「履歴書のアップロード」をクリックできます。

履歴書のアップロード

アップロードするとメッセージが表示され、候補者の現在のジョブ・タイトル、事業所およびスキルに基づいて加重調整されたジョブの結果が表示されます。

加重調整されたジョブ結果

候補者エクスペリエンスでは、ジョブ・タイトル、事業所、スキルの順で検索が実行されます。たとえば、ニューヨーク市内の事業所で働くプロダクト・マネージャであることを記載した履歴書を候補者がアップロードしたとします。リストでは、ジョブ事業所がニューヨーク市内であるプロダクト・マネージャのジョブが上位に表示されます。

「すべてのジョブの表示」ボタンをクリックすると、検索結果がリセットされます。

履歴書情報はセッション単位で保存されます。履歴書の保存は永続的ではありません。「すべてのジョブの表示」をクリックした後、加重調整された検索結果を再度表示するには、履歴書を再アップロードする必要があります。

管理者はウィジェットの外観や設計に加え、処理要求と成功メッセージを構成できます。

要素のカスタマイズ

タイポグラフィとスタイルは構成可能です。他のウィジェットと同様に、ここに入力したメッセージングは「翻訳」タブでサポートされます。

この機能により、アップロードした履歴書/CVに基づいて推奨ジョブが表示されるため、候補者のジョブ検索の手間が軽減されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • この機能はデフォルトでは有効になります。
  • この機能を使用するには、サイトで「履歴書の分析」機能をアクティブに設定する必要があります。「履歴書の分析」機能はアクティブ化されていなくても有効です。ただし表示されません。
  • 要素は「ジョブ詳細」以外の任意のページに配置できます。

主なリソース

キャリア・サイトのカスタマイズの詳細は、https://rebrand.ly/yeejip6を参照してください。

採用ブースタ

Oracle Recruiting Boosterを使用すると、採用マネージャおよび採用担当者は、会話型エクスペリエンスや双方向メッセージングを介した候補者との大規模なエンゲージメント、登録フロー、事前スクリーニング質問リストおよびスケジュール機能を使用した採用イベントの作成および管理、共有インタビュー・スケジュールの管理、カレンダとの同期によるインタビュー・スケジュールの自動化、インタビュー・ガイドの配布、インタビュー担当者からのフィードバックの収集を行うことができます。この製品には別のライセンスが必要です。

候補者からのインバウンドSMS返信を採用チームに通知

候補者からSMSメッセージへの返信が届いたときに、採用チーム・メンバーにEメールで即時通知できるようになりました。このEメール通知は、候補者からSMSを受信するとすぐにリアルタイムで送信されます。

会話は採用チームが候補者に対してSMSを送信することから始まります。管理者が構成した特定の期間(アクティブな会話期間と呼ばれる)内に候補者がSMSに返信すると、構成設定に応じて、採用担当者、採用マネージャまたは協力者、またはそれらのすべてにEメール通知が送信されます。

また、候補者のプロファイルまたは候補者プールからSMSメッセージを送信すると、候補者が返信SMSを送信したときに通知されます。

Eメール通知にはディープ・リンクが含まれており、受信者はこのリンクから採用の「メッセージ」タブに移動できます。

Eメール通知テンプレート

「設定および保守」作業領域の「採用コンテンツ・ライブラリ」に新しい通知テンプレートが追加されました。このテンプレートは採用チーム・メンバーに送信するEメール通知で使用します。

  • コンテンツ項目名: 受信SMSに関する採用チームへのEメール通知
  • カテゴリ: 受信候補者メッセージに関する採用チーム通知
  • コード: ORA_INBOUND_SMS_NOTIFICATION

Eメール通知テンプレート

Webhook機能 

Eメール通知はWebhook機能を使用してリアルタイムで送信されます。Webhook機能にはSMSプロバイダからの受信SMSメッセージを瞬時に読み取る能力があります。既存のインバウンド・メッセージに対するスケジュール済プロセスも受信SMSメッセージを読み取って処理しますが、その実行は15分に1回です。Webhookを使用すると、この時間差が解決されメッセージが瞬時に処理されるようになります。

ノート: Webhook機能が使用可能になりましたが、Webhookではアプリケーションの使用不可や急激な利用増が原因で同期問題が発生することがあるため、同期問題の補助的な解消手段として引き続きスケジュール済プロセスを実行することをお薦めします。

Eメール通知の構成

候補者が採用チームにSMS返信を送信したときに通知されるユーザーと通知される条件を構成できます。

  1. 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
  • 設定: 採用および候補者エクスペリエンス
  • 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
  • タスク: 採用メッセージ構成
  1. 「テキスト・メッセージ返信に関する採用チーム通知」セクションで、「編集」をクリックします。

Eメール通知設定

  1. 候補者とのアクティブなSMS会話を持つすべての人に通知するかどうかを決定します。ジョブ応募または見込みベースのアクティブな会話に採用担当者、採用マネージャまたはその両方を含めることができます。

ノート: 候補者プロファイル・ページまたは候補者プール・ページからメッセージを送信した場合、送信者が誰であろうと候補者がメッセージに返信したときにEメール通知が届きます。通知の受信者に採用担当者または採用マネージャを含めるかどうかの選択は、この動作に影響しません。

  1. 候補者と採用チーム・メンバー間のSMS会話がアクティブとみなされる最大日数を入力します。たとえば、ここで20日を指定したとします。採用チーム・メンバーが過去20日以内に候補者にSMSを送信し、候補者が返信した場合、このアクティブな会話期間中に候補者と会話を開始したすべての採用チーム・メンバーにEメール通知が送信されます。また、採用担当者および採用マネージャに通知することを選択した場合、それらの採用担当者および採用マネージャがアクティブな会話に関連する求人の一部として含まれていれば、それらの採用担当者および採用マネージャにもEメール通知が届きます。

ノート: この設定のデフォルト値は15日で、シード済プロファイル・オプションORA_IRC_INBOUND_SMS_ACTIVE_CONVERSATION_PERIODで構成されます。

  1. 何時間以内に受信した候補者からの返信をEメール通知の送信対象にするかを指定します。たとえば、ここで120時間を指定したとします。候補者の返信SMSがこの時間枠内に受信され、スケジュール済プロセスによって処理されると、採用チームにEメール通知が送信されます。たとえば、候補者が120時間より前にSMSメッセージを送信し、そのメッセージが前回のSMSプロバイダとのWebhook同期で捕捉されなかったとします。次のスケジュール済プロセスが実行されるときに、そのSMSメッセージはアプリケーションに取り込まれますが、採用チームに対するEメール通知はトリガーされません。なぜなら、その候補者からの返信はここで構成した時間枠外であるためです。

ノート: 設定する時間数は、アクティブな会話の最大日数よりも短く、および小さくすることをお薦めします。この設定のデフォルト値は120時間で、シード済プロファイル・オプションORA_IRC_INBOUND_SMS_NOTIFICATION_PERIODで構成されます。

  1. 「保存」をクリックします。

この機能により採用チーム・メンバーは、候補者がSMS返信を送信したときにリアルタイムで通知を受信し、候補者処理タスクを迅速に処理できます。

有効化のステップ

この機能を使用する際の前提条件は次のとおりです:

  • Recruiting CloudでアクティブなSMSプロバイダを設定します。
  • SMS通信を有効にします。
  • アクティブなSMSプロバイダで双方向SMS通信を有効にします。
  • プロファイル・オプションORA_IRC_2_WAY_SMS_LAST_SYNC_TIMEが設定されていることを確認します。

ノート: 勤務先電話番号には、双方向メッセージング対応で短縮コード番号を使用していないものを使用する必要があります。

ユーザーがWebhookにアクセスできるようにするには、次のステップに従います:

  1. ジョブ・ロールを作成します。

ジョブ・ロールの作成

  1. 次の機能権限を追加します:

名前: RESTサービスの使用 - インバウンドSMS Webhook

コード: IRC_REST_SERVICE_ACCESS_INBOUND_SMS_WEBHOOK_PRIV

ロールへの権限追加

  1. SMSプロバイダのユーザー・アカウントを作成し、このアカウントにジョブ・ロールを追加します。

ユーザー・アカウントの作成

ノート: Webhookにアクセスするように設定されているユーザー・アカウントには、先ほど作成したジョブ・ロール以外の権限またはロールを関連付けないでください。

  1. 次のスケジュール済プロセスを実行して、セキュリティ・ロールを適用します:
  • ユーザーおよびロールのアプリケーション・セキュリティ・データのインポート
  • 最新のLDAP変更の取得
  1. アクティブなSMSプロバイダのアカウントでWebhook機能を構成します。詳細は、My Oracle SupportのドキュメントID 2936718.1を参照してください。

ヒントと考慮事項

  • この機能は現在、TwilioおよびSyniverseプロバイダでのみ動作します。
  • 5日のデフォルト値をプロファイル・オプションORA_IRC_2_WAY_SMS_LAST_SYNC_TIMEに設定することをお薦めします。Twilioの場合、400日を超える値を追加した場合、デフォルトが400日に設定されます。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のトピックを参照してください:

更新23B

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年9月29日

採用/候補者および候補者ジョブ応募

検索結果リストのグリッド・ビューでの最新のジョブ応募および対応

文書の更新。機能情報の改訂。

2023年6月30日

採用/候補者および候補者ジョブ応募

情報要求通知の手動送信

文書の更新。機能情報の改訂。

2023年5月26日 採用/候補者および候補者ジョブ応募 「候補者の検索」ページへのディープ・リンク

文書の更新。機能情報の改訂。

2023年5月26日

採用/ジョブ・オファー FastFormula: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」

文書の更新。機能情報の改訂。

2023年5月26日

採用/候補者および候補者ジョブ応募 候補者の開始日を変更する単純なワンステップ・プロセス

文書の更新。機能情報の改訂。

2023年4月28日 採用/採用の置換または削除された機能 AddThisサービスの終了

文書の更新。更新23Bで提供された機能。

2023年3月31日 採用ブースタ/採用イベント キャリア・サイトでのイベントの検索およびフィルタ機能の強化

文書の更新。機能情報の改訂。

2023年3月3日     初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションについては、この「新機能」に記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

  • リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
  • 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

____________________

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

____________________

全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント

  • HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を見つけることができます。
  • 人事管理の新機能「グローバル人事管理」の項で、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません

  • Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
  • Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
  • リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。

この情報に関する責任の詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

採用

採用

候補者エクスペリエンス

代替の場所名

キャリア・サイト構成: 追加の行レイアウト

キャリア・サイト構成: グローバル・ヘッダー設定

キャリア・サイト構成: リンク制限の引上げ

ジョブ求人フレックスフィールドを使用したキャリア・サイトのコンテキスト化

Indeed経験の最適化

候補者および候補者ジョブ応募

拡張ジョブ応募フィルタ

「候補者の検索」ページへのディープ・リンク

検索結果リストのグリッド・ビューでの最新のジョブ応募および対応

情報要求通知の手動送信

ジョブ応募での国別仕様情報の事前入力

検索結果リストでの一括処理のための「すべて選択」チェック・ボックス

候補者の開始日を変更する単純なワンステップ・プロセス

候補者インタビュー

追加のインタビュー時間

候補者プール

プール内のフォローアップ・タスク

候補者プール・データ・セキュリティの変更

ジョブ求人

ジョブ求人の作成のためのコンテキスト・ジャーニ

求人承認ルール: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」

ジョブ・オファー

FastFormula: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」

スクリーニング・サービス

追加のパートナ結果のジョブ応募フレックスフィールド

機会マーケットプレイス

機会マーケットプレイスを介した内部候補者エクスペリエンスの強化

オートコンプリートのルール

オートコンプリートのルール: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」

HCMデータ・ローダー

採用のためのHCMデータ・ローダーの拡張機能

HCM抽出

ジョブ求人のリモート・フィールドの抽出

採用の置換または削除された機能

AddThisサービスの終了

採用ブースタ

インタビュー

自動スケジューリングに対するインタビュー担当者の希望する勤務可能状況

自動スケジューリングでの重複するタイム・スロット

採用イベント

イベント登録フローへの質問の追加

採用済および応募済メトリックによるイベント成功の調整

キャリア・サイトでのイベントの検索およびフィルタ機能の強化

候補者エクスペリエンス・サイトのイベント詳細ページの機能改善

キャリア・サイトでの複数言語によるイベントのレンダリング

採用アシスタント

採用ブースタおよび簡易応募の有効化

双方向連絡

内部候補者に対する双方向連絡

採用のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス

複数人ギグのレポート

ソース・トラッキングに追加された表示名

「採用キャンペーン」サブジェクト領域の調整

拡張された外部候補者トラッキング・アクティビティ

採用の重要な処理と考慮事項

採用

採用

Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。

候補者エクスペリエンス

代替の場所名

外部候補者が場所を使用してジョブを検索する場合、代替名を使用して場所を検出できるようになりました。

この例では、候補者は、通常の略称の「CA」ではなく、「California」という代替の場所名を入力して「California」を見つけました。

この機能改善により、市区町村および都道府県レベルの場所に対して周知されている代替を使用できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするステップを次に示します。

ステップ1: プロファイル・オプションを有効化するには

代替の場所名の使用を有効にするには、新しいプロファイル・オプションORA_IRC_SEARCH_LOCATION_INCLUDE_ALT_NAMESを有効にする必要があります。デフォルトでは、プロファイル・オプションはNに設定され、プライマリの場所名のみが表示されます。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_SEARCH_LOCATION_INCLUDE_ALT_NAMESを検索します。
  3. プロファイル値を「Y」に設定します。
  4. 「保存してクローズ」をクリックします

ステップ2: 代替の場所名の作成

代替の場所名を作成するには、「設定および保守」作業領域の地理の管理タスクを使用します。

米国カリフォルニア州に代替の場所名を追加する方法の例を次に示します。

  1. 「設定および保守」作業領域で、地理の管理タスクを検索します。
  2. 地理の管理ページで、米国を検索します。次に、カリフォルニア州(CA)に移動します。
  3. 代替の場所名を追加します。この例では、代替の場所名が1つ追加されています。

カリフォルニア州の代替の場所名

ステップ3: マスター地理階層の再索引付けまたは地理名の更新

このステップは、キャリア・サイトで構成されているデフォルトの事業所検索モードによって異なります。詳細は、キャリア・サイト事業所検索の構成を参照してください。

キャリア・サイトで「すべての事業所」検索モードを使用している場合は、「マスター地理階層のロードおよび索引付け」スケジュール済プロセスを実行して、事業所索引を再作成する必要があります。最初のアクティブ化時にはパラメータを設定しないでください。

地理の管理ページで地理を変更するたびに、「マスター地理階層のロードおよび索引付け」スケジュール済プロセスを実行する必要があります。パラメータを使用できます。前述の例では、国にUS、州にCAを使用できます。

特定のパラメータが指定されているスケジュール済プロセス

特定のパラメータが指定されているスケジュール済プロセス

キャリア・サイトで「採用事業所」検索モードを使用している場合は、アクティブな採用地理階層の地理名を更新する必要があります。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「地理階層」タスクを検索します。
  2. 「地理階層」ページで、アクティブな地理階層を開きます。
  3. 「処理」メニューで、「地理名の更新」を選択します。

ヒントと考慮事項

この機能は、Oracle Searchでのみ機能します。

この機能は、「近くの事業所」検索と「ジョブ事業所」検索に適用されます。

キャリア・サイト構成: 追加の行レイアウト

キャリア・サイト・デザイン・エディタを使用してキャリア・サイト・ページを構成する場合、行を追加する際に2つの追加の行レイアウトを選択できるようになりました。

  • 25% x 75% (1/4 x 3/4)
  • 75% x 25% (3/4 x 1/4)

キャリア・サイト・デザイン・エディタの追加の行レイアウト

この機能改善により、より魅力的なキャリア・サイトを作成できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

キャリア・サイト構成: グローバル・ヘッダー設定

キャリア・サイト・テーマを構成するときに、キャリア・サイトのグローバル・ヘッダーを構成できるようになりました。新しいセクション「グローバル・ヘッダー」を使用できます。

「テーマ」タブの「グローバル・ヘッダー」セクション

次のヘッダー要素を構成できます。

ヘッダー・オプション: 水平ナビゲーションまたはハンバーガ・ナビゲーションを選択できます。

ハンバーガ・ナビゲーション・オプション

ロゴの非表示: このオプションを選択すると、ロゴは表示されません。

ヘッダーに表示されているロゴ

「従業員です」ボタン・アイコンの非表示: このオプションを選択すると、「私は従業員です」テキストの横のアイコンは表示されません。

ヘッダーに表示される「私は従業員です」アイコン

従業員ですテキスト: 表示するテキストを入力します。テキストを表示しない場合は、フィールドを空白のままにします。

「プロファイル」ボタン・アイコンの非表示: このオプションを選択すると、「プロファイルの管理」アイコンは表示されません。

ヘッダーに表示される「プロファイル」アイコン

プロファイル・テキスト: 表示するテキストを入力します。テキストを表示しない場合は、フィールドを空白のままにします。

ノート: 「従業員ですテキスト」フィールドと「プロファイル・テキスト」フィールドにカスタム・テキストを入力した場合は、「翻訳」タブでテキストを翻訳できます。

この機能改善により、より魅力的なキャリア・サイトを作成できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

キャリア・サイト構成: リンク制限の引上げ

キャリア・サイトのヘッダー・リンクを構成するときに、グローバル・ヘッダーで使用するリンクとサブリンクを最大25個まで定義できるようになりました。

「ヘッダー・リンク」セクション

この機能改善により、より魅力的なキャリア・サイトを作成できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ジョブ求人フレックスフィールドを使用したキャリア・サイトのコンテキスト化

ジョブ求人フレックスフィールドをキャリア・サイト・コンテキスト・フィルタとして追加します。キャリア・サイト構成の「一般」タブには、2つの新しいフィールドがあります。

キャリア・サイトのカスタム・フィルタ

最初に、DFFが存在するコンテキストを選択し、適切なDFFを選択します。選択すると、サイト・コンテキスト・フィルタに追加されます。ドロップダウン・リストから適切な値を選択します。

DFFフィルタ

これにより、フレックスフィールド値に基づいてキャリア・サイトに求人を掲載できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • 独立したDFFのみがサポートされています。
  • カスタム・フィルタは、サイト・リストのタイルには表示されません。
  • 候補者エクスペリエンス・サイト・コンテキストDFFはジョブ推奨では考慮されません。つまり、サイトで「類似ジョブ」と「推奨ジョブ」が有効になっている場合は、設定されたDFFサイト・コンテキストと一致しない一部のジョブが推奨される可能性があることを意味します。たとえば、コンテキスト・フィルタとして選択したDFF値が「Alumni」の場合、そのサイトの「類似ジョブ」セクションに、その「Alumni」DFF値のないジョブが表示されることがあります。

Indeed経験の最適化

Indeedでジョブの機会を見つけた外部候補者は、最適化されたジョブ応募エクスペリエンスからのメリットを得られます。Indeedからの候補者のデータは、候補者のプロファイルの設定および応募フォームのフィールドの事前入力に使用されます。

「Indeedで応募」が有効になっている場合は、「設定および保守」作業領域の2つの新しい設定で、最適化されたジョブ応募エクスペリエンスが制御されます。

  • Indeed経験の最適化: 「アクティブ」チェック・ボックスを選択すると、最適化されたIndeed経験が有効になります。
  • Indeed認証を信頼: この設定を有効にすると、Indeedで検証された候補者に対するキャリア・サイトでのアイデンティティの検証プロセスがバイパスされます。
    • Indeedからの候補者で、復職候補者として識別された候補者は、自動的に検証されるため、検証なしでさらに進行できます。
    • Indeedからの候補者で、新しい候補者として識別された候補者は、自動的に検証されるため、6桁のアイデンティティの検証プロセスを実行する必要はありません。
  • Indeedドメイン: 「Indeed経験の最適化」を有効にすると、指定されたIndeedドメインからの候補者は、最適化されたIndeed経験からのメリットを得られます。

Indeed経験の構成の最適化

この機能改善により、ジョブに応募する外部候補者の離脱率が減少します。

有効化のステップ

最適化された新しいIndeedジョブ応募エクスペリエンスを構成する前に、「Indeedで応募」機能を有効にしておく必要があります。

  1. 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
    • オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
    • 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
    • タスク: 採用カテゴリのプロビジョニングおよび構成
  2. 「カテゴリのプロビジョニングおよび構成」ページで、「プロファイル・インポート」セクションに移動し、「編集」をクリックします。
  3. 「プロファイル・インポート・パートナ」ページで、「ソーシャル・メディア」セクションに移動します。
  4. 「Indeed」セクションで、「Indeedで応募」を有効にする必要があります。クライアントIDとクライアント秘密キーを入力し、「アクティブ」チェック・ボックスを選択します。
  5. これで、これらの新しい設定を構成できるようになりました。これらの設定を有効にすると、ジョブ応募フローが変更され、外部候補者のユーザー・エクスペリエンスが向上します。有効にしていない場合、ジョブ応募エクスペリエンスは変更されません。
    • Indeed経験の最適化
    • Indeed認証を信頼: この設定を有効にできるのは、「Indeed経験の最適化」オプションの「アクティブ」チェック・ボックスが選択されている場合のみです。
  6. 「Indeedドメイン」フィールドに、リファラ・ドメイン"indeed.com"を入力します。これがデフォルト値です。ドメインが変更された場合は、ここに新しいドメインを入力できます。
  7. 「保存」をクリックします。

候補者および候補者ジョブ応募

拡張ジョブ応募フィルタ

Oracle Searchが使用可能な場合に、高度なフィルタリング機能を使用して、ジョブ応募リストに対してより複雑なターゲット検索を実行できます。

ジョブ応募リストにナビゲートすると、「フィルタを表示」リンク、パーソナライズされたフィルタ・アイコンの順にクリックして、新しい拡張フィルタにアクセスできます。

「ジョブ応募」ツールバーの「拡張フィルタ」リンク

ジョブ応募の質問と回答、スキル、雇用主、ポジション、学位、専攻、学校、面接フィードバック質問リストおよびその他情報フィールドを選択して、適切な候補者をより迅速に検索できます。

これらのフィルタを使用して、複数の値を選択できます。

複数のジョブ応募の質問と回答を選択すると、次のようになります。

  • 質問の間ではAND演算子が使用されます
  • 同じ質問に対する回答の間ではOR演算子が使用されます

次のフィルタに複数の値を選択すると、OR演算子が使用されます。

  • スキル
  • 候補者ラベル
  • 雇用主
  • ポジション
  • 学位
  • 専攻
  • 学校および学校名
  • インタビュー質問リスト
  • その他情報

AND演算子は、フィルタ・カテゴリ全体でフィルタ値を選択する場合に使用されます。

また、ジョブ応募リストの「キーワード」フィールドが、履歴書カテゴリに割り当てられたジョブ応募の添付に対して検索されるように拡張されました。

ノート: 「キーワード」フィールドのブール検索はサポートされていません。"製品マネージャ"を検索すると、履歴書に"製品"や"マネージャ"の語が含まれているジョブ応募が表示されます。

「その他情報」フィルタでは、独立したフレックスフィールド・セグメントのみがサポートされます。日付として構成されているセグメントはフィルタできません。サポートされていないフレックスフィールド・セグメント・タイプには、次のものがあります。

  • 依存
  • サブセット
  • ビュー・オブジェクト
  • 表ベースの依存

ジョブ応募リストに拡張フィルタを追加すると、適切な候補者をより早く見つけることができます。

有効化のステップ

この機能にはOracle Searchが必要です。

ステップ1: プロファイル・オプションの有効化

デフォルトでは、Oracle Searchのジョブ応募フィルタ機能は使用できません。有効にするには、新しいプロファイル・オプションORA_IRC_JA_ORACLE_SEARCH_ENABLEDを有効にする必要があります。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_JA_ORACLE_SEARCH_ENABLEDを検索します。
  3. プロファイル値を「Y」に設定します。
  4. 「保存してクローズ」をクリックします。

ステップ2: ジョブ応募添付の索引付けの有効化

22Dより前にOracle Searchでジョブ応募フィルタを有効にしていない場合は、検索索引の初期取込みを実行する前に、最初にジョブ応募の添付の索引付けを有効にしておく必要があります。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_FND_SEARCH_ATTACH_ENABLEDを検索します。
    • このプロファイル・オプションは採用に固有のものではないため、すでに有効になっている可能性があります。
  3. プロファイル値を「はい」に設定します。
  4. 「保存してクローズ」をクリックします。
  5. 「設定および保守」作業領域で、「グローバル検索構成の管理」タスクを検索します。
  6. 「グローバル検索構成の管理」ページで、添付検索の構成ボタンをクリックします。
  7. 「作成」ボタンをクリックして新しい行を追加し、索引名fa-hcm-jobapplicationを選択します。
  8. 「コンテンツ・タイプ」フィールドで、サンプルから作成ボタンを使用してコンテンツ・タイプを表示するか、すべてのコンテンツ・タイプに対する*/*を入力できます。

ステップ3: 新規プロセスのスケジュール

索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するためのESSジョブというスケジュール済プロセスを実行する必要があります。再取込みする索引名はfa-hcm-jobapplicationです。

「候補者の検索」ページへのディープ・リンク

「候補者の検索」ページへのディープ・リンクを作成します。採用マネージャと採用担当者が使用できる新しいリンクがあります。

「候補者の検索」ディープ・リンク

これらのリンクは、他のWebページに配置したり、候補者の参照にすばやくアクセスするためにブラウザのお気に入りとして保存できます。

この機能を使用すると、「候補者の検索」検索ページに簡単にすばやくアクセスできます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

主なリソース

ディープ・リンクの追加については、『採用の実装』ガイドのディープ・リンクのトピックを参照してください。

アクセス要件

ディープ・リンクを機能させるには、ユーザーに機能権限「候補者の検索」(IRC_SEARCH_FOR_CANDIDATE_PRIV)が付与されている必要があります。

検索結果リストのグリッド・ビューでの最新のジョブ応募および対応

ジョブ応募および対応情報をリスト・ビューに表示することで、検索結果リストから、ジョブ応募に対して候補者が現在アクティブである状況を把握します。候補者の最近のジョブ応募3件、およびジョブ応募に対して行われた最近の対応3件を表示できるようになりました。最初の120文字は対応ごとに表示されますが、上にカーソルを置くと、より多くのコンテンツを表示できます。

応募が3件を超えている場合は、リストの下部のカッコ内に応募件数が表示されます。

「履歴書プレビュー」リンクもあります。

候補者プロファイルまたはプール・メンバーに対する対応をログに記録できますが、ここにはジョブ固有の対応のみが表示されます。

次の図は、ビューの構成方法の1つの例です。

グリッド・ビューの例

採用担当者は、検索結果リストで候補者を管理しながら、ジョブ応募に関する最近の候補者アクティビティをすばやく理解できます。これは、業務効率の向上と、より情報に基づいた候補者との対応に役立ちます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

主なリソース

  • グリッド・ビューの詳細は、『採用の使用』ガイド候補者プールのグリッド・ビューに関するトピックを参照してください。

  • パーソナライズされたビューの作成の詳細は、『採用の使用』ガイドパーソナライズされたグリッド・ビューの作成に関するトピックを参照してください。

情報要求通知の手動送信

情報要求通知を候補者に手動で送信できるようになりました。これは、候補者が特定のフェーズまたは状態に達したときに情報要求通知が自動的にトリガーされる場合や、プロセスの早い段階で通知を送信する必要がある場合に役立ちます。候補者が要求に返信しなかった場合にも役立ちます。

「ジョブ応募」リストで1人以上の候補者を選択すると、「詳細情報の要求」という新しい処理が使用可能になります。処理は、候補者応募内でも使用できます。

ジョブ応募リストでの詳細情報の要求処理

「詳細情報の要求」ページでは、再送信する通知を選択できます。候補者選択プロセス内で構成された情報要求通知のみが表示されます。

「詳細情報の要求」ページ

通知が送信されると、「対応」タブに記録されます。

「詳細情報の要求」通知が表示されている「対応」タブ

「詳細情報の要求」通知は、候補者が要求に応じるまで何度でも手動で送信できます。

この新機能を使用すると、候補者選択プロセスによって自動的にトリガーされた通知を候補者が見逃した場合に、候補者に通知を送信できます。

有効化のステップ

この機能を使用する前に、必要なアクセス権を付与します。詳細は、アクセス要件のセクションを参照してください。

アクセス要件

情報の要求通知を手動で送信するには、「候補者からの情報をさらに要求」権限が必要です。この権限は、デフォルトで採用担当者に付与されます。

 権限名 権限コード ジョブ・ロール
候補者からの情報をさらに要求 IRC_REQUEST_MORE_INFORMATION_FROM_CANDIDATES_PRIV 採用担当者

ジョブ応募での国別仕様情報の事前入力

ジョブ応募レベルで、より多くの国別仕様情報を取得できます。

この機能を有効にすると、候補者にかわって応募を作成する際に国別仕様情報が自動的に保存され、ジョブに応募する外部候補者に返すように事前に入力されます。

この拡張により、多様性レポートが大幅に改善され、より意味のあるものになります。

有効化のステップ

外部ジョブ応募に対してこの機能を有効にするには、「設定および保守」作業領域の「候補者応募の国別仕様情報の事前入力」設定をアクティブ化する必要があります。

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
    • オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
    • 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
    • タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報の管理
  2. 「採用管理」セクションを展開し、「編集」をクリックします。
  3. 「候補者応募の国別仕様情報の事前入力」フィールドで、「はい」を選択します。
  4. 「保存」をクリックします。

この機能は、候補者のかわりに応募を作成するために常に有効になっています。

検索結果リストでの一括処理のための「すべて選択」チェック・ボックス

「すべて選択」チェック・ボックスを使用して、検索結果リストのすべての候補者を選択します。このチェック・ボックスは、検索結果が500件以下の場合に使用可能になります。

「すべて選択」チェック・ボックス

「すべて選択」をクリックすると、ページ上ですぐに使用できない場合でもアイテムが選択されます。「アイテムをさらにロード」をクリックすると、さらに表示できます。

「すべて選択」で「アイテムをさらにロード」をクリックするまで表示されていないアイテムを選択

選択した後、「処理」メニューから処理を選択し、候補者に一括で適用できます。つまり、一度に最大500人の候補者にメッセージを送信したり、一度に最大500人の候補者をプールに移動できます。

バッチ・プロセスの実行および完了時の通知

50人以上の候補者に一括処理を適用すると、処理がバッチ・キューに追加され、バッチの準備が整ったときにベル・アイコンで通知されます。

ノート: 処理が50人以下に適用される場合は、同期的に(ただちに)実行されます。51-500人の候補者に適用される場合、プロセスは非同期的にバッチとして実行されます。

この機能を使用すると、一度に500人の候補者に一括処理をすばやく適用できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

候補者の開始日を変更する単純なワンステップ・プロセス

以前のリリースでの「開始日の変更」処理は、ジョブ応募がHRフェーズのときに、「ジョブ・オファーの管理」ページから内部候補者に対してのみ使用できました。Oracle Recruitingの新しい「開始日の変更」処理を使用して、単純なワンステップ・プロセスで内部候補者と外部候補者の両方の開始日を変更できるようになりました。

「開始日の変更」処理は、ジョブ応募がオファーまたはオファー後(カスタム)フェーズにある場合は「処理」メニューで使用でき、ジョブ応募がHRフェーズにある場合は「ジョブ・オファー」ページ(「ジョブ・オファーの管理」クイック処理)で使用できます。

開始日は複数回変更できます。この変更は、オファー・チームおよび候補者に通知されます。これらの開始日の変更は、ジョブ応募の「メッセージ」タブにある通知日のタイム・スタンプで追跡できます。

「処理」メニューの「開始日の変更」処理

オファー開始日の変更ページ

この機能改善により、外部候補者と内部候補者の両方の提示開始日を、Oracle Recruitingから単純なワンステップのプロセスで変更できます。また、採用ユーザーの時間を節約し、生産性を向上させることもできます。

有効化のステップ

アラート・コンポーザでは、候補者の開始日の変更についてオファー・チームに通知できます。通知をそのまま使用することも、必要に応じてパーソナライズすることもできます。

  • IRC_ChangeStartDate_Internal_External

採用コンテンツ・ライブラリでは、開始日が変更されたことを候補者に通知できます。通知をそのまま使用することも、必要に応じてパーソナライズすることもできます。

  • ジョブ・オファー開始日の変更(ORA_JOB_OFFER_STARTDATE_CHANGE)

ヒントと考慮事項

一般的なノート:

  • ビジネス上の理由による開始日の変更には、承認は必要ありません。

  • ジョブ応募がHRフェーズにあり、従業員レコードがアクティブになった(開始日に達した)場合は、「ジョブ応募」または「ジョブ・オファーの管理」領域から外部候補者の開始日を変更することはできません。

  • Oracle Recruitingでレコードが変換された場合(「ジョブ・オファーの管理」ページから手動で送信された場合、またはプロファイル・オプション設定を使用して自動的に送信された場合)は、「ジョブ応募」または「ジョブ・オファーの管理」領域から内部候補者の開始日を変更することはできません。
  • 「開始日の変更」処理を使用できるのは、オファーの書直しが許可されているウィンドウ期間のみです。このウィンドウ期間は、「企業採用および候補者エクスペリエンス情報」タスクの「オファーの書直しおよび取消」セクションで指定します。

  • この表は、様々なシナリオで開始日の変更が生じる動作について説明しています。

タイミング

開始日(採用日)の更新 コメント
オファーおよびオファー後フェーズ オファー領域(OR)で 開始日は「ジョブ・オファー」ページで更新されます。
処理待ち就業者レコードの作成時(HRフェーズ) 処理待ち就業者レコードでのみ

開始日は待ち状態の就業者レコードで更新されますが、「ジョブ・オファー」ページでは、採用ユーザーの新しい開始日とともにバナーが表示されます。

従業員レコードの作成時(HRフェーズ) 従業員レコードでのみ

開始日は従業員レコードでのみ更新されます。

個別報酬プランに固有のノート:

  • 更新21Cでは、個別報酬プランの支払開始日と支払終了日をオファーに含まれる予定開始日と同期する機能が導入され、21Dで処理待ち就業者に拡張されました。予定採用日、開始日または送信日に対してこの日付オプションで構成されたすべてのプランは、採用担当者が日付を上書きしていないかぎり、予定開始日と自動的に同期されます。
  • 他の日付オプションで構成されたプランの場合、開始日は、新しい開始日が古い日付より後の場合にのみ更新されます。新しい開始日が既存の開始日より前の場合、プラン開始日は変更されません。

主なリソース

詳細は、報酬の実装ガイドの次のトピックを参照してください。

アクセス要件

「開始日の変更」処理を表示するには、「ジョブ・オファー開始日の変更」職務ロールおよび機能権限が必要です。これらの新しい権限は、次の2つの新しい職務ロールを介して、採用担当者および採用マネージャのロールにデフォルトで付与されます。

職務ロール 職務ロール・コード ロール

ジョブ・オファー開始日の変更

ORA_IRC_CHANGE_JOB_OFFER_START_DATE_DUTY

採用担当者

採用マネージャによるジョブ・オファー開始日の変更

ORA_IRC_CHANGE_JOB_OFFER_START_DATE_BY_RECRUITING_MANAGER_DUTY

採用マネージャ

集計権限「ジョブ・オファーへの対処」が職務ロールに変換されました。これには「ジョブ・オファー開始日の変更」(IRC_CHANGE_JOB_OFFER_START_DATE_PRIV)権限が付与されています。人事担当者ロールはこの機能を自動継承します。人事担当者がジョブ・オファー開始日を変更できないようにするには、「ジョブ・オファーへの対処」職務ロールのコピーを作成し、「ジョブ・オファー開始日の変更」権限を削除してください。

候補者インタビュー

追加のインタビュー時間

管理者が追加のインタビュー面接時間を構成し、ユーザーが候補者とのインタビューをスケジュールするときに、それらの時間を使用できるようになりました。

面接時間参照が次のように拡張されました。

  • さらなる期間値および追加の15分ブロックがあります。参照には次の値が含まれます。
  • 15分
  • 30分
  • 45分
  • 1時間、1時間15分、1時間30分、1時間45分
  • 2時間、2時間15分、2時間30分、2時間45分
  • 3時間
  • 4時間
  • 5時間
  • 6時間
  • 7時間
  • 8時間
  • ユーザー定義参照になりました。使用可能にする値を選択できます。ノート: 製品では値の解釈方法を把握できないため、カスタム値を作成することはお薦めしません。
  • 新しい値はデフォルトでは無効になっています。デフォルトで有効になっている1時間30分の値は除きます。

「面接時間」フィールドで有効にした値は、フィールドが表示されているすべての場所で使用できます。次に例を示します。

  • ユーザーが候補者管理のインタビュー・スケジュールにスロットを定義するとき。
  • ユーザーが候補者のインタビューをスケジュールするように要求するとき(採用ブースタで使用可能)。
  • インタビュー・コーディネータが「インタビューへの招待の送信」処理を使用してインタビューの面接時間を変更するとき(採用ブースタで使用可能)。

ユーザーがインタビュー時間枠を定義するときの面接時間

この機能改善により、インタビュー面接時間の柔軟性が向上しました。

有効化のステップ

面接時間の値は、参照ORA_IRC_IS_MEETING_DURATIONで定義できます。

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
    • オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
    • 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
    • タスク: 採用および候補者エクスペリエンス参照
  2. 「採用および候補者エクスペリエンス参照」ページで、参照タイプORA_IRC_IS_MEETING_DURATIONを検索します。
  3. 「参照コード」セクションには、使用可能なすべての期間値が表示されます。有効にするものを選択します。値の意味を変更することもできます。たとえば、1時間を60分と表示するように変更できます。
  4. 「保存してクローズ」をクリックします

面接時間参照コード

候補者プール

プール内のフォローアップ・タスク

期日のあるフォローアップ・タスクを作成して、候補者のフォローアップを管理します。フォローアップ・タスクは、採用担当者が候補者の育成に関してリマインダを作成するのであれば何でもかまいません。たとえば、特定の日付に候補者に電話して勤務可能かどうかを確認したり、候補者にEメール・メッセージを送信してジョブ・フェアをどのように気に入ったかを確認するなどが考えられます。

候補者プール・メンバーの候補者レベルに、新しい「タスク」タブがあります。

「タスク」タブ

クリックして、フォローアップ・タスクを表示および追加します。

フォローアップ・タスク

新しいフォローアップ・タスクを追加するには、「追加」をクリックします。

フォローアップ・タスクの追加

将来の期日を割り当て、「ノート」フィールドを使用して関連するフォローアップ情報を入力します。「保存してクローズ」をクリックします。

フォローアップ・タスクの編集、削除または完了

フォローアップ・タスクを編集、削除、または完了としてマークできます。

プール・メンバー・リストをフィルタして、期限超過、今日期限、将来の期限または日付範囲内のフォローアップ・タスクを識別できます。

フォローアップ・タスク・フィルタ

フォローアップ・タスク・データをグリッド・ビューで使用できるようになりました。新しい「プール・メンバー・フォローアップ・タスク情報」/「フォローアップ・タスク情報」複合フィールドがあります。次の例は、このフィールドがグリッド・ビューにどのように表示されるのかを示しています。

フォローアップ・タスク複合フィールドを含むグリッド・ビュー

フォローアップ・タスクには、最初の120文字が表示されます。タスクの上にカーソルを置くと、最大500文字を表示できます。アクティブなステータスのタスクのみがグリッド・ビューに表示されます。

ノート: 各候補者に複数のフォローアップタスクが関連付けられている場合があります。一度に表示されるのは1つのみですが、候補者名をクリックするとすべて表示されます。

候補者に関連するフォローアップ・タスクを表示できます。

フォローアップ・タスクの表示

「プール・メンバーに関連」を選択すると、現在のプールに関連するフォローアップ・タスクが表示されます。「その他のすべてのフォローアップ・タスク」を選択すると、候補者がメンバーでもある他のプールのコンテキストで候補者のフォローアップ・タスクを表示できます。

この機能を使用すると、候補者に関連するタスクを追跡できます。

有効化のステップ

この機能を使用する前に、必要なアクセス権を付与します。詳細は、アクセス要件のセクションを参照してください。

主なリソース

  • グリッド・ビューの詳細は、『採用の使用』ガイド候補者プールのグリッド・ビューに関するトピックを参照してください。
  • パーソナライズされたビューの作成の詳細は、『採用の使用』ガイドパーソナライズされたジョブ応募グリッド・ビューの作成に関するトピックを参照してください。
  • ロールおよび権限の詳細は、『HCMの保護』ガイドを参照してください。
  • 候補者プールの管理に関連するセキュリティ権限の詳細は、23B新機能のすべてのプールへのアクセスの提供に関する項を参照してください。

アクセス要件

フォローアップ・タスクの表示を確保するための新しい集計権限があります。次の権限は、デフォルトで採用担当者ロールに付与されます。

集計権限名

集計権限コード ジョブ・ロール

候補者フォローアップ・タスクの表示

ORC_IRC_VIEW_CANDIDATE_FOLLOW_UP_TASK

採用担当者

処理待ち候補者フォローアップ・タスクの管理

ORC_IRC_MANAGE_PENDING_CANDIDATE_FOLLOW_UP_TASK

採用担当者

次の権限は、デフォルトで採用マネージャ・ロールに付与されます。この権限には、採用管理者がクリーン・アップまたはその他の理由により、すでに完了したフォローアップ・タスクを削除する機能が含まれます。

集計権限名

集計権限コード

ジョブ・ロール

完了済候補者フォローアップ・タスクの管理

ORC_IRC_VIEW_CANDIDATE_FOLLOW_UP_TASK

採用マネージャ

ノート: 23B更新より前に作成したカスタム採用担当者ロールには、これらの集計権限を追加する必要があります。23B更新後に作成された新しいカスタム・ロールには、これらの権限が追加されます。

前述の集計権限は、所有者である候補者のフォローアップ・タスクを処理します。また、組織では、所有者ではないタスクを表示および管理できるように、特定のユーザーにフォローアップ・タスクに対するスーパーユーザー・アクセス権を付与する必要がある場合があります。

候補者フォローアップ・タスクを管理または表示するために、ITセキュリティ・マネージャとして、セキュリティ・コンソールを使用してデータ・セキュリティを介してすべてのフォローアップ・タスクへのアクセス権を付与できます。

セキュリティ・コンソールを使用して、候補者のフォローアップ・タスクへのフル・アクセス権を付与するデータ・ロールを編集し、新しいデータ・セキュリティ・ポリシーを作成します。「データ・セキュリティ・ポリシーの作成」で、次のようにフィールドを構成します。

  • データ・リソース: 候補者フォローアップ・タスク
  • データ・セット: データ・セットのすべての値を選択します
  • 処理: 必要な処理(候補者フォローアップ・タスクの管理、候補者フォローアップ・タスクの表示)を選択します

データ・セキュリティ・ポリシーの作成

候補者プール・データ・セキュリティの変更

候補者プールのデータ・セキュリティ対応と、すべてのプールの表示、レポートまたは選択を一部のロールに許可できるようにするため、「候補者プールの管理」という新しい集計権限が導入されました。この集計権限には既存の機能権限と新しいデータ権限の両方が含まれています。シード済ロール「採用マネージャ」と「採用担当者」は適宜調整されていますが、機能権限「候補者プールの管理」しか含まれていないカスタム・ロールがある場合は、集計権限が取り込まれるようロール階層の下で調整する必要があります。機能権限のみでは不十分で、集計権限の「候補者プールの管理」が必要になります。

組織によっては、候補者プールの所有者でなくても候補者プールに関連する処理を実行できるように、候補者プールに対するスーパーユーザー・アクセス権を特定のユーザーに付与する必要がある場合があります。

候補者プールを管理、選択またはレポートするために、ITセキュリティ・マネージャとして、セキュリティ・コンソールを使用してデータ・セキュリティを介してすべてのプールへのアクセス権を付与できます。

  • 新規セキュリティ・ビジネス・オブジェクト: 候補者プール
  • 新しい集計権限: 候補者プールの管理(ORA_IRC_MANAGE_CANDIDATE_POOL)
  • 新しいデータ権限: 候補者プール・データの管理(IRC_MANAGE_CANDIDATE_POOL_DATA)
  • 新しいデータ権限: 候補者プール・データの選択(IRC_CHOOSE_CANDIDATE_POOL_DATA)
  • 新しいデータ権限: 候補者プール・データのレポート(IRC_REPORT_CANDIDATE_POOL_DATA)

セキュリティ・コンソールを使用して、候補者プールへのフル・アクセス権を付与するデータ・ロールを編集し、新しいデータ・セキュリティ・ポリシーを作成します。「データ・セキュリティ・ポリシーの作成」で、次のようにフィールドを構成します。

  • データ・リソース: ビジネス・オブジェクトとして候補者プールを選択します
  • データ・セット: データ・セットのすべての値を選択します。
  • 処理: 必要な処理(候補者プールの選択、候補者プールの管理、候補者プールのレポート)を選択します。

セキュリティ・コンソールでのデータ・セキュリティ・ポリシーの作成

この新機能により、プール所有者がロールを辞めるか変更した後、アクセスできないゴースト候補者プールがなくなります。すべてのプールにいつでもアクセスし、グローバル・レポートを実行し、スーパーユーザーによるタレント・コミュニティ・プールを効率的に管理できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

レポート・ユーザーは、デフォルトで自分のプールおよびグローバル・プールについてのみレポートできます。グローバル・プールは、23Bより前はすべてのユーザーに対してユーザー・インタフェースに表示されていましたが、所有権以外ではレポートできませんでした。現在は、製品とレポートに同じ調和したアクセスがあります。「すべての値」オプションをデータ・ロールに追加すると、製品アクセスとレポート・アクセスの両方に適用されます。「すべての値」アクセス権を付与せずにグローバル・プールへの特定のアクセス権を取得する方法の1つは、ユーザーがグローバル・プールを優先プールとしてマークすることです。これにより、ユーザーが所有者リストに間接的に追加され、すべてを表示してすべてをレポートするアクセス権を必要とせずに、レポート・アクセス権が付与されます。

すべてをレポートするアクセス権を付与する前に、集計権限「候補者プールの管理」を付与する必要があります。

ジョブ求人

ジョブ求人の作成のためのコンテキスト・ジャーニ

管理者は、「ジョブ求人の作成」処理のコンテキスト・ジャーニを構成できるようになりました。ジャーニは、組織で定型的なプロセスや特別なプロセスを効果的に自動化するのに役立つチェックリストまたは一連のタスクで構成されます。

コンテキスト・ジャーニの設定に基づいて、ユーザーが「自分のチーム」または「自分のクライアント・グループ」のいずれかから「ジョブ求人の作成」クイック処理をクリックすると、単一のコンテキスト・ジャーニまたは適格なコンテキスト・ジャーニのリストが表示され、ユーザーはコンテキスト・ジャーニを起動して処理を実行できます。

コンテキスト・ジャーニを起動するジョブ求人処理の作成

ジョブ求人を作成するためのコンテキスト・ジャーニ

コンテキスト・ジャーニで完了したタスク

この機能では、ビジネス・プロセスの一部として実行する必要がある様々なアクティビティをオーケストレーションできます。

有効化のステップ

コンテキスト・ジャーニを有効にするには、プロファイル・オプションORA_PER_CONTEXTUAL_JOURNEYS_ENABLEDを有効にする必要があります。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_PER_CONTEXTUAL_JOURNEYS_ENABLEDを検索します。
  3. プロファイル値を「Y」に設定します。
  4. 「保存してクローズ」をクリックします

コンテキスト・ジャーニを構成するには、「設定および保守」作業領域の「チェックリスト・テンプレート」タスクを使用してチェックリスト・テンプレートを作成する必要があります。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「チェックリスト・テンプレート」タスクを検索します。
  2. 「チェックリスト・テンプレート」ページで、「作成」ボタンをクリックします。
  3. 「チェックリストの作成」ウィンドウで、「コンテキスト・ジャーニ」カテゴリを選択します。
  4. 「OK」をクリックします。

「チェックリストの作成」ウィンドウ

  1. 「一般」タブで、フィールドに値を入力します。
    • コンテキスト: クイック処理が表示されるコンテキスト(「自分のチーム」または「自分のクライアント・グループ」)を選択します。
    • 処理名: 「ジョブ求人の作成」を選択します。
    • ステータス: 「アクティブ」を選択します。
  2. 「保存」をクリックします。

チェックリストの「一般」タブ

  1. 「タスク」タブでは、ユーザーがコンテキスト・ジャーニの一部としてクイック処理を実行できるように、応募タスクを構成する必要があります。
  2. 「作成」ボタンをクリックし、「タスクの作成」を選択します。
  3. 「タスク」ページで、フィールドに値を入力します。
    • 必須: このオプションを選択する必要があります。
    • 実行者: タスクを実行する担当者。「ライン・マネージャ」を選択すると、タスクは「自分のチーム」の下に表示されます。「職責範囲」を選択すると、タスクは「自分のクライアント・グループ」の下に表示されます。
    • タスク・タイプ: 「アプリケーション・タスク」を選択します。
    • アプリケーション・タスク: 「ジョブ求人の作成」を選択します。
    • ステータス: 「アクティブ」を選択します。
  4. 「保存してクローズ」をクリックします

チェックリストの「タスク」タブ

ヒントと考慮事項

  • コンテキスト・ジャーニは、チェックリスト・テンプレート設定ページからのみ構成できます。
  • 既存のジャーニのカテゴリをコンテキスト・ジャーニに変更することはできません。かわりに、新しいコンテキスト・ジャーニを定義してください。
  • コンテキスト・ジャーニを構成するために使用できる属性は、通常のジャーニの設定とは異なります。たとえば、コンテキスト・ジャーニのチェックリストまたはタスク・レベルには適格プロファイルを構成できません。
  • 「基準の構成」セクションの属性は、コンテキスト処理ごとに異なります。
  • DocuSign、I-9およびOPAのタスク・タイプは、コンテキスト・ジャーニではサポートされていません。
  • コンテキスト・ジャーニの処理モードはデフォルトで「アラート・ベースの通知」に設定され、BI Publisherの通知はサポートされていません。
  • コンテキスト・ジャーニ・ギャラリ・ページの「ジャーニなしで続行」ボタンは、セキュリティ権限を使用して制御されます。ロールの項を参照してください。
  • コンテキスト・ジャーニは、「検討」、「自分のジャーニ」および「割当済ジャーニ」タブには表示されません。
  • ジャーニの「自分のタスク」タブには、コンテキスト・ジャーニのタスクが表示されます。
  • 「検討」タブの「ジャーニの作成」ボタンでは、コンテキスト・ジャーニの作成はサポートされていません。
  • コンテキスト・ジャーニの構成が現在サポートされているのは、一部のクイック処理のみに限定されています。
  • コンテキスト・ジャーニ内に構成されたアプリケーション・タスクは、常にプライマリ・アサイメントのコンテキストで起動されます。これは、コンテキスト・ジャーニをトリガーするクイック処理に非プライマリ・アサイメントが選択されている場合でも当てはまります。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

コンテキスト・ジャーニの詳細は、Customer Cloud Connectのクイック・ガイド: コンテキスト・ジャーニおよびガイド付きジャーニを参照してください。

アクセス要件

チェックリスト・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(PER_MANAGE_CHECKLIST_TEMPLATE_PRIV)機能権限が付与されている必要があります。

この表は、この機能をサポートする機能セキュリティ権限、およびこの権限を継承する事前定義ロールを示しています。

機能

職務ロール

ジョブ・ロールまたは抽象ロール

コンテキスト・ジャーニのバイパス

PER_BYPASS_CONTEXTUAL

_JOURNEYS_PRIV

HRによるコンテキスト・ジャーニの管理

ORA_PER_MANAGE_

CONTEXTUAL_JOURNEY_

BY_HR

人事担当者

求人承認ルール: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」

ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」フィールドの値に基づく条件を使用して、ジョブ求人の承認ルールを作成できます。

条件式を作成する際にworkplaceTypeCode属性に対して構成できる値を次に示します。

  • オンサイト
  • 混合
  • リモート

この機能改善では、承認ルールを使用することで、ジョブ求人の承認が簡素化されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ジョブ・オファー

FastFormula: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」

ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」フィールドに基づいて採用FastFormulaを構成できるようになりました。

次のFormulaタイプに対してFastFormulaを作成できます。

FastFormulaタイプ データベース・アイテム

採用候補者選択プロセス

IRC_CSP_REQ_WORKPLACE_TYPE_CODE

採用ジョブ応募計算済フィールド

IRC_CSP_REQ_WORKPLACE_TYPE_CODE

採用ジョブ求人

IRC_REQ_WORKPLACE_TYPE_CODE

この機能改善により、ジョブ求人に採用FastFormulaを使用して、求人の作成プロセスが簡略化されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

スクリーニング・サービス

追加のパートナ結果のジョブ応募フレックスフィールド

スクリーニング・パートナに対して、候補者のジョブ応募フレックスフィールドを使用して追加のスクリーニング結果を送信することを許可できます。

スクリーニング結果に追加のジョブ応募フレックスフィールドをサポートする場合は、アセスメント、税控除および経歴チェックのスクリーニング・パートナとディスカッションします。その場合、管理者は、パートナごとの結果ペイロードに対して、これらの追加のジョブ応募フレックスフィールドを構成する必要があります。

フレックスフィールドを構成すると、追加の結果と値がジョブ応募の「スクリーニング結果」タブに表示されます。

「スクリーニング」タブの追加の経歴チェック・フィールド

「スクリーニング」タブの追加のアセスメント・フィールド

採用担当者は、これらの追加のフィールドをジョブ応募グリッド・ビューおよびフィルタに追加できます。フィールドは、アセスメント標準フィールドのみが表示される、候補者の詳細ビューでは使用できません。

グリッド・ビューの「複合フィールド」セクションでは、コンテキストを選択すると、非表示のセグメントを含めたすべてのセグメントが表示されます。

複合フィールドの例

パートナ結果フィルタを使用した結果の表示

ノート: ジョブ応募の拡張フィルタでは、非表示フィールド(PROVISIONING_IDおよびPACKAGE_RESULT_ID)は表示されませんが、フレックスフィールド・セグメントは表示されます。

この機能により、ユーザーには、候補者に対する次の処理の決定に役立つ追加のローカル情報が提供されます。ユーザーは、応募内でスクリーニング・データを表示したり、フィルタを使用することで時間を節約できます。ユーザーは、追加の結果を得るために時間のかかるパートナのポータルにアクセスする必要がなくなります。

有効化のステップ

この機能の構成には、スクリーニング・パートナとの対応が必要です。

ステップ1: ジョブ候補者応募の使用方法に対する複数行フレックスフィールド・コンテキストの作成

追加の結果をサポートするには、「個人その他情報」という拡張可能フレックスフィールドを使用して複数行のフレックスフィールド・コンテキストを作成する必要があります。

  • パートナごとに選択できる複数行コンテキストは1つのみです。
  • パートナおよびパッケージをサポートするには、非表示フィールドPROVISIONING_IDおよびPACKAGE_RESULT_IDを作成する必要があります。
  • 各コンテキストに最大25個の追加の結果フィールドを作成できます。
  • 使用できるのは、テキスト、数値および日付書式のみです。
    • 日時はサポートされていません。
    • 日付は、パートナがISO-8601書式YYYY-MM-DDを使用して送信する必要があります

この例では、コンテキストに3つの必須の非表示フィールドと1つの追加の結果フィールドがあります。

非表示フィールドと追加のフィールドがあるコンテキストの例

複数行のフレックスフィールド・コンテキストを作成する方法を次に示します。

  1. 「設定および保守」作業領域で、「個人拡張可能フレックスフィールドの管理」タスクを検索します。
  2. 「個人拡張可能フレックスフィールドの管理」ページで、「個人その他情報」という拡張可能フレックスフィールドを選択します。
  3. 「編集」アイコンをクリックします。
  4. 「個人拡張可能フレックスフィールドの管理」ページでコンテキストの管理をクリックします
  5. コンテキストの管理ページで、これらの追加の結果フィールドをサポートするパートナごとに1つの複数行コンテキストを作成します。
  6. コンテキスト使用方法タブで、「作成」アイコンをクリックし、「候補者応募の使用コード」の使用目的を選択します。
  7. 「コンテキスト依存セグメント」セクションで、「作成」アイコンをクリックします。
  8. 次の表に示す値を使用して、コンテキストに必須セグメントを作成します。
  9. 「保存してクローズ」をクリックします。

ノート: PROVISIONING_IDおよびPACKAGE_RESULT_IDは非表示として構成する必要があります。

名前 コード API名 一意キー 使用可能 データ型 表の列 値セット プロンプト(UIのラベル) 表示タイプ

パートナ名

PROVISIONING_ID

provisioningId

いいえ はい

NUMBER

PEI_INFORMATION_NUMBER1

PartnerNameLovValueSet

パートナ名 非表示
パッケージ結果識別子

PACKAGE_RESULT_ID

packageResultId

はい はい

NUMBER

PEI_INFORMATION_NUMBER2

15桁数値

パッケージ結果識別子

非表示

パッケージ名

PACKAGE_CODE

packageCode

いいえ はい

CHARACTER

PEI_INFORMATION1

BGCPackageNameLovValueSetまたは

AssessmentPackageNameLovValueSetまたは

TaxCreditsPackageNameLovValueSet

パッケージ名

値リスト

さらに、サポートされている次の3つの書式を使用して、最大25個の結果フィールドを作成できます。

  • 日付セグメント: ORA_FND_FLEX_DEFAULT_FORMAT_ONLY_DATE値セットを使用するか、最小および最大日付検証で独自の値セットを定義できます。日時はサポートされていません。パートナは、日付データをISO-8601書式YYYY-MM-DDで送信する必要があります。
  • 数値セグメント: FND_NUMBER15値セットを使用するか、整数および小数をサポートするために異なる精度/スケールで独自に定義できます。
  • 文字セグメント: FND_CHAR100値セットを使用するか、独自の値セットを定義できます。最大150文字まで許可されます。

ステップ2: 値セットの作成

パートナ名、パッケージ名、パッケージ結果識別子の値セットを作成する必要があります。

  1. 「コンテキスト依存セグメント」セクションで、作成したコンテキスト依存セグメントを選択し、「編集」をクリックします。
  2. 「値セットの作成」をクリックします。
  3. 次の表に示すように、必要な値を入力します。
  4. 「保存してクローズ」をクリックします。

パートナ名表-値セット

モジュール

採用

検証タイプ

値データ型

数値

FROM句

FUSION.IRC_TP_PARTNERS PRTNR,FUSION.IRC_TP_PARTNER_PROVISNGS PRTNR_PROV

値の列名

PRTNR_PROV.PROVISIONING_ID

摘要の列名

PRTNR.NAME

WHERE句

PRTNR.PARTNER_ID = PRTNR_PROV.PARTNER_ID

AssessmentPackageNameLovValueSetのアセスメント・パートナ・パッケージ値リストの値セット

モジュール

採用

検証タイプ

値データ型

数値

FROM句

(SELECT DISTINCT A.PACKAGE_CODE,A.PACKAGE_NAME,B.PROVISIONING_ID FROM FUSION.IRC_ASMT_ACCT_PACKAGES A,FUSION.IRC_TP_PARTNER_ACCOUNTS B WHERE  A.ACCOUNT_ID=B.ACCOUNT_ID) PKG,FUSION.IRC_ASMT_PARTNER_CONFIG PC

値の列名

PACKAGE_CODE

摘要の列名

PACKAGE_NAME

WHERE句

PC.PROVISIONING_ID =PKG.PROVISIONING_ID AND PC.RESULTS_FLEX_CONTEXT_CODE='ASMT_FLEX_CONTEXT'

ノート: ASMT_FLEX_CONTEXTは、セグメントを作成するコンテキスト・コードです。作成したコンテキスト・コードによって異なります。

ソート・キー

PACKAGE_CODE

BGCPackageNameLovValueSetの経歴チェック・パートナ・パッケージ値リストの値セット

モジュール

採用

検証タイプ

値データ型

数値

FROM句

(SELECT DISTINCT A.SCR_PKG_CODE,A.SCR_PKG_NAME,B.PROVISIONING_ID FROM FUSION.irc_bc_acct_sp_assgmnts A,FUSION.IRC_TP_PARTNER_ACCOUNTS B WHERE  A.ACCOUNT_ID=B.ACCOUNT_ID) PKG,FUSION.IRC_BC_ACTIVATION_CONFIG PC

値の列名

SCR_PKG_CODE

摘要の列名

SCR_PKG_NAME

WHERE句

PC.PROVISIONING_ID =PKG.PROVISIONING_ID AND PC.RESULTS_FLEX_CONTEXT_CODE='BGC_FLEX_CONTEXT'

ノート: BGC_FLEX_CONTEXTは、セグメントを作成するコンテキスト・コードです。作成したコンテキスト・コードによって異なります。

ソート・キー

SCR_PKG_CODE

TaxCreditsPackageNameLovValueSetの税控除パートナ・パッケージ値リストの値セット

モジュール

採用

検証タイプ

値データ型

数値

FROM句

(SELECT DISTINCT A.PACKAGE_CODE,A.PACKAGE_NAME,B.PROVISIONING_ID FROM FUSION.IRC_TC_ACCOUNT_PACKAGES A,FUSION.IRC_TP_PARTNER_ACCOUNTS B WHERE  A.ACCOUNT_ID=B.ACCOUNT_ID)PKG, FUSION.IRC_TC_PARTNER_CONFIG PC

値の列名

PACKAGE_CODE

摘要の列名

PACKAGE_NAME

WHERE句

PC.PROVISIONING_ID =PKG.PROVISIONING_ID AND PC.RESULTS_FLEX_CONTEXT_CODE='TAX_RESULTS_FLEX_CONTEXT'

ノート: TAX_RESULTS_FLEX_CONTEXTは、セグメントを作成するコンテキスト・コードです。作成したコンテキスト・コードによって異なります。

ソート・キー

PACKAGE_CODE

パートナ名の値セットの例

ステップ3: パートナへのコンテキストの関連付け

コンテキスト構成が完了した後は、コンテキストをパートナに関連付ける必要があります。

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
  • 講義: 採用および候補者経歴
  • 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
  • タスク: 採用カテゴリのプロビジョニングおよび構成
  1. 「パートナ統合プロビジョニング」ページで、パートナを見つけて「編集」アイコンをクリックします。
  2. 「追加結果のコンテキスト」フィールドでコンテキストを選択します。
  3. 「保存」をクリックします。

追加の結果フィールドのコンテキスト

ステップ4: パートナのペイロードの入力

この新しく関連付けられたコンテキストにより、パートナは、これらの定義されたセグメントに追加の結果の送信を開始できます。詳細は、My Oracle Supportで入手可能なパートナ統合の技術概要(ドキュメントID 2627681.1)を参照してください。

機会マーケットプレイス

機会マーケットプレイスを介した内部候補者エクスペリエンスの強化

内部候補者エクスペリエンスには、デフォルトで機会マーケットプレイスが使用されます。このリリースでは、ジョブの機会マーケットプレイスがすべてのユーザーに対して有効になっています。ユーザーは、「現在のジョブ」をクリックすると、「機会マーケットプレイス」に自動的に移動するようになりました。

「機会マーケットプレイス」および「現在のジョブ」アイコン

新しい機会マーケットプレイス候補者エクスペリエンスでも、既存のすべてのジョブ応募、掲載済ジョブおよび紹介を使用できます。

保存済検索

機会マーケットプレイス・ユーザーは検索設定を保存および共有できるようになりました。

検索の保存

すべての機会マーケットプレイス・ユーザーは次のことができます。

  • 個人検索を作成して保存します。

保存済検索の作成または編集

  • 個人検索をデフォルトの検索としてマークし、機会マーケットプレイスを開くたびにロードされるようにします。
  • 個人検索の共有を有効にして、他のユーザーと共有します。検索リンクをコピーして共有することもできます。
  • 管理者が作成したシステム検索のみでなく、自分の個人検索を参照して使用します。

保存済検索の参照

さらに、管理ユーザーは次のことができます。

  • すべてのユーザーが使用できるシステム検索を作成します。
  • システム検索のいずれかをすべてのユーザーのデフォルトとしてマークします。

ノート: 管理ユーザーによるデフォルトは、ロード時にユーザーのデフォルトの検索で上書きされます。

  • 機会マーケットプレイスで、内部ジョブ希望者に新しいユーザー・エクスペリエンスを提供します。
  • 保存済検索を使用すると、ユーザーは以前検索した検索結果に戻ることができます。保存済検索は、事前にフィルタされた機会のセットをユーザーが共有およびプロモートするのにも役立ちます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • 23Bのアップグレード後に、索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するためのESSジョブというスケジュール済プロセスを実行する必要があります。これにより、応募にすでに存在するすべてのジョブおよびギグが、検索用に完全に索引付けされます。再取込みする索引名フィールドに"fa-hcm-requisition"を指定します。
  • また、23Bのアップグレード後に、索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するためのESSジョブというスケジュール済プロセスを実行して、保存済検索の索引定義が使用のために設定されていることを確認する必要があります。再取込みする索引名フィールドに"fa-hcm-savedsearch"を指定します。

  • ギグの機会マーケットプレイスはオプションであり、個別に有効にする必要があります。手順は、『採用の実装』ガイドに記載されています。

  • 動的スキルを設定している場合は、ギグ作成者がギグに関連するスキルを関連付けできるように、ギグのスキル・アドバイザを有効にできます。これは別売の製品です。

主なリソース

  • 機会マーケットプレイスの詳細は、『採用の使用』および『採用の実装』ガイドを参照してください。
  • ギグのスキル・アドバイザ(オプション)を有効にする手順は、『採用の実装』ガイドを参照してください。

オートコンプリートのルール

オートコンプリートのルール: ジョブ求人の「オファー情報」セクションの「職場」

ジョブ求人ビジネス・オブジェクトの「オファー情報」セクションで使用可能な「職場」フィールドに、オートコンプリート・ルールを作成できます。

ジョブ求人の「オファー情報」セクションのフィールドと、オートコンプリートでサポートされているルール・タイプを次に示します。

フィールド名 オブジェクトのデフォルト設定 オブジェクト検証
職場 はい はい

求人フィールドの作成、編集およびコピーにオートコンプリート・ルールを使用すると、求人作成プロセスが簡略化され、採用プロセス全体を強化するのに役立ちます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

HCMデータ・ローダー

採用のためのHCMデータ・ローダーの拡張機能

次の拡張ビジネス・オブジェクトを使用して、データ・ロード機能を拡張します。

拡張ビジネス・オブジェクト

ビジネス・オブジェクト

変更

候補者

  • 候補者番号を数値に更新できるようになりました。ただし、新しい候補者を作成する場合、候補者番号は引き続き英数字である必要があります。
  • 候補者電話番号のLegislationCodeは変更できなくなりました。かわりに、最初に既存の電話レコードを削除し、新しい国別仕様の電話レコードを作成します。

候補者ジョブ応募

次のオファー・フェーズおよび状態からオファーを書直しできるようになりました。

  • オファー - 提示済
  • オファー - 受諾済
  • HR - 自動処理待ち
  • HR - 手動処理待ち
  • HR - 処理中のエラー

ジョブ求人

求人のフェーズや状態に関係なく、ジョブ求人の付加フレックスフィールド(DFF)セグメントを更新できるようになりました。

新規属性のあるビジネス・オブジェクト

ビジネス・オブジェクト

要素

新しい属性

コンテンツ・ライブラリ

バージョン

  • 職責
  • 資格

ノート: これらの属性は、最大50,000文字のファイルのみを受け入れることができます。

コンテンツ・ライブラリ・バージョン翻訳

 
  • 職責
  • 資格

ジョブ求人

ジョブ求人

  • WorkplaceTypeCode

ジョブ求人テンプレート

 
  • WorkplaceTypeCode

詳細は、HCM共通 - HCMデータ・ローダー23B新機能に記載されているビジネス・オブジェクトの拡張に関する機能を参照してください。

HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーで使用可能なこれらの新しい拡張オブジェクトを使用して、一括ロード機能を拡張してください。 

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

最新のビジネス・オブジェクト情報をレビューおよびダウンロードするには、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用します。 

HCM抽出

ジョブ求人のリモート・フィールドの抽出

HCM抽出のジョブ求人抽出を使用して、ジョブ求人のリモート・フィールドを抽出できるようになりました。新しいフィールドIRC_EXTRACTS_REQUISITIONS_WORKPLACE_TYPE_CODEがユーザー・エンティティIRC_EXTRACTS_REQUISITION_DETAILS_UEに追加されました。

この機能改善により、ジョブ求人のリモート・フィールドを簡単に抽出できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

採用の置換または削除された機能

Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。

置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。

削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。

AddThisサービスの終了

2023年5月より、全顧客についてAddthisサービスの削除を開始します。つまり、外部キャリア・サイトのコンテンツをAddthisを使用して共有、フォローおよび推奨できなくなります。Oracle Recruitingキャリア・サイトからアクティブなすべてのAddthis構成は削除され、23B更新ではAddThisを構成できなくなります。サイトでAddThis共有ボタンが使用されている場合は、コピー・リンク・アイコンに置換されます。

 

共有ボタンを置換する「リンクのコピー」アイコン

オラクルの定期的なポートフォリオ・レビューにおいて、AddThisサービスの終了が決定されました。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

採用ブースタ

Oracle Recruiting Boosterを使用すると、採用マネージャおよび採用担当者は、会話型エクスペリエンスや双方向メッセージングを介した候補者との大規模なエンゲージメント、登録フロー、事前スクリーニング質問リストおよびスケジュール機能を使用した採用イベントの作成および管理、共有インタビュー・スケジュールの管理、カレンダとの同期によるインタビュー・スケジュールの自動化、インタビュー・ガイドの配布、インタビュー担当者からのフィードバックの収集を行うことができます。この製品には別のライセンスが必要です。

インタビュー

自動スケジューリングに対するインタビュー担当者の希望する勤務可能状況

候補者が、インタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてインタビューをスケジュールするときに、インタビュー担当者は、自分のMicrosoft 365カレンダの勤務可能状況に加えて使用する希望の勤務可能状況を定義できるようになりました。

自動スケジューリングを使用する候補者管理のインタビュー・スケジュールを構成する場合(「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」設定が選択されている場合)、インタビュー担当者の希望する勤務可能状況を要求する必要があることを定義できるようになりました。新しい設定「インタビュー担当者に希望する勤務可能状況を要求」を使用できます。

この設定は、候補者はインタビュー担当者に基づいてスケジュール設定を選択すると使用可能になります。

インタビュー担当者設定からの希望する勤務可能状況の要求

スケジュールで選択したインタビュー担当者に通知が自動的に送信されます。これには、指定ユーザーと採用チーム・メンバー・タイプの両方が含まれます。通知では、求人のインタビュー担当者として識別され、必要に応じて勤務可能状況の更新を依頼されていることが、インタビュー担当者に対して説明されます。求人に関する情報と、勤務可能状況を定義するためのリンクが提供されます。リンクで、「自分の勤務可能状況」という新しいタブに移動します。このタブは、「インタビュー担当者」作業領域(「自分」→「インタビュー」クイック処理の下)およびコーディネータ作業領域(「自分のクライアント・グループ」→「インタビューの調整」の下)で使用できます。

ノート: インタビュー担当者は、求人に新規スケジュールを作成するとき、および求人に共有スケジュールを追加するときに、希望する勤務可能状況を定義するように要求されます。

次の2つのオプションが使用可能です。

  • 自分のMicrosoft 365カレンダの勤務可能状況の使用: これはデフォルト・オプションです。
  • 自分の希望する勤務可能状況および自分のMicrosoft 365カレンダの勤務可能状況の両方を使用: このオプションを使用すると、インタビュー担当者は各曜日の勤務可能状況を定義できます。インタビュー担当者は、いつでも自分の勤務可能状況を変更できます。

コーディネータ作業領域の「自分の勤務可能状況」タブ

自動スケジューリングを使用する候補者管理スケジュールでインタビューをスケジュールするように招待された候補者にタイム・スロットを提示する場合(「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」設定が選択されている場合)、Microsoft 365からのカレンダの勤務可能状況と、インタビュー担当者が定義した希望する勤務可能状況の両方が考慮されます。特定のタイム・スロットを候補者に提示するには、インタビュー担当者が両方の場所(希望する勤務可能状況とMicrosoft 365)で対応可能になっている必要があります。

希望する勤務可能状況により、インタビュー担当者はスケジュールをより詳細に制御できるようになり、インタビュー担当者がインタビューの時期を決定できるようになります。

有効化のステップ

この機能は、組織が次の場合に使用できます。

  • 採用ブースタを使用する場合
  • Microsoft 365統合が有効になっている場合

「採用 - インタビュー・スケジュールの作成」処理を使用してトランザクション設計スタジオでルールを作成することで、「インタビュー担当者に希望する勤務可能状況を要求」設定の表示を構成できます。デフォルトでは、設定は表示するように設定されます。

設定を表示するルール

「採用 - インタビューの調整」処理または「採用- インタビュー」処理を使用してトランザクション設計スタジオでルールを作成することで、「自分の勤務可能状況」タブの表示を構成することもできます。デフォルトでは、このタブは表示するように設定されます。

「自分の勤務可能状況」タブを表示するルール

勤務可能状況を定義するためにインタビュー担当者に送信される通知は、「アラート・コンポーザ: インタビュー担当者へのインタビュー勤務可能状況通知」(IRC_Intrv_Availability_Interviewer)で使用できます。

  • デフォルトでは、通知はインタビュー担当者にのみ送信されます。インタビュー担当者を定義するためにトークンを使用できます。
  • デフォルトでは、通知のコンテンツにトークンが組み込まれており、インタビュー担当者が自分の勤務可能状況を定義できるページにリンクしています。このリンクは、ユーザーがコーディネータ作業領域へのアクセス権も持っている場合でも、常に「インタビュー担当者」作業領域の「自分の勤務可能状況」タブにナビゲートします。このため、コーディネータには、「インタビュー担当者」作業領域に対する「自分の候補者インタビューおよびフィードバックへのアクセス」権限も付与する必要があります。23B以降、この権限はデフォルトで採用担当者ロールに付与されることに注意してください。
  • 通知では、求人関連トークンおよびスケジュール関連トークンを使用できます。

ノート: スケジュールが添付されている既存の求人を使用して、ユーザーがジョブ求人を作成する場合(および、このスケジュールの勤務可能状況の要求設定が有効になっている場合)、勤務可能状況通知の要求はインタビュー担当者に送信されません。

主なリソース

トランザクション設計スタジオでルールを作成する方法の詳細は、Oracle Help Centerの『採用の実装』ガイドの次のトピックを参照してください。

自動スケジューリングでの重複するタイム・スロット

候補者が自動スケジューリングを使用するスケジュールに対してインタビューをスケジュールする場合(スケジュールで「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」設定が選択されている場合)、インタビュー担当者の勤務可能状況に基づいて様々なインタビュー開始時間が提示されるため、候補者により多くのタイム・スロットが提示されます。

以前のリリースでは、開始時間が選択した面接時間と一致するタイム・スロットが提示されました。面接時間が1時間の場合、提示されるタイム・スロットは午前8時、午前9時、午前10時などでした。その結果、インタビュー担当者が勤務可能であっても、候補者は午前8時30分から始まるタイム・スロットを選択できませんでした。

現在は、候補者により多くの選択肢を提供するために、開始時間が異なるタイム・スロットが提示されるようになりました。これは、重複するタイム・スロットが候補者に提示される可能性があることを意味します。面接時間が30分以下の場合、開始時間間隔が実際の面接時間と一致するタイム・スロットが提示されます。

面接時間

提示されるタイム・スロットの例

15分

午前8時、午前8時15分、午前8時30分、午前8時45分など。

30分

午前8時、午前8時30分、午前9時、午前9時30分など。

面接時間が45分以上(45分、1時間、2時間、3時間、4時間、6時間、8時間など)の場合は、開始時間間隔が30分のタイム・スロットが提示されます。

面接時間

提示されるタイム・スロットの例

45分

午前8時、午前8時30分、午前9時、午前9時30分など。

1時間

午前8時、午前8時30分、午前9時、午前9時30分など。

2時間

午前8時、午前8時30分、午前9時、午前9時30分など。

次に例を示します。

例1: インタビュー・スケジュールは、1時間の面接時間で構成されています。特定の日のインタビュー担当者のカレンダは、午後1時30分から午後2時30分までの1ブロックを除いて、面接が完全に予約されています。この日の場合は、午後1時30分から午後2時30分までの1つのタイム・スロットが候補者に提示されます。

例2: インタビュー・スケジュールは、1時間の面接時間で構成されています。特定の日のインタビュー担当者のカレンダは完全に空いており、インタビュー担当者の勤務日は午前8時に始まります。この日の場合、タイム・スロットは午前8時、午前8時30分、午前9時、午前9時30分、午前10時、午前10時30分など、30分間隔で候補者に提示されます。

候補者が提示されたタイム・スロットを使用してインタビューをスケジュールする場合は、2人の候補者が相互に重複するタイム・スロットを選択しないことも保証されます。たとえば、面接時間が1時間の場合、次のようになります。

  • 候補者Aに提示されるタイム・スロットは、午前8時、午前8時30分、午前9時、午前9時30分、午前10時、午前10時30分です
  • 候補者Aが午前8時30分にインタビューをスケジュールします
  • 候補者Bの提示タイム・スロットは午前9時30分、午前10時、午前10時30分です

また、インタビューをスケジュールする前に、インタビュー担当者がそのタイム・スロットで引き続き勤務可能かどうかも検証されます。これは、2人の候補者が同時に同じインタビュー担当者とのインタビューをスケジュールすることを防ぐためです。タイム・スロットが使用できなくなった場合、候補者は別のタイム・スロットを選択するように求められます。

この機能改善により、候補者により多くのタイム・スロットの選択肢が提案されるため、候補者にとって都合のよい時間を見つけるのに役立ちます。

有効化のステップ

この機能は、組織で採用ブースタを使用している場合に使用できます。

採用イベント

イベント登録フローへの質問の追加

管理者がイベント登録フローに質問ブロックを追加できるようにします。追加すると、キャリア・サイトで候補者が質問を使用できるようになります。

イベント登録質問

イベント質問を使用して、候補者を事前スクリーニングまたは不適格化できます。不適格となった候補者には、イベントの要件を満たしていないことを知らせるメッセージが表示されます。

イベント所有者は、新しい「質問」タブをクリックし、質問タイプでフィルタすることで、イベント対象者メンバーの応答を表示できます。

「質問」タブ

この機能を使用すると、イベントの前にイベント登録者からより多くの情報を収集でき、不適格化の質問に対して提供された応答に基づいて候補者の登録を自動的に否認できます。

有効化のステップ

イベント応募フローへの質問ブロックの追加

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
  • オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
  • 機能領域: 候補者エクスペリエンス
  • タスク: ジョブ応募フロー構成
  1. 「ジョブ応募フロー」ページで、「作成」をクリックします。
  2. イベントの名前とコードを入力します。
  3. 「応募フロー・タイプ」フィールドで、「イベント」を選択します。
  4. 摘要を入力します。
  5. 「保存して続行」をクリックします。
  6. フローのバージョンを作成し、新しい「イベント登録質問」ブロックなど、登録フローの情報ブロックを選択する必要があります。

イベント・フローの新規ブロック、チェック・ボックスおよびセクション

  1. 「イベント登録質問」ブロックをイベント登録セクションに追加します。
  2. このフローを候補者に1ページで表示する場合は、「1ページの登録フロー」チェック・ボックスを選択します。2ページの場合、「イベント登録質問」セクションは2ページ目に表示されます。
  3. イベントの作成時に選択できるようにフローをアクティブ化します。

イベント・レイアウトへの質問の追加

「イベント・ページ・レイアウト」タブで新規イベントを作成または編集し、イベント登録の質問が含まれているイベント登録フォームを追加すると、「イベント登録質問」セクションが表示されます。「編集」をクリックして、質問をセクションに追加します。

イベント質問リスト

事前スクリーニング質問と不適格質問を追加できます。質問の順序は変更できます。イベントが対面イベントの場合、質問は、イベントが開催される国にのみ適用される質問に自動的にフィルタされます。仮想イベントには個別の国セレクタが設定されます。

ヒントと考慮事項

この機能を使用するには、次の権限が必要です。

  • HRT_REST_SERVICE_ACCESS_QUESTIONNAIRE_LOVS_PRIV
  • PER_REST_SERVICE_ACCESS_HCM_COUNTRIES_LOV_PRIV
  • IRC_VIEW_CANDIDATE_JOB_APPLICATION_PRIV
  • IRC_MANAGE_JOB_REQUISITION_QUESTIONNAIRE_REQUEST_PRIV

主なリソース

採用イベントの使用方法の詳細は、My Oracle Support (MOS)の採用イベントに関するドキュメント(ドキュメント2918997.1)を参照してください

採用済および応募済メトリックによるイベント成功の調整

新規採用済および応募済のメトリックを使用して、イベントで生成された採用数および応募数を測定します。

これらのメトリックは、イベントが開始されると集計され、イベントの時間枠と測定に指定された日数の両方が含まれます。たとえば、イベントが2日間続き、成功した採用を30日以内に測定する場合、メトリックにカウントされる実際の期間は32日です。

デフォルトでは、「応募済」は30日に設定され、「採用済」は90日に設定されます。各メトリックの日数は、組織のニーズに応じて調整できます。

この機能を使用すると、特定のアセスメント期間でのイベントの成功を測定できます。

有効化のステップ

ノート: この機能を使用する前に、採用ブースタにオプト・インし、採用イベントを有効にしておく必要があります。

メトリックに使用されるデフォルトの日数を変更するには、次のようにします。

  1. 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
  • オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
  • 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理

  • タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報

  1. 「イベント」セクションを展開します。

イベント・メトリックの編集

  1. 「編集」をクリックし、組織のニーズに応じてメトリックを更新します。
  2. 「保存してクローズ」をクリックします。

ここでの変更は、今後の新しいイベントにのみ影響します。

ヒントと考慮事項

  • 候補者は、採用済メトリックまたは応募済メトリックでカウントされる対象者メンバーである必要があります。イベントに関連付けられているかぎり、どの状態(出席招待済、登録済、出席済)でもかまいません。
  • イベント対象者メンバーを見込みとして追加しても、「応募済」メトリックにはカウントされません。対象者メンバーには応募が必要です。または、「応募済」メトリックにカウントされるように、候補者に対して手動応募を作成できます。
    • 応募済メトリックは、求人に応募した個人の数であり、その特定のイベントから求人に応募した応募数ではありません。つまり、対象者メンバーが複数の求人に応募した場合でも、候補者は「応募済」メトリックで1回のみカウントされます。
  • メトリック・アセスメント期間外に応募した候補者はメトリックにカウントされません。たとえば、候補者がイベント終了の33日後に応募し、30日に基づいて応募の成功を測定している場合、候補者は応募済メトリックに追加されません。ただし、採用済メトリック期間内で採用された場合は、そこにカウントされます。
  • 候補者が求人のHRフェーズに移動すると、採用済とみなされます。
  • 候補者が後でオファーを辞退すると、アセスメント期間中に辞退した場合にのみメトリックから差し引かれます。
  • これらのメトリックのいずれかのデフォルトの日数を変更すると、今後の新しいイベントにのみ影響します。以前および現在のイベントが新しい日数を使用して再調整されることはありません。メトリックの調整には古い期間が引き続き使用されます。

主なリソース

採用ブースタへのオプト・インおよび採用イベントの有効化の手順は、23A新機能ドキュメントの「採用イベントの設定」を参照してください。

キャリア・サイトでのイベントの検索およびフィルタ機能の強化

イベント名およびイベント番号に加えて、候補者はイベントのカテゴリおよび概略および詳細摘要に基づいてキャリア・サイトでイベントを検索できるようになりました。自動提示では、検索語がイベント名またはイベント・カテゴリに一致するイベントがリストされます。ジョブおよびイベントの提示は、自動提示の「ジョブ」または「イベント」ヘッダーのいずれかに個別にリストされるようになりました。

ジョブとイベントは自動提示リストで分類されます

候補者は、次に基づいてイベント・リストをフィルタすることもできます。

  • イベント・カテゴリ - このフィルタにリストされるカテゴリは、掲載済イベントに対応しています。特定のカテゴリに掲載済イベントがない場合、そのカテゴリはフィルタに表示されません。

イベント・カテゴリのソート・フィルタ

  • イベントの場所 - このフィルタの値は、掲載済イベントの場所に対応しています。特定の場所に掲載済イベントがない場合、その場所はフィルタに表示されません。
  • 開始日 - デフォルトでは、すべてのイベントはイベント開始日で降順にソートされ、最も遠い日付から順にソートされます。候補者は、次の時間枠でイベントをさらにフィルタできます。
    • 次の7日間 - 現在の日付から7日以内に開始するイベント。

    • 次の30日間 - 現在の日付から30日以内に開始するイベント。

    • 30日超 - 現在日の30日より後に開始するイベント。

ノート: フィルタの値は、キャリア・サイトで現在使用可能なイベントに対応していることに注意してください。キャリア・サイトに、過去に開催されたイベントと今後30日より後に開催されるイベントの組合せがある場合、このフィルタのオプションは「30日超」のみになります。

  • イベント形式 - 他のフィルタと同様に、このフィルタの値はキャリア・サイトに掲載済のイベントに対応しています。フィルタでサポートされている値は次のとおりです。
    • 直接
    • 仮想

候補者がキーワードで検索すると、結果は関連性に基づいて自動的にソートされます。関連性は、検索語がイベントのどこに表示されるかに基づいて計算されます。たとえば、検索語がイベント名に一致するイベントには、概略または詳細摘要に同じ用語が含まれているイベントよりも、結果リストでは上位に配置されます。関連性が割り当てられる順序は次のとおりです。

  1. イベント名
  2. イベント番号
  3. イベント・カテゴリ
  4. 概略
  5. 詳細摘要

"QAアナリスト"を検索する候補者は、イベント名にその用語が含まれるイベントのほうが、詳細摘要で他の多くの項目の中にその用語がリストされ、無作為に使用されているイベントよりも関連性が高いことがわかります。

ノート: 事業所での検索では、その事業所に対応するイベントが返されることに注意してください。ただし、現在、自分の事業所と郵便番号での検索はイベントに対してサポートされておらず、すべての事業所に対する結果が返されます。

この機能により、候補者は、追加の検索パラメータおよび高度なフィルタリング機能を使用してイベントを取得できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

23Bのアップグレード後に、索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するためのESSジョブというスケジュール済プロセスを実行する必要があります。これにより、アプリケーション内の既存の採用イベントまたは新しく作成される採用イベントのすべてについて、検索のための索引付けが行われます。再取込みする索引名フィールドに"fa-hcm-irc-hiring-events"を指定します。

スケジュール済プロセスの実行の詳細は、Oracle Help Centerにある『Oracle Fusion Cloud Applications共通機能の使用』ガイドのスケジュール済プロセスの概要の章を参照してください。

候補者エクスペリエンス・サイトのイベント詳細ページの機能改善

イベントが有効になっている候補者エクスペリエンス・サイトでは、次の機能改善に注意してください。

イベント詳細のURLを共有できる「リンクのコピー」ボタン。

新しい「リンクのコピー」

これにより、候補者はイベントへのリンクをクリップボードにコピーできます。

また、ユーザーがすでに登録しているイベントの場合は、「登録」ボタンのラベルがすでに登録済に変わります。候補者が登録を確認していない場合、ボタン・ラベルは「イベント登録の確認」に変わります。

この機能により、よりよいユーザー・エクスペリエンスが候補者に提供されます。「リンクのコピー」ボタンを使用すると、イベントの共有も促進されるため、イベントに関心のある潜在的な候補者が増える可能性があります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

キャリア・サイトでの複数言語によるイベントのレンダリング

イベント作成時にイベント言語を選択します。複数の地域の候補者がイベントに出席すると思われる場合は、イベントに対して複数の言語を有効にできます。そのために、「イベント情報」セクションには新しい「言語」ドロップダウンがあります。「言語」ドロップダウン・リストで選択されているデフォルト言語は、ユーザーのセッション言語です。デフォルト言語の選択は解除できません。

イベントの言語の選択

言語を選択したら、イベントの特定のフィールドを翻訳できます。「処理」メニューに新しい「イベントの翻訳」オプションがあります。

「イベントの翻訳」処理

これを選択すると、「イベントの翻訳」ページが開きます。「イベント情報」セクションで選択した言語がここに表示されます。

イベントの翻訳

言語の横にある「編集」アイコンをクリックし、特定の言語でイベント名、イベント詳細摘要およびイベント概略を入力します。

「イベントの翻訳」で翻訳可能なフィールド

ノート: ユーザーまたは組織内の誰かが、翻訳したテキストを入力します。自動的には翻訳されません。

イベント・ユーザーは、プレビュー・セクションの「言語」ドロップダウン・リストを使用して翻訳をプレビューできます。

イベントのプレビュー

イベントが掲載されると、キャリア・サイトでイベント言語の1つとして同じ言語を選択した候補者には、選択した言語に翻訳されたイベントが表示されます。さらに、イベントのチェックイン・ページも希望言語で表示されます。イベントに登録すると、候補者の言語プリファレンスが記憶され、その後のすべてのイベント関連通知が候補者の希望言語で送信されます。

ノート: 候補者の希望言語で通知を送信できるように、採用コンテンツ・ライブラリの翻訳エディタを使用して通知の翻訳を入力する必要があります。

この機能により、ユーザーはイベントを複数の言語に翻訳できるため、候補者は選択した言語でイベントの詳細を表示できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

主なリソース

  • 翻訳の詳細は、『採用の実装』ガイドのキャリア・サイトの翻訳に関するトピックを参照してください。

採用アシスタント

採用ブースタおよび簡易応募の有効化

Oracle Recruiting Assistant (ORA)は、24時間年中無休のチャット・ボットであり、候補者が適切なジョブを見つけられるようにすべてのステップを支援します。

ORAを使用して、候補者は、事業所、ジョブ・カテゴリまたは機能に基づいたジョブの検索、推奨ジョブの表示、ジョブ応募ステータスの確認、応募の取下げ、または定期的に最新情報を取得するためのタレント・プールへの参加を実行できます。ORAには、候補者エクスペリエンスV2スキルが含まれています。このスキルは、拡張されたジョブ検索機能を提供し、候補者が適切なタイミングで状況に応じたガイダンスを受け取るのに役立ちます。

採用ブースタを使用すると、候補者は履歴書に基づいてジョブの推奨を確認し、ジョブ関連の質問に対する回答を取得できます。また、採用で簡易応募フローが構成され有効になっている場合は、キャリア・サイトに移動するのではなく、チャット・ボット・インタフェースから特定のジョブにすばやく応募できます。

次の例では、連絡先情報とレビューのブロックがある簡易応募フローが構成されているジョブを示します。

簡易応募を使用したジョブへの応募

候補者がこのジョブに応募すると、ジョブに関連付けられている条件が最初に表示されます。

条件への同意

条件に同意した場合は、「連絡先情報」ブロックの構成に従って、名前とEメール・アドレスを指定します。

連絡先情報の指定と応募の送信

応募の送信時に、Eメールにコードが送信されます。正しいコードを入力すると、応募プロセスが完了します。

採用ブースタにオプト・インすると、ORAで簡易応募機能がデフォルトで有効になります。

この機能を有効または無効にするには:

  1. 「設定および保守」作業領域で、次のオプションを選択します。 
  • 設定: 採用および候補者エクスペリエンス
  • 機能領域: 採用アシスタント 
  • タスク: 採用アシスタント構成の管理
  1. 「採用アシスタントの構成」ページで、「簡易応募の使用可能」を選択または選択を解除します。

ORAの簡易応募の有効化

  1. 「保存してクローズ」をクリックします。

採用ブースタにオプト・インすることで、ORAのCEV2スキルの拡張機能を利用します。これにより、候補者はジョブ検索でシームレスなエクスペリエンスを得て、ジョブ関連の質問に対する回答を取得し、チャット・ボット・インタフェースからジョブにすばやく応募できます。

有効化のステップ

  1. 「設定および保守」作業領域で、「採用および候補者エクスペリエンス」オファリングを選択します。
  2. 「機能オプト・インの変更」をクリックします。
  3. 「オプト・イン: 採用および候補者エクスペリエンス」ページで、「採用ブースタ」を有効にします。

ヒントと考慮事項

候補者が簡易応募機能を体験できるのは、ジョブ応募フローが最大5つの情報ブロックで構成されている人材募集のみです。ジョブに応募する場合、提供する必要がある情報の範囲は、これらの情報ブロックの構成によって異なります。

「設定および保守」作業領域の「ジョブ応募フロー構成」タスクを使用して、ジョブ応募フローを構成します。次に、採用の「詳細」→「構成」セクションを使用してジョブ求人に追加します。

主なリソース

詳細は、採用の次の23A新機能を参照してください。

双方向連絡

内部候補者に対する双方向連絡

採用担当者および採用チームは、Eメールを使用した双方向連絡を使用して、内部候補者と会話できます。これは、外部候補者がすでに使用できる双方向連絡機能の拡張です。外部候補者に適用されるルールが内部候補にも適用されるようになりました。内部候補者に勤務先Eメールがない場合は、代替Eメールが自動的に使用されます。

「候補者ジョブ応募」の「Eメール」セクション

双方向連絡により、内部候補者との採用に関する会話が容易になります。

有効化のステップ

この機能は、組織が採用ブースタ・オファリングにオプト・インしている場合に使用できます。

外部候補者、内部候補者またはその両方に対して双方向連絡を有効にできます。これにより、採用ユーザーは候補者へのメッセージを作成できます。双方向連絡を有効にしていない場合、候補者にはワークリスト通知が送信されます。

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
  • 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
  • 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
  • タスク: 採用メッセージ構成

         2.「採用メッセージ構成」ページで、「Eメール連絡」セクションに移動します。

         3.いずれかまたは両方のオプションを選択します。

  • 外部候補者との双方向Eメール連絡使用可能
  • 内部候補者との双方向Eメール連絡使用可能

ノート: 内部候補者との双方向連絡では、1つのEメール・プロバイダのみをアクティブにする必要があります。

双方向Eメール連絡の設定

主なリソース

双方向連絡の詳細は、次の23A新機能を参照してください。

採用のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス

Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。

レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。

複数人ギグのレポート

採用 - 機会マーケットプレイス・リアルタイム・サブジェクト領域を使用してギグ・レポートを作成する場合、合計空席数および充足数を取得できるようになりました。

この機能改善により、レポート機能が機会マーケットプレイスのコンテンツと連携します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ソース・トラッキングに追加された表示名

ソース名を含む様々なサブジェクト領域に表示ソースという新しいフィールドが含まれるようになりました。

表示ソースは、ソースが使用可能な次のサブジェクト領域で使用できます。

  • 採用 - 採用リアルタイム
  • 採用 - 採用イベント・リアルタイム
  • 採用 - ソーシング・リアルタイム

この機能を使用すると、ソースが含まれるレポートのグループ化とソートが容易になります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

名前を使用してソースの数をカウントするレポートがある場合は、表示名を使用するように変更できます。標準で用意されている採用からの入社レポートは調整されていません。名前に基づく上位10のソースは、xxx.domain.com/jobs、yxz.domain.com/longurl、abc.domain.com/multipleparametersなどのソースが表示名"domain.com"としてリストされている実際の上位10のソースとは異なる場合があります。

「採用キャンペーン」サブジェクト領域の調整

HCMコミュニケート・キャンペーンは、採用 - ソーシング・リアルタイム・サブジェクト領域で使用できなくなりました。

メトリックおよびディメンションの使用可能なリストに変更はなく、同じフィールドを使用できます。ただし、レポート・コンテンツは、ユーザー採用キャンペーンからの情報のみになっています。

この機能改善により、採用キャンペーンとHCMコミュニケート従業員キャンペーンの両方を使用するユーザーの混乱が少なくなります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

拡張された外部候補者トラッキング・アクティビティ

拡張された候補者トラッキング・リアルタイム・サブジェクト領域が、より詳細で高精度になりました。応募プロセス中に外部候補者が停止した場所と、応募プロセスの開始後に応募を送信した候補者の数を確認できるようになりました。

以前のリリースでは、外部候補者が検索していたジョブ、外部候補者が実行したジョブ検索の数、外部候補者が表示したジョブ求人、および外部候補者が応募したジョブをすでに検出できました。

追加の詳細をレポートし、さらに多くの処理を追跡できるようになりました。たとえば、送信成功数を使用して、開始された応募の数とドロップ・レートを比較できます。また、複数ページの応募フローで到達したページ数を数えると、候補者がどこで苦労し、どこでサイトから離脱することにしたのかについて役立つヒントが得られます。

新しいメトリックおよびフィールドを次に示します。

新しいメトリック:

  • 取消済候補者数
  • 送信成功数
  • 一意の訪問者数(一時ユーザーIDに基づく)

新規候補者 - トラッキング・アクティビティ - 詳細:

  • 候補者応募ID
  • ソース名
  • ソース媒体
  • 紹介者ヘッダー
  • キャンペーン・コード
  • キャリア・サイト番号
  • 候補者国コード
  • 候補者リージョン
  • 候補者市町村
  • 候補者集落
  • フロー内のページ数
  • 現在のページ
  • ユーザー識別子

「処理」フィールドの下の新しい処理:

  • PIN: 星アイコンをクリックしてお気に入りに追加されたジョブ。
  • UNPIN: お気に入りジョブのリストから求人を削除します。
  • VERIFY: 検証処理をクリックまたは実行します。
  • VALID: 有効なコードを入力し、候補者を確認します。
  • ID_NEXT: 「ID」ページで「次」をクリックします。
  • ID_CANCEL: 「ID」ページで先に進まずに取り消します。
  • APPLY_FLOW_VISIT: 「次」をクリックした後に応募フローにアクセスします。
  • SUBMIT_SUCCESS: 「送信」ボタンをクリックします。
  • ASSESSMENT_START: インライン・アセスメント・ボタンまたは応募アセスメントの掲載リンクをクリックします。
  • ASSESSMENT SUCCESS: インライン・アセスメントの開始後にパートナによって応募に返される候補者。
  • TAXCREDIT_START: 応募フローの「税控除アセスメントの実施」ボタンまたは応募アセスメントの掲載リンクをクリックします。
  • TAXCREDIT_SUCCESS: 応募フローでパートナ・サイトから返された候補者。

この機能改善により、外部候補者の行動をより詳細に把握し、キャリア・サイトを改善し、摩擦ポイントを削減できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

スケジュール済プロセス「処理済の内部採用データのパージ」を実行すると、候補者トラッキング・データの保持は180日間になります。これより古いデータはデータベースからなくなり、レポートできなくなります。

単一ページの応募フローを使用する場合、訪問したページ数のカウントは機能しません。常に1つの訪問ページがカウントされますが、フローには3ページあるとみなされ、これは正しくありません。単一ページの応募フローではアクセスしたページ数は問題にならないため、3としてマークされたページ数は無視する必要があります。2ページ以上の応募フローでは、カウントは適切に機能し、意味があります。

採用の重要な処理と考慮事項

置き換えられた機能または削除された機能

Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。

製品

削除される機能

削除予定

置換後の機能

置換時期

追加情報

採用 「再雇用の推薦」フィルタの削除 23A      
採用 採用の置換または削除された機能 23B     23Bで削除

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トランザクション設計スタジオの採用ページ

トランザクション設計スタジオで処理の名前を変更し、採用ページをパーソナライズします。ページを簡単に識別して選択できるように、採用処理にプリフィクス「採用」が追加されました。

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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート

Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。

Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。

これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。

Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)