クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Self Service Procurement
新機能
すべて展開


  1. 更新23C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  4. 機能概要
  5. サプライ・チェーン・オーケストレーション
    1. サプライ・チェーン・オーケストレーション
        1. REST APIを使用した検証に合格した供給要求明細の処理
        2. 「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用した供給文書の同期
        3. 独自のグループ・コードを使用したバイヤー・プランニングでの購買要求の管理
        4. サプライ・チェーン・オーケストレーションの在庫管理との統合の拡張
        5. バック・トゥ・バック販売オーダーの重複した供給要求の防止
        6. バック・トゥ・バック販売オーダーの手動予約の表示
        7. 構成品目に対するサプライ・チェーン・オーケストレーションでの大規模なオーダー処理の使用
  6. 調達共通
    1. 共通調達
        1. RESTサービスを使用した調達の統合および拡張
        2. 「ワークリスト: 通知および承認」作業領域への新しいタスク・フィルタの追加
  7. セルフサービス調達
    1. セルフサービス調達
        1. 拡張可能なOracle Analytics Publisherデータ・モデルを使用した購買依頼PDFの構成
    2. レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション
        1. 購買依頼を承認のために代替の承認者にルーティング
        2. 品目またはカテゴリ・ベースの情報テンプレートによる購買依頼の作成
        3. 購買依頼の検索および管理
        4. 個人ショッピング・リストを使用した購入
  8. 重要な処理および考慮事項

更新23C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年7月11日 レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション 購買依頼の検索および管理 文書の更新。ヒントと考慮事項の改訂。
2023年6月20日 セルフサービス調達 拡張可能なOracle Analytics Publisherデータ・モデルを使用した購買依頼PDFの構成 文書の更新。アクセス要件が改訂されました。
2023年6月20日 共通調達 RESTサービスを使用した調達の統合および拡張

文書の更新。機能の説明の改訂。

2023年6月15日 重要な処理および考慮事項   文書の更新。項が追加されました。
2023年6月2日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスの改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボをはじめ、いくつかの方法でお客様のアイデアを受け付けております。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloud Applicationsは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次の権限を使用して、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 「機能概要」ページで、オファリングを選択してそれに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択であるすべての使用可能なオファリングをそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
  3. 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。そうでない場合は、機能を有効にするためのアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。

「新機能」作業領域に表示されない機能をオプトインする場合があります。オプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
  2. 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、オプトイン機能をクリックします。
  3. オプトイン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の機能の編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
  4. 機能の編集ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。

オプト・イン失効

オプト・インを経由してすぐ使用できない状態で提供された機能は、将来の更新で自動有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。

機能概要

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

サプライ・チェーン・オーケストレーション

サプライ・チェーン・オーケストレーション

REST APIを使用した検証に合格した供給要求明細の処理

「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用した供給文書の同期

独自のグループ・コードを使用したバイヤー・プランニングでの購買要求の管理

サプライ・チェーン・オーケストレーションの在庫管理との統合の拡張

バック・トゥ・バック販売オーダーの重複した供給要求の防止

バック・トゥ・バック販売オーダーの手動予約の表示

構成品目に対するサプライ・チェーン・オーケストレーションでの大規模なオーダー処理の使用

調達共通

共通調達

RESTサービスを使用した調達の統合および拡張

「ワークリスト: 通知および承認」作業領域への新しいタスク・フィルタの追加

セルフサービス調達

セルフサービス調達

拡張可能なOracle Analytics Publisherデータ・モデルを使用した購買依頼PDFの構成

レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション

購買依頼を承認のために代替の承認者にルーティング

品目またはカテゴリ・ベースの情報テンプレートによる購買依頼の作成

購買依頼の検索および管理

個人ショッピング・リストを使用した購入

>>クリックして重要な処理と考慮事項を表示

サプライ・チェーン・オーケストレーション

サプライ・チェーン・オーケストレーション

REST APIを使用した検証に合格した供給要求明細の処理

供給要求の作成REST APIを使用して、検証に合格した供給要求明細を処理します。供給要求に複数の供給要求明細が含まれ、REST APIペイロードでAllowPartialRequestFlag属性をYに設定した場合、REST APIは検証に合格した明細を処理します。検証に合格しない明細は処理されず、エラーとしてマークされます。AllowPartialRequestFlagをNに設定し、供給要求のいずれかの明細が検証に合格しない場合、REST APIは、検証に合格する明細を含め、要求内のすべての明細を拒否します。AllowPartialRequestFlagのデフォルト値はNです。

この機能を使用して、供給要求に複数の供給要求明細が含まれる場合に検証に合格する供給要求明細を処理します。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

主なリソース

アクセス要件

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
    • 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
    • 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
    • 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)

独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。

「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用した供給文書の同期

「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用して、Oracle Supply Chain OrchestrationおよびOracle Procurementの間で供給文書を同期します。この機能は、技術的障害によりサプライ・チェーン・オーケストレーションで購買依頼または購買オーダーを記録できない場合に、外注加工フローで使用します。

サプライ・チェーン・オーケストレーションが最新の購買詳細を持ち、販売オーダーの供給を正確にオーケストレーションできるように、データを最新の状態に保ちます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A

ヒントおよび考慮事項

購買依頼と購買オーダーを同期します:

  1. 「供給オーケストレーション」作業領域に移動し、「タスク」→「供給明細の管理」をクリックします。
  2. 「供給明細の管理」ページで、300100083428746などの「供給オーダー番号」列のリンクをクリックします。
  3. 「供給オーダー詳細」ページで、「処理」 > 「供給文書の同期」をクリックします。

サプライ・チェーン・オーケストレーションにより、サプライ・チェーン・オーケストレーションと調達の間で購買依頼と購買オーダーのデータが同期されます。

主なリソース

アクセス要件

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
    • 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
    • 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
    • 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
    • 供給文書の同期(DOS_SYNC_SUPPLY_DOCS)

独自のグループ・コードを使用したバイヤー・プランニングでの購買要求の管理

独自のグループ・コードを使用して、「バイヤー・プランニング」作業領域で購買要求を管理します。「バイヤー」、「カテゴリ」、「品目」、「事業所」、「サプライヤ」および「なし」などの事前定義コードはすでに使用可能です。この新機能により、バイヤー・プランナは独自のグループ・コードを作成してから、これを使用して購買要求をグループに編成し、価格分岐、オーダー最小値などを利用できます。サプライ・チェーン・オーケストレーションによって各購買要求のグループ・コードがOracle Procurementに送信されます。調達において、「グループ・コード」属性の値に従ってこれらの購買要求が購買依頼にグループ化されます。

この機能を使用して購買要求をグループ化し、価格分岐、オーダー最小値およびその他の制約を利用します。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

主なリソース

アクセス要件

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
    • 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
    • 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
    • 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)

独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。

サプライ・チェーン・オーケストレーションの在庫管理との統合の拡張

Oracle Supply Chain Orchestrationの更新23B以降では、サービス・マッピングを作成してOracle Inventory Managementと統合できるようになりました。この機能により、その機能が拡張されます。サプライ・チェーン・オーケストレーションと在庫管理システムの間で属性をマップするときに、変更エンティティおよびその他の属性を含めることができます。マップできる新しい属性は次のとおりです:

  • SourceOrganizationId 
  • SourceSubinventoryCode 
  • DestinationLocationId
  • ItemRevision 
  • FreightCarrierId 
  • ModeOfTransportLookup
  • ServiceLevelLookup 
  • ShipmentPriorityLookup 
  • FirmFlag 
  • RepriceFlag 
  • AllowItemSubstitutionFlag

サービス・マッピングを使用して、オーダー履行中にサプライ・チェーンで発生する変更の処理方法を調整します。サービス・マッピングを使用して、在庫、調達または製造と統合できるようになりました。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントおよび考慮事項

  • これは、常にオプションである既存のオプトイン機能に対する拡張機能です。
  • 在庫管理で適用される検証を、統合で満たすことができることを確認します。要求ペイロードには問題がなくても、在庫管理が要求を受け入れない可能性があります。
  • 特に複数の要求明細を問い合せる場合は、統合アルゴリズムで参照するオブジェクトが存在することを確認してください。実行時に存在しないオブジェクトを参照すると、エラーが発生する可能性があります。
  • エラーが発生した場合は修正し、「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用して要求を再送信します。

アクセス要件

次の事前定義済権限を使用して、この機能を設定します。

  • Manage DOS Service Mappings
  • Manage DOS Algorithms
  • Administer Sandbox
  • View Modified Data (ランタイム結果を表示できるようにするため)

バック・トゥ・バック販売オーダーの重複した供給要求の防止

通信の問題が発生した場合に、Oracle Supply Chain Orchestrationで過剰な供給が作成されないようにします。Oracle Order Managementによるサプライ・チェーン・オーケストレーションへの供給要求の送信を妨げる中断が発生する場合があります。中断が解決されずに、オーケストレーションが要求を受信しなかったり、長い遅延後に受信する場合があります。オーダー管理が特定の時間後にサプライ・チェーン・オーケストレーションから返信を受信しない場合、オーダー管理は作成、更新または取消要求を再送信することがあり、サプライ・チェーン・オーケストレーションで再送信要求の処理方法を解釈することが困難になります。

この機能を使用して、オーダー管理とサプライ・チェーン・オーケストレーションの間で通信の問題が発生した場合に、同じ需要に対してサプライ・チェーン・オーケストレーションで重複する供給要求が作成されないようにします。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

アクセス要件

この機能は、販売オーダーを作成および送信できるすべての権限で使用できます。

バック・トゥ・バック販売オーダーの手動予約の表示

Oracle Supply Chain OrchestrationでOracle Order Managementの需要を満たす十分な供給を作成できない場合は、予約を手動で作成する必要がある場合があります。これらの予約は、「供給オーケストレーション」作業領域で表示できます:

  • 販売オーダーのバック・トゥ・バック・フローで手動で作成した各予約の詳細を表示します。
  • これらの予約の供給を作成する作業オーダー、購買要求および転送オーダーを表示します。
  • 作業オーダー、購買要求または転送オーダーに移動するリンクをクリックします。
  • 手動予約ごとに、供給明細の現在の状態およびトラッキング明細を表示します。
  • 各供給明細とトラッキング明細のアイコンを表示して、手動予約でそれを使用しているかどうかを迅速に判断します。
  • 「供給オーケストレーション」作業領域には、供給が要求数量を満たしていない場合にのみ手動予約が表示されます。

自動処理以外で販売オーダーに配賦されている供給を把握します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A

ヒントおよび考慮事項

  • サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、オーダー管理から受け取る需要変更に対する手動予約は変更されません。必要な変更は、手動で行う必要があります。
  • 他の要求でも作業オーダー、購買要求または転送オーダーが使用される可能性があるため、作業オーダー、購買要求または転送オーダーの数量は、予約の数量または供給明細やトラッキング明細の数量と異なる場合があります。

アクセス要件

この機能は、販売オーダーを作成および送信できるすべての権限で使用できます。

構成品目に対するサプライ・チェーン・オーケストレーションでの大規模なオーダー処理の使用

処理する販売オーダーが大量にある場合に、構成品目を履行する必要がある供給をオーケストレーションするには、サプライ・チェーン・オーケストレーションによる大規模なオーダー処理を使用します。

多くの構成品目がある販売オーダーの履行をオーケストレーションする必要がある場合、または構成品目が大規模かつ複雑で多くの子コンポーネントを含む場合に、パフォーマンスが向上します。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

アクセス要件

この機能は、構成品目がある販売オーダーを作成および送信できるすべての権限で使用できます。

調達共通

共通調達

RESTサービスを使用した調達の統合および拡張

この更新のOracle Fusion Cloud ProcurementおよびOracle Fusion Cloud Self Service Procurementでは、外部システムと簡単に統合できるようにするための新規および変更済REST APIが提供されます。

この更新で導入された新規のREST APIは次のとおりです。

  • 個人ショッピング・リスト
  • サプライヤ・ネゴシエーション応答

次のREST APIが拡張されました。

  • 購買依頼
    • 購買依頼ヘッダーの「代替の承認者」属性に対して、POST、PATCHおよびSUBMITがサポートされています。
    • 「取下げ」カスタム処理を使用して、購買依頼または購買依頼明細を取り下げることができます。
    • 購買依頼から明細をコピー・カスタム処理を使用して、購買依頼のすべての明細をターゲット購買依頼に複製できます。
    • 明細のコピー・カスタム処理を使用して、同じ購買依頼内の購買依頼の明細を複製できます。
  • 下書き購買オーダー
    • オープンと下書きの両方の購買オーダーの「搬送先事業所」および「依頼者」属性に対して、PATCHがサポートされています。
  • 調達承認済サプライヤ・リスト・エントリ
    • 承認済サプライヤ・リストのサプライヤ品目属性(原産国、最小オーダー数量、固定ロット乗数、購買単位)に対して、GET、POSTおよびPATCHがサポートされています。
  • サプライヤ・ネゴシエーション
    • スコアリングのみのメンバーがサプライヤ・メッセージを送受信できるかどうかを管理する属性に対して、GETがサポートされています。

これらの新しいRESTサービスおよび変更されたRESTサービスを使用して統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。

有効化のステップ

REST APIガイドのRESTサービス定義を確認して利用してください(Oracle Help Center > 対象となるアプリケーション・サービス領域 > APIおよびスキーマからアクセスできます)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。

主なリソース

アクセス要件

Oracle Help Centerで入手可能なOracle Fusion Cloud Procurement REST APIドキュメントの権限の項を参照してください。

「ワークリスト: 通知および承認」作業領域への新しいタスク・フィルタの追加

「ワークリスト: 通知および承認」作業領域に、タスクの作成時期別にフィルタできるドロップダウン・リストが追加されました。この追加フィルタはデフォルトの「自分のタスク」ビューにのみ適用され、デフォルトでは過去7日間に作成されたタスクが表示されます。フィルタのオプションには、7、14または30日が含まれます。「すべて」を選択すると、自分および自分のグループのタスク全体のリストが表示されます。「自分のタスク」ビューと「自分と自分のグループ」フィルタが選択されている場合は、BPMワークリストでもフィルタ・ドロップダウンを使用できます(これがデフォルトです)。

作業領域を開くときにタスクのフィルタ済リストがあれば、応答が速くなります。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントおよび考慮事項

  • 新しいタスク・フィルタはデフォルトの「自分のタスク」ビューにのみ適用されるため、(開始済タスクなどの)別のビューを作業領域で選択した場合は使用できません。
  • 23Bでこの新しいフィルタが表示されない場合は、23Cで表示されます。

主なリソース

セルフサービス調達

セルフサービス調達

拡張可能なOracle Analytics Publisherデータ・モデルを使用した購買依頼PDFの構成

Oracle Analytics Publisherテンプレートを使用して、特定のビジネス・ニーズを満たすように購買依頼PDFのコンテンツ、レイアウトおよび形式を構成します。Oracle Analytics Publisherデータ・モデルから、付加フレックスフィールドなどの追加属性を表示できます。必要に応じてテンプレートのレイアウトとコンテンツを簡単に変更できます。

データ・モデルベースの購買依頼レポート

購買依頼PDFレポートを構成して、ビジネス固有の要件を満たす情報を含めることができます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達 オプションではなくなった開始バージョン: 更新24B

ヒントおよび考慮事項

この機能をオプトインすると、シード済テンプレートを使用してデータ・モデルベースのPDFレポートが自動的に生成されます。購買依頼PDFレポートを構成するには、次のステップに従います。

  1. 「ナビゲータ」で、「レポートおよび分析」をクリックします。
  1. ビジネス・インテリジェンス・カタログ > 「共有フォルダ」 > 「調達」 > 「セルフサービス調達」で、「データ・モデルありの購買依頼PDFレポート」を見つけて「カスタマイズ」をクリックします。レポートのコピーがカスタム・フォルダに作成されます。
  1. 「共有フォルダ」 > 「カスタム」 > 「調達」 > 「セルフサービス調達」フォルダにナビゲートします。
  1. 「データ・モデルありの購買依頼PDFレポート」テンプレートを編集します。「購買依頼PDFデータ・モデル」から属性を追加して、表示または非表示にします。
  1. テンプレートをアップロードします(インスタンスに適切なロケールを選択します)。
  1. 新しくアップロードしたテンプレートをデフォルト・テンプレートとして選択します。

購買依頼レポート・テンプレート

主なリソース

アクセス要件

次の職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • Business Intelligence Authoring (BI Author)

この職務ロールはこの更新より前に使用可能でした。

レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション

購買依頼を承認のために代替の承認者にルーティング

レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用して、代替の承認者を購買依頼に割り当てることができるようになりました。代替の承認者は、承認ルーティング階層の最初の承認者として使用されます。

「カート」ページから購買依頼を編集するときに、代替の承認者を割り当てることができます。

代替の承認者を追加するための購買依頼の編集

  

代替の承認者の追加

使用可能な場合は、代替の承認者が購買依頼要約に表示されます(スクリーンショットでは、モバイル・フォーム・ファクタでこのページが表示されています)。

購買依頼要約での代替の承認者の表示

この機能を使用すると、現在の承認階層がなんらかの理由(当初の階層の承認者の休暇や不在)で使用できない場合に、購買依頼のルートをすばやく変更できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

「購買依頼を承認のために代替の承認者にルーティング」機能を使用する場合は、「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」という親機能にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

ヒントおよび考慮事項

  • 「購買依頼発行ビジネス機能の構成」設定の「承認者上書き使用可能」オプションを使用して、購買依頼発行BUのこの属性を表示または非表示にできます。
  • 代替の承認者として自分または部下を選択することはできません。
  • RESTリソースを使用して代替の承認者をPOSTまたはPATCHして、購買依頼を処理できるようになりました。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含むロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます:

  • 購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQUISITION_PRIV)

この権限はこの更新より前に使用可能でした。

品目またはカテゴリ・ベースの情報テンプレートによる購買依頼の作成

レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用して、品目または購買カテゴリあるいはその両方に関連付けることができる(「追加詳細」という名前の)情報テンプレートを使用して購買依頼を作成できるようになりました。

次のフローを使用してショッピング・カートに品目を追加するときに、追加の詳細を指定できます:

  • ショッピング検索結果 
  • 品目詳細ドリルダウン
  • 個人または公開ショッピング・リストから単一の品目を追加するとき

「追加詳細」ページ

個人および公開ショッピング・リストおよびパンチアウトについては、「追加詳細」というリンクを使用してカートにのみこのページが表示されます。

ショッピング・カートの「追加詳細」リンク、および「追加詳細」パネル・ドロワー

カタログ外要求の場合は、スマート・フォームの場合と同様に、別のセクションで要求を作成または更新すると、追加詳細が取得されます。

カタログ外要求の追加詳細

「追加詳細」リンクがあるモバイル・デバイス上のカート

追加詳細を含む品目をカートに追加した後に、追加詳細設定が変更された場合でも、購買依頼を発行する前にテンプレートをレビューおよび更新できます。

また、「自分の購買依頼」タブの「取下げおよび編集」プロセスを使用すれば、購買依頼を承認のために発行した後に、購買依頼の追加詳細をレビューおよび更新できます。承認待ちまたはすでに承認済の購買依頼の管理方法については、「購買依頼の検索および管理」機能で詳しく説明します。

購買組織は多くの場合、情報テンプレートを利用して特定の追加情報を取得し、より合理的で効率的なレビュー、ルーティング、調達プロセスの実現に役立てています。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

品目および品目カテゴリに基づく情報テンプレートのサポート機能を使用する場合は、「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」とい親機能にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

ヒントおよび考慮事項

  • 購買依頼を発行する前ならいつでも、ショッピング・カート内の該当する明細の「追加詳細」リンクを使用して追加詳細を更新できます。
  • この機能を利用して、内部ソースを介して履行される品目の追加情報を取得することもできます。そのような購買依頼の承認者は、承認プロセスの一部として購買依頼に関するこれらの追加詳細を表示できます。
  • 購買組織は、1つ以上の属性を必須に構成することで、これらの詳細の入力を強制することを検討する必要があります。そうすれば、依頼者が購買依頼を発行する際に詳細の入力を必須にできます。
  • カートに品目を追加するときに情報テンプレートを使用できなかった場合は、そのまま購買依頼を発行できます。新しい情報テンプレートは、カートにすでに追加されている品目には影響しません。
  • 購買依頼を発行すると、有効またはアクティブでなくなった追加詳細は削除されます。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含むロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます:

  • 購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQUISITION_PRIV)

この権限はこの更新より前に使用可能でした。

購買依頼の検索および管理

レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの「自分の購買依頼」ページを使用して、購買依頼および明細を検索および管理します。購買依頼レベルまたは個々の明細レベルの両方で、差し戻されたり否認された購買依頼の再発行などの処理を実行できます。

レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの「自分の購買依頼」ページの機能のリストを次に示します:

  • 検索: 購買依頼ヘッダー、明細および配分全体の検索可能属性をサポートする、ファジー・マッチングが組み込まれたエラスティック・ベースのスマート検索を使用します。これにより、強力な検索エクスペリエンスが提供され、潜在的一致が増えます。追加のキーワードを使用して、検索結果を徐々に絞り込むことができます。最近の検索履歴および購買依頼データに基づいて、自動検索提示が表示されます。単一の検索で購買依頼ヘッダー、明細および配全体分が検索されて、一致する購買依頼と明細が返されます。検索可能な属性は次のとおりです:
    • ヘッダー: 購買依頼番号と購買依頼摘要。
    • 明細: 品目番号、品目摘要、購買カテゴリ、製造業者、製造業者部品番号、サプライヤ、サプライヤ品目番号、購買オーダー番号、転送オーダー番号、要求者名、内部搬送先事業所名および一時事業所の搬送先住所。
    • 配分: プロジェクト名、プロジェクト番号およびコスト・センター。

自分の購買依頼

モバイル・デバイス上の「自分の購買依頼」

  • 購買依頼の処理
    • 詳細の表示
    • 複製
    • 編集(承認待ちまたは承認済の購買依頼も取り下げて編集できます。)
    • 削除

購買依頼の処理

  • 明細の処理
    • 取消: 不要になった明細を取り消すことができます。
    • 取下げ: この処理を使用して、承認待ちまたは承認済で、オーダーまで処理が進んでいない明細を取り下げることができます。
  • ホーム・ページのその他の拡張
    • 「自分の最近の購買依頼」が、購買依頼の最終更新日でソートされて、(下書き購買依頼を含めて)最近更新された購買依頼が最上位に表示されるようになりました。
    • 「自分の最近の購買依頼」カードには、内部資材転送明細を含む購買依頼の正確なステータスが表示されます。この更新より前は、「明細詳細の表示」というステータスが使用されていました。

「購買依頼の検索および管理」機能を使用すると、次の利点があります:

  • この機能が提供される前は、ホーム・ページで最近発行された12件の購買依頼のみを表示できました。この機能を使用すれば、下書き購買依頼を含めて、自分が作成したすべての購買依頼を検索できるようになりました。
  • 複数の明細および配分の属性を検索して、明細を検索結果に表示できるため、特定の明細品目を見つけて、その承認およびダウンストリームのステータスを追跡できます。この検索機能により、効率と使いやすさが向上します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

「購買依頼の検索および管理」機能を使用する場合は、「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」という親機能にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

この親機能に初めてオプトインする場合は、この機能を使用するために、次の手順を実行してください:

  1. 「管理者プロファイル値の管理」タスクで、次のプロファイル・オプションの値を設定します:
    • 検索拡張フレームワークの有効化/無効化プロファイル(コード: ORA_FND_SEARCH_EXT_ENABLED)を「はい」に設定します。
    • 初期取込みプロセスの行フェッチ数(コード: ORA_FND_SEARCH_FETCH_COUNT)を100に設定します。
  1. 「ツール」→「スケジュール済プロセス」にナビゲートし、→新規プロセスのスケジュールをクリックします。
    • プロセス名を検索して選択します: 索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ
    • 「再取込みする索引名」のパラメータ値: fa-prc-por。
  1. 承認後のダウンストリーム・イベントに起因する正確なステータスがすべての購買依頼明細に表示されるようにするには、このプロセスを定期的に実行するようにスケジュールする必要があります。
    • プロセス名: OSCSへの一括取込みを実行するESSジョブ
    • 「一括取込みを実行するプログラム名」のパラメータ値: prc_por_downstream

ヒントおよび考慮事項

  • 購買依頼の検索では、最大10000件の購買依頼明細を表示できます。
  • 「OSCSへの一括取込みを実行するESSジョブ」スケジュール済ジョブにprc_por_downstreamプログラムが設定されて毎日1回実行されます。これにより、すべての購買依頼明細に、承認後のダウンストリーム・イベントに起因する正確なステータスが表示されます。アプリケーション管理者は、スケジュール済ジョブの頻度とスケジュールを変更したり、オンデマンドでジョブを開始できます。
  • 取り消せるのは、購買オーダー、転送オーダーまたはネゴシエーションに関連付けられていない購買依頼明細のみです。
  • レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション以外で作成または更新された購買依頼または明細に対しては、編集、複製および取下げ処理を実行できません。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)

この権限はこの更新より前に使用可能でした。

個人ショッピング・リストを使用した購入

レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用して購入中に、個人ショッピング・リストを作成したり、個人ショッピング・リストに品目を追加できます。

検索結果の「リストに追加」アイコン

「リストに追加」ダイアログ・ウィンドウ

個人ショッピング・リストを使用すると、次の利点があります:

  • 同じ品目を繰返しオーダーする際にかかる時間が短くなる: 一定の間隔で頻繁にオーダーする品目を含むショッピング・リストを作成できます。これらの品目をオーダーする場合は、ショッピング・リストを選択して1回クリックすれば、すべての品目がショッピング・カートに追加されます。品目のサブセットのみをショッピング・カートに追加することもできます。ショッピング・カートに品目を追加する前に、品目ごとに検索する場合より時間と手間がかかりません。
  • 必要な品目のオーダーを忘れない: ショッピング・リストを作成してそこからオーダーすることで、必要なすべての品目を常に確実にオーダーできます。
  • 関連品目を簡単にグループ化できる: 複数のショッピング・リストを作成できるため、ニーズに応じて異なるショッピング・リストを作成できます。たとえば、すべての事務用品の関連資材のショッピング・リストと、サービス関連の要求リストを別々に作成できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

「個人ショッピング・リストを使用した購入」機能を使用する場合は、「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」という親機能にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

ヒントおよび考慮事項

  • レスポンシブ・セルフサービス・アプリケーションでは、個人ショッピング・リストへのパンチアウト・カタログ品目の追加はサポートされていません。このような品目を「購買依頼」メニュー・エントリから追加した場合は、「購買依頼(新規)」メニュー・エントリを介してレスポンシブ・セルフサービス・アプリケーションのショッピング・リストを開いても、それらの品目は表示されません。
  • 個人ショッピング・リストに品目を追加する際には、デフォルト数量を指定できます。

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含むロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます

  • 購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQUISITION_PRIV)

この権限はこの更新より前に使用可能でした。

重要な処理と考慮事項

オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。

このセクションでは、このクラウド・サービスで置換された機能、または削除される予定の機能を示します。

モジュール 削除される機能 削除予定 置換後の機能 置換時期 追加情報
セルフサービス調達 セルフサービス調達モバイル・アプリケーション 23D レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション 22B

更新23Bでは、セルフサービス調達モバイル・アプリケーションは拡張または更新されません。また、問題に対する技術サポートも提供されません。2023年7月31日の時点で、このモバイル・アプリケーションはダウンロードできなくなります。23Dに更新すると、モバイル・アプリケーションの動作が停止します。モバイル・アプリケーションを使用している場合は、できるだけ早くレスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションに移行する必要があります。置換アプリケーションの詳細は、「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」を参照してください。