本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
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2022年5月27日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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Oracle Performance Managementは、就業者のパフォーマンスを測定および報告するための機能をサポートしています。
HR担当者によるパフォーマンス文書関係者フィードバック要求の管理
この機能を使用すると、HR担当者は、マネージャ・ロールが行うように構成されている処理のみではなく、「関係者フィードバックの管理」ページですべての処理を実行できます。実行可能な処理のサマリーを次に示します。
- 「マネージャによる関係者の選択可能」構成オプションが選択されていない場合でも、関係者を選択する
- 「マネージャによる質問の追加可能」構成オプションが選択されていない場合でも、関係者の質問リストに質問を追加する
- 関係者が追加されたことをマネージャに通知する
- 関係者要求を送信する
- 関係者要求を再送する
- 関係者のロールを変更する
- 参加者要求をロックする
- 関係者要求をロック解除する
- 関係者要求を削除する
- すべてのフィードバック要求のステータスを表示する
- 「マネージャによる関係者の追跡可能」構成オプションが選択されていない場合でも、関係者はプロセスを完了し、「フィードバックの表示」リンクを使用してパフォーマンス文書を表示できます
- 関係者要求を再オープンする
HR担当者は「関係者フィードバックの管理」ページですべての処理を実行できるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
チェックイン文書の一般ディスカッション・トピックの名前を変更して、実際のディスカッションと一致するようにします。たとえば、一般的なディスカッション・トピックの名前を更新すると、そのトピックの内容を簡単に識別して覚えることができます。
更新する一般ディスカッション・トピックを含むチェックイン文書を開き、リージョンを展開して名前を編集します。
チェックイン文書の一般ディスカッション・トピック名を、実際のディスカッションを説明する名前にパーソナライズします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年8月26日 | パフォーマンス管理 | チェックイン・テンプレートの適格の管理 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 | パフォーマンス管理 | 従業員チェックイン文書の可視性の制御 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 | パフォーマンス管理 | チェックイン・テンプレートの適格の管理 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 | パフォーマンス管理 | マネージャによる複数のパフォーマンス文書の印刷 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年5月27日 | パフォーマンス管理 | 従業員チェックイン文書の可視性の制御 | 文書の更新。更新22Bで提供された機能。 |
2022年3月4日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center - ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを利用できます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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タレント管理のためのTransactional Business Intelligence
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
質問リストがある従業員を調査します。
質問リストで使用される質問に役立つ指示と追加コンテキストを入力できるようになりました。
質問リストまたは質問リスト・テンプレートに追加する質問の構成時に、これらの指示を追加できます。「質問の作成」ページの新しい「インストラクション」テキスト・ボックスを使用して、これを実行できます。このテキスト・ボックスには書式設定機能があり、URLを埋め込むこともできます。
質問へのインストラクションの追加
この機能の使用方法を次に示します。
- 「設定および保守」作業領域に移動し、次のオプションを選択します。
- 設定: ワークフォース開発
- 機能領域: 質問リスト
- タスク: 質問ライブラリ
- サブスクライバを選択し、「質問」ページで「作成」をクリックします。
- 必要に応じて、フォルダ、ステータスおよびプライバシのオプションを選択します。
- 「詳細」領域に、質問テキストを入力します。
- 「インストラクション」テキスト・ボックスに、質問に関する追加情報を含めます。
ノート: ツールバーを使用して情報を書式設定できます。ツールバーの「リンクの追加」アイコンを使用してURLも追加できます。
- 必要に応じて、質問タイプおよび応答タイプを選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ノート: 質問リストまたは質問リスト・テンプレートに含める質問を作成するときに、この機能を使用できます。既存の質問を編集したり、質問にインストラクションを追加することもできます。
この機能を利用して、応答者がより適切な回答を選択できるようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 質問および質問リストの作成の詳細は、Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の実装ガイドのワークフォース・プロファイルの章の質問リストのトピックを参照してください。
Oracle Career Developmentには、就業者とマネージャがキャリア上の関心や人材開発プランを管理するためのツールが備わっています。これらのツールには、就業者の資格に基づくロールに関する推奨事項、ターゲット・ロールと就業者に求められる人材開発要件との比較が含まれます。就業者の関心があるロールおよび就業者向けの包括的な人材開発プランを管理することにより、人材開発目標を確立し、人材開発の進行状況を管理できます。
人材開発プランを使用して、短期および長期のキャリア開発戦略を管理できるようになりました。ロールの権限に基づいて、人材開発プラン内で人材開発目標を作成および管理できます。目標に人材開発意図をタグ付けできます。人材開発意図は、将来の人材開発に向けて目標を編成および追跡できるタグです。
管理者は、ユーザーが目標ライブラリから追加する人材開発目標の検索に使用できる属性を構成できます。検索時に表示される属性と、検索にのみ使用できる属性を指定できます。次のいずれかの属性を選択して、人材開発ライブラリの目標を検索します。
- 目標名
- 目標カテゴリ
- ビジネス・ユニット
- 部門
- ジョブ・ファミリ
- 雇用主
検索属性を構成する方法を次に示します。
- トランザクション設計スタジオの「検索構成」タブで、「人材開発目標ライブラリ」を選択します。
- 「フィールドの検索および表示」セクションで、検索および表示に使用する属性を選択します。
デフォルトでは、次の属性を検索および表示に使用できます。
- 目標名
- 目標カテゴリ
- 「フィールドのみ検索」セクションで、人材開発目標の検索のみができる属性を選択します。ここで選択したフィールドは、値リストで人材開発目標を検索するときには表示されません。
人材開発目標ライブラリ値リストの検索構成
ユーザーのライブラリ目標の検索を簡素化し、従業員が人材開発目標を簡単に作成できるようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のトピックを参照してください。
- グローバル人事管理の実装のレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定の章の値リスト(LOV)の構成方法
さらに、この機能のHCM共通の21Dの新機能で値リストの構成を参照してください。
ロールおよび権限
ユーザーには、値リスト構成UIにアクセスするために付与されたHCMページ・コンフィギュレータへのアクセス(HRC_ACCESS_HCM_TRANSACTION_CONFIGURATOR_PRIV)権限を持つロールが必要です。
承認ルールのシミュレーションを使用して、人材開発目標承認ルールとそのルーティングをテストできるようになりました。
トランザクション・コンソールの「承認ルール」タブで、「人材開発目標の承認」ルールの「ルールのテスト」アイコンをクリックします。
「承認ルール」タブの「ルールのテスト」
ルールを構成できる管理者は、ルール構成ページの「ルールのテスト」ボタンを使用して、承認ルール構成をテストできます。
「ルール構成」ページの「ルールのテスト」ボタン
「承認ルールのテスト: 人材開発目標の承認」ページで、保存済または承認のために送信された人材開発目標トランザクションを確認できます。承認ルールをシミュレートするトランザクションの「シミュレーション」をクリックします。
承認ルールのテスト: 人材開発目標の承認
シミュレーション結果は、同じページの下部に表示されます。結果には、次の詳細がリストされます。
- ルール名
- トランザクションID
- 実行済ルール
- 承認要求の詳細
- 承認履歴
- 承認ルーティング
承認シミュレーション結果
シミュレーションが成功しなかった場合は、エラー・メッセージが表示されます。
承認ルールをテストして、承認ルールの条件ロジックを増分的に作成します。新しいトランザクションを再作成して送信しなくても、変更の影響を評価できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 承認フロー構成をテストするには、承認のバイパスを無効にする必要があります。
- ルールをシミュレートする前に、承認ルールに加えた変更をまずコミットする必要があります。
ロールおよび権限
この表は、この機能をサポートする機能セキュリティ権限、およびこの権限を継承する事前定義ロールを示しています。
機能セキュリティ権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
承認ルールのテスト PER_TEST_APPROVAL_RULES_PRIV |
管理者としてのHCM承認トランザクションのレビュー |
事前定義済ロールを使用している場合、処理は必要ありません。ただし、このロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
Oracle Talent Reviewは分析のための製品で、組織はプロファイル、パフォーマンス、目標、キャリア開発および報酬管理ソリューションのデータをレビューおよび評価できます。
タレント・プロファイルで作成したカスタム評点を使用して、タレント・レビュー・プロセスを強化します。たとえば、従業員の革新的な考え方を評価する評点を作成できます。これらのカスタム評点は、タレント・レビュー会議テンプレートの「評価オプション」セクションに追加できます。
タレント・レビュー・テンプレートの評点オプション・セクションのカスタム評点
ノート: タレント・レビュー・テンプレートに追加できる評点は最大7つのみです。
カスタム評価の「レビュー対象就業者の評点付けに使用」チェック・ボックスを選択した場合は、「ボックス・チャート・ビュー」セクションに追加できます。
タレント・レビュー・テンプレートのボックス・チャート・ビューのカスタム評点
カスタム評点が設定されたテンプレートに基づいてファシリテータがタレント・レビュー会議を作成または編集する際には、レビュー内容セクションにカスタム評点を表示できます。
タレント・レビュー会議構成のレビュー内容セクションのカスタム評点
マネージャは、レビュー内容を準備するときに、会議構成で選択したカスタム評点のレビュー対象就業者を評点付けできます。セキュリティ・プロファイルでカスタム評点の編集が許可されている場合は、これを実行できます。送信すると、標準提供の評点とカスタム評点の両方に対してマネージャが付けた評点が就業者のプロファイルで更新されます。
「レビュー内容の準備」ページのカスタム評点
カスタム評点が設定されたタレント・レビュー会議をファシリテータが実施する場合は、カスタム評点を使用してレビュー対象就業者を評点付けできます。プロファイルを印刷すると、カスタム評点も含められます。以前の評点日付範囲内に送信されたタレント・レビュー会議から、以前のカスタム評点を表示できます。
カスタム評点があるタレント・レビュー会議ダッシュボード
ファシリテータは、カスタム評点があるタレント・レビュー会議を保存または送信できます。送信すると、標準提供の評点とカスタム評点の両方に対してファシリテータが付けた評点が就業者のプロファイルで更新されます。
組織に適した評点を使用して、タレント・レビュー・プロセスを強化します。
有効化のステップ
この機能を使用するには、次のプロファイル・オプションを有効にしておく必要があります。
- ORA_HRR_TALENT_REVIEW_RESPONSIVE_ENABLED
- HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLED
カスタム評点を作成するには、組織が拡張タレント・プロファイルに移行している必要もあります。カスタム評点の作成方法を次に示します。
- 「自分のクライアント・グループ」→「プロファイル」に移動します。
- 個人プロファイル・タイプを編集します。
- 「プロファイル・タレント評点」セクションに移動します。
- 評点セクションを追加します。このテンプレートは、新しい評点セクション用の「カスタム・タレント評点」です。
- これをアクティブにします。
- 次の評価者タイプの「従業員表示」および「マネージャ表示」チェック・ボックスを必ず選択してください。
- プロファイル
- タレント・レビュー
- タレント・レビュー会議の準備
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「プロファイル・タイプの編集: 個人」ページで、「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- カスタム評点があるタレント・レビュー会議を複製できます。
- カスタム評点があるタレント・レビュー会議を再オープン、取消および削除できます。
主なリソース
- 拡張タレント・プロファイルの詳細は、My Oracle Supportの記事、Upgrading Oracle Fusion Profile Management (ドキュメントID 2421964.1)に示されている、アップグレード・ガイドおよびその他のドキュメントを参照してください。
レビュー対象就業者のメンバーのタスク管理が、割り当てられたタスクの追跡に役立つように拡張されました。
マネージャがタレント・レビュー会議のレビュー内容を準備するときに、部下のタスクを表示および管理できるようになりました。タレント・レビュー会議の概要ページにナビゲートしてタスクを表示および管理する必要はありません。タスクを管理するには、「レビュー内容の準備」ページで「タスクの表示」処理を選択する必要があります。
「レビュー内容の準備」ページの「タスクの表示」処理
マネージャが「タスクの表示」処理を表示できるのは、会議に使用される会議テンプレートで「タスクの追加」処理が有効になっている場合のみです。
会議ステータスに関係なく、選択した個人のタスクを表示および管理できる「タスク」ページがマネージャに表示されます。使用可能になっている場合は、レスポンシブな「タスク」ページが表示されるようになりました。マネージャがタスクを関連付けることができるのは、自分の直接または間接の部下であるレビュー対象就業者のメンバーのみです。
マネージャおよびファシリテータは、レビュー対象就業者のメンバーに割り当てられたタスク数を、会議ダッシュボードの表ビューの新しい「タスク」列に表示できます。「タスク」列を表示できるのは、会議に使用される会議テンプレートで「タスクの追加」処理が有効になっている場合のみです。
会議ダッシュボードの表ビューの「タスク」列
タスク数をクリックすると、「タスク」ページでレビュー対象就業者のメンバーに関連付けられたタスクのリストを表示できます。使用可能になっている場合は、レスポンシブな「タスク」ページが表示されます。
レスポンシブな「タスク」ページ
マネージャおよびファシリテータは、リストされたタスクを次の属性でソートできます。
- タスクの対象
- 割当先名
- ステータス
- タスク・タイプ
- 期日
- 完了率
「タスク」ページでタスクを追加、編集または削除できます。ただし、表ビューからナビゲートした後にタスクを編集する場合は、関連付けられた就業者の名前を変更できないことに注意してください。
ファシリテータが会議ダッシュボードで「タスクの追加」処理を使用してレビュー対象就業者のメンバーのタスクを追加すると、レスポンシブな「タスク」ページが表示されます。
マネージャまたはファシリテータがタスクを追加または削除すると、ダッシュボードの表ビューの「タスク」列で、関連する就業者に対応するタスク数が更新されます。
拡張されたタスク管理オプションを活用して、レビュー対象就業者のメンバーに割り当てられたタスクを効率的に管理してください。
有効化のステップ
この機能を使用するには、次のプロファイル・オプションを有効にしてください。
- ORA_HRR_TALENT_REVIEW_RESPONSIVE_ENABLED
- HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLED
管理者が個人情報の削除ポリシー構成に、次のタレント・レビュー・データを含めることができるようになりました。
- レビュー対象就業者のメンバーに関する情報
- 会議参加者の情報
- 会議ファシリテータの情報
タレント・レビュー会議から情報を削除する構成テンプレートを作成する方法
- 構成テンプレートの作成中に「就業者」カテゴリを選択します。
- 「コンポーネント」タブを選択します。
- 「ビジネス・オブジェクト」ペインで、「タレント・レビュー会議」を選択します。
- 「コンポーネント」ペインで、「タレント・レビュー会議」を展開します。
- 次のチェック・ボックスを選択します。
- ファシリテータ: タレント・レビュー会議のファシリテータであった退職者を削除します
- 関係者: タレント・レビュー会議の参加者であった退職者を削除します
- レビュー対象者: タレント・レビュー会議のレビュー対象就業者から退職者を削除します
- 「保存」をクリックします。
タレント・レビュー会議個人情報の削除プロセスが正常に完了すると、次のようになります。
- タレント・レビュー会議の「ファシリテータ」、「関係者」および「レビュー対象就業者」セクションに個人番号が指定されていた就業者は表示できません。
ノート: 退職者は、会議の唯一のファシリテータであっても、会議のファシリテータから削除されます。
- レビュー担当者は、レビュー内容を準備する際に、レビュー対象就業者に含まれていた退職者を表示できません。
- ファシリテータおよび関係者は、レビュー対象就業者に含まれていた退職者を会議ダッシュボードに表示できません。
- タレント・レビュー会議の関係者であった退職者が付けた評点は影響を受けません。
- レビュー内容の準備時または会議の実施時に個人番号が指定されていた退職者に付けられた評点はタレント・プロファイルから削除されません。
タレント・レビュー会議から退職者を削除することで、タレント・レビュー・プロセスを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- これを使用するには、データ処分構成テンプレートを使用可能にする必要があります。
- プロセスが、退職日が過去の退職日である、退職した就業者に対してのみ実行されていることを確認してください。
- 従業員データは完全に削除されて、マスクされません。削除されたデータはリカバリできません。そのため、注意して実行してください。
- 退職者が、削除されたタレント・レビュー会議の唯一のファシリテータだった場合、スーパーユーザーまたはHCMデータ・ローダーを使用して会議の新しいファシリテータを追加する必要があります。ファシリテータを追加するまでは、会議を編集できません。
主なリソース
- テンプレートの構成および個人情報の削除プロセスの送信の詳細は、My Oracle SupportのDisposal of Person Data (ドキュメントID 2597475.1)を参照してください。
ロールおよび権限
個人情報の削除ポリシーの構成および個人情報の削除に必要なロールと権限の詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- Disposal of Person Data (ドキュメントID 2597475.1)
退職者がファシリテータまたは関係者として追加されたタレント・レビュー会議から、管理者がHCMデータ・ローダーを使用して退職者を削除できるようになりました。
この例のTalentReviewMeeting.datファイルは、HDL Marketing Talent Review Meeting会議からファシリテータおよび関係者のデータを削除するために使用します。このファイルでは、ソース・キーを使用して、削除するファシリテータおよび関係者を識別しています。
METADATA|Facilitator|SourceSystemId|SourceSystemOwner|MeetingTitle|FacilitatorPersonNumber DELETE|Facilitator|MrktMgr071018_Fac2|VISION|HDL Marketing Talent Review Meeting|17121468 METADATA|Participant|SourceSystemId|SourceSystemOwner|MeetingTitle|ParticipantPersonNumber DELETE|Participant|MrktMgr071018_Part1|VISION|HDL Marketing Talent Review Meeting|8153780 |
タレント・レビュー会議から退職者を削除することで、タレント・レビュー・プロセスを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 削除対象の退職したファシリテータまたは関係者が、タレント・レビュー会議の唯一のファシリテータまたは参加者である場合でも、エラー・メッセージは表示されません。
- 退職者が、削除されたタレント・レビュー会議の唯一のファシリテータだった場合、スーパーユーザーまたはHCMデータ・ローダーを使用して会議の新しいファシリテータを追加する必要があります。ファシリテータを追加するまでは、会議を編集できません。
タレント・レビュー会議構成ページの「対象就業者選択」セクションで「事業所」フィルタを使用すると、従業員事業所として識別された事業所のみがレスポンシブな「事業所詳細」ページに表示されます。
「対象就業者選択」セクションの事業所フィルタ
従業員を従業員事業所でフィルタ処理して、レビュー対象就業者に追加する関連従業員を選択します。
有効化のステップ
「事業所」値リストから除外する事業所の「従業員事業所」属性値を「いいえ」に設定する必要があります。
主なリソース
詳細は、リリース21Dの人事管理の新機能で事業所を従業員事業所として識別する機能を参照してください。
また、Oracle Help Centerの次のトピックも参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドの第7章「ディビジョン、部門、労働組合、事業所およびツリー」の事業所
Oracle Succession Managementを使用すると、重要な人員を置き換えるための後任プランを作成できます。後任プランがあることで、現在は埋まっているジョブやポジションについて、準備のできている就業者または求められるスキルを習得できそうな就業者を特定できるため、スムーズな移行が可能になるうえ、候補者育成の管理にも役立ちます。
退職者が所有者として追加された後任プランから、管理者がHCMデータ・ローダーを使用して退職者を削除できるようになりました。
この例のSuccessionPlan.datファイルは、退職したプラン所有者を後任プランから削除するために使用します。ここでは、ソース・キーを使用して後任プランを識別しています。
METADATA|SuccessionPlanOwner|SourceSystemOwner|SourceSystemId|PlanId(SourceSystemId)|PlanOwnerPersonNumber DELETE|SuccessionPlanOwner|VISION|SPO_MRKT_DIR|SP_MRKT_DIR|1023853 |
退職者が所有者として追加されたタレント・プールから、管理者がHCMデータ・ローダーを使用して退職者を削除することもできます。
この例のTalentPool.datファイルは、退職したプール所有者をタレント・プールから削除するために使用します。ここでは、ソース・キーを使用してタレント・プールを識別しています。
METADATA|PoolOwner|SourceSystemOwner|SourceSystemId|PoolName|PoolOwnerId DELETE|PoolOwner|VISION|TP_T2|Top Talent|521528 |
退職者が所有者として追加されていた後任プランおよびタレント・プールから退職者を削除することで、後任プランおよびタレント・プールの管理を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 削除しようとしている退職者がプライベート後任プランまたはタレント・プールの唯一の所有者である場合でも、エラー・メッセージは表示されません。
- 削除した所有者がプライベート後任プランまたはタレント・プールの唯一の所有者であった場合は、スーパーユーザーまたはHCMデータ・ローダーを使用して、新しい所有者を追加する必要があります。新しい所有者を追加するまで、プライベート後任プランまたはタレント・プールを編集できません。
管理者は、「個人情報の削除」プロセスを使用して、後任プランの所有者であった退職者を組織の後任プランから削除することもできます。
後任プランの所有者を削除する構成テンプレートの作成方法
- 構成テンプレートの作成中に「就業者」カテゴリを選択します。
- 「コンポーネント」タブを選択します。
- 「ビジネス・オブジェクト」ペインで、「後任プラン」を選択します。
- 「コンポーネント」ペインで、「後任プラン」を展開します。
- 「後任プラン所有者」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
後任プラン所有者の個人情報削除プロセスが正常に完了すると、退職者が唯一の所有者であっても、退職者が所有者であったすべての後任プランから退職者が削除されます。
「個人情報の削除」プロセスを使用して、タレント・プールの所有者であった退職者を組織のタレント・プールから削除することもできます。
タレント・プールの所有者を削除する構成テンプレートの作成方法
- 構成テンプレートの作成中に「就業者」カテゴリを選択します。
- 「コンポーネント」タブを選択します。
- 「ビジネス・オブジェクト」ペインで、「タレント・プール」を選択します。
- 「コンポーネント」ペインで、「タレント・プール」を展開します。
- 「タレント・プール所有者」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
タレント・プール所有者の個人情報削除プロセスが正常に完了すると、退職者がタレント・プールの唯一の所有者であっても、退職者が所有者であったすべてのタレント・プールから退職者が削除されます。
退職者が所有者として追加されていた後任プランおよびタレント・プールから退職者を削除することで、後任プランおよびタレント・プールの管理を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- これを使用するには、データ処分構成テンプレートを使用可能にする必要があります。
- プロセスが、退職日が過去の退職日である、退職した就業者に対してのみ実行されていることを確認してください。
- 従業員データは完全に削除されて、マスクされません。削除されたデータはリカバリできません。そのため、注意して実行してください。
- 後任プラン所有者として削除された退職者がプライベート後任プランの唯一の所有者であった場合は、スーパーユーザーまたはHCMデータ・ローダーを使用して、新しいプラン所有者を追加する必要があります。新しい所有者を追加するまで、プライベート後任プランを編集できません。
- タレント・プール所有者として削除された退職者がタレント・プールの唯一の所有者であった場合は、スーパーユーザーまたはHCMデータ・ローダーを使用して、新しいプール所有者を追加する必要があります。新しい所有者を追加するまで、タレント・プールを編集できません。
主なリソース
- テンプレートの構成および個人情報の削除プロセスの送信の詳細は、My Oracle SupportのDisposal of Person Data (ドキュメントID 2597475.1)を参照してください。
ロールおよび権限
個人情報の削除ポリシーの構成および個人情報の削除に必要なロールと権限の詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- Disposal of Person Data (ドキュメントID 2597475.1)
Oracle Profile Managementは、タレント製品スイートおよびその他のOracle Cloudアプリケーションが、タレント・プロファイル情報を取得、挿入および更新するための共通の基盤を提供します。また、Profile Managementは、HR担当者、ライン・マネージャ、マトリックス・マネージャおよび従業員が、重要なHRタレント機能を実行するのをサポートします。個人およびジョブのプロファイルの管理、キャリア・プランニング機能、タレント・データの管理および追跡もProfile Managementを介して実行できます。
タレント・プロファイルおよびタレント・レビューに対するユーザー定義タレント評点の追加
標準提供のタレント評点を補足する追加のタレント評点を作成し、これらのタレント評点を管理者が「個人プロファイル・タイプ」設定ページで作成して、「タレント評点」ページおよび「タレント・レビュー」ページで使用可能にできるようになりました。
その方法は次のとおりです。
- 「自分のクライアント・グループ」→「プロファイル」→「プロファイル・タイプ」→「個人」に移動します。
- このページの「プロファイル・タレント評点」領域にナビゲートします。
- 「タレント評点の追加」をクリックします。
- 評点名、評点モデルおよび評点摘要を追加します。タレント・プロファイル、タレント・レビューおよびタレント・レビュー会議の準備に適用する評価者を使用可能にします。新しい評点に指定されたセクション・コンテキストは、データのインポート時にスプレッドシート・データ・ローダーで参照できます。
- 「自分のクライアント・グループ」→「プロファイル」→「プロファイル・コンテンツ・セクション・アクセス」に移動して、これらの評点のセキュリティを設定します。
ユーザー定義評点は、標準提供の評価と同様にプロファイルに印刷できます。ただし、ユーザー定義評点に関するOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)レポートをユーザーは作成できません。この機能は、今後のリリースで導入される予定です。
ユーザー定義評点は標準提供の評点を補完して、タレント・プロセスをサポートします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Oracle Goal Managementでは、経営目標を様々な組織レベルの目標に変換し、マネージャから従業員への明確な見通しを提供できます。経営陣は高レベルのイニシアチブについて情報交換し、マネージャがそれらを従業員の目標に置き換えます。
管理者は、ユーザーが目標ライブラリから追加するパフォーマンス目標の検索に使用できる属性を構成できます。検索時に表示される属性と、検索にのみ使用できる属性を指定できます。次のいずれかの属性を選択して、パフォーマンス・ライブラリの目標を検索します。
- 目標名
- 目標カテゴリ
- 目標サブタイプ
- ビジネス・ユニット
- 部門
- ジョブ・ファミリ
- 雇用主
検索属性を構成する方法を次に示します。
- トランザクション設計スタジオの「検索構成」タブで、「パフォーマンス目標ライブラリ」を選択します。
- 「フィールドの検索および表示」セクションで、検索および表示に使用する属性を選択します。
デフォルトでは、次の属性を検索および表示に使用できます。
- 目標名
- 目標カテゴリ
- 目標サブタイプ
- 「フィールドのみ検索」セクションで、ユーザーがパフォーマンス目標の検索のみを実行できる属性を選択します。ここで選択したフィールドは、値リストでパフォーマンス目標を検索するときには表示されません。
パフォーマンス目標ライブラリ値リストの検索構成
ライブラリ目標の検索が簡素化されて、組織のパフォーマンス目標管理が強化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のトピックを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定の章の値リスト(LOV)を構成する方法
さらに、この機能のHCM共通の21Dの新機能で値リストの構成を参照してください。
ロールおよび権限
ユーザーには、値リスト構成ページにアクセスするために付与されたHCMページ・コンフィギュレータへのアクセス(HRC_ACCESS_HCM_TRANSACTION_CONFIGURATOR_PRIV)権限を持つロールが必要です。
このリリース以降、これらのビジネス・オブジェクトに対して提供されているルールを使用して、従業員が作成または更新したパフォーマンス目標を検証できます。
- 目標
- 目標と目標プランとの関係
目標ビジネス・オブジェクトについて提供されるルール
HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」タブで「目標」ビジネス・オブジェクトを選択して、次の提供ルールを表示および使用します。
- 目標ステータスに基づくデフォルト完了率: 更新された目標ステータスに基づいて完了率をデフォルト設定するフィールド変更ルール。このルールは、目標の「完了率」フィールドが表示されている場合にのみ使用できます。目標ステータスに基づいて完了率の値が設定される方法を次に示します。
- 目標ステータスが「未開始」に変更されると、完了率が自動的に0に設定されます。
- 目標ステータスが「進行中」に変更されると、完了率の値が自動的に25に設定されます。
-
目標ステータスが「完了」に変更されると、完了率が自動的に100に設定されます。
- 完了率に基づくデフォルト目標ステータス: 完了率の値に基づいてパフォーマンス目標のステータスを設定するフィールド変更ルール。このルールは、目標の「完了率」フィールドが表示されている場合にのみ使用できます。目標ステータスが完了率に基づいて自動的に変更される方法は、次のとおりです。
- 「完了率」フィールドの値が0の場合、目標ステータスは自動的に「未開始」に設定されます。
- 「完了率」フィールドの値が0より大きく、100未満の場合、目標ステータスは自動的に「進行中」に設定されます。
- 「完了率」フィールドの値が100以上の場合、目標ステータスは自動的に「完了」に設定されます。
- パフォーマンス目標の完了率の検証: パフォーマンス目標の完了率を検証し、指定した範囲内にあることを確認するためのフィールド検証ルール。ユーザーが100を超える完了率を入力すると、エラー・メッセージが表示されます。このルールは、目標の「完了率」フィールドが表示されている場合にのみ使用できます。
- パフォーマンス目標日の検証: パフォーマンス目標の開始日と終了日が、目標のレビュー期間の開始日と終了日の範囲内であることを確認するオブジェクト検証ルール。このルールは、「目標の拡張」機能が無効になっている場合にのみ有効です。
目標ビジネス・オブジェクトについて提供されるルール
目標ビジネス・オブジェクトについて提供されるルールの例外
これらの例外は、「目標」ビジネス・オブジェクトのパフォーマンス目標日の検証の提供ルールに適用されます。
- 目標プラン日の検証は、「パフォーマンス目標」ページや「パフォーマンス目標一括割当の設定」ページなどの管理者ページには適用されません。
- 「目標の拡張」機能が有効な場合、目標プラン日の検証は適用されません。
- 目標プラン日の検証は、スケジュール済プロセスを使用して追加された目標には適用されません。
目標と目標プラン・ビジネス・オブジェクトとの関係の提供ルール
HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」タブで「目標と目標プランとの関係」ビジネス・オブジェクトを選択して、パフォーマンス目標加重の検証の提供ルールを表示および使用します。このオブジェクト検証ルールは、加重が有効な目標プランの目標に対して加重のインライン更新が有効になっている場合にのみ使用できます。
目標と目標プラン・ビジネス・オブジェクトとの関係の提供ルール
このルールをコピーおよび構成して、ユーザーが共有目標を作成または追加するときに、目標に割り当てられた加重が指定値未満の場合にエラー・メッセージを表示できます。このルールではプライベート目標が考慮されないことに注意してください。
目標と目標プラン・ビジネス・オブジェクトとの関係の提供ルールの例外
これらの例外はパフォーマンス目標加重の検証の提供ルールに適用されます。
- 目標がコピー、移動または拡張されると、加重検証はバイパスされます。
- スケジュール済プロセスを使用して追加された目標は加重検証されません。
- 別の目標プランからインポートされた目標は加重検証されません。
- マネージャがトランザクション・コンソールで目標トランザクションを強制承認する際には、加重検証はトリガーされません。
- 管理者が「目標プラン」ページから目標プランに目標を追加する際には、加重検証はトリガーされません。
- 目標プランの加重が無効だったときに目標が作成された場合、管理者が後で目標プランの加重を有効にしても、加重検証はトリガーされません。目標を後で編集したときにのみ、加重検証がトリガーされます。
- 「加重の編集」ページでは、加重が変更された目標に対してのみ加重検証が実行されます。
- 加重が有効でないソース目標プランからマネージャが目標を割り当てた場合、加重検証はトリガーされません。
影響を受けるレスポンシブ・フロー
「目標」および「目標と目標プランとの関係」ビジネス・オブジェクトの提供ルールは、これらのレスポンシブ・フローに影響します。
- 目標の追加
- 目標の編集
- 目標のコピー
- 目標の割当
- パフォーマンス目標の追加
HCMパラメータを使用した値の取得
オートコンプリートのルールを定義するときに、HCMパラメータ・グローバル関数から値を取得できます。この表は、「HCMパラメータから文字列値を取得」機能を使用する目標管理HCMパラメータについて説明しています。
HCMパラメータ名 |
処理で使用可能 |
摘要 |
---|---|---|
GOALS_ACTION |
|
様々な処理に対して返される値は次のとおりです。
|
GOALS_ESS_FLOW |
スケジュール済プロセスを使用して追加または更新されたパフォーマンス目標 |
スケジュール済プロセスを使用して目標が追加または更新されたときにYを返します |
GOALS_HDL_LOAD |
HCMデータ・ローダーを使用して追加または更新されたパフォーマンス目標 |
HCMデータ・ローダーを使用して目標が追加または更新されたときにYを返します |
「目標」ビジネス・オブジェクトの属性の詳細は、Oracle Help CenterのHCMの表およびビュー・ガイドを参照してください。
「目標」および「目標と目標プランとの関係」ビジネス・オブジェクトの提供ルールを使用して、従業員のパフォーマンス目標が正確で一貫していることを確認します。
有効化のステップ
HCMエクスペリエンス設計スタジオで「オートコンプリートのルール」を有効にするには、サービス要求(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
ヒントと考慮事項
- 「目標管理」ビジネス・オブジェクトを使用して、独自の検証ルールを作成できます。
- 提供されるルールを使用するには、提供されるルールのコピーを作成し、要件に応じてルールを変更して、「アクティブ」に設定します。
- 「目標管理」レスポンシブ・フローの値をデフォルト値を設定するルールは作成できません。
- 管理者は、目標プラン・レビュー期間日の範囲内ではない日付が設定された目標を作成できます。このような目標が組織の従業員に割り当てられている場合は、日付検証ルールを有効にしないことをお薦めします。
主なリソース
- オートコンプリート・ルールの使用方法の詳細は、Oracle Help Centerにあるオートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張ガイドを参照してください。
- 提供ルールの詳細は、22B HCM Cloud共通機能の新機能のHCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能を参照してください。
ロールおよび権限
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
承認ルールのシミュレーションを使用して、パフォーマンス目標承認ルールとそのルーティングをテストできるようになりました。
トランザクション・コンソールの「承認ルール」タブで、「パフォーマンス目標の承認」ルールの「ルールのテスト」アイコンをクリックします。
「承認ルール」タブの「ルールのテスト」
ルールを構成できる管理者は、ルール構成ページの「ルールのテスト」ボタンを使用して、承認ルール構成をテストできます。
「ルール構成」ページの「ルールのテスト」ボタン
「承認ルールのテスト: パフォーマンス目標の承認」ページで、保存済または承認のために送信済のパフォーマンス目標トランザクションを確認できます。承認ルールをシミュレートするトランザクションの「シミュレーション」をクリックします。
「承認ルールのテスト: パフォーマンス目標の承認」
シミュレーション結果は、同じページの下部に表示されます。結果には、次の詳細がリストされます。
- ルール名
- トランザクションID
- 実行済ルール
- 目標プラン承認要求詳細
- 承認履歴
- 承認ルーティング
承認シミュレーション結果
シミュレーションが成功しなかった場合は、エラー・メッセージが表示されます。
承認ルールをテストして、承認ルールの条件ロジックを増分的に作成します。新しいトランザクションを再作成して送信しなくても、変更の影響を評価できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 承認フロー構成をテストするには、承認のバイパスを無効にする必要があります。
- ルールをシミュレートする前に、承認ルールに加えた変更をまずコミットする必要があります。
ロールおよび権限
この表は、この機能をサポートする機能セキュリティ権限、およびこの権限を継承する事前定義ロールを示しています。
機能セキュリティ権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
承認ルールのテスト PER_TEST_APPROVAL_RULES_PRIV |
管理者としてのHCM承認トランザクションのレビュー |
事前定義済ロールを使用している場合、処理は必要ありません。ただし、このロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
次の追加通知を利用してパフォーマンス目標管理を強化します。
- マネージャが従業員のパフォーマンス目標を削除したときの就業者への通知
- マネージャが従業員の完了済パフォーマンス目標を更新したときの就業者への通知
- 従業員が新しいパフォーマンス目標を作成したときのマネージャへの通知
- 従業員が自分のパフォーマンス目標を更新したときのマネージャへの通知
マネージャが就業者のパフォーマンス目標を削除したときに就業者が受信するサンプル通知
マネージャが就業者の完了済パフォーマンス目標を更新したときに就業者が受信するサンプル通知
就業者が自分のパフォーマンス目標を更新したときにマネージャが受信するサンプル通知
就業者が目標プランにパフォーマンス目標を追加したときにマネージャが受信するサンプル通知
目標プランの目標に対する変更について従業員とマネージャに通知して、パフォーマンス目標管理を拡張します。
有効化のステップ
管理者は、「設定および保守」作業領域の「目標管理通知設定」タスクを使用して、次の通知を有効にします。
- マネージャが目標を削除
- マネージャが完了済目標を更新
- 就業者が目標を作成
- 就業者が目標を更新
Oracle Performance Managementは、就業者のパフォーマンスを測定および報告するための機能をサポートしています。
HR担当者は、従業員のパフォーマンス文書にフィードバックするために選択できる関係者の最大数を構成できます。従業員およびマネージャは、構成済の最大数を超える関係者を選択できません。これらの詳細をパフォーマンス・テンプレートに構成すると、従業員およびマネージャが、合計数または特定のロールについて過度なフィードバックを要求できなくなります。
追加の方法として、必要な関係者の最小合計人数およびロールごとに必要な最小人数をHR担当者が強制できるようになりました。そのため、単なるガイドラインではなく、HR担当者が数字を強制できます。つまり、必要な数の関係者がフィードバックするまで、従業員とマネージャが評価を完了できません。
従業員、マネージャおよびHR担当者は、「関係者要件」リージョンの「関係者フィードバックの管理」ページで、従業員のパフォーマンス文書に対して許可されている関係者の最小人数および最大人数を確認できます。新しい「合計」リージョンで次のフィールドを確認します。
- 必要最小数 - パフォーマンス・テンプレートに構成された、必要な最小関係者数。
- 最大許容数 - パフォーマンス・テンプレートに構成された、許容される最大関係者数。
- フィードバック完了 - 完了したフィードバック要求を表す数。
- 返信待機中 - 未完了フィードバック要求を表す数。
- 要求未送信 - 要求がまた送信されていない選択済関係者の数。
過度なフィードバック要求が送信されるのを防ぎ、関係者をより慎重に選択するように促します。
有効化のステップ
関係者の選択
- 「自分のクライアント・グループ」→「パフォーマンス」→「パフォーマンス・テンプレート」→「一般」タブに移動します。
- 「参加」セクションから、「最大関係者数の設定」チェック・ボックスを選択します。
- 「合計で何人の参加者が許可されますか?」フィールドに数値を入力します。
- 各関係者ロールについて、「ロール当たりに許可される最大関係者数」フィールドに数値を入力します。
- 「最小関係者数の設定」チェック・ボックスを選択します。
- 「合計で何人の参加者が必要ですか?」フィールドに数値を入力します。
- 「これを強制しますか?」チェック・ボックスを選択します。
- 各関係者ロールについて、「ロール当たりに必要な最小関係者数」フィールドに数値を入力します。
ヒントと考慮事項
この機能を使用する際に、「最大関係者数の設定」チェック・ボックスを選択した場合は、必ず「関係者」ロールも選択してください。また、「ロール当たりに許可される最大関係者数」に入力した数が、「合計で何人の参加者が許可されますか?」の数を超えないようにしてください。
関係者の最小数および最大数フィールドを構成する場合は、必ず関係者ロールも選択してください。次のガイドラインに従ってください。
- 「ロール当たりに許可される最大関係者数」に入力した数が、「合計で何人の参加者が許可されますか?」の数を超えていない。
-
「ロール当たりに必要な最小関係者数」に入力した数が、「合計で何人の参加者が必要ですか?」の数未満ではない。
「パフォーマンス文書の一括処理の処理」ページの新しいフィルタを使用すると、一括処理を処理する際に対象者を設定しやすくなります。HR担当者は、パフォーマンス文書に対して次の処理をする場合に、「文書ステータス」および「現在のタスク」フィルタを使用できます。
- 「パフォーマンス文書の完了」処理を選択し、特定のパフォーマンス文書を選択して、「現在のタスク」を選択できます。
-
「パフォーマンス文書の取消」処理を選択し、特定のパフォーマンス文書を選択して、「進行中」の「文書ステータス」を選択します。つまり、「現在のタスク」も選択できます。
-
「パフォーマンス文書の印刷」処理を選択し、特定のパフォーマンス文書を選択して、「進行中」の「文書ステータス」を選択します。つまり、「現在のタスク」も選択できます。
これらの各処理では、現在のタスクが選択されているパフォーマンス文書のみが処理されます。「現在のタスク」が選択されていない場合は、すべてのパフォーマンス文書が処理されます。
パフォーマンス文書で一括処理をする際に追加のフィルタを使用して、処理する対象データを簡単に設定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
複数のパフォーマンス文書を同時に印刷することで時間を節約します。「パフォーマンスの評価」ページを使用するマネージャが、複数のパフォーマンス文書(最大10)を選択し、「処理」ボタンから印刷するように選択できるようになりました。各パフォーマンス文書がページで区切られた統合PDFが生成されます。パフォーマンス文書は次の順序で印刷されます。
- 終了日 - 最新から最古、次に、
- 文書名(同じ日付のパフォーマンス文書が複数ある場合)、次に、
- 従業員の姓(同じパフォーマンス文書がある従業員が複数存在する場合)。
複数のパフォーマンス文書を同時に迅速に印刷します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
10件を超えるパフォーマンス文書を選択すると、印刷ボタンが使用不可になります。
この方法を使用してパフォーマンス文書を印刷する場合は、「印刷オプション」ページが表示されないことに注意してください。この方法ではすべてが含まれるため、印刷するセクションや寄与するロールを選択できません。特定のパフォーマンス文書に対して行レベルの印刷オプションを使用する場合、またはパフォーマンス文書自身で印刷する場合は、「印刷オプション」ページが表示されます。
マネージャがパフォーマンス文書を印刷するときに使用する、BIPの「パフォーマンス文書就業者評点データ・モデル」が、複数のパフォーマンス文書の印刷をサポートするように更新されました。したがって、提供版のBIPデータ・モデルを変更していた場合に、複数の印刷機能をサポートするには、BIPデータ・モデルを更新する必要があります。複数の文書の印刷を選択した場合に複数行のデータが返されるように、ヘッダー・データセットを変更して、次の文を含めてください。
-
WHERE HE.EVALUATION_ID IN (SELECT regexp_substr(:pEvaluationId,'[^,]+',1,level) FROM dual CONNECT BY regexp_substr( :pEvaluationId,'[^,]+',1,level) IS NOT NULL)
このスクリーンショットは、BIPのパフォーマンス文書就業者およびマネージャ評点用のデータ・モデルを示しています。
パフォーマンス文書ですでに使用可能になっているのと同じ機能を使用して、チェックイン・テンプレートに対して従業員の適格性をHR担当者が表示および管理できるようになりました。また、従業員がチェックイン・テンプレートに適格かどうかも確認できます。適格でない場合は、HR担当者が事由を参照できます。適格プロファイルをレビューして従業員のデータを参照する必要はありません。この機能は、HR担当者に対して次のような利点があります。
- 選択した従業員のアサイメントを切り替えて、チェックイン・テンプレートに対する適格性を表示および管理できます。
- チェックイン・テンプレートに対する従業員の適格性を管理できます。
- 適格バッチ・プロセスを実行しなくても、1つのチェックイン・テンプレートに対する適格性を処理して、従業員が適格かどうかを決定できます。
適格バッチ・プロセスを実行しなくても、チェックイン・テンプレートに対する従業員の適格性をすばやく管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
従業員に複数のアサイメントがある場合は、新しい「ビジネス・タイトル」スイッチャを使用して、適格性を表示するアサイメントを選択できます。「ビジネス・タイトル」スイッチャは、パフォーマンス適格の結果ページで使用できます。
複数のアサイメントがある場合は、パフォーマンス適格の結果ページの新しい「ビジネス・タイトル」スイッチャを使用して、従業員の適格性を確認します。チェックイン・テンプレートまたはパフォーマンス文書のどちらかに対して、適格性をチェックするアサイメントを選択できます。
「アサイメント・ステータス」フィールドは冗長なため検索ページから削除され、かわりに結果ページの「ビジネス・タイトル」スイッチャを使用できるようになりました。フィルタを使用して1つのアサイメントを表示して、それを結果ページで選択した場合でも、アクセス権を持つすべての就業者のアサイメントが「ビジネス・タイトル」スイッチャに表示されるため、「アサイメント・ステータス」フィールドが冗長になりました。
就業者の自己評価のバイパス処理や「就業者に差戻」処理を、マネージャがパフォーマンス文書自体に表示できるようになりました。「パフォーマンス・スポットライト」ページまたはマネージャの評価ページで、これらの処理に引き続きアクセスできます。
処理に簡単にアクセスできるため、マネージャがパフォーマンス文書を参照する際に、就業者の自己評価をバイパスしたり再オープンしやすくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「就業者に差戻」処理を表示するには、マネージャによるワーカー・パフォーマンス評価ステータスのリセット(HRA_RESET_WORKER_PERFORMANCE_EVALUATION_STATUS_BY_MANAGER)権限が必要です。
新しい「タスク期日の変更」処理を使用して、従業員のパフォーマンス文書のすべてのタスク期日をすばやく処理し、組織の要件を反映します。「パフォーマンス文書の一括処理の処理」タスクを使用し、「追加」メニューから「タスク期日の変更」処理を選択します。パフォーマンス文書を選択した後、使用可能なタスクの改訂済期日を入力できます。その後、変更のプレビューまたは送信を選択できます。プレビュー・オプションを使用すると、選択したデータをレビューし、後で処理できます。送信オプションを使用すると、選択したデータをすぐに送信して処理できます。
「タスク期日の変更」ページ
「タスク期日の変更」ページの「タスク」セクション
多くのパフォーマンス文書のタスク期日を同時に変更することで、時間を節約します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
HR担当者が期日を変更する際には、必要に応じてその事由を選択できます。「設定および保守」作業領域の「パフォーマンス参照」タスクのORA_HRA_MASS_UPD_TASK_REASONプロファイル・オプションを使用して、組織が独自の事由をデフォルト・リストに追加できます。
HR担当者は、引き続き「パフォーマンス文書」HR管理ページで、個別またはより小さいグループのパフォーマンス文書の期日を変更できます。パフォーマンス文書、就業者、マネージャまたは部門、および処理する特定のパフォーマンス文書を選択し、「期日の変更」をクリックして、文書のタスクを編集します。
パフォーマンス文書のタスク期日を変更するには、ORA_HRA_CHANGE_PERFORMANCE_DOCUMENT_DUE_DATES権限が必要です。
処理時には、進行中のパフォーマンス文書のみが含まれます。そのため、完了または取り消されたパフォーマンス文書は含まれません。
パフォーマンス文書のセクション評点およびコメントに対するデータ・ローダー・サポート
HCMスプレッドシート・データ・ローダーまたはHCMデータ・ローダーを使用して、セクション評点およびコメントを従業員のパフォーマンス文書に一括ロードして時間を節約します。どちらのツールでも、パフォーマンス文書を開かずに、レガシー評価とコメントを入力したり、事前評点を入力できます。各パフォーマンス文書では、セクション評点とコメントを次のセクションに入力できます。
- 総合要約
- パフォーマンス目標
- 育成目標
- コンピテンシ
就業者ロールとマネージャ・ロール、関係者ロールがパフォーマンス文書に含まれている場合は、それらに対してセクション評点とコメントを作成できます。
HCMデータ・ローダーまたはHCMスプレッドシート・データ・ローダーを使用して、パフォーマンス文書のセクション評点およびコメントをすばやくロードします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
この機能を最大限に活用するには、パフォーマンス・テンプレートに次の詳細が構成されていることを確認します。
- 手動セクション評点およびセクション・コメントのセクション
- 手動セクション評点およびセクション・コメントの入力をロールに許可しているセクション
セクション評点とコメントがテンプレートで必須に設定されていても、スプレッドシートが検証される際に、それらの入力は強制されません。
進行中および完了のパフォーマンス文書のみが処理され、取り消された文書は処理されません。
ワークフォース・パフォーマンス・サブジェクト領域の新しい属性
パフォーマンス文書ステータスの変更およびパフォーマンス・タスク関連の期日の変更に関連する事由をレポートする属性を含めることで、ワークフォース・パフォーマンス・サブジェクト領域に関するレポートを強化します。
新しく追加された属性には次のものが含まれます。
サブジェクト領域 | ディメンション | 属性 |
---|---|---|
ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス文書ステータス・リアルタイム |
パフォーマンス文書ステータス詳細 |
|
ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス・タスク・ステータス・リアルタイム |
「パフォーマンス・タスク・ステータス」→「パフォーマンス・タスク・ステータス詳細」 |
|
ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス評点リアルタイム |
パフォーマンス文書関係者 |
|
ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス文書適格リアルタイム |
パフォーマンス文書ステータス詳細 |
|
これらの機能拡張により、次のビジネス上の質問に答えることができます。
- すべてのタスクが完了する前にパフォーマンス文書が完了した理由は何か。
- パフォーマンス文書が取り消された理由は何か。
- パフォーマンス文書でタスクの期日を変更した理由は何か。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
「ワークフォース・プロファイル - 個人プロファイル・リアルタイム」サブジェクト領域に新しく追加された属性は、次のとおりです。
フォルダ | サブ・フォルダ | 属性 | |
---|---|---|---|
個人プロファイル | 学位 |
|
|
免許および資格 |
|||
表彰および報奨 |
この機能を使用すると、「ワークフォース・プロファイル - 個人プロファイル・リアルタイム」サブジェクト領域に新しく追加された属性が含まれるプロファイル・コンテンツ項目に関連する添付に関するレポートを強化できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
自分のロールとセキュリティ・アクセス権によって、従業員に関して表示できるチェックイン文書が決まります。
従業員のチェックイン文書アクセス権の詳細を次に示します。
- チェックイン文書データの表示権限がなくても、自分のチェックイン文書を表示できます。
- チェックイン文書の内容を表示するには、チェックインの表示権限が必要です。
- チェックイン文書データの管理が有効になっている場合は、チェックインを作成できます。
マネージャのチェックイン文書アクセス権の詳細を次に示します。
- チェックイン文書データの表示権限がなくても、自分がチェックイン文書マネージャに指名されているすべてのチェックインを表示できます。
- 自分がチェックイン文書データの表示権限を持っている場合は、自分がマネージャに指名されていなくても、自分がアクセスできる従業員のチェックインを表示できます。
- チェックイン文書の内容を表示するには、チェックインの表示権限が必要です。
- チェックイン文書データの管理権限が有効になっている場合は、チェックインを作成できます。
HR担当者のチェックイン文書アクセス権の詳細を次に示します。
-
チェックイン文書データの表示権限を持っている場合、自分がアクセスできる従業員のチェックインを表示できます。
-
チェックイン文書の内容を表示するには、チェックインの表示権限が必要です。
-
チェックイン文書データの管理権限が有効になっている場合は、従業員とマネージャのチェックインを作成できます。
-
チェックイン文書の管理権限が有効になっている場合は、他のすべてのHR管理処理を実行できます。
「チェックイン文書データの管理」権限を使用して、従業員のチェックイン文書にアクセスできるユーザーを制御します。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)の割当または更新を行うことで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、下のロールの項を参照してください。
ヒントと考慮事項
「目標およびパフォーマンスの概要」ページと「キャリアの概要」ページでマネージャに表示されるチェックイン数は、従業員の「パフォーマンス・スポットライト」に表示されるチェックイン数と一致しています。
主なリソース
- 詳細は、Oracleヘルプ・センターのHCMのセキュリティ・リファレンス・ガイドに移動し、データ・セキュリティ・ポリシーのトピックで「チェックイン文書(データ)の管理」権限を検索してください。
ロールおよび権限
「チェックイン文書データの管理」権限が必要です。
チェックイン文書を表示するには、HRA_VIEW_CHECK_IN_DOCUMENT_PRIV機能権限が必要です。この権限には、提供済のORA_HRA_VIEW_CHECK_IN_DOCUMENT集計権限が付属しています。
就業者またはチェックイン・マネージャでない場合は、アクセスできる従業員のチェックインのリストを表示するためにチェックイン文書データの表示権限が必要です。従業員の実際のチェックイン文書を表示するには、チェックイン文書の表示権限が必要です。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 | 削除される機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
現時点ではありません。 |
_________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様が使用できるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
後任管理 |
後任情報を組織チャート形式で表示します。マネージャおよびその直属の部下に関する後任情報を表示して、現在の後任プランが適切かどうか、または強化する必要があるかどうかを判断できます。また、既存のプランに従業員を追加したり、新規プランを従業員に作成することもできます。 |
顧客は必須: HCMを本番使用中で、現時点では割当てレベルのセキュリティは不要 Oracle Searchの制限付提供プログラムに参加中 |
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21C | はい | |
キャリア開発 | Oracle Searchベースのキャリアの検討 | Oracle Searchで検索条件の提示を使用すると、従業員は組織内の幅広いキャリア機会を検討できます。 |
Oracle Searchの制限付提供プログラムに参加中 レスポンシブのキャリア開発ページを使用する必要があります |
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21D | はい |
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
後任組織チャートに後任プランがある間接的部下を表示して、後任プランを拡張します。この情報を表示するには、「プランのあるすべてのレポート」タブに移動します。
このタブでは、HR担当者が表示しているマネージャの後任組織チャートに後任プランが作成されているの直属の部下と間接的部下の両方を表示できます。
後任組織チャート - 「プランのあるすべてのレポート」タブ
マネージャは、このタブに後任プランがあるすべての自分の部下を表示できます。
「プランのあるすべてのレポート」タブでは、直属の部下または間接的部下を20人のみ表示できますが、さらにロードできます。後任プランがある部下の名前とビジネス・タイトルを表示できます。また、アサイメントがアクティブまたは休止の直属の部下または間接的部下のみを表示できることに注意してください。マトリックス管理関係の個人は表示できません。
自分のチームですでに後任プランがある個人を識別して、後任プランを強化します。
有効化のステップ
「後任組織チャート」機能は現在制限付で提供されています。この機能を有効にするには、制限付提供プログラムへの参加を要求するサービス要求をMy Oracle Supportで登録する必要があります。
ノート: 後任組織チャートを表示するためにOracle Searchを有効にする必要はなくなりました。
ヒントと考慮事項
- 後任組織チャートに表示される詳細情報を最新に保つために、管理者は「後任プラン在職者」プロセスを定期的に実行する必要があります。
- HR担当者は、HRによる後任組織チャートの表示機能セキュリティ権限がある場合にのみ、後任組織チャートを表示できます。「後任概要」ページの「後任組織チャートの表示」ボタンを使用して、「後任組織チャート」ページにナビゲートできます。
- マネージャは、マネージャによる後任組織チャートの表示機能セキュリティ権限がある場合にのみ、後任組織チャートを表示できます。「自分のチーム」で使用可能な「後任組織チャート」クイック処理を使用して、自分の後任組織チャートを表示できます。
- 後任組織チャートで、アサイメント・レベル・セキュリティがサポートされるようになりました。
ロールおよび権限
- 「後任組織チャート」機能を使用する必要がある従業員には、RESTサービスの使用 - 後任組織チャートREST集計権限を継承するロールが必要です。権限を追加した後、データ・ロールの権限を再生成する必要があります。