本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年10月28日 |
タレント管理 | タレント・マネージャの概要ページの構成可能なビジネス・タイトル・スイッチャ |
更新22Cから削除された機能。22Cに移動。 |
2022年10月28日 | パフォーマンス管理 | 文書の更新。更新22Cで導入された新機能。 |
|
2022年10月28日 | 後任管理 |
最適な後任者 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年9月30日 | 重要な処理 | タレントの重要な処理と考慮事項 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年9月30日 | タレント・レビュー | 新しい「管理レベル」レビュー対象就業者検索基準 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年8月26日 | 後任管理 |
最適な後任者 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年8月26日 |
キャリア開発 | 最良キャリア | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年8月26日 |
パフォーマンス管理 | パフォーマンス文書のモデル・プロファイル・コンピテンシの一括更新 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年7月29日 | 後任管理 |
最適な後任者 | 文書の更新。「人工知能ベースの最適な後任者」から「最適な後任者」に機能名を変更するための機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 |
パフォーマンス管理 |
パフォーマンス文書への個人プロファイル・コンピテンシの移入 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 |
パフォーマンス管理 |
パフォーマンス管理でのジャーニのサポート | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 |
後任管理 |
後任組織チャート | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 |
タレント管理 |
タレント・マネージャの概要ページの構成可能なビジネス・タイトル・スイッチャ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 |
タレント管理 |
タレント・マネージャの概要ページでのガイド付きジャーニのサポート | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月3日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント
Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center - ここには、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプが表示されます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。多くの要因が、Oracleの製品開発プラン、および今後の製品リリース更新の性質と時期に大きく影響する可能性があります。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリース更新および時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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この項の機能は、すべてのタレント・アプリケーションで使用できます。
タレント・マネージャの概要ページでのガイド付きジャーニのサポート
コンテキスト・ジャーニの「キャリアの概要」、「目標」および「パフォーマンスの概要」マネージャ・ページにタレント管理のクイック処理を含めることで、ビジネス・プロセスを調整します。
ガイド付きジャーニは、チュートリアル、会社のポリシー、ベスト・プラクティスなどのガイダンスをユーザーに提供できます。
有効化のステップ
「目標およびパフォーマンスの概要」および「キャリアの概要」処理を有効にしてガイド付きジャーニをサポートするには、トランザクション設計スタジオをHR担当者として使用します。
- サンドボックスを有効にしてから、サイト・レベルでページを編集します。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオを開きます。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブを選択します。
- 「処理」リストから、「目標およびパフォーマンス」を選択します。
- ルールを追加します。
- 「リージョンの表示または非表示」で、ページ・レベルのガイド付きジャーニ構成を編集して、ジャーニを選択します。
- 保存して閉じます。
- 「キャリアの概要」処理に対してプロセスを繰り返します。
ヒントと考慮事項
選択したジャーニがページ・レベルで表示されるように、ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションが有効になっていることを確認します。
質問リストがある従業員を調査します。
「質問リスト」設定ページの「検索結果」セクションから直接質問リストをプレビューできるようになりました。編集モードでプレビューする必要はありません。
下書き、アクティブおよび非アクティブの質問リストをプレビューできます。
この機能の使用方法を次に示します。
- 「設定および保守」作業領域に移動し、次のオプションを選択します。
- 設定: ワークフォース開発
- 機能領域: 質問リスト
- タスク: 質問リスト
- 「質問リスト」ページの「検索結果」セクションで、プレビューする質問リストを選択します。
- 「プレビュー」をクリックします。これで、質問リストを作成または編集するときと同様に、質問リストをプレビューしてテストできます。
「質問リスト」ページの「プレビュー」ボタン
これにより、特に質問リストが使用中の場合は、不注意の変更が防止されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 質問および質問リストの作成の詳細は、Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の実装ガイドのワークフォース・プロファイルの章の質問リストのトピックを参照してください。
質問リストで単一選択、複数選択または日付質問にユーザーが応答するとき、応答とともにコメントを提供できるようになりました。これらの応答タイプごとにコメントを要求するために別の質問を設定する必要はありません。
質問の構成中にコメントを有効にできます。次にその方法を示します。
- 「設定および保守」作業領域に移動し、次のオプションを選択します。
- 設定: ワークフォース開発
- 機能領域: 質問リスト
- タスク: 質問ライブラリ
- サブスクライバを選択し、「質問」ページで「作成」をクリックします。
- 必要に応じて、フォルダ、ステータスおよびプライバシのオプションを選択します。
- 「質問」セクションで、質問のテキストを入力します。
- オプションで、質問の追加インストラクションを含めることができます。
- 「単一選択」、「複数選択」または「テキスト」のいずれかの質問タイプを選択します。
- 必要な応答タイプを選択します。
- 「追加コメントの許可」チェック・ボックスを選択します。
ノート: 「テキスト」質問タイプの場合、このチェック・ボックスは「日付」応答タイプを選択した場合にのみ使用できます。「単一選択」および「複数選択」質問タイプの場合、すべての応答タイプで使用できます。
特定の応答タイプに対する「追加コメントの許可」
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ノート: ユーザーが質問に対する応答を提供すると、「コメント」テキスト・ボックスが質問リストに表示されます。
複数選択質問に対するコメント
この機能を使用すると、応答者は、応答とともに追加のコメントや説明を提供できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
新しいバージョンの質問を作成するか、追加コメントが有効になっている質問をコピーすると、この機能は新しい質問でも使用できるようになります。ただし、すでに公開されている既存の質問では使用できません。
この機能は、採用、安全衛生、ウェルネスおよびジャーニの特定のランタイムおよび設定ページで使用できない場合があります。
主なリソース
- 質問および質問リストの作成の詳細は、Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の実装ガイドのワークフォース・プロファイルの章の質問リストのトピックを参照してください。
Oracle Career Developmentには、就業者とマネージャがキャリア上の関心や人材開発プランを管理するためのツールが備わっています。これらのツールには、就業者の資格に基づくロールに関する推奨事項、ターゲット・ロールと就業者に求められる人材開発要件との比較が含まれます。就業者の関心があるロールおよび就業者向けの包括的な人材開発プランを管理することにより、人材開発目標を確立し、人材開発の進行状況を管理できます。
人材開発プランを使用して、短期および長期のキャリア開発戦略を管理できるようになりました。ロールの権限に基づいて、人材開発プラン内で人材開発目標を作成および管理できます。目標に人材開発意図をタグ付けできます。人材開発意図は、将来の人材開発に向けて目標を編成および追跡できるタグです。
「キャリアの検討」ページで推奨されるキャリアを活用し、キャリア・パスを計画します。これらの推奨事項は、人工知能(AI)と機械学習アルゴリズムに基づいています。推奨の強さによってソートされたタレント・プロファイルに基づいて、最も関連性の高い推奨事項が表示されます。関連する推奨事項が表示されるよう、タレント・プロファイル情報を更新するようにしてください。
「キャリアの検討」ページのキャリアの推奨
推奨キャリアの1つを選択して、そのキャリアに関する詳細を表示します。他のキャリアを検索することもできます。
マネージャは、チーム・メンバーの推奨キャリアを表示し、それに応じて適切な人材開発目標を割り当てることができます。これにより、チームの士気と従業員の定着率が向上します。
チーム・メンバーの「キャリアの検討」ページの推奨ロール
管理者は、ORA_HRD_AI_BEST_CAREER_RECOMMENDATIONS_LIMITプロファイル・オプションを使用して、「キャリアの検討」ページに表示される推奨事項の数を制限できます。管理者がこのプロファイル・オプションに指定できる最大値は50です。
就労可能なキャリアを表示して、キャリア・パスを計画します。チーム・メンバーにとって最良のキャリア・オプションを識別して、そのキャリア開発を強化します。
有効化のステップ
Oracle Cloud管理者および実装ユーザーは、AIアプリケーションのアクティブ化、データの収集および適切なプロファイル・オプションの設定を行う必要があります。これに関連する手順は、My Oracle Supportで入手可能なOracle AI Apps for HCM Cloudのアクティブ化(ドキュメントID 2826501.1)のドキュメントを参照してください。
ヒントと考慮事項
AIの推奨事項は、従業員のタレント・プロファイルに基づいています。適切な推奨事項を表示するために、HR担当者はジョブ・モデル・プロファイルおよび個人プロファイルを設定し、従業員がジョブに関連付けられていることを確認する必要があります。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のガイドを参照してください。
- 拡張タレント・プロファイルの使用ガイドのモデル・プロファイルと個人プロファイルの設定
- 人工知能アプリケーションの使用(タレント管理でのAI Appsの使用ガイドを参照)
ライブラリ目標とは別に、自由形式の人材開発目標をタレント・プールに追加できるようになりました。タレント・プールの「人材開発目標」セクションで人材開発目標を追加しようとすると、「目標の追加」ページが表示され、ライブラリ目標または自由形式の開発目標を追加できます。
「目標の追加」ページ
タレント・プールから追加される人材開発目標のソースはHR担当者です。
既存の人材開発目標を新しいタレント・プール・メンバーに割り当てるか、または新規に追加された人材開発目標を既存のタレント・プール・メンバーに割り当てる場合は、タレント・プールの「人材開発目標」セクションの「目標をメンバーに割当」ボタンをクリックします。人材開発目標を割り当てるプロセスが開始されます。表示されるメッセージでプロセスIDを確認できます。
プロセスIDが記載された人材開発目標の割当メッセージ
プロセスが完了すると、タレント・プール・メンバーの人材開発プランで人材開発目標を表示できます。
人材開発プランにおけるタレント・プールの人材開発目標
タレント・プールの人材開発目標の拡張機能を活用し、タレント・プール・メンバーのキャリア・プランニングを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
チュートリアル、会社のポリシー、ベスト・プラクティスなどのリソースとガイダンスを提供することで、従業員のキャリア・プランニングおよびキャリア開発をサポートします。ガイド付きジャーニを有効にすると、ページまたはセクションに対して有効にしたタスクとともに「ガイド」ボタンが表示されます。
- キャリア開発のガイド付きジャーニに関連するタスクを設定および追加するには、「チェックリスト・テンプレート」の「ガイド付きジャーニ」カテゴリを使用します。
- トランザクション設計スタジオ(TDS)を使用して、「キャリア開発」ページでガイド付きジャーニを有効にします。ガイド付きジャーニは、ページ・レベルとセクション・レベルの両方で有効にできます。
- TDSで次のいずれかの処理を選択し、ルールを追加します。
- キャリア開発ホーム・ページ
- 人材開発目標詳細 - ドリルダウン・モード
- キャリア開発ロール詳細
- 「リージョンの表示または非表示」セクションで、ページ・レベルおよびセクション・レベルのガイド付きジャーニを構成します。リージョンを編集します。関連するガイド付きジャーニおよびリージョンに表示するタスクを検索して選択します。
キャリア開発ホーム・ページの処理のルールの「リージョンの表示または非表示」セクション
- 変更を保存します。
セクションまたはページでガイド付きジャーニが有効になっている場合、ユーザーには「ガイド」ボタンが表示されます。
「キャリア開発」ページの「キャリア展望」セクションの「ガイド」ボタン
従業員がキャリアアップのための計画と決定、処理を実行できるように、ツールとリソースを提供します。
有効化のステップ
ガイド付きジャーニを表示するには、管理者がこのプロファイル・オプションの値を「Y」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプション名 |
---|---|
ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLED |
ガイド付きジャーニ使用可能 |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- ガイド付きジャーニを構成できるのは、「チェックリスト・テンプレート」設定ページからのみです。
- ガイド付きジャーニ・プロファイル・オプションがNに設定されている場合でも、TDSでルールを構成できます。
主なリソース
- ガイド付きジャーニの詳細は、次を参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのガイド付きジャーニのトピック。
- トランザクション設計スタジオ(TDS)の詳細は、次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのトランザクション設計スタジオを使用したフィールド表示の構成
- トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書ID 2504404.1)
Oracle Profile Managementは、タレント製品スイートおよびその他のOracle Cloudアプリケーションが、タレント・プロファイル情報を取得、挿入および更新するための共通の基盤を提供します。また、Profile Managementは、HR担当者、ライン・マネージャ、マトリックス・マネージャおよび従業員が、重要なHRタレント機能を実行するのをサポートします。個人およびジョブのプロファイルの管理、キャリア・プランニング機能、タレント・データの管理および追跡もProfile Managementを介して実行できます。
他のアプリケーションによって提供されるタレント・プロファイル入力の保守
タレント・フローに関与する他のアプリケーションによってプロファイルに書き込まれたプロファイル項目を更新または修正できます。
言語コンテンツ・セクション項目を編集する際には、次のルールが適用されます。
- 編集が最新行のソースとは異なるソースからのものである場合、最新行は終了し、新しい行が追加されます。
- 編集が最新行のソースと同じソースからのものである場合、最新行は終了せず、更新されます。
言語コンテンツ・セクション項目を追加する場合、次のルールが適用されます。
- 言語がすでに存在し、同じソースからのものである場合、プロファイル内から言語を追加することはできません。かわりに、既存の行を編集する必要があります。
- 言語がすでに存在し、別のソースからのものである場合、その言語を追加できます。現在の行は終了し、新しい行が追加されます。
プロファイルの情報を正確かつ最新の状態に保つための使いやすさが保証されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
コンテンツ・セクションの項目を編集するには、編集アクセス権が必要です。
Oracle Goal Managementでは、経営目標を様々な組織レベルの目標に変換し、マネージャから従業員への明確な見通しを提供できます。経営陣は高レベルのイニシアチブについて情報交換し、マネージャがそれらを従業員の目標に置き換えます。
記録されたチュートリアルやベスト・プラクティスなどのガイダンスを提供することで、特定のレビュー期間のパフォーマンス目標を作成および管理する際に、従業員およびマネージャをサポートします。これを行うには、目標管理フローのガイド付きジャーニ・タスクを構成します。ガイド付きジャーニを有効にすると、ページまたはセクションに対して有効にしたタスクとともに「ガイド」ボタンが表示されます。
- 目標管理のガイド付きジャーニに関連するタスクを設定および追加するには、「チェックリスト・テンプレート」の「ガイド付きジャーニ」カテゴリを使用します。
- トランザクション設計スタジオ(TDS)を使用して、目標管理ページでガイド付きジャーニを有効にします。ガイド付きジャーニは、ページ・レベルとセクション・レベルの両方で有効にできます。
- TDSで「パフォーマンス目標詳細」処理を選択し、ルールを追加します。
- 「リージョンの表示または非表示」セクションで、ページ・レベルおよびセクション・レベルのガイド付きジャーニを構成します。リージョンを編集します。関連するガイド付きジャーニおよびリージョンに表示するタスクを検索して選択します。
「パフォーマンス目標詳細」処理のルールの「リージョンの表示または非表示」セクション
- 変更を保存します。
セクションまたはページでガイド付きジャーニが有効になっている場合、ユーザーには「ガイド」ボタンが表示されます。
「目標」ページの「ガイド」ボタン
適切なガイダンスを提供することで、従業員がパフォーマンス目標および部下の目標を管理できるよう支援します。
有効化のステップ
ガイド付きジャーニを表示するには、管理者がこのプロファイル・オプションの値を「Y」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプション名 |
---|---|
ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLED |
ガイド付きジャーニ使用可能 |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- ガイド付きジャーニを構成できるのは、「チェックリスト・テンプレート」設定ページからのみです。
- ガイド付きジャーニ・プロファイル・オプションがNに設定されている場合でも、TDSでルールを構成できます。
主なリソース
- ガイド付きジャーニの詳細は、次を参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのガイド付きジャーニのトピック。
- トランザクション設計スタジオ(TDS)の詳細は、次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのトランザクション設計スタジオを使用したフィールド表示の構成
- トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書ID 2504404.1)
「目標の割当」ページの「割当先」セクションで使用可能になった検索フィールドを使用して、目標プランからパフォーマンス目標を割り当てるときに、特定の直属の部下を簡単に見つけることができます。
「目標の割当」ページの「割当先」セクションの検索フィールド
特定の部下を検索するには、検索フィールドに3文字以上を入力する必要があります。入力した文字が名前に含まれている部下を表示できます。目標を割り当てない個人の選択を解除できます。または、「すべて選択」チェック・ボックスの選択を解除し、目標を割り当てる個人を検索して選択できます。
目標割当に選択した個人のみを表示するには、「選択した個人のみ表示」チェック・ボックスを選択します。
目標を割り当てるチーム・メンバーを簡単に特定することで、パフォーマンス目標の割当を合理化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
「目標」ページの「ビジネス・タイトル」値リスト(LOV)に追加された追加属性を使用して、適切な従業員アサイメントを識別します。次の属性のいずれかを使用できます。
- ビジネス・タイトル
- アサイメント番号
- 雇用主
- 就業者タイプ
- 事業所(アサイメントに値が存在する場合にのみ表示される)
- HRステータス(アサイメントが休止または非アクティブである場合にのみ表示される)
「目標」ページの「ビジネス・タイトル」値リスト
複数のアサイメントがある従業員は、「目標」ページでこれらの属性を表示できます。管理者は、複数のアサイメントがある従業員の「目標」ページまたは「目標スポットライト」ページにナビゲートすると、これらの属性を表示できます。
目標を割り当てるために正しい従業員アサイメントを識別することで、パフォーマンス目標管理を強化します。
有効化のステップ
「ビジネス・タイトル」値リストに追加属性を表示するには、管理者がこのプロファイル・オプションの値を「Y」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプション名 |
---|---|
ORA_PER_EMPL_ENABLE_WRK_ASG_REST_LOV |
就業者アサイメント「REST」値リスト使用可能 |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_EMPL_ENABLE_WRK_ASG_REST_LOVプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
ORA_PER_EMPL_ENABLE_WRK_ASG_REST_LOVプロファイル・オプションの設定は、すべてのHCM製品に適用され、目標管理に固有ではありません。
主なリソース
- 複数のアサイメントがあるビジネス・タイトルの表示の詳細は、Oracle Help Centerでグローバル人事管理の使用ガイドの雇用フローでのアサイメントのためのビジネス・タイトルのデフォルト設定のトピックを参照してください。
Oracle Performance Managementは、就業者のパフォーマンスを測定および報告するための機能をサポートしています。
管理者は、フィードバックの期日の指定日数前にフィードバック・リマインダが送信されるように構成できるようになりました。新しいスケジュール済プロセス「要求済フィードバック期日リマインダの送信」でこの日数を指定し、必要に応じてジョブを実行できます。
フィードバック入力担当は、フィードバック要求ごとに複数のリマインダを受信することはありません。リマインダは、フィードバック応答が「下書き」または「未開始」ステータスの場合にのみ送信されます。HR担当者がフィードバックの改訂を要求すると、改訂の期日の前にリマインダがフィードバック入力担当に送信されます。
スケジュール済プロセスが定期的に実行されないか、実行に失敗すると、期日が現在の日付と同じフィードバック要求、またはスケジュール済プロセスで指定された日数に近づいているフィードバック要求に対してリマインダが送信されているかどうかがチェックされます。必要に応じてリマインダが送信されます。
スケジュール済プロセスを構成するには、次のステップに従います。
- 「ツール」→「スケジュール済プロセス」に移動します。
- 「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
- 「要求済フィードバック期日リマインダの送信」プロセスを検索します
- プロセスを選択して、「OK」をクリックします。
- 「リマインダの要求済フィードバック期日までの日数」パラメータで、フィードバック期日の何日前までにリマインダを送信するかを指定します。デフォルトは10です。値を指定しない場合、リマインダはフィードバック期日の10日前に送信されます。
スケジュール済プロセスの構成
- 「送信」をクリックします。
- 「OK」をクリックして確認します。
この機能により、フィードバック入力担当にタイムリなリマインダを送信することで、要求済フィードバックへの参加が改善されます。
有効化のステップ
期日リマインダを送信するには、アラート・コンポーザでアラート通知テンプレート「要求済フィードバック・リマインダ」を有効にする必要があります。
- 「ツール」→「アラート・コンポーザ」に移動します。
- HRA_FEEDBACK_REQUESTEDアラートを検索します。
- 検索結果からアラート名をクリックします。
- 「テンプレート」タブで、「要求済フィードバック・リマインダ」テンプレートを有効にします。
アラート・テンプレートの有効化
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- スケジュール済プロセスを構成して実行し、パラメータ値を変更して再実行すると、リマインダがすでに送信されているフィードバック要求に対して2番目のリマインダは送信されません。
- リマインダの送信後にフィードバック要求を削除した場合、フィードバック入力担当がリマインダ通知ページの「フィードバックの実行」リンクをクリックすると、エラー・メッセージが表示されます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次の章を参照してください。
- 共通機能の使用ガイドのスケジュール済プロセス。
- タレント管理ベースの実装ガイドのアラート・コンポーザ。
ロールおよび権限
スケジュール済プロセスを構成するには、PER_RUN_HR_PROCESS_PRIV権限が必要です。
パフォーマンス文書で質問リストをスコア付けできるようになりました。質問リストのスコアを表示すると、評価される個人に、評価全般にカウントされるさらに多くの情報が提供されます。HR担当者は、従業員、マネージャまたは参加者によって完了済の質問リストのスコア付けを有効にするようにパフォーマンス・テンプレートを構成できます。質問リストのスコア付けを構成する場合は、次のオプションから選択します。
- 保存したときにユーザーにスコアを表示するか、評価を送信した後にスコアを表示します。これは、「パフォーマンス・テンプレート」ページで「質問リスト」セクションを選択した後、「ロール別処理」セクションで設定します。
- 質問リストの合計スコアにセクションの加重を適用します。これは、「パフォーマンス・テンプレート」ページの「総合要約」セクションでセクションの加重を計算に使用するオプションを選択して設定します。
- 総合要約パフォーマンス評点の計算に合計スコアを含めます。これも「パフォーマンス・テンプレート」ページを使用して、「質問リスト」セクションで総合要約計算に合計スコアを含めるオプションを選択して設定します。
従業員、マネージャまたは参加者は、ロールに対して有効になっている場合、パフォーマンス文書の質問リストでスコアおよび質問リストのセクションの加重を表示できます。
パフォーマンス文書で質問の評点付けを行うことで、目標またはコンピテンシとして区別できない、レビューの重要な領域についてメジャーを定義できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ユーザーが「質問リスト」セクションでポイントおよびスコアを表示できるようにするには、「パフォーマンス・テンプレート」ページの「ロール別処理」リージョンでこれを有効にします。
従業員のパフォーマンス文書のコンピテンシ・セクションに、タレント個人プロファイルのコンピテンシを移入します。HR担当者は、パフォーマンス文書に従業員の個人プロファイルのコンピテンシが移入されるように、パフォーマンス・テンプレートのコンピテンシ・セクションを構成できます。この機能により、従業員は自分のジョブ、ポジションまたは組織とは関係なく、その他の個々のコンピテンシで評価されます。
ジョブ、ポジションまたは組織だけでなく、個々のコンピテンシに基づいて個人を評価します。
有効化のステップ
新しいORA_HRA_PERSON_PROFILE_COMP_SECTION_ENABLEDプロファイル・オプションを「はい」に設定する必要があります。
プロファイル管理の「コンピテンシ・セクション名」で従業員とマネージャの両方に表示される評価者タイプを少なくとも1つ構成します。
ヒントと考慮事項
進行中のパフォーマンス文書は更新されるのみです。たとえば、目標設定タスクおよび評価タスク(就業者自己評価、マネージャ評価、および関係者フィードバックの管理)は完了しません。
従業員の個人プロファイルに対してコンピテンシを追加または削除すると、進行中のパフォーマンス文書が自動的に更新されます。従業員またはマネージャがパフォーマンス文書を手動で更新する必要はありません。評価が不要なコンピテンシは、パフォーマンス文書から削除するのではなく、評価未準備とマークして除外することもできます。
コンピテンシが評価されており、コントリビュータ(就業者、マネージャまたは関係者)からの評点またはコメントがある場合、コンピテンシはパフォーマンス文書から削除されません。評点よびコメントを保持するためにコンピテンシは保存されます。これらの評点またはコメントが削除されて、パフォーマンス文書が更新されると、パフォーマンス文書からコンピテンシが削除されます。
パフォーマンス文書のモデル・プロファイル・コンピテンシの一括更新
各コンピテンシ・セクションを手動で更新するのではなく、プロセスを使用してパフォーマンス文書のコンピテンシ・セクションを一括更新することで時間を節約します。「パフォーマンス文書モデル・プロファイル・コンピテンシ・セクションの更新」プロセスは、モデル・プロファイルを使用して移入されたパフォーマンス文書のコンピテンシ・セクションを自動的に更新します。このプロセスを実行して、ジョブ、ポジションまたは組織プロファイルに追加された新しいコンピテンシを、それらのプロファイルを使用するパフォーマンス文書に追加できます。
一括更新を実行するプロセスを使用することで、モデル・プロファイルを使用して移入されたパフォーマンス文書のコンピテンシ・セクションを迅速に更新します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
このプロセスでは、進行中のパフォーマンス文書のみが受け入れられて処理されます。進行中のパフォーマンス文書には、就業者自己評価、マネージャ評価、関係者フィードバックの管理などの未完了の評価タスクがあります。このプロセスには、完了および取消済のパフォーマンス文書は含まれません。
このプロセスでは、新しいコンピテンシのみがパフォーマンス文書に追加されます。関連性がないコンピテンシがパフォーマンス文書に含まれている場合は、手動で削除する必要があります。
パフォーマンス管理のクイック処理、チェックイン文書およびパフォーマンス・スポットライト・ページをコンテキスト・ジャーニに含めて、ビジネス・プロセスを調整します。次のパフォーマンス・クイック処理のコンテキスト・ジャーニ対応オプションを有効にします。
- 随時文書の追加
- チェックイン文書の追加
- パフォーマンス(従業員の「パフォーマンス・スポットライト」ページ)
- パフォーマンス(マネージャの「パフォーマンスの評価」ページ)
新しい「パフォーマンス・スポットライト」処理および「チェックイン文書」処理を使用して、詳細情報をユーザーに提供することで、ガイド付きジャーニをサポートできます。HR担当者は、HCMエクスペリエンス設計スタジオに移動して「パフォーマンス・スポットライト」処理を選択し、次のリージョンを表示できます。
- ページレベルのガイド付きジャーニ構成
- 随時文書リスト
- 「チャネル・メッセージ」リージョン
- チェックイン文書リスト
- 他のユーザーに対する参加者フィードバック
- パフォーマンス文書リスト
これらのリージョンのジャーニを選択すると、パフォーマンス・スポットライトのリージョンまたはページ・レベルに表示されます。各リージョンについて、使用可能な属性を非表示にするか表示するかを決定できます。
HCMエクスペリエンス設計スタジオで「チェックイン文書」処理に対して同じ手順を実行し、次のリージョンを確認できます。
- ページレベルのガイド付きジャーニ構成
- 育成目標ディスカッション・トピック
- 一般ディスカッション・トピック
- パフォーマンス目標ディスカッション・トピック
- 就業者ロールの質問リスト
- マネージャ・ロールの質問リスト
これらのリージョンのジャーニを選択すると、チェックイン文書のリージョンまたはページ・レベルに表示されます。
コンテキスト・ジャーニのパフォーマンス管理のクイック処理を利用して、プロジェクト管理やオンボーディングなど、特定のプロセスをサポートします。ガイド付きジャーニは、チュートリアル、会社のポリシー、ベスト・プラクティスなどのガイダンスをユーザーに提供できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
選択したジャーニがページ・レベルで表示されるように、ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプションが有効になっていることを確認します。
この新機能に関する重要な更新のサマリーを次に示します。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオの新しいパフォーマンス・スポットライト処理を使用して、ガイド付きジャーニを構成します。
- 「パフォーマンス・スポットライト」リージョンを、「パフォーマンス管理」処理で使用できなくなりました。
- 「パフォーマンス管理」処理の「パフォーマンス・スポットライト」リージョンを使用して以前に構成を変更した場合は、新しい「パフォーマンス・スポットライト」処理を使用してこれらの変更を再度入力する必要があります。
パフォーマンス文書レビュー会議の日付を検証して、将来の日付が意図的に選択されているかどうかを確認できます。管理者がパフォーマンス文書レビュー会議日付を先日付で入力した場合、警告メッセージが表示されます。
レビュー会議日付の入力が正しいことの確認に警告メッセージが役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
パフォーマンス管理での構成可能なビジネス・タイトル・スイッチャ
「ビジネス・タイトル」スイッチャを使用して、パフォーマンス管理ページで必要なアサイメントを簡単に識別できます。HR担当者は、HCMエクスペリエンス設計スタジオの「検索構成」を使用して「ビジネス・タイトル」スイッチャに表示する追加アサイメント属性を構成できます。「ビジネス・タイトル」スイッチャは、次のページで使用できます。
- パフォーマンス・スポットライト
- パフォーマンス適格(HR担当者ページ)
HR担当者は、HCMエクスペリエンス設計スタジオの「検索構成」を使用して「ビジネス・タイトル」スイッチャに表示する追加アサイメント属性を構成できます。
「ビジネス・タイトル」フィールドに構成可能な属性が表示されている「パフォーマンス・スポットライト」ページのスクリーンショット。
パフォーマンス管理ページで使用可能な「ビジネス・タイトル」フィールドを使用して、作業するアサイメントを簡単に識別できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「ビジネス・タイトル」スイッチャ・フィールドを変更するには、HCMエクスペリエンス設計スタジオの「就業者アサイメント」フィールドを使用します。「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」→「検索構成」に移動し、「値リスト」で「就業者アサイメント」を選択します。
主なリソース
- グローバル人事管理の新機能の文書レコードの「ビジネス・タイトル」スイッチャの構成機能に関する更新22Cの新機能ドキュメント。
Oracle Talent Reviewは分析のための製品で、組織はプロファイル、パフォーマンス、目標、キャリア開発および報酬管理ソリューションのデータをレビューおよび評価できます。
タレント・レビュー会議の概要ページで使用可能な新しい会議ソート・オプションを活用し、タレント・レビュー会議を簡単に見つけて、レビュー・コンテンツを管理または準備できます。デフォルトでは、会議は会議名の昇順でリストされます。
ファシリテータの「タレント・レビュー会議」概要ページのソート・オプション
マネージャの「タレント・レビュー会議」概要ページのソート・オプション
ファシリテータおよびマネージャは、次のソート・オプションを使用できます。
- 会議名: 昇順および降順
- 会議日付: 最新から最古または最古から最新
- 会議ステータス
- データ送信期限: 最新から最古または最古から最新
- ビジネス・リーダー: ビジネス・リーダーの名前の昇順および降順
ファシリテータは、会議送信日でソートすることもできます。これは、すぐに実施する必要がある会議を見つけるのに役立ちます。
管理者は、データ送信ステータスでソートすることもできます。これは、レビュー内容を準備する必要がある会議を見つけるのに役立ちます。
フォーカスする会議を簡単に特定することで、タレント・レビュー・プロセスを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ファシリテータとマネージャの両方の概要ページで、データ送信期限のない会議は、期限のある会議の下に、会議名のアルファベット順に表示されます。
新しい「部門」フィルタを使用して、会議ダッシュボードに表示されるタレント・レビュー対象就業者を特定の部門に制限します。ファシリテータは会議を実施するときにこのフィルタを使用できます。マネージャは、レビュー内容の準備中に会議ダッシュボードをプレビューするときに、このフィルタを使用できます。マネージャは、「部門」フィルタで直属の部下または間接的部下の部門のみを表示できます。マトリックス管理が有効になっている場合は、ライン外の部下の部門も表示できます。
タレント・レビュー会議ダッシュボードの「部門」フィルタ
ファシリテータまたはマネージャがフィルタで1つ以上の部門を選択すると、選択した部門に属するレビュー対象就業者のメンバーのみが表示されます。
特定の部門の従業員にフォーカスすることで、タレント・レビュー・プロセスを強化します。
有効化のステップ
管理者は、会議テンプレートを作成または編集するときに、会議に使用されるテンプレートで「部門」フィルタを有効にする必要があります。
- 会議テンプレートの「タレント・レビュー・テンプレート」ページで、「データ・オプション」セクションに移動します。
- 「対象就業者フィルタ」セクションで、「部門」フィルタを選択します。
- 変更を保存します。
タレント・レビュー会議を構成するときに、「管理レベル」フィルタを使用して、会議のレビュー対象就業者に含める個人を選択する際の検索結果をさらに絞り込むことができるようになりました。管理レベルを選択すると、選択した管理レベルにプライマリのアクティブまたは休止アサイメントが関連付けられているすべての就業者を表示できます。このフィルタは、「対象就業者選択」セクションで使用可能な他のフィルタと組み合せて使用できます。
「対象就業者選択セクションの「管理レベル」フィルタ
レビュー対象就業者に追加する就業者を正確に識別することで、タレント・レビュー会議構成を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「管理レベル」フィルタは、ジョブの「管理レベル」属性に基づいています。この属性は、ジョブの「ジョブ詳細」セクションに表示できます。デフォルトでは、このオプションは非表示になっていることに注意してください。管理者はMANAGER_LEVEL参照タイプを使用して、様々な管理レベルを構成できます。「設定および保守」作業領域の「ジョブ参照の管理」または「共通参照の管理」タスクを使用して、MANAGER_LEVEL参照タイプの値を構成できます。
タレント・レビュー会議を構成するときに、既存のレビュー対象就業者から特定の就業者を検索できるようになりました。名、姓またはその両方を使用して就業者を検索できます。入力した検索語に一致する就業者が検索結果に表示されます。最初に表示される就業者は最大25人ですが、さらに就業者をロードできます。
タレント・レビュー会議構成ページの「レビュー対象就業者」セクションの検索フィールド
「レビュー対象就業者」セクションの検索結果
検索結果の各行を展開すると、個人に関する詳細情報が表示されます。検索結果はソートできます。検索結果から1人以上の就業者を選択し、レビュー対象就業者から削除します。
レビュー対象就業者ではなくなった就業者を簡単に特定して削除することで、タレント・レビュー会議構成を合理化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
この更新から、新しいデフォルト・フィルタにより、「タレント・レビュー会議」概要ページを表示したときに最初に表示されるのは最新の会議のみです。概要ページでは、過去3か月間にスケジュールされた、未開始または進行中の会議のみを表示できます。
ファシリテータの「タレント・レビュー会議」ページ
リストされた会議は、会議名の昇順でソートされます。「会議」セクションにデフォルト・フィルタが表示されます。フィルタをクリアすると、他の会議を表示できます。
即時処理が必要なタレント・レビュー会議にフォーカスし、タレント・レビュー・プロセスを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
カスタム保存済検索が定義されている場合、保存済検索により、提供されているデフォルト・フィルタが上書きされます。
タレント・レビューの「レビュー内容の準備」ガイド付きジャーニ
チュートリアル、会社のポリシー、ベスト・プラクティスなどのガイダンスを提供することで、レビュー内容を準備するレビュー担当者をサポートします。これを行うには、ガイド付きジャーニ・タスクを構成します。ガイド付きジャーニを有効にすると、ページまたはセクションに対して有効にしたタスクとともに「ガイド」ボタンが表示されます。
- タレント・レビューのガイド付きジャーニに関連するタスクを設定および追加するには、「チェックリスト・テンプレート」の「ガイド付きジャーニ」カテゴリを使用します。
- トランザクション設計スタジオ(TDS)を使用して、「レビュー内容の準備」ページでガイド付きジャーニを有効にします。ガイド付きジャーニは、ページ・レベルとセクション・レベルの両方で有効にできます。
- TDSで「レビュー内容の準備」処理を選択し、ルールを追加します。
- 「リージョンの表示または非表示」セクションで、ページ・レベルおよびセクション・レベルのガイド付きジャーニを構成します。リージョンを編集します。関連するガイド付きジャーニおよびリージョンに表示するタスクを検索して選択します。
「レビュー内容の準備」処理のルールの「リージョン表示または非表示」セクション
- 変更を保存します。
セクションまたはページでガイド付きジャーニが有効になっている場合、ユーザーには「ガイド」ボタンが表示されます。
「レビュー内容の準備」ページの「ガイド」ボタン
適切なガイダンスを提供することで、マネージャがタレント・レビュー会議のレビュー内容を正しく準備できるよう支援します。
有効化のステップ
ガイド付きジャーニを表示するには、管理者がこのプロファイル・オプションの値を「Y」に設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプション名 |
---|---|
ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLED |
ガイド付きジャーニ使用可能 |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更するには、次のステップを実行します。
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- http://docs.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=fa-latest&id=u30227361ガイド付きジャーニは、「チェックリスト・テンプレート」設定ページからのみ構成できます。
- ガイド付きジャーニ・プロファイル・オプションがNに設定されている場合でも、TDSでルールを構成できます。
主なリソース
- ガイド付きジャーニの詳細は、グローバル人事管理の実装ガイドのガイド付きジャーニのトピックを参照してください。
- トランザクション設計スタジオ(TDS)の詳細は、次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのトランザクション設計スタジオを使用したフィールド表示の構成
- トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書ID 2504404.1)
Oracle Succession Managementを使用すると、重要な人員を置き換えるための後任プランを作成できます。後任プランがあることで、現在は埋まっているジョブやポジションについて、準備のできている就業者または求められるスキルを習得できそうな就業者を特定できるため、スムーズな移行が可能になるうえ、候補者育成の管理にも役立ちます。
この更新から、アクセスできる後任プランに加えられた変更の履歴を表示できます。
プラン履歴は、次の方法で表示できます。
- 「後任概要」ページで、後任プランの「プラン履歴の表示」処理を選択します。
- 後任プランの詳細ページで「プラン履歴の表示」ボタンをクリックして、プラン履歴を表示します。
「プラン履歴の表示」ボタン
「プラン履歴」ページ
「プラン履歴」ページは、次の3つのセクションに分かれています。
- プラン情報: 後任プランのプラン情報およびアラート・セクションに行われた変更が表示されます。タレント・プロファイルに保存される次の在職者関連フィールドを除いて、有効になっている標準の非表示フィールドの変更を表示できます。
- 離脱の事由
- 見積残存月
- 離職のリスク
- 離職の影響
- 候補者: ここでは、後任プランの「候補者」セクションで行った変更を確認できます。表示できるのは、アクセス可能な候補者の変更のみです。次の非表示フィールドが有効になっている場合でも、これらの値はタレント・プロファイルに格納されるため、これらの非表示フィールドに対する変更の詳細はプラン履歴に表示されません。
- 離職の影響
- 離職のリスク
- 転勤希望
- 所有者: ここでは、後任プランの「所有者」セクションで行った変更を確認できます。アクセスできる所有者の変更のみを表示できます。
各セクションに最初に表示されるのは数行です。ただし、さらに変更がある場合は、さらに行をロードできます。
行われた変更に関する次の詳細を表示できます。
- 変更が加えられた日付
- 変更された属性
- 属性の古い値と新しい値
- 変更した個人
最新の変更は常に上部に表示されます。
HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーのアップロードによって、後任プランに加えられた変更を表示することもできます。ただし、変更をアップロードしたユーザーの名前は表示されません。かわりに、「変更者」列に「HCMデータ・ローダー」と表示されます。
変更は日付別にグループ化されます。デフォルトでは、過去3か月間に行われた変更が表示されます。ただし、期間を変更し、次の変更を表示できます。
- すべての変更
- 過去6か月間の変更
- 特定の日付範囲の変更
特定の日付範囲の変更を表示する場合は、少なくとも終了日または開始日を指定する必要があります。
各プランの変更履歴を表示することで、後任プランを改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 最後の更新の後任プラン・データは、以前の更新の既存の後任プランのベースライン・データとみなされます。
- 管理者は、トランザクション設計スタジオを使用して「プラン履歴の表示」ボタンを非表示にできます。
- 同じ属性が同じユーザーまたは異なるユーザーによって同じ日に複数回変更された場合でも、すべての変更を表示できます。最新の変更が最初にリストされます。
- 後任プラン履歴の付加フレックスフィールドに加えられた変更は表示されません。
- 推測在職者に関連する変更履歴は表示できません。
- プランを変更した在職者、候補者、所有者または個人の名前が変更された場合は、「プラン履歴」ページのすべての履歴行に最新の名前のみが表示されます。
- 新しく追加された候補者がいつ追加されたのかは確認できますが、最初に追加された属性は確認できません。ただし、後で候補者の属性を変更した場合は、変更を確認できます。
- ジョブ名、ポジション名、部門などのプラン属性が時間の経過とともに変更された場合は、すべての履歴行で現在の属性名のみを表示できます。
- プランが非アクティブになったときまたは再度アクティブになったときを表示できます。
- プラン在職者と候補者のジョブ変更はプラン履歴に表示されません。ただし、候補者がプラン・ロールに異動した場合、またはプラン・ロールと異なるロールに候補者が異動した場合、この情報をプラン履歴で確認できます。
- 在職者、所有者または候補者が退職した場合、プラン履歴に退職情報は表示されません。
- 退職した在職者が後任プランから削除されると、この情報がプラン履歴に表示されます。
- プラン候補者、所有者または変更を行った個人が退職すると、プラン履歴にその名前が表示されなくなります。
- 後任プラン履歴には、退職した候補者および所有者の情報の変更が引き続き表示されます。
- HCMデータ・ローダーを使用して後任プラン属性が削除された場合、属性はプラン履歴レコードに保持され、プラン履歴に変更が表示されます。
- 後任プランが削除されると、プランの履歴を表示できなくなります。ただし、プランの情報は履歴レコードに保持されます。
ライブラリ目標とは別に、自由形式の人材開発目標をタレント・プールに追加できるようになりました。タレント・プールの「人材開発目標」セクションで人材開発目標を追加しようとすると、「目標の追加」ページが表示され、ライブラリ目標または自由形式の開発目標を追加できます。
「目標の追加」ページ
タレント・プールから追加される人材開発目標のソースはHR担当者です。
既存の人材開発目標を新しいタレント・プール・メンバーに割り当てるか、または新規に追加された人材開発目標を既存のタレント・プール・メンバーに割り当てるには、タレント・プールの「人材開発目標」セクションの「目標をメンバーに割当」ボタンをクリックします。人材開発目標を割り当てるプロセスが開始されます。表示されるメッセージでプロセスIDを確認できます。
プロセスIDが記載された人材開発目標の割当メッセージ
プロセスが完了すると、タレント・プール・メンバーの人材開発プランで人材開発目標を表示できます。
人材開発プランにおけるタレント・プールの人材開発目標
タレント・プールの人材開発目標の拡張機能を活用し、タレント・プール・メンバーのキャリア・プランニングを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- プール・メンバーに非アクティブ・メンバー・ステータスがあるか、終了した割当がある場合、「目標をメンバーに割当」ボタンをクリックした後に実行されるプロセスは、その個人に人材開発目標を割り当てません。
- タレント・プールで人材開発目標の名前またはその他の属性を変更しても、変更はプール・メンバーの人材開発プランには反映されません。既存のプール・メンバーの人材開発プランは、引き続き元の人材開発目標を表示します。「目標をメンバーに割当」ボタンをクリックした後、改訂後に追加されたプール・メンバーには、更新された人材開発目標が人材開発プランに表示されます。
- プール・メンバーの人材開発プランで目標名または属性を直接変更した場合、その変更はメンバーが追加されるタレント・プールの人材開発目標では更新されません。
- タレント・プールから人材開発目標を削除すると、「目標をメンバーに割当」ボタンをクリックしても、既存のプール・メンバーの人材開発プランから人材開発目標は削除されません。
- プール・メンバーが人材開発プランから人材開発目標を削除した場合、タレント・プールに追加された人材開発目標は影響を受けません。
- タレント・プールを削除した後でも、プール・メンバーに割り当てられたプールの人材開発目標はそのメンバーの人材開発プランの一部のままです。
後任プラン概要とタレント・プール概要の新しいデフォルト・フィルタ
この更新から、新しいデフォルト・フィルタにより、「後任概要」ページを表示するときにアクセスできるアクティブな後任プランのみが表示されます。リストされる後任プランは、デフォルトで名前の昇順でソートされます。
「後任概要」ページ
「使用可能なプラン」セクションに「ステータス」フィルタが表示されます。このフィルタをクリアすると、アクセスできるすべての後任プランを表示できます。
同様に、「タレント・プール」概要ページを表示すると、アクセスできるアクティブなタレント・プールのみが表示されます。タレント・プールは、デフォルトで名前の昇順でソートされます。
「タレント・プール」ページ
「使用可能なタレント・プール」セクションに「ステータス」フィルタが表示されます。このフィルタをクリアすると、アクセス可能なすべてのタレント・プールを表示できます。
アクティブな後任プランにフォーカスし、後任管理プロセスを強化します。アクティブなタレント・プールにフォーカスし、従業員のキャリアアップを促進します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
カスタム保存済検索が定義されている場合、保存済検索により、提供されているデフォルト・フィルタが上書きされます。
人事担当者およびマネージャは、人工知能(AI)推奨候補者を表示して後任プランに追加できます。推奨は、人工知能の機械学習とWebスケール・データに基づいています。
「候補者」セクションの「追加」メニューで、「推奨候補者」オプションを選択して、後任プランの推奨候補者を表示します。 推奨は、後任プランに関連付けられたジョブのモデル・プロファイルに基づいており、推奨の強さの順に配置されます。
「推奨候補者」ページ
候補者行を展開して、次の追加詳細を表示します。
- ビジネス・ユニット
- 部門
- 等級
- 事業所
候補者の詳細は、推奨候補者の名前をクリックして、その候補者のスポットライト後任ページを表示します。
後任プランに追加する候補者を選択し、「追加」をクリックします。これらの候補者は、後任プランの「候補者」セクションで確認できます。選択した就業者がすでに後任プランの候補者である場合、その就業者はプランに再度追加されないことに注意してください。
AIを活用し、最も適した候補者を後任プランに追加することで、後任プランを向上させます。
有効化のステップ
Oracle Cloud管理者および実装ユーザーは、AIアプリケーションのアクティブ化、データの収集および適切なプロファイル・オプションの設定を行う必要があります。これに関連する手順は、My Oracle Supportで入手可能なOracle AI Apps for HCM Cloudのアクティブ化(ドキュメントID 2826501.1)のドキュメントを参照してください。
ヒントと考慮事項
-
AIの推奨事項は、従業員のタレント・プロファイルに基づいています。適切な推奨事項を表示するために、HR担当者はジョブ・モデル・プロファイルおよび個人プロファイルを設定し、従業員がジョブに関連付けられていることを確認する必要があります。
-
管理者は、トランザクション設計スタジオを使用してAI推奨候補者を追加するオプションを非表示にできます。
- 管理者がAI推奨候補者を追加するオプションを有効にしている場合は、ベスト・フィット候補者を追加するオプションが表示されません。
- 推奨候補者は、自分に定義されている候補者セキュリティに基づいて表示できます。
- 推奨候補者に複数のアサイメントがある場合でも、その個人は「推奨候補者」ページに1回のみリストされます。
- 後任プランのジョブまたはポジションまたは在職者を変更すると、候補者としてすでに追加されている推奨候補者は、後任プランから手動で削除するまで候補者として残ります。
主なリソース
詳細は、次についてOracle Help Centerを参照してください。
- モデル・プロファイルと個人プロファイルの設定(拡張タレント・プロファイルの使用ガイドを参照)
- 人工知能アプリケーションの使用(タレント管理でのAI Appsの使用ガイドを参照)
後任情報を組織チャート形式で表示することで、後任プランを強化します。後任組織チャートには、次の4つのタブがあります。
- 直属: このタブには、選択した個人の直属の部下が表示され、後任プランがある従業員とない従業員が表示されます。離職の影響、離職のリスク、ジョブ重要度などのタレント評点が高い直属の部下に対して赤いフラグが表示されます。
- プランのあるすべてのレポート: このタブには、後任プランを持つ選択済の個人の直属の部下と間接的部下の両方が表示されます。
ノート: 個人のカードをクリックすると、直属の部下または間接的部下の後任組織チャートが表示されます。
- 後任プラン: このタブには、選択した個人が在職者または間接在職者である後任プランが表示されます。プランごとに、アクティブな候補者の数を確認できます。候補者は準備レベル別にもグループ化されます。
- プラン内の候補者: このタブには、選択した個人が候補者となっている後任プランが表示されます。アクティブな候補者の数、選択した個人がプランに追加された時期、選択した個人の準備カテゴリ、プラン・タイプなど、後任プランに関連するその他の情報を表示できます。
ノート: 後任プラン名をクリックして、プランを表示および編集します。
後任組織チャートの「直属」タブ
後任組織チャートの「プランのあるすべてのレポート」タブ
後任組織チャートの「後任プラン」タブ
後任組織チャートの「プラン内の候補者」タブ
管理者が「後任プラン在職者」プロセスを定期的に実行して、これらの詳細を最新に保つことをお薦めします。
- 「直属」タブの直属の部下ごとに表示される後任プラン数
- 「後任プラン」タブに表示される数と、選択した個人について表示される後任プラン
HR担当者による後任組織チャートの表示
HR担当者は、HRによる後任組織チャートの表示機能セキュリティ権限がある場合に、後任組織チャートを表示できます。「後任概要」ページの「後任組織チャートの表示」ボタンを使用して、「後任組織チャート」ページにナビゲートできます。
「後任概要」ページの「後任組織チャートの表示」ボタン
「後任組織チャート」ページ
「後任組織チャート」ページで、HR担当者が後任組織チャートを表示する個人を検索できます。検索できるのは、自分がアクセスできるユーザーのみであることに注意してください。
「後任組織チャート」ページの検索結果
HR担当者は、検索結果から個人を選択して、個人の後任組織チャートを表示できます。
HR担当者は、実行できるセキュリティ権限がある場合、後任組織チャートで次の処理を実行することもできます。
- 選択した個人の後任プランを作成する。
- 選択した個人を、自分が所有する後任プランに候補者として追加する。
個人の後任組織チャートが表示された個人の後任プラン処理
マネージャによる後任組織チャートの表示
マネージャは、マネージャによる後任組織チャートの表示機能セキュリティ権限がある場合、後任組織チャートを表示できます。「自分のチーム」で使用可能な「後任組織チャート」クイック処理を使用して、自分の後任組織チャートを表示できます。また、自分の階層内で個人を検索し、その個人の後任組織チャートを表示することもできます。
マネージャは直属の部下の後任組織チャートを表示するときに、自分が所有する後任プランの候補者として自分の直属の部下を追加したり、直属の部下のプランを作成できます。
マネージャの直属の部下に対する後任プラン処理
マネージャは、必要な権限がある場合にのみ、自分自身を候補者として後任プランに追加したり、自分の後任プランを作成できます。
後任組織チャートから後任プラン詳細ページにナビゲートする場合、マネージャは次の処理を実行できないことに注意してください。
- 候補者の名前をクリックして、候補者の「スポットライト」ページに移動する。
- 「プールに追加」ボタンをクリックして、候補者をタレント・プールに追加する。
- ベスト・フィット候補を検索して後任プランに追加する。
マネージャおよびその直属の部下に関する後任情報を表示して、現在の後任プランが適切かどうか、または強化する必要があるかどうかを判断することにより、後任プランの作成を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、管理者が次のプロファイル・オプションをサイト・レベルで有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプション名 |
必須値 |
---|---|---|
HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLED |
モバイルレスポンシブHCMページ使用可能 |
Y |
HRM_SUCCESSION_RESPONSIVE_ENABLED |
モバイルレスポンシブ「後任プラン」ページ使用可能 |
Y |
ORA_HRM_ENABLE_SUCCESSION_ORG_CHART |
後任組織チャート使用可能 |
Y |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- クリックして新しいプロファイル値を追加します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」および「閉じる」をクリックします。
「後任プラン在職者」プロセスを実行して、最新の情報が後任組織チャートに表示されるようにします。
- スケジュール済プロセスの概要ページで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。
- 「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「名前」リストから「後任プラン在職者」プロセスを選択し、「OK」をクリックします。
- 必要に応じて、「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスでプロセス・スケジュールを組織に合うように変更し、通知を定義します。
ノート: デフォルトでは、後任プラン在職者プロセスは可能なかぎり早くスケジュールされます。
-
「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで「送信」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 後任組織チャートにタレント評点を表示するには、組織が拡張タレント・プロファイルに移行している必要があります。
- 後任組織チャートを表示する個人は名前のみで検索できます。
- 入力した名前に一致する最初の50人のみを表示できます。
- アクセスできる個人に複数のアサイメントがある場合は、その個人のすべてのアサイメントを検索結果に表示できます。ただし、表示できるのは、自分がアクセスできるアサイメントの後任情報とプロファイル情報のみです。
- 複数のアサイメントがあるマネージャは、自分の別のアサイメントを検索して選択できます。
- 非プライマリ・アサイメントを選択すると、「後任プランの作成」および「後任プランに追加」処理は非表示になります。
- 「後任プラン」タブおよび「プラン内の候補者」タブで、候補者に複数のアサイメントがある場合は、プランに1回のみ候補者を表示できます。
- 「後任プラン」タブおよび「プラン内の候補者」タブで、個人の非プライマリ・アサイメントを表示している場合は、プライマリ・アサイメントに関連する後任プランのみが表示されます。
- 後任組織チャートの最上位レベルで、個人の上司であるマネージャの名前およびアサイメントを表示できるのは、自分にそのセキュリティ・アクセス権がある場合のみです。
- 表示しているチャートの個人に直属の部下がいない場合でも、後任組織チャートに「直属」タブが表示されます。
- 後任組織チャートには、アクティブな後任プランのみが表示されます。
- 後任プラン数および候補者数は、アクセスできるアクティブなプランおよび候補者に基づいて表示されます。
- 管理者が6つを超える準備レベルを構成している場合、「後任プラン」タブおよび「プラン内の候補者」タブには最初の6つのみが表示されます。ただし、さらに多くの準備レベルをロードできます。
- 「準備カテゴリ」参照の表示順序により、後任組織チャートの準備レベルの表示順序が制御されます。
- 後任スーパーユーザーは、組織内の任意の個人の後任組織チャートを表示できます。後任プラン処理も実行できます。
主なリソース
- 拡張タレント・プロファイルの詳細は、My Oracle Supportの記事、Upgrading Oracle Fusion Profile Management (ドキュメントID 2421964.1)に示されている、アップグレード・ガイドおよびその他のドキュメントを参照してください。
ロールおよび権限
この機能を使用する必要がある従業員には、RESTサービスの使用 - 後任組織チャートREST集計権限を継承するロールが必要です。権限を追加した後、データ・ロールの権限を再生成する必要があります。
タレント管理のためのTransactional Business Intelligence
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
新しく追加されたフォルダ「ユーザー定義タレント評点」を利用して、カスタム・コンテンツ・タイプと就業者タレント評点を、開始日と終了日、評点のソース、評点に関連するその他の属性(数値評点、評点レベル、評点モデル、評点摘要など)とともにレポートします。
この機能を使用すると、タレント評点のレポートを強化できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ワークフォース・タレント・レビュー - タレント・レビュー会議リアルタイム・サブジェクト領域で使用可能なユーザー定義評点フォルダを含めることで、マネージャによるアセスメント済評点および調整済評点に関するレポートを強化します。
- 調整済ユーザー定義評点1
- 調整済ユーザー定義評点2
- 調整済ユーザー定義評点3
- 調整済ユーザー定義評点4
- 調整済ユーザー定義評点5
- マネージャによるアセスメント済ユーザー定義評点1
- マネージャによるアセスメント済ユーザー定義評点2
- マネージャによるアセスメント済ユーザー定義評点3
- マネージャによるアセスメント済ユーザー定義評点4
- マネージャによるアセスメント済ユーザー定義評点5
この機能により、タレント・レビュー・レポートにユーザー定義評点を含めることができるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 | 削除される機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
現時点ではありません。 |
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更新22Cのパフォーマンス管理に対するトランザクション設計スタジオの変更に関する重要なノート
摘要:
トランザクション設計スタジオ(TDS)の一部のパフォーマンス管理ページに変更を加えた場合は、それらが更新22Cで削除されるので再度追加する必要があります。「パフォーマンス・スポットライト」ページでは、ガイド付きジャーニのサポートに役立つ新しい個別の処理がTDSに追加されました。詳細は、タレントおよびパフォーマンス管理でのジャーニのサポート機能のパフォーマンス管理の22C新機能を参照してください。この処理を使用して、「パフォーマンス・スポットライト」ページの構成を作成します。
解決方法 :
TDSの「パフォーマンス管理」処理を使用して、マネージャの「パフォーマンスの評価」ページ、およびHR担当者の「パフォーマンス文書管理」、「パフォーマンス文書管理の作成」、「Eメール通知の送信」、「関係者フィードバック管理」、「パフォーマンス文書適格管理」、「パフォーマンス文書適格管理 - 適格の管理」および「パフォーマンス文書の一括処理の処理」ページの構成を再作成する必要があります。
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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
キャリア開発 | Oracle Searchベースのキャリアの検討 | Oracle Searchで検索条件の提示を使用すると、従業員は組織内の幅広いキャリア機会を検討できます。 |
Oracle Searchの制限付提供プログラムに参加中 レスポンシブのキャリア開発ページを使用する必要があります |
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21D | はい |