メタデータの管理

「メタデータの管理」の下にあるリンクを使用して、セッション・ステート、電子メール・キュー、インストール済の翻訳、対話モード・レポートの説明を表示し、管理します。

インスタンスのセッション・ステートの管理

「セッション・ステート」ページでセッション・ステートの統計を表示し、セッション・ステートを消去します。

セッション状態の概要

セッションは、ページ・ビュー間で永続性(またはステートフルな動作)を確立するために使用される論理的な構成体です。

各セッションには、一意のIDが割り当てられ、Application Expressエンジンは、このセッションIDを使用して、各ページ・ビューの前後に、アプリケーションで作業中のデータ・セット(セッション・ステート)を格納および取得します。自動プロセスによって、8時間ごとに、経過時間が24時間を超えたセッションがクリアされます。インスタンス管理者は、セッションを手動で消去することもできます。

消去前のセッションの詳細の表示

セッションを消去する前に、インスタンス管理者は「最近のセッション」ページで最近のセッションのリストを表示してから、セッションの詳細にドリルダウンすることができます。

最近のセッションのリストを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「メタデータの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。

    セッション・ステート・ページが表示されます。

  4. 「最近のセッション」をクリックします。
  5. 最近のセッション・ページでは、次の操作を実行できます。
    • セッション番号をクリックして、追加の詳細情報を表示します。

    • 「セッションの消去」をクリックして、表示されているセッションを削除します。

経過時間によるセッションの消去

「セッションのパージ」ページで、経過時間別にセッションを消去します。

経過時間別にセッションを消去するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「メタデータの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。

    セッション・ステート・ページが表示されます。

  4. 「セッションのパージ」をクリックします。

    「セッションのパージ」ページが表示されます。

  5. 「パージする最大セッション」で、削除するセッションの最大数を指定します。
  6. 「これより古いセッションのみをパージ」に、削除するセッションの経過時間を指定します。
  7. 選択したセッションを消去するには、「セッションの消去」をクリックします。

消去前のセッション統計の表示

「セッション・ステートの統計」ページで、消去前に現在のセッションに関する統計を表示します。

セッション・ステートの統計を表示するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「メタデータの管理」で、「セッション・ステート」をクリックします。

    セッション・ステート・ページが表示されます。

  4. 「セッション・ステートの統計」を選択します。
  5. 現在のセッションを削除するには、「セッションのパージ」をクリックします。

メール・キューの管理

メール・キュー内の電子メール・メッセージを監視することで、アプリケーションから送信された電子メールを管理します。

ヒント:

メール・ログを表示するには、開発インスタンス間のアクティビティの監視を参照してください。

メール・キューのメッセージの送信と削除

「メール・キュー」で、メール・キューのメッセージをプッシュ、削除、リセットします。

メール・キューのメッセージを送信および削除するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「メタデータの管理」で、「メール・キュー」をクリックします。

    メール・キュー・ページが表示されます。

    電子メールの送信に問題がある場合(間違った電子メール・アドレスや使用できないメール・サーバーなど)、メール・メッセージは最後に発生したエラーとともにメール・キューに保持されます。その後に試行される電子メールの送信では、送信を試みる間隔が長くなります(1分、2分、4分、8分、16分など)。

  4. 次のボタンを使用して、メール・キュー内のメッセージを管理します。
    • 削除: 選択したメッセージが削除されます。
    • すべてのメールの送信の強制: エラーが発生したメッセージに対する計算された遅延が無視され、キュー内のすべてのメッセージの送信が試行されます。
    • すべてのメールの送信: キュー内のメッセージを送信します。エラーが発生したメッセージに対する計算された遅延が監視されます。

インストール済の翻訳の表示

「インストール済の翻訳」ページにアクセスして、現行の開発インスタンス内にインストールされた翻訳言語を表示します。

インストール済の翻訳のリストを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「メタデータの管理」で、「インストール済の翻訳」をクリックします。

    インストール済の翻訳ページが表示されます。このページには、言語のリストが表示され、翻訳がロードされたかどうかが示されます。

参照:

Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションのグローバリゼーションの管理」

対話モード・レポートのサブスクリプションの削除

現在の開発インスタンス内にある対話モード・レポートのサブスクリプションを管理します。

対話モード・サポートのサブスクリプションを削除するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「メタデータの管理」で、「対話モード・レポートのサブスクリプション」をクリックします。

    「対話モード・レポートのサブスクリプション」ページは、対話モード・レポートとして表示されます。ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。

  4. 削除するサブスクリプションを選択して、左にあるチェック・ボックスを選択します。
  5. 「チェックした項目の削除」をクリックします。

参照: