RESTfulサービスにアクセスする方法

SQLワークショップからRESTfulサービスにアクセスします。

RESTfulサービスへのアクセス

ワークスペースのホームページからRESTfulサービスにアクセスするには、「SQLワークショップ」、「RESTfulサービス」の順にクリックします。

RESTfulサービスにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「RESTfulサービス」をクリックします。

    「RESTfulサービス」ホームページが表示されます。

    新規ワークスペースのページの下側には、「APEXベースのRESTfulサービス」「ORDSベースのRESTfulサービス」という2つの領域が表示されます。これらの領域をクリックすると、APEXベースのRESTfulサービスまたはORDSベースのRESTfulサービスを作成できます。

ORDSへのスキーマの登録

新しいワークスペースでORDS RESTfulサービスにアクセスする場合は、ORDS RESTful Data Servicesにスキーマを登録する必要があります。

ORDS RESTful Data Servicesを使用してスキーマを登録するには、次のステップを実行します。

  1. ワークスペースのホームページで、「SQLワークショップ」をクリックします。
  2. 「RESTfulサービス」をクリックします。

    「RESTfulサービス」ホームページが表示されます。

  3. 「ORDSベースのRESTfulサービス」をクリックします。

    ORDS RESTfulサービス・ページが表示されます。スキーマがORDS RESTful Data Servicesに登録されていない場合、次のメッセージが表示されます。

  4. 「ORDSにスキーマを登録」をクリックします。

    「ORDSスキーマ属性」ダイアログが表示されます。

    注意:

    デフォルト・スキーマとして複数のワークスペースに割り当てられているスキーマをORDS対応にすると、ワークスペース関連の静的ファイルで問題が発生します。ORDS 18.3以上を実行するまでは、複数のワークスペース間で共有されているスキーマをORDS対応にしないことをお薦めします。

  5. 属性の詳細を入力します。
    1. RESTfulアクセスの有効化: スキーマに定義されているRESTサービスへのアクセスを有効にするには「はい」をクリックし、無効にするには「いいえ」をクリックします。
    2. スキーマ別名: スキーマ内のRESTfulサービスを参照するURLの形成に使用されるスキーマ別名の名前を入力します。
    3. サンプル・サービスのインストール: 「はい」または「いいえ」をクリックします。「はい」をクリックすると、サンプルのoracle.example.hr RESTfulサービスがインストールされます。
    4. メタデータ・アクセスに必要な認可: 「はい」または「いいえ」をクリックします。「はい」をクリックすると、スキーマのORDSメタデータ・カタログへのアクセスを許可する前に、Oracle REST Data Servicesでユーザーの認可が必要になります。
  6. 「スキーマ属性の保存」をクリックします。

    ORDS RESTfulページが表示され、ORDS RESTfulサービスで使用するスキーマが有効で、サンプルのRESTfulサービスが正常にインストールされたというメッセージが表示されます。

ORDS RESTfulサービス・ダッシュボードについて

ORDS RESTfulサービス・ダッシュボードについて学習します。

ORDSへのスキーマの登録時に、ORDS RESTfulサービス・ページが表示され、ORDSのバージョンが表示されます。

次の表では、ORDS RESTfulサービス・ダッシュボードで使用可能な情報について詳しく説明します。

表6-1 ORDS RESTfulサービス・ダッシュボードのパラメータ

名前 説明

ORDSバージョン

ORDSのバージョン。

ORDSからのスキーマの登録解除

クリックすると、スキーマが登録解除されます。

サンプル・サービスのリセット

クリックすると、インストールされたサンプル・サービスがリセットされます。

注意: 「サンプル・サービスのリセットの検証」ダイアログが表示され、サービスが完全に削除されて再作成されることを警告します。

インポート

クリックすると、SQL DeveloperまたはOracle Application Expressによって生成されたSQLスクリプトからORDSベースのRESTfulサービス定義がインポートされます。

エクスポート

クリックすると、ORDSベースのRESTfulサービス・メタデータがSQLスクリプト・ファイル形式にエクスポートされます。

注意: ORDS 18.3以上を実行している場合は、「スキーマの有効化を含める」および「権限を含める」フィールドが表示されます。

スキーマの有効化を含める - (デフォルト: 有効)エクスポートされるスクリプトにORDS.ENABLE_SCHEMA文を含めるかどうかを指示します。

権限を含める - (デフォルト: 有効)エクスポートされるスクリプトに、選択したモジュールに関連付けられた権限定義を含めるかどうかを指示します(保護されたモジュール、ロールおよびリソース・パターンを含む)。

構成

クリックすると、ORDSスキーマ属性が構成されます。

注意: デフォルト・スキーマとして複数のワークスペースに割り当てられているスキーマをORDS対応にすると、ワークスペース関連の静的ファイルで問題が発生します。ORDS 18.3以上を実行するまでは、複数のワークスペース間で共有されているスキーマをORDS対応にしないことをお薦めします。

スキーマ・アクセス

スキーマ内に定義されたRESTfulサービスへのアクセスが有効か無効かが表示されます。

メタデータ・アクセス

このスキーマのORDSメタデータ・カタログへのアクセスを許可する前に、Oracle REST Data Servicesでユーザーの認可が必要になるかどうかが表示されます。

別名が指定されたスキーマ

現行のスキーマの別名が表示されます。

モジュール

スキーマ内に定義されているモジュールの合計数が表示されます。クリックすると、定義済のモジュールのリストが表示されます。

権限

定義済の権限の合計数が表示されます。クリックすると、定義済の権限のリストが表示されます。

ロール

関連付けられたロールの合計数が表示されます。クリックすると、関連付けられたロールが表示されます。

有効なオブジェクト

スキーマ内のREST対応データベース・オブジェクトの合計数が表示されます。クリックすると、REST対応オブジェクトのリストが表示されます。

モジュール・ステータス

公開済のモジュールと未公開のモジュールのステータスが表示されます。

モジュールのセキュリティ

保護されているモジュールと保護されていないモジュールのステータスが表示されます。

オブジェクト別名

別名指定済のオブジェクトと別名未指定のオブジェクトのステータスが表示されます。