C セキュアLDAPを使用する場合のセキュリティ証明書の移行
12c (12.2.1.3.0)以降、製品の前のバージョンで使用されていたIBM LDAPクライアントライブラリがOracle LDAPライブラリに置き換えられています。Oracle BIデプロイメントにおいてセキュアLDAPを使用している場合は、Oracle Walletを作成してセキュリティ証明書を管理し、既存のCA証明書をそのウォレットに移行する必要があります。
セキュアLDAPを使用しているかどうかを確認するには:
セキュアLDAPを使用している場合は、Oracle BI管理ツールを使用して、最初にOracle Walletを作成した後、「リポジトリ」タブでOracle Walletディレクトリを指定します。
Oracle Walletの作成
Oracle Walletを作成するには:
- IBMのキー管理ユーティリティ(iKeyman)を使用してキー・データベース・ファイルからCA証明書をエクスポートし、
.kdb
ファイルに保存します。 - Oracle Wallet Managerを実行します。
- 新しいウォレットを作成して、パスワードを指定します。
- 「操作」ウィンドウで、「信頼できる証明書のインポート」をクリックします。
- 「信頼できる証明書のインポート」ダイアログで、「証明書を含むファイルを選択」オプションを選択して、「OK」をクリックします。
- ステップ1でエクスポートしたファイルを見つけて選択します。
- ウォレットを保存して、その場所をノートにとっておきます。
親トピック: セキュアLDAPを使用する場合のセキュリティ証明書の移行
ウォレット・ディレクトリの指定
Oracle Walletディレクトリを指定するには:
- Oracle BI管理ツールで、「ツール」をクリックします。
- 「オプション」ダイアログで、「リポジトリ」タブを選択します。
- 「ウォレット・ディレクトリ」フィールドで、作成したOracle Walletの場所を指定します。
- このウォレットのパスワードを指定して確認し、「OK」をクリックします。
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