8 サイト・キャプチャの構成
Oracle WebCenter Sites: サイト・キャプチャ管理対象サーバーを構成した後、サイト・キャプチャ・コンフィギュレータを使用してサイト・キャプチャを構成できます。サイト・キャプチャは、WebCenter Sitesのパブリッシュ・プロセスと統合することもできます。
- コンフィギュレータによるサイト・キャプチャの構成
サイト・キャプチャ・コンフィギュレータは、前提条件タスクが完了した後、対話モードまたはサイレント・モードでサイト・キャプチャを構成するための手順を提供します。 - サイト・キャプチャのWebCenter Sitesのパブリッシュ・プロセスとの統合
サイト・キャプチャをWebCenter Sitesのパブリッシュ・プロセスと統合した場合、リアルタイム・パブリッシュ・セッションの完了によってサイト・キャプチャをトリガーできます。次の手順では、インストールされたサイト・キャプチャと通信できるように、WebCenter Sitesのパブリッシュ・システムを統合します。
親トピック: WebCenter Sitesコンポーネントの構成
コンフィギュレータによるサイト・キャプチャの構成
サイト・キャプチャ・コンフィギュレータは、前提条件タスクが完了した後、対話モードまたはサイレント・モードでサイト・キャプチャを構成するための手順を提供します。
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リポジトリ作成ユーティリティを使用して必要なデータベース・スキーマを作成します。詳細は、「データベース・スキーマの作成」を参照してください。
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完全に機能するWebCenter Sitesインスタンスを1つ以上デプロイします。
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WebLogic構成ウィザードと
詳細は、「WebCenter Sitesドメインの構成」を参照してください。Oracle WebCenter Sites — Site Capture - 12.2.1.3.0 [wcsites]
テンプレートを使用して、サイト・キャプチャの管理対象サーバーを作成します。
ノート:
OHS Webサーバーを使用してサイト・キャプチャをSSlのクラスタにインストールして、OAMと統合する場合は、次の構成を実行する必要があります。SITE OHS
<IfModule weblogic_module>
</IfModule>
<IfModule weblogic_module>
WebLogicCluster site-capture-host-node1:site-capture-port-node1,site-capture-host-node2:site-capture-port-node2
MatchExpression *
</IfModule>
OAM OHS
<IfModule weblogic_module>
WebLogicHost load-balancer-host
WebLogicPort load-balancer-port
MatchExpression *
WLIOTimeoutSecs 1200
KeepAliveEnabled true
ConnectTimeoutSecs 60
ConnectRetrySecs 5
SecureProxy ON
WLProxySSL ON
WLProxySSLPassThrough ON
Debug ALL
</IfModule>
対話モードでのサイト・キャプチャ・コンフィギュレータの実行
対話モードでコンフィギュレータを実行するためのステップ:
-
コマンド・ラインを使用して、
ORACLE_HOME/wcsites/sitecapture/
ディレクトリに移動します。 -
サイト・キャプチャ・コンフィギュレータを実行します:
java -jar sites-sitecapture-configurator.jar -configPath DOMAIN_HOME/wcsites/sitecapture/config
-
コンフィギュレータに表示される指示に従います。
-
HTTPS環境でクライアントがサイト・キャプチャを実行している場合は、
weblogic.xml
のcookie-secure
フラグをtrue
に設定します。 -
このサイト・キャプチャ・インスタンスのホストである管理対象サーバーを起動します。
サイレント・モードでのサイト・キャプチャ・コンフィギュレータの実行
サイレント・モードでコンフィギュレータを実行するためのステップ:
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DOMAIN_HOME/wcsites/sitecapture/config/wcs_sitecapture_properties_bootstrap.ini
ファイルを編集し、指示を完了します。 -
コマンド・ラインで、
ORACLE_HOME/wcsites/sitecapture/
にディレクトリを変更します。 -
java -jar sites-sitecapture-configurator.jar -silent DOMAIN_HOME/wcsites/sitecapture/config
を実行します。 -
サイト・キャプチャの管理対象サーバーを起動します。
サイト・キャプチャの構成の完了
-
WebCenter Sitesにログインします。
-
管理インタフェースにアクセスし、「管理」タブをクリックし、「システム・ツール」、「プロパティ管理ツール」に移動します。
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カンマ区切りのURLを受け入れる
valid.urls
プロパティを編集します。サイト・キャプチャの場合は、http://sitecapture-host:sitecapture-Port/__admin/*
を追加します。 -
WebCenter Sites管理対象サーバーを起動します。
サイト・キャプチャのクラスタ構成の完了
DOMAIN_HOME/wcsites/sitecapture
ディレクトリをマウントし、クラスタ内の他のすべてのノードで共有する必要があります。それはすべてのノードで使用されるフォルダの単一のコピーである必要があります。このディレクトリには、次のディレクトリが含まれています。
-
oracle.wcsites.sitecapture.config
-
oracle.wcsites.sitecapture.crawler
setStartupEnv.sh/.cmd
ファイル内の新しい共有場所へのパス。
ノート:
DOMAIN_HOME/wcsites/sitecapture/config/wcs_sitecapture_properties_bootstrap.ini
ファイルを手動で編集してWebCenter Sitesパスワード(oracle.wcsites.app.password
)を暗号化されていないクリア・テキスト値に変更した場合は、oracle.wcsites.sitecapture.password.replace
の値をtrue
に設定する必要があります。
SiteCaptureとWCSの両方が同じKeyStoreを共有している場合、すでに存在しているキーによるエラーを回避するには、oracle.wcsites.app.password=<saved in keystore> またはoracle.wcsites.sitecapture.password.replace=trueを設定します。
サイト・キャプチャの構成の詳細は、Oracle WebCenter Sitesの管理のサイト・キャプチャ・アプリケーションの使用に関する項を参照してください。
ノート:
WARファイルに加えた変更は、再デプロイ時に保持されないため、WARファイルの変更は、Webアプリケーションの各再デプロイの後にコピーする必要があります。一般に、イメージやスタイルシート・ファイルなどの静的アーティファクトをWebサーバーにデプロイすることをお薦めします。親トピック: サイト・キャプチャの構成
サイト・キャプチャのWebCenter Sitesのパブリッシュ・プロセスとの統合
サイト・キャプチャをWebCenter Sitesのパブリッシュ・プロセスと統合した場合、リアルタイム・パブリッシュ・セッションの完了によってサイト・キャプチャをトリガーできます。次の手順では、インストールされたサイト・キャプチャと通信できるように、WebCenter Sitesのパブリッシュ・システムを統合します。
- WebCenter Sitesソース・システムで、
FW_PublishingEventRegistry
表に移動し、リスナーcom.fatwire.cs.crawler.RemoteElementInvokingPublishingEventListener
のブロック値をN
からY
に変更します。 - WebCenter Sitesターゲット・システムで、次のステップを実行します。
親トピック: サイト・キャプチャの構成