RREGインバンドおよびアウトオブバンド・モードについて
RREGツールは、インバンドとアウトオブバンドという2つのモードのいずれか1つで実行できます。
Oracle Access Managerサーバーにアクセスして、Oracle Access Manager Oracleホームから自分でRREGツールを実行する権限がある場合は、インバンド・モードを使用します。RREGツールの実行後に、生成されたアーティファクトとファイルをWebサーバーの構成ディレクトリにコピーできます。
Oracle Access Managerサーバーに対する権限またはアクセス権がない場合は、アウトオブバンド・モードを使用します。たとえば、一部の組織では、Oracle Access Managerサーバー管理者のみが、サーバー・ディレクトリにアクセスしてサーバーでの管理タスクを実行する権限を持ちます。アウトオブバンド・モードでは、プロセスは次のように機能します。
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Oracle Access Managerサーバー管理者からRREGアーカイブ・ファイル(RREG.tar.gz)のコピーが提供されます。
サーバー管理者は、「OAM11gRequest.xmlファイルでの標準プロパティの更新」に示されている場所で見つけることができます。
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サーバー管理者から提供された
RREG.tar.gzファイルを展開します。たとえば:
gunzip RREG.tar.gztar -xvf RREG.tarRREGアーカイブを解凍した後、次の場所にエージェントを登録するためのツールを見つけることができます。
RREG_HOME/bin/oamreg.shこの例では、
RREG_Homeは、RREGアーカイブの内容を展開したディレクトリです。 -
「OAM11gRequest.xmlファイルでの標準プロパティの更新」の手順を使用して
OAM11GRequest.xmlファイルを更新し、完成したOAM11GRequest.xmlファイルをOracle Access Managerサーバー管理者に送信します。 -
次に、Oracle Access Managerサーバー管理者は「アウトオブバンド・モードでのRREGツールの実行」の手順を使用してRREGツールを実行し、
AgentID_response.xmlファイルを生成します。 -
Oracle Access Managerサーバー管理者はユーザーに
AgentID_response.xmlファイルを送信します。 -
「アウトオブバンド・モードでのRREGツールの実行」の手順を使用して
AgentID_response.xmlファイルでRREGツールを実行し、クライアント・システムに必要なアーティファクトとファイルを生成します。
親トピック: RREGツールの実行