結果

結果ウィンドウには、サーバー・コンソールUIから実行されたすべてのジョブのステージング済データおよびステージング結果のビュー、および実行ラベル付きでコマンドラインから実行されたジョブの結果が表示されます。

ウィンドウは「ジョブ履歴」領域と「結果ブラウザ」領域に分かれています。

ジョブ履歴

この領域には、ジョブ実行が日付順にリストされます。それぞれのプロジェクト、ジョブ、実行ラベルおよび終了時間が表示されます。

結果ブラウザ

この領域には、上述の「ジョブ履歴」領域で選択したジョブの詳細が表示されます。

結果ブラウザには、上部のボタンで使用できる各種の簡単なオプションがあります。ボタンの上にカーソルを置くと、機能が表示されます。

ただし、結果ブラウザには、あまり知られていない機能が他にもいくつかあります。

新規ウィンドウに開く

多くの場合、特定ジョブの結果を新しいウィンドウに開くと便利です。それには、「ジョブ履歴」領域でジョブを右クリックして「新規ウィンドウで開く」を選択します。

文字の表示

ときどき、結果ブラウザに見慣れない文字が表示されたり、全部表示するのが難しい非常に長いフィールドが出現することがあります。

たとえば、Unicode対応データストアからのデータを処理する場合、EDQクライアントにデータを画面上に正しく表示するための一部のフォントがインストールされていないことがあります(データはEDQサーバーによって正しく処理されます)。 

この場合、文字または見慣れない文字を含む文字列を右クリックして「文字の表示」オプションを選択し、文字を調べられると便利です。たとえば、文字を正しく表示するために必要なフォントがクライアントにインストールされていない場合に、マルチバイト文字が選択されたUnicodeデータを文字プロファイラ・プロセッサが処理することがあります。このため、文字は2つの制御文字として表示されます。

文字を右クリックして「文字の表示」オプションを使用すると、Unicode仕様の文字の文字範囲が表示されます。

「文字の表示」オプションは、結果ブラウザに全部表示するのが難しい非常に長いフィールド(説明など)で作業する場合にも便利です。

完全列幅ボタンは、列の幅を広げて完全なデータを表示しますが、この場合、画面幅に表示するにはデータが多すぎます。詳細な説明フィールドを折り返されたテキストとして表示するには、表示する行を右クリックして「文字の表示」オプションを使用します。次に、画面右上の矢印をクリックして各値をテキスト領域に表示したり、画面下部の矢印を使用してレコードの間をスクロールできます。

列ヘッダーの選択

結果ブラウザで列ヘッダーをクリックすると、その列でデータがソートされます。ただし、列ヘッダーを[Ctrl]+クリック([Ctrl]キーを押しながらヘッダーをクリック)すると、結果ブラウザのその列に表示されている(ロードされた)データすべてを選択できます。これは、ロードされたすべての行をコピーしたり、それらを使用して右クリック・オプションで参照データを作成または追加する場合などに便利です。デフォルトでは、結果ブラウザでは100個のレコードしかロードされないため、列ヘッダーを選択する前に「データをすべてロード」ボタンを使用できます。

同じ方法で複数の列ヘッダーを選択できます。

結果のパージ

サーバー・コンソールで結果をパージするには、「ジョブ履歴」領域でレコードを右クリックします。

結果はプロジェクト、実行ラベルまたはジョブによってパージできます。