ステージング済データ

ステージング済データは、EDQリポジトリで保持されるデータのコピーです。

ステージング済データには、2つのタイプがあります。各タイプは異なる方法で作成されます。

  • スナップショット。つまり、データ・ストア内のソース・ファイルまたはデータベースからのデータのコピーです。

  • 書き込まれたステージング済データ。つまり、ライターによって書き出されたデータまたはEDQプロセス内の公開された結果ビューです。

いずれのタイプのステージング済データに対しても、次のことができます。

  • プロセスの開始時にリーダーを使用して読み取る

  • ステージング済データ参照で使用する

  • データ・インタフェースにマップする、またはデータ・インタフェースからマップする

  • データ・ソース内のターゲット表またはファイルにエクスポートする

  • 削除済

  • 編集済

ステージング済データの削除

ステージング済データ・セットは削除できます。

注意:

ステージング済データ・セットが他の構成オブジェクトによって使用された場合、たとえば、任意のプロセスによって読み取られたり書き込まれたりした場合、または参照で使用された場合、警告が送信されます。

ステージング済データを削除するには、ステージング済データ・セットを右クリックしてステージング済データの削除を選択するか(ライターによって書き込まれたステージング済データの場合)、「スナップショットの削除」を選択します(スナップショットの場合)。

ステージング済データの編集

ステージング済データは、次のように編集できます。

  • スナップショットの場合は、そのスナップショットの作成時に定義した初期設定情報を変更できます。たとえば、初期調査の一環として1000行のみが使用されている初期設定を変更するには、スナップショットを編集して再実行します。

  • 書き込まれたステージング済データの場合は、ステージング済データ表の構造を変更できます。つまり、列を追加/削除し、列のデータ型を編集できます。書き込まれたステージング済データを編集するには、通常、そのステージング済データ表に書き込むライターの再構成が必要です。

注意:

ステージング済データ表の構造は、そのステージング済データ表に書き込むライターからも編集できるため、書き込む属性(プロセスを編集する場合に変更できる)にあわせてステージング済データ表を変更できます。