7 Enterprise Data Qualityの構成後の次の手順
EDQへのログイン
EDQ Launchpadおよびクライアント・アプリケーションにアクセスするには、サポートされているブラウザを起動して、次のURLを入力します。
http://
server_name:port_number
/edq
server_name
はEDQをインストールしたサーバーの名前で、port_number
はアプリケーション・サーバーが実行しているHTTPまたはHTTPSポート(デフォルトでは、WebLogic Serverでは8001、Tomcatでは8080)です。アプリケーション・サーバーを異なるポートに対して実行するようにデプロイした場合は、そのポート番号を指定する必要があります。
適切なアプリケーション・サーバーのログイン資格証明を入力します。
- WebLogic Serverのログイン
-
「ドメイン構成ウィザード画面のナビゲート」で作成したWebLogic Serverユーザーを使用します
- Tomcatのログイン
-
デフォルトのEDQ管理者アカウント
dnadmin
とパスワードdnadmin
を使用します。初回ログイン時にパスワードの変更を求められます。このパスワードは、デフォルトのセキュリティ標準を満たしています。
EDQ Launchpad
Launchpadからは、EDQクライアント・アプリケーション、サービスおよびシステム管理にアクセスすることができます。EDQをインストールすると、Launchpadに次のものが表示されます。
オプション | 説明 |
---|---|
ディレクタ |
ディレクタ・クライアント・アプリケーションを起動します(主要な構成アプリケーションです)。 |
サーバー・コンソール |
次のタスクを実行できます。
|
ダッシュボード |
ダッシュボードを起動します(公開されたデータ品質メトリックが表示されます)。 |
一致レビュー |
一致レビュー・アプリケーションを起動します(ユーザーは、自分に割り当てられているレビューの概要の表示、およびレビュー・アプリケーションの起動を実行できます)。 |
ケース管理 |
ケース管理は、データ品質処理の結果を手動で調査できるように設計されたアプリケーションです。また、バッチおよびリアルタイムの両方のスクリーニング結果に関して、Oracle Watchlist Screeningで主な調査アプリケーションとしても使用されます。ケース管理では、権限を持つユーザーは、高度に構成可能なワークフローと、すべての調査作業の総合的な監査履歴を使用して、照合結果を管理およびレビューできます。 |
ケース管理の管理 |
ケース管理の管理では、次の領域の機能が提供されます。
|
管理 |
このアプリケーションでは、十分な権限を持つユーザーは、EDQユーザー、権限グループ、パスワードおよびセキュリティ・ルール、拡張機能、機能パック、Launchpadに表示されるアプリケーション、セッションを表示および監視する機能を構成できます。 |
Webサービス |
EDQサーバーで構成されるWebサービスの詳細を表示し、Webサービス・テスターへのアクセスを許可します。 |
ログイン |
右上隅の明示的な「ログイン」ボタン。ログインすると、ユーザーが使用できるページの完全なリストが表示されます。ログインした後は、画面右上のユーザー名をクリックして、ユーザー・メニューにアクセスできます。これにより、ログアウト機能やパスワード変更機能にアクセスできます(「パスワードの変更」オプションは内部レルムを使用している場合のみ表示されます)。 |
パスワードの変更 |
ユーザーにパスワードの変更を許可します。ユーザーは既存のパスワードでログインしてから、新しいパスワードを入力して確認する必要があります。このオプションは、WebLogic Serverを使用する場合は利用できません。 |
ヘルプ |
各EDQアプリケーションの使い方を参照できます。 |
管理者は、管理ページで、ユーザーに表示されるユーザー・アプリケーションおよびリンクを定義して、Launchpadを再構成することができます。詳細は、Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプを参照してください。