2 Access ManagerのWLSTコマンド

これらのカスタムWebLogic Scripting Tool (WLST) コマンドを使用して、認可プロバイダ、アイデンティティ・アサータ、SSOプロバイダなどのOracle Access Management Access Manager関連コンポーネントを管理します。これらのコマンドを使用すると、メトリックとデプロイメントのトポロジの表示や、サーバーとエージェントの構成およびログ出力設定の管理を行うことができます。

「Access Managerコマンド」の項に、Oracle Access Management Access ManagerのWLSTコマンドと、それらの詳細の一覧を示します。

2.1 Access Managerコマンド

表2-1 WLST Access Managerコマンド

使用するコマンド 目的 WLSTの使用...

displayAuthZCallBackKey

認可ポリシーのリソースURLのハッシュ化に使用されるキーを生成して取得します。

オンライン

updateCustomPages

カスタム・エラーとログイン・ページを有効または無効にします。

オンライン

オフライン

createUserIdentityStore

ユーザー・アイデンティティ・ストアの登録を作成します。

オンライン

オフライン

editUserIdentityStore

ユーザー・アイデンティティ・ストアの登録を編集します。

オンライン

オフライン

deleteUserIdentityStore

ユーザー・アイデンティティ・ストアの登録を削除します。

オンライン

オフライン

displayUserIdentityStore

ユーザー・アイデンティティ・ストアの登録を表示します。

オンライン

createOAMServer

Access Managerサーバー構成のエントリを作成します。

オンライン

オフライン

editOAMServer

Access Managerサーバー構成のエントリを編集します。

オンライン

オフライン

deleteOAMServer

指定されたAccess Managerサーバー構成を削除します。

オンライン

オフライン

displayOAMServer

Access Managerサーバー構成の詳細を表示します。

オンライン

オフライン

configurePersistentLogin

永続ログイン機能を有効または無効にします。

オンライン

configOAMLoginPagePref

Access Managerログイン・ページのユーザー・プリファレンスを構成します。

オンライン

configRequestCacheType

SSOサーバー・リクエスト・キャッシュ・タイプを構成します。

オンライン

displayRequestCacheType

SSOサーバー・リクエスト・キャッシュ・タイプ・エントリを表示します。

オンライン

オフライン

editOssoAgent

OSSOエージェント構成の詳細を編集します。

オンライン

オフライン

deleteOssoAgent

指定されたOSSOエージェント構成を削除します。

オンライン

オフライン

displayOssoAgent

OSSOエージェント構成の詳細を表示します。

オンライン

オフライン

editWebgateAgent

10g Webゲート・エージェントの登録の詳細を編集します。

オンライン

オフライン

deleteWebgateAgent

指定された10g Webゲート・エージェント構成を削除します。

オンライン

オフライン

displayWebgateAgent

Webゲート・エージェント構成の詳細を表示します。

オンライン

オフライン

exportPolicy

テスト(ソース)から中間Access ManagerファイルにAccess Managerポリシー・データをエクスポートします。

オンライン

importPolicy

指定されたAccess ManagerファイルからAccess Managerポリシー・データをインポートします。

オンライン

importPolicyDelta

指定されたAccess ManagerファイルからAccess Managerポリシーの変更をインポートします。

オンライン

migratePartnersToProd

ソースAccess Managerサーバーから指定されたターゲットAccess Managerサーバーにパートナを移行します。

オンライン

exportPartners

ソースから指定された中間Access ManagerファイルにAccess Managerパートナをエクスポートします。

オンライン

importPartners

指定された中間Access ManagerファイルからAccess Managerパートナをインポートします。

オンライン

displayTopology

デプロイ済のAccess Managerサーバーの詳細を一覧表示します。

オンライン

オフライン

configureOAAMPartner

Access ManagerとOracle Adaptive Access Managerの基本的な統合を構成します。

オンライン

registerOIFDAPPartner

Identity FederationをDelegated Authentication Protocol (DAP)パートナとして登録します。

オンライン

オフライン

registerOIFDAPPartnerIDPMode

IDPモードでIdentity Federationを登録します。

registerThirdPartyTAPPartner

任意のサード・パーティをTrusted Authentication Protocol (TAP)パートナとして登録します。

オンライン

disableCoexistMode

共存モードを無効にします。

オンライン

enableOamAgentCoexist

Access Managerエージェントの共存モードを有効にします(10g Webゲートによって設定されたObssocookieを所有するために、Access Manager 11gサーバーを有効にします)。

オンライン

disableOamAgentCoexist

Access Managerエージェントの共存モードを無効にします(10g Webゲートによって設定されたObssocookieからAccess Manager 11gサーバーを無効にします)。

オンライン

editGITOValues

GITO構成パラメータを編集します。

オンライン

editWebgate11gAgent

11g Webゲートの登録を編集します。

オンライン

オフライン

deleteWebgate11gAgent

11g Webゲート・エージェントの登録を削除します。

オンライン

オフライン

displayWebgate11gAgent

11g Webゲート・エージェントの登録を表示します。

オンライン

オフライン

displayOAMMetrics

Access Managerサーバーのメトリックを表示します。

オンライン

オフライン

updateOIMHostPort (非推奨)

Access Managerとの統合時にOracle Identity Manager構成を更新します。

オンライン

configureOIM (非推奨)

Access Managerとの統合時にOracle Identity Manager固有のエージェントの登録を作成します。

オンライン

updateOSSOResponseCookieConfig

OSSOプロキシ・レスポンスCookie設定を更新します。

オンライン

deleteOSSOResponseCookieConfig

OSSOプロキシ・レスポンスCookie設定を削除します。

オンライン

configureAndCreateIdentityStore

アイデンティティ・ストアおよび外部ユーザー・ストアを構成します。

オンライン

configAndCreateIdStoreUsingPropFile

ファイル内に定義されている値を使用して、アイデンティティ・ストアおよび外部ユーザー・ストアを構成します。

オンライン

manageAuditEvents 特定のタイプのイベントの監査を無効にします。

オンライン

オフライン

migrateArtifacts (非推奨)

指定されたアーティファクト・ファイルに基づいてアーティファクトを移行します。

オンライン

displaySimpleModeGlobalPassphrase

システム構成から簡易モードのグローバル・パスフレーズを平文で表示します。

オンライン

exportSelectedPartners

指定された中間Access Managerファイルに、選択されたAccess Managerパートナをエクスポートします。

オンライン

oamMigrate

OSSO、OAM10g、OpenSSOまたはAM 7.1からOAM11gにポリシー、認証ストアおよびユーザー・ストアを移行します。

オンライン

preSchemeUpgrade

preSchemeUpgrade操作を呼び出します。

オンライン

postSchemeUpgrade

postSchemeUpgrade操作を呼び出します。

オンライン

oamSetWhiteListMode

trueに設定すると、Access Managerサーバーは、WhiteListURLリスト内で指定されているURLにのみリダイレクトされます。

オンライン

oamWhiteListURLConfig

構成ファイルにおいて、ホワイトリストURLエントリを追加、更新または削除します。

オンライン

enableMultiDataCentreMode

マルチ・データ・センター・モードを有効にします。

オンライン

disableMultiDataCentreMode

マルチ・データ・センター・モードを無効にします。

オンライン

setMultiDataCentreClusterName

マルチ・データ・センター・クラスタ名を設定します。

オンライン

setMultiDataCentreLogoutURLs

マルチ・データ・センター・ログアウトURLを設定します。

オンライン

addPartnerForMultiDataCentre

マルチ・データ・センターのパートナを追加します。

オンライン

removePartnerForMultiDataCentre

マルチ・データ・センターからパートナを削除します。

オンライン

addOAMSSOProvider

OAM SSOプロバイダを追加します。

オンライン

2.1.1 displayAuthZCallBackKey

displayAuthZCallBackKeyコマンドはオンライン・コマンドで、これを使用すると、ポリシーに成功/失敗のURLが構成されている場合、認可時に返されるリソースURLのハッシュ化に使用されるキーの生成と取得が可能です。

説明

認可時にリソースURLのハッシュ化に使用されるキーがすでにある場合は、取得できます。キーがない場合は、作成されて返されます。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

displayAuthZCallBackKey()

ノート:

このコマンドには引数はありません。

次の例で、ハッシュ・キーを表示します。

displayAuthZCallBackKey()

2.1.2 updateCustomPages

updateCustomPagesコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、カスタム・エラーとログイン・ページ構成を有効または無効にします。

説明

カスタム・エラーとログイン・ページを含むWARを指し示すoam-config.xmlへのコンテキスト・パスとページ拡張機能を追加します:

<Setting Name="ssoengine" Type="htf:map">
<Setting Name="ErrorConfig" Type="htf:map">
<Setting Name="ErrorMode" Type="xsd:string">EXTERNAL</Setting>
<Setting Name="CustomPageExtension" Type="xsd:string">jsp</Setting>
<Setting Name="CustomPageContext" Type="xsd:string">/SampleApp</Setting>
</Setting>
</Setting>

構文

updateCustomPages(pageExtension="<fileExtension>", context="<contextPath>")
引数 定義
context

アプリケーションへのコンテキスト・パスを指定します(たとえば、/SampleApp)。

pageExtension

デフォルト値はjspですが、ブランクのままにすることができます。

カスタム・エラー・ページの機能を有効にするには、updateCustomPagescontextおよびpageExtensionパラメータとともに使用します。これにより、oam-config.xmlファイルが変更され、カスタム・ページ機能が有効になります。

updateCustomPages(pageExtension ="jsp", context="/SampleApp") 

カスタム・エラー・ページ機能を無効にするには、パラメータなしでコマンドを使用します[updateCustomPages()]。これにより、パラメータを使用してコマンドが実行されたときに行われた変更が元に戻ります。

2.1.3 createUserIdentityStore

createUserIdentityStoreコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、Access Managerシステム構成内のアイデンティティ・ストアの登録を作成します。

説明

Access Managerに登録する新しいユーザー・アイデンティティ・ストアのための、システム構成のエントリを作成します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

createUserIdentityStore(name="<Name>", principal="<Principal>", 
credential="<Credential>", type="<Type>", userAttr="<userAttr>", 
ldapProvider="<ldapProvider>", userSearchBase="<userSearchBase>", 
ldapUrl="<ldapUrl>", isPrimary="<isPrimary>", isSystem="<isSystem>", 
userIDProvider="<userIDProvider>", roleSecAdmin="<roleSecAdmin>", 
roleSysMonitor="<roleSysMonitor>", roleAppAdmin="<roleAppAdmin>", 
roleSysManager="<roleSysManager>", roleSecAdminGroups="<roleSecAdminGroups>", 
roleSecAdminUsers="<roleSecAdminUsers>", groupSearchBase="<groupSearchBase>", 
supplementaryReturnAttributes="<supplementaryReturnAttributes>", 
domainHome="<domainHome>")
引数 定義
name

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアの一意の名前を指定します。大文字と小文字の英字および数字のみを使用します。

principal

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのプリンシパル管理者を指定します。たとえば、cn=Adminです。

credential

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのプリンシパルのパスワードを指定します。

type

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのタイプを指定します。このコマンドでは、値はLDAPになります。

userAttr

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのユーザー属性を指定します。

ldapProvider

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのタイプを指定します。値は、ODSEE、AD、OID、OVD、SJS、OUDなどです。この値は、Access Manager管理コンソールを使用して新しいユーザー・アイデンティティ・ストアが作成されるときに定義され、ユーザー・アイデンティティ・ストア内のストア・タイプに一致します。

userSearchBase

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストア内の、ユーザー・データが格納されるノードを指定します。たとえば、cn=usersです。

groupSearchBase

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストア内の、グループ・データが格納されるノードを指定します。たとえば、cn=groupsです。

ldapUrl

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのサーバー・ホストのURL(ポート番号を含む)を指定します。たとえば、ldap://localhost:7001です。

isPrimary

オプション。作成するLDAPアイデンティティ・ストアがプライマリ・アイデンティティ・ストアであるかどうかを指定します。値としてtrueまたはfalseを取ります。

isSystem

オプション。作成するLDAPアイデンティティ・ストアがシステム・ストアであるかどうかを指定します。値としてtrueまたはfalseを取ります。

userIDProvider

オプション。アイデンティティ・ストアへの接続に使用される基礎となるインフラストラクチャを指定します。サポートされているタイプはOracleUserRoleAPIのみです。

roleSecAdminGroups

オプション。Access Managerコンソール管理者権限を持つ1つ以上のグルプをカンマで区切って指定します。IsSystemプロパティがtrueに設定されているシステム・ストアの場合は必須です。

roleSecAdminUsers

オプション。Access Managerコンソール管理者権限を持つ1人以上のユーザーをカンマで区切って指定します。IsSystemプロパティがtrueに設定されているシステム・ストアの場合は必須です。

roleSecAdmin

オプション。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのセキュリティ管理者を指定します。

roleSysMonitor

オプション。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのシステム・モニターを指定します。

roleAppAdmin

オプション。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのアプリケーション管理者を指定します。

roleSysManager

オプション。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのシステム管理者を指定します。

supplementaryReturnAttributes

Userオブジェクトの一部として取得する必要のある属性のカンマ区切りのリストを指定します。たとえば: ORCL_USR_ENC_FIRST_NAME,ORCL_USR_ENC_LAST_NAME,USR_USRNAME,ORCL_USR_CTY_CODE,ORCL_USR_LANG_CODE_S,ORCL_USR_JROLE_ID_S,ORCL_USR_IND_ID,ORCL_USR_COMP_REL_ID,ORCL_USR_ASCII_IND,ORCL_ORA_UCM_VER,ORCL_ORA_UCM_SRVC

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。

次の例では、Access Managerで使用するための新しいOracle Internet Directoryユーザー・アイデンティティ・ストア定義を登録します。

createUserIdentityStore(name="Name1", principal="Principal1", 
credential="Credential1", type="Type1", userAttr="userAttr1", 
ldapProvider="ldapProvider", userSearchBase="userSearchBase", ldapUrl="ldapUrl", 
isPrimary="isPrimary", isSystem="isSystem", userIDProvider="userIDProvider", 
roleSecAdmin="<roleSecAdmin>", roleSysMonitor="<roleSysMonitor>",  
roleAppAdmin="<roleAppAdmin>", roleSysManager="<roleSysManager>", 
roleSecAdminGroups="<roleSecAdminGroups>", 
roleSecAdminUsers="<roleSecAdminUsers>", groupSearchBase="groupSearchBase", 
supplementaryReturnAttributes="supplementaryReturnAttributes", 
domainHome="domainHome1")

2.1.4 editUserIdentityStore

editUserIdentityStoreコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、Access Manager用の既存のアイデンティティ・ストアの登録を変更します。

説明

Access Managerに登録されているユーザー・アイデンティティ・ストアの属性を1つ以上変更します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

editUserIdentityStore(name="<Name>", [ principal="<Principal>", 
credential="<Credential>", type="<Type>", userAttr="<userAttr>", 
ldapProvider="<ldapProvider>", roleSecAdmin="<roleSecAdmin>", 
roleSysMonitor="<roleSysMonitor>", roleSysManager="<roleSysManager>" , 
roleAppAdmin="<roleAppAdmin>", roleSecAdminGroups="<roleSecAdminGroups>", 
roleSecAdminUsers="<roleSecAdminUsers>", userSearchBase="<userSearchBase>", 
ldapUrl="<ldapUrl>", isPrimary="<isPrimary>", isSystem="<isSystem>", 
userIDProvider="<userIDProvider>" , groupSearchBase="<groupSearchBase>", 
domainHome="<domainHome>", userFilterObjectClasses="<userFilterObjectClasses>",  
groupFilterObjectClasses="<groupFilterObjectClasses>", 
referralPolicy="<referralPolicy>", searchTimeLimit="<searchTimeLimit>",  
minConnections="<minConnections>", maxConnections="<maxConnections>", 
connectionWaitTimeout="<connectionWaitTimeout>",  
connectionRetryCount="<connectionRetryCount>", groupNameAttr="<groupNameAttr>", 
groupCacheEnabled="<groupCacheEnabled>", groupCacheSize="<groupCacheSize>", 
groupCacheTTL=<"groupCacheTTL>", 
supplementaryReturnAttributes="<supplementaryReturnAttributes>" ) 
引数 定義
name

必須。変更するLDAPアイデンティティ・ストアの一意の名前を指定します。大文字と小文字の英字および数字のみを使用します。

principal

変更するLDAPアイデンティティ・ストアのプリンシパル管理者を指定します。たとえば、cn=Adminです。

credential

変更するLDAPアイデンティティ・ストアのプリンシパル管理者の暗号化パスワードを指定します。

type

変更するベース・アイデンティティ・ストアのタイプを指定します。このコマンドでは、値はLDAPになります。

userAttr

必須。変更するLDAPアイデンティティ・ストアのユーザー属性を指定します。

ldapProvider

必須。登録するLDAPアイデンティティ・ストアのLDAPタイプを指定します。値は、ODSEE、AD、OID、OVD、SJS、OUDなどです。この値は、Access Manager管理コンソールを使用して新しいユーザー・アイデンティティ・ストアが作成されるときに定義され、ユーザー・アイデンティティ・ストア内のストア・タイプに一致します。

roleSecAdminGroups

オプション。Access Managerコンソール管理者権限を持つ1つ以上のグルプをカンマで区切って指定します。IsSystemプロパティがtrueに設定されているシステム・ストアの場合は必須です。

roleSecAdminUsers

オプション。Access Managerコンソール管理者権限を持つ1人以上のユーザーをカンマで区切って指定します。IsSystemプロパティがtrueに設定されているシステム・ストアの場合は必須です。

roleSecAdmin

オプション。変更するLDAPアイデンティティ・ストアのセキュリティ管理者を指定します。

roleSysMonitor

オプション。変更するLDAPアイデンティティ・ストアのシステム・モニターを指定します。

roleAppAdmin

オプション。変更するLDAPアイデンティティ・ストアのアプリケーション管理者を指定します。

roleSysManager

オプション。変更するLDAPアイデンティティ・ストアのシステム管理者を指定します。

userSearchBase

必須。変更するLDAPアイデンティティ・ストア内の、ユーザー・データが格納されるノードを指定します。たとえば、cn=usersです。

groupSearchBase

必須。変更するLDAPアイデンティティ・ストア内の、ユーザー・データが格納されるノードを指定します。たとえば、cn=groupsです。

ldapUrl

必須。変更するLDAPアイデンティティ・ストアのサーバー・ホストのURL(ポート番号を含む)を指定します。たとえば、ldap://localhost:7001です。

isPrimary

オプション。変更するLDAPアイデンティティ・ストアがプライマリ・アイデンティティ・ストアであるかどうかを指定します。値としてtrueまたはfalseを取ります。

isSystem

オプション。変更するLDAPアイデンティティ・ストアがシステム・ストアであるかどうかを指定します。値としてtrueまたはfalseを取ります。

userIDProvider

オプション。アイデンティティ・ストアへの接続に使用される基礎となるインフラストラクチャを指定します。サポートされているタイプはOracleUserRoleAPIのみです。

supplementaryReturnAttributes

Userオブジェクトの一部として取得する必要のある属性のカンマ区切りのリストを指定します。たとえば: ORCL_USR_ENC_FIRST_NAME,ORCL_USR_ENC_LAST_NAME,USR_USRNAME,ORCL_USR_CTY_CODE,ORCL_USR_LANG_CODE_S,ORCL_USR_JROLE_ID_S,ORCL_USR_IND_ID,ORCL_USR_COMP_REL_ID,ORCL_USR_ASCII_IND,ORCL_ORA_UCM_VER,ORCL_ORA_UCM_SRVC

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

userFilterObjectClasses

必須。セミコロン区切りのユーザー・フィルタ・オブジェクト・クラスのリストを指定します。

groupFilterObjectClasses 

グループ・フィルタ・オブジェクト・クラスのリスト(セミコロンで区切られたもの)を指定します。

referralPolicy 

LDAP参照ポリシー(follow、ignore、throwのいずれか)を指定します。

searchTimeLimit 

LDAP検索操作の時間制限(秒単位)を指定します。

minConnections 

接続プール内の最小接続数を指定します。

maxConnections 

接続プール内の最大接続数を指定します。

connectionWaitTimeout

プールから接続を取得するために待機する秒数を指定します。

connectionRetryCount

アイデンティティ・ストアへの接続を確立する際の再試行回数を指定します。

groupNameAttr

ユーザー・グループを検索するための属性の名前を指定します。たとえば、ou=people,ou=myrealm,dc=base_domainです。

groupCacheEnabled

LDAPグループ・キャッシュを有効にするかどうかを指定するブール値。値としてtrueまたはfalseを取ります。

groupCacheSize

LDAPグループ・キャッシュ内のエントリの数を指定します。

groupCacheTTL

LDAPグループ・キャッシュ内の各エントリの合計存続時間を指定します。

次の例では、登録されているアイデンティティ・ストアの検索ベースの値を変更します。

editUserIdentityStore(name="IdStore1", userSearchBase="cn=users", groupSearchBase="cn=groups")

2.1.5 displayUserIdentityStore

displayUserIdentityStoreコマンドはオンライン・コマンドで、ユーザー・アイデンティティ・ストアの登録に関する情報を表示します。

説明

Access Managerに登録されているアイデンティティ・ストアに関する情報を表示します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

displayUserIdentityStore(name="<name>", domainHome="<domainHome>") 
引数 定義
name

必須。表示するLDAPアイデンティティ・ストアの登録の名前を指定します。

domainhome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。

WebSphere用の次の呼出しの例は、ユーザー・アイデンティティ・ストアの登録の詳細を表示します。WebLogicのオンライン・モードでこのコマンドを使用するために、domainHome引数を指定する必要はありません。

displayUserIdentityStore(name="ID_Store1", domainHome="domainHome1")

2.1.6 createOAMServer

createOAMServerコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内にAccess Managerサーバー・エントリを作成します。

説明

Access Managerサーバーの登録を作成します。詳細には、ホスト、ポート、登録名、Access Managerプロキシ・ポート、サーバーID、およびオプションでOAMプロキシ共有シークレットが含まれます。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

createOAMServer(configurationProfile="<configurationProfile>", host="<host>",port="<port>", oamProxyPort="<0000>", oamProxyServerID="<oamProxyServerID>",siteName="<siteName>", domainHome="<domainHome>")
引数 定義
configurationProfile

必須。OAM Serverの構成プロファイルを指定します。プロファイルは、Access Manager管理コンソールの「システム構成」タブの「サーバー・インスタンス」の下に表示されます。

host

必須。Access Managerサーバー・ホストの名前を指定します。

port

必須。Access Managerサーバー・ホストのリスニング・ポートを指定します。

oamProxyPort

必須。Access Managerサーバー・ホストのプロキシ・ポートを指定します。

oamProxyServerID

必須。Access Managerサーバー・ホストのプロキシ・サーバーIDを指定します。Access Managerプロキシ名は、Access Manager管理コンソールのサーバー・インスタンスのAccess Managerプロキシ・サブタブの下に表示されます。

siteName

必須。インスタンスのsiteName/serverNameを指定します。

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、リスニング・ポート15000my_hostの構成を作成します。Access Manager管理コンソール内のAccess Manager構成エントリは、oam_server1になります。Access Managerプロキシ・ポートは3004、Access Managerプロキシ・サーバーIDはoamProxyServerID1です。

createOAMServer(configurationProfile="oam_server1", host="my_host",
port="15000", oamProxyPort="3004", oamProxyServerID="oamProxyServerID1",
siteName="siteName1", domainHome="domainHome1")

2.1.7 editOAMServer

editOAMServerコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、Access Managerサーバーの登録の詳細を変更できます。

説明

指定された、Access Managerサーバーの登録のパラメータ値を変更します。詳細には、ホスト、ポート、登録名、Access Managerプロキシ・ポート、サーバーID、およびオプションでAccess Managerプロキシ共有シークレットなどが含まれます。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

editOAMServer(configurationProfile="<configurationProfile>", host="<host>",port="<port>", oamProxyPort="<0000>", oamProxyServerID="<oamProxyServerID>",siteName="<siteName>", domainHome="<domainHome>")
引数 定義
configurationProfile

必須。Access Managerサーバーの構成プロファイルを指定します。プロファイルは、Access Manager管理コンソールの「システム構成」タブの「サーバー・インスタンス」の下に表示されます。

host

必須。Access Managerサーバー・ホストの名前を指定します。

port

必須。Access Managerサーバー・ホストのリスニング・ポートを指定します。

oamProxyPort

必須。Access Managerサーバー・ホストのプロキシ・ポートを指定します。

oamProxyServerID

必須。Access Managerサーバー・ホストのプロキシ・サーバーIDを指定します。Access Managerプロキシ名は、Access Manager管理コンソールのサーバー・インスタンスのAccess Managerプロキシ・サブタブの下に表示されます。

siteName

必須。インスタンスのsiteName/serverNameを指定します。

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

任意のオプションの属性を使用して、現在の設定を変更できます。次の呼出しは、Access Managerプロキシ・サーバーIDを構成エントリoam_server1に追加します。

editOAMServer(configurationProfile="oam_server1", host="my_host",
port="15000", oamProxyPort="3004", oamProxyServerID="oamProxyServerID1",
siteName="siteName1", domainHome="domainHome1")

2.1.8 deleteOAMServer

deleteOAMServerコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、指定されたAccess Managerサーバーの登録を削除できます。

説明

指定されたAccess Managerサーバー構成を削除します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

deleteOAMServer(host="<host>", port="<port>", domainHome="<domainHome>")
引数 定義
host

必須。Access Managerサーバー・ホストの名前を指定します。

port

必須。Access Managerサーバー・ホストのリスニング・ポートを指定します。

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、リスニング・ポートが15000であるoam_server1Access Managerサーバーの登録を削除します。

deleteOAMServer(host="oam_server1", port="15000", domainHome="domainHome1")

2.1.9 deleteUserIdentityStore

deleteUserIdentityStoreコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、Access Manager用の既存のアイデンティティ・ストアの登録を削除します。

説明

アイデンティティ・ストアの登録を削除します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

deleteUserIdentityStore(name="<name>", domainHome="<domainHome>") 
引数 定義
name

必須。削除するLDAPアイデンティティ・ストアの登録の名前を指定します。

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例はWebSphereで使用でき、指定されたアイデンティティ・ストアの登録を削除します。WebLogic Serverのオンライン・モードでこのコマンドを使用するためには、domainHome引数を指定する必要はありません。

deleteUserIdentityStore(name="identity_store", domainHome="domainHome1")

2.1.10 displayOAMServer

displayOAMServerコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、指定されたAccess Managerサーバーの登録の詳細を表示します。

説明

指定されたAccess Managerサーバーの登録の詳細を表示します。この詳細には、ホスト、ポート、登録名、Access Managerプロキシ・ポート、サーバーID、およびオプションでAccess Managerプロキシ共有シークレットが含まれます。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

displayOAMServer(host="<host>", port="<port>", domainHome="<domainHome>")
引数 定義
host

必須。Access Managerサーバー・ホストの名前を指定します。

port

必須。Access Managerサーバー・ホストのリスニング・ポートを指定します。

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、my_host Access Managerサーバー固有のすべてのメトリックを一覧表示します。

displayOAMServer(host="my_host", port="15000", domainHome="domainHome1")

2.1.11 configurePersistentLogin

configurePersistentLoginコマンドはオンライン・コマンドで、永続ログイン機能を有効または無効にするために使用します。

説明

永続ログイン機能を有効にします。

構文

configurePersistentLogin(enable="true/false", 
 validityInDays="<#>", maxAuthnLevel="<#>", userAttribute="<userAttr>") 
引数 定義
enable

必須。trueまたはfalseを指定します。

validityInDays

必須。特定のブラウザ・インスタンスまたはデバイスで永続するユーザー・ログインの日数を指定します。

maxAuthnLevel

必須。永続ログインを通じて自動的に再認証された後で許可される最大認証レベルを指定します。

userAttr

必須。永続ログインのプロパティが格納されるユーザー属性を指定します。

次の例では、登録されているアイデンティティ・ストアの検索ベースの値を変更します。

configurePersistentLogin(enable="true", validityInDays="30", maxAuthnLevel="2"
 userAttribute="obPSFTID")

2.1.12 configOAMLoginPagePref

configOAMLoginPagePrefコマンドはオンライン・コマンドで、Access Managerログイン・ページのユーザー・プリファレンスを構成します。

説明

Access Managerログイン・ページのユーザー・プリファレンスを構成します。

構文

configOAMLoginPagePref(persistentCookie="true", persistentCookieLifetime=14, 
langPrefCookieDomain="oracle.com", langPrefOrder="serverOverrideLangPref, 
oamPrefsCookie, browserAcceptLanguage, defaultLanguage", 
serverOverrideLanguage="en", defaultLanguage="en", 
applicationSupportedLocales="en,fr")
引数 定義
persistentCookie

必須。OAM_LANG_PREF Cookieが永続的であるか非永続的であるかを定義するブール。trueまたはfalseに設定します。

persistentCookieLifetime

必須。永続的なOAM_LANG_PREF Cookieの存続期間を示します。

langPrefCookieDomain

必須。OAM_LANG_PREF Cookieのドメインを定義します。

langPrefOrder

必須。言語の優先順位を決定します。構文と例としてフォーマットする必要があります。許容される値セットは、(serverOverrideLangPref,oamPrefsCookie,browserAcceptLanguage,defaultLanguage)です。

"oamPrefsCookie, browserAcceptLanguage, serverOverrideLangPref"

serverOverrideLanguage

Access Managerのサーバー側言語言語コードで定義し、OAM対応の言語から選択している必要があります。デフォルト値はenです。

defaultLanguage

デフォルト言語。

applicationSupportedLocales

カンマ区切りリストに定義されているサポートされている言語。applicationSupportedLocales="en,fr"を設定することにより、OAMログイン・ページにフランス語と英語を含む値のリストが確実に表示されます。サポートされている言語コードを、次の表2-2に示します。

表2-2 ログイン・ページの言語コード

言語コード 言語 管理者

ar

アラビア語

cs

チェコ語

da

デンマーク語

de

ドイツ語

ドイツ語

el

ギリシャ語

en

英語

英語

es

スペイン語

スペイン語

fi

フィンランド語

fr

フランス語

フランス語

fr-CA

フランス語(カナダ)

フランス語(カナダ)

he

ヘブライ語

hr

クロアチア語

hu

ハンガリー語

it

イタリア語

イタリア語

ja

日本語

日本語

ko

韓国語

韓国語

nl

オランダ語

no

ノルウェー語

pl

ポーランド語

pt-BR

ポルトガル語(ブラジル)

ポルトガル語(ブラジル)

pt

ポルトガル語

ro

ルーマニア語

ru

ロシア語

sk

スロバキア語

sv

スウェーデン語

th

タイ語

tr

トルコ語

zh-CN

中国語(簡体字)

中国語(簡体字)

zh-TW

中国語(繁体字)

中国語(繁体字)

configOAMLoginPagePref(persistentCookie="true", persistentCookieLifetime=14, 
langPrefCookieDomain="oracle.com", langPrefOrder="serverOverrideLangPref, 
oamPrefsCookie, browserAcceptLanguage, defaultLanguage", 
serverOverrideLanguage="en", defaultLanguage="en", 
applicationSupportedLocales="en,fr")

次の例により、管理者は値の言語リストが表示されない、デフォルトの動作に戻ることができます。

configOAMLoginPagePref(persistentCookie="true", 
persistentCookieLifetime=14,langPrefCookieDomain="example.com", 
langPrefOrder="serverOverrideLangPref,oamPrefsCookie,browserAcceptLanguage,
defaultLanguage",serverOverrideLanguage="", 
defaultLanguage="en",applicationSupportedLocales="") 

2.1.13 configRequestCacheType

configRequestCacheTypeコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内にSSOサーバー・リクエスト・キャッシュ・タイプを定義します。

説明

システム構成内にSSOサーバー・リクエスト・キャッシュ・タイプを定義します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

configRequestCacheType(type="<requestCacheType>", domainHome="<domainHome>") 
引数 定義
type

必須。リクエスト・キャッシュ・タイプを指定します。値としてBASICまたはCOOKIEを取ります。

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、リクエスト・キャッシュ・タイプをCookieとして定義します。

configRequestCacheType(type="COOKIE") 

2.1.14 displayRequestCacheType

displayRequestCacheTypeコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、指定されたドメインに対して定義されているSSOサーバー・リクエスト・キャッシュ・タイプを表示します。リクエスト・キャッシュ・タイプは、BASICまたはCOOKIEです。

説明

指定されたドメインに対して定義されているSSOサーバー・リクエスト・キャッシュ・タイプ・エントリを表示します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

displayRequestCacheType(domainHome="<domainHome>")
引数 定義
domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、指定されたドメイン・ホームに対して定義されているリクエスト・キャッシュ・タイプ(BASICまたはCOOKIE)を表示します。

displayRequestCacheType(domainHome="domainHome1") 

2.1.15 editOssoAgent

editOssoAgentコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内のOpenSSO (OSSO)エージェントの登録の詳細を変更できます。

説明

サイト・トークン、成功URL、失敗URL、ホームURL、ログアウトURL、開始日、終了日、管理者ID、管理者情報など、OSSOエージェントの登録の詳細を変更します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

editOssoAgent(agentName="AgentName", partnerId = "<partnerId>", 
siteToken = "<siteToken>", siteName = "<siteName>", successUrl ="<successUrl>", 
failureUrl = "<failureUrl>", homeUrl="<homeUrl>", logoutUrl="<logoutUrl>", startDate = "<startDate>", endDate = "<endDate>", adminId = "<adminId>", 
adminInfo = "<AdminInfo>", domainHome="<domainHomeName>") 
引数 定義
agentName

必須。変更するOSSOエージェント・エントリの名前を指定します。

adminIdは、OSSOエージェントの管理者IDです(オプション)。

adminInfoは、OSSOエージェントの管理者情報です(オプション)。

partnerId

オプション。OSSOエージェント・インスタンスのエージェント名を指定します。

siteToken

オプション。認証の要求時にパートナが使用するアプリケーション・トークンを指定します。

siteName

オプション。OSSOエージェント・インスタンスのSiteName/ServerNameを指定します。

successUrl

オプション。認証が成功した場合に、OSSOエージェントが使用するリダイレクトURLを指定します。

failureUrl

オプション。認証が失敗した場合に、OSSOエージェントが使用するリダイレクトURLを指定します。

homeUrl

オプション。認証後、ホーム・ページで使用するリダイレクトURLを指定します。

logoutUrl

オプション。ユーザーがログアウトしたときに使用するリダイレクトURLを指定します。

startDate

オプション。アプリケーションへのログインがサーバーによって許可される最初の年月日を指定します。

endDate

オプション。アプリケーションへのログインがサーバーによって許可される最後の年月日を指定します。

adminId

オプション。OSSOエージェントの管理者ログインIDを指定します。

adminInfo

オプション。トラッキング目的の、OSSOエージェントの管理者IDを指定します。

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、OSSOAgent1の登録エントリ内の管理者IDおよび情報を変更します。

editOssoAgent(agentName = "OSSOAgent1", partnerId = "partnerId", 
siteToken = "siteToken", siteName = "siteName", successUrl="successUrl", 
failureUrl = "failureUrl", homeUrl="homeUrl", logoutUrl="logoutUrl", 
startDate = "2009-12-10", endDate = "2012-12-30", adminId = "345", 
adminInfo = "Agent11", domainHome="domainHome1")

2.1.16 deleteOssoAgent

deleteOssoAgentコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内の、指定されたOSSOエージェントの登録を削除できます。

説明

システム構成内の、指定されたOSSOエージェントの登録を削除します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

deleteOssoAgent(agentName="<AgentName>", domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義
agentName

必須。削除するOSSOエージェント・エントリの名前を指定します。

domainhome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、OSSOAgent1という名前のOSSOエージェントの登録エントリを削除します。

deleteOssoAgent(agentName="OSSOAgent1", domainHome="domainHome1")

2.1.17 displayOssoAgent

displayOssoAgentコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内の、指定されたOSSOエージェント・エントリの詳細を表示します。

説明

Access Manager管理コンソールに、指定されたOSSOエージェント・エントリの詳細を表示します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

displayOssoAgent(agentName="<AgentName>", domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義
agentName

必須。表示するOSSOエージェント・エントリの名前を指定します。

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、OSSOAgent1エントリの詳細を表示します。

displayOssoAgent(agentName="OSSOAgent1", domainHome="domainHome1")

2.1.18 editWebgateAgent

editWebgateAgentコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内の、Webゲート10gの登録エントリを変更できます。

説明

システム構成内の、Webゲート10gの登録エントリを変更します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

editWebgateAgent(agentName="<AgentName>",
accessClientPasswd="<accessClientPassword >",state="<state>", preferredHost="<host>", 
aaaTimeOutThreshold="<aaaTimeoutThreshold >", security="<security>",primaryCookieDomain="<primaryCookieDomain>", maxConnections="<maxConnections>",maxCacheElems="<maxCacheElements >", cacheTimeout="<cacheTimeOut>", 
cookieSessionTime="<cookieSessionTime >", maxSessionTime="<maxSessionTime>",
idleSessionTimeout="<idleSessionTimeout >",failoverThreshold="<failoverThreshold >", domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義
agentName

必須。変更するWebゲート・エージェントの名前を指定します。

accessClientPasswd

オプション。Webゲート・エージェントのアクセス・クライアント・パスワードを指定します。

state

オプション。Webゲート・エージェントを有効にするか、無効にするかを指定します。値はそれぞれ、EnabledまたはDisabledです。

preferredHost

オプション。Webゲート・エージェントの優先ホストを指定します。これにより、ホストの識別子がホスト識別子リストに含まれていない場合に生じる可能性があるセキュリティ・ホールを防ぐことができます。仮想ホスティングでは、ホスト識別子機能を使用する必要があります。

aaaTimeOutThreshold

オプション。Access Managerランタイム・サーバーからの応答を待機する秒数を指定します。このパラメータが設定された場合、アプリケーションのTCP/IPタイムアウトとして、デフォルトのTCP/IPタイムアウトではなくこの値が使用されます。デフォルト = -1(デフォルトのネットワークTCP/IPタイムアウトが使用されます)

security

オプション。Access Managerランタイム・サーバーに対するトランスポート・セキュリティのレベルを指定します。値としてopen、simpleまたはcertのいずれかを取ります。

primaryCookieDomain

オプション。Access Managerエージェントのデプロイ先のWebサーバー・ドメインを指定します。たとえば、acompany.comです

maxConnections

オプション。このAccess ManagerエージェントがAccess Managerサーバーで確立できる接続の最大数を指定します。この数は、このエージェントに実際に関連付けられている接続の数と同じか、それを超える数である必要があります。デフォルト = 1

maxCacheElems

オプション。キャッシュ内で維持される要素の最大数を指定します。キャッシュ要素は、URLまたは認証スキームです。この設定の値は、これら両方のキャッシュ内の要素の最大合計カウントを意味します。デフォルト = 10000

cacheTimeout

オプション。キャッシュされた情報が使用も参照もされない場合に、その情報がAccess Managerエージェント・キャッシュ内にとどまる時間を指定します。デフォルト = 1800(秒)

cookieSessionTime

オプション。ObSSOCookieが保持される時間を指定します。デフォルト = 3600(秒)

maxSessionTime

オプション。ユーザーの認証セッションが、そのアクティビティに関係なく有効である最大時間(秒単位)を指定します。この時間が経過すると、ユーザーは、再度認証を求められます。これは強制的なログアウトです。値0を指定すると、このタイムアウト設定は無効になります。デフォルト = 3600(秒)

idleSessionTimeout

ドメイン・ホームの場所を指定します。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

failoverThreshold

オプション。このAccess ManagerエージェントがセカンダリAccess Managerサーバーへの接続をオープンするときのポイントを表す数を指定します。デフォルト = 1

domainHome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

任意の設定またはすべての設定を変更できます。次の例を使用して、エージェントID、状態、最大接続数、Access Managerサーバーのタイムアウト、プライマリCookieドメイン、キャッシュ・タイムアウト、Cookieセッション・タイムアウト、最大セッション・タイムアウト、アイドル・セッション・タイムアウトおよびフェイルオーバーしきい値を変更します。

editWebgateAgent(agentName="WebgateAgent1", accessClientPasswd="welcome1",
state="Enabled", preferredHost="141.144.168.148:2001", aaaTimeOutThreshold = "10",
security="open", primaryCookieDomain="primaryCookieDomain", maxConnections="16",
maxCacheElems="10000", cacheTimeout="1800", cookieSessionTime="3600",
maxSessionTime="24", idleSessionTimeout="3600", failoverThreshold="1", 
domainHome="domainHome1")

2.1.19 deleteWebgateAgent

deleteWebgateAgentコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内のWebgate_agent登録エントリを削除できます。

説明

システム構成から指定されたWebgate_agent登録エントリを削除します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

deleteWebgateAgent(agentName="<AgentName>", domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義
agentName

必須。削除するWebゲート・エージェントの名前を指定します。

domainHome

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、WebgateAgent1という名前のWebゲート・エージェントを削除します。

deleteWebgateAgent(agentName="WebgateAgent1", domainHome="domainHome1")

2.1.20 displayWebgateAgent

displayWebgateAgentコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、Access Manager管理コンソール内に指定されたWebgate_agent登録エントリのすべての詳細を表示します。

説明

Access Manager管理コンソールに、指定されたWebgate_agent登録エントリのすべての詳細を表示します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

displayWebgateAgent(agentName="<AgentName>", domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義
agentName

必須。表示するWebゲート・エージェントの名前を指定します。

domainhome 

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、WebgateAgent1のエントリの詳細を表示します。

displayWebgateAgent(agentName="WebgateAgent1", domainHome="domainHome1")

2.1.21 exportPolicy

exportPolicyコマンドはオンライン・コマンドで、テスト(ソース)環境から指定された中間Access ManagerファイルにAccess Managerポリシー・データをエクスポートします。

説明

テスト(ソース)環境から中間Access ManagerファイルにAccess Managerポリシー・データをエクスポートします。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

exportPolicy(pathTempOAMPolicyFile="<absoluteFilePath>")
引数 定義
pathTempOAMPolicyFile 

必須。一時Access Managerファイルへの絶対パスを指定します。

次の例では、テスト(ソース)環境からポリシー・データをエクスポートするときに使用するtempfile.txtファイルへのパスを指定します。

exportPolicy(pathTempOAMPolicyFile="/exampleroot/parent/tempfile.txt") 

2.1.22 importPolicy

importPolicyコマンドはオンライン・コマンドで、指定されたAccess ManagerファイルからAccess Managerポリシー・データをインポートします。

説明

指定されたAccess ManagerファイルからAccess Managerポリシー・データをインポートします。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

importPolicy(pathTempOAMPolicyFile="<absoluteFilePath>")
引数 定義
pathTempOAMPolicyFile 

必須。一時Access Managerファイルへの絶対パスを指定します。

次の例では、ポリシー・データを本番(ターゲット)環境にインポートするときに使用するtempfile.txtファイルへのパスを指定します。

importPolicy(pathTempOAMPolicyFile="/exampleroot/parent/tempfile.txt") 

2.1.23 importPolicyDelta

importPolicyDeltaコマンドはオンライン・コマンドで、指定されたAccess ManagerファイルからAccess Managerポリシーの変更をインポートします。

説明

指定されたAccess ManagerファイルからAccess Managerポリシーの変更をインポートします。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

importPolicyDelta(pathTempOAMPolicyFile="<absoluteFilePath>")
引数 定義
pathTempOAMPolicyFile 

必須。一時Access Managerファイルへの絶対パスを指定します。

次の例では、変更されたポリシー・データを本番(ターゲット)環境にインポートするときに使用するtempfile_delta.txtファイルへのパスを指定します。

importPolicyDelta(pathTempOAMPolicyFile="/exampleroot/parent/tempfile_delta.txt") 

2.1.24 migratePartnersToProd

migratePartnersToProdコマンドはオンライン・コマンドで、現在の(ソース)Access Managerサーバーから指定された(ターゲット)Access Managerサーバーにパートナを移行します。

説明

現在の(ソース)Access Managerサーバーから指定された(ターゲット)Access Managerサーバーにパートナを移行します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

migratePartnersToProd(prodServerHost="<host>", prodServerPort="<port>", 
prodServerAdminUser="<user>", prodServerAdminPwd="<passwd>")
引数 定義

prodServerHost

パートナの移行先となるターゲットAccess Managerサーバーのホスト名。

prodServerPort

パートナの移行先となるターゲットAccess Managerサーバーのポート。

prodServerAdminUser

パートナの移行先となるターゲットAccess Managerサーバーの管理者。

prodServerAdminPwd

ターゲットAccess Managerサーバーの管理者のパスワード。

次の例では、パートナの移行に必要な情報を指定します。

migratePartnersToProd(prodServerHost="myhost", prodServerPort="1234", 
prodServerAdminUser="weblogic", prodServerAdminPwd="welcome")

2.1.25 exportPartners

exportPartnersコマンドはオンライン・コマンドで、ソースから指定されたAccess ManagerファイルにAccess Managerパートナをエクスポートします。

説明

ソースから指定されたAccess ManagerファイルにAccess Managerパートナをエクスポートします。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

exportPartners(pathTempOAMPartnerFile="<absoluteFilePath>")
引数 定義
pathTempOAMPolicyFile 

必須。一時Access Managerファイルへの絶対パスを指定します。

次の例では、Access Managerパートナ・ファイルへの絶対パスを指定します。

exportPartners(pathTempOAMPolicyFile="/exampleroot/parent/tempfile_partners.xml") 

2.1.26 importPartners

importPartnersコマンドはオンライン・コマンドで、指定されたAccess ManagerファイルからAccess Managerパートナをインポートします。

説明

指定されたAccess ManagerファイルからAccess Managerパートナをインポートします。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

importPartners(pathTempOAMPartnerFile="<absoluteFilePath>")
引数 定義

pathTempOAMPartnerFile

必須。一時Access Managerパートナ・ファイルへのパスを指定します。

次の例では、パートナのインポート元となるAccess Managerファイルへの絶対パスを指定します。

importPartners(pathTempOAMPolicyFile="/exampleroot/parent/tempfile_partners.xml") 

2.1.27 displayTopology

displayTopologyコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、デプロイメント内のすべてのAccess Managerサーバーに関する情報を表示します。

説明

デプロイ済のAccess Managerサーバーのトポロジを一覧表示します。

構文

displayTopology(domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義
domainHome

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、指定されたドメイン・ホーム内のデプロイ済のすべてのAccess Managerサーバーの詳細を一覧表示します。

displayTopology(domainHome="domainHome1")

2.1.28 configureOAAMPartner

configureOAAMPartnerコマンドはオンライン・コマンドで、Access ManagerとOracle Adaptive Access Manager (OAAM)の基本的な統合を構成します。

説明

Access ManagerとOAAMの基本的な統合を構成します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

configureOAAMPartner(dataSourceName="<dataSourceName>", hostName="<hostName>", 
port="<port>", serviceName="<serviceName>", userName="<userName>", 
passWord="<passWord>", maxConnectionSize="<maxConnectionSize>", 
maxPoolSize="<maxPoolSize>", serverName="<serverName>")
引数 定義

dataSourceName

必須。作成するデータ・ソースの名前を指定します。

hostName

必須。データベース・ホストの名前を指定します。

port

必須。データベース・ポート番号を指定します。

serviceName

必須。データベース・サービス名を指定します。

userName

必須。OAAMスキーマ名を指定します。

passWord

必須。OAAMスキーマ・パスワードを指定します。

maxConnectionSize

オプション。接続予約タイムアウトの最大値を指定します。

maxPoolSize

オプション。接続プールの最大サイズを指定します。

serverName

オプション。データ・ソースのターゲット・サーバーを指定します。

次の例では、Access ManagerとOAAMの基本的な統合を構成します。

configureOAAMPartner(dataSourceName="MyOAAMDS", hostName="host.example.com", 
port="1521", serviceName="sevice1", userName="username", passWord="password", 
maxConnectionSize=None, maxPoolSize=None, serverName="oam_server1")

2.1.29 registerOIFDAPPartner

registerOIFDAPPartnerコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、Oracle Access Management Identity Federation (Identity Federation)をDelegated Authentication Protocol (DAP)パートナとして登録します。

説明

Identity FederationをDelegated Authentication Protocol (DAP)パートナとして登録します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

registerOIFDAPPartner(keystoreLocation="/scratch/keystore" 
logoutURL="http://<oifhost>:<oifport>/fed/user/splooam11g?
 doneURL=http(s)://<oamhost>:<oamport>/oam/server/pages/logout.jsp", 
rolloverTime="nnn")
引数 定義

keystoreLocation

必須。キーストア・ファイル(Identity Federationサーバーで生成されたもの)の場所を指定します。

logoutURL

必須。Identity FederationサーバーのログアウトURLを指定します。

rolloverTime

オプション。SASSOトークンの暗号化/復号化に使用されたキーをロールオーバーできる時間(秒数)を指定します。

次の例では、パラメータの使用例を示します。

registerOIFDAPPartner(keystoreLocation="/scratch/keystore",
logoutURL="http(s)://oif.mycompany.com:1234/fed/user/splooam11g?
doneURL=http(s)://oam.mycompany.com:5678/oam/server/pages/logout.jsp", rolloverTime="500")

2.1.30 registerOIFDAPPartnerIDPMode

registerOIFDAPPartnerIDPModeコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、Identity FederationをDelegated Authentication Protocol (DAP)パートナとしてIDPモードで登録します。

説明

Identity FederationをDelegated Authentication Protocol (DAP)パートナとしてIDPモードで登録します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

registerOIFDAPPartnerIDPMode(logoutURL="http://<oifhost>:<oifport>/fed/user/sploosso?doneURL=http://<oamhost>:<oamport>/ngam/server/pages/logout.jsp")
引数 定義

logoutURL

必須。Identity FederationサーバーのログアウトURLを指定します。

次の例では、ログアウトURLパラメータの使用例を示します。

registerOIFDAPPartner(
logoutURL="http://oif.oracle.com:1234/fed/user/sploosso?
 doneURL=http://oam.oracle.com:5678/ngam/server/pages/logout.jsp")

2.1.31 registerThirdPartyTAPPartner

registerThirdPartyTAPPartnerコマンドはオンライン・コマンドで、サード・パーティをTrusted Authentication Protocol (TAP)パートナとして登録します。

説明

任意のサード・パーティをTrusted Authentication Protocol (TAP)パートナとして登録します。

構文

registerThirdPartyTAPPartner(partnerName="ThirdPartyTAPPartner", 
keystoreLocation="/scratch/DAPKeyStore/mykeystore.jks", 
password="test", tapTokenVersion="v2.0", tapScheme="TAPScheme", 
tapRedirectUrl="http://thirdpartyserverhost:port/loginPage.jsp")
引数 定義
partnerName 

必須。パートナの名前を指定します。サード・パーティのパートナの識別に使用する任意の名前を指定できます。

keystoreLocation 

必須。キーストア・ファイルの場所を指定します。

password 

必須。キーストア・ファイルのパスワードを指定します。

tapTokenVersion

必須。Trusted Authentication Protocolのバージョンを指定します。

tapScheme

オプション。リソースの保護に使用するTAPScheme名を指定します(TAPSchemeは即時利用可能)。

tapRedirectUrl

オプション。資格証明コレクタのリダイレクト先となるTAPチャレンジURLを指定します。

次の例では、パラメータの使用例を示します。

registerThirdPartyTAPPartner(partnerName = "ThirdPartyTAPPartner", 
keystoreLocation="/scratch/DAPKeyStore/mykeystore.jks", 
password="test", tapTokenVersion="v2.0", tapScheme="TAPScheme", 
tapRedirectUrl="http://thirdpartyserverhost:port/loginPage.jsp")

2.1.32 disableCoexistMode

disableCoexistModeコマンドはオンライン・コマンドで、共存モードを無効にします。

説明

共存モードを無効にします。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。このコマンドには引数はありません。

構文

disableCoexistMode()

次の例では、共存モードを無効にします。

disableCoexistMode()

2.1.33 enableOamAgentCoexist

enableOamAgentCoexistコマンドはオンライン・コマンドで、Access Managerエージェントの共存モードを有効にします(10g Webゲートによって設定されたObssocookieを所有するために、Access Manager 11gサーバーを有効にします)。

説明

Access Managerエージェントの共存モードを有効にします。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。このコマンドには引数はありません。

構文

enableOamAgentCoexist()

次の例では、共存モードを有効にします。

enableOamAgentCoexist

2.1.34 disableOamAgentCoexist

disableOamAgentCoexistコマンドはオンライン・コマンドで、Access Managerエージェントの共存モードを無効にします。

説明

Access Managerエージェントの共存モードを無効にします。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。このコマンドには引数はありません。

構文

disableOamAgentCoexist()

次の呼出しは、共存モードを有効にします。

disableOamAgentCoexist

2.1.35 editGITOValues

editGITOValuesコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、GITO構成パラメータを編集します。

説明

GITO構成パラメータを編集します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

editGITOValues(gitoEnabled="true", gitoCookieDomain=".abc.com", 
gitoCookieName="ABC", gitoVersion="v1.0", gitoTimeout="20", 
gitoSecureCookieEnabled="false", domainHome="/abc/def/ijk")
引数 定義

gitoEnabled

ユーザーによるGITO対応プロパティの設定を許可(または拒否)します。値としてtrueまたはfalseを取ります。

gitoCookieDomain

必須。GITO Cookieドメインを指定します。

gitoCookieName

オプション。Cookie名を指定します。

gitoVersion

オプション。GITOバージョンを指定します。値としてv1.0またはv3.0のみを取ります。

gitoTimeout

オプション。GITOタイムアウト値を指定します。

gitoSecureCookieEnabled

オプション。GITO Cookie対応プロパティを有効にします。値としてtrueまたはfalseを取ります。

domainHome

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、GITO構成パラメータを編集します。

editGITOValues(gitoEnabled="true", gitoCookieDomain=".abc.com", 
gitoCookieName="ABC", gitoVersion="v1.0", gitoTimeout="20", 
gitoSecureCookieEnabled="false", domainHome="/abc/def/ijk")

2.1.36 editWebgate11gAgent

editWebgate11gAgentコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内の11g Webgate_entry登録を編集します。

説明

システム構成内の11g Webgate_entry登録を編集します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

editWebgate11gAgent(agentName="<AgentName>", 
accessClientPasswd="<accessClientPassword >",state="<state>", preferredHost="<host>", 
aaaTimeoutThreshold="<aaaTimeOutThreshold>", security="<security>",logOutUrls="<logOutUrls>", maxConnections="<maxConnections>",maxCacheElems="<maxCacheElements>", cacheTimeout="<cacheTimeOut>", 
logoutCallbackUrl="<logoutCallbackUrl >",maxSessionTime="<maxSessionTime>", logoutRedirectUrl="<logoutRedirectUrl >",failoverThreshold="<failoverThreshold>",
tokenValidityPeriod="<tokenValidityPeriod>",logoutTargetUrlParamName="<logoutTargetUrlParamName>", domainHome="<domainHome>",allowManagementOperations="<allowManagementOperations>", 
allowTokenScopeOperations="<allowTokenScopeOperations>", 
allowMasterTokenRetrieval="<allowMasterTokenRetrieval>", 
allowCredentialCollectorOperations="<allowCredentialCollectorOperations>")
引数 定義
agentName

必須。変更する11g Webゲート・エージェントの名前を指定します。

accessClientPasswd

オプション。このWebゲート・エージェントの一意のクライアント・パスワードを指定します。

state

オプション。Webゲート・エージェントを有効にするか、無効にするかを指定します。値はそれぞれ、EnabledまたはDisabledです。

preferredHost

オプション。Webゲート・エージェントの優先ホストを指定します。これにより、ホストの識別子がホスト識別子リストに含まれていない場合に生じる可能性があるセキュリティ・ホールを防ぐことができます。仮想ホスティングでは、ホスト識別子機能を使用する必要があります。

aaaTimeoutThreshold

オプション。Access Managerランタイム・サーバーからの応答を待機する秒数を指定します。このパラメータが設定された場合、アプリケーションのTCP/IPタイムアウトとして、デフォルトのTCP/IPタイムアウトではなくこの値が使用されます。デフォルト = -1(デフォルトのネットワークTCP/IPタイムアウトが使用されます)

security

オプション。Access Managerランタイム・サーバーに対するトランスポート・セキュリティのレベルを指定します。値としてopen、simpleまたはcertのいずれかを取ります。

logOutUrls

ログアウト・ハンドラをトリガーするURLのリスト。ログアウト・ハンドラは、ObSSOCookieを削除します。

maxConnections

オプション。このAccess ManagerエージェントがAccess Managerサーバーで確立できる接続の最大数を指定します。この数は、このエージェントに実際に関連付けられている接続の数と同じか、それを超える数である必要があります。デフォルト = 1

maxCacheElems

オプション。キャッシュ内で維持される要素の最大数を指定します。キャッシュ要素は、URLまたは認証スキームです。この設定の値は、これら両方のキャッシュ内の要素の最大合計カウントを意味します。デフォルト = 10000

cacheTimeout

オプション。キャッシュされた情報が使用も参照もされない場合に、その情報がAccess Managerエージェント・キャッシュ内にとどまる時間を指定します。デフォルト = 1800(秒)

logoutCallbackUrl

oam_logout_successへのURL。oam_logout_successは、コールバック中にCookieをクリアします。デフォルトでは、これは、エージェントの登録時に指定されたエージェント・ベースURLに基づきます。たとえば:

http://<host>:<port>

maxSessionTime

オプション。ユーザーの認証セッションが、そのアクティビティに関係なく有効である最大時間(秒単位)を指定します。この時間が経過すると、ユーザーは、再度認証を求められます。これは強制的なログアウトです。値0を指定すると、このタイムアウト設定は無効になります。デフォルト = 3600(秒)

logoutRedirectUrl

オプション。中央ログアウト・ページ(logout.html)へのURL(絶対パス)を指定します。デフォルトでは、これは、デフォルト・ポート14200のAccess Manager管理コンソールのホスト名に基づきます。

failoverThreshold

オプション。このAccess ManagerエージェントがセカンダリAccess Managerサーバーへの接続をオープンするときのポイントを表す数を指定します。デフォルト = 1

tokenValidityPeriod

オプション。Access Managerエージェントで保護されているリソースにアクセスすることなく、ユーザーの認証セッションが有効である時間(秒単位)を指定します。

logoutTargetUrlParamName

オプション。この値は、ログアウト時に呼び出され、OPSSレベルで構成されるログアウト・ターゲットURLです。

domainHome

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

allowManagementOperations

オプション。管理操作の許可のフラグを設定します

allowTokenScopeOperations

オプション。トークン・スコープ操作の許可のフラグを設定します

idleSessionTimeout

オプション。次を指定します

allowMasterTokenRetrieval

マスター・トークン取得の許可のフラグを設定します

allowCredentialCollectorOperations

資格証明コレクタ操作の許可のフラグを設定します

次の例では、必須のパラメータとオプションのパラメータをすべて使用しています。

editWebgate11gAgent(agentName="WebgateAgent1", accessClientPasswd="welcome1",
state="Enabled", preferredHost="141.144.168.148:2001", aaaTimeoutThreshold="10",
security="open", logOutUrls="http://host1.oracle.com:1234", maxConnections = "16",
maxCacheElems="10000", cacheTimeout="1800", 
logoutCallbackUrl="http://host2.oracle.com:1234",
maxSessionTime="24", logoutRedirectUrl="logoutRedirectUrl", 
failoverThreshold="1", tokenValidityPeriod="tokenValidityPeriod",
logoutTargetUrlParamName="logoutTargetUrl", domainHome="domainHome1",
allowManagementOperations="false", allowTokenScopeOperations="false", 
allowMasterTokenRetrieval="false", allowCredentialCollectorOperations="false")

2.1.37 deleteWebgate11gAgent

deleteWebgate11gAgentコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内の11g Webgate_agentエントリを削除できます。

説明

システム構成内の11g Webgate_agentエントリを削除します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

deleteWebgate11gAgent(agentName="<AgentName>", domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義
agentName

必須。削除する11g Webゲート・エージェントの名前を指定します。

domainHome

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、my_11gWebGateという名前の11g Webgate_agentエントリを削除します。

deleteWebgate11gAgent(agentName="my_11gWebGate", domainHome="domainHome1")

2.1.38 displayWebgate11gAgent

displayWebgate11gAgentコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、11g Webgate_agent登録エントリを表示できます。

説明

11g Webゲート・エージェント登録エントリを表示します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

displayWebgate11gAgent(agentName="<AgentName>", domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義
agentName

必須。変更する11g Webゲート・エージェントの名前を指定します。

domainHome

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、my_11gWebGateという名前のWebゲート・エージェントを表示します。

displayWebgate11gAgent(agentName="my_11gWebGate", domainHome="domainHome1")

2.1.39 displayOAMMetrics

displayOAMMetricsコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、Access Managerサーバーのメトリックを表示できます。

説明

Access Managerサーバーのメトリックを表示します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

displayOAMMetrics(domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義
domainHome

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、指定されたドメイン内のAccess Managerサーバーのメトリックを表示します。

displayOAMMetrics(domainHome="domainHome1") 

2.1.40 updateOIMHostPort(非推奨)

非推奨 - Access Managerとの統合時にOracle Identity Manager構成を更新するオンラインのみのコマンド。

説明

システム構成内のIdentity Manager構成を更新します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

updateOIMHostPort(hostName="<host name>", port="<port number>", secureProtocol="true")
引数 定義

hostName

Identity Managerホストの名前。

port

Identity Managerホストのポート。

secureProtocol

通信がHTTP経由かHTTPS経由かに応じて、値にtrueまたはfalseを取ります。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

updateOIMHostPort(hostName="OIM.oracle.com", port="7777", secureProtocol="true") 

2.1.41 configureOIM(非推奨)

非推奨 - Access Managerとの統合時にOracle Identity Manager固有のエージェント・プロファイルを登録するオンラインのみのコマンド。

説明

Access Managerとの統合時にOracle Identity Manager固有のエージェント・プロファイルを作成します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

configureOIM(oimHost="<OIM host>", oimPort="<port>", 
oimSecureProtocolEnabled="true | false", oimAccessGatePwd="<AccessGatePassword>", 
oimCookieDomain="<OIMCookieDomain>", oimWgId="<OIMWebgateID>", 
oimWgVersion="<OIMWebgateVersion>")
引数 定義

oimHost

Oracle Identity Managerホストの名前。EDGの場合は、OIMクラスタのフロント・エンドLBRホスト名。

oimPort

Oracle Identity Manager管理対象サーバーのポート。EDGの場合は、OIM管理対象サーバー・クラスタのフロント・エンドLBRポート。

oimSecureProtocolEnabled

通信がHTTP経由かHTTPS経由かに応じて、値にtrueまたはfalseを取ります。

oimAccessGatePwd

指定する場合は、オープン・モードのエージェント・パスワード。

oimCookieDomain

Cookieが設定されるドメイン。

oimWgId

エージェントの登録名。

oimWgVersion

可能な値は10gまたは11gです。指定しない場合、デフォルトは10gです。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

configureOIM(oimHost="oracle.com", oimPort="7777", oimSecureProtocolEnabled="true",
oimAccessGatePwd = "welcome", oimCookieDomain = "domain1",
oimWgId="<OIM Webgate ID>", oimWgVersion="10g")

2.1.42 updateOSSOResponseCookieConfig

updateOSSOResponseCookieConfigコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、OSSOプロキシ・レスポンスCookie設定を更新します。

説明

OSSOプロキシ・レスポンスCookie設定を更新します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

updateOSSOResponseCookieConfig(cookieName="<cookieName>",cookieMaxAge="<cookie age in minutes>", isSecureCookie="true | false",cookieDomain="<domain of the cookie>", domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義

cookieName

オプション。設定が更新されるCookieの名前。指定しない場合、グローバル設定が更新されます。

cookieMaxAge

Cookieの最大保持時間(分単位)。負の値の場合、セッションCookieが設定されます。

isSecureCookie

Cookieを保護する(SSLチャネルで送信する)かどうかを指定するブール・フラグ。

cookieDomain

Cookieのドメイン。

domainHome

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

updateOSSOResponseCookieConfig(cookieName = "ORASSO_AUTH_HINT",
cookieMaxAge = "525600", isSecureCookie = "false",
cookieDomain=".example.com", domainHome = "<domain_home>")

2.1.43 deleteOSSOResponseCookieConfig

deleteOSSOResponseCookieConfigコマンドはオンラインおよびオフライン・コマンドで、システム構成内のOSSOプロキシ・レスポンスCookie設定を削除します。

説明

OSSOプロキシ・レスポンスCookie設定を削除します。このコマンドの有効範囲は、インスタンスのみであって、引数ではありません。

構文

deleteOSSOResponseCookieConfig(cookieName="<cookieName>", 
domainHome="<domainHomeName>")
引数 定義

cookieName

必須。設定が削除されるCookieの名前。グローバルCookie設定は削除できません。

domainHome

Weblogic Serverの場所またはWebSphereのセル・パスを指定します。このパラメータはWebSphereでは必須です。オフラインの場合、この値は必須です。オンラインの場合はオプションです。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

deleteOSSOResponseCookieConfig(cookieName="ORASSO_AUTH_HINT",
domainHome = "<domain_home>")

2.1.44 configureAndCreateIdentityStore

configureAndCreateIdentityStoreコマンドはオンライン・コマンドで、アイデンティティ・ストアおよび外部ユーザー・ストアを構成します。

説明

指定された値を使用して、アイデンティティ・ストアおよび外部ユーザー・ストアを構成します。

構文

configureOIM(oimHost="<OIM host>", oimPort="<port>", 
oimSecureProtocolEnabled="true | false", oimAccessGatePwd="<AccessGatePassword>", 
oimCookieDomain="<OIMCookieDomain>", oimWgId="<OIMWebgateID>", 
oimWgVersion="<OIMWebgateVersion>"), nameOfIdStore="<nameOfIdStore>", 
idStoreSecurityCredential="<idStoreSecurityCredential>",
userSearchBase="<userSearchBase>", ldapUrl="<ldapUrl>", 
groupSearchBase="<groupSearchBase>", securityPrincipal="<securityPrincipal>", idStoreType="<idStoreType>", ldapProvider="<ldapProvider>",
isPrimary="<isPrimary>", userIDProvider="<userIDProvider>", 
userNameAttr="<userNameAttr>"
引数 定義

oimHost

Oracle Identity Managerホストの名前。EDGの場合は、OIMクラスタのフロント・エンドLBRホスト名。

oimPort

Oracle Identity Manager管理対象サーバーのポート。EDGの場合は、OIM管理対象サーバー・クラスタのフロント・エンドLBRポート。

oimSecureProtocolEnabled

通信がHTTP経由かHTTPS経由かに応じて、値にtrueまたはfalseを取ります。

oimAccessGatePwd

指定する場合は、オープン・モードのエージェント・パスワード。

oimCookieDomain

Cookieが設定されるドメイン。

oimWgId

エージェントの登録名。

oimWgVersion

可能な値は10gまたは11gです。指定しない場合、デフォルトは10gです。

nameOfIdStore

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアの名前を指定します。

idStoreSecurityCredential

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのプリンシパルのパスワードを指定します。

userSearchBase

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストア内の、ユーザー・データが格納されるノードを指定します。

ldapUrl

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのLDAPホストのURL(ポート番号を含みます)を指定します。

groupSearchBase

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストア内の、グループ・データが格納されるノードを指定します。

securityPrincipal

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのプリンシパル管理者を指定します。

idStoreType

必須。作成するLDAPアイデンティティ・ストアのタイプを指定します。

ldapProvider

作成するストアのLDAPプロバイダ・タイプを指定します。

isPrimary

オプション。登録するLDAPアイデンティティ・ストアがプライマリ・アイデンティティ・ストアであるかどうかを指定します。値としてtrueまたはfalseを取ります。

userIDProvider

作成するストアのユーザー・アイデンティティ・プロバイダを指定します。

userNameAttr

必須。ストアのユーザー属性を指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

configureOIM(oimHost="oracle.com", oimPort="7777", oimSecureProtocolEnabled="true",
oimAccessGatePwd = "welcome", oimCookieDomain = "domain1",
oimWgId="<OIM Webgate ID>", oimWgVersion="10g"
nameOfIdStore="nameOfIdStore", 
idStoreSecurityCredential="idStoreSecurityCredential", 
userSearchBase="userSearchBase", ldapUrl="ldapUrl", 
groupSearchBase="groupSearchBase", securityPrincipal="securityPrincipal", idStoreType="idStoreType", ldapProvider="ldapProvider", isPrimary="true", userIDProvider="userIDProvider", userNameAttr="userNameAttr")

2.1.45 configAndCreateIdStoreUsingPropFile

configAndCreateIdStoreUsingPropFileコマンドはオンライン・コマンドで、プロパティ・ファイル内に指定されている値を使用して、アイデンティティ・ストアおよび外部ユーザー・ストアを構成します。

説明

指定されたプロパティ・ファイル内に指定されている値を使用して、アイデンティティ・ストアおよび外部ユーザー・ストアを構成します。

構文

configAndCreateIdStoreUsingPropFile(path="<path_of_property_file>")
引数 定義

path

値が定義されているプロパティ・ファイルへのパス。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

configAndCreateIdStoreUsingPropFile(path="/prop_file_directory/values.properties")

2.1.46 manageAuditEvents

$$manageAuditEventsコマンドは、特定のタイプのイベントの監査を無効にする場合に使用します。

説明

manageAuditEventsは、特定のタイプのイベントの監査を無効にできるイベント・タイプ・フィルタです。このコマンドは、オンライン・モード(domainRuntime()の実行後)またはオフライン・モードで実行できます。

構文

manageAuditEvents(eventType="<event type>",auditEnabled="<true|false>",[eventStatus="<true|false>"],[presetFilter="<All|Medium|Low>"])
引数 定義

eventType

必須

フィルタするイベント・タイプを指定します。その値は、audit.logファイルでEventTypeフィールドにより定義された値か、IAU_BASE表でiau_eventtypeフィールドにより定義された値です。大文字と小文字が区別されます。

auditEnabled

必須

trueに設定すると、監査が無効になります。

trueに設定することは、フィルタを削除することと同じです。

eventStatus

オプション

特定のイベント・ステータスのイベントの監査を有効または無効にします。

true (false)に設定するとイベントの監査のみが無効になり、そのステータスはtrue (false)です。

presetFilter

オプション

指定した事前設定フィルタに対してのみフィルタをアクティブ化します。

例2-1 例

次のコマンドは、オフライン・モードで、すべてのPluginInvocationStartイベントの監査を無効にします。

manageAuditEvents(eventType="PluginInvocationStart",auditEnabled="false",domainHome="/MW_HOME/user_projects/domains/oam_domain")

次のコマンドは、オンライン・モードで、正常終了したAuthorizationイベントの監査を無効にします。

manageAuditEvents(eventType="Authorization",auditEnabled="false",eventStatus="true")

次のコマンドは、オンライン・モードで、Authorizationタイプのすべてのイベントの監査を無効にします。

manageAuditEvents(eventType="Authorization",auditEnabled="false")

2.1.47 migrateArtifacts (非推奨)

非推奨 - アーティファクトを移行します。

説明

入力アーティファクト・ファイル内に定義されている値に基づいてアーティファクトを移行します。

構文

migrateArtifacts(path="<path_to_artifacts_file>", password="<password>", 
type="OutOfPlace|InPlace", isIncremental="true|false")
引数 定義
path

アーティファクト・ファイルの場所

password 

元のアーティファクトの生成時に使用されたパスワード。

type 

移行のタイプを定義するブール値で、値としてInPlaceまたはOutOfPlaceを取ります

isIncremental

ブール値(値としてtrueまたはfalseを取ります)。trueの場合、増分アップグレードが実行されます。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

migrateArtifacts(path="/exampleroot/parent/t", password="welcome", 
type="InPlace", isIncremental="false")

2.1.48 displaySimpleModeGlobalPassphrase

displaySimpleModeGlobalPassphraseコマンドはオンライン・コマンドで、システム構成で定義されている簡易モードのグローバル・パスフレーズを平文で表示します。

説明

簡易モードのグローバル・パスフレーズを平文で表示するオンラインのみのコマンド。このコマンドには引数はありません。

構文

displaySimpleModeGlobalPassphrase()

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

displaySimpleModeGlobalPassphrase()

2.1.49 exportSelectedPartners

exportSelectedPartnersコマンドはオンライン・コマンドで、指定されたAccess Managerファイルから選択されたAccess Managerパートナをインポートします。

説明

指定されたAccess Managerファイルに、選択されたAccess Managerパートナをエクスポートします。

構文

exportSelectedPartners(pathTempOAMPartnerFile="<absoluteFilePath>", 
partnersNameList="<comma_separated_partner_names>")
引数 定義

pathTempOAMPartnerFile

必須。情報のエクスポート先となるファイルの場所。

partnersNameList

必須。エクスポートされるパートナIDのカンマ区切りのリストを指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

exportSelectedPartners(pathTempOAMPartnerFile="/exampleroot/parent/tempfile.extn"
partnersNameList="partner1,partner2")

2.1.50 oamMigrate

oamMigrateコマンドはオンライン・コマンドで、OSSO、OAM10g、OpenSSOまたはAM 7.1からOAM11gにポリシー、認証ストアおよびユーザー・ストアを移行します。

説明

移行フレームワークMBeanのbeginMigrate操作を呼び出します。

構文

oamMigrate(oamMigrateType=<migrationType>, 
pathMigrationPropertiesFile="<absoluteFilePath>") 
引数 定義

oamMigrateType

必須。実行する移行のタイプを指定します。値として次のいずれかを取ります: OSSO | OpenSSO | OAM10g

ノート: OpenSSOはSAML 7.1とOpenSSOの両方に適用します。

pathMigrationPropertiesFile

必須。移行のために必要なアーティファクトの読取り元となるファイルへのパスを指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

oamMigrate(oamMigrateType=OSSO,
pathMigrationPropertiesFile="/middlewarehome/oam-migrate.properties")

2.1.51 preSchemeUpgrade

preSchemeUpgradeコマンドはオンライン・コマンドで、preSchemeUpgrade操作を呼び出します。

説明

preSchemeUpgrade操作を呼び出します。

構文

preSchemeUpgrade
(pathUpgradePropertiesFile="/middlewarehome/oam-upgrade.properties")
引数 定義

pathUpgradePropertiesFile

必須。アップグレードのために必要なシステム・プロパティの読取り元となるファイルへのパスを指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

preSchemeUpgrade(pathUpgradePropertiesFile="/exampleroot/parent/tempfile.extn")

2.1.52 postSchemeUpgrade

postSchemeUpgradeコマンドはオンライン・コマンドで、postSchemeUpgrade操作を呼び出します。

説明

postSchemeUpgrade操作を呼び出します。

構文

postSchemeUpgrade
(pathUpgradePropertiesFile="/middlewarehome/oam-upgrade.properties")
引数 定義

pathUpgradePropertiesFile

必須。アップグレードのために必要なシステム・プロパティの読取り元となるファイルへのパスを指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

postSchemeUpgrade(pathUpgradePropertiesFile="/exampleroot/parent/tempfile.extn")

2.1.53 oamSetWhiteListMode

oamSetWhiteListModeコマンドはオンライン・コマンドで、oamSetWhiteListModeをtrueまたはfalseに設定します。

説明

oamSetWhiteListModeをtrueまたはfalseに設定します。trueの場合、Access Managerは、使用アプリケーションによって要求された最後のURLにリダイレクトされます(そのURLがホワイトリストURLとして構成されている場合のみ)。

構文

oamSetWhiteListMode(oamWhiteListMode="true|false")
引数 定義

oamWhiteListMode

必須。Access Managerのホワイトリスト・モードを有効にします。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

oamSetWhiteListMode(oamWhiteListMode="true")

2.1.54 oamWhiteListURLConfig

oamWhiteListURLConfigコマンドはオンライン・コマンドで、指定された追加、更新または削除操作に基づいて、指定されたファイルにおいて、ホワイトリストURLエントリで操作を実行します。

説明

指定されたファイルにおいて、ホワイトリストURLエントリを追加、更新または削除します。

このコマンドでは、ワイルドカードのポート/ホストが設定されたホワイトリストURLをホワイトリスト構成マップに入力できます。

ワイルドカード文字(*記号)を使用したホスト/ポートが値フィールドに指定されている場合は、その特定の書式に属するすべてのホスト/ポートが許可されます。

*記号を追加すると、ワイルドカード比較メカニズムに基づいてホワイトリストURLに対する照合が実行されます。

構文

oamWhiteListURLConfig(Name="xyz", Value="http://xyz.com:1234", 
Operation="Remove|Update")
引数 定義

Name

必須。このエントリの名前(キー)を表す有効な文字列。

Value

必須。<protocol>://<host>:<port>という形式の有効なURL。ポートが指定されない場合、デフォルトのHTTP/HTTPSポートがそれぞれ割り当てられます。

Operation

必須。値としてUpdateまたはRemoveを取ります。大/小文字は区別されません。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

oamWhiteListURLConfig(Name="xyz", Value="http://xyz.com:1234", Operation="Update")

次に、ホワイトリスト・ポートに対してワイルドカードを使用した、このコマンドの使用例を示します。

oamWhiteListURLConfig(Name="xyz", Value="http://xyz.com:*", Operation="Update")
oamWhiteListURLConfig(Name="xyz", Value="http://xyz.com:*", Operation="Remove")

次に、ワイルドカード文字を使用して値フィールドにホスト/ポートを指定したときのこのコマンドの例を示します。

oamWhiteListURLConfig(Name="xyz", Value="http://*.com:7777", Operation="Update")

前述のコマンドでは、http://xyz.com:7777http://abc.com:7777などのURLがリダイレクション用に許可されます。

oamWhiteListURLConfig(Name="xyz", Value="http://xyz.com:*", Operation="Update")

前述のコマンドでは、http://xyz.com:8000http://abc.com:4040などのURLがリダイレクション用に許可されます。

2.1.55 enableMultiDataCentreMode

enableMultiDataCentreModeコマンドはオンライン・コマンドで、マルチ・データ・センター・モードを有効にします。

説明

マルチ・データ・センター・モードを有効にします。

構文

enableMultiDataCentreMode(propfile="<absoluteFilePath>")
引数 定義

propFile

必須。マルチ・データ・センターを有効にするためのプロパティの読取り元となるファイルへの絶対パスを指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

enableMultiDataCentre(propfile="/middlewarehome/oamMDCProperty.properties")

2.1.56 disableMultiDataCentreMode

disableMultiDataCentreModeコマンドはオンライン・コマンドで、マルチ・データ・センター・モードを無効にします。

説明

マルチ・データ・センター・モードを無効にします。このコマンドには、引数はありません。

構文

disableMultiDataCentreMode()

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

disableMultiDataCentreMode()

2.1.57 setMultiDataCentreClusterName

setMultiDataCentreClusterNameコマンドはオンライン・コマンドで、マルチ・データ・センター・クラスタ名を設定します。

説明

マルチ・データ・センター・クラスタ名を設定します。

構文

setMultiDataCentreClusterName(clusterName="MyCluster")
引数 定義

clusterName

必須。クラスタの名前を指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

postSchemeUpgrade(clusterName="MyCluster")

2.1.58 setMultiDataCentreLogoutURLs

setMultiDataCentreLogoutURLsコマンドはオンライン・コマンドで、マルチ・データ・センター・パートナ・ログアウトURLを設定します。

説明

マルチ・データ・センター・パートナ・ログアウトURLを設定します。

構文

setMultiDataCentreLogoutURLs
(logoutURLs="http://<host>:<port>/logout.jsp,http://<host>:<port>/logout.jsp")
引数 定義

logoutURLs

必須。マルチ・データ・センター・パートナ・ログアウトURLのカンマ区切りのリストを指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

setMultiDataCentreLogoutURLs(logoutURLs="http://localhost:6666/logout.jsp,http://localhost:8888/logout.jsp")

2.1.59 updateMultiDataCentreLogoutURLs

updateMultiDataCentreLogoutURLsコマンドはマルチ・データ・センター・パートナ・ログアウトURLを更新します。

説明

マルチ・データ・センター・パートナ・ログアウトURLを更新します。

構文

updateMultiDataCentreLogoutURLs
(logoutURLs="http://<host>:<port>/logout.jsp,http://<host>:<port>/logout.jsp")
引数 定義

logoutURLs

必須。マルチ・データ・センター・パートナ・ログアウトURLのカンマ区切りのリストを指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

updateMultiDataCentreLogoutURLs(logoutURLs="http://localhost:7777/logout.jsp,http://localhost:9999/logout.jsp")

2.1.60 addPartnerForMultiDataCentre

addPartnerForMultiDataCentreコマンドはオンライン・コマンドで、マルチ・データ・センターにパートナを追加します。

説明

マルチ・データ・センターにパートナを追加します。このコマンドは、オンライン・モードでのみサポートされ、一度に1つのパートナを追加します。

構文

addPartnerForMultiDataCentre(propfile="<absoluteFilePath>")
引数 定義

propFile

必須。エージェント情報を含むファイルへの絶対パスを指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

addPartnerForMultiDataCentre(propfile="/middlewarehome/partnerInfo.properties")

2.1.61 removePartnerForMultiDataCentre

removePartnerForMultiDataCentreコマンドはオンライン・コマンドで、マルチ・データ・センターからパートナを削除します。

説明

マルチ・データ・センターからパートナを削除します。このコマンドは、オンライン・モードでのみサポートされ、一度に1つのパートナを削除します。

構文

removePartnerForMultiDataCentre(webgateid="<webgateId")
引数 定義

webgateid

必須。削除するパートナのIDを指定します。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

removePartnerForMultiDataCentre(webgateid="IAMSuite")

2.1.62 addOAMSSOProvider

addOAMSSOProviderコマンドはオンライン・コマンドで、指定されたログインURI、ログアウトURIおよび自動ログインURIを持つAccess Manager SSOプロバイダを追加します。

説明

このコマンドは、必要なプロパティを持つAccess Manager SSOサービス・インスタンスを追加することにより、ドメインjps-config.xmlを変更します。エラーが発生した場合、コマンドはWLSTExceptionを返します。

構文

addOAMSSOProvider(loginuri, logouturi, autologinuri)
引数 定義

loginuri

ログイン・ページのURIを指定します。必須。

logouturi

ログアウト・ページのURIを指定します。オプション。指定されていない場合、デフォルトはlogouturi=NONEです。

ADFセキュリティがOPSSログアウト・サービスを確実に呼び出すよう、""に設定します。これは、クラスOAMSSOServiceImplの実装を使用してCookie ObSSOCookieをクリアします。ユーザーをログアウトすることなくCookieをクリアする必要があるADFセキュアなWebアプリケーションでは、この設定を使用してください。

autologinuri

自動ログイン・ページのURIを指定します。オプション。指定されていない場合、デフォルトはautologin=NONEです。

次の例では、このコマンドの使用例を示します。

addOAMSSOProvider(loginuri="/${app.context}/adfAuthentication", 
 logouturi="/oamsso/logout.html", autologinuri="/example.cgi")