4.2.5 コンテナ・イメージ・レジストリ(CIR)のインストール

管理コンテナのインストール中に、コンテナ・イメージがコンテナ・イメージ・レジストリ(CIR)にプッシュされます。デプロイメント時、イメージが同じレジストリからプルされます。そのため、前提条件としてコンテナ・イメージ・レジストリをインストールする必要があります。このレジストリは、OAA、OARMおよびOUAをデプロイするKubernetesクラスタ内のすべてのノードからアクセスできる必要があります。

使用しているCIRによっては、インストール前に、CIRに次のリポジトリ・エントリを作成する必要があります。たとえば、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)でOracle Container Registryを使用している場合は、事前に次のリポジトリ・エントリを作成する必要があります。作成しないと、インストールでイメージのプッシュに失敗します:
  • oaa-admin
  • oaa-factor-email
  • oaa-factor-fido
  • oaa-factor-kba
  • oaa-factor-push
  • oaa-factor-sms
  • oaa-factor-totp
  • oaa-factor-yotp
  • oaa-factor-custom
  • oaa-mgmt
  • oaa-policy
  • oaa-spui
  • oaa-svc
  • risk-cc
  • risk-engine
  • oaa-drss

ノート:

インストール時に、2つの追加イメージ(oraclelinux:8-slimおよびoraclelinux7-instantclient:19)がhttps://ghcr.io/oracleからプルされます。Kubernetesクラスタがインターネットにアクセスできない場合は、イメージを手動でプルダウンし、コンテナ・レジストリに格納する必要があります。インストールでこれらのイメージの場所を認識するには、installOAA.propertiesを編集し、install.global.testrepoをコンテナ・レジストリの場所に設定する必要があります。「インストールのためのプロパティ・ファイルの準備」を参照してください。