4.2.2 Oracle Databaseのインストール

OAA、OARMおよびOUAでは、データベース・スキーマを使用して情報が格納されます。OCIまたはオンプレミスにOracle Databaseをインストールして構成する必要があります。データベースがパーティショニング機能/能力をサポートしている必要があります。

OAA、OARMおよびOUAでは、Oracle Database 12c (12.2.0.1+)、18cおよび19cがサポートされます。サポートされているデータベース・バージョンの詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.htmlを参照してください。

OAA、OARMおよびOUAをインストールするKubernetesクラスタには、データベースへのネットワーク接続が必要です。

ノート:

ASM以外のデータベースを使用する場合は、データベースにパラメータDB_CREATE_FILE_DESTが設定されていることを確認する必要があります。たとえば:
SQL> connect SYS/<password> as SYSDBA;
Connected.
SQL> show parameter DB_CREATE_FILE_DEST;

NAME                                 TYPE        VALUE
------------------------------------ ----------- ------------------------------
db_create_file_dest                  string      /u01/app/oracle/oradata
パラメータが設定されていない場合は、次を実行します:
SQL> ALTER SYSTEM SET DB_CREATE_FILE_DEST = '/u01/app/oracle/oradata' scope=both;
ここで、/u01/app/oracle/oradataは、データファイルが存在するパスです。