16 ロール・カテゴリの管理
この章では、Oracle Identity Managerのロール・カテゴリについて説明します。
ノート:
Oracle Identity Managerのこのリリースで説明されているロール・カテゴリは、下位互換性を確保することのみを目的として存在します。ロール・カテゴリを使用することはお薦めしません。
この節では、以下のトピックについて説明します。
16.1 ロール・カテゴリについて
2つのデフォルト・ロール・カテゴリ、「OIMロール」と「デフォルト」があります。Oracle Identity Managerのフレッシュ・デプロイメントを使用する場合は、アクセス・カタログのカテゴリ属性を使用してください。Oracle Identity Managerのアップグレードされたデプロイメントを使用する場合は、ロール・カテゴリ情報でカタログのカテゴリ属性を更新してください。
Oracle Identity Managerのデフォルト・ロール・カテゴリは次のとおりです。
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OIMロール: Oracle Identity Managerのすべての事前定義済ロールはこのカテゴリに割り当てられます。これらのロールは、Oracle Identity Managerにデフォルトで存在し、主に権限の管理で使用されます。カタログには、これらの事前定義済ロールに対応するエンティティがありません。
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デフォルト: 新規に作成されたロールはこのロール・カテゴリである必要があります。したがって、ロールの作成時にロール・カテゴリが指定されていない場合、そのロールはデフォルトでこのカテゴリに割り当てられます。
ノート:
デフォルト・ロール・カテゴリはローカライズできません。
16.3 ロール・カテゴリの検索
「ロール・カテゴリの検索」ページを使用して、既存のロール・カテゴリを検索します。値やワイルドカード文字を指定して検索できます。様々な検索演算子を使用することもできます。
ロール・カテゴリを検索するには: