8.1 参照構成ドメインの利点
参照構成ドメインを使用すると、次の問題を回避できます。
データベースの問題:
- DB割当て済領域が構成された制限に達したときに、SOAサーバーを休止します。
- データベース・プロセスおよび
distributed_lock_timeout
やdb_securefiles
などのパラメータに最適なデフォルト値を提供します。
メモリーの問題:
- メモリー不足が解消されるまで、メッセージのスロットルをトリガーします。
- メモリー不足が収まると、処理を自動的にランプアップします。
- デフォルトのしきい値を超える入力ペイロードを拒否します。
接続の問題:
- ダウンストリームの失敗に対して制限付き再試行を有効にします。
- 接続および読取りタイムアウトの最適なデフォルト値を設定します。
- 最適なデフォルトJCA接続プール・サイズを提供します
スレッドの問題:
- インバウンド/アウトバウンド・サービスのワーク・マネージャを調整します。
- JCAアダプタのワーカー・スレッド数を制限します。
- JMSアダプタの動的ワーカー・スレッドを有効にします。
- ワーク・マネージャの最大スレッド制約をSOAデータ・ソース接続プール・サイズから分離します。
- 最適なデフォルト・データ・ソース接続プール・サイズを提供します。