31 サービス・バインディング・コンポーネントおよび参照バインディング・コンポーネントの構成
この章には次のトピックが含まれます:
バインディング・コンポーネントの詳細は、次のドキュメントを参照してください。
ノート:
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リモートRMI呼出しを介してSOAコンポジット・アプリケーションを呼び出す直接バインディング・コンポーネントのメッセージ・ヘッダー・プロパティは構成できません。このため、直接バインディング・コンポーネントの場合、「プロパティ」タブは表示されません。
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HTTPバインディング・コンポーネントの「httpBinding」プロパティは変更できません。
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WebサービスへのMTOMアタッチメントの追加がサポートされています。詳細は、『Oracle SOAスイートでのSOAアプリケーションの開発』を参照してください。
サービス・バインディング・コンポーネントおよび参照バインディング・コンポーネントのプロパティの構成
デプロイ済SOAコンポジット・アプリケーションに組み込まれているサービス・バインディング・コンポーネントおよび参照バインディング・コンポーネントに対してメッセージ・ヘッダー・プロパティを構成できます。
サービス・バインディング・コンポーネントおよび参照バインディング・コンポーネントのプロパティを構成するには:
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次のいずれかのオプションを使用して、このページにアクセスします。
SOAインフラストラクチャのメニューから... ナビゲータのSOAフォルダから... SOAコンポジットのメニューから... -
「サービスと参照」を選択します。
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特定のサービスまたは参照を選択します。
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「プロパティ」タブをクリックします。
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「soa-infra」を右クリックします。
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「サービスと参照」を選択します。
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特定のサービスまたは参照を選択します。
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「プロパティ」タブをクリックします。
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「サービス/参照プロパティ」を選択します。
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特定のサービスまたは参照を選択します。
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「プロパティ」タブをクリックします。
Webサービスについて次のバインディング・コンポーネント・プロパティが表示されます。
ファイル・アダプタについて次のバインディング・コンポーネント・プロパティが表示されます。JCAアダプタの選択に従って、異なる構成プロパティが表示されます。
REST参照バインディング・コンポーネントには、次のバインディング・コンポーネント・プロパティが表示されます。
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次の方法で、バインディング・コンポーネントの選択に基づいてプロパティを変更します。
ノート:
このページでアダプタ・ヘッダー・プロパティとその値を参照するには、「SOAインフラストラクチャの共通プロパティ」ページで、「監査レベル」プロパティの値を「本番」(デフォルト)から「開発」に変更する必要があります。このプロパティが「本番」に設定されている場合、プロパティとその値は表示されません。詳細は、「SOAインフラストラクチャ・プロパティの構成」を参照してください。
Webサービスに対するプロパティの構成
表31-1に、Webサービス・バインディング・コンポーネントに使用可能なプロパティを示します。
表31-1 Webサービスのプロパティ
サービス、参照またはエンドポイント | プロパティ名 | 説明 |
---|---|---|
サービス |
RESTの有効化 |
メッセージをREST形式で受け入れるWebサービス・ポートを有効または無効にします。 |
サービス |
WSDL対応 |
WebサービスのWSDLを有効または無効にします。 |
サービス |
メタデータ交換の有効化 |
Webサービスのメタデータ交換を有効または無効にします。 |
サービス |
エンドポイント・テストの有効化 |
Webサービスのエンドポイント・テストを有効または無効にします。 |
サービス |
スキーマ検証 |
スキーマ検証を有効化または無効化します。 |
サービス |
アトミック・トランザクションのフロー・オプション |
トランザクションの参加を示す値を選択します。
詳細は、『Oracle SOAスイートでのSOAアプリケーションの開発』のWS-AtomicTransactionサポートに関する項を参照してください。 |
サービス |
アトミック・トランザクションのバージョン |
WS-AtomicTransaction (WS-AT)がサポートされているバージョン(1.0、1.1、1.2またはデフォルト)を選択します。 |
RESTアダプタのプロパティの構成
表31-2に、RESTバインディング・コンポーネントに使用可能なプロパティを示します。
表31-2 RESTアダプタのプロパティ
プロパティ・タイプ | バインディング・コンポーネント・タイプ | 説明 |
---|---|---|
エンドポイント・アドレス |
参照 |
クライアントがリクエストを送信するエンドポイントURL |
チャンク化の停止 |
参照 |
クライアント・リクエストに対してチャンクを有効にするかどうかを指定するフラグ。 |
チャンク化サイズ(バイト) |
参照 |
リクエスト・チャンクのサイズ(バイト)。 |
HTTP読取りタイムアウト(ミリ秒) |
参照 |
リクエスト読取りのタイムアウトの長さ(ミリ秒)。 |
HTTP接続タイムアウト(ミリ秒) |
参照 |
リクエスト接続のタイムアウトの長さ(ミリ秒)。 |
Oracle JCAアダプタに対するプロパティの構成
未登録のJCAバインディング・レベル・プロパティをcomposite.xml
ファイルに手動で追加した後、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlでは、そのプロパティや該当するサービスや参照について登録された他のプロパティを編集できなくなります。表31-3はJCAアダプタのプロパティ・タイプを示しています。
表31-3 JCAアダプタのタイプ
プロパティ・タイプ | 説明 | 制限事項 |
---|---|---|
アクティブ化仕様および相互作用仕様 |
SOAコンポジット・アプリケーション内で、アクティブ化仕様プロパティはサービスとして機能し、相互作用仕様プロパティは参照として機能します。 |
これらのプロパティは追加したり削除しないでください。値の変更のみが可能です。 これらのプロパティには、リサイクル対象のアダプタ・エンドポイントが必要です。これらのプロパティ・タイプは、他のプロパティにも依存しています。これらのいずれかのプロパティを追加する場合、他にも追加する必要がある従属プロパティを把握する方法はありません。 |
エンドポイント |
これらのエンドポイントは、チューニングに関連するプロパティ(タイムアウト、しきい値、最大間隔などを指定する)で、アクティブ化仕様プロパティまたは相互作用仕様プロパティでは表示されません。 |
エンドポイント・プロパティの追加、削除または変更には制限がありません。プロパティが追加、削除または変更されるとアダプタに通知が送信されますが、アダプタによる再デプロイメントは不要です。
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使用可能なJCAアダプタ構成プロパティの詳細は、『テクノロジ・アダプタの理解』の付録「Oracle JCAアダプタ・プロパティ」を参照してください。