16 EventNotificationサービス

この章では、Oracle WebCenter Contentでのイベントの生成とパブリッシュに使用できるサービスについて説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

EventNotificationサービスについて

EventNotificationサービスは、Oracle WebCenter Contentでイベントを生成およびパブリッシュするために使用されます。

WebCenter Contentサービスの内容およびサービスの使用方法に関する情報は、「サービスの使用」で説明されています。基本的なサービスの構造、属性、アクションおよびサービスの例に関する情報は、「サービスのカスタマイズ」で説明されています。現在のサービスをカスタマイズするか、新しいサービスを作成する前に、この情報に精通しておく必要があります。

個々のEventNotificationサービスの場所は、それぞれのサービスの説明の中で示します。

EventNotificationサービス

Oracle WebCenter ContentでEvent Notificationコンポーネントが使用可能な場合には、次のサービスを使用できます。

EN_ADD_JMS_SERVER

このサービスを使用すると、生成されたイベントの指定キューへのパブリッシュに使用される、Java Message Service (JMS)サーバー構成の詳細をユーザーが追加できます。

場所: IdcHomeDir/components/EventNotifications/resources/eventnotifications_service.idoc

追加の必須サービス・パラメータ

  • LibraryGUID: (文字列)イベント生成を構成する必要があるライブラリのfFolderGUID。

  • JMSServerAddress: (文字列) JMSキューが構成されているJMSサーバーのアドレス。

  • JMSQueueName: (文字列)イベントをパブリッシュする必要があるキューの名前。

  • JMSConnectionFactory: (文字列)イベント構成情報を含むオブジェクト。

  • JMSServerUsername: (文字列) JMSサーバーとの接続を確立するためのユーザー名。

  • JMSServerPassword: (文字列) JMSサーバーとの接続を確立するためのパスワード。

EN_UPDATE_JMS_SERVER

このサービスを使用すると、生成されたイベントの指定キューへのパブリッシュに使用される、構成済のJMSサーバー構成をユーザーが更新できます。

場所: IdcHomeDir/components/EventNotifications/resources/eventnotifications_service.idoc

追加の必須サービス・パラメータ

  • LibraryGUID: (文字列)イベントをパブリッシュする必要があるライブラリのfFolderGUID。

  • JMSServerAddress: (文字列) JMSキューが構成されているJMSサーバーのアドレス。

  • JMSQueueName: (文字列)イベントをパブリッシュする必要があるキューの名前。

  • JMSConnectionFactory: (文字列)イベント構成情報を含むオブジェクト。

  • JMSServerUsername: (文字列) JMSサーバーとの接続を確立するためのユーザー名。

  • JMSServerPassword: (文字列) JMSサーバーとの接続を確立するためのパスワード。

EN_DELETE_JMS_SERVER

このサービスを使用すると、構成済のJMSサーバー構成をユーザーが削除できます。

場所: IdcHomeDir/components/EventNotifications/resources/eventnotifications_service.idoc

追加の必須サービス・パラメータ

  • LibraryGUID: (文字列)イベントをパブリッシュする必要があるライブラリのfFolderGUID。このパラメータは次の3つのパラメータがない場合に必要です。

  • JMSServerAddress: (文字列) JMSキューが構成されているJMSサーバーのアドレス。このパラメータはLibraryGUIDがない場合に必要です。

  • JMSQueueName: (文字列)イベントをパブリッシュする必要があるキューの名前。このパラメータはLibraryGUIDがない場合に必要です。

  • JMSConnectionFactory: (文字列)イベント構成情報を含むオブジェクト。このパラメータはLibraryGUIDがない場合に必要です。